JPH0732420A - 記録ディスク成形用金型 - Google Patents

記録ディスク成形用金型

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JPH0732420A
JPH0732420A JP17692093A JP17692093A JPH0732420A JP H0732420 A JPH0732420 A JP H0732420A JP 17692093 A JP17692093 A JP 17692093A JP 17692093 A JP17692093 A JP 17692093A JP H0732420 A JPH0732420 A JP H0732420A
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良浩 清野
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    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26—Moulds
    • B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • B29C45/2632—Stampers; Mountings thereof

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内周スタンパー押さえの着脱を確実かつ容易
にできるようにする。 【構成】 固定型41を開閉可能な第1の型体部材46と第
2の型体部材47とにより構成する。第1の型体部材46
に、内周スタンパー押さえ73とこれを固定するための回
転固定具87とを埋め込む。スタンパー71の交換時、まず
両型体部材46,47を開く。ついで、抜き取り治具131 に
より内周スタンパー押さえ73を押さえながら、回転治具
132 により回転固定具87を回す。これにより、回転固定
具87の係止突起90が内周スタンパー押さえ73の受け突起
84から外れた状態にし、内周スタンパー押さえ73を抜き
取る。内周スタンパー押さえ73の再取り付けは逆の手順
による。係止突起90が受け突起84にキャビティ側から引
っ掛かった状態にして、内周スタンパー押さえ73を固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク
(CD)あるいはミニディスク(MD)などの記録ディ
スクを樹脂により成形する記録ディスク成形用金型に関
する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスクなどの光学式記録ディスク
(光ディスク)は、樹脂により射出圧縮成形される。こ
こで、従来の光ディスク成形用金型の一例について、図
4から図6を参照しながら説明する。なお、この金型
は、MD用のものである。1は固定型、2は可動型で、
これら固定型1および可動型2は、図示左右方向に開閉
し、型閉時に内部にMDの形状をしたキャビティ3を形
成するものである。固定型1は、固定側取付板6を有し
ており、この固定側取付板6の下面には、固定側型枠7
が周辺部に固定されているとともに、この固定側型枠7
内に位置するキャビティ入子8が固定されている。ま
た、固定側取付板6およびキャビティ入子8を貫通して
スプルーブッシュ9が固定されており、その内部がスプ
ルー10になっている。なお、キャビティ入子8におい
て、スプルーブッシュ9の外周にはエア吹き出し用入子
11が嵌合されている。
【0003】また、前記キャビティ3を形成するキャビ
ティ入子8の左面には、薄いディスク状のスタンパー16
が着脱可能に取り付けられている。このスタンパー16
は、MDの記録であるピットの反転形状が左面に形成さ
れているものであり、中心孔を有している。そして、ス
タンパー16は、キャビティ入子8の左面周辺部にボルト
17によって固定された外周スタンパー押さえ18により外
周部が、また、ほぼ円筒状の内周スタンパー押さえ19に
より内周部がそれぞれ左側すなわちキャビティ3側から
押さえられている。この内周スタンパー押さえ19は、キ
ャビティ入子8に形成された嵌合孔20内に嵌合されてい
るとともに、前記エア吹き出し用入子11の外周に嵌合さ
れており、これらからキャビティ3側へ抜き取れるよう
になっている。そして、内周スタンパー押さえ19の外周
には、スタンパー16を押さえる押さえ鍔部21がキャビテ
ィ3側の端部に形成されているとともに、受け鍔部22が
反対側の端部に形成されている。また、キャビティ入子
8には、嵌合孔20の奥部両側に円柱形状の通し孔23がそ
れぞれ形成されている。これら通し孔23は、真っ直ぐに
固定側型枠7の外面まで抜けている。そして、各通し孔
23には、固定側型枠7の外側からロッド24が回転可能に
螺合されている。これらロッド24の先端部は、内周スタ
ンパー押さえ19の受け鍔部22にキャビティ3側あるいは
反対側から係合する半円柱形状部25になっている。これ
とともに、スタンパー16は、固定側型枠7およびキャビ
ティ入子8に形成された通気路26を介しての真空吸引に
よりキャビティ入子8の下面に密着するようになってい
る。
【0004】一方、前記可動型2は、キャビティ3側の
一部のみを示してあるが、型閉時に前記固定側型枠7に
突き当たる可動側型枠31があり、その内側に、キャビテ
ィ3の外周を形成する固定コア入子32が固定されてい
る。また、枠状のこの固定コア入子32の内側には、キャ
ビティ3の左面を形成する可動コア入子33が型開閉方向
へ可動に嵌合されている。さらに、この可動コア入子33
の中央部には、エア吹き出し用入子34、突き出しスリー
ブ35、ゲートカットピン36および突き出しピン37が組み
込まれている。
【0005】なお、前記固定型1および可動型2には、
キャビティ3の周囲から外部へ通じる温調用の通水路3
8,39がそれぞれ形成されている。
【0006】そして、MDの成形に際しては、固定型1
と可動型2とを型閉し、スプルー10からキャビティ3内
に溶融樹脂を充填する。その後、可動コア入子33が固定
型1の方へ移動し、キャビティ3内の樹脂が圧縮され
る。こうして成形されるMDの表面には、スタンパー16
よりピットからなる記録が転写される。なお、可動コア
入子33による前記圧縮は、その転写性を高めている。
【0007】ところで、スタンパー16は、適宜交換すべ
きものであり、通常5000〜10000 ショット毎に交換され
る。スタンパー16の交換に際しては、成形動作を止め、
100℃程度と熱くなっている金型を冷やした後、固定型
1と可動型2とを開いた状態で、スタンパー押さえ18,
19を外す。このとき、外周スタンパー押さえ18は、ボル
ト17を外して、キャビティ入子8から離せばよい。一
方、内周スタンパー押さえ19を外すには、まず金型外か
ら2本のロッド24をそれぞれ図5に矢印で示す方向へ 1
80°回す。それに伴い、両ロッド24の半円柱形状部25
は、内周スタンパー押さえ19の受け鍔部22のキャビティ
3側から外れ、その後、内周スタンパー押さえ19の端面
に突き当たって、この内周スタンパー押さえ19を可動型
2の方へ若干押し出す。そこで、この押し出された部分
を手掛かりにして、内周スタンパー押さえ19をキャビテ
ィ入子8の嵌合孔20から抜き取る。スタンパー16の交換
後は、スタンパー押さえ18,19を再びキャビティ入子8
に取り付ける。内周スタンパー押さえ19の取り付けで
は、これをキャビティ入子8の嵌合孔20内に差し込んだ
後、金型外から2本のロッド24をそれぞれ逆に 180°回
す。それに伴い、両ロッド24の半円柱形状部25が内周ス
タンパー押さえ19の受け鍔部22にキャビティ3側からそ
れぞれ係合する。これにより、内周スタンパー押さえ19
がキャビティ入子8に固定される。なお、このように内
周スタンパー押さえ19の取り付けに際して、内周スタン
パー押さえ19を回すことはない。これは、内周スタンパ
ー押さえ19を回すと、スタンパー16の位置ずれなどの不
都合が生じるからである。そして、以上のようなスタン
パー16の交換には、金型を冷やさなければならないこと
もあり、従来2時間くらいかかっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の内
周スタンパー押さえ19の取り付け構造では、次のような
問題があった。まず、内周スタンパー押さえ19の固定の
ためのロッド24は、金型外から操作するために、内周ス
タンパー押さえ19が中央部にあるキャビティ入子8から
固定側型枠7の外面まで達していなければならず、した
がって、かなり細長いものとなる。そのため、ロッド24
を金型外から回そうとしても、通し孔23の周面との間の
抵抗などにより、実際にはロッド24が動かないおそれが
ある。また、ロッド24を通す真っ直ぐな長い通し孔23
は、温調用の通水路38の回路などの設計に対しても、大
きな制約となる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、確実かつ容易に内周側のスタンパー押さ
えを着脱でき、かつ、温調用の回路などの設計に対する
制約も小さくできる記録ディスク成形用金型を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、開閉可能で型閉時に内部に記録ディスク
の形状をしたキャビティを形成する一対の型体を備え、
一方の型体は、前記キャビティを形成する壁面に着脱可
能に取り付けられるスタンパーと、このスタンパーの内
周部を他方の型体側から押さえるスタンパー押さえとを
有する記録ディスク成形用金型において、前記一方の型
体は、キャビティ側の第1の型体部材と、この第1の型
体部材に対して開閉可能な反対側の第2の型体部材とか
らなり、前記スタンパー押さえは、前記第1の型体部材
に埋め込みかつこの第1の型体部材からキャビティ側へ
抜き取り可能とするとともに、外周の反キャビティ側端
部に受け突起を有し、前記第1の型体部材に、その第2
の型体部材への対向面へ露出させて前記スタンパー押さ
えの外周に嵌合する回転固定具を回転可能に設け、この
回転固定具は、前記スタンパー押さえの受け突起にキャ
ビティ側から係合しかつ回転固定具の回転に伴い受け突
起から軸方向において外れる係止突起を有するものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の記録ディスク成形用金型では、成形
時、一対の型体を型閉し、両型体間に形成されたキャビ
ティに樹脂を充填して、記録ディスクを成形する。この
成形された記録ディスクの表面には、一方の型体に取り
付けられたスタンパーよりピットなどからなる記録が転
写されている。また、スタンパーの交換時には、スタン
パー押さえを外すが、スタンパーの内周部を押さえてい
るスタンパー押さえを外すには、まず前記一方の型体を
なしている第1の型体部材と第2の型体部材とを開く。
ついで、これら型体部材間に回転治具を入れ、この回転
治具により、第1の型体部材にある回転固定具を回し、
回転固定具の係止突起がスタンパー押さえの受け突起か
ら軸方向において外れた状態にする。この状態で、抜き
取り治具により、スタンパー押さえを軸方向にキャビテ
ィ側へ引くと、スタンパー押さえの受け突起が回転固定
具の係止突起間を通って、第1の型体部材からスタンパ
ー押さえを抜き取れる。また、新しいスタンパーを付け
て、スタンパー押さえを第1の型体部材に再び取り付け
るときには、スタンパー押さえを差し込んだ後、回転治
具により回転固定具を回し、この回転固定具の係止突起
をスタンパー押さえの受け突起にキャビティ側から係合
させる。これにより、スタンパー押さえが第1の型体部
材に固定される。その後、第1の型体部材と第2の型体
部材とを閉じる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の記録ディスク成形用金型の一
実施例について、図1から図3を参照しながら説明す
る。41は固定型、42は可動型で、型体であるこれら固定
型41および可動型42は、図示左右方向に開閉し、型
閉時に内部にMDの形状をしたキャビティ43を形成する
ものである。
【0013】前記固定型41は、キャビティ43側の第1の
型体部材46と反対側の第2の型体部材47とからなってお
り、これら型体部材46,47は、図示左右方向に互いに開
閉可能なものである。前記第2の型体部材47は、図示し
ていない成形機の固定側プラテンにボルトにより取り付
けられる固定側取付板48の中央部に、スプルーブッシュ
49が貫通状態でローケートリング50により固定されてい
る。スプルーブッシュ49は、内部がスプルー51になって
いる。また、スプルーブッシュ49のキャビティ43側外周
にはエア吹き出し用入子52が嵌合されて固定されてい
る。なお、53は前記スプルーブッシュ49に接続される成
形機のノズルである。一方、前記第1の型体部材46は、
前記固定側型枠54の内側に、キャビティ43を形成するキ
ャビティ入子55がボルトにより固定されている。そし
て、両型体部材46,47の開閉の案内のために、前記固定
側取付板48にボルト61により固定されたガイドピン62が
固定側型枠54に固定されたスライドベアリング63内に摺
動自在に嵌合されている。また、ボルト64が固定側取付
板48に形成された貫通孔65を通して固定側型枠54に螺着
されており、貫通孔65内に形成されたストッパー面65a
にボルト64の頭部64a が突き当たることにより、両型体
部材46,47が所定距離までしか開かないようになってい
る。また、両型体部材46,47の固定のために、固定側型
枠54の外側面にほぼL字形状の受け具66がボルト67によ
り固定されており、一方、固定側取付板48にはほぼL字
形状のクランプ68がボルト69により支持されている。こ
のクランプ68は、ボルト69を中心とする回転に伴い受け
具66の受け部66a に係脱する係止部68a を有している。
【0014】前記キャビティ43を形成するキャビティ入
子55の左面には、中心孔を有する薄いディスク状のスタ
ンパー71が着脱可能に取り付けられているが、このスタ
ンパー71は、ほぼ円環状の外周スタンパー押さえ72によ
り外周部が、また、ほぼ円筒状の内周スタンパー押さえ
73により内周部がそれぞれ左側すなわち可動型2側から
押さえられている。さらに、前記第1の型体部材46に
は、スタンパー71をキャビティ入子55に真空吸引するた
めの通気路74が形成されている。前記外周スタンパー押
さえ72は、キャビティ入子55の左側外周に形成された段
部75に回転可能に嵌合されるもので、内周左側にスタン
パー71を押さえる押さえ部76が突出形成されている。ま
た、外周スタンパー押さえ72の内周右側には、その円周
に沿って並ぶ複数の受け突起77が形成されている。一
方、キャビティ入子55の外周左端部には、その円周に沿
って並ぶ複数の係止突起78が形成されている。これら係
止突起78は、それぞれ前記外周スタンパー押さえ72の各
受け突起77に右側から係合し、かつ、外周スタンパー押
さえ72の回転に伴い各受け突起77から軸方向において外
れるものである。さらに、外周スタンパー押さえ72の左
側の面には、複数の治具係合孔79が形成されている。
【0015】また、内周スタンパー押さえ73は、キャビ
ティ入子55に貫通形成された嵌合孔81内に嵌合されてお
り、この嵌合孔81からキャビティ43側へ抜き取り可能に
なっている。そして、内周スタンパー押さえ73の外周の
キャビティ43側すなわち左側端部には、スタンパー71を
押さえる押さえ部82が形成されている。また、内周スタ
ンパー押さえ73の外周右側には、径小部83が形成されて
おり、この径小部83の右側には、その円周に沿って並ぶ
複数の受け突起84が形成されている。これら受け突起84
の左側の面は、前記円周に対して傾斜した傾斜面84a に
なっている。また、キャビティ入子55の右側には、前記
嵌合孔81に連なる組込み孔86が形成されており、この組
込み孔86内に、前記内周スタンパー押さえ73の径小部83
に嵌合する回転固定具87が回転可能に固定されている。
この回転固定具87は、キャビティ入子55の右側の面に固
定された固定リング89により押さえられて抜け止めされ
ており、キャビティ入子55に対して回転のみ可能となっ
ているが、キャビティ入子55の右側すなわち第2の型体
部材47側の面へ露出している。そして、回転固定具87の
内周右側には、その円周に沿って並ぶ複数の係止突起90
が形成されている。これら係止突起90は、それぞれ前記
内周スタンパー押さえ73の各受け突起84に左側から係合
し、かつ、回転固定具87の回転に伴い各受け突起84から
軸方向において外れるものである。なお、各係止突起90
の右側の面は、前記受け突起84の傾斜面84a と同じ傾斜
面90a になっている。さらに、回転固定具87の右側の端
面には、複数の治具係合孔91が形成されている。
【0016】一方、前記可動型42は、成形機の可動側プ
ラテンに取り付けられる可動側取付板101 を有してお
り、この可動側取付板101 の右面の周辺部に可動側スペ
ーサー102 を介して可動側型枠103 が固定されている。
この可動側型枠103 の右側すなわち固定型41側には、キ
ャビティ43の外周を形成する固定コア入子104 が固定さ
れている。そして、枠状の前記可動側スペーサー102 内
には、第1押圧板106 が左右に可動に組み込まれてお
り、この第1押圧板106 に固定された第2押圧板107 が
可動側型枠103 内に所定範囲可動に組み込まれている。
この第1押圧板106は、成形機の押圧ロッドにより、可
動側取付板101 内に組み込まれた図示していない第1押
圧ロッドを介して固定型41の方へ押されるものであり、
スプリング108 により反対側へ付勢されている。そし
て、第2押圧板107 の右面に、前記固定コア入子104 内
に位置してキャビティ43を形成する可動コア入子109 が
固定されている。
【0017】また、前記可動コア入子109 の中央部に
は、筒状のエア吹き出し用入子111 が貫通状態で固定さ
れている。さらに、前記第2押圧板107 の中央部には、
突き出しスリーブ112 が貫通状態でかつ左右に所定範囲
可動に組み込まれている。この突き出しスリーブ112
は、第2押圧板107 内に固定された受け板113 により、
左側への移動が規制されるものである。また、突き出し
スリーブ112 の先端部は、エア吹き出し用入子111 内に
嵌合しており、キャビティ43に臨んで位置する。そし
て、突き出しスリーブ112 は、前記第1押圧板106 によ
り固定型41の方へ押されるものであり、スプリング114
により反対側へ付勢されている。また、前記第1押圧板
106 には、筒状のゲートカットピン116 が貫通状態でか
つ左右に所定範囲可動に組み込まれている。そして、こ
のゲートカットピン116 は、前記突き出しスリーブ112
内を軸方向に貫通しており、先端面が固定型41のスプル
ーブッシュ49の下面に挿脱するものである。ゲートカッ
トピン116 は、前記可動側取付板101 内に組み込まれた
図示していない油圧シリンダーにより固定型41の方へ押
されるものであり、前記受け板113 との間に設けられた
スプリング117 により反対側へ付勢されている。さら
に、ゲートカットピン116 内には、突き出しピン118が
貫通状態でかつ左右に可動に組み込まれている。この突
き出しピン118 は、成形機の突き出しロッドにより、可
動側取付板101 内に組み込まれた図示していない第2押
圧ロッドを介して固定型41の方へ押されるものである。
また、突き出しピン118 は、前記受け板113 との間に設
けられたスプリング119 により反対側へ付勢されてい
る。さらに、突き出しピン118 の基部には、前記突き出
しスリーブ112 を左側から押す連動ピン120 が固定され
ている。
【0018】なお、前記固定型41および可動型42には、
キャビティ43の周囲から外部へ通じる温調用の通水路12
1 ,122 がそれぞれ形成されている。
【0019】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。成形に際しては、図1に示すように、まず固
定型41と可動型42とを型閉する。この型閉状態におい
て、キャビティ入子55、内周スタンパー押さえ73、エア
吹き出し用入子52、スプルーブッシュ49、コア入子104
,109 、エア吹き出し用入子111 、突き出しスリーブ1
12 およびゲートカットピン116 によりキャビティ43が
形成される。これとともに、スプルーブッシュ49とゲー
トカットピン116 との間に、スプルー51をキャビティ43
に連通させるディスクランナー126 およびディスクゲー
ト127 が形成される。この状態で、スプルーブッシュ49
に接続された成形機のノズルから溶融樹脂を射出する。
この溶融樹脂は、スプルー51およびディスクランナー12
6 を通って、ディスクゲート127 からキャビティ43内に
流入し、このキャビティ43内に充填される(充填工
程)。この充填工程後、押圧板106 ,107 に押されて可
動コア入子109 がキャビティ入子55に近付くことによ
り、キャビティ43内の樹脂が圧縮される(圧縮工程)。
このとき、第1押圧板106 に押されて、突き出しスリー
ブ112、ゲートカットピン116 および突き出しピン118
も一体的に移動する。
【0020】その後、油圧シリンダーに押されて、ゲー
トカットピン116 が固定型41の方へ移動する。これによ
り、ディスクゲート127 部分において、ディスクランナ
ー126 内の樹脂とキャビティ43内の樹脂とが切断され
る。さらに、キャビティ43内の樹脂が十分に冷却、固化
した後、固定型41と可動型42が型開されて、成形された
MDが取り出される。型開に伴い、アンダーカット形状
や空気の吹き出しにより、スプルー51およびディスクラ
ンナー126 部分の樹脂およびMDは、まず固定型41から
離れ、可動型42側に止まる。ついで、成形機側の突き出
しロッドが右へ移動し、突き出しピン118 を固定型41の
方へ突き出す。これにより、スプルー51およびディスク
ランナー126 部分の樹脂が可動型42から離れる。突き出
しピン118の移動が始まってしばらくすると、この突き
出しピン118 の連動ピン120 が、突き出しスリーブ112
を押すようになる。これとともに、エアの吹き出しによ
り、MDが可動型42から離れる。こうして成形されたM
Dの表面には、スタンパー71よりピットからなる記録が
転写されている。
【0021】また、スタンパー71を交換するときには、
まず固定型41と可動型42とを型開するとともに、図2に
示すように、固定型41の両型体部材46,47を互いに開
く。これら両型体部材46,47を開くには、ボルト69を緩
めて、このボルト69を中心にクランプ68を回し、その係
止部68a を受け具66の受け部66a から外す。この状態
で、ガイドピン62に沿って、ボルト64の頭部64a がスト
ッパー面65a に当たるまで、第1の型体部材46を第2の
型体部材47から離せる。そして、固定型41および可動型
42間に図示していない回転治具を入れ、この回転治具を
外周スタンパー押さえ72の治具係合孔79に係合させ、こ
の外周スタンパー押さえ72を所定角度回すことにより、
その各受け突起77がキャビティ入子55の各係止突起78か
ら軸方向において外れた状態にする。この状態で、外周
スタンパー押さえ72を軸方向に可動型42の方へそのまま
引けば、外周スタンパー押さえ72が外れる。また、固定
型41および可動型42間に入れた抜き取り治具131 を内周
スタンパー押さえ73の内周に引っ掛けるとともに、固定
型41の両型体部材46,47間に入れた回転治具132 を回転
固定具87の治具係合孔91に係合させ、この回転固定具87
を反時計回りに所定角度回す。このとき、抜き取り治具
131 による押さえによって、内周スタンパー押さえ73は
回らないようにする。こうして、回転固定具87の各係止
突起90が内周スタンパー押さえ73の各受け突起84から軸
方向において外れた状態にする。この状態で、内周スタ
ンパー押さえ73をそのまま可動型42の方へ引けば、各受
け突起84が各係止突起90間を通り、キャビティ入子55か
ら内周スタンパー押さえ73が抜き取られる。
【0022】そして、新しいスタンパー71を付けて、ス
タンパー押さえ72,73を再びキャビティ入子55に取り付
けるが、外周スタンパー押さえ72は、その各受け突起84
がキャビティ入子55の各係止突起90間を通るようにし
て、キャビティ入子55の段部75内に嵌合する。ついで、
回転治具により外周スタンパー押さえ72を所定角度回
し、その各係止突起84を各係止突起90に右側から係合し
た状態にする。これにより、外周スタンパー押さえ72が
キャビティ入子55に係止される。なお、外周スタンパー
押さえ72は、スタンパー71を締めるように押さえるので
はなく、これに若干の隙間をもって対向するのみであ
る。したがって、外周スタンパー押さえ72は、取り付け
時に回っても、スタンパー71を擦ったりはしない。この
スタンパー71の外周部は、型閉時に可動型42の固定コア
入子104 が押さえる。また、内周スタンパー押さえ732
の取り付けに際しては、まずその各受け突起84が回転固
定具87の各係止突起90間を通るようにして、内周スタン
パー押さえ73をキャビティ入子55の嵌合孔81内に差し込
む。ついで、内周スタンパー押さえ73を回らないように
抜き取り治具131 により押さえながら、回転治具132 に
より回転固定具87を時計回りに所定角度回し、その各係
止突起90が内周スタンパー押さえ73の各受け突起84に左
側から係合した状態にする。このとき、受け突起84と係
止突起90との接触面が傾斜面84a ,90a になっているこ
とにより、内周スタンパー押さえ73が右側へ締め付けら
れ、キャビティ入子55に確実に係止される。
【0023】ついで、図1に示すように、固定型41の両
型体部材46,47を閉じ、クランプ68を回してその係止部
68a を受け具66の受け部66a に係合させた後、ボルト69
を締める。これにより、両型体部材46,47が確実に固定
される。
【0024】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、外周スタンパー押さえ72および内周スタンパー押さ
え73を容易かつ確実に着脱できる。そして、特に内周ス
タンパー押さえ73を固定するための回転固定具87は、小
さくまとまったものとなっているので、温調用の通水路
121 の回路などの設計に対する制約が小さい。
【0025】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の金型は、MD成形用のものであったが、C
Dなどの他の記録ディスクの成形用金型にも、本発明は
もちろん適用できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、スタンパー押さえによ
りスタンパーを取り付ける一方の型体を互いに開閉可能
なキャビティ側の第1の型体部材と反対側の第2の型体
部材とにより構成し、スタンパー押さえは、第1の型体
部材に埋め込むとともに、外周の反キャビティ側端部に
受け突起を有するものとし、また、第1の型体部材にお
ける第2の型体部材側に、スタンパー押さえの外周に嵌
合する回転固定具を設け、この回転固定具は、スタンパ
ー押さえの受け突起にキャビティ側から係合しかつ回転
固定具の回転に伴い受け突起から軸方向において外れる
係止突起を有するものとし、前記両型体部材を互いに開
いた状態で、回転固定具を回すことによりスタンパー押
さえの固定とその解除ができるとともに、この解除状態
で、スタンパー押さえの抜き差しができるようにしたの
で、回転固定具およびスタンパー押さえを操作する適当
な治具を用いることにより、確実かつ容易にスタンパー
押さえを着脱でき、また、回転固定具は比較的小さくま
とまったものとできることにより、温調用の回路などの
設計に対する制約も小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録ディスク成形用金型の一実施例を
示す断面図である。
【図2】同上スタンパー交換時の一部の断面図である。
【図3】同上内周スタンパー押さえおよび回転固定具の
斜視図である。
【図4】従来の記録ディスク成形用金型の一例を示す断
面図である。
【図5】同上スタンパー交換時の一部の断面図である。
【図6】同上内周スタンパー押さえの正面図である。
【符号の説明】
41 固定型(型体) 42 可動型(型体) 43 キャビティ 46 第1の型体部材 47 第2の型体部材 71 スタンパー 73 内周スタンパー押さえ(スタンパー押さえ) 84 受け突起 87 回転固定具 90 係止突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能で型閉時に内部に記録ディスク
    の形状をしたキャビティを形成する一対の型体を備え、
    一方の型体は、前記キャビティを形成する壁面に着脱可
    能に取り付けられるスタンパーと、このスタンパーの内
    周部を他方の型体側から押さえるスタンパー押さえとを
    有する記録ディスク成形用金型において、前記一方の型
    体は、キャビティ側の第1の型体部材と、この第1の型
    体部材に対して開閉可能な反対側の第2の型体部材とか
    らなり、前記スタンパー押さえは、前記第1の型体部材
    に埋め込みかつこの第1の型体部材からキャビティ側へ
    抜き取り可能とするとともに、外周の反キャビティ側端
    部に受け突起を有し、前記第1の型体部材に、その第2
    の型体部材への対向面へ露出させて前記スタンパー押さ
    えの外周に嵌合する回転固定具を回転可能に設け、この
    回転固定具は、前記スタンパー押さえの受け突起にキャ
    ビティ側から係合しかつ回転固定具の回転に伴い受け突
    起から軸方向において外れる係止突起を有することを特
    徴とする記録ディスク成形用金型。
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