JPH0732404A - ガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機 - Google Patents
ガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機Info
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- JPH0732404A JPH0732404A JP17964893A JP17964893A JPH0732404A JP H0732404 A JPH0732404 A JP H0732404A JP 17964893 A JP17964893 A JP 17964893A JP 17964893 A JP17964893 A JP 17964893A JP H0732404 A JPH0732404 A JP H0732404A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1732—Control circuits therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大型のガス回収槽を用いずに、高圧ガスの回収
を行えるガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそ
のガスアシスト射出成形機の提供。 【構成】気室22C, 22Dに導入したガスを所定の圧力まで
昇圧する第1の昇圧機構20と、気室22C, 22Dから送られ
てくる高圧ガスが導入される圧搾シリンダ32およびこの
圧搾シリンダ32を駆動する駆動シリンダ31を有して第1
の昇圧機構20からの高圧ガスをブーストする第2の昇圧
機構30とを備えた高圧ガス供給装置5を用いて金型2内
に充填した溶融樹脂4の内部に高圧のガスを圧入して溶
融樹脂4の成形を行った後に、溶融樹脂4の内部からガ
スを排出する際に当該ガスを第2の昇圧機構30の駆動シ
リンダ31の内部に回収して再利用する。
を行えるガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそ
のガスアシスト射出成形機の提供。 【構成】気室22C, 22Dに導入したガスを所定の圧力まで
昇圧する第1の昇圧機構20と、気室22C, 22Dから送られ
てくる高圧ガスが導入される圧搾シリンダ32およびこの
圧搾シリンダ32を駆動する駆動シリンダ31を有して第1
の昇圧機構20からの高圧ガスをブーストする第2の昇圧
機構30とを備えた高圧ガス供給装置5を用いて金型2内
に充填した溶融樹脂4の内部に高圧のガスを圧入して溶
融樹脂4の成形を行った後に、溶融樹脂4の内部からガ
スを排出する際に当該ガスを第2の昇圧機構30の駆動シ
リンダ31の内部に回収して再利用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガスアシスト射出成形の
ガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機に関
し、プラスチック製品等の製造に利用できる。
ガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機に関
し、プラスチック製品等の製造に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、寸法精度の高い大型のプラスチ
ック成形品、および、保温容器等の厚肉のプラスチック
中空体等を得ることができる射出成形方法として、ガス
アシスト射出成形が知られている。このガスアシスト射
出成形は、高圧の不活性ガスを圧入することにより、金
型内に充填した溶融樹脂を膨らませて射出成形を行うも
のである。このようなガスアシスト射出成形では、多量
の高圧ガスを使用するため、使用済の高圧ガスをすべて
大気中に廃棄していたのでは、昇圧に要するエネルギー
を廃棄することになるので、経済的な損失が著しい。こ
のため、使用済の高圧ガスを次のガスアシスト射出成形
において再利用できるようにガス回収槽を設けて、その
内部に使用済の高圧ガスを回収している。
ック成形品、および、保温容器等の厚肉のプラスチック
中空体等を得ることができる射出成形方法として、ガス
アシスト射出成形が知られている。このガスアシスト射
出成形は、高圧の不活性ガスを圧入することにより、金
型内に充填した溶融樹脂を膨らませて射出成形を行うも
のである。このようなガスアシスト射出成形では、多量
の高圧ガスを使用するため、使用済の高圧ガスをすべて
大気中に廃棄していたのでは、昇圧に要するエネルギー
を廃棄することになるので、経済的な損失が著しい。こ
のため、使用済の高圧ガスを次のガスアシスト射出成形
において再利用できるようにガス回収槽を設けて、その
内部に使用済の高圧ガスを回収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型の
ガス回収槽では、広い設置面積および高額な建設費用を
必要とするので、イニシャル・コストが嵩むという問題
がある。また、大型のガス回収槽は、高圧ガスの保有容
量が膨大なため、内部圧力が一旦下がってしまうと、そ
の内部圧力を回復するまでに長時間を要するので、高圧
ガス供給装置を停止させて大型のガス回収槽の圧力を低
下させると、大量のエネルギーを損失するという問題が
ある。
ガス回収槽では、広い設置面積および高額な建設費用を
必要とするので、イニシャル・コストが嵩むという問題
がある。また、大型のガス回収槽は、高圧ガスの保有容
量が膨大なため、内部圧力が一旦下がってしまうと、そ
の内部圧力を回復するまでに長時間を要するので、高圧
ガス供給装置を停止させて大型のガス回収槽の圧力を低
下させると、大量のエネルギーを損失するという問題が
ある。
【0004】本発明の目的は、大型のガス回収槽を用い
ずに、高圧ガスの回収を行えるガスアシスト射出成形の
ガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機を提供
することにある。
ずに、高圧ガスの回収を行えるガスアシスト射出成形の
ガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ガスアシスト射出
成形のガス回収方法は、気室に導入したガスを所定の圧
力まで昇圧する第1の昇圧機構と、この第1の昇圧機構
の気室から送られてくる高圧ガスが導入される小口径の
圧搾シリンダおよびこの圧搾シリンダを駆動する大口径
の駆動シリンダを有して前記第1の昇圧機構からの高圧
ガスをブーストする第2の昇圧機構とを備え、金型内に
充填した溶融樹脂の内部に高圧のガスを圧入して射出成
形を行うガスアシスト射出成形のガス回収方法であっ
て、前記溶融樹脂の内部から前記ガスを排出するにあた
り当該ガスを前記第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部
に回収することを特徴とする。
成形のガス回収方法は、気室に導入したガスを所定の圧
力まで昇圧する第1の昇圧機構と、この第1の昇圧機構
の気室から送られてくる高圧ガスが導入される小口径の
圧搾シリンダおよびこの圧搾シリンダを駆動する大口径
の駆動シリンダを有して前記第1の昇圧機構からの高圧
ガスをブーストする第2の昇圧機構とを備え、金型内に
充填した溶融樹脂の内部に高圧のガスを圧入して射出成
形を行うガスアシスト射出成形のガス回収方法であっ
て、前記溶融樹脂の内部から前記ガスを排出するにあた
り当該ガスを前記第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部
に回収することを特徴とする。
【0006】以上において、前記第2の昇圧機構の駆動
シリンダの内部に回収したガスは、次回のガスアシスト
射出成形を行うにあたり当該駆動シリンダを駆動したと
きに前記第1の昇圧機構の気室に圧入して再使用するこ
とが望ましい。
シリンダの内部に回収したガスは、次回のガスアシスト
射出成形を行うにあたり当該駆動シリンダを駆動したと
きに前記第1の昇圧機構の気室に圧入して再使用するこ
とが望ましい。
【0007】また、前記第2の昇圧機構の駆動シリンダ
の内部には、前記溶融樹脂の内部から前記第1の昇圧機
構の気室の内部に前記ガスを導入した後、前記第2の昇
圧機構の駆動シリンダを元の状態に戻す際に、前記溶融
樹脂の内部に残ったガスを回収することが好ましい。
の内部には、前記溶融樹脂の内部から前記第1の昇圧機
構の気室の内部に前記ガスを導入した後、前記第2の昇
圧機構の駆動シリンダを元の状態に戻す際に、前記溶融
樹脂の内部に残ったガスを回収することが好ましい。
【0008】本発明のガスアシスト射出成形機は、気室
に導入したガスを所定の圧力まで昇圧する第1の昇圧機
構と、この第1の昇圧機構の気室から送られてくる高圧
ガスが導入される小口径の圧搾シリンダおよびこの圧搾
シリンダを駆動する大口径の駆動シリンダを有して前記
第1の昇圧機構からの高圧ガスをブーストする第2の昇
圧機構とを備えた高圧ガス供給装置によって金型内に充
填した溶融樹脂の内部に高圧のガスを圧入して当該溶融
樹脂の成形を行うガスアシスト射出成形機であって、前
記金型の内部と、前記第2の昇圧機構の駆動シリンダの
内部と、前記第1の昇圧機構の気室の内部とが方向制御
弁を介して相互に連結されていることを特徴とする。こ
こで、方向制御弁としては、電磁弁や逆止弁等が採用で
きる。
に導入したガスを所定の圧力まで昇圧する第1の昇圧機
構と、この第1の昇圧機構の気室から送られてくる高圧
ガスが導入される小口径の圧搾シリンダおよびこの圧搾
シリンダを駆動する大口径の駆動シリンダを有して前記
第1の昇圧機構からの高圧ガスをブーストする第2の昇
圧機構とを備えた高圧ガス供給装置によって金型内に充
填した溶融樹脂の内部に高圧のガスを圧入して当該溶融
樹脂の成形を行うガスアシスト射出成形機であって、前
記金型の内部と、前記第2の昇圧機構の駆動シリンダの
内部と、前記第1の昇圧機構の気室の内部とが方向制御
弁を介して相互に連結されていることを特徴とする。こ
こで、方向制御弁としては、電磁弁や逆止弁等が採用で
きる。
【0009】
【作用】このような本発明では、ガスアシスト射出成形
の各回毎に、第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部に高
圧ガスを回収できるようになるため、大型のガス回収槽
が不要になる。このため、大型のガス回収槽を設けるた
めの広い設置箇所および高額な建設費用が不要となるう
え、高圧ガス供給装置が保有する高圧ガスの容量は小さ
いので、当該装置を停止しても内部圧力は短時間で回復
し、損失されるエネルギーが極めて小さくなり、これに
より前記目的が達成される。
の各回毎に、第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部に高
圧ガスを回収できるようになるため、大型のガス回収槽
が不要になる。このため、大型のガス回収槽を設けるた
めの広い設置箇所および高額な建設費用が不要となるう
え、高圧ガス供給装置が保有する高圧ガスの容量は小さ
いので、当該装置を停止しても内部圧力は短時間で回復
し、損失されるエネルギーが極めて小さくなり、これに
より前記目的が達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例の射出成形機1の概略が示
されており、この射出成形機1は、金型2にセットした
ノズル3から溶融樹脂4を充填するとともに、この溶融
樹脂4の内部にノズル3を通じて高圧ガス供給装置5か
ら供給される高圧不活性ガスを圧入して中空製品を成形
するものである。高圧ガス供給装置5は、ボンベ10から
取り出した不活性ガスである窒素ガスを、第1の昇圧機
構20および第2の昇圧機構30で圧搾してから溶融樹脂4
内に圧送するものである。
明する。図1には、本実施例の射出成形機1の概略が示
されており、この射出成形機1は、金型2にセットした
ノズル3から溶融樹脂4を充填するとともに、この溶融
樹脂4の内部にノズル3を通じて高圧ガス供給装置5か
ら供給される高圧不活性ガスを圧入して中空製品を成形
するものである。高圧ガス供給装置5は、ボンベ10から
取り出した不活性ガスである窒素ガスを、第1の昇圧機
構20および第2の昇圧機構30で圧搾してから溶融樹脂4
内に圧送するものである。
【0011】第1の昇圧機構20は、駆動シリンダ21およ
び圧搾シリンダ22の二つのシリンダ装置を有し、かつ、
駆動シリンダ21のピストンロッド21A および圧搾シリン
ダ22のピストンロッド22A を相互に連結したものであ
る。駆動シリンダ21は、圧搾シリンダ22よりも口径が大
きくされたいわゆる複動式の空気シリンダである。駆動
シリンダ21のピストン21B の両側はどちらも圧搾空気が
導入される気室21C, 21Dとなっている。これらの二つの
気室21C, 21Dは、切替電磁弁11を介して図示しない圧搾
空気源に接続されている。切替電磁弁11の作動により、
気室21C, 21Dには交互に圧搾空気が導入され、この圧搾
空気によりピストン21B は往復運動してピストンロッド
21A を介して圧搾シリンダ22を駆動するようになってい
る。
び圧搾シリンダ22の二つのシリンダ装置を有し、かつ、
駆動シリンダ21のピストンロッド21A および圧搾シリン
ダ22のピストンロッド22A を相互に連結したものであ
る。駆動シリンダ21は、圧搾シリンダ22よりも口径が大
きくされたいわゆる複動式の空気シリンダである。駆動
シリンダ21のピストン21B の両側はどちらも圧搾空気が
導入される気室21C, 21Dとなっている。これらの二つの
気室21C, 21Dは、切替電磁弁11を介して図示しない圧搾
空気源に接続されている。切替電磁弁11の作動により、
気室21C, 21Dには交互に圧搾空気が導入され、この圧搾
空気によりピストン21B は往復運動してピストンロッド
21A を介して圧搾シリンダ22を駆動するようになってい
る。
【0012】圧搾シリンダ22は、ピストン22B の両側に
窒素ガスを導入する二つの気室22C,22Dを有するもので
ある。二つの気室22C, 22Dは、逆止弁12を介してボンベ
10および第2の昇圧機構30に接続されている。ピストン
22B は、駆動シリンダ21の動作により往復運動し、気室
22C, 22D内に導入された窒素ガスを交互に圧縮して第2
の昇圧機構30に送るようになっている。
窒素ガスを導入する二つの気室22C,22Dを有するもので
ある。二つの気室22C, 22Dは、逆止弁12を介してボンベ
10および第2の昇圧機構30に接続されている。ピストン
22B は、駆動シリンダ21の動作により往復運動し、気室
22C, 22D内に導入された窒素ガスを交互に圧縮して第2
の昇圧機構30に送るようになっている。
【0013】第2の昇圧機構30は、第1の昇圧機構20と
同じ構造を有するものであり、それぞれのピストンロッ
ド31A, 32Aを相互に連結した駆動シリンダ31および圧搾
シリンダ32を有している。駆動シリンダ31は、圧搾シリ
ンダ32よりも口径の大きい複動式の空気シリンダ装置で
あり、ピストン31B の両側に二つの気室31C, 31Dを有し
ている。このうち、図中下側の気室31C は、切替電磁弁
13を介して図示しない圧搾空気源に接続されている。切
替電磁弁13の作動時には、気室31C に圧搾空気が導入さ
れ、この圧搾空気によりピストン31B は前進してピスト
ンロッド31A を介して圧搾シリンダ32のピストン32B を
前進するようになっている。一方、ピストンロッド31A
側の気室31D は、逆止弁14、フィルタ15、および、電磁
弁16を介してノズル3に接続されるとともに、逆止弁17
を介して第1の昇降機構20側の圧搾シリンダ22の気室22
C, 22Dに接続されている。ここで、切替電磁弁13の電源
を切って気室31C 内を大気に開放し、かつ、電磁弁16を
動作させて気室31D を溶融樹脂4の内部に連通させる
と、溶融樹脂4の内の高圧窒素ガスが気室31D 内に回収
され、高圧窒素ガスの圧力により前進したピストン31B
が元の位置まで後退するようになっている。
同じ構造を有するものであり、それぞれのピストンロッ
ド31A, 32Aを相互に連結した駆動シリンダ31および圧搾
シリンダ32を有している。駆動シリンダ31は、圧搾シリ
ンダ32よりも口径の大きい複動式の空気シリンダ装置で
あり、ピストン31B の両側に二つの気室31C, 31Dを有し
ている。このうち、図中下側の気室31C は、切替電磁弁
13を介して図示しない圧搾空気源に接続されている。切
替電磁弁13の作動時には、気室31C に圧搾空気が導入さ
れ、この圧搾空気によりピストン31B は前進してピスト
ンロッド31A を介して圧搾シリンダ32のピストン32B を
前進するようになっている。一方、ピストンロッド31A
側の気室31D は、逆止弁14、フィルタ15、および、電磁
弁16を介してノズル3に接続されるとともに、逆止弁17
を介して第1の昇降機構20側の圧搾シリンダ22の気室22
C, 22Dに接続されている。ここで、切替電磁弁13の電源
を切って気室31C 内を大気に開放し、かつ、電磁弁16を
動作させて気室31D を溶融樹脂4の内部に連通させる
と、溶融樹脂4の内の高圧窒素ガスが気室31D 内に回収
され、高圧窒素ガスの圧力により前進したピストン31B
が元の位置まで後退するようになっている。
【0014】圧搾シリンダ32は、第1の昇圧機構20の圧
搾シリンダ22で圧縮した窒素ガスを溶融樹脂4の内部に
送る際に、圧力が低下しないように所定圧力を維持させ
る圧力ブースターである。圧搾シリンダ32のピストン32
B の図中上側のみが気室32Cとなっており、気室32C
は、第1の昇圧機構20に接続されるとともに、電磁弁18
を介してノズル3に接続されている。第1の昇圧機構20
からの窒素ガスを気室32C に導入した状態で、圧搾シリ
ンダ32のピストン32B を駆動シリンダ31で前進駆動させ
ることにより、第1の昇圧機構20で圧縮した窒素ガスを
溶融樹脂4の内部に送るとともに、窒素ガスを所定の圧
力に維持するようになっている。
搾シリンダ22で圧縮した窒素ガスを溶融樹脂4の内部に
送る際に、圧力が低下しないように所定圧力を維持させ
る圧力ブースターである。圧搾シリンダ32のピストン32
B の図中上側のみが気室32Cとなっており、気室32C
は、第1の昇圧機構20に接続されるとともに、電磁弁18
を介してノズル3に接続されている。第1の昇圧機構20
からの窒素ガスを気室32C に導入した状態で、圧搾シリ
ンダ32のピストン32B を駆動シリンダ31で前進駆動させ
ることにより、第1の昇圧機構20で圧縮した窒素ガスを
溶融樹脂4の内部に送るとともに、窒素ガスを所定の圧
力に維持するようになっている。
【0015】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
図2の(A)に示されるように、第1の昇圧機構20の駆
動シリンダ21を作動させ、ボンベ10から圧搾シリンダ22
に導入した窒素ガスを昇圧して第2の昇圧機構30の圧搾
シリンダ32へ送る。圧搾シリンダ32内の窒素ガスが所定
の圧力に達するまで、駆動シリンダ21の作動を継続さ
せ、窒素ガスを昇圧しながら圧搾シリンダ32内に蓄え
る。一方、金型2の内部には、溶融樹脂4を充填してお
く。この際、第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の気室
31D には、前回の射出成形において溶融樹脂4の内部か
ら回収した窒素ガスが蓄積されている。なお、この気室
31D に回収されているガスは、後述する理由により溶融
樹脂4の内部に圧入する際の所定圧力よりもかなり低い
圧力(以下「第2次回収圧力」という)となっている。
図2の(A)に示されるように、第1の昇圧機構20の駆
動シリンダ21を作動させ、ボンベ10から圧搾シリンダ22
に導入した窒素ガスを昇圧して第2の昇圧機構30の圧搾
シリンダ32へ送る。圧搾シリンダ32内の窒素ガスが所定
の圧力に達するまで、駆動シリンダ21の作動を継続さ
せ、窒素ガスを昇圧しながら圧搾シリンダ32内に蓄え
る。一方、金型2の内部には、溶融樹脂4を充填してお
く。この際、第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の気室
31D には、前回の射出成形において溶融樹脂4の内部か
ら回収した窒素ガスが蓄積されている。なお、この気室
31D に回収されているガスは、後述する理由により溶融
樹脂4の内部に圧入する際の所定圧力よりもかなり低い
圧力(以下「第2次回収圧力」という)となっている。
【0016】次ぎに、圧搾シリンダ32内の窒素ガスが所
定の圧力に達したら、第1の昇圧機構20の駆動シリンダ
21を停止させ、第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31を作
動させる。これにより、図2の(B)に示されるよう
に、圧搾シリンダ32内の高圧窒素ガスを金型2内の溶融
樹脂4に圧入するとともに、気室31D に回収されていた
窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾シリンダ22の内部に
移送する。
定の圧力に達したら、第1の昇圧機構20の駆動シリンダ
21を停止させ、第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31を作
動させる。これにより、図2の(B)に示されるよう
に、圧搾シリンダ32内の高圧窒素ガスを金型2内の溶融
樹脂4に圧入するとともに、気室31D に回収されていた
窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾シリンダ22の内部に
移送する。
【0017】続いて、溶融樹脂4の表面が型崩れしない
程度に硬化したら、図2の(C)に示されるように、溶
融樹脂4の内部の高圧窒素ガスを、第1の昇圧機構20の
圧搾シリンダ22の内部に送って回収する。ここで回収さ
れる高圧の窒素ガスは、溶融樹脂4の内部に圧入する際
の所定圧力に近い高い圧力(以下「第1次回収圧力」と
いう)となっているため、予め圧搾シリンダ22内に第2
次回収圧力の窒素ガスを蓄積しておいても、圧搾シリン
ダ22の内部に回収できる。この際、第2の昇圧機構30の
駆動シリンダ31の気室31D にも第1次回収圧力の窒素ガ
スが流入するが、ピストン31B が反対側の気室31C に供
給された圧搾空気により付勢されて気室31D は圧縮状態
に維持されるため、気室31D に回収できる窒素ガスは少
量となる。
程度に硬化したら、図2の(C)に示されるように、溶
融樹脂4の内部の高圧窒素ガスを、第1の昇圧機構20の
圧搾シリンダ22の内部に送って回収する。ここで回収さ
れる高圧の窒素ガスは、溶融樹脂4の内部に圧入する際
の所定圧力に近い高い圧力(以下「第1次回収圧力」と
いう)となっているため、予め圧搾シリンダ22内に第2
次回収圧力の窒素ガスを蓄積しておいても、圧搾シリン
ダ22の内部に回収できる。この際、第2の昇圧機構30の
駆動シリンダ31の気室31D にも第1次回収圧力の窒素ガ
スが流入するが、ピストン31B が反対側の気室31C に供
給された圧搾空気により付勢されて気室31D は圧縮状態
に維持されるため、気室31D に回収できる窒素ガスは少
量となる。
【0018】次いで、溶融樹脂4内の圧力が圧搾シリン
ダ22内の圧力と平衡して、窒素ガスが圧搾シリンダ22に
回収不可能となったら、気室31C の圧搾空気源を大気開
放し、図2の(D)に示されるように、溶融樹脂4内の
窒素ガスの圧力で、駆動シリンダ31C のピストン31B を
後退させて気室31D の容積を拡大するとともに、溶融樹
脂4内に残留している窒素ガスを気室31D の内部に回収
する。圧搾シリンダ22で回収不可能となった残りの窒素
ガスであるという理由から、この気室31D の内部に回収
されるガスは、前述したように、射出成形時に溶融樹脂
4の内部に圧入する際の所定圧力よりもかなり低い第2
次回収圧力となっている。以上の手順により高圧に維持
したままの窒素ガスを回収し、高圧に昇圧した状態の窒
素ガスを何度も再使用しながら、ガスアシスト射出成形
を行い、ガスアシスト射出成形で消費される窒素ガスお
よび当該ガスの昇圧に要するエネルギーを節約する。
ダ22内の圧力と平衡して、窒素ガスが圧搾シリンダ22に
回収不可能となったら、気室31C の圧搾空気源を大気開
放し、図2の(D)に示されるように、溶融樹脂4内の
窒素ガスの圧力で、駆動シリンダ31C のピストン31B を
後退させて気室31D の容積を拡大するとともに、溶融樹
脂4内に残留している窒素ガスを気室31D の内部に回収
する。圧搾シリンダ22で回収不可能となった残りの窒素
ガスであるという理由から、この気室31D の内部に回収
されるガスは、前述したように、射出成形時に溶融樹脂
4の内部に圧入する際の所定圧力よりもかなり低い第2
次回収圧力となっている。以上の手順により高圧に維持
したままの窒素ガスを回収し、高圧に昇圧した状態の窒
素ガスを何度も再使用しながら、ガスアシスト射出成形
を行い、ガスアシスト射出成形で消費される窒素ガスお
よび当該ガスの昇圧に要するエネルギーを節約する。
【0019】前述のような本実施例によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、各回のガスアシスト射出成形
を行った後に、第1の昇圧機構20の圧搾シリンダ22およ
び第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の内部に使用済の
窒素ガスを蓄積するようにしたので、大型のガス回収槽
がなくとも高圧を維持した窒素ガスを回収・再利用する
ことができる。
な効果がある。すなわち、各回のガスアシスト射出成形
を行った後に、第1の昇圧機構20の圧搾シリンダ22およ
び第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の内部に使用済の
窒素ガスを蓄積するようにしたので、大型のガス回収槽
がなくとも高圧を維持した窒素ガスを回収・再利用する
ことができる。
【0020】このため、射出成形機1は、大型のガス回
収槽を設けるための広い設置面積および高額な建設費用
が不要となるので、設置にかかるイニシャルコストを低
減できるうえ、高圧ガス供給装置5は、高圧ガスの保有
容量が小さくなり、当該装置を停止して内部圧力が低下
しても、当該圧力は短時間で回復するため、高圧ガス供
給装置5の立ち上げ時に損失されるエネルギーを極めて
小さくでき、射出成形機1のランニングコストを低減で
きる。
収槽を設けるための広い設置面積および高額な建設費用
が不要となるので、設置にかかるイニシャルコストを低
減できるうえ、高圧ガス供給装置5は、高圧ガスの保有
容量が小さくなり、当該装置を停止して内部圧力が低下
しても、当該圧力は短時間で回復するため、高圧ガス供
給装置5の立ち上げ時に損失されるエネルギーを極めて
小さくでき、射出成形機1のランニングコストを低減で
きる。
【0021】また、溶融樹脂4内の高圧窒素ガスを回収
するにあたり、まず第1次回収圧力で第1の昇圧機構20
の圧搾シリンダ22に回収し、残りを第2次回収圧力で第
2の昇圧機構30の駆動シリンダ32に回収するようにした
ので、溶融樹脂4に圧入した窒素ガスをほとんど漏れな
く回収することができる。この際、第2次回収圧力で回
収した窒素ガスは、次回の射出成形時に第1次回収圧力
で回収される窒素ガスが圧入される前に、第2の昇圧機
構30の駆動シリンダ31からから第1の昇圧機構20の圧搾
シリンダ22に移送されるようにしたので、第1次回収圧
力を低下させることがなく、第2次回収圧力の窒素ガス
を有効に再利用することができる。
するにあたり、まず第1次回収圧力で第1の昇圧機構20
の圧搾シリンダ22に回収し、残りを第2次回収圧力で第
2の昇圧機構30の駆動シリンダ32に回収するようにした
ので、溶融樹脂4に圧入した窒素ガスをほとんど漏れな
く回収することができる。この際、第2次回収圧力で回
収した窒素ガスは、次回の射出成形時に第1次回収圧力
で回収される窒素ガスが圧入される前に、第2の昇圧機
構30の駆動シリンダ31からから第1の昇圧機構20の圧搾
シリンダ22に移送されるようにしたので、第1次回収圧
力を低下させることがなく、第2次回収圧力の窒素ガス
を有効に再利用することができる。
【0022】さらに、第2次回収圧力で第2の昇圧機構
30の駆動シリンダ31に回収する際に、第2次回収圧力の
窒素ガスで駆動シリンダ31のピストン32B を元の位置に
戻すようにしたので、駆動シリンダ31の駆動エネルギー
を節約することができる。
30の駆動シリンダ31に回収する際に、第2次回収圧力の
窒素ガスで駆動シリンダ31のピストン32B を元の位置に
戻すようにしたので、駆動シリンダ31の駆動エネルギー
を節約することができる。
【0023】以上、本発明について好適な実施例を上げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、前記実施例
では、使用済の窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾シリ
ンダ22および第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の両方
に回収したが、容積の大きい第2の昇圧機構30の駆動シ
リンダ31のみに回収してもよく、この場合には、窒素ガ
スを次の射出成形時に再利用するにあたり、圧搾空気源
等の動力を利用して窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾
シリンダ22に移送すればよい。
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、前記実施例
では、使用済の窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾シリ
ンダ22および第2の昇圧機構30の駆動シリンダ31の両方
に回収したが、容積の大きい第2の昇圧機構30の駆動シ
リンダ31のみに回収してもよく、この場合には、窒素ガ
スを次の射出成形時に再利用するにあたり、圧搾空気源
等の動力を利用して窒素ガスを第1の昇圧機構20の圧搾
シリンダ22に移送すればよい。
【0024】また、不活性ガスとしては窒素ガスに限ら
ず、アルゴンガス等他の不活性ガスでもよい。さらに、
第1の昇圧機構としては、圧搾空気で駆動される空気圧
駆動式のものに限らず、油圧駆動式のものでもよい。
ず、アルゴンガス等他の不活性ガスでもよい。さらに、
第1の昇圧機構としては、圧搾空気で駆動される空気圧
駆動式のものに限らず、油圧駆動式のものでもよい。
【0025】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、大型のガ
ス回収槽を用いずに、ガスアシスト射出成形で使用済と
なった高圧ガスを回収することができる。
ス回収槽を用いずに、ガスアシスト射出成形で使用済と
なった高圧ガスを回収することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】前記実施例の動作を説明するための図である。
1 ガスアシスト射出成形機 2 金型 4 溶融樹脂 5 高圧ガス供給装置 12, 14, 17 方向制御弁としての逆止弁 16 方向制御弁としての電磁弁 20 第1の昇圧機構 22C, 22D 気室 30 第2の昇圧機構 31 駆動シリンダ 32 圧搾シリンダ
Claims (4)
- 【請求項1】気室に導入したガスを所定の圧力まで昇圧
する第1の昇圧機構と、この第1の昇圧機構の気室から
送られてくる高圧ガスが導入される小口径の圧搾シリン
ダおよびこの圧搾シリンダを駆動する大口径の駆動シリ
ンダを有して前記第1の昇圧機構からの高圧ガスをブー
ストする第2の昇圧機構とを備え、金型内に充填した溶
融樹脂の内部に高圧のガスを圧入して射出成形を行うガ
スアシスト射出成形のガス回収方法であって、前記溶融
樹脂の内部から前記ガスを排出するにあたり当該ガスを
前記第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部に回収するこ
とを特徴とするガスアシスト射出成形のガス回収方法。 - 【請求項2】請求項1に記載のガスアシスト射出成形の
ガス回収方法において、前記第2の昇圧機構の駆動シリ
ンダの内部に回収したガスを次回のガスアシスト射出成
形を行うにあたり当該駆動シリンダを駆動したときに前
記第1の昇圧機構の気室に圧入して再使用することを特
徴とするガスアシスト射出成形のガス回収方法。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のガスアシ
スト射出成形のガス回収方法において、前記溶融樹脂の
内部から前記第1の昇圧機構の気室の内部に前記ガスを
導入した後、前記第2の昇圧機構の駆動シリンダを元の
状態に戻す際に、前記溶融樹脂の内部に残ったガスを前
記第2の昇圧機構の駆動シリンダの内部に回収すること
を特徴とするガスアシスト射出成形のガス回収方法。 - 【請求項4】気室に導入したガスを所定の圧力まで昇圧
する第1の昇圧機構と、この第1の昇圧機構の気室から
送られてくる高圧ガスが導入される小口径の圧搾シリン
ダおよびこの圧搾シリンダを駆動する大口径の駆動シリ
ンダを有して前記第1の昇圧機構からの高圧ガスをブー
ストする第2の昇圧機構とを備えた高圧ガス供給装置に
よって金型内に充填した溶融樹脂の内部に高圧のガスを
圧入して当該溶融樹脂の成形を行うガスアシスト射出成
形機であって、前記金型の内部と、前記第2の昇圧機構
の駆動シリンダの内部と、前記第1の昇圧機構の気室の
内部とが方向制御弁を介して相互に連結されていること
を特徴とするガスアシスト射出成形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17964893A JPH0732404A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17964893A JPH0732404A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732404A true JPH0732404A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16069450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17964893A Withdrawn JPH0732404A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ガスアシスト射出成形のガス回収方法およびそのガスアシスト射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732404A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115195026A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-10-18 | 广东文穗智能装备股份有限公司 | 注塑辅助集成系统用储气装置 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP17964893A patent/JPH0732404A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115195026A (zh) * | 2022-06-29 | 2022-10-18 | 广东文穗智能装备股份有限公司 | 注塑辅助集成系统用储气装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |