JPH07324897A - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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JPH07324897A
JPH07324897A JP6141137A JP14113794A JPH07324897A JP H07324897 A JPH07324897 A JP H07324897A JP 6141137 A JP6141137 A JP 6141137A JP 14113794 A JP14113794 A JP 14113794A JP H07324897 A JPH07324897 A JP H07324897A
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JP
Japan
Prior art keywords
electrode
ignition
heating element
ignition device
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP6141137A
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English (en)
Inventor
Takeo Shiozawa
武夫 塩澤
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Sensor Technology Co Ltd Japan
Original Assignee
Sensor Technology Co Ltd Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱体から周囲に逃げる熱を極小にし、供給
すべき電気エネルギを少なくしても点火薬への着火時間
を短く保てる点火装置を提供する。 【構成】 点火薬に接して配設され該点火薬にジュール
熱による点火エネルギを与えるための発熱体1と、該発
熱体1に電流を通ずるための電極3、3′と、該電極
3、3′を保持するための電気絶縁材からなる電極保持
材6とを有する点火装置において、前記電極3、3′に
細導電体からなる支電極2、2′を接続し、該支電極
2、2′間に前記発熱体1を接続し、該発熱体1と電極
保持体とが熱伝達的に隔離されるように配設したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火薬に点火するための
点火装置に係わり、特に自動車用エアバッグのための点
火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の点火装置の具体例として、自動
車用エアバッグの点火装置(スクイブ)を図5、6によ
り説明する。図5は前記点火装置の要部の縦断面図であ
る。図5において、12は点火薬、3、3′はリード電
極、6は電極保持体であり、該リード電極3、3′間に
発熱体である電橋線1が、点火薬12に接して配置され
ている。上面図(点火薬を除いた状態を示す)である図
6に示すように、リード電極3、3′は矩形断面を有
し、その上端面に抵抗体の細線からなる電橋線1が溶接
(5)されている。点火装置は、このリード電極3、
3′間に電流を流し、ジュール熱により電橋線1を発熱
高温にして点火薬12を伝熱により発火温度以上の温度
に上昇せしめて点火させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
ように、電橋線1はリード電極3、3′に直接接続さ
れ、また、電極保持体6とも接触している(図では溶接
部5を明確にすべく誇張して離して描いているが実際は
接触している)ため、電橋線1で発生した熱はリード電
極3、3′及び電極保持体6へも伝熱される。すなわ
ち、点火薬12に点火するための熱効率が悪い。このた
め、点火薬12の着火時間が短いことを要求される場合
(エアバッグではこの要求は強い)には、大きな電気エ
ネルギ(例えば電流等)を与える必要がある。この電気
エネルギをコンデンサに蓄えられたエネルギから供給す
る場合、コンデンサの容量が大きくなり、また、コンデ
ンサが過大となるのを防止するための昇圧装置の採用も
必要となるので、電源装置を小型化、低価格化すること
が困難であった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、発熱体から周囲に逃げる熱を極小にし、供給す
べき電気エネルギを少なくしても点火薬への着火時間を
短く保てる点火装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における点火装置は、点火薬に接して配設さ
れ該点火薬にジュール熱による点火エネルギを与えるた
めの発熱体と、該発熱体に電流を通ずるための電極と、
該電極を保持するための電気絶縁材からなる電極保持材
とを有する点火装置において、前記電極に細導電体から
なる支電極を接続し、該支電極間に前記発熱体を接続
し、該発熱体と電極保持体とが熱伝達的に隔離されるよ
うに配設したものである。
【0006】また、前記支電極を保持する副電極を電極
保持体に設けたものとすることができる。
【0007】また、前記発熱体と電極保持体との間に熱
伝導率の小さい電気絶縁材を配置して熱伝達的に隔離さ
れるようにしたものとすることができる。
【0008】また、前記発熱体は、細抵抗体からなり、
支電極間にたるませて接続するようにしたものとするこ
ともできる。
【0009】また、前記点火装置の製造方法は、電極と
支電極、及び支電極と発熱体の接続を、抵抗溶接又はレ
ーザー溶接で行うものとすることもできる。
【0010】
【作用】細導電体からなる支電極は熱容量が小さいの
で、自身に蓄積される熱が少なく、かつ支電極が発熱体
から電極への熱伝達の隘路となり、電極へ逃げる熱が減
少する。また発熱体と電極保持体とが熱伝達的に隔離さ
れるので、電極保持体へ逃げる熱も減少する。
【0011】また、支電極を保持する副電極を電極保持
体に設けると、支電極と電極との接続の安定が確保さ
れ、信頼性が向上する。
【0012】また、発熱体と電極保持体との間に熱伝導
率の小さい電気絶縁材を配置すると、発熱体を保持しつ
つ電極保持体へ逃げる熱を減少させることができる。
【0013】また、発熱体が、細抵抗体からなる場合
に、支電極間にたるませて接続するようにすると、点火
薬装填時に発熱体に無理な力が加わらず、断線等を防止
できる。
【0014】また、電極と支電極、及び支電極と発熱体
の接続を、抵抗溶接又はレーザ溶接で行うと、簡易かつ
確実に行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明の点火装置の縦断面図、図
2は要部の上面図、図3は図2のB─B断面図、図4は
変形例を示す上面図である。なお、図1乃至図4におい
て、図5及び図6と同様の作用を有する部分には同一の
符号を付してその説明を省略する。
【0016】まず、構成を図1乃至図3に基づき説明す
る。本実施例は、自動車用エアバッグに使用される点火
装置に本発明を適用した例を示すものである。図1にお
いて、点火装置30は、円筒状の薄い金属製の管体10
の内側に円筒状の絶縁材9が嵌挿され、その内部に点火
薬12が装填される。この管体10の下部に、円板状の
セラミック等の電気絶縁物からなる電極保持体6が嵌挿
され、前記点火薬12を密封している。この電極保持体
6に、リード電極3と副電極4が、ともにその上端が該
電極保持体6の上面と略同一平面に、下端が該電極保持
体6の下方に突出するように固設されている。リード電
極3はさらに、管体10の下方まで突出している。電極
保持体6は、管体10に内挿された円筒状の電極補強材
7で保持され、該電極補強材7は管体10に溶接21で
固着かつシールされている。電極保持体6の下方は、そ
の下面、リード電極3と副電極4の貫通部、及び電極補
強材7との接触面がガラスシール材8で固着かつシール
されており、さらに、管体10の下端まで樹脂等の絶縁
充填材14で充填されている。
【0017】一方、リード電極3と副電極4との間にタ
ングステン等の導電体の細線からなる支電極2が抵抗溶
接、レーザ溶接等5で接続されて配置され、この支電極
2の中間にNiCr、Pt等の抵抗体からなる電橋線1
が同様に抵抗溶接等5で接続されている。支電極2の下
方の電極保持体6には図面前後方向に延在する熱隔離溝
11が設けられ、点火薬12で充填されている。A矢視
図(点火薬を除いた状態を示す)である図2において、
電極保持体6の中心に対して点対象にリード電極3、
3′、副電極4、4′が配置され、これらリード電極
3、3′、副電極4、4′の間に支電極2、2′が平行
に配設され、該支電極2、2′の中間点の間に電橋線1
がこれらと直角方向に延在して配設されている。さらに
該電橋線1の下方の電極保持体6に、これに沿って熱隔
離溝11が設けられている。B矢視図である図3におい
て、この熱隔離溝11は、点線で示すように、電橋線1
が存在する部分は十分深く、両端に向かい浅くなる形状
となっている。また、電橋線1は中央部1aがたるませ
てある。この場合、好ましくは抵抗値がばらつかないよ
うにされる。
【0018】点火薬12の装填は装填密度を上げるため
に、上方から圧力を掛けながら行う場合が多いが、その
際、このように中央部1aがたるませてあると電橋線1
に無理な力が加わらず、断線等を防止することができ
る。
【0019】また、上述のように副電極4、4′を設け
ると、支電極2、2′とリード電極3、3′との接続の
安定が確保され、信頼性が向上する。
【0020】また、上述のようにリード電極3、3′と
支電極2、2′間、支電極2、2′と電橋線1間の接続
を抵抗溶接、レーザ溶接で行うと、簡易かつ確実に行う
ことができる。
【0021】つぎに、図1及び図2に基づき作用を説明
する。図1及び図2において、リード電極3、3′間に
電流を通ずると、電橋線1がジュール熱により発熱し、
この熱が点火薬12に伝達され、点火薬12が発火温度
に到達すると点火する。ここで、図6の従来の場合であ
ると、リード電極3、3′に直接接続されているため、
その熱容量により発生した熱がこれに伝達されて逃げる
が、本実施例では支電極2、2′が細線であり、熱容量
が小さいため自身に蓄積される熱量が少ない。またリー
ド電極3、3′への熱伝達の隘路となる。このため、電
橋線1で発生した熱が逃げるのが最小限に抑えられる。
また、熱隔離溝11により電極保持体6と隔離されてい
るので、これへの伝熱も防止される。従って、電橋線1
に供給する電気エネルギが少なくて済む。
【0022】つぎに、変形例について説明する。図4
は、図2の副電極4、4′を省略した場合を示す。すな
わち、支電極2、2′のリード電極3、3′に接続され
ない方の端を電極保持体6(C部)で接触保持する構造
としたものである。支電極2、2′には或る程度剛性を
有する材質のものが使用される。このような構造として
も、電橋線1は熱隔離溝11により電極保持体6から隔
離されるので、電極保持体への伝熱の問題はなく、かつ
構造を簡素化することができる。
【0023】また、図2及び図4の熱隔離溝11に熱伝
導率の小さい電気絶縁材(例えばセラミックファイバ
等)を配置してもよい。このようにすると、電橋線1を
保持しつつ電極保持体6へ逃げる熱を減少させることが
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明の点火装置は上述のように、電極
に細導電体からなる支電極を接続し、支電極間に前記発
熱体を接続するとともに、発熱体と電極保持体とが熱伝
達的に隔離されるように配設したものであるので、発熱
体から周囲に逃げる熱を最小限に抑えることが可能であ
る。このため、発熱体を小さくすることができるととも
に、発熱体に供給する電気エネルギを少なくしても点火
薬への着火時間を短く保つことができる。この結果、発
熱体へ供給する電流を小さくできるので、コンデンサ容
量等の電源を小さくすることが可能である。また、抵抗
を小さくすることもできるので、電源電圧を低くするこ
とができ、昇圧装置を省略することも可能である。従っ
て、電源装置を小型化、低価格化することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点火装置の縦断面図である。
【図2】本発明の点火装置の要部の上面図である。
【図3】図2のB─B断面図である。
【図4】本発明の点火装置の変形例を示す上面図であ
る。
【図5】従来の点火装置の要部の縦断面図である。
【図6】従来の点火装置の要部の上面図である。
【符号の説明】
1 電橋線(発熱体) 1a 中央部(たるみ) 2 支電極 2′ 支電極 3 リード電極(電極) 3′ リード電極(電極) 4 副電極 4′ 副電極 5 溶接部(接続部) 5′ 溶接部(接続部) 6 電極保持体 11 熱隔離溝(熱隔離手段) 12 点火薬 30 点火装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火薬に接して配設され該点火薬にジュ
    ール熱による点火エネルギを与えるための発熱体と、該
    発熱体に電流を通ずるための電極と、該電極を保持する
    ための電気絶縁材からなる電極保持材とを有する点火装
    置において、前記電極に細導電体からなる支電極を接続
    し、該支電極間に前記発熱体を接続し、該発熱体と電極
    保持体とが熱伝達的に隔離されるように配設したことを
    特徴とする点火装置。
  2. 【請求項2】 前記支電極を保持する副電極を電極保持
    体に設けたことを特徴とする請求項1記載の点火装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱体と電極保持体との間に熱伝導
    率の小さい電気絶縁材を配置して熱伝達的に隔離される
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の点火装置。
  4. 【請求項4】 前記発熱体は、細抵抗体からなり、支電
    極間にたるませて接続するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の点火装置。
  5. 【請求項5】 前記電極と支電極、及び支電極と発熱体
    の接続は、抵抗溶接又はレーザー溶接で行うことを特徴
    とする請求項1記載の点火装置の製造方法。
JP6141137A 1994-05-30 1994-05-30 点火装置 Pending JPH07324897A (ja)

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JP6141137A JPH07324897A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 点火装置

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JP6141137A JPH07324897A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 点火装置

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JPH07324897A true JPH07324897A (ja) 1995-12-12

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ID=15285035

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JP6141137A Pending JPH07324897A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 点火装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007522428A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 オートリブ ディベロップメント アクティエボラーグ 熱分散付き電気式点火起爆装置

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