JPH07328132A - ロープ用降下速度調整装置 - Google Patents

ロープ用降下速度調整装置

Info

Publication number
JPH07328132A
JPH07328132A JP14540594A JP14540594A JPH07328132A JP H07328132 A JPH07328132 A JP H07328132A JP 14540594 A JP14540594 A JP 14540594A JP 14540594 A JP14540594 A JP 14540594A JP H07328132 A JPH07328132 A JP H07328132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
shaft member
grip
winding shaft
adjusting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14540594A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Takada
忠雄 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP14540594A priority Critical patent/JPH07328132A/ja
Publication of JPH07328132A publication Critical patent/JPH07328132A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B1/00Devices for lowering persons from buildings or the like
    • A62B1/06Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices
    • A62B1/14Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of rope-lowering devices with brakes sliding on the rope

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 握力の弱い子供、老人、婦人等であっても、
極めて簡単に、しかも安全にロープを使用して建物に沿
って降下することができるロープ用降下速度調整装置を
提供する。 【構成】 ロープ3の屈曲軸となる第1軸部材4と、前
記第1軸部材4に対して所定の偏心量を有し、前記第1
軸部材4を経たロープ3が巻掛けられる巻掛軸部材5
と、前記第1軸部材4に対して略垂直な位置に配設さ
れ、前記巻掛軸部材5を経たロープ3の屈曲軸となる第
2軸部材6と、前記第2軸部材6を経たロープ3が内部
を貫通する筒状のグリップ8と、前記巻掛軸部材5に巻
掛けられたロープ3を押圧し、前記巻掛軸部材5とで前
記ロープ3の挟持が可能な押圧部材7と、前記グリップ
8とともに握持可能な状態に配設され、前記押圧部材7
を可動させるグリップ8とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロープ用降下速度調整
装置に関するものであり、特に、建物の外壁等に沿って
所望の速度で安全に降下が可能なロープ用降下速度調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビル火災等の場合に、二階以
上の人が窓等から緊急避難する方法は種々ある。通常
は、消防自動車が到着し、梯子車の梯子を使用したり、
或いは、避難用のシューター等を使用したりする。しか
し、最も、簡単で単純な方法は、ロープを使用して建物
に沿って降下する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、ロープを使用して建物に沿って降下する場合には、
かなり強大な握力が必要であった。このため、子供、老
人、婦人等は、握力が弱いので、ロープを使用して建物
に沿って安全に降下することは極めて困難であり、危険
を伴なうものであった。
【0004】また、単にロープを使用して降下する場合
には、ゆっくりと安定した速度で降下することはできな
かった。しかも、ロープから手を放すことができないの
で、降下動作の途中に自由に手を使うことができなかっ
た。
【0005】そこで、本発明は、握力の弱い子供、老
人、婦人等であっても、極めて簡単に、しかも安全にロ
ープを使用して建物に沿って降下することができるロー
プ用降下速度調整装置の提供を課題とするものである。
また、適宜降下速度を調整しつつ、ゆっくり安定した速
度で降下ができるロープ用降下速度調整装置の提供を課
題とする。更には、降下動作の途中に自由に手を使うこ
とができるロープ用降下速度調整装置の提供を課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
ロープ用降下速度調整装置は、ロープの屈曲軸となる第
1軸部材と、前記第1軸部材に対して所定の偏心量を有
し、前記第1軸部材を経たロープが巻掛けられる巻掛軸
部材と、前記第1軸部材に対して略垂直な位置に配設さ
れ、前記巻掛軸部材を経たロープの屈曲軸となる第2軸
部材と、前記第2軸部材を経たロープが内部を貫通する
筒状のグリップと、前記巻掛軸部材に巻掛けられたロー
プを押圧し、前記巻掛軸部材とで前記ロープの挟持が可
能な押圧部材と、前記グリップとともに握持可能な状態
に配設され、前記押圧部材を可動させるハンドルとを備
えたものである。ここで、押圧部材には、ハンドルによ
って直に可動するものがあるが、所定の可動部材を介し
て可動するものでもよい。
【0007】請求項2の発明にかかるロープ用降下速度
調整装置は、請求項1のハンドルをグリップに固定する
ことにより、巻掛軸部材に巻掛けられたロープの巻掛軸
部材と押圧部材とによる挟持状態を維持する固定手段を
備えたものである。ここで、固定手段には、捩子式によ
るものや、レバー式のものがあるが、片手で簡単に操作
できるものが好ましい。
【0008】請求項3の発明にかかるロープ用降下速度
調整装置は、請求項1または請求項2のグリップに連結
され、降下者が着座できる腰掛と、前記腰掛とともに前
記降下者の転倒を防止する転倒防止ロープとを備えたも
のである。ここで、腰掛及び転倒防止ロープには、グリ
ップに着脱自在に連結できるものがある。
【0009】
【作用】請求項1の発明のロープ用降下速度調整装置に
よれば、グリップとともにハンドルを握持することによ
り、押圧部材が可動し、巻掛軸部材に巻掛けられたロー
プが押圧され、押圧部材と巻掛軸部材とでロープが挟持
されるので、ロープ用降下速度調整装置がロープに沿っ
て移動しにくくなるとともに、ハンドルを緩めることに
より、押圧部材が可動し、巻掛軸部材に巻掛けられたロ
ープが滑り、ロープ用降下速度調整装置がロープに沿っ
て移動し易くなる。
【0010】請求項2の発明のロープ用降下速度調整装
置によれば、固定手段でハンドルをグリップに固定する
ことにより、巻掛軸部材に巻掛けられたロープの巻掛軸
部材と押圧部材とによる挟持状態を維持できるので、必
要に応じてロープ用降下速度調整装置をロープに固定す
ることができる。
【0011】請求項3の発明のロープ用降下速度調整装
置によれば、グリップに連結された腰掛に着座し、体を
転倒防止ロープに係止することにより、降下者は安定し
た状態でロープ用降下速度調整装置を操作することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
【0013】図1は本発明の第一実施例であるロープ用
降下速度調整装置を示す斜視図であり、図2は図1のロ
ープ用降下速度調整装置を示す断面図である。
【0014】図1及び図2に示すように、このロープ用
降下速度調整装置の本体1は、ハウジング2内に第1軸
部材4、巻掛軸部材5、第2軸部材6が各々配設されて
おり、これらの第1軸部材4、巻掛軸部材5、第2軸部
材6間をロープ3が屈曲して蛇行状態で挿通されてい
る。つまり、ハウジング2の開口部2aから挿通された
ロープ3は、まず、第1軸部材4の軸部4aによって屈
曲し、巻掛軸部材5の軸部5aに約3/4周程度巻掛け
られ、更に、第2軸部材6によって屈曲し、筒状のグリ
ップ8内を挿通して本体1外へ延びており、この本体1
内の第1軸部材4、巻掛軸部材5、第2軸部材6をロー
プ3が滑りながら本体1が移動可能な状態になってい
る。なお、第1軸部材4と第2軸部材6とはハウジング
2内に略垂直な位置に配設されており、巻掛軸部材5は
第1軸部材4に対して所定の偏心量を有している。
【0015】第1軸部材4の軸部4aの両端の周囲には
フランジ部4bが形成されており、フランジ部4bに案
内されてロープ3が軸部4aから外れることなく屈曲さ
れる。巻掛軸部材5の軸部5aの両端の周囲にもフラン
ジ部5bが形成されており、フランジ部5bに案内され
てロープ3が軸部5aから外れることなく巻掛けられ
る。そして、巻掛軸部材5の軸部5aに巻掛けられたロ
ープ3は、第2軸部材6を支点に回動可能な押圧部材7
の押圧片7aによって押圧可能な状態になっている。こ
の押圧部材7は支点軸10を支点にして回動可能に配設
されたハンドル9の操作によって可動する。つまり、ハ
ンドル9の握持部9bを握持し、矢印C方向へ操作する
ことにより、ハンドル9の突起部9aが押圧部材7のテ
ーパー部7bの背面を押圧し、押圧片7aがロープ3を
軸部5a方向へ押圧するようになっている。一方、ハン
ドル9の握持部9bから手を放すことにより、握持部9
bが矢印D方向へ移動し、ハンドル9の突起部9aが押
圧部材7のテーパー部7bの背面から離れ、押圧片7a
によるロープ3の押圧状態が解除される。
【0016】巻掛軸部材5を経たロープ3は第2軸部材
6によって屈曲されるが、第2軸部材6と押圧部材7の
ガイドピン7cとの間にロープ3が挿通されているの
で、ロープ3が外れることはない。
【0017】また、ハウジング2には筒状のグリップ8
が延設されており、このグリップ8とともにハンドル9
が握持可能な状態に配設されている。グリップ8の下端
には後述する腰掛及び転倒防止用ロープ連結用の引掛部
11が配設されている。
【0018】さらに、グリップ8とハンドル9との間に
は固定手段12が配設されている。この固定手段12
は、摘部12bを回すことにより、捩子芯12cがグリ
ップ8を押圧し、固定アーム12aによってハンドル9
をグリップ8に固定するものである。つまり、この固定
手段12でハンドル9を固定した状態にすることによ
り、ハンドル9の握持部9bが矢印C方向に移動した状
態で固定されるので、押圧部材7の押圧片7aで巻掛軸
部材5の軸部5aに巻掛けられたロープ3が軸部5aに
押圧された状態が維持される。
【0019】ここで、本実施例のロープ用降下速度調整
装置の使用方法について説明する。このロープ用降下速
度調整装置は、通常、グリップに腰掛及び転倒防止ロー
プを連結した状態で使用される。図3はグリップに腰掛
及び転倒防止ロープを連結したロープ用降下速度調整装
置を示す斜視図であり、図4は図3のロープ用降下速度
調整装置の使用状態を示す側面図である。
【0020】図3に示すように、本体1のグリップ8の
下端に配設された引掛部11には、接続具16を介して
ロープ14が接続され、このロープ14の下端は腰掛1
3のフック13a,13bに接続されているとともに、
接続具16には転倒防止用ロープ15が接続されてい
る。つまり、腰掛13及びロープ14が本体1に接続さ
れている。また、本体1内に挿通されたロープ3の上端
は吊金具17を介して、建物18に配設された接続具1
9等に接続をする。
【0021】このような状態にした後、図4に示すよう
に、降下者は腰掛13に着座し、体に転倒防止用ロープ
15を巻付け、本体1のグリップ8及びハンドル9を握
持し、ハンドル9を適宜操作することにより、所望の降
下速度による降下動作を行なう。降下者の体重は本体1
を介してロープ3によって支えられるため、ハンドル9
を緩めると、本体1がロープ3に沿って移動し易くな
り、本体1及び降下者の降下速度が増す。一方、ハンド
ル9を手前に強く握持することにより、本体1内の巻掛
軸部材5の軸部5aに巻付けられたロープ3が押圧部材
7の押圧片7aと巻掛軸部材5の軸部5aとによって挟
持されるので、本体1がロープ3に沿って移動しにくく
なり、本体1及び降下者の降下速度が減少する。特に、
ハンドル9を強固に締付ければ、ロープ3にロープ用降
下速度調整装置が固定され、降下を停止させることがで
きる。この停止状態を維持するには、上述の固定手段1
2の摘部12bを回して、固定アーム12aによってハ
ンドル9をグリップ8に固定すればよい。
【0022】このように、本実施例のロープ用降下速度
調整装置は、ロープ3の屈曲軸となる第1軸部材4と、
前記第1軸部材4に対して所定の偏心量を有し、前記第
1軸部材4を経たロープ3が約3/4周程度巻掛けられ
る巻掛軸部材5と、前記第1軸部材4に対して略垂直な
位置に配設され、前記巻掛軸部材5を経たロープ3の屈
曲軸となる第2軸部材6と、前記第2軸部材6を経たロ
ープ3が内部を貫通する筒状のグリップ8と、前記巻掛
軸部材5に巻掛けられたロープ3を押圧し、前記巻掛軸
部材5とで前記ロープ3の挟持が可能な押圧部材7と、
前記グリップ8とともに握持可能な状態に配設され、前
記押圧部材7を可動させるグリップ8とを備えている。
【0023】したがって、グリップ8とともにハンドル
9を握持することにより、押圧部材7が可動し、巻掛軸
部材5に巻掛けられたロープ3が軸部5aに押圧され、
押圧部材7と巻掛軸部材5とでロープ3が挟持できるの
で、ロープ用降下速度調整装置がロープ3に沿って移動
しにくくなるとともに、ハンドル9を緩めることによ
り、押圧部材7が可動し、巻掛軸部材5に巻掛けられた
ロープ3が滑り、ロープ用降下速度調整装置がロープ3
に沿って移動し易くなる。こうして、ハンドル9を適宜
操作することにより、降下速度を自由に調整することが
できる。
【0024】故に、ロープ3を使用して建物に沿って降
下する場合に、単にロープ3のみを使用する場合に比べ
て弱い握力でよいので、握力の弱い子供、老人、婦人等
であっても、極めて簡単に、しかも、適宜降下速度を調
整しつつ、所望の速度で安全に降下することができる。
【0025】特に、本実施例においては、ハンドル9を
グリップ8に固定することにより、巻掛軸部材5に巻掛
けられたロープ3の巻掛軸部材5と押圧部材7とによる
挟持状態を維持する固定アーム12a、摘部12b、捩
子芯12cからなる固定手段12を備えている。
【0026】したがって、この固定手段12でハンドル
9をグリップ8に固定することにより、巻掛軸部材5に
巻掛けられたロープ3の巻掛軸部材5と押圧部材7とに
よる挟持状態が維持できるので、ロープ用降下速度調整
装置をロープ3に固定状態にできる。このため、降下動
作の途中に必要に応じて降下動作を停止して両手を放す
ことができ、自由に両手を使うことができる。
【0027】なお、この固定手段12は、本実施例にお
いて、捩子式のものを採用したが、この他に例えばレバ
ー操作によって簡単に固定が可能なレバー式のものでも
よい。しかしながら、片手で簡単に操作できるものが好
ましい。
【0028】また、本実施例においては、グリップ8に
連結され、降下者が着座できる腰掛13と、腰掛13と
ともに降下者の転倒を防止する転倒防止用ロープ15と
を備えている。したがって、グリップ8に連結された腰
掛13に着座し、体を転倒防止用ロープ15に係止する
ことにより、降下者は安定した状態でロープ用降下速度
調整装置を簡単に操作することができるので、極めて安
全に降下動作ができる。
【0029】次に、このロープ用降下速度調整装置の他
の実施例について説明する。図5は本発明の第二実施例
であるロープ用降下速度調整装置を示す断面図である。
なお、図中、上記第一実施例と同一符号は上記第一実施
例と同一または相当する構成部分を示す。
【0030】図5に示すように、本実施例のロープ用降
下速度調整装置は、巻掛軸部材5の半径を小さくすると
ともに、ハンドル9の長さを短くして、本体1の小形化
を図ったものである。しかも、ハンドル9の突起部9a
も短くなっており、ハンドル9の突起部9aでスライダ
20を押圧し、このスライダ20を介して押圧部材7の
テーパー部7bを押圧する構造を採用している。スライ
ダ20はスプリング21によって図の左方向に付勢され
ており、ハンドル9の握持部9bから手を放した状態で
は、押圧部材7の押圧片7aはロープ3から離れた状態
となる。一方、ハンドル9の突起部9aを握持すること
により、ハンドル9の突起部9aがスライダ20を押圧
し、スプリング21の付勢力に抗してスライダ20が図
の右方向に移動し、押圧部材7のテーパー部7bを押上
げる。また、押圧部材7の押圧片7aの先端部はロープ
3の押圧面積を増大させるために、巻掛軸部材5の軸部
5aに沿うような湾曲した形状となっている。
【0031】図6は本発明の第三実施例であるロープ用
降下速度調整装置を示す断面図である。なお、図中、上
記第一実施例及び第二実施例と同一符号は上記第一実施
例及び第二実施例と同一または相当する構成部分を示
す。
【0032】図6に示すように、本実施例のロープ用降
下速度調整装置も、巻掛軸部材5の半径を小さくすると
ともに、第1軸部材4のフランジ部4bを廃止して、本
体1の小形化を図ったものである。この他の構成は、上
記第一実施例と略同様の構成となっている。
【0033】上記のような第二実施例及び第三実施例の
ロープ用降下速度調整装置においても、本体1のグリッ
プ8の下端に配設された引掛部11には、接続具16を
介してロープ14が接続され、このロープ14の先端が
腰掛13のフック13a,13bに接続されているとと
もに、接続具16には転倒防止用ロープ15が接続され
ている。したがって、図4に示すように、降下者は腰掛
13に着座し、体に転倒防止用ロープ15を巻付け、本
体1のグリップ8及びハンドル9を握持し、ハンドル9
を適宜操作することにより、所望の降下速度による降下
動作を行なうことができる。このロープ用降下速度調整
装置の使用方法は上記第一実施例と同様であるので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0034】このように、第二実施例及び第三実施例の
ロープ用降下速度調整装置も上記第一実施例と同様に、
ロープ3の屈曲軸となる第1軸部材4と、前記第1軸部
材4に対して所定の偏心量を有し、前記第1軸部材4を
経たロープ3が約2/3周程度巻掛けられる巻掛軸部材
5と、前記第1軸部材4に対して略垂直な位置に配設さ
れ、前記巻掛軸部材5を経たロープ3の屈曲軸となる第
2軸部材6と、前記第2軸部材6を経たロープ3が内部
を貫通する筒状のグリップ8と、前記巻掛軸部材5に巻
掛けられたロープ3を押圧し、前記巻掛軸部材5とで前
記ロープ3の挟持が可能な押圧部材7と、前記グリップ
8とともに握持可能な状態に配設され、前記押圧部材7
を可動させるグリップ8とを備えている。
【0035】したがって、上記第一実施例と同様に、グ
リップ8とともにハンドル9を握持することにより、ロ
ープ用降下速度調整装置がロープ3に沿って移動しにく
くなるとともに、ハンドル9を緩めることにより、ロー
プ用降下速度調整装置がロープ3に沿って移動し易くな
るので、適宜降下速度を調整しつつ、所望の速度で降下
することができる。この結果、握力の弱い子供、老人、
婦人等であっても、極めて簡単に、しかも安全にロープ
3を使用して建物に沿って降下することができる。
【0036】また、グリップ8に連結された腰掛13に
着座し、体を転倒防止用ロープ15に係止することによ
り、降下者は安定した状態でロープ用降下速度調整装置
を簡単に操作でき、適宜降下速度を調整しつつ、ゆっく
り安定した速度で降下ができるので、極めて安全性が高
い。
【0037】なお、図5及び図6においては、固定手段
12を省略してあるが、固定手段12を配設すれば、当
然のことながら、固定手段12でハンドル9をグリップ
8に固定することにより、巻掛軸部材5に巻掛けられた
ロープ3の巻掛軸部材5と押圧部材7とによる挟持状態
を維持できるので、ロープ用降下速度調整装置をロープ
3に固定することができる。このため、上記第一実施例
と同様に必要に応じて降下動作の途中に両手を放すこと
ができ、自由に両手を使うことができる。
【0038】ところで、上記説明では、ロープ用降下速
度調整装置のロープ3のA側を上にし、B側を下にして
使用する場合について説明したが、逆にA側を下にし、
B側を上にして使用することもできる。つまり、ロープ
用降下速度調整装置を建物等に固定し、ロープ3を移動
するようにし、このロープ3の移動速度を調整すること
もできる。この場合には、ロープ3に腰掛13及び転倒
防止用ロープ15を接続し、建物の上部で他の人がハン
ドル9を適宜操作することにより、降下者の降下速度を
調整する。
【0039】また、吊金具17、接続具16として、ワ
ンタッチで連結及び解除が可能な構造のシャックル等を
使用すれば、極めて簡単に着脱動作ができるので、緊急
時等に速かに降下動作を行なうことができる。
【0040】なお、上記説明では、ロープ用降下速度調
整装置を使用して緊急避難時等に建物に沿って降下する
場合について説明したが、緊急避難時に限らず、ビルの
外観掃除や、崖等から斜面に沿って降下する場合等にも
使用できるとともに、建物等に沿って荷物等を下ろす場
合にも使用できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のロープ
用降下速度調整装置は、グリップとともにハンドルを握
持することにより、ロープ用降下速度調整装置がロープ
に沿って移動しにくくなるとともに、ハンドルを緩める
ことにより、ロープ用降下速度調整装置がロープに沿っ
て移動し易くなるので、降下速度を適宜調整でき、握力
の弱い子供、老人、婦人等であっても、極めて簡単に、
しかも安全にロープを使用して建物に沿って降下するこ
とができる。
【0042】請求項2の発明のロープ用降下速度調整装
置は、固定手段でハンドルをグリップに固定することに
より、ロープをロープ用降下速度調整装置に固定状態に
できるので、降下動作の途中に手を放して自由に手を使
うことができる。
【0043】請求項3の発明のロープ用降下速度調整装
置は、グリップに連結された腰掛に着座し、体を転倒防
止ロープに係止することにより、降下者は安定した状態
でロープ用降下速度調整装置を簡単に操作できるので、
極めて安全に降下動作が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であるロープ用降下速度調
整装置を示す斜視図である。
【図2】図1のロープ用降下速度調整装置を示す断面図
である。
【図3】グリップに腰掛及び転倒防止ロープを連結した
ロープ用降下速度調整装置を示す斜視図である。
【図4】図3のロープ用降下速度調整装置の使用状態を
示す側面図である。
【図5】本発明の第二実施例であるロープ用降下速度調
整装置を示す断面図である。
【図6】本発明の第三実施例であるロープ用降下速度調
整装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ハウジング 3 ロープ 4 第1軸部材 5 巻掛軸部材 6 第2軸部材 7 押圧部材 8 グリップ 9 ハンドル 11 引掛部 12 固定手段 13 腰掛 15 転倒防止用ロープ 16 接続具 17 吊金具 18 建物 19 接続具 20 スライダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープの屈曲軸となる第1軸部材と、 前記第1軸部材に対して所定の偏心量を有し、前記第1
    軸部材を経たロープが巻掛けられる巻掛軸部材と、 前記第1軸部材に対して略垂直な位置に配設され、前記
    巻掛軸部材を経たロープの屈曲軸となる第2軸部材と、 前記第2軸部材を経たロープが内部を貫通する筒状のグ
    リップと、 前記巻掛軸部材に巻掛けられたロープを押圧し、前記巻
    掛軸部材とで前記ロープの挟持が可能な押圧部材と、 前記グリップとともに握持可能な状態に配設され、前記
    押圧部材を可動させるハンドルとを具備することを特徴
    とするロープ用降下速度調整装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドルをグリップに固定すること
    により、前記巻掛軸部材に巻掛けられたロープの前記巻
    掛軸部材と前記押圧部材とによる挟持状態を維持する固
    定手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のロ
    ープ用降下速度調整装置。
  3. 【請求項3】 前記グリップに連結され、降下者が着座
    可能な腰掛と、前記降下者の体に係止し転倒を防止する
    転倒防止ロープとを具備することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のロープ用降下速度調整装置。
JP14540594A 1994-06-03 1994-06-03 ロープ用降下速度調整装置 Pending JPH07328132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14540594A JPH07328132A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ロープ用降下速度調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14540594A JPH07328132A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ロープ用降下速度調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07328132A true JPH07328132A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15384503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14540594A Pending JPH07328132A (ja) 1994-06-03 1994-06-03 ロープ用降下速度調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07328132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888151A4 (en) * 1996-03-13 2000-10-11 Boris Rogelja MECHANICAL BRAKE FOR RECALL
JP2010515480A (ja) * 2007-01-08 2010-05-13 レッドコード エイエス 療法機器および運動機器に使用する振動装置、ならびにこのような機器に制御可能な振動を提供する方法
JP2011200640A (ja) * 2010-03-01 2011-10-13 Kinji Oshio クライミング用ロープの制動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0888151A4 (en) * 1996-03-13 2000-10-11 Boris Rogelja MECHANICAL BRAKE FOR RECALL
JP2010515480A (ja) * 2007-01-08 2010-05-13 レッドコード エイエス 療法機器および運動機器に使用する振動装置、ならびにこのような機器に制御可能な振動を提供する方法
JP2011200640A (ja) * 2010-03-01 2011-10-13 Kinji Oshio クライミング用ロープの制動装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN202620513U (zh) 包括具有轮廓化的制动器件的旋转臂的下降装置
US3949832A (en) Portable fire escape
CN102821816A (zh) 具有自动制动器的下降器
US6273503B1 (en) Hook-on type baby seat
US6782973B1 (en) Device for climbing on extended support elements, such as ropes, with releasable automatically reclamping clasps
WO2009023833A9 (en) Descending device and method of use
US4632218A (en) Sliding descent device
US20060175132A1 (en) Personal descent apparatus
US3765507A (en) Fire escape device
JP2005312953A (ja) 鋼管部材移動用補助具
US4603755A (en) Rappel line clamp and harness
JPS5823107B2 (ja) ロ−プの降下制御ブレ−キ装置
JP2006520629A (ja) 保持装置
JPH0536059B2 (ja)
KR102303988B1 (ko) 건축물 화재시 이용하는 비상탈출 완강기 구조
CN112587837B (zh) 一种便携式灭火箱
US20060225953A1 (en) Safety escape chute apparatus
JPS5816761Y2 (ja) 避難用降下具
KR200438919Y1 (ko) 엘리베이터의 좌석장치
JPH10314247A (ja) 階段昇降補助装置
KR200437834Y1 (ko) 완강기
JP4142324B2 (ja) 椅子
JP7606030B1 (ja) 高層ビルからの救助装置
KR101866268B1 (ko) 엘리베이터의 안전 손잡이
JPH0824353A (ja) 階段の手摺へはめる転落防止器具