JPH07328393A - 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 - Google Patents
膜分離装置の運転方法および膜分離装置Info
- Publication number
- JPH07328393A JPH07328393A JP6124115A JP12411594A JPH07328393A JP H07328393 A JPH07328393 A JP H07328393A JP 6124115 A JP6124115 A JP 6124115A JP 12411594 A JP12411594 A JP 12411594A JP H07328393 A JPH07328393 A JP H07328393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permeate
- amount
- suction pump
- flow rate
- membrane separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 透過液流量を一定に維持するとともに、吸引
ポンプを効率良く運転する。 【構成】 吸引ポンプ12から吐出する現透過液量を透
過液流量検知器13で測定し、測定した現透過液量に見
合う信号値を透過液流量検知器13から制御演算器16
に入力し、制御演算器16により、現透過液量を設定透
過液量に調整するに必要な吸引ポンプ12の目標回転数
を算出するとともに、目標回転数となるようにインバー
タ回路17を介して吸引ポンプの回転数を制御し、透過
液量を設定透過液量に維持する。
ポンプを効率良く運転する。 【構成】 吸引ポンプ12から吐出する現透過液量を透
過液流量検知器13で測定し、測定した現透過液量に見
合う信号値を透過液流量検知器13から制御演算器16
に入力し、制御演算器16により、現透過液量を設定透
過液量に調整するに必要な吸引ポンプ12の目標回転数
を算出するとともに、目標回転数となるようにインバー
タ回路17を介して吸引ポンプの回転数を制御し、透過
液量を設定透過液量に維持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水処理施設等において
使用する膜分離装置の運転方法および膜分離装置に関す
る。
使用する膜分離装置の運転方法および膜分離装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来における膜分離装置の運転方法とし
ては、特公平3−25211号公報に記載されたものが
ある。この方法において、膜モジュールには濾過膜を隔
てた原液室と濾過液室を設けており、原液を原液側ポン
プによって膜モジュールの原液室に供給するとともに、
透過液側サクションポンプによって膜モジュールの濾過
液室に負圧を作用させることにより、原液の固液分離を
行っている。
ては、特公平3−25211号公報に記載されたものが
ある。この方法において、膜モジュールには濾過膜を隔
てた原液室と濾過液室を設けており、原液を原液側ポン
プによって膜モジュールの原液室に供給するとともに、
透過液側サクションポンプによって膜モジュールの濾過
液室に負圧を作用させることにより、原液の固液分離を
行っている。
【0003】ところで、限外濾過膜や精密濾過膜の透過
流束(濾過速度)は、液の粘性、温度、濃度や溶液成分
の膜への吸着等に依存し、限外濾過膜では液の浸透圧や
膜面上に形成されるゲル層の透過抵抗にも依存してお
り、透過流束の低下をいかに防止するかが非常に重要で
ある。
流束(濾過速度)は、液の粘性、温度、濃度や溶液成分
の膜への吸着等に依存し、限外濾過膜では液の浸透圧や
膜面上に形成されるゲル層の透過抵抗にも依存してお
り、透過流束の低下をいかに防止するかが非常に重要で
ある。
【0004】このため、前述の構成においては、透過液
側サクションポンプおよび透過液側サクションポンプの
下流側の管路に設けた定流量弁の作用によって、透過流
束を一定に維持しながら、最大膜間差圧を比較的小さ
く、かつ初期透過流束を比較的大きくしている。
側サクションポンプおよび透過液側サクションポンプの
下流側の管路に設けた定流量弁の作用によって、透過流
束を一定に維持しながら、最大膜間差圧を比較的小さ
く、かつ初期透過流束を比較的大きくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成において、透過液の圧力変動に伴って定流量弁が
作動して透過液の流量を一定に維持する一方で、透過液
側サクションポンプは透過液量の増減に関係なく定格値
の回転数で運転してので、ポンプの運転が非効率であ
る。また、ポンプ運転開始時には、定流量弁における弁
開度が大きいので、図3に示すように、透過液流量Qが
一時的に設定透過液流量Q0 以上となり、濾過膜の汚染
進行の原因となる問題があった。
の構成において、透過液の圧力変動に伴って定流量弁が
作動して透過液の流量を一定に維持する一方で、透過液
側サクションポンプは透過液量の増減に関係なく定格値
の回転数で運転してので、ポンプの運転が非効率であ
る。また、ポンプ運転開始時には、定流量弁における弁
開度が大きいので、図3に示すように、透過液流量Qが
一時的に設定透過液流量Q0 以上となり、濾過膜の汚染
進行の原因となる問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、透過
液流量を一定に維持するとともに、吸引ポンプを効率良
く運転することができる膜分離装置の運転方法および膜
分離装置を提供することを目的とする。
液流量を一定に維持するとともに、吸引ポンプを効率良
く運転することができる膜分離装置の運転方法および膜
分離装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の膜分離装置の運転方法は、膜分離槽に
浸漬した膜モジュールの透過液流路に吸引ポンプによっ
て負圧を作用させ、この負圧を駆動力として膜モジュー
ルにおいて膜分離槽内の原液を固液分離し、膜モジュー
ルの分離膜を透過した透過液を吸引ポンプで吸引すると
ともに、透過流量を設定透過液量に維持するように吸引
ポンプの駆動を制御する膜分離装置の運転方法であっ
て、吸引ポンプから吐出する現透過液量を透過液流量検
知器で測定し、測定した現透過液量に見合う信号値を透
過液流量検知器から制御演算器に入力し、制御演算器に
より、現透過液量を設定透過液量に調整するに必要な吸
引ポンプの目標回転数を算出するとともに、目標回転数
となるようにインバータ回路を介して吸引ポンプの回転
数を制御し、透過液量を設定透過液量に維持する構成と
したものである。
ために、本発明の膜分離装置の運転方法は、膜分離槽に
浸漬した膜モジュールの透過液流路に吸引ポンプによっ
て負圧を作用させ、この負圧を駆動力として膜モジュー
ルにおいて膜分離槽内の原液を固液分離し、膜モジュー
ルの分離膜を透過した透過液を吸引ポンプで吸引すると
ともに、透過流量を設定透過液量に維持するように吸引
ポンプの駆動を制御する膜分離装置の運転方法であっ
て、吸引ポンプから吐出する現透過液量を透過液流量検
知器で測定し、測定した現透過液量に見合う信号値を透
過液流量検知器から制御演算器に入力し、制御演算器に
より、現透過液量を設定透過液量に調整するに必要な吸
引ポンプの目標回転数を算出するとともに、目標回転数
となるようにインバータ回路を介して吸引ポンプの回転
数を制御し、透過液量を設定透過液量に維持する構成と
したものである。
【0008】また、現透過液量を設定透過液量に調整す
るに際し、制御演算器により、現透過液量と設定透過液
量の間に複数段の通過設定透過液量を設定し、現透過液
量を最寄りの通過設定透過液量に調整するに必要な吸引
ポンプの目標回転数を算出するとともに、目標回転数と
なるようにインバータ回路を介して吸引ポンプの回転数
を制御し、透過液量を多段階的に設定透過液量に調整す
る構成としたものである。
るに際し、制御演算器により、現透過液量と設定透過液
量の間に複数段の通過設定透過液量を設定し、現透過液
量を最寄りの通過設定透過液量に調整するに必要な吸引
ポンプの目標回転数を算出するとともに、目標回転数と
なるようにインバータ回路を介して吸引ポンプの回転数
を制御し、透過液量を多段階的に設定透過液量に調整す
る構成としたものである。
【0009】また、原液流入管を通して系内へ流入する
原液を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原
水槽への原液流入量を原液流量検知器で測定し、測定し
た現原液流入量に見合う信号値を原液流量検知器から制
御演算器に入力し、制御演算器おいて設定透過液量を現
原液流入量に見合って変更する構成としたものである。
原液を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原
水槽への原液流入量を原液流量検知器で測定し、測定し
た現原液流入量に見合う信号値を原液流量検知器から制
御演算器に入力し、制御演算器おいて設定透過液量を現
原液流入量に見合って変更する構成としたものである。
【0010】また、原液流入管を通して系内へ流入する
原液を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原
水槽の液位を液位計で測定し、測定した液位に見合う信
号値を液位計から制御演算器に入力し、制御演算器おい
て設定透過液量を現液位に見合って変更する構成とした
ものである。
原液を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原
水槽の液位を液位計で測定し、測定した液位に見合う信
号値を液位計から制御演算器に入力し、制御演算器おい
て設定透過液量を現液位に見合って変更する構成とした
ものである。
【0011】本発明の膜分離装置は、膜分離槽に浸漬し
た膜モジュールと、膜モジュールの透過液流路に連通す
る透過液導出管と、透過液導出管の途中に介装した吸引
ポンプと、透過液導出管の途中で吸引ポンプの下流側に
設けた透過液流量検知器と、吸引ポンプの回転を制御す
るインバータ回路と、流量検知器から入力する測定透過
液量に見合う信号値に応じて前記インバータ回路に吸引
ポンプの回転数を指示する制御演算器とを備えた構成と
したものである。
た膜モジュールと、膜モジュールの透過液流路に連通す
る透過液導出管と、透過液導出管の途中に介装した吸引
ポンプと、透過液導出管の途中で吸引ポンプの下流側に
設けた透過液流量検知器と、吸引ポンプの回転を制御す
るインバータ回路と、流量検知器から入力する測定透過
液量に見合う信号値に応じて前記インバータ回路に吸引
ポンプの回転数を指示する制御演算器とを備えた構成と
したものである。
【0012】
【作用】上記した本発明の膜分離装置の運転方法によれ
ば、吸引ポンプの回転数を制御することによって、透過
液量を設定透過液量に維持するので、吸引ポンプを効率
良く稼働させることができる。
ば、吸引ポンプの回転数を制御することによって、透過
液量を設定透過液量に維持するので、吸引ポンプを効率
良く稼働させることができる。
【0013】また、現透過液量を設定透過液量に調整す
るに際し、透過液量を多段階的に設定透過液量に調整す
るので、ポンプの運転開始時等において、現透過液量と
設定透過液量の間に大きな差が存在する場合にも、透過
液量が設定透過液量を過剰に上回ることがなく、分離膜
の汚染進行を抑制することができる。
るに際し、透過液量を多段階的に設定透過液量に調整す
るので、ポンプの運転開始時等において、現透過液量と
設定透過液量の間に大きな差が存在する場合にも、透過
液量が設定透過液量を過剰に上回ることがなく、分離膜
の汚染進行を抑制することができる。
【0014】また、制御演算器おいて設定透過液量を現
原液流入量に見合って変更するので、不要不急な濾過処
理を行う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制する
ことができる。
原液流入量に見合って変更するので、不要不急な濾過処
理を行う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制する
ことができる。
【0015】また、制御演算器おいて設定透過液量を現
液位に見合って変更するので、不要不急な濾過処理を行
う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制することが
できる。
液位に見合って変更するので、不要不急な濾過処理を行
う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制することが
できる。
【0016】本発明の膜分離装置によれば、透過液流量
検知器で現透過液量を測定し、制御演算器により、測定
した現透過液量を設定透過液量に調整するに必要な吸引
ポンプの目標回転数を算出する。そして、吸引ポンプの
回転数が目標回転数となるようにインバータ回路を介し
て吸引ポンプを制御し、透過液量を設定透過液量に維持
する。
検知器で現透過液量を測定し、制御演算器により、測定
した現透過液量を設定透過液量に調整するに必要な吸引
ポンプの目標回転数を算出する。そして、吸引ポンプの
回転数が目標回転数となるようにインバータ回路を介し
て吸引ポンプを制御し、透過液量を設定透過液量に維持
する。
【0017】したがって、定流量弁等を使用することな
く、吸引ポンプの回転数の制御によって透過液量を設定
透過液量に維持することができるとともに、吸引ポンプ
を効率良く運転することができる。
く、吸引ポンプの回転数の制御によって透過液量を設定
透過液量に維持することができるとともに、吸引ポンプ
を効率良く運転することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、原水槽1には原液流入管2が連
通しており、原液流入管2の途中には原液流量検知器3
を設けている。また、原水槽1には液位計4を設けてい
る。原水槽1は原液供給管5を通して膜分離槽6に連通
し、原液供給管5の途中には原液供給ポンプ7を設けて
いる。
明する。図1において、原水槽1には原液流入管2が連
通しており、原液流入管2の途中には原液流量検知器3
を設けている。また、原水槽1には液位計4を設けてい
る。原水槽1は原液供給管5を通して膜分離槽6に連通
し、原液供給管5の途中には原液供給ポンプ7を設けて
いる。
【0019】膜分離槽6には膜分離ユニット8を浸漬し
ており、膜分離ユニット8は複数の膜モジュール9で構
成している。各膜モジュール9を形成する分離膜は管状
であって平膜であっても良く、分離膜の材質はセラミッ
クスであっても有機膜であっても良い。各膜モジュール
9の透過液流路は透過液導出管10を介して処理水槽1
1に連通し、透過液導出管10の途中には吸引ポンプ1
2および透過液流量検知器13を設けている。膜モジュ
ール9の下方には散気管14を配置しており、散気管1
4にはブロワー15を接続している。
ており、膜分離ユニット8は複数の膜モジュール9で構
成している。各膜モジュール9を形成する分離膜は管状
であって平膜であっても良く、分離膜の材質はセラミッ
クスであっても有機膜であっても良い。各膜モジュール
9の透過液流路は透過液導出管10を介して処理水槽1
1に連通し、透過液導出管10の途中には吸引ポンプ1
2および透過液流量検知器13を設けている。膜モジュ
ール9の下方には散気管14を配置しており、散気管1
4にはブロワー15を接続している。
【0020】制御演算器(PID制御装置)16には、
吸引ポンプ12のインバータ回路17を接続するととも
に、原液流量検知器3と液位計4と透過液流量検知器1
3を接続している。
吸引ポンプ12のインバータ回路17を接続するととも
に、原液流量検知器3と液位計4と透過液流量検知器1
3を接続している。
【0021】以下、上記構成における作用を説明する。
原液流入管2を通して原水槽1に流入する原液を、原液
供給ポンプ7の駆動によって原液供給管5を通して膜分
離槽6へ供給する。
原液流入管2を通して原水槽1に流入する原液を、原液
供給ポンプ7の駆動によって原液供給管5を通して膜分
離槽6へ供給する。
【0022】この状態で、吸引ポンプ12を駆動し、膜
分離槽6に浸漬した各膜モジュール9の透過液流路に負
圧を作用させ、この負圧を駆動力として各膜モジュール
9において膜分離槽6内の原液を固液分離する。そし
て、各膜モジュール9の分離膜を透過した透過液を吸引
ポンプ12で吸引し、透過液導出管10を通して処理水
槽11に導く。一方、ブロワー15より供給する空気を
散気管14から膜分離槽6内に曝気し、エアリフト作用
によって生起する上向流により各膜モジュール9の膜面
に掃流を与え、膜面におけるケーキ層の成長を抑制す
る。
分離槽6に浸漬した各膜モジュール9の透過液流路に負
圧を作用させ、この負圧を駆動力として各膜モジュール
9において膜分離槽6内の原液を固液分離する。そし
て、各膜モジュール9の分離膜を透過した透過液を吸引
ポンプ12で吸引し、透過液導出管10を通して処理水
槽11に導く。一方、ブロワー15より供給する空気を
散気管14から膜分離槽6内に曝気し、エアリフト作用
によって生起する上向流により各膜モジュール9の膜面
に掃流を与え、膜面におけるケーキ層の成長を抑制す
る。
【0023】そして、吸引ポンプ12から吐出する現透
過液量を透過液流量検知器13で測定し、測定した現透
過液量に見合う信号値を透過液流量検知器13から制御
演算器16に入力する。制御演算器16は、現透過液量
Qを設定透過液量に調整するに必要な吸引ポンプ12の
目標回転数を算出するとともに、目標回転数となるよう
にインバータ回路17を介して吸引ポンプ12の回転数
を制御し、図2に示すように、透過液量を設定透過液量
Q0 に維持する。したがって、吸引ポンプ12の回転数
の制御によって透過液量Qを設定透過液量Q0 に維持す
るので、吸引ポンプ12を効率良く稼働させることがで
きる。
過液量を透過液流量検知器13で測定し、測定した現透
過液量に見合う信号値を透過液流量検知器13から制御
演算器16に入力する。制御演算器16は、現透過液量
Qを設定透過液量に調整するに必要な吸引ポンプ12の
目標回転数を算出するとともに、目標回転数となるよう
にインバータ回路17を介して吸引ポンプ12の回転数
を制御し、図2に示すように、透過液量を設定透過液量
Q0 に維持する。したがって、吸引ポンプ12の回転数
の制御によって透過液量Qを設定透過液量Q0 に維持す
るので、吸引ポンプ12を効率良く稼働させることがで
きる。
【0024】また、現透過液量Qを設定透過液量Q0 に
調整する際には、図2に示すように、現透過液量Qと設
定透過液量Q0 の間に複数段の通過設定透過液量QN を
設定しても良い。この場合に、制御演算器16は、現透
過液量Qと設定透過液量Q0の間に設定した複数段の通
過設定透過液量QN の内で、最寄りの通過設定透過液量
QN に現透過液量Qを調整するに必要な吸引ポンプ12
の目標回転数を算出するとともに、目標回転数となるよ
うにインバータ回路17を介して吸引ポンプの回転数を
制御し、透過液量Qを複数の通過設定透過液量QN を経
て多段階的に設定透過液量Q0 に調整する。このことに
より、吸引ポンプ12の運転開始時等において、現透過
液量Qと設定透過液量Q0 の間に大きな差が存在する場
合にも、透過液量Qが設定透過液量Q0 を過剰に上回る
ことがなくなり、分離膜の汚染進行を抑制することがで
きる。
調整する際には、図2に示すように、現透過液量Qと設
定透過液量Q0 の間に複数段の通過設定透過液量QN を
設定しても良い。この場合に、制御演算器16は、現透
過液量Qと設定透過液量Q0の間に設定した複数段の通
過設定透過液量QN の内で、最寄りの通過設定透過液量
QN に現透過液量Qを調整するに必要な吸引ポンプ12
の目標回転数を算出するとともに、目標回転数となるよ
うにインバータ回路17を介して吸引ポンプの回転数を
制御し、透過液量Qを複数の通過設定透過液量QN を経
て多段階的に設定透過液量Q0 に調整する。このことに
より、吸引ポンプ12の運転開始時等において、現透過
液量Qと設定透過液量Q0 の間に大きな差が存在する場
合にも、透過液量Qが設定透過液量Q0 を過剰に上回る
ことがなくなり、分離膜の汚染進行を抑制することがで
きる。
【0025】また、設定透過液量Q0 を現原液流入量に
見合って変更しても良い。この場合に、原水槽1への原
液流入量を原液流量検知器3で測定し、測定した現原液
流入量に見合う信号値を原液流量検知器3から制御演算
器16に入力する。もしくは、液位計4によって原水層
1における液位を測定し、測定した液位に見合う信号値
を液位計4から制御演算器16に入力する。制御演算器
16は、設定透過液量Q0 を現原液流入量もしくは現液
位に見合って変更し、上述した作用を行う。このことに
より、不要不急な濾過処理を行う必要がなくなり、分離
膜の汚染進行を抑制することができる。
見合って変更しても良い。この場合に、原水槽1への原
液流入量を原液流量検知器3で測定し、測定した現原液
流入量に見合う信号値を原液流量検知器3から制御演算
器16に入力する。もしくは、液位計4によって原水層
1における液位を測定し、測定した液位に見合う信号値
を液位計4から制御演算器16に入力する。制御演算器
16は、設定透過液量Q0 を現原液流入量もしくは現液
位に見合って変更し、上述した作用を行う。このことに
より、不要不急な濾過処理を行う必要がなくなり、分離
膜の汚染進行を抑制することができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、吸引
ポンプの回転数の制御により透過液量を設定透過液量に
維持するので、吸引ポンプを効率良く稼働させることが
できる。また、透過液量を多段階的に設定透過液量に調
整するので、調整途中において透過液量が設定透過液量
を過剰に上回ることがなく、分離膜の汚染進行を抑制す
ることができる。また、設定透過液量を現原液流入量も
しくは現液位に見合って変更するので、不要不急な濾過
処理を行う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制す
ることができる。
ポンプの回転数の制御により透過液量を設定透過液量に
維持するので、吸引ポンプを効率良く稼働させることが
できる。また、透過液量を多段階的に設定透過液量に調
整するので、調整途中において透過液量が設定透過液量
を過剰に上回ることがなく、分離膜の汚染進行を抑制す
ることができる。また、設定透過液量を現原液流入量も
しくは現液位に見合って変更するので、不要不急な濾過
処理を行う必要がなくなり、分離膜の汚染進行を抑制す
ることができる。
【図1】本発明の膜分離装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】同実施例における透過液流量の経時変化を示す
グラフである。
グラフである。
【図3】従来の膜分離装置における透過液流量の経時変
化を示すグラフである。
化を示すグラフである。
1 原水槽 2 原液流入管 3 原液流量検知器 4 液位計 6 膜分離槽 9 膜モジュール 12 吸引ポンプ 16 制御演算器 17 インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 俊也 大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番地6 号 株式会社クボタ新淀川工場内 (72)発明者 待鳥 幸文 大阪府大阪市西淀川区西島2丁目1番地6 号 株式会社クボタ新淀川工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 膜分離槽に浸漬した膜モジュールの透過
液流路に吸引ポンプによって負圧を作用させ、この負圧
を駆動力として膜モジュールにおいて膜分離槽内の原液
を固液分離し、膜モジュールの分離膜を透過した透過液
を吸引ポンプで吸引するとともに、透過流量を設定透過
液量に維持するように吸引ポンプの駆動を制御する膜分
離装置の運転方法であって、吸引ポンプから吐出する現
透過液量を透過液流量検知器で測定し、測定した現透過
液量に見合う信号値を透過液流量検知器から制御演算器
に入力し、制御演算器により、現透過液量を設定透過液
量に調整するに必要な吸引ポンプの目標回転数を算出す
るとともに、目標回転数となるようにインバータ回路を
介して吸引ポンプの回転数を制御し、透過液量を設定透
過液量に維持することを特徴とする膜分離装置の運転方
法。 - 【請求項2】 現透過液量を設定透過液量に調整するに
際し、制御演算器により、現透過液量と設定透過液量の
間に複数段の通過設定透過液量を設定し、現透過液量を
最寄りの通過設定透過液量に調整するに必要な吸引ポン
プの目標回転数を算出するとともに、目標回転数となる
ようにインバータ回路を介して吸引ポンプの回転数を制
御し、透過液量を多段階的に設定透過液量に調整するこ
とを特徴とする請求項1記載の膜分離装置の運転方法。 - 【請求項3】 原液流入管を通して系内へ流入する原液
を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原水槽
への原液流入量を原液流量検知器で測定し、測定した現
原液流入量に見合う信号値を原液流量検知器から制御演
算器に入力し、制御演算器おいて設定透過液量を現原液
流入量に見合って変更することを特徴とする請求項1記
載の膜分離装置の運転方法。 - 【請求項4】 原液流入管を通して系内へ流入する原液
を一旦原水槽に貯留した後に膜分離槽へ供給し、原水槽
の液位を液位計で測定し、測定した液位に見合う信号値
を液位計から制御演算器に入力し、制御演算器おいて設
定透過液量を現液位に見合って変更することを特徴とす
る請求項1記載の膜分離装置の運転方法。 - 【請求項5】 膜分離槽に浸漬した膜モジュールと、膜
モジュールの透過液流路に連通する透過液導出管と、透
過液導出管の途中に介装した吸引ポンプと、透過液導出
管の途中で吸引ポンプの下流側に設けた透過液流量検知
器と、吸引ポンプの回転を制御するインバータ回路と、
流量検知器から入力する測定透過液量に見合う信号値に
応じて前記インバータ回路に吸引ポンプの回転数を指示
する制御演算器とを備えたことを特徴とする膜分離装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124115A JPH07328393A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124115A JPH07328393A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328393A true JPH07328393A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14877302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6124115A Pending JPH07328393A (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328393A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1119679A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 汚水処理装置 |
| JPH11314097A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Kubota Corp | 膜分離装置の運転方法 |
| JP2005193150A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Nippon Filter Kk | ろ過機及びろ過機の流量制御方法 |
| JP2007167827A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 活性汚泥処理装置 |
| JP2011522700A (ja) * | 2008-06-09 | 2011-08-04 | ヴェオリア・ウォーター・ソリューションズ・アンド・テクノロジーズ・サポート | 膜フィルタリングシステムを利用する水処理方法とシステム |
| JP2016022446A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 三浦工業株式会社 | 膜濾過装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237988A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-17 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 廃水処理方法 |
| JPS6411610A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-17 | Sasakura Eng Co Ltd | Operation controller for reverse-osmosis membrane condenser |
| JPH04267986A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-24 | Ebara Corp | 流量変動対応型排水処理装置 |
| JPH04317792A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Kubota Corp | 原水濃縮装置の運転方法 |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP6124115A patent/JPH07328393A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62237988A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-17 | Tamura Seisakusho Co Ltd | 廃水処理方法 |
| JPS6411610A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-17 | Sasakura Eng Co Ltd | Operation controller for reverse-osmosis membrane condenser |
| JPH04267986A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-09-24 | Ebara Corp | 流量変動対応型排水処理装置 |
| JPH04317792A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Kubota Corp | 原水濃縮装置の運転方法 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1119679A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 汚水処理装置 |
| JPH11314097A (ja) * | 1998-05-06 | 1999-11-16 | Kubota Corp | 膜分離装置の運転方法 |
| JP2005193150A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Nippon Filter Kk | ろ過機及びろ過機の流量制御方法 |
| JP2007167827A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Mitsubishi Rayon Eng Co Ltd | 活性汚泥処理装置 |
| JP2011522700A (ja) * | 2008-06-09 | 2011-08-04 | ヴェオリア・ウォーター・ソリューションズ・アンド・テクノロジーズ・サポート | 膜フィルタリングシステムを利用する水処理方法とシステム |
| JP2016022446A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 三浦工業株式会社 | 膜濾過装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4688421B2 (ja) | 浄水システムおよび方法、および前記システムのためのモジュール | |
| CN101754934A (zh) | 控制膜过滤器结垢的方法 | |
| JPH0631273A (ja) | 水を浄化する方法および装置 | |
| JP2001500431A (ja) | 横流濾過装置の運転方法及びこの方法を実施するための装置 | |
| JPH07328393A (ja) | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 | |
| SE516417C2 (sv) | Förfarande och anordning för renspolning av trycksatt vattenrenare | |
| JPH09299944A (ja) | 逆浸透膜を有する淡水製造装置 | |
| JP3894034B2 (ja) | 汚泥の濃縮方法 | |
| JPH08309350A (ja) | 逆浸透膜を用いた水処理方法 | |
| JPH1076143A (ja) | 濾過処理方法及び濾過装置 | |
| JP2684483B2 (ja) | 膜濾過装置 | |
| JP2001334130A (ja) | 流量調整機能付き膜分離ユニット | |
| JPH10118684A (ja) | 浸漬型膜分離活性汚泥装置 | |
| JP3579188B2 (ja) | 濾過装置 | |
| JPH0775782A (ja) | 膜分離方法 | |
| JP4020747B2 (ja) | 濾過装置の運転開始時の安定運転方法 | |
| US20050224412A1 (en) | Water treatment system having upstream control of filtrate flowrate and method for operating same | |
| JP4293848B2 (ja) | 濾過装置の運転方法 | |
| JP2003290766A (ja) | 膜分離排水処理方法および装置 | |
| JP4137231B2 (ja) | 膜分離プロセスの操作圧力の制御方法 | |
| JPH10165781A (ja) | 濾過膜洗浄方法及び濾過膜洗浄装置及び濾過装置 | |
| JP2005270934A (ja) | 膜ろ過方法及び膜ろ過装置 | |
| EP4015068A1 (en) | Control method for a membrane filter system and membrane filter system | |
| JPH0478426A (ja) | 液体の膜分離方法及び装置 | |
| JPS60129106A (ja) | 限外濾過モジュールの運転方法 |