JPH07324259A - インターシャ編地の編成方法及びそれを実施するためのカムロック - Google Patents
インターシャ編地の編成方法及びそれを実施するためのカムロックInfo
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- JPH07324259A JPH07324259A JP6115230A JP11523094A JPH07324259A JP H07324259 A JPH07324259 A JP H07324259A JP 6115230 A JP6115230 A JP 6115230A JP 11523094 A JP11523094 A JP 11523094A JP H07324259 A JPH07324259 A JP H07324259A
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- D04B7/00—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles
- D04B7/24—Flat-bed knitting machines with independently-movable needles for producing patterned fabrics
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- D—TEXTILES; PAPER
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- D04B1/12—Patterned fabrics or articles characterised by thread material
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- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/66—Devices for determining or controlling patterns ; Program-control arrangements
- D04B15/80—Devices for determining or controlling patterns ; Program-control arrangements characterised by the thread guides used
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インターシャ境界部の繋ぎ目をきれいなもの
する。 【構成】 インターシャ部(41)の給糸口(43)に
よってインターシャ境界部の繋ぎ目を形成する針(K)
に対し針のフックで編糸が喰え込まれる位置に供給する
とともにインターシャ部(42)の給糸口(44)によ
って前記針(K)の開いた状態のベラ先端より下方の針
幹上に編糸を供給した後、針の後退動作により前記給糸
口44の編糸が前記針(K)に係止される前コースに形
成された編目とともに給糸口43の編糸によって形成さ
れる編目を越えてノックオーバーさせる。
する。 【構成】 インターシャ部(41)の給糸口(43)に
よってインターシャ境界部の繋ぎ目を形成する針(K)
に対し針のフックで編糸が喰え込まれる位置に供給する
とともにインターシャ部(42)の給糸口(44)によ
って前記針(K)の開いた状態のベラ先端より下方の針
幹上に編糸を供給した後、針の後退動作により前記給糸
口44の編糸が前記針(K)に係止される前コースに形
成された編目とともに給糸口43の編糸によって形成さ
れる編目を越えてノックオーバーさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横編機によるインターシ
ャの編成方法、特にインターシャ境界部の繋ぎ目の形成
方法及び前記したインターシャ編成方法を実施するため
のカム機構を備えた横編機に関する。
ャの編成方法、特にインターシャ境界部の繋ぎ目の形成
方法及び前記したインターシャ編成方法を実施するため
のカム機構を備えた横編機に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機を使用して複数色のインターシャ
部分を有する編地を編成するものとして特公平3−62
821号公報がある。該公報に開示された装置は、キャ
リッジ用ガイドレールに沿って駆動モータにより歯付き
ベルトを介し左右動かされる編針制御のためのキャリッ
ジと、給糸口を備えた糸道受を上下移動可能に保持し、
糸道支持板用ガイドレールに沿ってそれぞれの別個の糸
道駆動モータにより歯付ベルトを介して左右動可能に設
けられた複数の糸道支持板と、編組に要求される糸を供
給する糸道を備えた前記糸道支持板をキャリッジの移動
に同期した選択移動するための前記糸道駆動モータに対
する制御装置とから構成されている。前記公報の図7は
7色インターシャの編成について示したもので、右端の
インターシャ部を編成する第1糸道は100mm、続く
インターシャ部を編成する第2糸道を200mmの範囲
で、同様に残る第3糸道乃至第7糸道を順次キャリッジ
の移動速度に同期させながら移動して各インターシャ部
を編立てるようにしている。各インターシャの境界部分
では各糸道は針1本分(5mm)交差されるため別個の
糸で編まれる各インターシャ部の編地は相互に繋ぎ合わ
されるようになっている。
部分を有する編地を編成するものとして特公平3−62
821号公報がある。該公報に開示された装置は、キャ
リッジ用ガイドレールに沿って駆動モータにより歯付き
ベルトを介し左右動かされる編針制御のためのキャリッ
ジと、給糸口を備えた糸道受を上下移動可能に保持し、
糸道支持板用ガイドレールに沿ってそれぞれの別個の糸
道駆動モータにより歯付ベルトを介して左右動可能に設
けられた複数の糸道支持板と、編組に要求される糸を供
給する糸道を備えた前記糸道支持板をキャリッジの移動
に同期した選択移動するための前記糸道駆動モータに対
する制御装置とから構成されている。前記公報の図7は
7色インターシャの編成について示したもので、右端の
インターシャ部を編成する第1糸道は100mm、続く
インターシャ部を編成する第2糸道を200mmの範囲
で、同様に残る第3糸道乃至第7糸道を順次キャリッジ
の移動速度に同期させながら移動して各インターシャ部
を編立てるようにしている。各インターシャの境界部分
では各糸道は針1本分(5mm)交差されるため別個の
糸で編まれる各インターシャ部の編地は相互に繋ぎ合わ
されるようになっている。
【0003】編幅内にある針は、キャリッジの進行に伴
いキャリッジ内に設けられたレイジングカム100の作
用を受けてインターシャ部及びその境界部(繋ぎ目)を
問わず全て同一の針運動が与えられる。このときの境界
部の編成を示したものが図13で、繋ぎ目を形成する針
101には第1糸道からの編糸103と第2糸道からの
編糸102の両方がプレーティング(添え編み)の状態
となって後続する度山カム105により引き込まれる。
その結果、上位にある第1糸道の編糸103が表糸、下
位にある第2糸道の編糸102が裏糸となり繋ぎ目を形
成する。その結果、編成された編地の境界部の繋ぎ目は
表糸だけが編地の表面に現れるようになっている。上記
公報による編成方法では、1個のカムロックしか備えな
いキャリッジであってもニードルベッド上を1回横切る
だけで複数色のインターシャ部の編目が一度に1コース
形成されるというメリットがある。
いキャリッジ内に設けられたレイジングカム100の作
用を受けてインターシャ部及びその境界部(繋ぎ目)を
問わず全て同一の針運動が与えられる。このときの境界
部の編成を示したものが図13で、繋ぎ目を形成する針
101には第1糸道からの編糸103と第2糸道からの
編糸102の両方がプレーティング(添え編み)の状態
となって後続する度山カム105により引き込まれる。
その結果、上位にある第1糸道の編糸103が表糸、下
位にある第2糸道の編糸102が裏糸となり繋ぎ目を形
成する。その結果、編成された編地の境界部の繋ぎ目は
表糸だけが編地の表面に現れるようになっている。上記
公報による編成方法では、1個のカムロックしか備えな
いキャリッジであってもニードルベッド上を1回横切る
だけで複数色のインターシャ部の編目が一度に1コース
形成されるというメリットがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、プレーティン
グ編成によりインターシャ境界部の繋ぎ目が形成される
ため編地の表側から下糸が透けて見えたり、境界部が他
の部分に比して厚手になるなどの問題があるばかりでな
く繋ぎ目を形成する両方の糸が度山カムで引き込まれる
ため繋ぎ目が緩んでしまうという問題があり、そのよう
にして編まれたインターシャ編地は外観や風合いを損な
う原因となる。本発明は上記した問題に鑑み発明された
ものであり、インターシャ部を有する編地のインターシ
ャ境界部の繋ぎ目に上記したような問題が発生しない編
成方法及び編成方法を実施するカム機構を提供すること
を目的とする。
グ編成によりインターシャ境界部の繋ぎ目が形成される
ため編地の表側から下糸が透けて見えたり、境界部が他
の部分に比して厚手になるなどの問題があるばかりでな
く繋ぎ目を形成する両方の糸が度山カムで引き込まれる
ため繋ぎ目が緩んでしまうという問題があり、そのよう
にして編まれたインターシャ編地は外観や風合いを損な
う原因となる。本発明は上記した問題に鑑み発明された
ものであり、インターシャ部を有する編地のインターシ
ャ境界部の繋ぎ目に上記したような問題が発生しない編
成方法及び編成方法を実施するカム機構を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
を解決するために横編機を使用して針の進退動作に対応
させながら編地の一方から他方へと相互に隣接する各イ
ンターシャ部(41,42)の給糸口(43,44)を
順次移動させて針に給糸してインターシャ編地を編成す
る方法において、先に編成が開始されるインターシャ部
(41)の給糸口(43)によってインターシャ境界部
の繋ぎ目を形成する針(K)に対し針のフックで編糸が
喰え込まれる位置に供給するとともに続いて編成される
インターシャ部(42)の給糸口(44)によって前記
針(K)の開いた状態のベラ先端より下方の針幹上に編
糸を供給した後、続く針の後退動作により前記給糸口4
4の編糸が前記針(K)に係止される前コースに形成さ
れた編目とともに給糸口43の編糸によって形成される
編目を越えてノックオーバーさせることによってインタ
ーシャ部の繋ぎ目を形成させるようにした。また、請求
項1に記載のインターシャ編地を編成するために、カム
ロック内に形成された針に係止する前コースの編目が針
のベラからクリアされるニット編成用のバットの通過経
路(30)と外側に設けられた度山カム(7)との間に
インターシャの繋ぎ目形成用のバットの通過経路(3
2)を設けた。また、繋ぎ目形成のための通過経路(3
2)へのバットの誘導は、プレッサー(22),引き下
げカム(9)によりとり行われるようにした。また、引
き下げカム(9)は天山の一部として構成した。
を解決するために横編機を使用して針の進退動作に対応
させながら編地の一方から他方へと相互に隣接する各イ
ンターシャ部(41,42)の給糸口(43,44)を
順次移動させて針に給糸してインターシャ編地を編成す
る方法において、先に編成が開始されるインターシャ部
(41)の給糸口(43)によってインターシャ境界部
の繋ぎ目を形成する針(K)に対し針のフックで編糸が
喰え込まれる位置に供給するとともに続いて編成される
インターシャ部(42)の給糸口(44)によって前記
針(K)の開いた状態のベラ先端より下方の針幹上に編
糸を供給した後、続く針の後退動作により前記給糸口4
4の編糸が前記針(K)に係止される前コースに形成さ
れた編目とともに給糸口43の編糸によって形成される
編目を越えてノックオーバーさせることによってインタ
ーシャ部の繋ぎ目を形成させるようにした。また、請求
項1に記載のインターシャ編地を編成するために、カム
ロック内に形成された針に係止する前コースの編目が針
のベラからクリアされるニット編成用のバットの通過経
路(30)と外側に設けられた度山カム(7)との間に
インターシャの繋ぎ目形成用のバットの通過経路(3
2)を設けた。また、繋ぎ目形成のための通過経路(3
2)へのバットの誘導は、プレッサー(22),引き下
げカム(9)によりとり行われるようにした。また、引
き下げカム(9)は天山の一部として構成した。
【0006】
【作用】本発明の編成方法は、上記のように構成したた
めインターシャの境界部の進出位置にある針では、先に
編成が開始される側のインターシャ部の給糸口からの編
糸が針のフックで喰え込まれるとともに続いて編成され
る側のインターシャ部の給糸口からの編糸は前記針の開
いた状態のベラ先端より下方の針幹上に供給されるため
に続く針の後退動作により前記給糸口の編糸が前記針に
係止される前コースに形成された編目とともにもう一方
の給糸口の編糸によって形成される編目を越えてノック
オーバーするためきれいなインターシャの繋ぎ目を形成
させることができる。
めインターシャの境界部の進出位置にある針では、先に
編成が開始される側のインターシャ部の給糸口からの編
糸が針のフックで喰え込まれるとともに続いて編成され
る側のインターシャ部の給糸口からの編糸は前記針の開
いた状態のベラ先端より下方の針幹上に供給されるため
に続く針の後退動作により前記給糸口の編糸が前記針に
係止される前コースに形成された編目とともにもう一方
の給糸口の編糸によって形成される編目を越えてノック
オーバーするためきれいなインターシャの繋ぎ目を形成
させることができる。
【0007】また、本発明の編成方法を実施するための
カムロックでは、レイジングカムによって針が進出され
て針に係止される前コースの編目が針のベラからクリア
された後、ニット編成用の通過経路(30)から外れて
上記進出位置を維持したままカムロックの外方に向かっ
て若干の区間バットを移行させた後通過経路(32)へ
誘導され、その間に給糸口により編糸が供給されて繋ぎ
目が形成される。
カムロックでは、レイジングカムによって針が進出され
て針に係止される前コースの編目が針のベラからクリア
された後、ニット編成用の通過経路(30)から外れて
上記進出位置を維持したままカムロックの外方に向かっ
て若干の区間バットを移行させた後通過経路(32)へ
誘導され、その間に給糸口により編糸が供給されて繋ぎ
目が形成される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面とともに説明する。図
1は本発明の編成方法を実施するための横編機のキャリ
ッジに設けられるカムロック1とニードルベッド(不図
示)に装着される針2,ジャック3,セレクトジャック
4の装着状態をカムロック1の構成部分に対応する部分
のみを示したものである。また、図中のカムロックの上
方には後述する給糸口を昇降させる制御カム23が示さ
れている。
1は本発明の編成方法を実施するための横編機のキャリ
ッジに設けられるカムロック1とニードルベッド(不図
示)に装着される針2,ジャック3,セレクトジャック
4の装着状態をカムロック1の構成部分に対応する部分
のみを示したものである。また、図中のカムロックの上
方には後述する給糸口を昇降させる制御カム23が示さ
れている。
【0009】ニードルベッドに装着される針2は本体部
に設けた凹部係合部でジャック3と一体化されており、
ジャック3の進退動はそのまま針の進退動となる。ジャ
ック3の上面にセレクトジャック4が装着される。ジャ
ック3,セレクトジャック4にはそれぞれバット3a,
4aが設けられており、各バットはセレクトジャック4
のバット4aに対し後述するプレッサーによる押圧がな
い状態では、ニードルベッド上から突出した位置をとる
ように上方に向かって弾性付勢されており、プレッサー
によりバット4aが押圧されるときはバット3aもニー
ドルベッド内に没入されるように構成されている。ま
た、セレクトジャック4のバット4aはX,Y,Zの3
位置間で進退動可能なように構成され、何れの位置をと
るかは図示しないセレクトジャックの上面に装着される
セレクターをキャリッジ側に設けた選択手段により選択
することで決定される。
に設けた凹部係合部でジャック3と一体化されており、
ジャック3の進退動はそのまま針の進退動となる。ジャ
ック3の上面にセレクトジャック4が装着される。ジャ
ック3,セレクトジャック4にはそれぞれバット3a,
4aが設けられており、各バットはセレクトジャック4
のバット4aに対し後述するプレッサーによる押圧がな
い状態では、ニードルベッド上から突出した位置をとる
ように上方に向かって弾性付勢されており、プレッサー
によりバット4aが押圧されるときはバット3aもニー
ドルベッド内に没入されるように構成されている。ま
た、セレクトジャック4のバット4aはX,Y,Zの3
位置間で進退動可能なように構成され、何れの位置をと
るかは図示しないセレクトジャックの上面に装着される
セレクターをキャリッジ側に設けた選択手段により選択
することで決定される。
【0010】キャリッジに設けられたカムロック1は上
から針2のバット3aに対し作用するカム制御部A、セ
レクトジャック4のバット4aに対し作用するプレッサ
ー制御部B、更にその下方に図示しないが針の選択手段
が設けられている。カム制御部Aには中央にレイジング
カム5とその上位に天山6が針のバット3aのニット時
の通過経路30,31を隔てて対設して配置されてい
る。度山カム7a,7bは天山6の両側に配置され、天
山6の両端に形成された斜面に沿って上下にスライド可
能とされる。注目すべきは天山6の両側部には、バット
3aの通過経路32が形成されている。これにより通過
経路31を経て通過経路30に案内されたバット3aは
後述するプレッサー制御部Bのプレッサー22の作用の
結果ニードルベッド内に沈められ、天山6に形成された
第1バット引下げ面8の作用を受けることなく進出位置
を維持したまま通過し、外側に形成した第2バット引下
げ面9の作用を受けて通過経路32へと案内される。通
過経路32は下方で通過経路31と合流している。10
は通過経路32の上方部に形成された斜面で、通過経路
30に近い側が天山6のカム高さとし、通過経路32に
面した側がカム基板20と同じ高さとなっている。レイ
ジングカム5の中央部分には凹部11が形成されてい
る。凹部11はその中央部11cが最も低く、レイジン
グカム外側に向けて傾斜面11a,11bが形成されて
いる。凹部11は後述するプレッサー22a,22bが
セットされタック編成されるときにプレッサー間に形成
された斜面により通過中のバット3aがニードルベッド
上に浮上するときのスペースを提供する。
から針2のバット3aに対し作用するカム制御部A、セ
レクトジャック4のバット4aに対し作用するプレッサ
ー制御部B、更にその下方に図示しないが針の選択手段
が設けられている。カム制御部Aには中央にレイジング
カム5とその上位に天山6が針のバット3aのニット時
の通過経路30,31を隔てて対設して配置されてい
る。度山カム7a,7bは天山6の両側に配置され、天
山6の両端に形成された斜面に沿って上下にスライド可
能とされる。注目すべきは天山6の両側部には、バット
3aの通過経路32が形成されている。これにより通過
経路31を経て通過経路30に案内されたバット3aは
後述するプレッサー制御部Bのプレッサー22の作用の
結果ニードルベッド内に沈められ、天山6に形成された
第1バット引下げ面8の作用を受けることなく進出位置
を維持したまま通過し、外側に形成した第2バット引下
げ面9の作用を受けて通過経路32へと案内される。通
過経路32は下方で通過経路31と合流している。10
は通過経路32の上方部に形成された斜面で、通過経路
30に近い側が天山6のカム高さとし、通過経路32に
面した側がカム基板20と同じ高さとなっている。レイ
ジングカム5の中央部分には凹部11が形成されてい
る。凹部11はその中央部11cが最も低く、レイジン
グカム外側に向けて傾斜面11a,11bが形成されて
いる。凹部11は後述するプレッサー22a,22bが
セットされタック編成されるときにプレッサー間に形成
された斜面により通過中のバット3aがニードルベッド
上に浮上するときのスペースを提供する。
【0011】次にプレッサー制御部Bの構成について説
明する。プレッサーはセレクトジャック4のバット4a
に対し、その上面より押圧作用してバット4aをニード
ルベッド内へと沈める。位置Xにはプレッサー21が配
置される。プレッサー21は固定式プレッサーでレイジ
ングカム5の幅全体をカバーしているためこの位置にあ
るセレクトジャックはニードルベッド内に沈められレイ
ジングカム5の作用を受けることがない(ミス)。位置
Yにはレイジングカム5の中央部をカバーする一対のプ
レッサー22a,22bが配設されている。プレッサー
22a,22bは出没式プレッサーとして構成されてお
り、駆動は個別に行うことができる。プレッサー22
a,22bが同時にセットされバットを押圧するときは
通過経路31bを案内されるバット3aは通過経路30
に案内されることなくレイジングカム5の中央部を通過
し通過経路31aへと案内されタック編成を実行する。
プレッサー22a,22bの両方がリセットされる場合
は、この位置の針のバット3aは通過経路31b、通過
経路30、通過経路31aを案内されてニット編成を実
行する。プレッサー22a,22bの何れか一方のみを
作用させて編成を行う場合には、プレッサー22aが右
方向編成用、プレッサー22bが左方向編成用としてセ
ットする。一方のプレッサー22が作用することでニッ
ト編成のための通過経路31から通過経路30に案内さ
れた針のバットは第1引下げカム8の作用を受けること
なく天山6を横切り、斜面10を通過した後、第2バッ
ト引下げ面9により引き下げられる(通過経路32)。
通過経路32へと案内されたバットは下方にある通過経
路31へと案内される。位置Zにはプレッサーが配置さ
れないためこの位置の針はニット編成を実行する。
明する。プレッサーはセレクトジャック4のバット4a
に対し、その上面より押圧作用してバット4aをニード
ルベッド内へと沈める。位置Xにはプレッサー21が配
置される。プレッサー21は固定式プレッサーでレイジ
ングカム5の幅全体をカバーしているためこの位置にあ
るセレクトジャックはニードルベッド内に沈められレイ
ジングカム5の作用を受けることがない(ミス)。位置
Yにはレイジングカム5の中央部をカバーする一対のプ
レッサー22a,22bが配設されている。プレッサー
22a,22bは出没式プレッサーとして構成されてお
り、駆動は個別に行うことができる。プレッサー22
a,22bが同時にセットされバットを押圧するときは
通過経路31bを案内されるバット3aは通過経路30
に案内されることなくレイジングカム5の中央部を通過
し通過経路31aへと案内されタック編成を実行する。
プレッサー22a,22bの両方がリセットされる場合
は、この位置の針のバット3aは通過経路31b、通過
経路30、通過経路31aを案内されてニット編成を実
行する。プレッサー22a,22bの何れか一方のみを
作用させて編成を行う場合には、プレッサー22aが右
方向編成用、プレッサー22bが左方向編成用としてセ
ットする。一方のプレッサー22が作用することでニッ
ト編成のための通過経路31から通過経路30に案内さ
れた針のバットは第1引下げカム8の作用を受けること
なく天山6を横切り、斜面10を通過した後、第2バッ
ト引下げ面9により引き下げられる(通過経路32)。
通過経路32へと案内されたバットは下方にある通過経
路31へと案内される。位置Zにはプレッサーが配置さ
れないためこの位置の針はニット編成を実行する。
【0012】次に図示はしないが、ニードルベッド上方
には、ニードルベッドの長手方向沿って複数本の糸道レ
ールが横架されており、各レール上には先端に給糸口を
備える糸道が複数個装着されるとともに、糸道レール上
方には、各給糸口の昇降を制御する制御部がキャリッジ
上に立設したブラケットに取付支持されている。制御部
には各給糸口の昇降を制御する制御カム23がアクチュ
エータにより作用位置・不作用位置へと切換駆動され
る。一方、給糸口は、上下スライド自在に糸道装置に支
持され、コイルバネ等の付勢手段により常時上方へと付
勢されている。給糸口は上縁に設けたローラが制御カム
23により押圧されることで上・中・下の3位置をとる
ことが可能となっている。
には、ニードルベッドの長手方向沿って複数本の糸道レ
ールが横架されており、各レール上には先端に給糸口を
備える糸道が複数個装着されるとともに、糸道レール上
方には、各給糸口の昇降を制御する制御部がキャリッジ
上に立設したブラケットに取付支持されている。制御部
には各給糸口の昇降を制御する制御カム23がアクチュ
エータにより作用位置・不作用位置へと切換駆動され
る。一方、給糸口は、上下スライド自在に糸道装置に支
持され、コイルバネ等の付勢手段により常時上方へと付
勢されている。給糸口は上縁に設けたローラが制御カム
23により押圧されることで上・中・下の3位置をとる
ことが可能となっている。
【0013】給糸口のローラが制御カム23の作用を受
けない場合には給糸口は上位置をとる。この位置は静止
状態にある給糸口がとる位置で針が進出しても干渉しな
い。給糸口のローラが制御カム23のカム面23cによ
って押圧される状態が中位置で針の編成動作に従い移動
する給糸口がとる高さで針と干渉することなく糸を供給
できる。制御カム23のカム面23bにより給糸口のロ
ーラが押圧作用を受けることで給糸口は針の通過軌跡よ
りも更に下がった下位置をとる。カム面23bは右方向
編成時の給糸口から針に渡る糸を針の背面側を通過させ
る押し下げ作用と左方向編成時のインターシャ部の最後
に給糸される最端ウエールに位置する針のフック内に編
糸を案内するための押し下げ作用を行う。カム面23a
は上記と反対方向の編成用として働く。
けない場合には給糸口は上位置をとる。この位置は静止
状態にある給糸口がとる位置で針が進出しても干渉しな
い。給糸口のローラが制御カム23のカム面23cによ
って押圧される状態が中位置で針の編成動作に従い移動
する給糸口がとる高さで針と干渉することなく糸を供給
できる。制御カム23のカム面23bにより給糸口のロ
ーラが押圧作用を受けることで給糸口は針の通過軌跡よ
りも更に下がった下位置をとる。カム面23bは右方向
編成時の給糸口から針に渡る糸を針の背面側を通過させ
る押し下げ作用と左方向編成時のインターシャ部の最後
に給糸される最端ウエールに位置する針のフック内に編
糸を案内するための押し下げ作用を行う。カム面23a
は上記と反対方向の編成用として働く。
【0014】次に前記のように構成された装置を使って
行われるインターシャの境界部の編成について説明す
る。図2は3個の給糸口により編成される3色インター
シャ編地40を示したもので、図3は図2のコースPに
おける境界領域40aが編機上で編成されるところを拡
大して示した概略図である。図では、キャリッジ(不図
示)及び給糸口43が矢印方向に進行してインターシャ
部41のニット編成が実行されているところを示す。イ
ンターシャ部42ではキャリッジがまだ到達されずイン
ターシャ部の編成は開始されず給糸口42は停止してい
る。
行われるインターシャの境界部の編成について説明す
る。図2は3個の給糸口により編成される3色インター
シャ編地40を示したもので、図3は図2のコースPに
おける境界領域40aが編機上で編成されるところを拡
大して示した概略図である。図では、キャリッジ(不図
示)及び給糸口43が矢印方向に進行してインターシャ
部41のニット編成が実行されているところを示す。イ
ンターシャ部42ではキャリッジがまだ到達されずイン
ターシャ部の編成は開始されず給糸口42は停止してい
る。
【0015】図4、図5、図6は図3の状態から更に編
成が進められた状態を針、給糸口、及びキャリッジのカ
ムの動きとともに詳細に示したものである。インターシ
ャ部41のバットは斜線で、インターシャ部42のバッ
トは白抜きで、また、境界部の針Kのバットは黒にてそ
れぞれ表している。図は、右方向編成時の状態を示し、
インターシャ部41内の右端に位置する針が繋ぎ目を編
成する針Kとなる。左方向編成時には、インターシャ部
42内の左端に位置する針が針Kとなる。このように針
Kは編成方向が変わる毎に変化する。
成が進められた状態を針、給糸口、及びキャリッジのカ
ムの動きとともに詳細に示したものである。インターシ
ャ部41のバットは斜線で、インターシャ部42のバッ
トは白抜きで、また、境界部の針Kのバットは黒にてそ
れぞれ表している。図は、右方向編成時の状態を示し、
インターシャ部41内の右端に位置する針が繋ぎ目を編
成する針Kとなる。左方向編成時には、インターシャ部
42内の左端に位置する針が針Kとなる。このように針
Kは編成方向が変わる毎に変化する。
【0016】カムロックによる針の進退動について説明
する。インターシャ部41,42の境界部の繋ぎ目が形
成される針Kを除く針に対応するセレクトジャックは選
択装置により全て位置Zに選択されるため、この位置Z
にある針のバットはレイジングカム1の作用を受け通過
経路31b−30−31aへと順次案内されニット編成
が行われることになる。繋ぎ目が形成される針Kのセレ
クトジャックは選択装置によって位置Yに選択される。
位置Yではプレッサー22aだけがセットされるため針
Kのバットは通過経路31b−30を通過した後、プレ
ッサー22aによって針Kのセレクトジャックのバット
がニードルベッド内に沈められるため針のバットは第1
引下げカム面8aの作用を受けず通過経路32aへと案
内される。セレクトジャックのバットがプレッサー22
aの作用領域を通過すると針のバットは再度ニードルベ
ッド上に現れるため後続する第2バット引下げ面9aと
係合して通過経路32aの下方へと案内される。その後
針Kのバットはニット編成を行う他の針のバットと通過
経路31aの途中で合流した後に度山カム7aにより所
望の大きさの編目が形成される位置まで引き下げられ
る。
する。インターシャ部41,42の境界部の繋ぎ目が形
成される針Kを除く針に対応するセレクトジャックは選
択装置により全て位置Zに選択されるため、この位置Z
にある針のバットはレイジングカム1の作用を受け通過
経路31b−30−31aへと順次案内されニット編成
が行われることになる。繋ぎ目が形成される針Kのセレ
クトジャックは選択装置によって位置Yに選択される。
位置Yではプレッサー22aだけがセットされるため針
Kのバットは通過経路31b−30を通過した後、プレ
ッサー22aによって針Kのセレクトジャックのバット
がニードルベッド内に沈められるため針のバットは第1
引下げカム面8aの作用を受けず通過経路32aへと案
内される。セレクトジャックのバットがプレッサー22
aの作用領域を通過すると針のバットは再度ニードルベ
ッド上に現れるため後続する第2バット引下げ面9aと
係合して通過経路32aの下方へと案内される。その後
針Kのバットはニット編成を行う他の針のバットと通過
経路31aの途中で合流した後に度山カム7aにより所
望の大きさの編目が形成される位置まで引き下げられ
る。
【0017】次に上記した各位置での給糸口の動きと針
への給糸について説明をする。図4は、給糸口43が移
動中で針Kの1針手前の位置まで進行した状態を示して
おり、給糸口43により針に編糸が供給されインターシ
ャ41の編成が行われる。このとき給糸口44は針Kと
その左隣の針との間に位置して静止している。
への給糸について説明をする。図4は、給糸口43が移
動中で針Kの1針手前の位置まで進行した状態を示して
おり、給糸口43により針に編糸が供給されインターシ
ャ41の編成が行われる。このとき給糸口44は針Kと
その左隣の針との間に位置して静止している。
【0018】図4に示した位置より少し前であって針K
が先行の度山7bを通過してレイジングカム5の作用を
受け始める位置では、針Kが上昇される前に給糸口44
からの編糸が針Kの背面側へと案内されるように上記し
た昇降カムにより給糸口が下位置へと下降される。
が先行の度山7bを通過してレイジングカム5の作用を
受け始める位置では、針Kが上昇される前に給糸口44
からの編糸が針Kの背面側へと案内されるように上記し
た昇降カムにより給糸口が下位置へと下降される。
【0019】図5は、キャリッジが更に進行し、給糸口
43が針Kに給糸して停止するとともに給糸口44の移
動が開始され針K及びインターシャ部42の針に編糸が
供給され始める。給糸口43が停止した給糸口44の位
置まで達したときに給糸口44の移動も開始される。上
記した針Kに対する各給糸口の給糸動作はキャリッジの
上部に設けられた糸道切換装置のピンを給糸口本体上部
に設けられた凹部に没入係合させ連行させるタイプの横
編機では上記した動きとなる。給糸口がベルト駆動方
式、リニアモータ方式等のように別途設けられたモータ
により可動子を介してキャリッジの動きに同期あるい
は、独立して任意に駆動できるタイプの横編機では、上
記した給糸口の動きに限らず、針K上にて給糸口43,
44が重ならないように給糸口44を給糸口43の到達
前に先に移動させることも可能である。給糸口43,4
4はともにキャリッジの移動速度に同期して移動する
が、境界部の針Kに対してのみ各給糸口の編糸が供給さ
れることになる。針Kに供給される各給糸口の糸は図に
示すように給糸口43の編糸はフックと開いたベラの先
端との間に架け渡され、給糸口44の糸はベラ先端より
下方の針幹部分に架け渡される。このとき針幹上には前
コースに形成された編目(不図示)がベラからクリアさ
れた状態で係止されている。
43が針Kに給糸して停止するとともに給糸口44の移
動が開始され針K及びインターシャ部42の針に編糸が
供給され始める。給糸口43が停止した給糸口44の位
置まで達したときに給糸口44の移動も開始される。上
記した針Kに対する各給糸口の給糸動作はキャリッジの
上部に設けられた糸道切換装置のピンを給糸口本体上部
に設けられた凹部に没入係合させ連行させるタイプの横
編機では上記した動きとなる。給糸口がベルト駆動方
式、リニアモータ方式等のように別途設けられたモータ
により可動子を介してキャリッジの動きに同期あるい
は、独立して任意に駆動できるタイプの横編機では、上
記した給糸口の動きに限らず、針K上にて給糸口43,
44が重ならないように給糸口44を給糸口43の到達
前に先に移動させることも可能である。給糸口43,4
4はともにキャリッジの移動速度に同期して移動する
が、境界部の針Kに対してのみ各給糸口の編糸が供給さ
れることになる。針Kに供給される各給糸口の糸は図に
示すように給糸口43の編糸はフックと開いたベラの先
端との間に架け渡され、給糸口44の糸はベラ先端より
下方の針幹部分に架け渡される。このとき針幹上には前
コースに形成された編目(不図示)がベラからクリアさ
れた状態で係止されている。
【0020】図6は、図5の状態から更にキャリッジが
進行した状態を示したもので、針Kに供給された編糸が
編み込まれようとしている状態を示す。このとき給糸口
43は制御カム23aの作用を受けて下位置へと下降さ
れるため給糸口43による針Kへの給糸は行われる。こ
のようにして給糸された針Kは度山カム7aにより引き
下げられ編目を形成するのであるが、針Kの針幹上に係
止される前コースの編目50と給糸口44により供給さ
れた糸53は給糸口43により供給される糸52により
形成される編目51を越えてノックオーバーされる。こ
のようにして形成されたループの構成図を図7に示す。
針Kからノックオーバーされた繋ぎ目54(タック目)
は度山カム7aの作用を受けることなく形成されるため
編目が緩まないため編成されたインターシャ編地は外観
を損なうことはない。
進行した状態を示したもので、針Kに供給された編糸が
編み込まれようとしている状態を示す。このとき給糸口
43は制御カム23aの作用を受けて下位置へと下降さ
れるため給糸口43による針Kへの給糸は行われる。こ
のようにして給糸された針Kは度山カム7aにより引き
下げられ編目を形成するのであるが、針Kの針幹上に係
止される前コースの編目50と給糸口44により供給さ
れた糸53は給糸口43により供給される糸52により
形成される編目51を越えてノックオーバーされる。こ
のようにして形成されたループの構成図を図7に示す。
針Kからノックオーバーされた繋ぎ目54(タック目)
は度山カム7aの作用を受けることなく形成されるため
編目が緩まないため編成されたインターシャ編地は外観
を損なうことはない。
【0021】次に境界部40bの編成について説明す
る。境界部40aとの相違点は、境界部40aでは、イ
ンターシャの境界部の各インターシャ部41,42のウ
エール数は変化しないのに対し、境界部40bでは各イ
ンターシャ部のウエール数が大きく変化している。図8
は境界部40bの編成フローを拡大して示したもので、
上記境界部40aと同様の方法で編成される。コースQ
では編成は左方向に行われ、給糸口44はインターシャ
部42の繋ぎ目を形成する針K’の右隣まで移動すると
ともに給糸口43は前記針K’とインターシャ部41の
針に給糸する。次にコースRの編成の際に給糸口44の
編糸がインターシャ部41の編成の際に編み込まれると
いうトラブルを避けるために針Kの左隣の位置まで移動
させる必要がある。この給糸口の移動動作は境界部40
aの編成の際にも必要であり、境界部40aでは境界部
がまっすぐのため針1本が、境界部40bでは針複数本
が移動量となる。この移動動作は給糸口がベルト駆動方
式、リニアモータ駆動方式等により独立して移動させら
れるタイプの横編機が有利であり、コースRの編成開始
前か給糸口44の編糸が給糸口43の編糸とともに編み
込まれないタイミングで給糸口44を針Kの左隣まで移
動させる。キャリッジの上部に設けられた糸道切換装置
のピンで給糸口を連行するタイプの横編機でも、カムロ
ックが複数配設されるものでは、先行側のカムロックに
対応する糸道切換装置を使用して給糸口44を針Kの左
隣まで移動させるようにし、後行側のカムロックでイン
ターシャ編地の編成を行わせるようにすることもでき
る。また、給糸口を次の所定位置まで移動させるための
専用の糸道切換装置をカムロックの外側に別途設けるこ
とでカムロックの数に限らず同タイプの編機でも編成が
可能となる。また、コースRにおけるインターシャ部4
2のウエール数はコースQのウエールより減少するため
コースRの編成に際しては給糸口からの編糸を針の背面
側へと案内することは行われない。
る。境界部40aとの相違点は、境界部40aでは、イ
ンターシャの境界部の各インターシャ部41,42のウ
エール数は変化しないのに対し、境界部40bでは各イ
ンターシャ部のウエール数が大きく変化している。図8
は境界部40bの編成フローを拡大して示したもので、
上記境界部40aと同様の方法で編成される。コースQ
では編成は左方向に行われ、給糸口44はインターシャ
部42の繋ぎ目を形成する針K’の右隣まで移動すると
ともに給糸口43は前記針K’とインターシャ部41の
針に給糸する。次にコースRの編成の際に給糸口44の
編糸がインターシャ部41の編成の際に編み込まれると
いうトラブルを避けるために針Kの左隣の位置まで移動
させる必要がある。この給糸口の移動動作は境界部40
aの編成の際にも必要であり、境界部40aでは境界部
がまっすぐのため針1本が、境界部40bでは針複数本
が移動量となる。この移動動作は給糸口がベルト駆動方
式、リニアモータ駆動方式等により独立して移動させら
れるタイプの横編機が有利であり、コースRの編成開始
前か給糸口44の編糸が給糸口43の編糸とともに編み
込まれないタイミングで給糸口44を針Kの左隣まで移
動させる。キャリッジの上部に設けられた糸道切換装置
のピンで給糸口を連行するタイプの横編機でも、カムロ
ックが複数配設されるものでは、先行側のカムロックに
対応する糸道切換装置を使用して給糸口44を針Kの左
隣まで移動させるようにし、後行側のカムロックでイン
ターシャ編地の編成を行わせるようにすることもでき
る。また、給糸口を次の所定位置まで移動させるための
専用の糸道切換装置をカムロックの外側に別途設けるこ
とでカムロックの数に限らず同タイプの編機でも編成が
可能となる。また、コースRにおけるインターシャ部4
2のウエール数はコースQのウエールより減少するため
コースRの編成に際しては給糸口からの編糸を針の背面
側へと案内することは行われない。
【0022】次に第2実施例の編成について説明する。
この編成では、前記したように繋ぎ目を形成する針をレ
イジングカムの通過経路30の途中から外し通過経路3
2へと案内して進出位置を小区間において維持させた後
に第2バット引き下げ面により引き下げて通過経路31
へと誘導するためのカム機構を必要としない。第2実施
例の編成では、給糸口の移動がカムロックの移動あるい
は針の編成動作に対して独立して駆動制御できるタイプ
の横編機を使用して行われる。
この編成では、前記したように繋ぎ目を形成する針をレ
イジングカムの通過経路30の途中から外し通過経路3
2へと案内して進出位置を小区間において維持させた後
に第2バット引き下げ面により引き下げて通過経路31
へと誘導するためのカム機構を必要としない。第2実施
例の編成では、給糸口の移動がカムロックの移動あるい
は針の編成動作に対して独立して駆動制御できるタイプ
の横編機を使用して行われる。
【0023】第1実施例に示した編地40のインターシ
ャの境界部40aの編成に本実施例の編成を適用させて
説明する。図9、図10、図11、図12は図3の状態
から更に編成が進められた状態を示したものでインター
シャ部41内の右端に位置する針が繋ぎ目を編成する針
Kとなる。
ャの境界部40aの編成に本実施例の編成を適用させて
説明する。図9、図10、図11、図12は図3の状態
から更に編成が進められた状態を示したものでインター
シャ部41内の右端に位置する針が繋ぎ目を編成する針
Kとなる。
【0024】図9は、インターシャ部41の領域内にあ
る針に給糸口43により編糸が供給されながら編成が行
われるとともにインターシャ境界部の繋ぎ目を形成する
針Kがレイジングカムの作用によって前コースの編目
(不図示)が針Kのベラからクリアされる位置まで進出
された状態を示している。
る針に給糸口43により編糸が供給されながら編成が行
われるとともにインターシャ境界部の繋ぎ目を形成する
針Kがレイジングカムの作用によって前コースの編目
(不図示)が針Kのベラからクリアされる位置まで進出
された状態を示している。
【0025】図10は、図9の状態にある給糸口44を
針Kの右隣まで移動させて給糸口44からの編糸を針K
のベラ先端より下方の針幹上に架け渡せた状態を示して
いる。このとき給糸口43は更に移動されインターシャ
部41の編成は進行される。
針Kの右隣まで移動させて給糸口44からの編糸を針K
のベラ先端より下方の針幹上に架け渡せた状態を示して
いる。このとき給糸口43は更に移動されインターシャ
部41の編成は進行される。
【0026】図11は、図10の状態から更に編成が進
行した状態を示している。インターシャ部41を受け持
つ給糸口43は針Kの左隣の針の手前まで進行してきて
いる。給糸口44は図10の位置を維持している。この
とき針Kは図示の位置まで引き下げられるため給糸口4
4の編糸および前コースの編目は針幹とベラとの間で針
幹上に係止される。図において針Kのベラが他の針のベ
ラに比べて若干短く描かれているのはベラが針幹上に係
止される糸によって紙面に対し若干手前側に押し上げら
れてまさにフックに当接した閉鎖位置へと移行する状態
を示したためである。
行した状態を示している。インターシャ部41を受け持
つ給糸口43は針Kの左隣の針の手前まで進行してきて
いる。給糸口44は図10の位置を維持している。この
とき針Kは図示の位置まで引き下げられるため給糸口4
4の編糸および前コースの編目は針幹とベラとの間で針
幹上に係止される。図において針Kのベラが他の針のベ
ラに比べて若干短く描かれているのはベラが針幹上に係
止される糸によって紙面に対し若干手前側に押し上げら
れてまさにフックに当接した閉鎖位置へと移行する状態
を示したためである。
【0027】図12では、給糸口43が針Kの右隣まで
移動され停止する。またこれを略同時に給糸口44はキ
ャリッジの速さに同期しながらその移動が開始されイン
ターシャ部42の領域内の針に対する給糸を行う。この
とき針Kでは、給糸口43の編糸が針フック内で捕捉さ
れるとともに給糸口44からの編糸と前コースの編目は
ベラの上面を滑ってノックオーバーしようとしている。
その後、針Kは度山カムの作用を受け更に引き込まれ編
目を形成する。このようにして形成された編目は図7で
示したものと同様のループ構成となる。
移動され停止する。またこれを略同時に給糸口44はキ
ャリッジの速さに同期しながらその移動が開始されイン
ターシャ部42の領域内の針に対する給糸を行う。この
とき針Kでは、給糸口43の編糸が針フック内で捕捉さ
れるとともに給糸口44からの編糸と前コースの編目は
ベラの上面を滑ってノックオーバーしようとしている。
その後、針Kは度山カムの作用を受け更に引き込まれ編
目を形成する。このようにして形成された編目は図7で
示したものと同様のループ構成となる。
【0028】尚、本発明についての実施例を上記に示し
たが本発明は上記の実施例に限定されるものでなく編成
方法にあっては、進退動作される針に対し上記した繋ぎ
目が形成できるタイミングで編糸を供給することを趣旨
とするものであり、それを実施する針の進退動手段とし
てはキャリッジのカムにより行うことは勿論、個々の針
に進退動駆動手段を設けて編成動作に関連付けて針の進
退操作を行わせてもよく、本発明の主旨に逸脱しない範
囲において実施できることはいうまでもない。
たが本発明は上記の実施例に限定されるものでなく編成
方法にあっては、進退動作される針に対し上記した繋ぎ
目が形成できるタイミングで編糸を供給することを趣旨
とするものであり、それを実施する針の進退動手段とし
てはキャリッジのカムにより行うことは勿論、個々の針
に進退動駆動手段を設けて編成動作に関連付けて針の進
退操作を行わせてもよく、本発明の主旨に逸脱しない範
囲において実施できることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】本発明の編成方法では、インターシャ部
の境界に位置する繋ぎ目は上記のように編成されるので
編地の表側から下糸が透けて見えたり、境界部が他の部
分に比して厚手になるなどの問題はない。また、繋ぎ目
を形成する側の編糸が度山カムで引き込まれることがな
いので繋ぎ目が緩むこともなくインターシャ編地の外観
を損なうことはない。
の境界に位置する繋ぎ目は上記のように編成されるので
編地の表側から下糸が透けて見えたり、境界部が他の部
分に比して厚手になるなどの問題はない。また、繋ぎ目
を形成する側の編糸が度山カムで引き込まれることがな
いので繋ぎ目が緩むこともなくインターシャ編地の外観
を損なうことはない。
【0030】また、カムロックには、インターシャの繋
ぎ目を形成する針をニット編成の通過経路の途中から分
岐させて前コースの編目がベラからクリアする進出位置
に維持させるようにした後引き下げるという通過経路を
設け、その分岐移行の針に対し各給糸口の編糸を供給し
て編成するようにしたので確実な繋ぎ編成が可能とな
る。
ぎ目を形成する針をニット編成の通過経路の途中から分
岐させて前コースの編目がベラからクリアする進出位置
に維持させるようにした後引き下げるという通過経路を
設け、その分岐移行の針に対し各給糸口の編糸を供給し
て編成するようにしたので確実な繋ぎ編成が可能とな
る。
【図1】本発明の編成に使用されるキャリッジのカムロ
ック、ニードルベッドに装着される編み部材及び給糸口
の制御カムを示した図である。
ック、ニードルベッドに装着される編み部材及び給糸口
の制御カムを示した図である。
【図2】本発明の編成方法により編成されるインターシ
ャ編地の一例を示した図である。
ャ編地の一例を示した図である。
【図3】図2のコースPの境界部の編成状態を拡大して
示した概略図である。
示した概略図である。
【図4】第1実施例のインターシャの境界部分の編成状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図5】第1実施例のインターシャの境界部分の編成状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図6】第1実施例のインターシャの境界部分の編成状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図7】本発明の編成方法によって形成された境界部の
ループ構成を示した図である。
ループ構成を示した図である。
【図8】図2のインターシャのウエール数が変化する境
界部の編成フローを拡大して示した図である。
界部の編成フローを拡大して示した図である。
【図9】第2実施例のインターシャの境界部分の編成状
態を示した図である。
態を示した図である。
【図10】第2実施例のインターシャの境界部分の編成
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図11】第2実施例のインターシャの境界部分の編成
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図12】第2実施例のインターシャの境界部分の編成
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図13】従来例によるインターシャの境界部分の編成
状態を示した図である。
状態を示した図である。
1 カムロック 2 針 3 ジャック 4 セレクトジャック 5 レイジングカム 9 第2バット引下げ面 21,22 プレッサー 23 制御カム 30,31,32 通過経路 43,44 給糸口 54 繋ぎ目
Claims (4)
- 【請求項1】 横編機を使用して針の進退動作に対応さ
せながら編地の一方から他方へと相互に隣接する各イン
ターシャ部(41,42)の給糸口(43,44)を順
次移動させて針に給糸してインターシャ編地を編成する
方法において、先に編成が開始されるインターシャ部
(41)の給糸口(43)によってインターシャ境界部
の繋ぎ目を形成する針(K)に対し針のフックで編糸が
喰え込まれる位置に供給するとともに続いて編成される
インターシャ部(42)の給糸口(44)によって前記
針(K)の開いた状態のベラ先端より下方の針幹上に編
糸を供給した後、続く針の後退動作により前記給糸口4
4の編糸が前記針(K)に係止される前コースに形成さ
れた編目とともに給糸口43の編糸によって形成される
編目を越えてノックオーバーさせることによってインタ
ーシャ部の繋ぎ目を形成させるようにしたことを特徴と
するインターシャ編地の編成方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のインターシャ編地を編
成するために、カムロック(1)内にレイジングカム
(5)と天山(6)との間に形成された針に係止される
前コースの編目がベラからクリアされるニット編成用の
バットの通過経路(30)と外側に設けられた度山カム
(7)との間にインターシャの繋ぎ目形成用のバットの
通過経路(32)を設けたことを特徴とするカムロッ
ク。 - 【請求項3】 繋ぎ目形成のための通過経路(32)へ
のバットの誘導は、プレッサー(22),第2バット引
き下げ面(9)により行われることを特徴とする請求項
2に記載のカムロック。 - 【請求項4】 第2バット引き下げ面(9)は天山の一
部として構成されたことを特徴とする請求項3に記載の
カムロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6115230A JPH07324259A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | インターシャ編地の編成方法及びそれを実施するためのカムロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6115230A JPH07324259A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | インターシャ編地の編成方法及びそれを実施するためのカムロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324259A true JPH07324259A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14657575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6115230A Pending JPH07324259A (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | インターシャ編地の編成方法及びそれを実施するためのカムロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07324259A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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