JPH07328039A - 骨内インプラントの治癒用上部構造体 - Google Patents
骨内インプラントの治癒用上部構造体Info
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- JPH07328039A JPH07328039A JP6133439A JP13343994A JPH07328039A JP H07328039 A JPH07328039 A JP H07328039A JP 6133439 A JP6133439 A JP 6133439A JP 13343994 A JP13343994 A JP 13343994A JP H07328039 A JPH07328039 A JP H07328039A
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- healing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作性がよい2回法骨内インプラントの二次
手術で、歯肉が治癒、回復するまでの期間、歯肉貫通部
に仮着する上部構造体を提供する。 【構成】 歯肉を貫通し、骨内インプラントに装着され
る治癒用上部構造体であって、口腔内に露出する上端部
の外面(直径D4)(2a)、歯肉と接触し、口腔内に
露出する歯肉貫通筒部の外面(2b)(直径D8)、イ
ンプラントの上面と接する部分(2c)、上部構造体を
装着するためのドライバーと嵌合する穴(六角穴、すり
わり等)(2h)、インプラントのポスト穴の雌ネジ部
に螺合する雄ネジ部(2f)を有し、歯肉治癒期間の
間、治癒用上部構造体頂面(筒の頂面)への歯肉の増殖
を防ぐため、歯肉と接触し、口腔内に露出する歯肉貫通
筒部の外面の直径D3よりも、口腔内に露出する上端部
の外面の直径D4を大きくする。
手術で、歯肉が治癒、回復するまでの期間、歯肉貫通部
に仮着する上部構造体を提供する。 【構成】 歯肉を貫通し、骨内インプラントに装着され
る治癒用上部構造体であって、口腔内に露出する上端部
の外面(直径D4)(2a)、歯肉と接触し、口腔内に
露出する歯肉貫通筒部の外面(2b)(直径D8)、イ
ンプラントの上面と接する部分(2c)、上部構造体を
装着するためのドライバーと嵌合する穴(六角穴、すり
わり等)(2h)、インプラントのポスト穴の雌ネジ部
に螺合する雄ネジ部(2f)を有し、歯肉治癒期間の
間、治癒用上部構造体頂面(筒の頂面)への歯肉の増殖
を防ぐため、歯肉と接触し、口腔内に露出する歯肉貫通
筒部の外面の直径D3よりも、口腔内に露出する上端部
の外面の直径D4を大きくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2回法骨内インプラ
ントの二次手術で、歯肉が治癒、回復するまでの期間、
歯肉貫通部に仮着するのに有用な、治癒用の上部構造体
に関するものである。
ントの二次手術で、歯肉が治癒、回復するまでの期間、
歯肉貫通部に仮着するのに有用な、治癒用の上部構造体
に関するものである。
【0002】
【従来技術】現在、歯科分野における骨内インプラント
(以下、インプラントと略す)には、シリンダータイプ
とブレードタイプの2種類のものが知られている。この
うちの円筒状の外観形状を有するシリンダータイプのイ
ンプラントには、大きく分類して円柱状、円錐状、ネジ
(テーパネジも含む)の3種類のものがある。また、ブ
レードタイプは板状の外観形状を有している。
(以下、インプラントと略す)には、シリンダータイプ
とブレードタイプの2種類のものが知られている。この
うちの円筒状の外観形状を有するシリンダータイプのイ
ンプラントには、大きく分類して円柱状、円錐状、ネジ
(テーパネジも含む)の3種類のものがある。また、ブ
レードタイプは板状の外観形状を有している。
【0003】また、このような骨内インプラントの埋植
方法には、「二回法」と「一回法」とがある。前者では
埋植時にインプラントを骨内に完全に埋め込み(一次手
術)、数ヶ月後に歯肉を切開し、上部構造体をインプラ
ントに装着する(二次手術)。それに対して、後者では
埋植時にインプラントが歯肉を貫通して、口腔内に露出
する。このため、上部構造体装着時には歯肉を切開しな
くてよい。
方法には、「二回法」と「一回法」とがある。前者では
埋植時にインプラントを骨内に完全に埋め込み(一次手
術)、数ヶ月後に歯肉を切開し、上部構造体をインプラ
ントに装着する(二次手術)。それに対して、後者では
埋植時にインプラントが歯肉を貫通して、口腔内に露出
する。このため、上部構造体装着時には歯肉を切開しな
くてよい。
【0004】また、前者の二回法インプラントの二次手
術では、歯肉を切開後、その治癒、回復を待って(一般
的に1〜6週間)、上部構造体(歯冠部)を装着する
が、この回復期間には、切開した歯肉部分に治癒用上部
構造体を仮に装着しておく。これを装着しないと、歯肉
は再度インプラントを覆ってしまうことになる。治癒、
回復後、この治癒用上部構造体を取り外し、所定の上部
構造体を装着する。この時、治癒用の上部構造体の外観
形状を次に装着する所定の上部構造体の歯肉貫通部と類
似形状にしておけば、上部構造体は装着しやすく、か
つ、装着後の上部構造体と歯肉の密着性、親和性が良く
なる。ただ、インプラント上面と治癒用上部構造体下面
との間に隙間があると、そこに歯肉組織が増殖し、上部
構造体の装着ができなくなる。このため、通常は、治癒
用上部構造体は、患者の歯肉の厚さに合わせて適切な高
さのものが何種類か用意され(歯肉の上縁よりわずかに
口腔内へ露出する程度)、また、その材料としては純チ
タンが使われることが多く、歯肉との接触する面は一般
的に鏡面研磨されてもいる。
術では、歯肉を切開後、その治癒、回復を待って(一般
的に1〜6週間)、上部構造体(歯冠部)を装着する
が、この回復期間には、切開した歯肉部分に治癒用上部
構造体を仮に装着しておく。これを装着しないと、歯肉
は再度インプラントを覆ってしまうことになる。治癒、
回復後、この治癒用上部構造体を取り外し、所定の上部
構造体を装着する。この時、治癒用の上部構造体の外観
形状を次に装着する所定の上部構造体の歯肉貫通部と類
似形状にしておけば、上部構造体は装着しやすく、か
つ、装着後の上部構造体と歯肉の密着性、親和性が良く
なる。ただ、インプラント上面と治癒用上部構造体下面
との間に隙間があると、そこに歯肉組織が増殖し、上部
構造体の装着ができなくなる。このため、通常は、治癒
用上部構造体は、患者の歯肉の厚さに合わせて適切な高
さのものが何種類か用意され(歯肉の上縁よりわずかに
口腔内へ露出する程度)、また、その材料としては純チ
タンが使われることが多く、歯肉との接触する面は一般
的に鏡面研磨されてもいる。
【0005】治癒用上部構造体の骨内インプラントへの
嵌合(接続)では、この治癒用上部構造体の嵌合用のポ
スト部をインプラントのポスト穴へ仮着用セメントで合
着するか、ポスト穴に形成された雌ネジに螺合するもの
があり、現在では後者の螺合が主流となっている。ま
た、市販の治癒用上部構造体はポスト部と歯肉貫通部が
一つの部品で構成されている。特にネジで螺合するもの
は、治癒用上部構造体の歯肉貫通部はネジの頭部とな
り、その頂面にすりわり、十文字、六角穴、四角穴等が
設けられている。
嵌合(接続)では、この治癒用上部構造体の嵌合用のポ
スト部をインプラントのポスト穴へ仮着用セメントで合
着するか、ポスト穴に形成された雌ネジに螺合するもの
があり、現在では後者の螺合が主流となっている。ま
た、市販の治癒用上部構造体はポスト部と歯肉貫通部が
一つの部品で構成されている。特にネジで螺合するもの
は、治癒用上部構造体の歯肉貫通部はネジの頭部とな
り、その頂面にすりわり、十文字、六角穴、四角穴等が
設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、これ
まで使用されてきた従来の治癒用上部構造体の場合に
は、歯肉に接触する筒状の歯肉貫通部と、その先端のポ
スト穴の雌ネジへ螺合させるための雄ネジとが一体化さ
れているが、治癒期間中に口腔内へ露出した頂面を再度
歯肉が覆ってしまうという不都合があった。この問題を
解決するための対策としては口腔内へ露出する筒の長さ
を長くすることが考えられるが、治癒期間中のインプラ
ントや治療用上部構造体へ咬合等による負荷がかかり、
治癒が良くないという問題があった。
まで使用されてきた従来の治癒用上部構造体の場合に
は、歯肉に接触する筒状の歯肉貫通部と、その先端のポ
スト穴の雌ネジへ螺合させるための雄ネジとが一体化さ
れているが、治癒期間中に口腔内へ露出した頂面を再度
歯肉が覆ってしまうという不都合があった。この問題を
解決するための対策としては口腔内へ露出する筒の長さ
を長くすることが考えられるが、治癒期間中のインプラ
ントや治療用上部構造体へ咬合等による負荷がかかり、
治癒が良くないという問題があった。
【0007】そこで、この発明は、以上の通りの従来技
術の欠点を解消し、治癒過程において歯肉がその上部に
増殖せず、骨内インプラントの二次手術を容易、かつ、
完全なものとすることのできる、操作性に優れた新しい
治癒用上部構造体を提供することを目的としている。
術の欠点を解消し、治癒過程において歯肉がその上部に
増殖せず、骨内インプラントの二次手術を容易、かつ、
完全なものとすることのできる、操作性に優れた新しい
治癒用上部構造体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、「2回法骨内インプラントの治
癒用上部構造体であって骨内インプラント上面のポスト
穴への嵌合部分と歯肉貫通筒部とを有し、歯肉と接触
し、口腔内の露出する歯肉貫通筒部の径よりも、口腔内
に露出する上端部の径が大きいことを特徴とする治癒用
上部構造体(請求項1)」を提供する。
を解決するものとして、「2回法骨内インプラントの治
癒用上部構造体であって骨内インプラント上面のポスト
穴への嵌合部分と歯肉貫通筒部とを有し、歯肉と接触
し、口腔内の露出する歯肉貫通筒部の径よりも、口腔内
に露出する上端部の径が大きいことを特徴とする治癒用
上部構造体(請求項1)」を提供する。
【0009】また、この発明は上記の治癒用上部構造体
において、「歯肉に接触する歯肉貫通筒部よりも口腔内
に露出した上端部の径が0.5mm以上大きい治癒用上
部構造体(請求項2)」や、「上記筒の下側内面が、イ
ンプラント上面の突起状の上部構造体嵌合部(たとえば
インプラント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、
多角形等で、テーパ付きでもよい。)を収納する治癒用
上部構造体(請求項3)」、「上記筒の下側外面が、イ
ンプラント上面の陥没した上部構造体嵌合部(たとえば
インプラント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、
多角形等で、テーパ付きでもよい。)に収納される治癒
用上部構造体(請求項4)」、「ポスト穴嵌合部には固
定用ネジ部とともに、その端部に棒先を設けた治癒用上
部構造体(請求項5)」、並びに「チタンあるいはチタ
ン合金からなる治癒用上部構造体(請求項6)」をも提
供する。
において、「歯肉に接触する歯肉貫通筒部よりも口腔内
に露出した上端部の径が0.5mm以上大きい治癒用上
部構造体(請求項2)」や、「上記筒の下側内面が、イ
ンプラント上面の突起状の上部構造体嵌合部(たとえば
インプラント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、
多角形等で、テーパ付きでもよい。)を収納する治癒用
上部構造体(請求項3)」、「上記筒の下側外面が、イ
ンプラント上面の陥没した上部構造体嵌合部(たとえば
インプラント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、
多角形等で、テーパ付きでもよい。)に収納される治癒
用上部構造体(請求項4)」、「ポスト穴嵌合部には固
定用ネジ部とともに、その端部に棒先を設けた治癒用上
部構造体(請求項5)」、並びに「チタンあるいはチタ
ン合金からなる治癒用上部構造体(請求項6)」をも提
供する。
【0010】
【作用】この発明の治癒用上部構造体は、上記の通りの
径の差異の設定からなる構成により、治癒過程におい
て、治癒用上部構造体の上部への歯肉の増殖を抑え、イ
ンプラントの二次手術を容易、確実なものとする。以
下、実施例によりこの発明は具体的に説明するが、この
発明はこれらに限定されるものではない。
径の差異の設定からなる構成により、治癒過程におい
て、治癒用上部構造体の上部への歯肉の増殖を抑え、イ
ンプラントの二次手術を容易、確実なものとする。以
下、実施例によりこの発明は具体的に説明するが、この
発明はこれらに限定されるものではない。
【0011】
【実施例】実施例を図1から図3を参照して説明する。
図1は骨内インプラント(1)と治癒用上部構造体
(2)の外観模式図(側面図)である。骨内インプラン
ト(1)は顎骨に埋植されている。図2は図1の骨内イ
ンプラント(1)の概略断面図である。骨内インプラン
ト(1)は上面(1b)(直径D1)に嵌合突起部(1
a)を有し、この突起部(1a)を貫通して上面に開口
したポスト穴(1c)とその内部の雌ネジ部(1d)を
備えている。
図1は骨内インプラント(1)と治癒用上部構造体
(2)の外観模式図(側面図)である。骨内インプラン
ト(1)は顎骨に埋植されている。図2は図1の骨内イ
ンプラント(1)の概略断面図である。骨内インプラン
ト(1)は上面(1b)(直径D1)に嵌合突起部(1
a)を有し、この突起部(1a)を貫通して上面に開口
したポスト穴(1c)とその内部の雌ネジ部(1d)を
備えている。
【0012】また、図3は図1の治癒用上部構造体
(2)の概略断面図である。治癒用上部構造体(2)は
締結後に歯肉に接触する歯肉貫通筒部の外面(2b)
(歯肉と接触し、口腔内に露出する部分の直径D3)、
口腔内に露出する上端部の外面(2a)(直径D4)、
インプラント(1)の上面(1b)と接する下面(2
c)、インプラント(1)の突起部(1a)を収納する
ばか穴(2d)、円筒部(2e)、雄ネジ部(2f)、
端部棒先(2g)、上面のドライバーを差し込む穴(2
f)から構成される。
(2)の概略断面図である。治癒用上部構造体(2)は
締結後に歯肉に接触する歯肉貫通筒部の外面(2b)
(歯肉と接触し、口腔内に露出する部分の直径D3)、
口腔内に露出する上端部の外面(2a)(直径D4)、
インプラント(1)の上面(1b)と接する下面(2
c)、インプラント(1)の突起部(1a)を収納する
ばか穴(2d)、円筒部(2e)、雄ネジ部(2f)、
端部棒先(2g)、上面のドライバーを差し込む穴(2
f)から構成される。
【0013】以上の構成からなる骨内インプラント
(1)に治癒用上部構造体(2)を締結する場合には、
まず、骨内インプラント(1)のポスト穴(1c)に治
癒用上部構造体(2)の棒先(2g)を差し込み、治癒
用上部構造体(2)の頭の穴(2h)にドライバーを差
し込んで、回転させ、インプラント(1)に治癒用上部
構造体(2)を締結する。
(1)に治癒用上部構造体(2)を締結する場合には、
まず、骨内インプラント(1)のポスト穴(1c)に治
癒用上部構造体(2)の棒先(2g)を差し込み、治癒
用上部構造体(2)の頭の穴(2h)にドライバーを差
し込んで、回転させ、インプラント(1)に治癒用上部
構造体(2)を締結する。
【0014】たとえば以上の例のように、この発明で
は、歯肉治癒期間の間、治癒用上部構造体頂面(筒の頂
面)への歯肉の増殖を防ぐため、歯肉貫通筒部の歯肉と
接触する外面(2b)の直径D3よりも、口腔内に露出
する上端部の外面(2a)の直径D4を大きくしてお
く。この場合、上記のD4はD3よりも0.5mm以
上、さらには1mm以上大きいと効果的である。あまり
大きくすると、例えば隣在歯に接触してしまい装着でき
なくなるので必要以上に大きくすることはない。また、
外面(2a)(2b)は歯肉との親和性を向上するた
め、研磨されていることが好ましい。また、インプラン
ト(1)の上面(1b)の直径D1と、上部構造体の下
面(2c)の直径D2はほぼ等しく、かつ、両面は全面
的、あるいは一部が接する(ただし、円周では完全に接
している。)ようにする。歯肉と接触する歯肉貫通筒部
の外面(2b)の形状は、この歯肉治癒後に装着する上
部構造体(歯冠部)の形状と同じか類似形がよい。ま
た、口腔外へ露出する上端部の外面(2a)の形状はな
べ形状、皿形状等が考えられるが、これに限定されるも
のではない。さらに、歯肉貫通筒部の外面(2b)の高
さは、歯肉の厚さに対応するため、何種類か用意してお
く。この時、治癒用上部構造体を装着後に上部構造体が
歯肉上面より露出する高さは、それと咬み合わさる対合
歯に当たってはならないし、また、たとえば食事の際、
咀嚼力をインプラントに負荷することになり、歯肉の治
癒やインプラントへ悪影響を与える可能性があるので必
要以上に高くすべきではない。
は、歯肉治癒期間の間、治癒用上部構造体頂面(筒の頂
面)への歯肉の増殖を防ぐため、歯肉貫通筒部の歯肉と
接触する外面(2b)の直径D3よりも、口腔内に露出
する上端部の外面(2a)の直径D4を大きくしてお
く。この場合、上記のD4はD3よりも0.5mm以
上、さらには1mm以上大きいと効果的である。あまり
大きくすると、例えば隣在歯に接触してしまい装着でき
なくなるので必要以上に大きくすることはない。また、
外面(2a)(2b)は歯肉との親和性を向上するた
め、研磨されていることが好ましい。また、インプラン
ト(1)の上面(1b)の直径D1と、上部構造体の下
面(2c)の直径D2はほぼ等しく、かつ、両面は全面
的、あるいは一部が接する(ただし、円周では完全に接
している。)ようにする。歯肉と接触する歯肉貫通筒部
の外面(2b)の形状は、この歯肉治癒後に装着する上
部構造体(歯冠部)の形状と同じか類似形がよい。ま
た、口腔外へ露出する上端部の外面(2a)の形状はな
べ形状、皿形状等が考えられるが、これに限定されるも
のではない。さらに、歯肉貫通筒部の外面(2b)の高
さは、歯肉の厚さに対応するため、何種類か用意してお
く。この時、治癒用上部構造体を装着後に上部構造体が
歯肉上面より露出する高さは、それと咬み合わさる対合
歯に当たってはならないし、また、たとえば食事の際、
咀嚼力をインプラントに負荷することになり、歯肉の治
癒やインプラントへ悪影響を与える可能性があるので必
要以上に高くすべきではない。
【0015】インプラント(1)の上面(1b)に上部
構造体(歯冠部)と嵌合する突起部(たとえばインプラ
ント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、多角形等
で、テーパ付きでもよい。)(1a)が設けられている
時、治癒用上部構造体にこの突起部(1a)を収納する
ばか穴(2d)を設ける。この時、ネジ部には加工上の
問題で、治癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの頭)
と雄ネジ部の間に円筒部(2e)を設ける必要がある。
構造体(歯冠部)と嵌合する突起部(たとえばインプラ
ント長軸に対して垂直断面形状が、円、楕円、多角形等
で、テーパ付きでもよい。)(1a)が設けられている
時、治癒用上部構造体にこの突起部(1a)を収納する
ばか穴(2d)を設ける。この時、ネジ部には加工上の
問題で、治癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの頭)
と雄ネジ部の間に円筒部(2e)を設ける必要がある。
【0016】インプラント(1)の上面に上部構造体
(歯冠部)と嵌合する陥没部が設けられているとき、治
癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの頭)と雄ネジ部
の間にインプラントの陥没穴に収納される突起を付ける
ことにより、締結時の操作性が向上し、強度も高くな
る。この時、治癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの
頭)の下側の突起とネジ部の間に円筒部を設けてもよ
い。
(歯冠部)と嵌合する陥没部が設けられているとき、治
癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの頭)と雄ネジ部
の間にインプラントの陥没穴に収納される突起を付ける
ことにより、締結時の操作性が向上し、強度も高くな
る。この時、治癒用上部構造体の歯肉貫通筒部(ネジの
頭)の下側の突起とネジ部の間に円筒部を設けてもよ
い。
【0017】また、雄ネジ部(2f)の端部に棒先(2
g)を設けることにより、インプラント(1)のポスト
穴(1c)に棒先(2g)が入り、螺合開始時の操作性
が非常によくなる。雄ネジ部(2f)とインプラント
(1)の雌ネジ部(1d)は締結力を確保するため、3
ピッチ以上で螺合することが好ましいが、必要以上に螺
合させることは、口腔内での操作性が悪くなる。
g)を設けることにより、インプラント(1)のポスト
穴(1c)に棒先(2g)が入り、螺合開始時の操作性
が非常によくなる。雄ネジ部(2f)とインプラント
(1)の雌ネジ部(1d)は締結力を確保するため、3
ピッチ以上で螺合することが好ましいが、必要以上に螺
合させることは、口腔内での操作性が悪くなる。
【0018】治癒用上部構造体の材料としては、アルミ
ナ、ジルコニア等のセラミックスも使用できるが、機械
加工性および生体親和性を考慮するとチタンおよびチタ
ン合金が好ましい。特に、歯肉との親和性を考慮すると
チタンが最適である。
ナ、ジルコニア等のセラミックスも使用できるが、機械
加工性および生体親和性を考慮するとチタンおよびチタ
ン合金が好ましい。特に、歯肉との親和性を考慮すると
チタンが最適である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、操作性が非常によく、治癒過程で治療用上部構造体
の上部に歯肉が増殖しない治癒用上部構造体が提供され
る。この結果、二次手術の成功率の向上、およびその後
の機能率の向上が期待できる。
ば、操作性が非常によく、治癒過程で治療用上部構造体
の上部に歯肉が増殖しない治癒用上部構造体が提供され
る。この結果、二次手術の成功率の向上、およびその後
の機能率の向上が期待できる。
【図1】実施例としての骨内インプラントと治癒用上部
構造体の模式側面図である。
構造体の模式側面図である。
【図2】図1の骨内インプラント1の概略断面図であ
る。
る。
【図3】図1の治癒用上部構造体2の概略断面図であ
る。
る。
1 骨内インプラント(一例) 1a 嵌合突起部 1b インプラント上面 1c ポスト穴 1d 雌ネジ部 2 治癒用上部構造体 2a 口腔外に露出する上端部の外面 2b 歯肉と接触する歯肉貫通筒部の外面 2c 歯肉と接触する歯肉貫通筒下面 2d ばか穴 2e 円筒部 2f 雄ネジ部 2g 端部棒先 2h 穴 D1 インプラント上面直径 D2 歯肉と接触する歯肉貫通筒下面直径 D3 歯肉と接触し、口腔内に露出する歯肉貫通筒部の
外面の直径 D4 口腔内に露出する上端部の外面
外面の直径 D4 口腔内に露出する上端部の外面
Claims (6)
- 【請求項1】 2回法用骨内インプラントの治癒用上部
構造体であって、骨内インプラント上面のポスト穴への
嵌合部と歯肉貫通筒部を有し、歯肉と接触し、口腔内に
露出する歯肉貫通筒部の径よりも、口腔内に露出する上
端部の径が大きいことを特徴とする骨内インプラントの
治癒用上部構造体。 - 【請求項2】 歯肉に接触する歯肉貫通筒部よりも口腔
内に露出した上端部の径が0.5mm以上大きいことを
特徴とする請求項1の治癒用上部構造体。 - 【請求項3】 歯肉貫通筒部の下側内面が、インプラン
ト上面の突起状の上部構造体嵌合部の収納部となること
を特徴とする請求項1または2の治癒用上部構造体。 - 【請求項4】 歯肉貫通筒部の下側外面が、インプラン
ト上面の陥没した上部構造体嵌合部に収容されることを
特徴とする請求項1または2の治癒用上部構造体。 - 【請求項5】 ポスト穴嵌合部には固定用ネジ部ととも
に、その端部に棒先が設けられていることを特徴とする
請求項1ないし4いずれかの治癒用上部構造体。 - 【請求項6】 チタンあるいはチタン合金からなること
を特徴とする請求項1ないし5いずれかの治癒用上部構
造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6133439A JPH07328039A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 骨内インプラントの治癒用上部構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6133439A JPH07328039A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 骨内インプラントの治癒用上部構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328039A true JPH07328039A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15104802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6133439A Withdrawn JPH07328039A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | 骨内インプラントの治癒用上部構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328039A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002369830A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Advance Co Ltd | 歯科用インプラント |
| KR100668368B1 (ko) * | 2005-09-16 | 2007-01-16 | 경북대학교 산학협력단 | 치과용 임플란트 |
| JP2011518577A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-06-30 | キビン ヤン | インプラント治癒アバットメント用ボタン、および押圧部を備えたインプラント治癒アバットメント |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6133439A patent/JPH07328039A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002369830A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-24 | Advance Co Ltd | 歯科用インプラント |
| KR100668368B1 (ko) * | 2005-09-16 | 2007-01-16 | 경북대학교 산학협력단 | 치과용 임플란트 |
| JP2011518577A (ja) * | 2007-10-19 | 2011-06-30 | キビン ヤン | インプラント治癒アバットメント用ボタン、および押圧部を備えたインプラント治癒アバットメント |
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