JPH07323378A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH07323378A
JPH07323378A JP6118371A JP11837194A JPH07323378A JP H07323378 A JPH07323378 A JP H07323378A JP 6118371 A JP6118371 A JP 6118371A JP 11837194 A JP11837194 A JP 11837194A JP H07323378 A JPH07323378 A JP H07323378A
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welding
electrode
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negative electrode
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Hiroyuki Aso
浩之 麻生
Hideji Yamashita
英児 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンタル電解コンデンサのタンタル線とステ
ンレスの薄い板材を溶接する溶接装置に関し、溶接電極
の管理が容易で、かつ信頼性の高い溶接装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 回転する電極シャフト5に給電線11と陽電
極6を結合し、回転する電極シャフト15に給電線22
と陰電極16を結合し、陽電極6と陰電極16をそれぞ
れ順次回転させることにより、溶接電極の摩耗を無く
し、安定した溶接を長時間行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンタル電解コンデンサ
の製造工程におけるタンタル電極体のタンタル線とステ
ンレスの薄い板材を抵抗溶接にて接合する際に使用され
る溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の溶接装置について図面を
用いて説明する。
【0003】図5は上記溶接装置で溶接される製品を示
したものであり、板厚が薄いステンレスの板材1と、タ
ンタル電極体2におけるタンタル線2aを同図のように
接触させ、抵抗溶接する状態を示している。
【0004】図6は従来の溶接装置の要部を示した斜視
図であり、同図に示す溶接装置では、上下動するシャフ
ト41の先端に取り付けられた陽電極ホルダー42に円
板状の陽電極43が取り付けてあり、本体47の上に陰
電極48が固定されている。上記陽電極43は支持軸4
4を中心に回転するようになっており、陽電極ホルダー
42と陽電極43との間の摩擦板45、圧縮バネ46に
よって回転抵抗が与えられている。又、摩擦板45は陽
電極43に給電するための給電板の役目を果たしてい
る。
【0005】更に図7(a),(b)に示すように、陽
電極43が上下動する軌道上に固定摩擦板49が配設し
てあり、陽電極43が上下動する際、この固定摩擦板4
9に陽電極43を接触させることにより陽電極43が少
しずつ回転するようになっており、溶接する毎に陽電極
43の溶接点が変わるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ステンレスの薄い板材1とタンタル線2a
の溶接を行う際、それぞれの材料の融点(ステンレス約
1600℃、タンタル約3000℃)に差があるために
溶接条件が非常に難しく、上記従来の溶接装置では溶接
条件の変動が頻繁に起こり、ステンレスの薄い板材1が
反ったり、タンタル線2aの溶接強度が落ちたりするこ
とが日常的に発生するという課題を有していた。
【0007】その原因としては図8に示すように陽電極
43の回転は摩擦板45との摩擦力のみに依存している
ために不確実、かつ不規則であるため、定ピッチで送れ
なかったり、ほとんど送れなかった場合には摩耗した部
分で再度溶接してしまい溶接不良を引き起こしていたも
のであった。
【0008】また、図9に示すように陰電極48は固定
されているため溶接点の摩耗が激しくなり、頻繁に陰電
極48を交換しなければならなかった。
【0009】さらに図10に示すように摩擦板45によ
ってのみ陽電極43に給電している構成のため、摩擦面
の変化によりこの間の接触抵抗が変動して溶接状態のば
らつきが発生するという原因によるものであった。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決し、摩耗し
た溶接点にて溶接不良が発生したり、頻繁に溶接電極を
交換することなく、不安定な給電もなく、安定した溶接
を長時間行うことのできる優れた溶接装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による溶接装置は、本体に上下動自在に取り付
けられた陽極側電極ホルダーと、この陽極側電極ホルダ
ーに回動自在に取り付けられた円板状の陽電極と、この
陽電極を回転させる回転運動付与手段と、上記陽極側電
極ホルダーの下部に配置されて本体に取り付けられた陰
極側電極ホルダーと、この陰極側電極ホルダーに回動自
在に取り付けられた円板状の陰電極と、この陰電極を回
転させる回転運動付与手段と、上記陽電極ならびに陰電
極にそれぞれ給電を行う給電線と、この給電線を出力側
に接続した電源と、これらを制御する制御部からなる構
成としたものである。
【0012】
【作用】この構成により陽電極を電極の摩耗量に応じて
自動で任意の量だけ移動することができ、一度摩耗した
溶接点は再度使用することが無いので溶接電極の摩耗に
よる溶接不良の発生を防ぐことができる。また、陰電極
も同様に移動することができるので陰電極を頻繁に交換
することがなくなる。更に、陽電極,陰電極とも給電電
極が直接取り付けてあるので給電時の接触抵抗の変動が
なくなり、溶接電極の摩耗量の管理が正確に行え、安定
した溶接を長時間行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3
を用いて説明する。
【0014】図1は同実施例による溶接装置の構成を示
す斜視図、図2〜図4はその動作を示す要部正面図であ
る。
【0015】図1において、3は本体12に取り付けら
れたシャフトであり、図示しない別の動力により上下す
るようになっており、このシャフト3の先端に陽極側の
電極ホルダー4が固定されている。この電極ホルダー4
には回転可能なように電極シャフト5が取り付けてあ
り、この先端には円板状の陽電極6及びこの陽電極6に
摩擦を与えるための摩擦板7、圧縮バネ8が取り付けて
ある。また、この電極シャフト5の後端には電極シャフ
ト5を回転させるためのギヤ9及び給電ブロック10、
給電線11が取り付けてあり、給電線11は溶接電源2
5に接続されている。
【0016】また本体12には電極ホルダー4が上下す
るたびにギヤ9をけって陽電極6を回転させるようにキ
ッカー13a,13bがエアシリンダ14a,14bに
連結されて取り付けられている。キッカー13a,13
bはエアシリンダ14a,14bの駆動により上下に往
復運動するようになっており、陽電極6を回転させるか
させないかを選択できるようになっている。
【0017】さらに、15は本体12に取り付けられた
電極シャフトであり、この先端に円板状の陰電極16が
取り付けてあり、中程に電極シャフト15を回転させる
ためのギヤ17と陰電極16に摩擦を与えるための摩擦
板18、圧縮バネ19、バネホルダー20が取り付けて
ある。また、この電極シャフト15の後端には給電ブロ
ック21、給電線22が固定されており、給電線22は
溶接電源25に接続されている。また本体12にはギヤ
17をけって陰電極16を回転させるようにキッカー2
3a,23bがエアシリンダ24a,24bに連結され
て取り付けられている。キッカー23a,23bはエア
シリンダ24a,24bの駆動により前後に往復運動
し、陰電極16を回転させるようになっている。
【0018】このように構成された本発明の溶接装置で
ステンレスの薄い板材1とタンタル線2aを溶接する場
合、図1に示すように陰電極16の上にステンレスの薄
い板材1とタンタル線2aをおき、陽電極6を下降させ
てこれらをはさみ込んだ状態で溶接電流を流すことによ
り溶接することができる。
【0019】しかしながらこのままの状態で溶接を繰り
返すと陽電極6の溶接点が次第に摩耗し、やがて溶接不
良を起こすようになるため、予め正常に溶接可能な溶接
回数を調べておき、図2(a),(b)に示すように、
その回数だけ溶接したらエアシリンダ14aを自動で駆
動させて陽電極6が上昇したときにキッカー13aがギ
ヤ9をけって陽電極6を回転させ、溶接点をずらすよう
に制御部26にて制御を行う。このようにして溶接を繰
り返し、陽電極6の回転が180°に達したら溶接を停
止させる。なお、この際陽電極6の回転とともに給電線
11も回転しているために180°よじれた状態になっ
ている。従って、ここで図3(b)に示すように陽電極
6のみ手動で180°逆方向に回転させて摩耗していな
い部分で溶接できるように準備する。
【0020】次に、図4(a),(b)に示すように今
度はエアシリンダ14bを駆動させるようにしてキッカ
ー13bにより陽電極6を逆に回転させ、さらに溶接を
繰り返して続行し、溶接可能な回数だけ溶接する。この
とき陽電極6は摩耗していない部分で溶接を始め、給電
線11も陽電極6とともに回転するため、180°よじ
れていたものが元に戻るようになる。さらに溶接を繰り
返し、陽電極6の円周上全てを使用したところで陽電極
6を新しい物に交換する。
【0021】また、陰電極16についても上記陽電極6
と同じような要領で作業を行い、表裏の円周上すべて使
用したところで交換する。なお、上記給電線11、22
は電極に固定されており、180°の往復反転を繰り返
すだけなので給電に支障はない。
【0022】なお、上記実施例ではステンレスの薄い板
材1とタンタル線2aの溶接を行う溶接装置を例に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、同種
の金属、あるいは異種金属を接合する抵抗溶接機全般に
わたって利用できることは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明における
溶接装置は、下記のような効果があり、その産業上の効
果は大なるものである。
【0024】1.陽電極の溶接点を陽電極の摩耗量に応
じて自動で、かつ任意に動かすことができるため陽電極
の摩耗量を正確に管理することができ、陽電極の摩耗に
よる溶接不良をなくすることができる。
【0025】2.陰電極についても同様に溶接点を自動
で任意に動かすことができ、陰電極のメンテナンスの頻
度を減らすことができる。
【0026】3.陽電極,陰電極に直接給電することが
できるため、安定した溶接を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による溶接装置を示す斜視図
【図2】同実施例による溶接装置の動作を示す要部正面
【図3】同実施例による溶接装置の動作を示す要部正面
【図4】同実施例による溶接装置の動作を示す要部正面
【図5】同実施例による溶接装置で溶接される製品を示
す斜視図
【図6】従来の溶接装置を示した要部斜視図
【図7】従来の溶接装置の動作を示す要部正面図
【図8】従来の溶接装置の動作を示す要部正面図
【図9】従来の溶接装置を示す要部正面図
【図10】従来の溶接装置を示す要部側面図
【符号の説明】
1 板材 2a タンタル線 3 シャフト 4 電極ホルダー 5 電極シャフト 6 陽電極 7 摩擦板 8 圧縮バネ 9 ギヤ 10 給電ブロック 11 給電線 12 本体 13a,13b キッカー 14a,14b エアシリンダ 15 電極シャフト 16 陰電極 17 ギヤ 18 摩擦板 19 圧縮バネ 20 バネホルダー 21 給電ブロック 22 給電線 23a,23b キッカー 24a,24b エアシリンダ 25 溶接電源 26 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に上下動自在に取り付けられた陽極
    側電極ホルダーと、この陽極側電極ホルダーに回動自在
    に取り付けられた円板状の陽電極と、この陽電極を回転
    させる回転運動付与手段と、上記陽極側電極ホルダーの
    下部に配置されて本体に取り付けられた陰極側電極ホル
    ダーと、この陰極側電極ホルダーに回動自在に取り付け
    られた円板状の陰電極と、この陰電極を回転させる回転
    運動付与手段と、上記陽電極ならびに陰電極にそれぞれ
    給電を行う給電線と、この給電線を出力側に接続した電
    源と、これらを制御する制御部からなる溶接装置。
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