JPH0732387B2 - デ−タ再送方式 - Google Patents

デ−タ再送方式

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JPH0732387B2
JPH0732387B2 JP60034857A JP3485785A JPH0732387B2 JP H0732387 B2 JPH0732387 B2 JP H0732387B2 JP 60034857 A JP60034857 A JP 60034857A JP 3485785 A JP3485785 A JP 3485785A JP H0732387 B2 JPH0732387 B2 JP H0732387B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、データ再送方式に関し、特に通信衛星を介し
てデータ伝送を行う際に、伝送エラーが生じた場合のエ
ラー回復を行うデータ再送方式に関するものである。
〔発明の背景〕
衛星通信のように、片道の伝播遅延時間が250msもある
ような大きい回線を使用する場合、1つ前に転送したデ
ータブロックの受信確認応答が到来するまで次のブロッ
クを送信できないような手順では、伝送効率が格段に低
下することになる。このため、衛星通信では連続転送が
可能な方法が適しており、ISO(国際標準化機構)で規
定されたHDLCが使用されている。
このHDLCでは、伝送フレーム(伝送データブロックに制
御用のヘッダーが付加されたもの)に誤りが生じて、相
手側に正しく届かなかった場合の再送方式として、REJ
(Reject)方式と、SREJ(Selective Reject)方式が規
定されている。
REJ方式では、第4図に示すように、誤りが検出された
フレーム(No.5フレーム)とそれに続く一連の送信済み
フレーム(No.6〜No.15フレーム)も再送される(再送
は2重線で示す)。しかし、前述のように、衛星回線は
伝播遅延時間が大きく、高速伝送になればなるほど無駄
に伝送されるフレームの数が多くなる。すなわち、第6
図に示すように、衛星回線を通ることにより、片道で25
0ms+α、往復で500ms+2αの伝播遅延時間がかかり、
この間に約750フレームが送信可能となる。したがっ
て、いまNo. kフレームに伝送エラーが生じ、否定応答
が返送された場合には、No.(n+1)フレームだけ送
信した後、No. kフレームからNo.(n+1)フレームま
での再送に500ms+2α+(n+1−k)βの遅延時間
が余分にかかることになる。ここでβは1フレームの送
信時間である。
(参照文献:International Symsium on Satellite and
Computer Communications April 1983 P.231〜242 D.W
Andrews著「Throughput efficiency of logical links
over Satellite Channels」) すなわち、第6図では衛星回線の速度が1.544Mb/Sの場
合、誤りフレームが生じると、長さ125バイトのフレー
ムであれば、約750フレームが無駄に転送されることに
なる。その反面、送信側、受信側ともに少量のバツフア
で済むという利点がある。
一方、SREJ方式では、第5図に示すように、誤りフレー
ムだけ再送されるため、無駄に転送されるフレームはな
くなるが、規定により同時に2個以上のSREJは送出でき
ないので、送信側、受信側ともに大量のバツフアが必要
となる。なお、現時点では、REJ方式のみが実施されて
おり、SREJ方式は、規定だけされて、実施されていな
い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、こような従来の問題を改善し、例え
ば、衛星通信のように伝播遅延時間が大きい回線の通信
においても、スループツトまたは回線効率を低下させな
いデータ再送方式を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため、本発明のデータ再送方式は、
(a)データリンクを介して結合された2つの局間の通
信において、上記データリンク上に複数の論理リンクを
形成しておき、送信側の局が、各送信データを論理リン
ク対応の通信フレームによって上記データリンクに送信
し、受信側の局が、何れかの通信フレームに受信エラー
が発生したことを検出した時、上記送信側の局に対して
受信エラーとなった通信フレームを特定してデータ再送
要求を発行し、上記送信側の局が、上記データ再送要求
を受信した場合に、上記受信エラーとなった通信フレー
ムと対応する特定の論理リンクに限定して、上記受信エ
ラーとなった通信フレーム以降の既送信済みデータの再
送動作を行うようにしたことを特徴としている。また、
(b)データリンクを介して結合された2つの局間の通
信において、上記データリンク上に複数の論理リンクを
形成し、上記何れかの局で検出した上記データリンクに
おける回線品質の状態に応じて、受信エラーとなった通
信フレーム以降の既送信済みデータについて再送動作す
る第1の通信モードと、受信エラーとなった通信フレー
ムのみを再送動作する第2の通信モードとの何れかのモ
ードを選択し、送信側の局が、各送信データを論理リン
ク対応の通信フレームによって上記データリンクに送信
し、受信側の局が、何れかの通信フレームに受信エラー
が発生したことを検出した時、上記送信側の局に対して
受信エラーとなった通信フレームを特定してデータ再送
要求を発行し、上記送信側の局が、上記データ再送要求
を受信した場合に、上記受信エラーとなった通信フレー
ムと対応する特定の論理リンクに限定して、上記回線品
質に応じて選択された通信モードにより上記データの再
送動作を行うことを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第2図は、本発明が適用される衛星通信等の通信ネツト
ワークの基本構成図である。
第2図において、6はホスト計算機、7,8,9はホスト計
算機6内のアプリケーシヨン・プログラム、14は通信制
御処理装置、13はホスト計算機6と通信制御処理装置14
とを接続するチヤネル、16は通信衛星、17は端末装置、
15は通信制御処理装置14と端末装置17との間のデータリ
ンク、18,19,20は端末装置17内のアプリケーシヨン・プ
ログラム10,11,12はアプリケーシヨン・プログラム7と
18,8と19,9と20の間に設定される論理リンクである。デ
ータリンク15は、論理リンク10,11,12により共用され
る。データの発生・消滅は、ホスト計算機6および端末
装置17内のアプリケーシヨン・プログラムによつて生起
される。これらのデータは、論理リンク10,11,12により
接続されるアプリケーシヨン・プログラム間、つまり7
と18,8と19,9と20の間で送受信される。
本発明の再送方式は、前述のREJに代表されるGo−Back
−N ARQ(Automatic Repeat Request)方式に従うが、
再送処理を行うデータリンクが複数の論理リンクから構
成されることに着目して処理を行う。すなわち、従来の
再送処理がデータリンク単位に行われていたのに対し
て、本発明では、論理リンク単位に行うようにしたもの
である。
以下、第2図におけるデータの流れを説明する。
データは、ホスト計算機16から端末装置17、またはその
逆方向に流れるが、処理的には同じであるため、ホスト
計算機6から端末装置17へのデータの流れのみについて
述べる。アプリケーシヨン・プログラム7,8,9で発生し
たデータは、チヤネル13を介して通信制御処理装置14に
送られる。通信制御処理装置14では、論理リンク10,11,
12からのデータをFIFO順にハイレベルデータリンク制御
手順(以下、HDLCと記す)に従い、通信衛星16を介して
端末装置17に送信する。端末装置17では、データを正常
に受信すると、肯定応答を通信制御処理装置14に返送す
るとともに、対応するアプリケーシヨン・プログラム1
8,19、または20に受信データを渡すことになる。受信し
たデータに誤りがあると、再送要求の応答を返送する。
第1図は、本発明の送受信手順を示すシーケンスチヤー
トであり、第3図は比較のために示すREJ方式のシーケ
ンスチヤートである。
ここで、7(1),8(4)‥‥‥等は、アプリケーシヨ
ン・プログラム7で発生する1番目のデータ、アプリケ
ーシヨン・プログラム8で発生する4番目のデータ等を
それぞれ意味している。先ず、第3図では、通信制御処
理装置14からデータ通番1であるアプリケーシヨン・プ
ログラム7の1番目のデータが、端末装置17に送信され
る。このデータは、端末装置17に正しく受信されるの
で、肯定応答のACK1が返送される。データ通番2のアプ
リケーシヨン・プログラム8の1番目のデータが、次に
送信され、同じように肯定応答のACK2が通信制御処理装
置14に返送される。以下、データ通番4のアプリケーシ
ョン・プログラム9の1番目のデータまで正しく送信さ
れる。データ通番6のアプリケーシヨン・プログラム9
の2番目のデータが端末装置17に受信された時、データ
通番5のアプリケーシヨン・プログラム8の2番目のデ
ータが正しく受信されていないことが判るので、再送要
求のREJ5を通信制御処理装置14に返送し、受信したアプ
リケーシヨン・プログラム9の2番目のデータを捨て
る。REJ5が通信制御処理装置14に到着するまでに、デー
タ通番7からデータ通番10までのデータが送信され、端
末装置17に正しく受信されるが、データ通番5が正しく
受信されていないため、それらをすべて捨て去ることに
なる。REJ5が、通信制御処理装置14に到着すると、規約
に基づき、データ通番5からもう1度すべて再送するこ
とになる。従つて、この例では、データ通番6から10ま
でのデータが無駄に送信されたことになる。
一方、本発明では、第1図に示すように、REJ再送を論
理リンク7、8、9単位で実施するため、無駄に送信さ
れるデータが少なくてすむ(ここでは、データ通番7の
みである)。すなわち、データ通番5のアプリケーシヨ
ン・プログラム8の2番目のデータが端末装置17に正し
く受信されていないことは、第3図とは違つて、データ
通番7のアプリケーシヨン・プログラム8の3番目のデ
ータが端末装置17に受信された時点に確認される。この
ことが確認されると、受信したアプリケーシヨン・プロ
グラム8の3番目のデータを捨て去るとともに、REJ8
(2)、すなわちアプリケーシヨン・プログラム8の2
番目のデータの再送要求を返送することになる。この再
送要求が、通信制御処理装置14に到着するまでに、デー
タ通番8から11までのデータが送信され、端末装置17に
正しく受信される。この例では、これらのデータはアプ
リケーシヨンプログラム8のデータではないので、前述
の第3図の場合と異なり、捨て去ることなく、対応する
アプリケーシヨンプログラムに渡される。REJ8(2)が
通信制御処理装置14に到着すると、アプリケーシヨンプ
ログラム8の2番目と3番目のデータだけが再送される
ことになる。従つて、この例では、アプリケーシヨンプ
ログラム8の3番目のデータのみが無駄に送信されたこ
とになる。
このように、第1図において、再送するデータは第2図
のチヤネルを共用する論理リンク10,11,12ごとに伝送さ
れたデータであつて、この例ではアプリケーシヨンプロ
グラム8に属するデータを伝送する論理リンク11の誤り
データについて再送するので、他の論理リンクで伝送さ
れたデータを再送する必要がない。
上記の説明では、通信制御処理装置14から端末装置17に
データが送信される場合について述べたが、データの流
れが逆の場合も、同じ方法により対処することができ
る。また、実施例では、ホスト計算機6と端末装置17が
交信する場合について述べているが、ホスト計算機相互
間で交信する場合にも同じように適用できる。この場合
には、データリンクは、ホスト計算機に接続されている
通信制御処理装置間に設定されることになる。
このように、本実施例では、送信データに誤りが生じた
場合、そのデータの属する論理リンクレベルでの再送を
行うため、衛星通信全体の回線効率を向上させることが
できる。そして、このことは、1つの衛星回線を共用す
る論理リンクの数が多く、各論理リンクのトラヒツクが
均一の場合ほど、効果が顕著である。また、本実施例で
は、再送方式のアルゴリズムとして、HDLCのREJ方式を
例にとり行つたが、一般に、Go−Back−N ARQ方式の
すべてに適用することが可能である。
第7図は、本発明の他の実施例を示す衛星通信回線ネツ
トワークの基本構成図である。
この実施例では、衛星回線の品質が気象条件と地理的条
件により変化することに注目し、衛星回線の品質を各地
球局がモニタして、回線品質の状態に応じて再送方式
を、いくつかの再送手順の間、例えば上記REJ方式とSRE
J方式の間で、動的に切替えることにより、再送時の伝
送効率の低下を防止するようにしている。
第7図において、56は通信衛星、57,58,59,60は地球
局、41,43,45,47は衛星回線の品質モニタ用の専用回
線、42,44,46,48はデータ伝送用の回線、49,50,51,52は
衛星通信用通信制御処理装置(以下、単に処理装置と記
す)である。
地球局57,58,59,60は、それぞれ衛星回線モニタ用の専
用回線41,43,45,47を用いて、常時回線品質を監視し、
定期的にある間隔でそれぞれの処理装置49,50,51,52に
回線状態を報告する。報告を受けた処理装置49〜52は、
現在のデータ伝送に必要な回線品質と比較し、もし必要
な回線品質より悪ければ、現在の送受信状態を保持する
とともに、相手地球局にChange Retransmission Scheme
フレーム(以下、CRSフレームと略す)を送出する。逆
に、CRSフレームを受信すると、CRSフレーム内の送信シ
ーケンス番号および受信シーケンス番号と、自局の送信
シーケンス番号および受信シーケンス番号を、それぞれ
比較し、一致していれば、Change Retransmission Read
yフレーム(以下、CRRフレームと略す)を相手局に送出
する。もし、各シーケンス番号が異なつていれば、自局
の受信シーケンス番号および送信シーケンス番号を受信
したCRSフレームの送信シーケンス番号と受信シーケン
ス番号に合わせて、再送方式変更の処理を行つた後、CR
Rフレームを送信する。CRSフレームに対するCRRフレー
ムを受信すると、再送方式変更の処理を行い、送受信処
理を再開する。CRSフレームの送出後、入れ違いに、相
手局からCRSフレームが到着した場合には、ランダムな
遅延時間後、CRSフレームをもう1度送出する。その遅
延時間の間に、相手局からCRSフレームが到着した場合
には、CRSフレームの送信をとり止め、上記のCRRフレー
ムを送信する。もし、CRSフレームの入れ違いがまた生
じた場合には、同じことを繰り返す。
第8図は、第7図における処理装置の再送方式変更処理
部のブロツク図である。
第8図において、23は回線品質の信号線、24はデータ
線、25は回線品質測定回路、26は測定結果の回線品質デ
ータと伝送に必要な回線品質データを記憶するメモリ、
27,28はメモリ26における各語のフイールドであつて、2
7は測定結果の回線品質データ、28は伝送に必要な回線
品質データを記憶するフイールドである。29は、メモリ
26から読出された語がセツトされるレジスタ、30,31は
レジスタ29のフイールドである。32は比較回路、33は地
球局57とのインタフエースバツフア、34は再送方式識別
回路、35は計算機とのインタフエースバツフア、36はデ
ータ線、37はコントローラである。また、38はメモリ26
のフイールド28に設定する伝送に必要な回線品質データ
が通る信号線、39は再送方式識別符号および伝送に必要
な回線品質データが通る信号線である。40はCRSおよびC
RRフレーム生成回路である。なお、回線品質データとし
ては、符号誤り率または搬送波対雑音電力比を用いる。
第9図は、第8図で用いられるCRSフレームとCRRフレー
ムの形式図である。
第9図において、61はフラグ部で、1バイト長、62はア
ドレス部で、1バイト長、63は制御部で、1バイト長、
64,65,66はそれぞれ制御部63のフイールドであつて、64
は送信シーケンス番号フイールド、65はCRS,CRRフレー
ム識別符号フイールド、66は受信シーケンス番号フイー
ルド、67はフレーム・チエツク・シーケンス部、68はフ
ラグ部である。
システムの起動時に、再送方式の初期化が行われ、REJ
方式またはSREJ方式がセストされるとともに、再送方式
識別回路34に識別符号がセツトされる。メモリ26のフイ
ールド28には、送受信データ長と回線速度を関数として
決められた回線品質データが対応するアドレスの場所に
書込まれ、これらのアドレスはコントローラ37の内部メ
モリに記録される。コントローラ37は、送受信データ長
と回線速度の情報から、メモリ26の回線品質データの書
込みアドレスを、信号線38を介してセットする。回線品
質の信号線23を介して回線品質データが定期的に回線品
質測定回路25に記録される。これらのデータは、ある時
間間隔で平均値が計算され、その都度、コントローラ37
によりセツトされているメモリ26のフイールド27に書込
まれる。書込まれると、フイールド28の内容とともにレ
ジスタ29に読出され、そのフイールド30に測定結果の回
線品質データ、フイールド31に伝送に必要な回線品質デ
ータがセツトされる。このフイールド30とフイールド30
の内容は比較回路32で比較され、測定データの方が伝送
に必要な回線品質データよりも小さいとき、すなわち
(フイールド30の内容)<(フイールド31の内容)のと
き、比較回路32の出力は論理“1"となる。コントローラ
37は、1つ前の比較回路32の出力値が論理“1"の場合に
は何の動作も行わず、比較回路32の出力値を更新する。
もし、1つ前の比較回路32の出力が論理“0"の場合に
は、再送方式識別回路34に信号線39を介して再送方式変
更の指示が行われる。これに対して、(フイールド30の
内容)>(フイールド31の内容)のときには、比較回路
32の出力は論理“0"となる。コントローラ37は、1つ前
の比較回路32の出力が論理“1"の場合には、再送方式識
別回路34に信号線39を介して再送方式変更の指示が行わ
れる。もし、1つ前の比較回路32の出力が論理“0"の場
合には、何の動作も行わずに、比較回路32の出力値を更
新する。(フイールド30の内容)=(フイールド31の内
容)のときには、比較回路32からは何も出力されない。
再送方式識別回路34は、再送方式変更の指示を受ける
と、送受信状態の保持を行つた後、CRSおよびCRRフレー
ム生成回路40にCRSフレーム生成を指示する。生成され
たCRSフレームは、インタフエースバツフア33に送ら
れ、データ線24を介して送信される。次に、CRSフレー
ムに対する応答のCRRフレームを、データ線24を介して
インタフエースバツフア33で受信した後、再送方式識別
回路34に渡す。再送方式識別回路34は、再送方式処理モ
ジユールの変更を割込みによりOS(Operating System)
に指示し、変更完了後、受信したCRRフレームの送信シ
ーケンス番号64および受信シーケンス番号66の送受信状
態に復帰させる。
CRSフレーム送信後、CRRフレームを受信する前に相手局
からCRSフレームを受信した場合には、ランダムな遅延
時後、再度CRSフレームをCRSフレームおよびCRRフレー
ム生成回路40で作成した後、インタフエースバツフア3
3、データ線24を介して送出する。
次に、CRSフレームを相手局から受信した場合につい
て、説明する。
データ線24からインタフエースバツフア33を介してCRS
フレームを受信すると、再送方式識別回路34は、CRSフ
レームの送信シーケンス番号64、受信シーケンス番号66
のチエツクを行い、正しければ送受信状態の保持を行
い、割込みにより再送方式処理モジユールの変更をOSに
指示し、CRSフレームおよびCRRフレーム生成回路40にCR
Rフレームの作成を指示する。生成されたCRRフレームの
送信シーケンス番号64、および受信シーケンス番号66
に、それぞれ受信したCRSフレームの受信シーケンス番
号66、および送信シーケンス番号64をセツトした後、イ
ンタフエースバツフア33、データ線24を介して送出す
る。もし、受信したCRSフレームの送信シーケンス番号6
4および受信シーケンス番号66と、自局の保持している
受信シーケンス番号および送信シーケンス番号とそれぞ
れ異なる場合には、CRSフレームの送信チーケンス番号6
4と自局の受信シーケンス番号のいずれか小さい方の値
を、フレーム生成回路40で生成したCRRフレームの受信
シーケンス番号66にセツトするとともに、CRSフレーム
の受信シーケンス番号と自局の送信シーケンス番号のい
ずれか小さい方の値を、CRRフレームの送信シーケンス
番号64にセツトして、インタフエースバツフア33、デー
タ線24を介して送信する。
このように、本実施例においては、各地球局が独立に衛
星回線の回線品質をモニタし、回線品質の状態に合わせ
て、再送方式を例えばREJ方式とSREJ方式の間で動的に
変更することにより、REJ方式のみ、またはSREJ方式の
みを単独に用いる時に生じる欠点を克服することがで
き、かつ再送時の回線効率を向上させることができる。
また、CRSフレームとCRRフレームを設けることにより、
再送方式の変更をどの地球局からでも要求することがで
きる。このことは、地球局が地理的に広範囲に分布して
いる場合には、気象条件も地球局によつて相当に異なつ
ていることが考えられるので、特に重要となる。なお、
実施例では、使用する再送方式をREJ方式とSREJ方式の
2種類として説明したが、どのような再送方式でもよ
く、また再送方式の種類が3種類以上の場合でも、本発
明を適用することができる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、誤りが生じた
場合の再送を論理リンクレベルで行うので、衛星通信を
実用化する際に、伝播遅延時間によるスループツトの低
下を防止することができ、また回線品質のモニタリング
に基づき、回線品質の変化に伴つて再送方式を切替える
ので、再送時の伝送効率の低下を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す送受信手順のシーケン
スチヤート、第2図は本発明の一実施例を示す衛星通信
ネツトワークの基本構成図、第3図は比較のためのREJ
方式のシーケンスチヤート、第4図,第5図はそれぞれ
従来のREJ方式とSREJ方式のシーケンスチヤート、第6
図はREJ再送方式の衛星通信への応用を示す説明図、第
7図は本発明の他の実施例を示す衛星通信ネツトワーク
の基本構成図、第8図は第7図における通信制御処理装
置の再送方式変更処理部のブロツク図、第9図は本発明
で用いるCRSおよびCRRフレームの形式図である。 1:送信局、2:受信局、6:ホスト計算機、7〜9、18〜2
0:アプリケーシヨンプログラム、10〜12:論理リンク、1
3:チヤネル、14:通信制御処理装置、15:データリンク、
16:通信衛星、17:端末装置、41,43,45,47:品質モニタ用
専用回線、42,44,46,48:データ伝送回線、56:通信衛
星、57〜60:地球局、49〜52:衛星通信用通信制御処理装
置、25:回線品質測定回路、26:メモリ、27,28:メモリの
フイールド、29:レジスタ、30,31:レジスタのフイール
ド、32:比較回路、33,35:インタフエースバツフア、34:
再送方式識別回路、37:コントローラ、40:CRSおよびCRR
フレーム生成回路、61,68:フラグ部、62:アドレス部、6
3:制御部、64:送信シーケンス番号、65:CRS、CRRフレー
ム識別符号、66:受信シーケンス番号、67:フレーム・チ
エツク・シーケンス部(FCS)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データリンクを介して結合された2つの局
    間の通信において、 上記データリンク上に複数の論理リンクを形成してお
    き、 送信側の局が、各送信データを論理リンク対応の通信フ
    レームによって上記データリンクに送信し、 受信側の局が、何れかの通信フレームに受信エラーが発
    生したことを検出した時、上記送信側の局に対して受信
    エラーとなった通信フレームを特定してデータ再送要求
    を発行し、 上記送信側の局が、上記データ再送要求を受信した場合
    に、上記受信エラーとなった通信フレームと対応する特
    定の論理リンクに限定して、上記受信エラーとなった通
    信フレーム以降の既送信済みデータの再送動作を行うよ
    うにしたことを特徴とするデータ再送方式。
  2. 【請求項2】前記受信側の局が、何れかの通信フレーム
    に受信エラーが発生したことを検出した場合、受信エラ
    ーとなった通信フレームが再送されてくる迄の間に受信
    された通信フレームのうち、該受信エラーとなった通信
    フレームと同一の論理リンクに属した受信フレームを廃
    棄することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    データ再送方式。
  3. 【請求項3】データリンクを介して結合された2つの局
    間の通信において、 上記データリンク上に複数の論理リンクを形成し、 上記何れかの局で検出した上記データリンクにおける回
    線品質の状態に応じて、受信エラーとなった通信フレー
    ム以降の既送信済みデータについて再送動作する第1の
    通信モードと、受信エラーとなった通信フレームのみを
    再送動作する第2の通信モードとの何れかのモードを選
    択し、 送信側の局が、各送信データを論理リンク対応の通信フ
    レームによって上記データリンクに送信し、 受信側の局が、何れかの通信フレームに受信エラーが発
    生したことを検出した時、上記送信側の局に対して受信
    エラーとなった通信フレームを特定してデータ再送要求
    を発行し、 上記送信側の局が、上記データ再送要求を受信した場合
    に、上記受信エラーとなった通信フレームと対応する特
    定の論理リンクに限定して、上記回線品質に応じて選択
    された通信モードにより上記データの再送動作を行うこ
    とを特徴とするデータ再送方式。
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