JPH07324451A - 手すり連結具 - Google Patents

手すり連結具

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JPH07324451A
JPH07324451A JP14079794A JP14079794A JPH07324451A JP H07324451 A JPH07324451 A JP H07324451A JP 14079794 A JP14079794 A JP 14079794A JP 14079794 A JP14079794 A JP 14079794A JP H07324451 A JPH07324451 A JP H07324451A
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Katsuyuki Fukuda
勝行 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2本の手すりを直列に接続する連結する手す
り連結具が組付け後に緩むことがないように締めつける
ことができ、また部品点数を少なくして組付け作業を容
易にできるようにする。 【構成】 直列に接続される2本の手すり1,2の対向
面に固定する第1と第2の固定板10,20と前記両固
定板10,20の間に介在させる回転体30とから構成
する。第1の固定板10の中心には係合孔11が形成さ
れ、第2の固定板20の中心には雌ネジ21が形成され
る。回転体30には前記係合孔11と遊嵌するピン31
と雌ネジ33と螺合する雄ネジ33とが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2本の手すりを直列に
接続する手すり連結具に関し、特に組付け後に緩むこと
がないように締めつけることができ、また部品点数を少
なくした手すり連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】階段などで使用される手すりには、一定
の長さのものを直列に繋ぎ合わせ、隙間ができることな
く、連続した状態で使用される場合がある。手すりを繋
ぎ合わせるには、手すり連結具が使用されており、この
従来例を図4に示して説明する。
【0003】従来の手すり連結具は、一方の手すり1の
端面と接合する第1の固定板110と、他方の手すり2
の端面と接合する第2の固定板120と、前記一対の第
1と第2の固定板110,120の間に介在する木製の
回転体130とから構成される。第1と第2の固定板1
10,120の対向側の中心には、それぞれ膨出部11
1,121が突設される。第1の固定板110に突出さ
れた膨出部111の外側にはナット140を収納する六
角形状の凹嵌部112が形成される。凹嵌部112を六
角形状に形成したことにより、ナット140は回転しな
いように収納される。
【0004】第2の固定板120に突出した膨出部12
1の中心には、左ネジの雌ネジ122が形成される。第
1と第2の固定板110,120は、ナット140と雌
ネジ122とに螺合する係止部150付きの両ネジ15
1によって一体化される。さらに、第1と第2の固定板
110,120には、膨出部111,121を突設した
周囲の3箇所に、木ネジ141を貫通する皿穴113,
123が120 °の間隔で3箇所に穿設される。
【0005】第1と第2の固定板110,120の間に
介在する回転体130は厚肉の円柱体で、両端面には円
形状の窪み部131,131が形成され、さらに両窪み
部131,131を連通する長孔132が穿設される。
各端面の窪み部131,131内に上記第1と第2の固
定板110,120の膨出部111,121が埋入され
る。長孔132内に上記両ネジ151の係止部150が
挿入され、回転体130を回転することによって両ネジ
151も回転するようにされている。
【0006】従来の手すり連結具は以上のように構成さ
れ、次に2本の手すり1,2を繋ぎ合わせる方法につい
て説明する。先ず、第1の固定板110の凹嵌部112
内にナット140を収納し、第1の固定板110を木ね
じ141によって、一方の手すり1に固定する。第2の
固定板120も木ねじ141によって他方の手すり2に
固定する。次に、第1の固定板110の凹嵌部112内
に収納したナット140に両ネジ151の右ネジを少し
だけ螺合する。
【0007】この後、両ネジ151の係止部150が回
転体130の長孔132内に収納されるように、両ネジ
151を回転体130によって外嵌する。そして、手す
り1,2を固定した第1と第2の固定板110,120
の間に回転体130を挟む。回転体130を時計方向に
回転すると、長孔132内に収納された係止部150が
回転する。すると、第1の固定板110の凹嵌部112
内に収納されたナット140は回転せず、また第2の固
定板120の雌ネジ122が左ネジであることから、両
ネジ151が第1の固定板110の凹嵌部112内に収
納したナット140と第2の固定板120の雌ネジ12
2とに螺合する。両ネジ151とナット140および雌
ネジ122とが締めつけられると、2枚の第1と第2の
固定板110,120と回転体130とが密着し、2本
の手すり1,2は手すり連結具を介して連続した状態に
直列に繋がれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の手すり連結具
は、両ネジ151が第1の固定板110の凹嵌部112
内に収納したナット140と第2の固定板120の雌ネ
ジ122とに螺合して、2本の手すり1,2を直列に繋
ぐものである。両ネジ151は、回転体130を回転す
ることによって、ナット140および雌ネジ122とに
螺合される。両ネジ151を回転体130内に予め収納
した状態で、両ネジ151の右ネジをナット140に螺
合させることは困難であるから、両ネジ151の右ネジ
を僅かにナット140に螺合させた後に、両ネジ151
を回転体130内に収納し、回転体130を回転させて
いる。
【0009】しかし、手すり連結具の取り付け現場にお
いては、両ネジ151の右ネジをナット140に締めつ
けすぎることが多く、そのような締めつけすぎた状態で
回転体130を回転しても、両ネジ151の左ネジは完
全に第2の固定板120の雌ネジ122と螺合できな
い。すると、組付け後にネジが緩んでしまい、2本の手
すり1,2がはずれてしまうといった不具合があった。
また、部品点数も多く、組付け作業も面倒であった。
【0010】そこで、本発明は、組付け後に緩むことが
ないように締めつけることができ、また部品点数を少な
くした手すり連結具を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の手段は、直列に接続される2本の手すりの対向
面に固定する第1と第2の固定板と、前記両固定板の間
に介在させる回転体とから構成される手すり連結具にお
いて、第1の固定板の中心に係合孔を形成し、第2の固
定板の中心に雌ネジを形成し、第1と第2の固定板にネ
ジ孔を穿設し、回転体を、前記ネジ孔と連続可能な貫通
穴を形成した円盤状とし、回転体の中心に、第1の固定
板の係合孔に遊嵌する軸と、第2の固定板の雌ネジと螺
合する雄ネジとを形成したことを特徴とする手すり連結
具である。
【0012】上記目的を達成するための第2の手段は、
上記第1の手段に記載の回転体の外周に、第1と第2の
固定板の対向側の側面を外嵌する鍔部を形成したことを
特徴とする手すり連結具である。
【0013】上記目的を達成するための第3の手段は、
上記第1の手段に記載の軸に第1の固定板を係止するリ
ングを嵌合したことを特徴とする手すり連結具である。
【0014】
【作用】上記第1の手段によれば、回転体の中心に突設
した軸が第1の固定板の係合孔に遊嵌することによっ
て、回転体は第1の固定板に拘束されることなく自由に
回転するように第1の固定板と一体化される。第1の固
定板はネジ孔を貫通するネジによって手すりに固定され
る。回転体の貫通穴と第1の固定板のネジ孔とが連続し
た位置で、ネジをネジ孔に通すことができる。第1の固
定板とは別体の第2の固定板を、ネジ孔を貫通するネジ
によって他方の手すりに固定する。そして、第2の固定
板の雌ネジと回転体の雄ネジとを接合した状態で、回転
体を回転すると、回転体の雄ネジが第2の固定板の雌ネ
ジと螺合して、2本の手すりは隙間なく直列に繋ぎ合わ
さる。
【0015】上記第2の手段によれば、第2の固定板を
回転体に接合する際に、第2の固定板は回転体の鍔部に
よって取り付け位置が規制される。また、第1と第2の
固定板と回転体とは、軸と雄ネジとだけでなく鍔部によ
っても保持されるため、2本の手すりの連結部が補強さ
れる。
【0016】上記第3の手段によれば、リングによって
回転体の軸が第1の固定板に遊嵌されて外れなくなり、
しかも回転体は第1の固定板に拘束されることなく自由
に回転することができる。
【0017】
【実施例】本発明の具体的実施例を図1ないし図3を参
照して説明する。図1は、本発明の具体的実施例におけ
る手すり連結部の断面図である。図2は、本発明の具体
的実施例における第1または第2の固定板の側面図であ
る。図3は、本発明の具体的実施例における回転体の側
面図である。
【0018】本発明に係る手すり連結具は、一方の手す
り1の端面と接合する第1の固定板10と、他方の手す
り2の端面と接合する第2の固定板20と、前記両固定
板10,20の間に介在する回転体30とから構成され
る。第1の固定板10の中心には係合孔11が形成さ
れ、この係合孔11の周囲にはネジ40を貫通するため
の皿孔のようなネジ孔12が例えば120 °の間隔で3箇
所に穿設される。第2の固定板20の中心には雌ネジ2
1が形成され、この雌ネジ21の周囲にもネジ40を貫
通するための皿孔のようなネジ孔22が例えば120 °の
間隔で3箇所に穿設される。第1の固定板10が手すり
1と接合する面は凹部13が形成される。第1の固定板
10に形成する係合孔11を雌ネジとし、かつ第2の固
定板20にも凹部23を形成することによって、第1の
固定板10と第2の固定板20とを兼用することができ
る。
【0019】第1と第2の固定板10,20の間に介在
する回転体30は、貫通穴31を形成した円盤状のもの
で、中心に、第1の固定板10に形成した係合孔11に
遊嵌する軸32と、第2の固定板20の雌ネジ21と螺
合する雄ネジ33とが反対方向に形成される。回転体3
0の貫通穴31は、例えば第1の固定板10に穿設した
ネジ孔12と連続するように120 °の間隔で3箇所に形
成し、貫通穴31の穴径はネジ孔12よりもやや大きめ
とする。また軸32は、第1の固定板10の係合孔11
を貫通して第1の固定板10の凹部13からはみ出ない
長さとする。軸32の先端部にCリングのようなリング
34を嵌合することによって、軸32が第1の固定板1
0から外れず、しかも回転体30は第1の固定板10に
拘束されることなく、自由に回転することができるよう
にする。第2の固定板20の雌ネジ21と螺合する雄ネ
ジ33は、第2の固定板20に凹部23を形成したと
き、凹部23からはみ出さない長さとする。回転体30
の外周には、第1と第2の固定板10,20の対向側の
側面を外嵌する鍔部35が形成される。
【0020】本発明に係る手すり連結具は以上のように
構成され、次に2本の手すり1,2を繋ぎ合わせる方法
について説明する。第1の固定板10と回転体30とは
一体化されているが、回転体30は第1の固定板10に
拘束されることなく自由に回転することができる。した
がって、回転体30の貫通穴31と第1の固定板10の
ネジ孔12とを連続した状態にすることができ、ネジ4
0を回転体30の貫通穴31から第1のネジ孔12を貫
通して、手すり1に締めることにより、第1の固定板1
0をネジ40によって手すり1に固定する。
【0021】他方の手すり2には第2の固定板20を固
定する。第2の固定板20に穿設したネジ孔12からネ
ジ40を貫通して、ネジ40を締めることにより、第2
の固定板20を他方の手すり2に固定できる。この他方
の手すり2に固定した第2の固定板20を、一方の手す
り1に固定した第1の固定板10と一体の回転体30に
接合する。第2の固定板20は回転体30の鍔部35に
よって位置が規制され、第2の固定板20の雌ネジ21
と回転体30の雄ネジ33とが接合する。したがって回
転体30を回転すると、回転体30に形成した雄ネジ3
3が第2の固定板20の雌ネジ21と螺合する。回転体
30の雄ネジ33と第2の固定板20の雌ネジ21とが
完全に締めつけられると、第1の固定板10、回転体3
0そして第2の固定板20が一体となって、2本の手す
り1,2は直列に繋ぎ合わされる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定すること
なく、本発明の要旨内において設計変更することができ
る。たとえば、回転体30は第1の固定板10に拘束さ
れないで自由に回転できるものであるから、貫通穴31
は1箇所でも差し支えないし、リブのように骨組み状の
円盤によって貫通穴31を構成するこもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、回転体の軸が第1の固
定板の係合孔に遊嵌することにより、回転体は第1の固
定板に拘束されることなく自由に回転しつつ一体化さ
れ、回転体に形成した雄ネジと第2の固定板に形成した
雌ネジとのみによって、螺合するため、両者は完全に螺
合して締めつけられるため、取り付け後に緩むことがな
い。したがって、2本の手すりがはずれるといった不具
合が解消される。また、組付け時の部品点数が少なく、
組付け作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例における手すり連結部の
断面図である。
【図2】本発明の具体的実施例における第1または第2
の固定板の側面図である。
【図3】本発明の具体的実施例における回転体の側面図
である。
【図4】従来の連結部の断面図である。
【符号の説明】
1 手すり 2 手すり 10 第1の固定板 11 係合孔 20 第2の固定板 21 雌ネジ 30 回転体 31 軸 33 雄ネジ 34 リング 35 鍔部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続される2本の手すりの対向面
    に固定する第1と第2の固定板と、前記両固定板の間に
    介在させる回転体とから構成される手すり連結具におい
    て、第1の固定板の中心に係合孔を形成し、第2の固定
    板の中心に雌ネジを形成し、第1と第2の固定板にネジ
    孔を穿設し、回転体を、前記ネジ孔と連続可能な貫通穴
    を形成した円盤状とし、回転体の中心に、第1の固定板
    の係合孔に遊嵌する軸と、第2の固定板の雌ネジと螺合
    する雄ネジとを形成したことを特徴とする手すり連結
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転体の外周に、第1
    と第2の固定板の対向側の側面を外嵌する鍔部を形成し
    たことを特徴とする手すり連結具。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の軸に第1の固定板を係
    止するリングを嵌合したことを特徴とする手すり連結
    具。
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