JPH07323739A - 車軸駆動装置 - Google Patents

車軸駆動装置

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JPH07323739A
JPH07323739A JP12024794A JP12024794A JPH07323739A JP H07323739 A JPH07323739 A JP H07323739A JP 12024794 A JP12024794 A JP 12024794A JP 12024794 A JP12024794 A JP 12024794A JP H07323739 A JPH07323739 A JP H07323739A
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hydraulic
housing
axle
pair
pump
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JP12024794A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Ishii
宣広 石井
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧ポンプと油圧モータとで一組の油圧駆動
装置を形成し、これを左右に二組配置して車軸を駆動す
るための構成において、前後幅を短くし、重心が車軸に
近づくように構成する。 【構成】 ハウジングHの中に収容された左右一対の車
軸7L・7Rに対して、それぞれ油圧ポンプPと油圧モ
ータMを一組として左右一対設けて、各別に駆動可能と
し、各組の油圧ポンプPと油圧モータM車軸7L・7R
の長手方向に対して略平行な方向に並べて配置するか、
或は、各組の油圧ポンプPL・PRと油圧モータML・
MRを、左右方向から見て少なくともその一部が相互に
オーバーラップするように配置し、また、左右の車軸7
L・7Rの間のハウジングHに凹部Haを設けて、この
凹部Haにエンジン側プーリー21を臨ませてそれぞれ
の油圧ポンプPL・PRを駆動する入力プーリー25L
・25Rに対してベルト23L・23Rを介して連結し
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右一対の車軸に対し
て油圧ポンプと油圧モータの組合せの一対を設けた車軸
駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハウジング内に左右二組の油
圧ポンプと油圧モータを配置して、該左右の油圧ポンプ
をエンジンにより同時駆動して、それぞれの油圧ポンプ
からの圧油をそれぞれの油圧モータに送油して駆動し、
左右それぞれの油圧モータによって動力伝達装置を介し
て左右の車軸を駆動するように構成した技術は公知とな
っている。例えば、実開平2−135765号公報の技
術である。また、エンジンからの動力を左右別々のトラ
ンスアクスルを介して左右の車軸に伝えるウォークビハ
インドモアの技術も公知となっている。例えば、米国特
許第5127215号の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような車軸駆動
装置において、前者の場合、油圧ポンプと油圧モータを
前後方向に配置しているので、ハウジングは前後方向に
長くなり、また、後者はトランスアクスルにハイドロス
タティックトランスミッションを付設しているので、エ
ンジンと車軸の間の距離が長くなり、重心が車軸から離
れてしまい、操向操作がし難く、モアデッキを持ち上げ
る時には大きな力が必要となっていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、ハウジングの中に収容された
左右一対の車軸に対して、それぞれ油圧ポンプと油圧モ
ータを一組として左右一対設けて、各別に駆動可能とし
たものにおいて、それぞれの油圧ポンプ、油圧モータを
ハウジングの中で、車軸の長手方向に対して略平行な方
向に並べて配置するか、或は、ハウジングの中に収容さ
れた左右一対の車軸に対して、それぞれ油圧ポンプと油
圧モータを一組として左右一対設けて、各別に駆動可能
としたものにおいて、各組の油圧ポンプと油圧モータ
を、左右方向から見て少なくともその一部が相互にオー
バーラップするようにして前記ハウジングの中に配置す
るのである。また、左右の車軸の間のハウジングに凹部
を設けて、この凹部にエンジン側プーリーを臨ませてそ
れぞれの油圧ポンプを駆動する入力プーリーに対してベ
ルトを介して連結したものである。
【0005】
【作用】次に作用を説明する。即ち、エンジンの出力
は、ハウジングの凹部に配置されたエンジン側プーリー
よりベルトを介して入力軸上のプーリーに伝えられて、
ハウジング内の油圧ポンプを駆動する。このハウジング
の凹部にプーリーを位置させて、入力プーリーとエンジ
ン側プーリーの間の距離を短くし、エンジン(重心)を
車軸近くに配置することができる。そして、左右の油圧
ポンプから吐出される圧油によって左右の油圧モータが
駆動され、油圧モータより左右の車軸が駆動される。油
圧ポンプと油圧モータで構成される組合せの一対は車軸
7の長手方向に対して略平行に一直線上に並置される
か、また或は、その少なくとも一部がオーバーラップす
るように配置されることにより、車軸との距離が短くで
きる。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の車軸
駆動装置を搭載したウォークビハインドモアの斜視図、
図2は車軸駆動装置の第1実施例の斜視図、図3は車軸
駆動装置の中ハウジング部分1を外した平面図と一部断
面図、図4は図3のA−A矢視断面図、図5は図3のB
−B矢視断面図、図6は図5のC−C矢視断面図、図7
は車軸駆動装置の第2実施例の斜視図、図8は車軸駆動
装置の上ハウジング半部1を外した平面図と一部断面
図、図9は図8のA−A矢視断面図、図10は図8のB
−B矢視断面図である。
【0007】図1において本発明の車軸駆動装置を搭載
する自走式作業機の一例として示すウォークビハインド
モアの全体構成から説明すると、機体フレーム50の後
部より斜め後方へハンドル51・51が突出されて、該
ハンドル51・51の後上部間に操作ボックス52が配
設され、該操作ボックス52上には左右車軸の速度を調
節するスピードコントロールレバー55・55と、エン
ジンEの回転数を調節するアクセルレバー56と、車軸
を自由回転させるバイパスレバー60が設けられ、左右
のハンドル51・51のグリップ部分の上下にはそれぞ
れ、パーキングブレーキの作動・非作動をセットし、更
に車軸を駆動・非駆動をセットするためのデッドマンレ
バー53・53と、車軸の回転方向を前進方向及び後進
方向に切り換えるステアリングレバー54L・54Rが
配設されている。
【0008】また、前記機体フレーム50の前端にモア
デッキ58が装着されおり、該モアデッキ58の前端に
キャスター車輪59・59が配設され、機体フレーム5
0略中央上にはバーチカルエンジンEが配設されて、該
エンジンEの出力軸であるクランク軸22は下方に突出
されて、図2に示すように、該クランク軸22の下端に
二連プーリー21が固設され、該二連プーリー21の一
方のプーリー21aは電磁クラッチ40を内蔵してお
り、該プーリー21aにベルト20を巻回して、モアデ
ッキ58内に収容されたカッターブレードを駆動可能と
している。他方のプーリー21bにはベルト23を巻回
して、車軸駆動装置のハウジングHより上方に突出した
入力軸24上の入力プーリー25に動力を伝え、本発明
の車軸駆動装置に動力を伝達して、車軸7L・7Rを駆
動して左右の走行輪61・61を回転させ走行するので
ある。
【0009】この車軸駆動装置のハウジングHは図2、
図3に示すように、後部中央に凹部Haを形成し、該凹
部Ha内に前記クランク軸22及び二連プーリー21が
臨むように配設され、エンジンEを低い位置で、かつ、
車軸7L・7Rに近づけられるように構成している。ま
た、ハウジングHはその第1実施例において上ハウジン
グ部分26、中ハウジング部分1と下ハウジング部分2
をその周辺の平坦な接合面で相互に接合するように構成
しており、作業機に車軸駆動装置が搭載された際にハウ
ジングHの2つの接合面は水平面上にそれぞれ位置す
る。ハウジングHの内部構成を図3・図4・図5・図6
により説明する。
【0010】中ハウジング部分1と下ハウジング部分2
の第1区画室内部には略左右対称的に車軸7L・7Rを
駆動するための各種伝動部分が収容されており、左右の
センタセクション5L・5Rが車軸7L・7Rの長手方
向に沿って略平行に並べられ、3本のボルトによりそれ
ぞれ中ハウジング部分1に、歪むことなく安定して固定
されている。上ハウジング部分26と中ハウジング部分
1との間の第2区画室内には伝動歯車27・28L・2
8Rを収納し、該伝動歯車27は前記入力軸24上に固
設され、該入力軸24の上部は上ハウジング部分26に
ベアリング29を介しその下部は中ハウジング部分1の
上壁にベアリング39を介して略垂直に支持されてい
る。上ハウジング部分26より外へ突出した入力軸24
の上端には前記入力プーリー25を固設している。伝動
歯車27に噛み合う左右の伝動歯車28L・28Rには
それぞれポンプ軸3L・3Rが固着されて、油圧ポンプ
PL・PRへ動力を伝えるための左右のドライブトレー
ンを構成している。そして、前記上ハウジング部分26
の前上壁部には上方への突出部を構成し、該部分を第1
区画室内に通じる油槽部26aとし、上端に取り付けた
エアブリーザ26bを介してハウジングH内の作動油の
膨張が許容されるようにしている。該第1区画室と第2
区画室内は作動油が流通可能とされ、ハウジングH内の
油圧ポンプPや油圧モータM内に残っていた空気がその
駆動によって作動油に混じるが、中ハウジング部分1の
上壁に開口した連通孔1cを通って、空気は油槽部26
aへ泡として浮き上がり第2区画室内に集められるよう
にし、第1区画室は作動油のみで満たされるようにして
いる。また、中ハウジング部分1の上壁は前記ポンプ軸
3L・3Rの中途部を、軸受を介して支持している。
【0011】前記センターセクション5L・5Rは後面
視L字形に形成され、その水平面上にポンプ付設面5a
を形成し、外側方の垂直面上にモータ付設面5bが形成
され、前記ポンプ付設面5aには油圧ポンプPL・PR
のシリンダブロック16L・16Rが垂直な向きに装着
され、モータ付設面5bには油圧モータML・MRのシ
リンダブロック17L・17Rが水平な向きに装着さ
れ、左右の油圧ポンプPLと油圧モータMLの組合せ、
及び油圧ポンプPRと油圧モータMRの組合せの一対が
左右方向に一列に配設される。したがって、各組の油圧
ポンプPL・PRと油圧モータML・MRは、車軸駆動
装置を左右方向から見たときに、そのシリンダブロック
16Lと17L、及び、16Rと17Rが相互にオーバ
ーラップするようにして配置した状態になっている。本
実施例においては、シリンダブロックの略全部が相互に
オーバーラップするようにしているが、少なくともその
一部が相互にオーバーラップしていれば良い。
【0012】左右の油圧ポンプPL・PRはアキシャル
ピストンタイプの可変容積型油圧装置であり、同じ部品
で構成されている。即ち、前記シリンダブロック16L
・16Rの複数のシリンダ孔内には、付勢バネを介して
複数のピストン13が往復動自在に嵌合され、該ピスト
ン13の頭部には、可動斜板8L・8Rのスラストベア
リングの下面が接当され、該シリンダブロック16の回
転軸線上にポンプ軸3L・3Rが挿入係合されて油圧ポ
ンプPL・PRを構成している。前記可動斜板8L・8
Rは図5に示すように、後方へ突出した軸部8aのそれ
ぞれが中ハウジング部分1より下方へ突出した脚部1a
に回転自在に支持され、前方へ突出した前記軸部8aと
同一軸芯の軸部8bは中ハウジング部分1外面に付設し
た支持プレート9L・9Rに回転自在に支持され、ハウ
ジングH外の該軸部8b端に変速レバー6L・6Rがそ
れぞれ固設され、該変速レバー6L・6Rにはワイヤー
等を介してステアリングレバーに接続され、このレバー
操作により前記可動斜板8L・8Rを傾動操作すること
で油圧ポンプPL・PRからの油の吐出量及び吐出方向
を変更することができる。
【0013】また、左右の油圧モータML・MRはアキ
シャルピストンタイプの固定容積型油圧装置であり、同
じ部品で構成されている。即ち、シリンダブロック17
L・17Rの複数のシリンダ孔内には、複数のピストン
12がバネにて付勢されながら往復動自在に嵌合されて
いる。該ピストン12の頭部は固定斜板19L・19R
に傾斜状態に保持したスラストベアリングと接当し、該
固定斜板19L・19Rは中ハウジング部分1と下ハウ
ジング部分2との間に挟み込まれて固定されている。ま
た、シリンダブロック17L・17Rの回転軸線上にモ
ーター軸4L・4Rが挿入係合されて油圧モータML・
MRを構成している。
【0014】前記センタセクション5L・5Rにおい
て、前記ポンプ付設面5a・5aには、ぞれぞれ前記シ
リンダブロック16L・16Rの吸入部および吐出部を
接続するための、一対のキドニーポート(図示せず)が
開口されており、また、前記モータ付設面5b・5bに
は、それぞれ前記シリンダブロック17L・17Rの吸
入部および吐出部を接続するための、一対のキドニーポ
ート(図示せず)が開口されている。該センタクセクシ
ョン5Lの内部には、前記ポンプ付設面5aのキドニー
ポートの一対と前記モータ付設面5bのキドニーポート
の一対とを相互に接続するための、一対の油路5dL・
5eLが設けられており、これによって油圧ポンプPL
と油圧モータMLの間で作動油が循環するための閉回路
が構成される。
【0015】該センタセクション5Rの内部にも同様
に、前記ポンプ付設面5aのキドニーポートの一対と前
記モータ付設面5bのキドニーポートの一対とを相互に
接続するための、一対の油路5dR・5eRが設けられ
ており、これによって油圧ポンプPRと油圧モータMR
の間で作動油が循環するための閉回路が構成される。左
右の油圧ポンプPL・PRのシリンダブロック16L・
16Rが回転することによってそこから吐出される作動
油は、センタセクション5L・5R内の閉回路を流れて
油圧モータML・MRのシリンダブロック17L・17
Rに受け入れられ該シリンダブロック17L・17Rの
回転トルクに変換される。そして、油圧ポンプPL・P
Rの可動斜板8L・8Rの傾転度合に応じて油圧モータ
ML・MRで発生する回転トルクは変更される。このよ
うにして、左右に並置されたセンタセクション5L・5
R上にハイドロスタティックトランスミッションがそれ
ぞれ構成されている。
【0016】また、前記油路5dL・5eL及び油路5
dR・5eRの各々には、作動油補給のためのチェック
バルブ31L・32L及び31R・32Rが介装されて
いる。前記チェックバルブ31L・32Lのそれぞれの
入口ポートは、前記センタセクション5Lのポンプ付設
面5aの裏面に開口する作動油補給油路5cに接続して
おり、また、前記チェックバルブ31R・32Rのそれ
ぞれの入口ポートは前記センタセクション5Rのポンプ
付設面5aの裏側に開口する作動油補給通路5cに接続
している。このセンタセクション5L・5Rにおけるポ
ンプ付設面5a・5aの裏面に、それぞれチャージポン
プ11L・11Rが構成され、ポンプ軸3L・3Rの下
部はセンタセクション5L・5Rのポンプ付設面5a・
5aを貫通し、それぞれのポンプ軸3L・3Rの下端に
よりチャージポンプ11L・11Rが駆動される。チャ
ージポンプ11L・11Rを収納するためのポンプケー
ス10L・10Rにはチャージポンプ11L・11Rへ
の吸入側の油路10a・10aと吐出側の油路10b・
10bが設けられている。吸入側の油路10a・10a
は左右のフィルター15L・15Rと連通してハウジン
グHの第1区画室内の作動油をろ過して吸入できるよう
にし、吐出側の油路10b・10bには図示しないリリ
ーフバルブを設けて吐出油を所定の油圧に調整し、油路
10b・10bは図6に示すセンタセクション5L・5
Rの作動油補給油路5c・5cと連通している。
【0017】ポンプ軸3Lによって駆動されるチャージ
ポンプ11が吐出した圧油は油路10b・10bよりセ
ンタセクション5Lの作動油補給通路5cへ流れ、チェ
ックバルブ31L・32Lの入口ポートへ到達し、油路
5dL・5eLのうち低圧側のチェックバルブを開い
て、その閉回路内に取り込まれる。一方、ポンプ軸3R
によって駆動されるチャージポンプ11が吐出した圧油
は油路10bよりセンタセクション5Rの作動油補給通
路5cへ流れ、チェックバルブ31R・32Rの入口ポ
ートへ到達し、油路5dR・5eRのうち低圧側のチェ
ックバルブを開いてその閉回路内に取り込まれる。この
ように左右のセンタセクション5L・5Rに装着したチ
ャージポンプ11L・11Rによってそれぞれの閉回路
内へ、ハウジングH内の作動油が同時補給されるように
構成されているのである。
【0018】なお、フィルター15L・15Rは、下ハ
ウジング部分2の側壁に開けた貫通孔よりそれぞれ挿入
されて、ポンプケース10L・10Rの側面に開口した
油路10a・10aにその先端が差し込まれるように構
成されている。フィルター15L・15Rの交換や保守
点検の際には前記孔を閉鎖するカバー15a・15aを
取り外せば、ハウジングH内から容易にフィルター15
L・15Rを抜き差しすることができる。前記チェック
バルブ31L・31R及び32L・32Rにはそれぞれ
の閉回路を開放可能とする開放押杆33L・34L及び
33R・34Rが設けられセンターセクション5L・5
Rから側方へ向かい合うように突出されている。該開放
押杆33L・33R及び34L・34Rはバネ35・3
5にて突出方向に付勢されて、開放押杆33L・34L
の先端には押圧プレート36Lを、開放押杆33R・3
4Rの先端には押圧プレート36Rをそれぞれ当接し
て、その外側で開放押杆33L・34L及び33R・3
4Rを均等に、かつ、同時に押し込み可能とし、左右の
押圧プレート36L・36Rの内側が互いに当接される
ように配置している。押圧プレート36L・36Rの中
央部には長孔36a・36aが開口されて、該長孔36
a・36a内に一対のピン37a・37aがそれぞれ挿
入されている。該ピン37a・37aの基部は1本のカ
ム軸37の周囲に取り付けられている。
【0019】該カム軸37は図4に示すように、下ハウ
ジング部分2の底壁に回転自在に支持され、その下部が
下ハウジング部分2を貫通してハウジング外でバイパス
アーム38が固設され、該バイパスアーム38は前記操
作ボックス52上のバイパスレバー60にワイヤーを介
して接続されている。従って、バイパスレバー60を操
作するとバイパスアーム38が一方向に回動されて、カ
ム軸37が回転してそれぞれのピン37a・37aを変
位させて長孔36a・36a内を摺動して押圧プレート
36L・36Rを外向きに押し、開放押杆33L・34
L及び33R・34Rが同時に押されてチェックバルブ
31L・32L及び31R・32Rを開いてそれぞれの
閉回路を開放し、油圧モータML・MRのモーター軸4
L・4Rを同時に自由回転させることができる。これに
よって、エンジンが始動できない等のトラブルが生じて
も、ウォークビハインドモアは手で押して移動させるこ
とができる。
【0020】前記モーター軸4L・4RがハウジングH
の外側へ突出した端部には、ブレーキドラム42L・4
2Rが固設されて周知のバンド式ブレーキ装置が構成さ
れる。このブレーキ装置は図示しないリンク手段によっ
て前記デッドマンレバー53・53を放した状態ではブ
レーキバンド(図示せず)がブレーキドラム42L・4
2Rと同時に締め付けてモーター軸4L・4Rを同時に
制動できるようにしている。また、モーター軸4L・4
R上の中途部には、ギヤ41L・41Rが設けられてお
り、該ギヤ41L・41Rがカウンター軸43L・43
R上の大径ギヤ44L・44Rと噛合している。また該
カウンター軸43L・43Rの上の小径ギヤ45L・4
5Rが車軸7L・7R上に固設したファイナルギヤ46
L・46Rと噛合し、油圧モータML・MRからの動力
が車軸7L・7Rに伝達される。
【0021】前記ハウジングHにおける中ハウジング部
分1と下ハウジング部分2の接合面と同一の平面上内に
は、その左右一方側に、前記モータ軸4Lと、カウンタ
ー軸43Lと、車軸7Lの各回転軸芯が略平行して並べ
られ、また他方側に、前記モータ軸4Rと、カウンター
軸43Rと、車軸7Rの各回転軸芯が略平行して並べら
れている。前記中ハウジング部分1と下ハウジング部分
2の接合面には各々の軸に対する軸受部分が構成されて
おり、これによって車軸駆動装置の組立が簡単化されて
いる。そして、前記モータ軸4Lと4R、カウンター軸
43Lと43R、車軸7Lと7Rは左右対称的に同一軸
芯上に配置しているので、ハウジングHの全体を小さく
でき、前記軸受部分の加工が容易になっている。30は
入力プーリー25の上面に装備した冷却ファンであり、
該入力プーリー25と一緒に回転することでハウジング
Hの上側から冷却風を吹き付けて、ハウジングH内の作
動油の油温上昇を抑制することができる。なお、図示は
していないが、エンジン側プーリー21bにも冷却ファ
ンを備えておくことで、更に作動油の油温上昇を抑制す
ることができる。
【0022】また、前記油圧ポンプPL・PRの駆動構
造の別実施例が、図7、図8、図9、図10に示されて
いる。即ち、前述の入力軸24及び伝動歯車27、伝動
歯車28L・28Rを設けずに、ポンプ軸3L・3Rの
それぞれをハウジングHにより突出させ、その上端に入
力プーリー25L・25Rを固設するのである。クラン
ク軸22の下端には三連のプーリー21を設けて、プー
リー21b・21cと入力プーリー25L・25Rの間
にそれぞれにベルト23L・23Rを巻回して、油圧ポ
ンプPL・PRに動力を伝えるようにしている。
【0023】本第2実施例による車軸駆動装置のハウジ
ングHは上ハウジング半部1と下ハウジング半部2を、
その周辺の平坦な接合面で接合することで構成され、前
記ポンプ軸3L・3Rの上端部はそれぞれ、該上ハウジ
ング半部1に保持した軸受により支持されている。ハウ
ジング内の構成部品については前述した第1実施例と同
様の構成部品は、同じ図番を付与して、その説明は省略
する。前記入力プーリー25L・25Rは、各々のポン
プ軸3L・3Rに対して高さが相互に異なるように取り
付けられており、2つのポンプ軸3L・3Rが必要以上
に離間しないようにしてハウジングHにおける左右幅の
圧縮化を図っている。上ハウジング半部1の上壁の一部
を上向きに膨出させて油槽部1bを形成すると共に、前
述のブリーザ26bを付設している。
【0024】前記ハウジングHにおける上ハウジング半
部1と下ハウジング半部2の接合面と同一の平面上に
は、その左右一方側に、前記モータ4Lと、カウンター
軸43Lと、車軸7Lの各回転軸芯が略平行して並べら
れ、また他方側に、前記モータ軸4Rと、カウンター軸
43Rと、車軸7Rの各回転軸芯が略平行して並べられ
ている。前記上ハウジング半部1と下ハウジング半部2
の接合面には各々の軸に対する軸受部分が構成されてお
り、これによって車軸駆動装置の組立が簡単化されてい
る。そして、前記モータ軸4Lと4R、カウンター軸4
3Lと43R、車軸7Lと7Rは左右対称的に同一軸芯
上に配置しているので、ハウジングHの全体を小さくで
き、前記軸受部分の加工が容易になっている。
【0025】以上の車軸駆動装置を搭載したウォークビ
ハインドモアを前進側へ直進させる場合には、オペレー
タはエンジンを始動し、ハンドル51・51のグリップ
部分と一緒にデッドマンレバー53・53を握り込めば
よい。そうすると自動的に前記ブレーキ装置の両方の作
動が解除されると共に、前記変速レバー6L・6Rのコ
ントロールリンケージに介装した付勢バネ(図示せず)
によってそれぞれの変速レバー6L・6Rは同時に前進
側最大速度位置に自動的に操作されるようになってい
る。そして車軸駆動装置の車軸7L・7Rは同時に走行
輪61・61を最大速度で前進させる向きに回転させ
る。
【0026】走行路面の状態によって左右の走行輪61
・61が均一に回転せず機体が蛇行してしまうような場
合は、左右のスピードコントロールレバー55・55を
適当に操作することによって、直進状態に修正すること
ができる。機体の進行方向を変えたい場合には、デッド
マンレバー53・53の握り込みを継続したまま、左右
どちらかのステアリングレバー54L又は54Rを握り
込んでゆくと、前記付勢バネに抗して、そのレバー54
L又は54Rに連係された変速レバー6L又は6Rは減
速方向に操作され、その側の油圧ポンプPL又はPRの
吐出油量を減じて油圧モータML又はMRの回転が減速
され、よって、左右の車軸7L・7Rに相対回転差が生
じ、モアを緩やかに旋回することができる。また、その
ステアリングレバー54L又は54Rの握り込みを強く
するにしたがって、変速レバー6L又は6Rは更に大き
く傾けられてその可動斜板8L又は8Rは中立位置を越
えて逆転側に傾転する。そうすると、その側の油圧ポン
プPLまたはPRの吐出方向が逆向きになり、油圧モー
タML又はMRの回転方向が逆向きになり、よって、車
軸7L又は7Rが逆回転して、その逆転する側の車軸を
中心としてモアを急旋回させることができる。機体を後
進させる場合には、両方のステアリングレバー54Lと
54Rを同時に、握り込めば、両方の油圧ポンプPL・
PRの吐出方向が逆転し、油圧モータML・MRの回転
方向が同時に逆向きになり、車軸7L・7Rは走行輪6
1・61を後進側へ回転させる。
【0027】なお、本発明の車軸駆動装置は、ウォーク
ビハインドモアに限らず、除雪機や動力運搬車等のウォ
ークビハインドタイプの各種自走作業機に広く適用でき
るものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1あるいは
請求項2の如く構成したので、トランスアクスル全体の
前後幅を大きく圧縮でき、機体の全長も短くすることに
貢献できる。また、入力プーリーをエンジン側プーリー
に近づけることができて、動力を伝達するベルトを短く
でき、コスト低減化も図れるのである。
【0029】請求項3の如く構成したので、エンジンに
対してハウジングを接近して配置できるようになり、作
業機の重心を車軸に近づけることができて、障害物を乗
り越える際等に、作業機部分を持ち上げる時に軽い力で
持ち上げることができるようになり、機動性を向上でき
たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車軸駆動装置を搭載したウォークビハ
インドモアの斜視図である。
【図2】車軸駆動装置の第1実施例の斜視図である。
【図3】車軸駆動装置の中ハウジング部分1を外した平
面図と一部断面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】図3のB−B矢視断面図である。
【図6】図3のC−C矢視断面図である。
【図7】車軸駆動装置の第2実施例の斜視図である。
【図8】車軸駆動装置の上ハウジング半部1を外した平
面図と一部断面図である。
【図9】図8のA−A矢視断面図である。
【図10】図8のB−B矢視断面図である。
【符号の説明】
H ハウジング Ha 凹部 PL・PR 油圧ポンプ ML・MR 油圧モータ 1 中ハウジング部分(上ハウジング半部) 2 下ハウジング部分(下ハウジング半部) 7L・7R 車軸 25 入力プーリー 24 入力軸 26 上ハウジング部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの中に収容された左右一対の
    車軸に対して、それぞれ油圧ポンプと油圧モータを一組
    として左右一対設けて、各別に駆動可能としたものにお
    いて、それぞれの油圧ポンプ、油圧モータをハウジング
    の中で、車軸の長手方向に対して略平行な方向に並べて
    配置したことを特徴とする車軸駆動装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングの中に収容された左右一対の
    車軸に対して、夫々油圧ポンプと油圧モータを一組とし
    て左右一対設けて、各別に駆動可能としたものにおい
    て、各組の油圧ポンプと油圧モータを、左右方向から見
    て少なくともその一部が相互にオーバーラップするよう
    にして前記ハウジングの中に配置したことを特徴とする
    車軸駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車軸駆動装置において、
    左右の車軸の間のハウジングに凹部を設けて、この凹部
    にエンジン側プーリーを臨ませてそれぞれの油圧ポンプ
    を駆動する入力プーリーに対してベルトを介して連結し
    たことを特徴とする車軸駆動装置。
JP12024794A 1994-05-23 1994-06-01 車軸駆動装置 Pending JPH07323739A (ja)

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US08/447,846 US5918691A (en) 1994-05-23 1995-05-23 Axle driving apparatus
US08/876,319 US5957229A (en) 1994-05-23 1997-06-16 Axle driving apparatus

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6874320B2 (en) 2002-08-21 2005-04-05 Shigenori Sakikawa Axle driving apparatus
US7134278B2 (en) 2002-08-21 2006-11-14 Shigenori Sakikawa Axle driving apparatus
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US7621353B2 (en) 2003-04-24 2009-11-24 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Vehicle transmission
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