JPH07324632A - ガスタービン動翼の冷却空気シール装置 - Google Patents
ガスタービン動翼の冷却空気シール装置Info
- Publication number
- JPH07324632A JPH07324632A JP11649094A JP11649094A JPH07324632A JP H07324632 A JPH07324632 A JP H07324632A JP 11649094 A JP11649094 A JP 11649094A JP 11649094 A JP11649094 A JP 11649094A JP H07324632 A JPH07324632 A JP H07324632A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving blade
- cooling air
- spacer
- gas turbine
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスタービン動翼の翼根部冷却空気が洩れる
のを防止し、エンジン性能の低下を抑制すること。 【構成】 カウンタウェイト部(a)に作用する遠心力
でスペーサ(3)の円筒部(c)、円盤部(b)が弾性
変形することによって、シール部(8)を動翼(1)の
根元部に押し付け、動翼(1)をディスク(2)に固定
・支持するとともに、動翼の冷却空気をシールする。
のを防止し、エンジン性能の低下を抑制すること。 【構成】 カウンタウェイト部(a)に作用する遠心力
でスペーサ(3)の円筒部(c)、円盤部(b)が弾性
変形することによって、シール部(8)を動翼(1)の
根元部に押し付け、動翼(1)をディスク(2)に固定
・支持するとともに、動翼の冷却空気をシールする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン動翼の支
持およびシールに関する。
持およびシールに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のガスタービン動翼支持方法
の一例を示す縦断面図である。この図に示されるよう
に、従来はシールリング(6)をディスク(2)にボル
ト(5)で固定していた。(1)は動翼である。
の一例を示す縦断面図である。この図に示されるよう
に、従来はシールリング(6)をディスク(2)にボル
ト(5)で固定していた。(1)は動翼である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のガスタービ
ン動翼支持方法においては、シールリング(6)をディ
スク(2)にボルト(5)で固定しているため、部品点
数が多く、組立が複雑であった。またシールリング
(6)の変形により動翼の冷却空気が洩れることがあっ
た。冷却空気が洩れるとエンジンの性能が低下(燃費が
悪化)するため、空気洩れの低減対策は、エンジン性能
向上のために不可欠である。
ン動翼支持方法においては、シールリング(6)をディ
スク(2)にボルト(5)で固定しているため、部品点
数が多く、組立が複雑であった。またシールリング
(6)の変形により動翼の冷却空気が洩れることがあっ
た。冷却空気が洩れるとエンジンの性能が低下(燃費が
悪化)するため、空気洩れの低減対策は、エンジン性能
向上のために不可欠である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記従来の
課題を解決するために、互いにボルトで固定され外周部
にそれぞれ複数の動翼が植込まれた複数の回転ディスク
と、それら回転ディスクの間の上記植込部よりも回転軸
寄りに焼嵌めされた薄板円筒状のシールスペーサと、同
シールスペーサの一端部に薄板状の円盤部を介して固着
され上記動翼の翼根第1歯圧力面に接触するカウンタウ
ェイトとを具えたことを特徴とするガスタービン動翼の
冷却空気シール装置を提案するものである。
課題を解決するために、互いにボルトで固定され外周部
にそれぞれ複数の動翼が植込まれた複数の回転ディスク
と、それら回転ディスクの間の上記植込部よりも回転軸
寄りに焼嵌めされた薄板円筒状のシールスペーサと、同
シールスペーサの一端部に薄板状の円盤部を介して固着
され上記動翼の翼根第1歯圧力面に接触するカウンタウ
ェイトとを具えたことを特徴とするガスタービン動翼の
冷却空気シール装置を提案するものである。
【0005】
【作用】本発明は前記のとおり構成されているので、ガ
スタービンが回転すると、回転ディスクの間の動翼植込
部よりも回転軸寄りに焼嵌めされた薄板円筒状のシール
スペーサの一端部に薄板状の円盤部を介して固着された
カウンタウェイトに作用する遠心力によって、上記薄板
円筒状のシールスペーサと上記円盤部が弾性変形し、カ
ウンタウェイトは上記動翼の翼根第1歯圧力面に強く押
し付けられ、冷却空気の漏れを効果的に防止する。
スタービンが回転すると、回転ディスクの間の動翼植込
部よりも回転軸寄りに焼嵌めされた薄板円筒状のシール
スペーサの一端部に薄板状の円盤部を介して固着された
カウンタウェイトに作用する遠心力によって、上記薄板
円筒状のシールスペーサと上記円盤部が弾性変形し、カ
ウンタウェイトは上記動翼の翼根第1歯圧力面に強く押
し付けられ、冷却空気の漏れを効果的に防止する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す縦断面図、図
2は図1のII部の他断面の詳細図である。図中の動翼
(1)は、ディスク(2)の翼溝に前方(図の左方)か
ら挿入され、ストッパー(9)により、軸方向の位置が
決まる。スペーサ(3)は、ディスク(2)と嵌め合い
部(7)で焼き嵌めされ、半径方向の位置が決まる。ス
ペーサ(3)の軸方向位置は、スペーサ(3)と動翼
(1)をシール部(8)で接触させることにより決ま
る。隣接するディスク(4)とスペーサ(3)との間に
は、半径方向、軸方向ともに隙間があり、組立てできる
ようになっている。ディスク(2)とディスク(4)と
はボルト(5)で互いに固定されているので、スペーサ
(3)は、はずれることなく、動翼(1)を支持でき
る。
2は図1のII部の他断面の詳細図である。図中の動翼
(1)は、ディスク(2)の翼溝に前方(図の左方)か
ら挿入され、ストッパー(9)により、軸方向の位置が
決まる。スペーサ(3)は、ディスク(2)と嵌め合い
部(7)で焼き嵌めされ、半径方向の位置が決まる。ス
ペーサ(3)の軸方向位置は、スペーサ(3)と動翼
(1)をシール部(8)で接触させることにより決ま
る。隣接するディスク(4)とスペーサ(3)との間に
は、半径方向、軸方向ともに隙間があり、組立てできる
ようになっている。ディスク(2)とディスク(4)と
はボルト(5)で互いに固定されているので、スペーサ
(3)は、はずれることなく、動翼(1)を支持でき
る。
【0007】スペーサ(3)の円盤部(b)と円筒部
(c)は可撓性のある薄板状であって、図3中に実線で
示されるように、カウンタウェイト部(a)の遠心力に
よる曲げモーメントにより、弾性変形し、シール部
(8)を動翼(1)側へ押圧する作用を生じる。カウン
タウェイト部(a)の形状を調整することにより、円盤
部(b)と円筒部(c)のたわみ量を制御することがで
きるから、隙間を小さくして動翼(1)冷却空気の洩れ
を低減できる。
(c)は可撓性のある薄板状であって、図3中に実線で
示されるように、カウンタウェイト部(a)の遠心力に
よる曲げモーメントにより、弾性変形し、シール部
(8)を動翼(1)側へ押圧する作用を生じる。カウン
タウェイト部(a)の形状を調整することにより、円盤
部(b)と円筒部(c)のたわみ量を制御することがで
きるから、隙間を小さくして動翼(1)冷却空気の洩れ
を低減できる。
【0008】本実施例では、スペーサ(3)の材料とし
て、耐熱合金の1つであるINCO718を用いる。こ
れは、使用箇所の温度が約500℃と高温であるため、
高温強度が優れているこの材料が好適だからである。
て、耐熱合金の1つであるINCO718を用いる。こ
れは、使用箇所の温度が約500℃と高温であるため、
高温強度が優れているこの材料が好適だからである。
【0009】スペーサ(3)とディスク(2)の嵌め合
いは、これらスペーサとディスクの芯を合わせるために
行なうものである。この嵌め合い部には動翼翼根の冷却
用空気を導くために円周上等分8か所程度に切欠ぎを設
ける。軸方向の隙間は、スペーサ(3)とディスク
(2)でメタル温度が異るため、熱膨張によりスペーサ
(3)の方が伸びてディスク(2)と無理な干渉を生じ
るのを防ぐために設けるものである。
いは、これらスペーサとディスクの芯を合わせるために
行なうものである。この嵌め合い部には動翼翼根の冷却
用空気を導くために円周上等分8か所程度に切欠ぎを設
ける。軸方向の隙間は、スペーサ(3)とディスク
(2)でメタル温度が異るため、熱膨張によりスペーサ
(3)の方が伸びてディスク(2)と無理な干渉を生じ
るのを防ぐために設けるものである。
【0010】隣接するディスク(4)とスペーサ(3)
との嵌め合い部は、組立時にはすきまばめで、ディスク
・スペーサが組立てられるようになっている。運転中
は、スペーサ(3)がディスク(4)よりも大きく半径
方向へ伸びるため、嵌め合い部はタイトになり、芯保持
される。
との嵌め合い部は、組立時にはすきまばめで、ディスク
・スペーサが組立てられるようになっている。運転中
は、スペーサ(3)がディスク(4)よりも大きく半径
方向へ伸びるため、嵌め合い部はタイトになり、芯保持
される。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガスター
ビン動翼の冷却空気シール装置においては、遠心力を利
用した弾性変形シールにより、冷却空気の洩れを効果的
に低減できる。
ビン動翼の冷却空気シール装置においては、遠心力を利
用した弾性変形シールにより、冷却空気の洩れを効果的
に低減できる。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】図2は図1のII部の他断面の詳細図である。
【図3】図3は上記実施例における弾性変形状況を示す
図である。
図である。
【図4】図4は従来のガスタービン動翼支持方法の一例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
(1) 動翼 (2) ディスク (3) スペーサ (a) カウンタウェイト部 (b) 円盤部 (c) 円筒部 (4) ディスク (5) ボルト (6) シールリング (7) 嵌め合い部 (8) シール部 (9) ストッパー
Claims (1)
- 【請求項1】 互いにボルトで固定され外周部にそれぞ
れ複数の動翼が植込まれた複数の回転ディスクと、それ
ら回転ディスクの間の上記植込部よりも回転軸寄りに焼
嵌めされた薄板円筒状のシールスペーサと、同シールス
ペーサの一端部に薄板状の円盤部を介して固着され上記
動翼の翼根第1歯圧力面に接触するカウンタウェイトと
を具えたことを特徴とするガスタービン動翼の冷却空気
シール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11649094A JPH07324632A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | ガスタービン動翼の冷却空気シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11649094A JPH07324632A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | ガスタービン動翼の冷却空気シール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324632A true JPH07324632A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14688421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11649094A Pending JPH07324632A (ja) | 1994-05-30 | 1994-05-30 | ガスタービン動翼の冷却空気シール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07324632A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998057040A1 (en) * | 1997-06-11 | 1998-12-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Rotor for gas turbines |
| JP2008223539A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2008223541A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2008223540A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2009013981A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Snecma | ガスタービンエンジンの低圧ブレードに換気空気を供給する装置 |
| JP2017125446A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 株式会社東芝 | シール構造体 |
| JP2021533304A (ja) * | 2018-08-02 | 2021-12-02 | シーメンス エナジー グローバル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSiemens Energy Global Gmbh & Co. Kg | 2つのロータディスクの間にロータ組立要素を配置したロータ |
-
1994
- 1994-05-30 JP JP11649094A patent/JPH07324632A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998057040A1 (en) * | 1997-06-11 | 1998-12-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Rotor for gas turbines |
| US6089827A (en) * | 1997-06-11 | 2000-07-18 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Rotor for gas turbines |
| JP2008223539A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2008223541A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2008223540A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-09-25 | Toyota Motor Corp | ガスタービンの焼ばめ締結構造 |
| JP2009013981A (ja) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Snecma | ガスタービンエンジンの低圧ブレードに換気空気を供給する装置 |
| JP2017125446A (ja) * | 2016-01-14 | 2017-07-20 | 株式会社東芝 | シール構造体 |
| JP2021533304A (ja) * | 2018-08-02 | 2021-12-02 | シーメンス エナジー グローバル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトSiemens Energy Global Gmbh & Co. Kg | 2つのロータディスクの間にロータ組立要素を配置したロータ |
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