JPH0732828A - ランフラット安全タイヤ - Google Patents
ランフラット安全タイヤInfo
- Publication number
- JPH0732828A JPH0732828A JP5335195A JP33519593A JPH0732828A JP H0732828 A JPH0732828 A JP H0732828A JP 5335195 A JP5335195 A JP 5335195A JP 33519593 A JP33519593 A JP 33519593A JP H0732828 A JPH0732828 A JP H0732828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- rubber
- tire
- parts
- tire according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C17/00—Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor
- B60C17/0009—Tyres characterised by means enabling restricted operation in damaged or deflated condition; Accessories therefor comprising sidewall rubber inserts, e.g. crescent shaped inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C13/00—Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/02—Carcasses
- B60C9/14—Carcasses built-up with sheets, webs, or films of homogeneous material, e.g. synthetics, sheet metal, rubber
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速走行と距離を犠牲にすることなくランフ
ラット性を改善した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 トレッド部1、軸方向に離隔して設けた一対
のビード部2、トレッド部1の端部とビード部2の間に
夫々延在する一対のサイドウォール3、ビード部2に1
個ずつ設けたビードコア4、ビード部2の間に延在する
と共にビードコア4を軸方向内側から外側へ上向きに囲
繞するトロイド状カーカス5及びカーカス5の半径方向
外側且つトレッド部1の内側に設けたベルト6から構成
される。サイドウォール3の夫々のカーカス5の軸方向
内側にライナー充填材7を設け、ライナー充填材7は、
半径方向内側はビード部2まで、半径方向外側はトレッ
ド部1内まで延在し、更に、ライナー充填材は、ファブ
リル化された不連続の短繊維の形態のアラミド繊維を含
有する繊維強化ゴム組成物からなる。
ラット性を改善した空気入りタイヤを提供する。 【構成】 トレッド部1、軸方向に離隔して設けた一対
のビード部2、トレッド部1の端部とビード部2の間に
夫々延在する一対のサイドウォール3、ビード部2に1
個ずつ設けたビードコア4、ビード部2の間に延在する
と共にビードコア4を軸方向内側から外側へ上向きに囲
繞するトロイド状カーカス5及びカーカス5の半径方向
外側且つトレッド部1の内側に設けたベルト6から構成
される。サイドウォール3の夫々のカーカス5の軸方向
内側にライナー充填材7を設け、ライナー充填材7は、
半径方向内側はビード部2まで、半径方向外側はトレッ
ド部1内まで延在し、更に、ライナー充填材は、ファブ
リル化された不連続の短繊維の形態のアラミド繊維を含
有する繊維強化ゴム組成物からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りタイヤ、特に
ランフラット安全タイヤに関する。
ランフラット安全タイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気入りタイヤにおいては、内部
膨張圧によってタイヤカーカスに張りを与えることによ
り、タイヤが荷重に耐えるに充分な剛性をタイヤサイド
ウォールに付与している。何らかの理由により内圧が消
失しカーカスの張力が失われれば、サイドウォールの剛
性が失われ、サイドウォールに大きな歪みを生じ、大量
の熱が急速に発生することになる。更に、サイドウォー
ルが完全に崩壊するかもしれず、そうすれば内面の上側
と下側が接触し、双方の面が互いにずれて滑ることによ
り摩擦熱が生じタイヤの温度を更に上昇させることにな
る。このようにして極めて短時間に発生した高熱はカー
カスの材料の品質を低下させ、タイヤは破壊する。従っ
て、従来の空気入りタイヤはランフラット性の点におい
て実用的ではなかった。
膨張圧によってタイヤカーカスに張りを与えることによ
り、タイヤが荷重に耐えるに充分な剛性をタイヤサイド
ウォールに付与している。何らかの理由により内圧が消
失しカーカスの張力が失われれば、サイドウォールの剛
性が失われ、サイドウォールに大きな歪みを生じ、大量
の熱が急速に発生することになる。更に、サイドウォー
ルが完全に崩壊するかもしれず、そうすれば内面の上側
と下側が接触し、双方の面が互いにずれて滑ることによ
り摩擦熱が生じタイヤの温度を更に上昇させることにな
る。このようにして極めて短時間に発生した高熱はカー
カスの材料の品質を低下させ、タイヤは破壊する。従っ
て、従来の空気入りタイヤはランフラット性の点におい
て実用的ではなかった。
【0003】空気入りタイヤにランフラット性を付与す
るために様々な構造が提案されている。例えば、タイヤ
とホイールリム組立体によって形成される内室内に弾性
部材または膨張可能な構造を設けて独立した空気室を形
成し、タイヤの空気が抜けた場合に荷重を支持するよう
にしたものが提案されている。
るために様々な構造が提案されている。例えば、タイヤ
とホイールリム組立体によって形成される内室内に弾性
部材または膨張可能な構造を設けて独立した空気室を形
成し、タイヤの空気が抜けた場合に荷重を支持するよう
にしたものが提案されている。
【0004】しかし、この構造では、タイヤとホイール
リム組立体の重量が大幅に増大するため高速性が著しく
低下する。従って、今日のタイヤには実用的でない。
リム組立体の重量が大幅に増大するため高速性が著しく
低下する。従って、今日のタイヤには実用的でない。
【0005】あるいは、サイドウォールの厚みを増すこ
とによりサイドウォールの剛性を増大し、空気抜け状態
におけるサイドウォールの荷重支持能力を向上させるこ
とが提案されている。このタイヤによりランフラット性
は改善されるが、従来のゴム化合物の性質上ランフラッ
ト性に限界がある。従って、荷重を充分に支持するには
サイドウォールをかなり厚くする必要があるが、そうす
ると、サイドウォールが接地面を通過するときに通常生
じる湾曲によって発生した熱は、ゴムの伝導率が小さい
ためサイドウォールに保持される。このようにこのタイ
ヤのランフラットでの使用は、タイヤが過熱しない程度
の速度と距離に限定される。
とによりサイドウォールの剛性を増大し、空気抜け状態
におけるサイドウォールの荷重支持能力を向上させるこ
とが提案されている。このタイヤによりランフラット性
は改善されるが、従来のゴム化合物の性質上ランフラッ
ト性に限界がある。従って、荷重を充分に支持するには
サイドウォールをかなり厚くする必要があるが、そうす
ると、サイドウォールが接地面を通過するときに通常生
じる湾曲によって発生した熱は、ゴムの伝導率が小さい
ためサイドウォールに保持される。このようにこのタイ
ヤのランフラットでの使用は、タイヤが過熱しない程度
の速度と距離に限定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高速走行と
距離を犠牲にすることなくランフラット性を改善した空
気入りタイヤを提供することを目的とする。
距離を犠牲にすることなくランフラット性を改善した空
気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタイヤは、トレ
ッド部と、軸方向に離隔して設けた一対のビード部と、
トレッド部の端部とビード部の間に夫々延在する一対の
サイドウォールと、ビード部に1個ずつ設けた一対のビ
ードコアと、ビード部の間をサイドウォール及びトレッ
ド部を通って延在するカーカスと、トレッド部を横断し
て延在するカーカスの半径方向外側に設けたベルトとか
らなる空気入りタイヤにして、サイドウォールの夫々の
カーカスの軸方向内側にライナー充填材を設け、ライナ
ー充填材は、半径方向内側はビード部まで、半径方向外
側はトレッド部内まで延在し、更に、ライナー充填材
は、ファブリル化された不連続の短繊維の形態のアラミ
ド繊維を含有する繊維強化ゴム組成物からなることを特
徴とする空気入りタイヤである。
ッド部と、軸方向に離隔して設けた一対のビード部と、
トレッド部の端部とビード部の間に夫々延在する一対の
サイドウォールと、ビード部に1個ずつ設けた一対のビ
ードコアと、ビード部の間をサイドウォール及びトレッ
ド部を通って延在するカーカスと、トレッド部を横断し
て延在するカーカスの半径方向外側に設けたベルトとか
らなる空気入りタイヤにして、サイドウォールの夫々の
カーカスの軸方向内側にライナー充填材を設け、ライナ
ー充填材は、半径方向内側はビード部まで、半径方向外
側はトレッド部内まで延在し、更に、ライナー充填材
は、ファブリル化された不連続の短繊維の形態のアラミ
ド繊維を含有する繊維強化ゴム組成物からなることを特
徴とする空気入りタイヤである。
【0008】本発明にかかるタイヤのアラミド繊維はタ
イヤ半径方向に対し0〜20°の角度を向いていること
が好ましい。アラミド繊維がタイヤの半径方向に対し5
°未満の角度を向いておればより好ましい。また、アラ
ミド繊維の長さは0.2〜5mmであることが好まし
い。及び/又はアラミド繊維は2〜20μmの厚さとす
ることができる。また、アラミド繊維の表面積は4〜2
0平方メートル/gとすることができる。ゴム組成物
中、ゴム100重量部に対しアラミド繊維2〜20重量
部を含有することが好ましい。ゴム組成物中、ゴム10
0重量部に対しアラミド繊維8〜12重量部を含有する
ことが最も好ましい。
イヤ半径方向に対し0〜20°の角度を向いていること
が好ましい。アラミド繊維がタイヤの半径方向に対し5
°未満の角度を向いておればより好ましい。また、アラ
ミド繊維の長さは0.2〜5mmであることが好まし
い。及び/又はアラミド繊維は2〜20μmの厚さとす
ることができる。また、アラミド繊維の表面積は4〜2
0平方メートル/gとすることができる。ゴム組成物
中、ゴム100重量部に対しアラミド繊維2〜20重量
部を含有することが好ましい。ゴム組成物中、ゴム10
0重量部に対しアラミド繊維8〜12重量部を含有する
ことが最も好ましい。
【0009】
【作用】本発明にかかるタイヤのサイドウォール構造に
おける充填材として用いられる組成物に異方性のファブ
リル化された繊維を含有させることにより、タイヤの空
気が抜けたときの半径方向の荷重支持力が著しく強化さ
れると共に、発熱が大幅に減少される。
おける充填材として用いられる組成物に異方性のファブ
リル化された繊維を含有させることにより、タイヤの空
気が抜けたときの半径方向の荷重支持力が著しく強化さ
れると共に、発熱が大幅に減少される。
【0010】
【実施例】本発明にかかるタイヤの一実施例を図にした
がって以下詳細に述べる。図1は、本発明の高速走行用
空気入り安全タイヤを示す。タイヤサイズは225/5
5VR16であり最高速度210km/hの走行が可能
な自動車用に設計されている。
がって以下詳細に述べる。図1は、本発明の高速走行用
空気入り安全タイヤを示す。タイヤサイズは225/5
5VR16であり最高速度210km/hの走行が可能
な自動車用に設計されている。
【0011】タイヤは、トレッド部1、軸方向に離隔し
て設けた一対のビード部2、トレッド部1の端部とビー
ド部2の間に夫々延在する一対のサイドウォール3、ビ
ード部2に1個ずつ設けたビードコア4、ビード部2の
間に延在すると共にビードコア4を軸方向内側から外側
へ上向きに囲繞するトロイド状カーカス5及びカーカス
5の半径方向外側且つトレッド部1の内側に設けたベル
ト6から構成される。
て設けた一対のビード部2、トレッド部1の端部とビー
ド部2の間に夫々延在する一対のサイドウォール3、ビ
ード部2に1個ずつ設けたビードコア4、ビード部2の
間に延在すると共にビードコア4を軸方向内側から外側
へ上向きに囲繞するトロイド状カーカス5及びカーカス
5の半径方向外側且つトレッド部1の内側に設けたベル
ト6から構成される。
【0012】タイヤの断面高さHの最大断面幅2×Wに
対する比H/2×Wで表されるタイヤの偏平率は0.5
5である。
対する比H/2×Wで表されるタイヤの偏平率は0.5
5である。
【0013】カーカス5は、70〜90°の角度で半径
方向に設けた1プライのコードから構成される。本実施
例においては、カーカスコードにはポリエステルを用い
たが、ナイロン、レーヨン、アラミド等の他の有機繊維
コードまたはスチールを用いてもよい。
方向に設けた1プライのコードから構成される。本実施
例においては、カーカスコードにはポリエステルを用い
たが、ナイロン、レーヨン、アラミド等の他の有機繊維
コードまたはスチールを用いてもよい。
【0014】ベルト6は、プライ6B,6Cからなるブ
レーカと、バンデージベルト6Aから構成される。ベル
トのプライ6B,6Cの夫々は、タイヤ赤道に対して小
さい角度で横たえられた平行なコードから構成されると
共に、互いに交差するよう配置されている。ブレーカベ
ルトコードには、スチールコードまたは高モジュラス有
機コードを用いることができる。
レーカと、バンデージベルト6Aから構成される。ベル
トのプライ6B,6Cの夫々は、タイヤ赤道に対して小
さい角度で横たえられた平行なコードから構成されると
共に、互いに交差するよう配置されている。ブレーカベ
ルトコードには、スチールコードまたは高モジュラス有
機コードを用いることができる。
【0015】バンデージベルト6Aは、タイヤ赤道に対
して大略0°の平行なコードから構成される。バンデー
ジベルト6Aのコードとしては、レーヨン、ナイロン、
ポリエステル等の有機繊維コードを用いることができ
る。
して大略0°の平行なコードから構成される。バンデー
ジベルト6Aのコードとしては、レーヨン、ナイロン、
ポリエステル等の有機繊維コードを用いることができ
る。
【0016】サイドウォール部3の、カーカス5の内側
及び空気保持インナーライナー8の外側にはライナー充
填材7が設けられている。ライナー充填材7は断面にお
いて半径方向内端及び外端に向かって先細りになってい
る。半径方向内側先端はビード部2内に延在しビードコ
ア4の半径方向外側で終了している。ライナー充填材7
の半径方向外側先端はトレッド部1内に延在しベルト6
の軸方向外方部下方で終了している。
及び空気保持インナーライナー8の外側にはライナー充
填材7が設けられている。ライナー充填材7は断面にお
いて半径方向内端及び外端に向かって先細りになってい
る。半径方向内側先端はビード部2内に延在しビードコ
ア4の半径方向外側で終了している。ライナー充填材7
の半径方向外側先端はトレッド部1内に延在しベルト6
の軸方向外方部下方で終了している。
【0017】ライナー充填材7は、ゴム100重量部に
対し強化用短繊維2〜20重量部を含有する繊維強化ゴ
ム組成物から成る。短繊維は、ファブリル化し表面積の
大きいパルプとしたアラミド材料から成る。この繊維は
長さ0.2〜5mm、断面直径2〜20μm、有効表面
積4〜20平方メートル/gである。
対し強化用短繊維2〜20重量部を含有する繊維強化ゴ
ム組成物から成る。短繊維は、ファブリル化し表面積の
大きいパルプとしたアラミド材料から成る。この繊維は
長さ0.2〜5mm、断面直径2〜20μm、有効表面
積4〜20平方メートル/gである。
【0018】強化用短繊維は大略タイヤの半径方向に向
いている。
いている。
【0019】図1に従う寸法と構造を有するテスト用タ
イヤを作製しランフラット性をテストした。本発明の例
としてのタイヤには、ゴム100重量部に対し”ケブラ
ー”アラミドパルプ(「ケブラー」はデュポン社の登録
商標)10重量部を含有する表1のゴム組成物Aからな
るライナー充填材を組込んでいる。”ケブラー”パルプ
は、パルプ44.4重量%、カーボンブラック44.4
重量%、天然ゴム11.2重量%のマスターバッチの形
で組成物Aに含有されている。
イヤを作製しランフラット性をテストした。本発明の例
としてのタイヤには、ゴム100重量部に対し”ケブラ
ー”アラミドパルプ(「ケブラー」はデュポン社の登録
商標)10重量部を含有する表1のゴム組成物Aからな
るライナー充填材を組込んでいる。”ケブラー”パルプ
は、パルプ44.4重量%、カーボンブラック44.4
重量%、天然ゴム11.2重量%のマスターバッチの形
で組成物Aに含有されている。
【0020】繊維含有組成物は繊維が一方向を向くよう
に従来の技術によって処理され、タイヤにおいて半径方
向に繊維が向くようにタイヤが組立てられる。表1の組
成物Bの、従来のゴム化合物からなるライナー充填材を
備える比較例のタイヤも作製した。
に従来の技術によって処理され、タイヤにおいて半径方
向に繊維が向くようにタイヤが組立てられる。表1の組
成物Bの、従来のゴム化合物からなるライナー充填材を
備える比較例のタイヤも作製した。
【0021】これら2種のタイヤを各タイヤ490kg
荷重でジャガーXJ6車に取付けてテストを行った。通
常の路面を80%の乾燥状態において空気圧を0にし
(インフレーションバルブコアを除去し)60km/h
の一定速度でタイヤを走行させた。従来のゴム化合物か
らなるライナー充填材を備えた比較例のタイヤは上記条
件下において過熱の為走行不能となるまでに16kmの
距離を走行した。繊維強化ライナー充填材を組込んだ本
発明のタイヤはテストが中断されるまでに185kmの
距離を走行した。
荷重でジャガーXJ6車に取付けてテストを行った。通
常の路面を80%の乾燥状態において空気圧を0にし
(インフレーションバルブコアを除去し)60km/h
の一定速度でタイヤを走行させた。従来のゴム化合物か
らなるライナー充填材を備えた比較例のタイヤは上記条
件下において過熱の為走行不能となるまでに16kmの
距離を走行した。繊維強化ライナー充填材を組込んだ本
発明のタイヤはテストが中断されるまでに185kmの
距離を走行した。
【0022】
【発明の効果】本発明にかかる空気入りタイヤは、上記
実施例に示したごとく、トレッド部1と、軸方向に離隔
して設けた一対のビード部2と、トレッド部1の端部と
ビード部2の間に夫々延在する一対のサイドウォール3
と、ビード部2に1個ずつ設けた一対のビードコア4
と、ビード部2の間をサイドウォール3及びトレッド部
1を通って延在するカーカス5と、トレッド部1を横断
して延在するカーカス5の半径方向外側に設けたベルト
6とからなる空気入りタイヤにして、サイドウォール3
の夫々のカーカス5の軸方向内側にライナー充填材7を
設け、該ライナー充填材7は、半径方向内側はビード部
2まで、半径方向外側はトレッド部1内まで延在し、更
に、該ライナー充填材7は、ファブリル化された不連続
の短繊維の形態のアラミド繊維を含有する繊維強化ゴム
組成物からなることを特徴とする構成よりなるもので、
上記テスト結果より明らかなごとく、高速走行と距離を
犠牲にすることなくランフラット性が改善されるという
顕著な効果を奏することができるものである。
実施例に示したごとく、トレッド部1と、軸方向に離隔
して設けた一対のビード部2と、トレッド部1の端部と
ビード部2の間に夫々延在する一対のサイドウォール3
と、ビード部2に1個ずつ設けた一対のビードコア4
と、ビード部2の間をサイドウォール3及びトレッド部
1を通って延在するカーカス5と、トレッド部1を横断
して延在するカーカス5の半径方向外側に設けたベルト
6とからなる空気入りタイヤにして、サイドウォール3
の夫々のカーカス5の軸方向内側にライナー充填材7を
設け、該ライナー充填材7は、半径方向内側はビード部
2まで、半径方向外側はトレッド部1内まで延在し、更
に、該ライナー充填材7は、ファブリル化された不連続
の短繊維の形態のアラミド繊維を含有する繊維強化ゴム
組成物からなることを特徴とする構成よりなるもので、
上記テスト結果より明らかなごとく、高速走行と距離を
犠牲にすることなくランフラット性が改善されるという
顕著な効果を奏することができるものである。
【表1】
【図1】 本発明にかかるタイヤの半分の概略断面図で
ある。
ある。
1 トレッド部 2 ビード部 3 サイドウォール 4 ビードコア 5 カーカス 6 ベルト 7 ライナー充填材
Claims (13)
- 【請求項1】 トレッド部(1)と、軸方向に離隔して
設けた一対のビード部(2)と、トレッド部(1)の端
部とビード部(2)の間に夫々延在する一対のサイドウ
ォール(3)と、ビード部(2)に1個ずつ設けた一対
のビードコア(4)と、ビード部(2)の間をサイドウ
ォール(3)及びトレッド部(1)を通って延在するカ
ーカス(5)と、トレッド部(1)を横断して延在する
カーカス(5)の半径方向外側に設けたベルト(6)と
からなる空気入りタイヤにして、サイドウォール(3)
の夫々のカーカス(5)の軸方向内側にライナー充填材
(7)を設け、該ライナー充填材(7)は、半径方向内
側はビード部(2)まで、半径方向外側はトレッド部
(1)内まで延在し、更に、該ライナー充填材(7)
は、ファブリル化された不連続の短繊維の形態のアラミ
ド繊維を含有する繊維強化ゴム組成物からなることを特
徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 アラミド繊維の長さが0.2〜5mmで
あることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。 - 【請求項3】 アラミド繊維の断面の直径が2〜20μ
mであることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイ
ヤ。 - 【請求項4】 アラミド繊維の表面積が4〜20平方メ
ートル/gであることを特徴とする請求項1から3のい
ずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項5】 アラミド繊維がタイヤ半径方向に対し0
〜20°の角度で長手方向に整列していることを特徴と
する請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項6】 アラミド繊維がタイヤ半径方向に対し5
°未満の角度で長手方向に整列していることを特徴とす
る請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項7】 ライナー充填材のゴム組成物がゴム10
0重量部に対し2〜20重量部のアラミド繊維を含有す
ることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の
タイヤ。 - 【請求項8】 ライナー充填材のゴム組成物がゴム10
0重量部に対し8〜12重量部のアラミド繊維を含有す
ることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の
タイヤ。 - 【請求項9】 ゴム組成物がゴム100重量部に対し1
0〜50重量部のスチレンブタジエンゴムを含有するこ
とを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のタイ
ヤ。 - 【請求項10】 ゴム組成物がゴム100重量部に対し
50〜100重量部のイソプレンゴムを含有することを
特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項11】 ゴム組成物がゴム100重量部に対し
20〜50重量部のブタジエンゴムを含有することを特
徴とする請求項1から10のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項12】 ゴム組成物がゴム100重量部に対し
30〜60重量部のカーボンブラックを含有することを
特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のタイ
ヤ。 - 【請求項13】 カーボンブラックがASTM番号N3
26,N375,N220から選択される1つまたは1
つ以上のいずれかであることを特徴とする請求項1から
12のいずれかに記載のタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB939304363A GB9304363D0 (en) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | Run-flat safety tyre |
| GB9304363 | 1993-03-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732828A true JPH0732828A (ja) | 1995-02-03 |
| JP2898531B2 JP2898531B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=10731418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5335195A Expired - Fee Related JP2898531B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-12-28 | ランフラット安全タイヤ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0613795B1 (ja) |
| JP (1) | JP2898531B2 (ja) |
| DE (1) | DE69403117T2 (ja) |
| GB (1) | GB9304363D0 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310015A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2007276569A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
| WO2007129580A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | ランフラットタイヤ |
| KR100855944B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-09-02 | 한국타이어 주식회사 | 승용차용 인너라이너 고무 조성물 |
| JP2009061986A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
| JP2009120024A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤ |
| WO2009087878A1 (ja) * | 2008-01-04 | 2009-07-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | サイド部補強層及びランフラットタイヤ |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3676534B2 (ja) * | 1997-04-10 | 2005-07-27 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| EP1024969A1 (en) * | 1997-04-28 | 2000-08-09 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire having floating reinforcement in the shoulder/sidewall |
| US6634397B1 (en) | 1997-04-28 | 2003-10-21 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire having floating reinforcement in the shoulder/sidewall |
| US5871602A (en) * | 1997-05-29 | 1999-02-16 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with carcass turn up ends under belt structure |
| JP3782875B2 (ja) * | 1997-09-30 | 2006-06-07 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りラジアルタイヤ |
| US6209604B1 (en) * | 1997-12-22 | 2001-04-03 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire for passenger cars with sidewall portions having a rubber reinforcing layer and a rubber-filament fiber composite |
| US6631748B1 (en) | 1998-07-06 | 2003-10-14 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Sidewall with insert construction for runflat tire |
| DE69805660T2 (de) * | 1998-07-06 | 2002-11-21 | The Goodyear Tire & Rubber Co., Akron | Verbesserte seitenwandkonstruktion mit einlage für notlaufreifen |
| CN115716943B (zh) * | 2022-11-24 | 2023-10-13 | 青岛双星轮胎工业有限公司 | 可持续性全防爆轮胎外侧支撑胶及检测方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55119508A (en) * | 1979-03-09 | 1980-09-13 | Bridgestone Corp | Pneumatic safety tire |
| JP2691431B2 (ja) * | 1988-12-16 | 1997-12-17 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
| IT1228522B (it) * | 1989-03-02 | 1991-06-20 | Pirelli | Pneumatico ad alte prestazioni. |
-
1993
- 1993-03-02 GB GB939304363A patent/GB9304363D0/en active Pending
- 1993-12-28 JP JP5335195A patent/JP2898531B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-02 EP EP19940301501 patent/EP0613795B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-02 DE DE1994603117 patent/DE69403117T2/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11310015A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
| JP2007276569A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
| WO2007129580A1 (ja) * | 2006-05-09 | 2007-11-15 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | ランフラットタイヤ |
| US8376008B2 (en) | 2006-05-09 | 2013-02-19 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Run-flat tire |
| KR100855944B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-09-02 | 한국타이어 주식회사 | 승용차용 인너라이너 고무 조성물 |
| JP2009061986A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Bridgestone Corp | 空気入り安全タイヤ |
| JP2009120024A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤ |
| WO2009087878A1 (ja) * | 2008-01-04 | 2009-07-16 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | サイド部補強層及びランフラットタイヤ |
| JP2009161033A (ja) * | 2008-01-04 | 2009-07-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | サイド部補強層及びランフラットタイヤ及びサイド部補強層の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2898531B2 (ja) | 1999-06-02 |
| GB9304363D0 (en) | 1993-04-21 |
| DE69403117D1 (de) | 1997-06-19 |
| EP0613795B1 (en) | 1997-05-14 |
| DE69403117T2 (de) | 1997-08-28 |
| EP0613795A1 (en) | 1994-09-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4202393A (en) | Run flat tire for motorcycles | |
| JPH0732828A (ja) | ランフラット安全タイヤ | |
| JPH02147417A (ja) | 空気入り安全タイヤ | |
| JP3103391B2 (ja) | 空気入り安全タイヤ | |
| KR100551869B1 (ko) | 공기 레이디얼 플라이 타이어 | |
| US6142204A (en) | Run-flat tire with tread reinforcing layer | |
| CN101772426A (zh) | 充气轮胎 | |
| US7740037B2 (en) | Runflat tire | |
| CN100364789C (zh) | 防爆轮胎 | |
| JP3527673B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| US6276416B1 (en) | Run-flat tire with pair of rigid rings in shoulders inside carcass | |
| JPH07144516A (ja) | 高速重荷重用タイヤ | |
| JP2001213999A (ja) | タイヤ補強用ゴム組成物およびそれを用いたランフラットタイヤ | |
| US20240227454A9 (en) | Pneumatic tire | |
| JP2001039113A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH06316206A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH0274403A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7786174B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH01233106A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| US20250236138A1 (en) | Tire | |
| JP2024061152A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH1044709A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JPH0583402B2 (ja) | ||
| JP2022021303A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2024061417A (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |