JPH0732829U - スイッチ要素及びこれを備えたスイッチ装置 - Google Patents
スイッチ要素及びこれを備えたスイッチ装置Info
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- JPH0732829U JPH0732829U JP6683793U JP6683793U JPH0732829U JP H0732829 U JPH0732829 U JP H0732829U JP 6683793 U JP6683793 U JP 6683793U JP 6683793 U JP6683793 U JP 6683793U JP H0732829 U JPH0732829 U JP H0732829U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のスイッチ回路を備えたものにおいて、
これらの複数のスイッチ回路を同時に接続状態または遮
断状態にする。 【構成】 操作レバー27を中心とする円周上に等角度
間隔で8個のセレクトスイッチ4群が配置されており、
このセレクトスイッチ4群のうち上下左右方向に位置す
るセレクトスイッチ29は、円を三等分した形態の3個
の固定接触子29a、29b、29cを備えて2回路3
接点のスイッチを構成している。この固定接触子29
a、29b、29cのうち、セットスイッチ13とセレ
クトスイッチ29の中心とを結ぶ線に対して両側に対称
に固定接触子29a、29bが配置され、その各固定接
触子29a、29bの外周側にもう1つの固定接触子2
9cが配置されている。これによって、固定接触子29
aと固定接触子29bとが短絡された後で固定接触子2
9cとも短絡されることになる。
これらの複数のスイッチ回路を同時に接続状態または遮
断状態にする。 【構成】 操作レバー27を中心とする円周上に等角度
間隔で8個のセレクトスイッチ4群が配置されており、
このセレクトスイッチ4群のうち上下左右方向に位置す
るセレクトスイッチ29は、円を三等分した形態の3個
の固定接触子29a、29b、29cを備えて2回路3
接点のスイッチを構成している。この固定接触子29
a、29b、29cのうち、セットスイッチ13とセレ
クトスイッチ29の中心とを結ぶ線に対して両側に対称
に固定接触子29a、29bが配置され、その各固定接
触子29a、29bの外周側にもう1つの固定接触子2
9cが配置されている。これによって、固定接触子29
aと固定接触子29bとが短絡された後で固定接触子2
9cとも短絡されることになる。
Description
【0001】
本考案は、複数のスイッチ回路を備え、これらを同時に接触状態とするスイッ チ要素及びこれを備えたスイッチ装置に関し、その接触動作を改良したものに関 する。
【0002】
近年、プリント基板を利用してスイッチ要素を構成することが一般的に行われ ている。その具体的な構造は、基板上に2個の固定接触子をプリント配線手段に よって形成し、これらの固定接触子を覆うように逆容器状をなすゴム製のスイッ チカバーを基板上に配置し、そのスイッチカバー内の天井部分に例えば導電ゴム 製の可動短絡子を配置したものである。この構成で、例えば押しボタン型の操作 子によってスイッチカバーを押圧すると、可動短絡子が基板上の2個の固定接触 子に接触して固定接触子間が導通状態にされる。
【0003】 この種のスイッチ要素を、1本の共通線路を例えば2本の分岐線路に対して同 時に接続可能なスイッチとしようとすると、すなわち図7に示すような2回路ス イッチとして構成しようとするときには、基板上に3個の固定接触子1a,1b ,1cを形成し、その固定接触子1a,1b,1c群の上方にこれらを覆う大き さの可動短絡子2を設ける構成となり、例えば固定接触子1bに共通線路が接続 され、他の2つの固定接触子1a,1cに各分岐線路が接続される。
【0004】
ところで、可動短絡子による各スイッチ回路の接続動作を詳しく観察してみる に、可動短絡子は、固定接触子群の形成領域全域に全く同時に接触することは実 際上不可能であり、通常は操作子の構造等によって決まる所定の接触開始領域か ら接触完了領域に至るように順次接触面積を広げるようになる。このため、接触 開始領域の近くに配置された固定接触子のスイッチ回路が、接触完了領域の近く に配置された固定接触子のスイッチ回路に先だって接続されることとなり、各ス イッチ回路の作動に時間差を生じてしまう。例えば、図7に示した構成で可動短 絡子2が右側から左側に向けて順次接触面積を広げるとすると、まず固定接触子 1b,1c間が導通し、次に僅かに遅れて固定接触子1b,1a間が導通するこ とになるのである。
【0005】 このような時間差の発生は、例えば操作子が傾動可能に支持されたレバーであ って、その傾動に基づいて可動接触子が斜めに押されるような場合には、いっそ う顕著になり、しかも各スイッチ要素がデジタル回路に接続されている場合には 、問題がいっそう深刻になる。
【0006】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数のスイッチ回 路を備えたものにおいて、これらのスイッチ回路を同時に接続状態または遮断状 態とすることができるスイッチ要素及びスイッチ装置を提供するところにある。
【0007】
上記目的を達成するために、本考案のスイッチ要素は、1本の共通線路を複数 本の分岐線路に対して同時に接続または遮断するために利用され、複数個の固定 接触子を同一面上に配置すると共にその固定接触子群に対向して可動短絡子を設 けた構成であって、その可動短絡子が前記固定接触子群の形成領域のうち所定の 接触開始領域から他の所定の接触完了領域に向けて順次接触するものにおいて、 固定接触子群のうち共通線路に接続される固定接触子を接触完了領域に配置し、 分岐線路に接続される他の固定接触子群を共通線路に接続される固定接触子とは 異なる領域に配置したことに特徴を有する(請求項1記載の考案)。
【0008】 さらに、固定接触子群のうち分岐線路に接続される固定接触子群は、前記接触 開始領域から前記接触完了領域に向かう方向線の両側に位置するように振り分け て設けられていてもよい(請求項2記載の考案)。
【0009】 また、スイッチ装置は、多方向に傾動可能なレバーと、このレバーの軸線の回 りに位置するように配置されてレバーの傾動方向に応じて作動する上記スイッチ 要素とを備えて構成されていることに特徴を有する(請求項3記載の考案)。
【0010】
請求項1記載の考案によれば、共通線路とその共通線路からの分岐線路との間 には、スイッチ回路が構成され、共通線路には1つの固定接触子が接続されると 共に、分岐線路にはその他の固定接触子がそれぞれ接続される。そして、可動短 絡子によって1つの固定接触子とその他の各固定接触子との間が短絡され、各ス イッチ回路は接続状態となる。
【0011】 この際、その可動短絡子は固定接触子群の形成領域のうち、接触開始領域から 接触完了領域に向けて順次接触するが、共通線路に接続された固定接触子は可動 接触子が最後に接触する接触完了領域に配置されているので、まず可動短絡子に よって分岐線路に接続されている他の固定接触子群が互いに短絡状態とされる。 そして、その後互いに短絡状態となった他の固定接触子群が、共通線路に接続さ れている1つの固定接触子と短絡され、結局、共通線路と各分岐線路とは同時に 接続されることになる。
【0012】 請求項2記載の考案によれば、接触開始領域から接触完了領域に向かう方向線 の両側に固定接触子が振り分けられているから、固定接触子群と可動短絡子とが 接触するタイミングも各固定接触子について同時的になる。
【0013】 請求項3記載の考案によれば、レバーの傾動に基づいてスイッチ要素が作動す るため、可動短絡子が各固定接触子に接触するタイミングにばらつきが生じ易い という事情があるが、請求項1の構成によって、まず分岐線路の固定接触子群が 互いに短絡状態となり、この後に、これが共通線路の固定接触子に接触するから 、結局、この場合も共通線路と各分岐線路とは同時に接続されることになる。
【0014】
以上述べたように、本考案のスイッチ要素及びこれを備えたスイッチ装置によ れば、分岐線路に接続される各固定端子群を短絡状態とした後で、共通線路に接 続される固定端子との間を短絡または分離することができるので、各スイッチ回 路が同時に接触または遮断状態となり、分岐線路に接続され全く同時に動作させ なければならいような回路等において時間差による不具合の発生を防止すること ができる効果を奏する。
【0015】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1乃至図6を参照して説明する。 まず、ジョイスティックスイッチの機械的構造を説明する。 浅い盆状をなす方形のケース11内には、方形のプリント基板12が設けられ ており、その表面には後述するようにしてセットスイッチ13と、このセットス イッチ13を中心とする円周上に45°の等角度間隔を空けて位置する8個のセ レクトスイッチ14群とが構成され、さらに、後述する赤外線リモートコントロ ールの送信機用のリモコンIC(株式会社東芝製 TC9248P)15等の多 数の電子部品が配置されている。
【0016】 プリント基板12上には、上述したセットスイッチ13を構成するために2個 の固定接触子16が形成され、また、セレクトスイッチ14を構成するために2 個又は3個の固定接触子17が配置されている。この配置パターンについては後 に詳述する。
【0017】 また、プリント基板12の表面には、電気絶縁性及び弾力性を有するゴム製の スイッチカバー18が固着されており、上記した固定接触子16、17の各々と 対応する合計9カ所の位置に、常にはプリント基板12の表面から離間するよう に膨出したスイッチ作動部19が形成されている。各スイッチ作動部19は、ス イッチカバー18の表面から各固定接触子16、17を囲むようにテーパ筒状に 立ち上がった肉薄の弾性立上り部19aと、この弾性立上り部19aの突出端に 位置する円形の頭部19bとからなっており、この頭部19bの裏面には、導電 性を有するゴム材料からなる円板形の短絡子20が固着されている。そして、頭 部19bが押されると弾性立上り部19aの弾性変形を伴いつつ短絡子20を各 固定接触子16、17に接触させ、もって各固定接触子16、17間を導通状態 にするようになっている。また、頭部19bへの押圧が解除されると、弾性立上 り部19aの弾性復元力によって短絡子20が固定接触子16、17から離間す る非作動状態に復帰するようになっている。
【0018】 スイッチカバー18の上には、8個のセレクトスイッチ14群を取り囲む形状 の円形をなすベース21が位置決め状態で固定され、ここに円筒形の規制用立上 り部22が一体に形成されている。ベース21の底板部23にはセレクトスイッ チ14と対応する8カ所の位置に、底板部23の裏面を凹ませることによって各 スイッチ作動部19との干渉を回避する逃がし部23aが形成されていると共に 、その逃がし部23aの中空内から底板部23の表面に連通する案内孔23bが 形成されている。案内孔23bには、基端に鍔部が形成された作動ピン24が、 その先端を底板部23の表面側へ突出させた状態でプリント基板12に対する直 角方向の移動を自由に嵌装されている。この作動ピン24は、常には、スイッチ 作動部19の弾性立上り部19aの弾性復元力によってその頭部19bで押され て、先端を上方に最も突出させた状態に保持されている。
【0019】 また、底板部23の中心には、セットスイッチ13を囲むように開口する方形 の貫通孔23cが形成されており、貫通孔23c内には、四角筒状の軸受ブラケ ット25が支軸23dによって回動可能に支持されている。さらに、この軸受ブ ラケット25には、軸受ブラケット25が回動可能に支持される軸線と直交する 軸線にて傾動ホルダ26が支軸26cにて回動可能に支持されている。これによ って、傾動ホルダ26は互いに直交する二軸にて支持されることとなり、任意の 方向に傾動可能となる。さらに、この傾動ホルダ26の外周にはフランジ部26 aが形成されており、傾動ホルダ26がプリント基板12に対して垂直となって いる中立状態において、ベース21に嵌装した8本の作動ピン24の先端の全て に同時に当接すると共に、傾動ホルダ26が傾動すると、その傾動方向に応じて 8本の作動ピン24のいずれかがフランジ部26aによって押されて、作動ピン 24に当接しているスイッチ作動部19が弾性立上り部19aの弾力に抗してプ リント基板12側へ移動するようになっている。
【0020】 傾動ホルダ26には、その長さ方向に沿って先端面から基端面に達するように 貫通する支持孔26bが形成されており、その支持孔26bには操作レバー27 の脚部27aが嵌入されている。これにより、操作レバー27は傾動ホルダ26 に対して脚部27aの長さ方向の移動を自由に、且つ、その長さ方向を軸とする 回転を不能に支持され、また、操作レバー27は傾動ホルダ26と一体となって 傾動するようになっている。さらに、操作レバー27は、その脚部27aに外嵌 されて装着した圧縮コイルばねからなる戻しバネ28によって常に上方に付勢さ れている。
【0021】 前記ケース11には、上記の各構成部材を覆うようにカバー33が被せられて 固定され、このカバー33の正面にはベース21と同心の円形をなして操作レバ ー27の摘み部27bよりも大径の窓孔33aが形成されており、この窓孔33 aからは摘み部27bが露出している。
【0022】 次にセレクトスイッチ14に係る固定接触子17の配置パターンについて述べ ると、等角度間隔で配置された8個のセレクトスイッチ14群のうち、上下左右 の4方向(操作レバー27の傾動方向をいう。以下同じ)に対応するセレクトス イッチ29は、図6(a)に示すように円を三等分した形態の3個の固定接触子 29a,29b,29cを備えており、セレクトスイッチ29とセットスイッチ 13の中心とを結ぶ線Aに対して両側に対称に2個の固定接触子29a、29b が配置され、その各固定接触子29a、29bの外周側にはもう1つの固定接触 子29cが配置されている。これらの固定接触子29a,29b,29cは前記 短絡子20と共に固定接触子29cを共通線路とする2回路3接点のスイッチを 構成する。また、図4に示すように上記した4個のセレクトスイッチ29の間に 位置する4個のセレクトスイッチ30は、斜めに延びる上右、下右、下左及び上 左の4方向に対応しており、それぞれ2個の固定接触子30a、30bを備えて おり、前記短絡子20と共に1回路2接点のスイッチを構成する。
【0023】 さて、次に電気的構成について述べるに、上記8個のセレクトスイッチ29、 30は図5に示すようにマトリクス状に配線されて、スイッチマトリクス回路3 1を構成し、リモコンIC15と結線されている。 リモコンIC15は、パラレルなデジタルデータを入力することができる6ビ ットの入力端子K1〜K6(本実施例ではK1〜K4を使用)を備えており、こ こから入力されるデジタルデータを内部の図示しない変換回路によりシリアルな データコードに変換して送信端子Txから出力するものである。また、入力端子 K1〜K6がデジタルデータの入力を許容できることを示す出力端子T1〜T3 (本実施例ではT1を使用)が設けられており、それぞれ一定のタイミングにて 論理値”1”のタイミング信号t1 〜t3 (本実施例ではt1を使用)が出力さ れる。さらに、リモコンIC15は、各内部回路におけるタイミングを図るため に内部に図示しないクロック生成回路が設けられており、外部にてセラミック振 動子32と結線されている。
【0024】 次に、スイッチマトリクス回路31について説明する。上方向のセレクトスイ ッチ29の内周側に位置する一方の固定接触子29aは、左上方向のセレクトス イッチ30の1つの固定接触子30aと共にリモコンIC15のデータ入力端子 K1と結線され、他方の固定接触子29bは、右上方向のセレクトスイッチ30 の1つの固定接触子30aと共にデータ入力端子K2と結線されている。さらに 、外周側に位置する固定接触子29cは、左上方向及び右上方向のセレクトスイ ッチ30、30の各もう1つの固定接触子30b、30bと共にリモコンIC1 5の出力端子T1に結線されている。これによって、上側に位置するセレクトス イッチ29の各スイッチ回路はそれぞれ両隣に位置するセレクトスイッチ30、 30のスイッチ回路と並列となるように配線されることとなる。さらに、残りの 下左右方向のセレクトスイッチ29も、上記同様にそれぞれ両隣に位置するセレ クトスイッチ30と各スイッチ回路が並列となるように配線されている。
【0025】 さらに、スイッチマトリクス回路31は、出力信号からのタイミング信号t1 を受けオン作動しているセレクトスイッチ29、30に応じてリモコンIC15 の入力端子K1〜K4群にどのセレクトスイッチ29、30がオン作動している かを示すパラレルデータを出力する。この時のセレクトスイッチ29、30とパ ラレルデータの関係は次の表1に示すように割り付けられれている。
【0026】 (表1) SWの状態 t1 | d1 d2 d3 d4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上がオン 1 | 1 1 0 0 左上がオン 1 | 1 0 0 0 左がオン 1 | 1 0 0 1 左下がオン 1 | 0 0 0 1 下がオン 1 | 0 0 1 1 右下がオン 1 | 0 0 1 0 右がオン 1 | 0 1 1 0 右上がオン 1 | 0 1 0 0 次に、本実施例の作用について述べる。中立状態にある操作レバー27の摘み 部27bを上方向に移動させると、操作レバー27及び傾動ホルダ26が傾動し てそのフランジ部26aが傾動方向に位置する作動ピン24を押し込み、この作 動ピン24に押されて弾性変形したスイッチ作動部19の短絡子20が図3に示 すように上方向に位置するセレクトスイッチ29の固定接触子29a、29b、 29cが配置された形成領域に接触し、内周側に位置する2つの固定接触子29 a、29bと外周側に位置する固定接触子29cとが短絡されて導通し、そのぞ れのスイッチ回路が接続状態となる。そして、タイミング信号t1 の出力時にス イッチマトリクス回路31からパラレルデータ”1100”が出力され、リモコ ンIC15内の変換回路を経て、上方向に位置するセレクトスイッチ29が押さ れたことを示すシリアルなデータコードとなって送信端子Txから出力されてバ ッファ34を介して送信される。
【0027】 このスイッチ回路の接続動作を更に詳しく観察してみれば、作動ピン24は、 傾動ホルダ26のフランジ部26aによって外周側から斜めに押されるため、上 端部を内周側に傾けながら下方に移動し、スイッチ作動部19が内周側から弾性 変形する。そして、短絡子20は基板12上の形成領域に内周側から接触し、順 次外周側に接触して行く。従って、内周側に位置する2つの固定接触子29a、 29bがまず短絡された後、2つの固定接触子29a、29bともう1つの固定 接触子29cとが短絡される。
【0028】 ここで、仮に作動ピン24が押されて固定接触子29aと固定接触子29cと からなるスイッチ回路が短絡されて接続されるまでの時間と、固定接触子29b と固定接触子29cとからなるスイッチ回路が短絡されて接続されるまでの時間 に大きな差が生じていたとすれば、あるタイミング信号t1 の出力時に1つのス イッチ回路が接続状態にあり、もう一つのスイッチ回路はまだ接続状態となって いないという場合が起こり得る。この場合には、スイッチマトリクス回路31か らは、パラレルデータ”1000”が出力され、左上方向のセレクトスイッチ3 0が押されたことを知らせるデータコードとなって送信されてしまう。そして、 その後もう1つのスイッチ回路がオン状態となった時に、次のタイミング信号t 1 が出力されれば本来のパラレルデータ”1100”が出力されて、上方向のセ レクトスイッチ29が押されたことを知らせるデータコードとなって送信される 。
【0029】 このように、2回路3接点を備えたセレクトスイッチ29の2つのスイッチ回 路がオンに転ずるタイミングに差が生じていれば、押されているセレクトスイッ チ29を示すパラレルデータとは異なる誤ったパラレルデータがまず初めに出力 され、その後で本来の正しいパラレルデータが出力されるという現象が起きる。
【0030】 しかし、本実施例では、固定接触子29aと固定接触子29bとが短絡された 後で固定接触子29cと短絡されるので2つのスイッチ回路は全く同時に接続状 態となり、2つのスイッチ回路がオンになるタイミングには差が生じない。従っ て、誤ったパラレルデータが初めに出力されることはなく、本実施例のジョイス ティックによってコントロールされる機器等が誤動作することがなくなる。
【0031】 なお、2回路3接点を備えたセレクトスイッチ29の固定接触子29a、29 b、29cは、円を3等分した形状のものであったが、図6の(b)、(c)、 (d)、(e)、(f)に示す形状であってもよいなど、要旨を逸脱しない範囲 で種々様々に変更しても、本願の特許請求の範囲にいう「固定接触子群のうち共 通線路に接続される固定接触子を接触完了領域に配置し、分岐線路に接続される 他の固定接触子群を前記共通線路に接続される固定接触子とは異なる領域に配置 する」という概念に含まれることは勿論である。
【0032】 また、上記実施例では、可動短絡子20は導電性を有するゴム材料から作られ たものであったが、これに限定されるものではなく、導電性を有する金属板であ ってもよいなど本実施例に種々様々な変更が加えられたとしても本願の特許請求 の範囲にいう「可動短絡子」という概念に含まれることは勿論である。 その他、本考案はスイッチ要素の個数を8個以外の数としてもよい等、要旨を 逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができるものである。
【図1】本実施例を示す分解斜視図
【図2】非作動状態の断面図
【図3】操作レバーを傾動操作した状態の断面図
【図4】各固定接触子を示す基板の上面図
【図5】スイッチマトリクス回路を示す回路図
【図6】2回路3接点を備えたセレクトスイッチの固定
接触子の配置を示す上面図
接触子の配置を示す上面図
【図7】従来のスイッチ要素を概略的に示す斜視図
20…可動短絡子 27…操作レバー 29…セレクトスイッチ(2回路スイッチ) 29a、29b、29c…固定接触子 30…セレクトスイッチ(1回路スイッチ) 30a、30b…固定接触子
Claims (3)
- 【請求項1】 1本の共通線路を複数本の分岐線路に対
して同時に接続または遮断するために利用され、複数個
の固定接触子を同一面上に配置すると共にその固定接触
子群に対向して可動短絡子を設けた構成であって、その
可動短絡子が前記固定接触子群の形成領域のうち所定の
接触開始領域から他の所定の接触完了領域に向けて順次
接触するものにおいて、 前記固定接触子群のうち前記共通線路に接続される固定
接触子を前記接触完了領域に配置し、前記分岐線路に接
続される他の固定接触子群を前記共通線路に接続される
固定接触子とは異なる領域に配置したことを特徴とする
スイッチ要素。 - 【請求項2】 固定接触子群のうち分岐線路に接続され
る固定接触子群は、前記接触開始領域から前記接触完了
領域に向かう方向線の両側に位置するように振り分けて
設けられていることを特徴とする請求項1記載のスイッ
チ要素。 - 【請求項3】 多方向に傾動可能なレバーと、このレバ
ーの軸線の回りに位置するように配置されて前記レバー
の傾動方向に応じて作動するスイッチ要素とを備えて構
成され、そのスイッチ要素が請求項1又は2の構成であ
ることを特徴とするスイッチ装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP1993066837U JP2593303Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | スイッチ装置 |
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| EP94118225A EP0656640B1 (en) | 1993-11-19 | 1994-11-18 | Lever switch device, method for activating switches in a lever switch device, and method for outputting data signals |
| DE69408418T DE69408418T2 (de) | 1993-11-19 | 1994-11-18 | Hebelschaltervorrichtung, Verfahren zur Steuerung von Schaltern in solcher Vorrichtung und Verfahren zum Ausgeben von Datensignalen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993066837U JP2593303Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | スイッチ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732829U true JPH0732829U (ja) | 1995-06-16 |
| JP2593303Y2 JP2593303Y2 (ja) | 1999-04-05 |
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Citations (1)
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1993
- 1993-11-19 JP JP1993066837U patent/JP2593303Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPS5959414U (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-18 | 株式会社東芝 | 時計回路用スイツチ装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2593303Y2 (ja) | 1999-04-05 |
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