JPH07325714A - データセキュリティシステム - Google Patents
データセキュリティシステムInfo
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- JPH07325714A JPH07325714A JP6120418A JP12041894A JPH07325714A JP H07325714 A JPH07325714 A JP H07325714A JP 6120418 A JP6120418 A JP 6120418A JP 12041894 A JP12041894 A JP 12041894A JP H07325714 A JPH07325714 A JP H07325714A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- game
- rom
- ram
- program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Storage Device Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 正当な権限の無い者によりデータがコピーさ
れ、不当な解析、実行がおこなわれることを確実に防止
しつつ、正当な権限のある者によるデータの実行が容易
にできるデータセキュリティシステムを提供する。 【構成】 ゲームカートリッジ2にROM用IC5、セ
キュリティ用IC6、バックアップ用バッテリ7を内蔵
する。ROM用IC5上のROM5aにゲームプログラ
ムを格納する。ゲームプログラムを単独では実行不可能
なデータとする。ゲームプログラムの一部を暗号化す
る。セキュリティ用IC6上にRAM8を構成する。R
AM8に補完データ11bを格納する。ゲームプログラ
ムと補完データ11bとを合成する合成部9を設ける。
合成部9とROM5aおよびRAM8との接続の開閉を
おこなうスイッチ部10を設ける。
れ、不当な解析、実行がおこなわれることを確実に防止
しつつ、正当な権限のある者によるデータの実行が容易
にできるデータセキュリティシステムを提供する。 【構成】 ゲームカートリッジ2にROM用IC5、セ
キュリティ用IC6、バックアップ用バッテリ7を内蔵
する。ROM用IC5上のROM5aにゲームプログラ
ムを格納する。ゲームプログラムを単独では実行不可能
なデータとする。ゲームプログラムの一部を暗号化す
る。セキュリティ用IC6上にRAM8を構成する。R
AM8に補完データ11bを格納する。ゲームプログラ
ムと補完データ11bとを合成する合成部9を設ける。
合成部9とROM5aおよびRAM8との接続の開閉を
おこなうスイッチ部10を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばゲームのプログ
ラムを記録したROMの内容が、不当にコピーされ、解
析、実行されることを防止するデータセキュリティシス
テムに関する。
ラムを記録したROMの内容が、不当にコピーされ、解
析、実行されることを防止するデータセキュリティシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】初期の頃の単純なテレビゲーム機は、本
体内に固定されたメモリにゲームプログラムが記録さ
れ、このプログラムによって実現されるゲームだけを楽
しむことしかできなかった。しかし、近年では、ゲーム
プログラムを記録したROMを、ゲーム機本体に着脱自
在に設け、このROMを交換するだけで様々な異なった
ゲームを楽しむことができるテレビゲーム機が開発さ
れ、広く普及している。このようなROMは、ゲームカ
ートリッジのように専用の回路を小ケース内に封入した
カートリッジ型のもの、CD−ROMのように光学記憶
媒体を使用したものなどがあり、それぞれの利点を生か
した利用がなされている。
体内に固定されたメモリにゲームプログラムが記録さ
れ、このプログラムによって実現されるゲームだけを楽
しむことしかできなかった。しかし、近年では、ゲーム
プログラムを記録したROMを、ゲーム機本体に着脱自
在に設け、このROMを交換するだけで様々な異なった
ゲームを楽しむことができるテレビゲーム機が開発さ
れ、広く普及している。このようなROMは、ゲームカ
ートリッジのように専用の回路を小ケース内に封入した
カートリッジ型のもの、CD−ROMのように光学記憶
媒体を使用したものなどがあり、それぞれの利点を生か
した利用がなされている。
【0003】そして、特に人気のあるゲームプログラム
を記録したゲームカートリッジやCD−ROMは、商品
の供給が需要に対応できず、高額で取り引きされること
が多い。このため、ROMの内容が違法にコピーされ、
市場に出回るケースが後を絶たない。また、ゲームセン
ターにおけるアーケードゲーム機の場合には、ゲームプ
ログラムを記録したROMとして、基板上の回路によっ
て構成したROMボードが用いられている。このような
ROMボードも、本体に着脱自在に設けられているの
で、内容が違法にコピーされ、業務用として盗用される
可能性が高い。
を記録したゲームカートリッジやCD−ROMは、商品
の供給が需要に対応できず、高額で取り引きされること
が多い。このため、ROMの内容が違法にコピーされ、
市場に出回るケースが後を絶たない。また、ゲームセン
ターにおけるアーケードゲーム機の場合には、ゲームプ
ログラムを記録したROMとして、基板上の回路によっ
て構成したROMボードが用いられている。このような
ROMボードも、本体に着脱自在に設けられているの
で、内容が違法にコピーされ、業務用として盗用される
可能性が高い。
【0004】これに対処するため、通常のゲーム機のシ
ステムには、不当な解析や実行を制限する工夫が施さ
れ、不当にコピーされたROM内のゲームプログラムの
実行を制限するデータセキュリティシステムが設けられ
ている。
ステムには、不当な解析や実行を制限する工夫が施さ
れ、不当にコピーされたROM内のゲームプログラムの
実行を制限するデータセキュリティシステムが設けられ
ている。
【0005】このようなデータセキュリティシステムの
一例として、ゲーム機およびゲームカートリッジにより
構成されるものを以下に説明する。まず、市販されるゲ
ームカートリッジは、以下のように構成されている。す
なわち、図7に示すように、ゲームカートリッジ12の
内部にゲーム用IC13が封入されていて、このゲーム
用IC13上に、ROM14およびRAM15が実現さ
れている。ROM14には、ゲームのメニューや開始画
面を記録した初期データを含むゲームプログラム全体が
記録されている。このROM14内のデータは、一度書
き込みがおこなわれたら再び書き込んだり消去したりで
きないようになっている。さらに、ROM14内のデー
タ全体は暗号化されている。暗号化の方法としては、所
定の乱数列等によってデータ配列を変える「スクランブ
ル」や、所定の変換方法によってデータの集約度を高め
る「圧縮」等がある。
一例として、ゲーム機およびゲームカートリッジにより
構成されるものを以下に説明する。まず、市販されるゲ
ームカートリッジは、以下のように構成されている。す
なわち、図7に示すように、ゲームカートリッジ12の
内部にゲーム用IC13が封入されていて、このゲーム
用IC13上に、ROM14およびRAM15が実現さ
れている。ROM14には、ゲームのメニューや開始画
面を記録した初期データを含むゲームプログラム全体が
記録されている。このROM14内のデータは、一度書
き込みがおこなわれたら再び書き込んだり消去したりで
きないようになっている。さらに、ROM14内のデー
タ全体は暗号化されている。暗号化の方法としては、所
定の乱数列等によってデータ配列を変える「スクランブ
ル」や、所定の変換方法によってデータの集約度を高め
る「圧縮」等がある。
【0006】また、RAM15はゲームをどの段階まで
おこなったかについてのデータを書き込んだり、プレイ
ヤーの名前に関するデータを書き込んだりすることがで
きる領域である。このRAM15には、バックアップ用
バッテリ16が接続されていて、このバックアップ用バ
ッテリ16によって前記のデータが保持される構成とな
っている。したがって、ゲームカートリッジが分解さ
れ、RAM15とバックアップ用バッテリ16との接続
が解除されると、RAM15内のデータは消える。
おこなったかについてのデータを書き込んだり、プレイ
ヤーの名前に関するデータを書き込んだりすることがで
きる領域である。このRAM15には、バックアップ用
バッテリ16が接続されていて、このバックアップ用バ
ッテリ16によって前記のデータが保持される構成とな
っている。したがって、ゲームカートリッジが分解さ
れ、RAM15とバックアップ用バッテリ16との接続
が解除されると、RAM15内のデータは消える。
【0007】以上のようなゲームカートリッジ内のデー
タの中で、ROM14に書き込まれたデータは、ケース
を分解することによっても消去されないので、コピーさ
れる可能性がある。初期データは不当にコピーされ、使
用されても実害はないが、ゲームプログラムは、上記の
ように不当な実行を防止する必要がある。そこで、ゲー
ムカートリッジ12内には、前記ゲーム用ICとは別個
に特殊なセキュリティ用IC17が付加され、このセキ
ュリティ用IC17に所定の識別用コードが書きこまれ
ている。これに対応させて、市販のゲーム機にもセキュ
リティ識別用ICまたはソフトが搭載されていて、この
セキュリティ用ICにも識別用コードが書き込まれてい
る。そして、ゲームカートリッジ12側とゲーム機側の
識別用コードが同じものでなければ、ゲームを開始でき
ない構成となっている。
タの中で、ROM14に書き込まれたデータは、ケース
を分解することによっても消去されないので、コピーさ
れる可能性がある。初期データは不当にコピーされ、使
用されても実害はないが、ゲームプログラムは、上記の
ように不当な実行を防止する必要がある。そこで、ゲー
ムカートリッジ12内には、前記ゲーム用ICとは別個
に特殊なセキュリティ用IC17が付加され、このセキ
ュリティ用IC17に所定の識別用コードが書きこまれ
ている。これに対応させて、市販のゲーム機にもセキュ
リティ識別用ICまたはソフトが搭載されていて、この
セキュリティ用ICにも識別用コードが書き込まれてい
る。そして、ゲームカートリッジ12側とゲーム機側の
識別用コードが同じものでなければ、ゲームを開始でき
ない構成となっている。
【0008】以上のようなゲームカートリッジ12は、
市販のゲーム機に装着されることによって、ゲーム機の
CPUに接続される。そして、ゲームカートリッジ側と
ゲーム機側との識別用コードが同じものであるかどうか
が検証され、同じでなければゲームは実行されない。識
別用コードが一致すれば、CPUがROM14の初期デ
ータおよびゲームプログラムを読み込み、暗号化された
データの復合化がおこなわれてゲームが実行される。
市販のゲーム機に装着されることによって、ゲーム機の
CPUに接続される。そして、ゲームカートリッジ側と
ゲーム機側との識別用コードが同じものであるかどうか
が検証され、同じでなければゲームは実行されない。識
別用コードが一致すれば、CPUがROM14の初期デ
ータおよびゲームプログラムを読み込み、暗号化された
データの復合化がおこなわれてゲームが実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のデータセキュリティシステムには、以下の
ような問題点があった。すなわち、ROM14内には、
ゲームプログラムとして実行するために必要なデータは
すべて記憶され、ケースの分解等をおこなっても消える
ことはない。そして、セキュリティIC17内の識別用
コードも、ケースの分解等をおこなっても消えることは
なく、永久に解析不能ということは有り得ない。このた
め、もし分解等により解析がなされれば、即ゲームを実
行することができることになる。したがって、市販のゲ
ームカートリッジ内のゲームプログラム22を、不当な
実行から完全に守ることが困難である。
ような従来のデータセキュリティシステムには、以下の
ような問題点があった。すなわち、ROM14内には、
ゲームプログラムとして実行するために必要なデータは
すべて記憶され、ケースの分解等をおこなっても消える
ことはない。そして、セキュリティIC17内の識別用
コードも、ケースの分解等をおこなっても消えることは
なく、永久に解析不能ということは有り得ない。このた
め、もし分解等により解析がなされれば、即ゲームを実
行することができることになる。したがって、市販のゲ
ームカートリッジ内のゲームプログラム22を、不当な
実行から完全に守ることが困難である。
【0010】さらに、ROM14のデータ全体を暗号化
しなければならないので、暗号化するデータ量が非常に
膨大になり、製造効率、コストの点で問題がある。ま
た、正当な権限を有するユーザーがゲームを実行する場
合に、データの復合化に時間がかかり、ゲーム開始まで
に要する時間が長くなるのでゲームの楽しみが害され
る。
しなければならないので、暗号化するデータ量が非常に
膨大になり、製造効率、コストの点で問題がある。ま
た、正当な権限を有するユーザーがゲームを実行する場
合に、データの復合化に時間がかかり、ゲーム開始まで
に要する時間が長くなるのでゲームの楽しみが害され
る。
【0011】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために提案されたもので、その目的は、正当な権限の無
い者によりデータがコピーされ、不当な実行、解析がお
こなわれることを確実に防止しつつ、正当な権限のある
者によるデータの実行が容易にできるデータセキュリテ
ィシステムを提供することである。
ために提案されたもので、その目的は、正当な権限の無
い者によりデータがコピーされ、不当な実行、解析がお
こなわれることを確実に防止しつつ、正当な権限のある
者によるデータの実行が容易にできるデータセキュリテ
ィシステムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、単独では実行できないメ
インデータを記憶した第1の記憶手段と、前記メインデ
ータを補完する補完データを記憶した第2の記憶手段
と、前記メインデータを読み込んで実行するプログラム
実行手段と、前記メインデータと前記補完データとを演
算して前記プログラム実行手段により実行可能なデータ
を作成し、前記プログラム実行手段に送出する演算手段
と、前記プログラム実行手段の指令に基づいて、前記演
算手段による前記第1の記憶手段へのアクセスを許可す
るスイッチ部とを有することを特徴とする。
めに、請求項1記載の発明は、単独では実行できないメ
インデータを記憶した第1の記憶手段と、前記メインデ
ータを補完する補完データを記憶した第2の記憶手段
と、前記メインデータを読み込んで実行するプログラム
実行手段と、前記メインデータと前記補完データとを演
算して前記プログラム実行手段により実行可能なデータ
を作成し、前記プログラム実行手段に送出する演算手段
と、前記プログラム実行手段の指令に基づいて、前記演
算手段による前記第1の記憶手段へのアクセスを許可す
るスイッチ部とを有することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータセキュリティシステムにおいて、前記第2の記憶手
段を、RAM上に構成したことを特徴とする。
ータセキュリティシステムにおいて、前記第2の記憶手
段を、RAM上に構成したことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項2記載のデ
ータセキュリティシステムにおいて、前記スイッチ部
は、前記演算手段が前記メインデータと前記補完データ
とを演算して前記プログラム実行手段により実行可能な
データを作成し、前記プログラム実行手段に送出した後
に、前記演算手段による前記第1の記憶手段へのアクセ
スを解除する機能を有することを特徴とする。
ータセキュリティシステムにおいて、前記スイッチ部
は、前記演算手段が前記メインデータと前記補完データ
とを演算して前記プログラム実行手段により実行可能な
データを作成し、前記プログラム実行手段に送出した後
に、前記演算手段による前記第1の記憶手段へのアクセ
スを解除する機能を有することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載のデ
ータセキュリティシステムにおいて、前記プログラム実
行手段をコンピュータを有するゲーム機とし、前記メイ
ンデータをゲーム用プログラムとし、前記第1の記憶手
段をROM上に構成し、前記RAMに、前記補完データ
を保持するためのバックアップ用バッテリを接続し、前
記ROM、前記RAMおよび前記バックアップ用バッテ
リをゲームカートリッジ内に封入し、前記ゲームカート
リッジを前記ゲーム機に着脱自在に設けたことを特徴と
する。
ータセキュリティシステムにおいて、前記プログラム実
行手段をコンピュータを有するゲーム機とし、前記メイ
ンデータをゲーム用プログラムとし、前記第1の記憶手
段をROM上に構成し、前記RAMに、前記補完データ
を保持するためのバックアップ用バッテリを接続し、前
記ROM、前記RAMおよび前記バックアップ用バッテ
リをゲームカートリッジ内に封入し、前記ゲームカート
リッジを前記ゲーム機に着脱自在に設けたことを特徴と
する。
【0016】
【作用】上記のような構成を有する本発明の作用は以下
の通りである。すなわち、請求項1記載の発明では、プ
ログラム実行手段の指令によりスイッチ部が作動し、デ
ータ演算手段が第1の記憶手段および第2の記憶手段に
アクセス可能となる。プログラム実行手段により、第1
の記憶手段およびメインデータ第2の記憶手段から補完
データを読み込まれ、実行可能なデータが作成される。
このように実行可能となったデータは、プログラム実行
手段に送出され、実行される。
の通りである。すなわち、請求項1記載の発明では、プ
ログラム実行手段の指令によりスイッチ部が作動し、デ
ータ演算手段が第1の記憶手段および第2の記憶手段に
アクセス可能となる。プログラム実行手段により、第1
の記憶手段およびメインデータ第2の記憶手段から補完
データを読み込まれ、実行可能なデータが作成される。
このように実行可能となったデータは、プログラム実行
手段に送出され、実行される。
【0017】請求項2記載の発明では、第2の記憶手段
はRAM上に実現されているので、補完データは電源と
の接続が解除されると消える。したがって、機械的解析
に対し強い防御となる。
はRAM上に実現されているので、補完データは電源と
の接続が解除されると消える。したがって、機械的解析
に対し強い防御となる。
【0018】請求項3記載の発明では、プログラム実行
手段の指令によって、スイッチ部がデータ演算手段のア
クセス機能を許可し、データ演算手段が作動した後、ス
イッチ部はアクセス機能を解除する。したがって、デー
タ演算手段によるアクセス機能は必要なときのみ作動す
るので、不当な実行を防止できる。
手段の指令によって、スイッチ部がデータ演算手段のア
クセス機能を許可し、データ演算手段が作動した後、ス
イッチ部はアクセス機能を解除する。したがって、デー
タ演算手段によるアクセス機能は必要なときのみ作動す
るので、不当な実行を防止できる。
【0019】請求項4記載の発明では、ゲーム用のプロ
グラム、補完データ、データ演算手段はカートリッジ内
に封入され、ゲーム機に着脱自在に設けられている。し
たがって、正当な権限を有するユーザーは、従来のゲー
ムカートリッジと同様に取扱うことができる。このよう
なゲームカートリッジは広範に用いられると、正当な権
限の無いユーザーが、ゲームプログラムを不当に解析し
ようとしてカートリッジを分解する可能性がある。しか
し、ゲーム用のプログラムの実行に必要な補完データは
RAMに設けられ、バックアップ用バッテリによって保
持されているので、カートリッジを分解するとRAMと
バックアップ用バッテリとの接続が解除され補完データ
が消える。したがって、正当な権限の無いユーザーの不
当な解析、実行を防ぐことができる。
グラム、補完データ、データ演算手段はカートリッジ内
に封入され、ゲーム機に着脱自在に設けられている。し
たがって、正当な権限を有するユーザーは、従来のゲー
ムカートリッジと同様に取扱うことができる。このよう
なゲームカートリッジは広範に用いられると、正当な権
限の無いユーザーが、ゲームプログラムを不当に解析し
ようとしてカートリッジを分解する可能性がある。しか
し、ゲーム用のプログラムの実行に必要な補完データは
RAMに設けられ、バックアップ用バッテリによって保
持されているので、カートリッジを分解するとRAMと
バックアップ用バッテリとの接続が解除され補完データ
が消える。したがって、正当な権限の無いユーザーの不
当な解析、実行を防ぐことができる。
【0020】
【実施例】請求項1〜請求項4記載の本発明に対応する
一実施例を、図面にしたがって以下に説明する。なお、
請求項1記載の第1の記憶手段はROM、第2の記憶手
段はRAM、プログラム実行手段はゲーム機のコンピュ
ータ(CPU)、演算手段は合成部とする。
一実施例を、図面にしたがって以下に説明する。なお、
請求項1記載の第1の記憶手段はROM、第2の記憶手
段はRAM、プログラム実行手段はゲーム機のコンピュ
ータ(CPU)、演算手段は合成部とする。
【0021】本実施例は、図1に示すように、ゲーム機
1のCPU1aおよびゲームカートリッジ2内に実現さ
れるものである。このゲーム機1のCPU1aは、I/
O制御回路1bを介してテレビ3およびコントローラ4
に接続されている。本実施例の各機能は、IC等の専用
の電子回路を、プログラムの形式で表現された所定の手
順で動作させることによって実現されている。以下、本
実施例の各機能を表現したブロック図を用いて説明す
る。
1のCPU1aおよびゲームカートリッジ2内に実現さ
れるものである。このゲーム機1のCPU1aは、I/
O制御回路1bを介してテレビ3およびコントローラ4
に接続されている。本実施例の各機能は、IC等の専用
の電子回路を、プログラムの形式で表現された所定の手
順で動作させることによって実現されている。以下、本
実施例の各機能を表現したブロック図を用いて説明す
る。
【0022】(1)実施例の構成 本実施例の構成を以下に説明する。すなわち、図2に示
すように、ゲームカートリッジ2には、ROM用IC
5、セキュリティ用IC6およびバックアップ用バッテ
リ7が内蔵されている。ROM用IC5およびセキュリ
ティ用IC6は、ゲームカートリッジ2がゲーム機に装
着されると、ゲーム機1のCPU1aに接続される構成
となっている。また、セキュリティ用IC6は、バック
アップ用バッテリ7に接続されている。
すように、ゲームカートリッジ2には、ROM用IC
5、セキュリティ用IC6およびバックアップ用バッテ
リ7が内蔵されている。ROM用IC5およびセキュリ
ティ用IC6は、ゲームカートリッジ2がゲーム機に装
着されると、ゲーム機1のCPU1aに接続される構成
となっている。また、セキュリティ用IC6は、バック
アップ用バッテリ7に接続されている。
【0023】ROM用IC5上の記憶領域であるROM
5aは、図3に示すように、アドレス番号を付された多
数のエリア5bに区分され、これらのエリア5bにはゲ
ームプログラムが格納されている。CPU1aがゲーム
プログラムを読み込む順番は、他のプログラムによって
あらかじめ決定されているアドレス番号順か、もしくは
アドレス番号の若い順となっている。最初に読み込むべ
きアドレス番号のエリア5bには、ゲームのメニューや
開始画面を記録した初期データが格納されている。そし
て、次に読み込むべきエリア5bには、RAM8の所定
のエリア8a(後述)への書き込み命令が格納されてい
る。次に読み込むべきエリア5bには、実際にゲーム進
行に必要なデータの一部(初めの部分)が格納されてい
る。この初めの部分は、単独では実行不可能なデータと
なっていて、スクランブル等の手法により暗号化されて
いる。さらに、その後に読み込むべきエリア5bには、
前記の初めの部分以降のゲーム進行に必要なデータが格
納されている。
5aは、図3に示すように、アドレス番号を付された多
数のエリア5bに区分され、これらのエリア5bにはゲ
ームプログラムが格納されている。CPU1aがゲーム
プログラムを読み込む順番は、他のプログラムによって
あらかじめ決定されているアドレス番号順か、もしくは
アドレス番号の若い順となっている。最初に読み込むべ
きアドレス番号のエリア5bには、ゲームのメニューや
開始画面を記録した初期データが格納されている。そし
て、次に読み込むべきエリア5bには、RAM8の所定
のエリア8a(後述)への書き込み命令が格納されてい
る。次に読み込むべきエリア5bには、実際にゲーム進
行に必要なデータの一部(初めの部分)が格納されてい
る。この初めの部分は、単独では実行不可能なデータと
なっていて、スクランブル等の手法により暗号化されて
いる。さらに、その後に読み込むべきエリア5bには、
前記の初めの部分以降のゲーム進行に必要なデータが格
納されている。
【0024】セキュリティ用IC6上には、図4に示す
ように、RAM8、合成部9およびスイッチ部10が構
成されている。RAM8は、図5に示すように、アドレ
ス番号を付された多数のエリア8aに区分され、これら
のエリア8aには通常のRAM15と同様の書き込み動
作をおこなうことが可能となっている。よって、ゲーム
をどの段階までおこなったかについてのデータや、プレ
イヤーの名前に関するデータ等のバックアップ用データ
11aを書き込んだりすることができる。RAM8のあ
るエリア8aには、あらかじめ補完データ11bが格納
されている。この補完データ11bは、上記のゲームプ
ログラムの中の単独では実行できないデータと合成され
ることにより、ゲームプログラムを実行可能なデータと
する機能を有している。補完データ11bは、単独で解
析されても意味の無いデータとなっている。
ように、RAM8、合成部9およびスイッチ部10が構
成されている。RAM8は、図5に示すように、アドレ
ス番号を付された多数のエリア8aに区分され、これら
のエリア8aには通常のRAM15と同様の書き込み動
作をおこなうことが可能となっている。よって、ゲーム
をどの段階までおこなったかについてのデータや、プレ
イヤーの名前に関するデータ等のバックアップ用データ
11aを書き込んだりすることができる。RAM8のあ
るエリア8aには、あらかじめ補完データ11bが格納
されている。この補完データ11bは、上記のゲームプ
ログラムの中の単独では実行できないデータと合成され
ることにより、ゲームプログラムを実行可能なデータと
する機能を有している。補完データ11bは、単独で解
析されても意味の無いデータとなっている。
【0025】合成部9はゲームプログラムにおける単独
では実行できないデータと、補完データ11bとを合成
する機能を有する。この合成部9による合成方法に関す
るデータである合成方法用データ11cは、RAM8の
あるエリア8aに格納されている。
では実行できないデータと、補完データ11bとを合成
する機能を有する。この合成部9による合成方法に関す
るデータである合成方法用データ11cは、RAM8の
あるエリア8aに格納されている。
【0026】スイッチ部10は、CPU1aとROM5
aとの間の接続線に接続され、合成部9とROM5aと
の接続の開閉をおこなう機能を有する。スイッチ部10
がオフの場合には合成部9とROM5aとの接続は解除
され、オンの場合には合成部9とROM5aとが接続さ
れる。そして、このスイッチ部10は、ゲームカートリ
ッジ1をゲーム機に装着した直後はオフとなっていて、
CPU1aがROM5の書き込み命令にしたがって、あ
る特定のアドレス番号に書き込み動作をおこなう等のあ
る特定の動作をおこなうと、スイッチ部10がオンとな
るように設定されている。さらに、スイッチ部10は合
成部9において合成されたデータがCPU1aに送り出
された後に、オフとなるように設定されている。
aとの間の接続線に接続され、合成部9とROM5aと
の接続の開閉をおこなう機能を有する。スイッチ部10
がオフの場合には合成部9とROM5aとの接続は解除
され、オンの場合には合成部9とROM5aとが接続さ
れる。そして、このスイッチ部10は、ゲームカートリ
ッジ1をゲーム機に装着した直後はオフとなっていて、
CPU1aがROM5の書き込み命令にしたがって、あ
る特定のアドレス番号に書き込み動作をおこなう等のあ
る特定の動作をおこなうと、スイッチ部10がオンとな
るように設定されている。さらに、スイッチ部10は合
成部9において合成されたデータがCPU1aに送り出
された後に、オフとなるように設定されている。
【0027】以上のようなセキュリティ用IC6におい
て、RAM8のエリア8aに格納されたデータ(バック
アップ用データ11a、補完データ11b、合成方法用
データ11c等)は、バックアップ用バッテリ7によっ
て保持される構成となっている。
て、RAM8のエリア8aに格納されたデータ(バック
アップ用データ11a、補完データ11b、合成方法用
データ11c等)は、バックアップ用バッテリ7によっ
て保持される構成となっている。
【0028】(2)実施例の作用 以上のような構成を有する本実施例の作用を、処理手順
を示す図6のフローチャートにしたがって以下に説明す
る。まず、電源をONにして(ステップ601)、ゲー
ムカートリッジ2をゲーム機1に装着する(ステップ6
02)。このとき、セキュリティ用ICのスイッチ部1
0はオフの状態になっている。CPU1aによって、ゲ
ームのメニューや開始画面を記録した初期データが読み
込まれ、実行される(ステップ603)。したがって、
テレビ3の画面には、ゲームの初期画面が表示される。
次に、コントローラ4によってゲーム開始の入力をおこ
なうと、CPU1aはある特定の動作、例えば書き込み
命令をROM5から読み込み、この命令にしたがってR
AM8における所定のアドレス番号のエリア8aへ書き
込み動作をおこなう(ステップ604)。すると、スイ
ッチ部10がオンとなるので、合成部9がROM5aお
よびRAM8に接続される(ステップ605)。
を示す図6のフローチャートにしたがって以下に説明す
る。まず、電源をONにして(ステップ601)、ゲー
ムカートリッジ2をゲーム機1に装着する(ステップ6
02)。このとき、セキュリティ用ICのスイッチ部1
0はオフの状態になっている。CPU1aによって、ゲ
ームのメニューや開始画面を記録した初期データが読み
込まれ、実行される(ステップ603)。したがって、
テレビ3の画面には、ゲームの初期画面が表示される。
次に、コントローラ4によってゲーム開始の入力をおこ
なうと、CPU1aはある特定の動作、例えば書き込み
命令をROM5から読み込み、この命令にしたがってR
AM8における所定のアドレス番号のエリア8aへ書き
込み動作をおこなう(ステップ604)。すると、スイ
ッチ部10がオンとなるので、合成部9がROM5aお
よびRAM8に接続される(ステップ605)。
【0029】合成部9はゲームプログラムの中の単独で
は実行不可能なデータをROM5aより読み込み、RA
M8のエリア8aに格納された補完データ11bと合成
する(ステップ606)。この合成は、RAM8のエリ
ア8aに格納されている合成方法用データ11cに基づ
いておこなわれ、合成されたデータはCPU1aに送り
出されて(ステップ607)、スイッチ部11はオフと
なる(ステップ608)。送出された合成データは暗号
化された状態にあるので、CPU1aにおいて復合化が
おこなわれる(ステップ609)。
は実行不可能なデータをROM5aより読み込み、RA
M8のエリア8aに格納された補完データ11bと合成
する(ステップ606)。この合成は、RAM8のエリ
ア8aに格納されている合成方法用データ11cに基づ
いておこなわれ、合成されたデータはCPU1aに送り
出されて(ステップ607)、スイッチ部11はオフと
なる(ステップ608)。送出された合成データは暗号
化された状態にあるので、CPU1aにおいて復合化が
おこなわれる(ステップ609)。
【0030】次に、CPU1aからROM8へのアクセ
スにより、前記実行不可能なデータの後のゲームの実行
に必要なデータが読み込まれ(ステップ610)、ゲー
ムが実行される(ステップ611)。
スにより、前記実行不可能なデータの後のゲームの実行
に必要なデータが読み込まれ(ステップ610)、ゲー
ムが実行される(ステップ611)。
【0031】ステップ604において、ROM5に書き
込み命令が格納されておらず、RAM8への書き込みが
おこなわれなかった場合には、スイッチ部11はオフの
ままなので、ゲームは実行されない。ステップ609で
暗号化されたデータの復合化ができなかった場合にもゲ
ームは実行されない。
込み命令が格納されておらず、RAM8への書き込みが
おこなわれなかった場合には、スイッチ部11はオフの
ままなので、ゲームは実行されない。ステップ609で
暗号化されたデータの復合化ができなかった場合にもゲ
ームは実行されない。
【0032】(3)実施例の効果 以上のような本実施例の効果は以下の通りである。すな
わち、ゲームカートリッジ1のROM5a内のデータ
は、分解等がなされても消えないデータであり、コピー
される可能性がある。しかし、たとえコピーされてもゲ
ームプログラムには、単独では意味をなさず実行不可能
なデータが含まれているので、不当な実行を防ぐことが
できる。また、スクランブル等の暗号化は、ゲームプロ
グラムの一部である実行不可能なデータだけにかけるだ
けで、秘密保持は十分に達成できる。したがって、ゲー
ムプログラム全体を暗号化する場合に比べて、製造効
率、コストの点で有利である。
わち、ゲームカートリッジ1のROM5a内のデータ
は、分解等がなされても消えないデータであり、コピー
される可能性がある。しかし、たとえコピーされてもゲ
ームプログラムには、単独では意味をなさず実行不可能
なデータが含まれているので、不当な実行を防ぐことが
できる。また、スクランブル等の暗号化は、ゲームプロ
グラムの一部である実行不可能なデータだけにかけるだ
けで、秘密保持は十分に達成できる。したがって、ゲー
ムプログラム全体を暗号化する場合に比べて、製造効
率、コストの点で有利である。
【0033】実行不可能なデータを実行可能とする補完
データ11bおよび合成方法用データは、RAM8のエ
リア8aに格納されているので、バックアップ用バッテ
リ7によって保持される。したがって、分解等がなされ
てRAM8とバックアップ用バッテリ7との接続が解除
された場合には、上記データは消えるので、機械的、電
気的な解析に対して強い保護が期待できる。
データ11bおよび合成方法用データは、RAM8のエ
リア8aに格納されているので、バックアップ用バッテ
リ7によって保持される。したがって、分解等がなされ
てRAM8とバックアップ用バッテリ7との接続が解除
された場合には、上記データは消えるので、機械的、電
気的な解析に対して強い保護が期待できる。
【0034】合成部9は、CPU1aによって特定の書
き込み動作等がなされたときに、合成部9がROM5a
へアクセス可能となり、合成部9が合成データをCPU
1aに送出した後にはアクセスができなくなる。このた
め、装着されたゲームカートリッジが正規のものでない
場合には、ROM5aに補完した後の全ての正しい命令
が格納されておらず、正常に動作することができないた
め、不当な実行を防止できる。また、書き込み命令等の
特定の命令は自由に変更できるので、解析がしにくくな
る。
き込み動作等がなされたときに、合成部9がROM5a
へアクセス可能となり、合成部9が合成データをCPU
1aに送出した後にはアクセスができなくなる。このた
め、装着されたゲームカートリッジが正規のものでない
場合には、ROM5aに補完した後の全ての正しい命令
が格納されておらず、正常に動作することができないた
め、不当な実行を防止できる。また、書き込み命令等の
特定の命令は自由に変更できるので、解析がしにくくな
る。
【0035】ROM用IC5およびセキュリティ用IC
6は、ゲームカートリッジ1内に一体化されているの
で、従来と同様の製造、販売等をおこなうことができ、
ユーザー側も利用しやすい。
6は、ゲームカートリッジ1内に一体化されているの
で、従来と同様の製造、販売等をおこなうことができ、
ユーザー側も利用しやすい。
【0036】(4)その他の実施例 本発明は、以上のような実施例に限定されるものではな
く、各機能ブロックの接続、配置および設定等は適宜変
更可能である。例えば、ROM用IC5およびCPU1
aに、それぞれIDデータを記憶した領域を設け、スイ
ッチ部10にID照合手段を接続するという構成にする
ことも可能である。このような構成にすれば、ゲームカ
ートリッジ2をゲーム機に装着した後に、ID照合手段
によってROM用IC5およびCPU1aのIDデータ
が照合され、両IDデータが一致する場合にのみ、CP
U1aがRAM8にアクセス可能となるように、前記ス
イッチ部の作動が制御される。したがって、CPU1a
と同じIDデータを有する正規のゲームカートリッジ2
のゲームプログラムのみが実行可能となるので、不当な
実行から一層確実に守られる。このような構成にする場
合に、ROM用IC5およびCPU1aのIDデータの
組み合わせを複数設定し、一つでも一致しないIDがあ
ると、プログラムデータを読み出すことができないよう
に設定すれば、秘密保持の確実性はさらに増す。
く、各機能ブロックの接続、配置および設定等は適宜変
更可能である。例えば、ROM用IC5およびCPU1
aに、それぞれIDデータを記憶した領域を設け、スイ
ッチ部10にID照合手段を接続するという構成にする
ことも可能である。このような構成にすれば、ゲームカ
ートリッジ2をゲーム機に装着した後に、ID照合手段
によってROM用IC5およびCPU1aのIDデータ
が照合され、両IDデータが一致する場合にのみ、CP
U1aがRAM8にアクセス可能となるように、前記ス
イッチ部の作動が制御される。したがって、CPU1a
と同じIDデータを有する正規のゲームカートリッジ2
のゲームプログラムのみが実行可能となるので、不当な
実行から一層確実に守られる。このような構成にする場
合に、ROM用IC5およびCPU1aのIDデータの
組み合わせを複数設定し、一つでも一致しないIDがあ
ると、プログラムデータを読み出すことができないよう
に設定すれば、秘密保持の確実性はさらに増す。
【0037】補完データ11bおよび合成方法用データ
11cの内容は、自由に設定、変更が可能である。例え
ば、ゲームプログラムの一部および補完データ11bを
所定のビットを抜いたデータとし、両者を合成させるこ
とによって完全なデータとする合成方法、両データを所
定の論理演算により実行可能なデータを作成する方法等
がある。また、単独では実行不可能なデータや、このデ
ータが補完データ11bと合成された後の合成データ
を、一端、RAM8のエリア8aに書き込んでおく方法
をとることも可能である。このような方法によっても、
分解等がなされてRAM8とバックアップ用バッテリ7
との接続が解除された場合には、上記データは消えるの
で、機械的、電気的な解析に対して強い保護が期待でき
る。さらに、データの合成のために、必ずしも合成方法
用データ11cを格納しておく必要はなく、合成回路を
あらかじめ組み込んでおき、すべてハード的に処理する
ことによってデータ合成を実現することも可能である。
11cの内容は、自由に設定、変更が可能である。例え
ば、ゲームプログラムの一部および補完データ11bを
所定のビットを抜いたデータとし、両者を合成させるこ
とによって完全なデータとする合成方法、両データを所
定の論理演算により実行可能なデータを作成する方法等
がある。また、単独では実行不可能なデータや、このデ
ータが補完データ11bと合成された後の合成データ
を、一端、RAM8のエリア8aに書き込んでおく方法
をとることも可能である。このような方法によっても、
分解等がなされてRAM8とバックアップ用バッテリ7
との接続が解除された場合には、上記データは消えるの
で、機械的、電気的な解析に対して強い保護が期待でき
る。さらに、データの合成のために、必ずしも合成方法
用データ11cを格納しておく必要はなく、合成回路を
あらかじめ組み込んでおき、すべてハード的に処理する
ことによってデータ合成を実現することも可能である。
【0038】特定の書き込み命令等は、必ずしもROM
5に格納されている必要はなく、CPU1aにあらかじ
め設定されている構成にすることもできる。また、ゲー
ム機側からの書き込み動作は、スイッチ部11をオン状
態にできればよいので、書き込み動作があった場合に、
必ずしも実際に何らかのデータがRAM8に書き込まれ
る必要はない。すなわち、書き込み動作は、実際に書き
込みをおこなわない一種の偽装的な動作でもよい。
5に格納されている必要はなく、CPU1aにあらかじ
め設定されている構成にすることもできる。また、ゲー
ム機側からの書き込み動作は、スイッチ部11をオン状
態にできればよいので、書き込み動作があった場合に、
必ずしも実際に何らかのデータがRAM8に書き込まれ
る必要はない。すなわち、書き込み動作は、実際に書き
込みをおこなわない一種の偽装的な動作でもよい。
【0039】そして、スイッチ部11を制御するための
動作は、上記実施例においてはRAM8に対する書き込
み動作として設定されているが、この動作はRAM8に
対する読み込み動作として設定してもよい。また、書き
込みや読み込み以外のゲームカートリッジ2側の他の動
作、例えば、アクノレッジ動作(送信側に対する受信側
の肯定的な応答動作)として設定してもよい。
動作は、上記実施例においてはRAM8に対する書き込
み動作として設定されているが、この動作はRAM8に
対する読み込み動作として設定してもよい。また、書き
込みや読み込み以外のゲームカートリッジ2側の他の動
作、例えば、アクノレッジ動作(送信側に対する受信側
の肯定的な応答動作)として設定してもよい。
【0040】本発明は、ゲーム機1ばかりでなく、通常
のコンピュータにおけるデータセキュリティシステムと
して用いることもできる。したがって、記憶手段として
ゲームカートリッジ以外のもの、例えば、CD−RO
M、ROMボード、フロッピーディスク、RAMカー
ド、磁気テープ、光磁気ディスク等であってもよい。こ
のような記憶媒体を使用する場合には、これらに対応し
た入力手段を、データ実行手段に接続する必要がある。
のコンピュータにおけるデータセキュリティシステムと
して用いることもできる。したがって、記憶手段として
ゲームカートリッジ以外のもの、例えば、CD−RO
M、ROMボード、フロッピーディスク、RAMカー
ド、磁気テープ、光磁気ディスク等であってもよい。こ
のような記憶媒体を使用する場合には、これらに対応し
た入力手段を、データ実行手段に接続する必要がある。
【0041】ROM5aとRAM8とは、必ずしも一体
化している必要はない。とくに、上記のように、ROM
5aとしてゲームカートリッジ2以外の記憶媒体を用い
る場合には、ROM用IC5とセキュリティIC6との
一体化は困難な場合があるので、RAM8のみを別の記
憶媒体としたり、RAM8をゲーム機側に設けることも
可能である。
化している必要はない。とくに、上記のように、ROM
5aとしてゲームカートリッジ2以外の記憶媒体を用い
る場合には、ROM用IC5とセキュリティIC6との
一体化は困難な場合があるので、RAM8のみを別の記
憶媒体としたり、RAM8をゲーム機側に設けることも
可能である。
【0042】スイッチ部10は、機械的なスイッチによ
って実現することも可能であるし、専用の回路およびプ
ログラム上の手法によっても実現できる。また、スイッ
チ部10はゲーム機1側に設けてもよい。さらに、バッ
クアップ用データ11aが記憶されているRAM8の領
域は、スイッチ部10を介してCPU1aとROM5a
との接続線に接続されていてもよく、スイッチ部10を
介さずに当該接続線に接続されていてもよい。
って実現することも可能であるし、専用の回路およびプ
ログラム上の手法によっても実現できる。また、スイッ
チ部10はゲーム機1側に設けてもよい。さらに、バッ
クアップ用データ11aが記憶されているRAM8の領
域は、スイッチ部10を介してCPU1aとROM5a
との接続線に接続されていてもよく、スイッチ部10を
介さずに当該接続線に接続されていてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、実行不可
能なメインデータと補完データとを合成して実行可能な
データにする合成手段を設けるという構成によって、正
当な権限の無い者によりデータがコピーされ、不当な実
行、解析がおこなわれることを確実に防止しつつ、正当
な権限のある者によるデータの実行が容易にできるデー
タセキュリティシステムを提供することができる。
能なメインデータと補完データとを合成して実行可能な
データにする合成手段を設けるという構成によって、正
当な権限の無い者によりデータがコピーされ、不当な実
行、解析がおこなわれることを確実に防止しつつ、正当
な権限のある者によるデータの実行が容易にできるデー
タセキュリティシステムを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を構成したゲーム機およびゲ
ームカートリッジと、他の装置との接続関係を示すブロ
ック図。
ームカートリッジと、他の装置との接続関係を示すブロ
ック図。
【図2】図1の実施例におけるゲームカートリッジの構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図3】図1の実施例におけるROMの各エリアを示す
説明図。
説明図。
【図4】図1の実施例の構成を示すブロック図。
【図5】図1の実施例におけるRAMの各エリアを示す
説明図。
説明図。
【図6】図1の実施例の処理の手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図7】従来のゲームカートリッジの一例を示すブロッ
ク図。
ク図。
1…ゲーム機 1a…CPU 1b…I/O制御回路 2,12…ゲームカートリッジ 3…テレビ 4…コントローラー 5…ROM用IC 5a,14…ROM 6,17…セキュリティ用IC 7,16…バックアップ用バッテリ 8,15…RAM 9…合成部 10…スイッチ部 11a…バックアップ用データ 11b…補完データ 11c…合成方法用データ 601以降…手順の各ステップ
Claims (4)
- 【請求項1】 単独では実行できないメインデータを記
憶した第1の記憶手段と、 前記メインデータを補完する補完データを記憶した第2
の記憶手段と、 前記メインデータを読み込んで実行するプログラム実行
手段と、 前記メインデータと前記補完データとを演算して前記プ
ログラム実行手段により実行可能なデータを作成し、前
記プログラム実行手段に送出する演算手段と、 前記プログラム実行手段の指令に基づいて、前記演算手
段による前記第1の記憶手段へのアクセスを許可するス
イッチ部とを有することを特徴とするデータセキュリテ
ィシステム。 - 【請求項2】 前記第2の記憶手段を、RAM上に構成
したことを特徴とする請求項1記載のデータセキュリテ
ィシステム。 - 【請求項3】 前記スイッチ部は、前記演算手段が前記
メインデータと前記補完データとを演算して前記プログ
ラム実行手段により実行可能なデータを作成し、前記プ
ログラム実行手段に送出した後に、前記演算手段による
前記第1の記憶手段へのアクセスを解除する機能を有す
ることを特徴とする請求項2記載のデータセキュリティ
システム。 - 【請求項4】 前記プログラム実行手段をゲーム機のコ
ンピュータとし、 前記メインデータをゲーム用プログラムとし、 前記第1の記憶手段をROM上に構成し、 前記RAMに、前記補完データを保持するためのバック
アップ用バッテリを接続し、 前記ROM、前記RAMおよび前記バックアップ用バッ
テリをゲームカートリッジ内に封入し、 前記ゲームカートリッジを前記ゲーム機に着脱自在に設
けたことを特徴とする請求項3記載のデータセキュリテ
ィシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120418A JPH07325714A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | データセキュリティシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6120418A JPH07325714A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | データセキュリティシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07325714A true JPH07325714A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14785739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6120418A Withdrawn JPH07325714A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | データセキュリティシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07325714A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09282156A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Ricoh Co Ltd | プログラム保護装置及びプログラム保護方法 |
| JP2009252079A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Mega Chips Corp | 半導体メモリ装置 |
| CN101896885A (zh) * | 2007-12-13 | 2010-11-24 | 汤姆森许可贸易公司 | 复制保护软件卡盒 |
| JP2013020565A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Mega Chips Corp | メモリシステム、メモリ装置、およびメモリシステムの動作方法 |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP6120418A patent/JPH07325714A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09282156A (ja) * | 1996-04-17 | 1997-10-31 | Ricoh Co Ltd | プログラム保護装置及びプログラム保護方法 |
| CN101896885A (zh) * | 2007-12-13 | 2010-11-24 | 汤姆森许可贸易公司 | 复制保护软件卡盒 |
| JP2011507086A (ja) * | 2007-12-13 | 2011-03-03 | トムソン ライセンシング | コピープロテクトされたソフトウエア・カートリッジ |
| JP2009252079A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Mega Chips Corp | 半導体メモリ装置 |
| JP2013020565A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Mega Chips Corp | メモリシステム、メモリ装置、およびメモリシステムの動作方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |