JPH07325618A - 診断知識獲得装置 - Google Patents

診断知識獲得装置

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JPH07325618A
JPH07325618A JP6118308A JP11830894A JPH07325618A JP H07325618 A JPH07325618 A JP H07325618A JP 6118308 A JP6118308 A JP 6118308A JP 11830894 A JP11830894 A JP 11830894A JP H07325618 A JPH07325618 A JP H07325618A
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JP
Japan
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diagnostic
tree
data
rule
cause
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Withdrawn
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JP6118308A
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English (en)
Inventor
Masao Okamachi
正雄 岡町
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業機器に関する診断知識の保有者が直接に
診断ルールを作成でき、診断システムを容易にする診断
知識獲得装置を提供することを目的とする。 【構成】 入力装置1より因果マトリクスと制約条件が
入力されてデータ格納装置4に格納される。マトリクス
/ツリー変換装置2は、データ格納装置4に格納された
因果マトリクスと制約条件を取り込み、診断ツリーを作
成し、データ格納装置4に格納すると同時に表示装置5
に送出して表示する。ツリー/ルール変換装置3は、デ
ータ格納装置4に格納された診断ツリーを取り込み、診
断ルールを作成する。この診断ルールは、データ格納装
置4に格納されると共に表示装置5において表示され
る。また、ツリー/ルール変換装置3により作成された
診断ルールは、データ伝送装置6から他の装置に送出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば原子力発電プ
ラントにおける機器異常診断装置に適用される診断知識
獲得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業機器、例えば原子力発電プラント等
における機器の異常を診断する異常診断装置では、診断
ルールに基づいて診断処理を行なっている。このような
異常診断装置に用いられる診断ルールを作成する場合、
従来では、システムエンジニアが、診断知識保有者が作
成した因果マトリクス、または診断ツリーから診断ルー
ルを作成するか、あるいは機器の異常状態の診断につい
て経験豊富な熟練者から診断状況等を聴取することによ
り、診断ルールを作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来で
は、因果マトリクスから診断ツリーに、そして診断ツリ
ーから診断ルールを自動作成する装置はなく、システム
エンジニアが、実際にプラントを操作する運転員や、機
器の点検、修理をする保修員、産業機器や産業プラント
の設計を行なう設計者等の診断知識保有者から聴取した
情報を基にして診断知識をまとめ、診断ルールを作成し
ている。このため診断ルールの作成に多大な労力を費し
ている。診断知識保有者は、一般的に因果マトリクスを
作成することは容易にできるが、ここから診断知識体系
の理解が得にくく、ゆえに診断用ツールに適した診断ル
ールを作成することが困難である。また、診断知識を保
有する設計者は、診断ツリーを比較的容易に作成でき、
診断ツリーから知識体系の理解は得やすいが、診断ルー
ルを作成することが困難である。
【0004】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、診断知識の保有者が直接に診断ルールを短時間で作
成でき、また診断ルールのメンテナンスが容易な診断知
識獲得装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、産業機器に
おいて発生する異常原因と異常徴候、及びその間の相関
度合を表わす因果マトリクスと上記異常徴候の成立状況
を特徴付ける制約条件とを入力する入力手段と、この手
段により入力された因果マトリクスと制約条件とから診
断ツリーを作成する診断ツリー作成手段と、この手段に
より作成された診断ツリーから異常原因を診断するため
の診断ルールを作成する診断ルール作成手段と、上記診
断ツリー作成手段と診断ルール作成手段によって作成さ
れた診断ツリー及び診断ルールを格納する格納手段と、
上記診断ツリーと診断ルールを表示する表示手段とを具
備したことを特徴とする。
【0006】
【作用】機器等の知識保有者が作成した因果マトリクス
と制約条件が入力手段によって入力されると、その入力
データを基にして診断ツリー作成手段は、上記因果マト
リクスにおける異常原因に関し、相関度合が0でない異
常徴候を抽出し、制約条件から決まる徴候間のAND関
係及びOR関係をベースにして、異常原因に到る診断ツ
リー、及び異常原因と異常徴候間の相関度合を表現する
相関度合テーブルを原因ごとに作成する。上記診断ツリ
ーを基に、診断ルール作成手段は、異常徴候間をAND
またはOR演算子で表現したif部分と、原因を表わす
then部分で構成される診断ルールを原因ごとに作成
し、格納手段に格納すると共に表示手段にも送出し、こ
の表示手段は、作成された診断ルールを表示する。上記
において作成された相関度合テーブル、診断ルールは、
異常原因を推定するためにデータ伝送装置から診断装置
等に伝送される。
【0007】上記のように、知識保有者が因果マトリク
スと制約条件を作成し、入力するだけで異常原因を診断
するための診断ツリー・ルールを自動作成できるので、
診断ツリー・ルールの作成時間の短縮ができ、診断シス
テム作成が容易にできる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る診断知識
獲得装置の構成を示すブロック図である。
【0009】図1に示すように、診断知識獲得装置10
は、入力装置1、マトリクス/ツリー変換装置2、ツリ
ー/ルール変換装置3、データ格納装置4、表示装置
5、データ伝送装置6によって構成され、各々は電気的
に結合している。
【0010】入力装置1は、キーボード、またはCR
T、または外部記憶装置であり、機器等の異常原因と異
常徴候、そしてこれらの相関度合を表わす因果マトリク
ス、及び異常徴候の成立状況を特徴付ける制約条件を入
力する。この入力装置1により入力されたデータは、マ
トリクス/ツリー変換装置2、データ格納装置4及び表
示装置5に転送される。マトリクス/ツリー変換装置2
は、データ格納装置4に格納された因果マトリクス及び
制約条件を取り出し、診断ルールの作成に必要な診断ツ
リーに変換し、表示装置5に表示すると共に、データ格
納装置4に格納する。ツリー/ルール変換装置3は、デ
ータ格納装置4に格納されている診断ツリーのデータを
取り込んで、診断ルールを作成し、表示装置5に表示す
ると共に、データ格納装置4に格納する。データ伝送装
置6は、ツリー/ルール変換装置3、あるいはデータ格
納装置4から送られてきた診断ルールのデータを他の装
置に転送する。
【0011】図2は、入力装置1により入力される因果
マトリクスの例を示した図である。この因果マトリクス
は、横軸に異常状態が起こる原因を示し、縦軸にデータ
名称とデータ変化(例えばデータ名称として軸受温度、
データ変化としてゆっくり上昇)を示す。また、原因と
データ変化との間の相関度合は、0〜10の数値で示し
ている。0は相関なしを、10は100%相関ありを意
味しており、数値が上昇するごとに原因とデータ変化と
の相関度合は大きくなる。
【0012】図3は、因果マトリクスと同様に入力装置
1に入力される制約条件の例を示した図であり、ある原
因によって起こる異常徴候の成立条件を示している。図
3において、絶対条件は、異常状態の発生が原因1によ
るものならば必ず発生するデータ変化(ここではデータ
aにおける変化a1のこと)であるということを意味
し、また同時条件は、異常状態の発生が原因1によるも
のならば複数個のデータ変化(ここではデータaにおけ
る変化a2と、データbにおける変化b3のこと)が同
時に発生するということを意味するものである。また、
同時条件がNo.2まであれば、同時条件は2組存在す
ることになる。
【0013】図4、図5は、マトリクス/ツリー変換装
置2によって因果マトリクスと制約条件から診断ツリー
を作成する過程を示すフローチャートである。図4、図
5において、診断ツリーを作成する過程で用いる定数、
すなわちj1,j2,j3,k,j3n,j4,j5,
j6の説明をする。j1は、図2に示す原因とデータ変
化間の相関度合において、ある原因i(ここでは原因1
〜原因5)に関して相関度合が0でないデータ名称の総
数、またj2は、原因iに関する相関度合が0でないデ
ータ変化の総数である。j3は、図3に示す絶対条件の
データ名称におけるデータ変化の数、kは同時条件の組
数であり、j3nは、1組の同時条件に含まれるデータ
変化の数であって、もしn=1ならば1組目(No.
1)の、n=2ならば2組目(No.2)の同時条件に
含まれるデータ変化の数を意味している。j4は、j2
個のデータ変化の総数から制約条件におけるデータ変化
の数を除いた残りのデータ変化数を含んでいるデータ名
称の数である。j5は、j4個のデータ名称の数のう
ち、2つ以上のデータ変化を有しているデータ名称の数
である。j6は、上記j4個のデータ名称に含まれる残
りのデータ変化の数である。
【0014】図6は、マトリクス/ツリー変換装置2に
よって作成された診断ツリーの例を示した図である。図
6に示すように、診断ツリーは、図2に示す原因1に対
して作成されたAND・ORで構成されるものである。
【0015】図7は、マトリクス/ツリー変換装置2に
よって作成された相関度合テーブルの例を示す図であ
る。図7において、相関度合テーブルは、上記原因1に
対して相関度合が0でないデータ名称及びデータ変化が
抽出されたものである。
【0016】図8、図9は、ツリー/ルール変換装置に
よって診断ツリーから診断ルールが作成されるまでの過
程を示すフローチャートである。図10は、ツリー/ル
ール変換装置によって作成された診断ルールの例を示す
図である。
【0017】図10において示す診断ルールは、データ
名称とデータ変化を1組とし、これらを診断ツリーの論
理演算子(ANDまたはOR)の通りに表現した徴候条
件と、原因名を示す原因条件からなるif−thenル
ールであり、診断ルールは次のように表わされる。
【0018】診断ルール:if(徴候条件)then
(原因条件) 次に上記実施例の動作について説明する。なお、説明す
る実施例は、図2に示される原因1に対して診断ツリー
及び診断ルールを作成する場合についてである。
【0019】図1において、入力装置1により図2に示
される因果マトリクス、及び図3に示される各原因ごと
に絶対条件と同時条件から構成される制約条件を入力す
る。入力された因果マトリクスと制約条件は、データ格
納装置4に送出されて格納されると同時に、表示装置5
にも送られて表示される。次にマトリクス/ツリー変換
装置2は、データ格納装置4に格納された上記因果マト
リクス及び制約条件を取り込み、診断ルールの作成に必
要な診断ツリーの作成を行なう。
【0020】ここで、マトリクス/ツリー変換装置2が
診断ツリーを作成する動作を図4、図5を用いて説明す
る。マトリクス/ツリー変換装置2は、まず、データ格
納装置4から因果マトリクスを取り込み(ステップA
1)、続いて制約条件を取り込む(ステップA2)。次
にマトリクス/ツリー変換装置2は、原因iにおける初
期値1を決定する(ステップA3)。すなわち、ここで
原因1に関して診断ツリーを作成する動作を始めること
を意味している。初期値1の設定が終わると、入力され
た上記因果マトリックスから原因1について、相関度合
が0でないデータ名称j1個とデータ変化j2個を抽出
する(ステップA4)。つまり図2に示すように、j1
は、データa、データb、データcの計3個であり、j
2は、変化a1、変化a2、変化b1、変化b2、変化
b3、変化c1、変化c2の計7個である。次に、ステ
ップA2で入力された制約条件から、絶対条件のデータ
変化j3個と、同時条件の組数k個、そしてk個内のデ
ータ変化の数、すなわち、次式
【0021】
【数1】 で表わされる個数を抽出する(ステップA5)。この場
合においては、図3に示すように、絶対条件のデータ変
化j3は、データaにおける変化a1の1個であり、同
時条件の組数kはNo.1に示される1組であり、この
1組の中のデータ変化の数は、変化a2と変化b3の2
個である。
【0022】以上の各個数の抽出が終わると、図6に示
す診断ツリーを描く動作に入る。まず始めに原因1を描
く(ステップA6)。続いて、上記において抽出した相
関度合が0でない3種類のデータ名称について、このデ
ータ名称、及びこのデータ名称それぞれに対応する7個
のデータ変化を描く(ステップA7)。次に、上記で抽
出されたj3の値がもし0でない、つまり絶対条件につ
いてのデータ名称におけるデータ変化が存在するなら
ば、第1段にANDを1個描き、j3個のデータ名称に
おけるデータ変化を上記ANDに入力する線を描いて、
さらに原因1と上記ANDを結ぶ線を描く(ステップA
8)。ここでは、絶対条件についてのデータ名称におけ
るデータ変化は、図3に示すように(データa 変化a
1)だけなので、この(データa 変化a1)から描か
れた第1段のANDに対して線が結ばれる。
【0023】次に、抽出されたデータ変化の総数j2か
ら制約条件におけるデータ変化の数を除いた残りのデー
タ変化数(j6)が0でない、つまり抽出された全徴候
のうち、制約条件でない徴候が存在する場合には、第2
段にORを1個描き、このORから上記第1段のAND
に入力する線を描く。このとき、もし第1段のANDが
なければ、原因1に上記第2段のORから線を結ぶ(ス
テップA9)。続いて同時条件の組数がk個存在するな
らば、第3段にANDをk個描き、この第3段のAND
から上記第2段のORに入力する線を描く。このとき、
もし第2段のORがないならば、第3段のANDから上
記第1段のANDに線を入力する(ステップA10)。
原因1に関しては、図3に示すように、同時条件の組数
は(データa 変化a2),(データb 変化b3)か
らなる1組(k=1)だけなので、第3段のANDは1
個であり、上記(データa 変化a2),(データb
変化b3)から第3段のANDに対してそれぞれ線が結
ばれる。
【0024】上記の動作が終わると、次にデータ変化の
総数j2個から制約条件を除いた残りのデータ変化を含
むj4個のデータ名称の数において、このj4個のデー
タ名称の数のうち、2個以上のデータ変化を持つデータ
名称がj5個あるならば、第4段にj5個のORを描い
て、この第4段のORに入力される線がデータ名称ごと
に描かれる。また、1個のデータ変化しか持たないデー
タ名称であれば、このデータ名称から上記第2段のOR
に入力する線を描く。次に第4段のORから第2段のO
Rに入力する線を描き、第3段のk個のANDについ
て、各ANDに対応する、1組の同時条件に含まれるデ
ータ変化の数j3n(n=1〜k)個のデータ変化から
入力する線を描く(ステップA11)。原因1について
ここでは、図2、図3からもわかるように、j4は、デ
ータbとデータcの2個であり、また、このデータbと
データcはそれぞれ(データb 変化b1),(データ
b変化b2)と、(データc 変化c1),(データc
変化c2)という2個ずつのデータ変化を含んでお
り、すなわちj5=2であるため、第4段には2個のO
Rが描かれ、以上の動作により、原因名と、第1段から
第4段までの論理演算子、データ名称とデータ変化から
構成された診断ツリーが作成される。
【0025】次に、図7に示す相関度合テーブルが作成
される(ステップA12)。相関度合テーブルの表現に
ついては、ステップA12に示す通りである。相関度合
テーブルが作成されると、原因iについて全ての診断ツ
リーが描かれたか否かの判断が行なわれ、原因1につい
てのみしか診断ツリーを作成していなければ、iに1を
加算し(ステップA14)、再び上記手順に従って原因
2以降の診断ツリーの作成を行なう。もし、このとき全
ての原因について診断ツリーが作成されていれば、マト
リクス/ツリー変換装置2は、これらの診断ツリーを、
ツリー作成時に用いたj1,j2,j3,k,j3n,
j4,j5,j6の各定数、及び原因名、格段の演算子
と個数、データ名称と変化、接続関係等で表わされるツ
リー構造、そして相関度合テーブルで表わされる情報と
してデータ格納装置4に格納し(ステップA15)、ま
たマトリクス/ツリー変換装置2は、表示装置5にも診
断ツリーのデータを送出し、表示装置5は、作成された
診断ツリーのデータを表示する(ステップA16)。
【0026】次に図1において、ツリー/ルール変換装
置3は、診断ツリーから診断ルールを作成するが、この
作成過程を図8、図9を用いて説明する。ツリー/ルー
ル変換装置3は、データ格納装置4から上記の処理で格
納されたツリー構造及びツリー作成時の定数を取り込む
(ステップB1)。続いて原因iの初期値1を設定する
(ステップB2)。
【0027】次に、ツリー/ルール変換装置3は、取り
込んだ診断ツリー作成時の定数とツリー構造を解析し、
第4段のORについて定数j5が、j5>0であったな
らば、j5個のORの各々に入る全てのデータ名称・変
化について文字表現を行なう(ステップB3)。ここで
図6において示される、原因1について作成された診断
ツリーから、この場合には、 ((データb 変化b1)OR(データb 変化b
2)) OR((データc 変化c1)OR(データc 変化c
2)) となる。
【0028】次に、第3段のANDに関して、同時条件
の組数が0でない、すなわち、k>0であるならば、k
個のAND各々に入る全てのデータ名称・変化について
文字表現が行なわれる(ステップB4)。図6からもわ
かるように、この場合は、 ((データa 変化a2)AND(データb 変化b
3)) となる。
【0029】上記の動作が終了すると次に、第2段のO
Rに関して、データ変化の総数のうち、制約条件でない
データ変化が存在する場合、つまりj6>0ならば、第
2段のORに入る全てのデータ名称・変化、及びステッ
プB3,B4においてなされた表現を含んだ文字表現が
行なわれる(ステップB5)。図6から、原因1につい
ては、 (((データa 変化a2)AND(データb 変化b
3)) OR((データb 変化b1)OR(データb 変化b
2)) OR((データc 変化c1)OR(データc 変化c
2))) となる。
【0030】次に第1段のANDに関して、絶対条件の
データ変化の数が0でない、つまり、j3>0であるな
らば、第1段のANDに入る全てのデータ名称・変化、
及びステップB5の表現を含んだ文字表現が行なわれる
(ステップB6)。図6から原因1については、 ((データa 変化a1)AND (((データa 変化a2)AND(データb 変化b
3)) OR((データb 変化b1)OR(データb 変化b
2)) OR((データc 変化c1)OR(データc 変化c
2)))) となる。
【0031】以上の動作が終了すると、ツリー/ルール
変換装置3は、if(徴候間のAND,OR表現),t
hen(原因)で表現されるif−thenルール、す
なわち図10に示す診断ルールを作成する(ステップB
7)。なお、ステップB6までの文字表現までしかなか
った場合(絶対条件が存在しなかった場合)には、当
然、ステップB6までの文字表現を用いてif−the
nルールが作成される。
【0032】次にツリー/ルール変換装置3は、原因i
全てについて、診断ルールが作成されたか否かを判断し
(ステップB8)、もし作成されていなければ、iに1
を加算し(ステップB9)、ステップB3に戻って上記
手順を繰り返すことにより原因i全てについて診断ルー
ルを作成していく。もし原因i全てについて、診断ルー
ルが作成されていれば、ツリー/ルール変換装置3は、
作成した診断ルールを文字表現のままデータ格納装置4
に格納する(ステップB10)。また、ツリー/ルール
変換装置3は、表示装置5にも診断ルールを送出して表
示する(ステップB11)。
【0033】機器異常診断装置等で、異常徴候に対する
原因推論に用いるため、上記のようにして作成された診
断ルールと相関度合テーブルは、図1において、ツリー
/ルール変換装置3、あるいはデータ格納装置4からデ
ータ伝送装置6に送られ、外部へ伝送される。
【0034】なお、上記実施例において説明した診断知
識獲得装置は、他にも例えば、火力発電プラント、化学
プラント等の構成機器異常診断装置、またはプラント異
常診断装置にも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、異常の原因と異常の徴候、及びその間の相関度合を
表わす因果マトリクスと、異常徴候の成立を特徴付ける
制約条件を入力すれば、診断ツリー、及び診断ルールが
自動作成されることにより、診断知識の保有者が診断ツ
リー・ルールの作成方法を知らなくても、上記因果マト
リクスと制約条件の作成だけで診断ツリーと診断ルール
が入手でき、また、これらの作成によって診断知識体系
を容易にチェックでき、さらに機器異常診断装置等の診
断装置と組み合わせれば、診断を実施しながら知識の修
正を知識保有者自身が実行できる。
【0036】また、診断ツリー、診断ルールの作成時
に、システムエンジニアを介する必要がないため、診断
ルール作成時間を短縮でき、診断システムの作成を容易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る診断知識獲得装置の
構成図。
【図2】同実施例における因果マトリクスの例を示す
図。
【図3】同実施例における制約条件の例を示す図。
【図4】マトリクス/ツリー変換装置における、因果マ
トリクスを診断ツリーに変換する処理手順を示す第1の
フローチャート。
【図5】図4に係る、因果マトリクスを診断ツリーに変
換する処理手順を示す第2のフローチャート。
【図6】マトリクス/ツリー変換装置によって作成され
た診断ツリーの例を示す図。
【図7】マトリクス/ツリー変換装置によって作成され
た相関度合テーブルの例を示す図。
【図8】ツリー/ルール変換装置における、診断ツリー
を診断ルールに変換する処理手順を示す第1のフローチ
ャート。
【図9】図8に係る、診断ツリーを診断ルールに変換す
る処理手順を示す第2のフローチャート。
【図10】ツリー/ルール変換装置によって作成された
診断ルールの例を示す図。
【符号の説明】 1 入力装置 2 マトリクス/ツリー変換装置 3 ツリー/ルール変換装置 4 データ格納装置 5 表示装置 6 データ伝送装置 10 診断知識獲得装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業機器において発生する異常原因と異
    常徴候、及びその間の相関度合を表わす因果マトリクス
    と上記異常徴候の成立状況を特徴付ける制約条件とを入
    力する入力手段と、この手段により入力された因果マト
    リクスと制約条件とから診断ツリーを作成する診断ツリ
    ー作成手段と、この手段により作成された診断ツリーか
    ら異常原因を診断するための診断ルールを作成する診断
    ルール作成手段と、上記診断ツリー作成手段と診断ルー
    ル作成手段によって作成された診断ツリー及び診断ルー
    ルを格納する格納手段と、上記診断ツリーと診断ルール
    を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする診断
    知識獲得装置。
JP6118308A 1994-05-31 1994-05-31 診断知識獲得装置 Withdrawn JPH07325618A (ja)

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JP6118308A JPH07325618A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 診断知識獲得装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003216238A (ja) * 2002-01-23 2003-07-31 Toshiba Corp 原因分析支援システムおよび原因分析支援方法
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