JPH0732842B2 - 水槽内堆積物除去装置 - Google Patents

水槽内堆積物除去装置

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JPH0732842B2
JPH0732842B2 JP60175460A JP17546085A JPH0732842B2 JP H0732842 B2 JPH0732842 B2 JP H0732842B2 JP 60175460 A JP60175460 A JP 60175460A JP 17546085 A JP17546085 A JP 17546085A JP H0732842 B2 JPH0732842 B2 JP H0732842B2
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重次郎 小宮
哲夫 佐々木
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信和産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、水槽、殊に給水塔、空調用冷却塔熱交換塔
の下部水槽内に堆積する砂、泥等を自動的に除去する装
置に関するものである。
<従来技術> この種水槽においては、外気中に含まれる塵埃などによ
り水が汚れ、水槽内に溜り、泥となつて堆積し、水の循
環回路中に流入し、これら循環機器を損傷し、熱交換率
を低下させる。この傾向は火山灰土地域や、砂漠地域で
は顕著である。
このような泥などを一度、水槽内に沈澱させ、循環回路
中への流入を阻止した冷却塔を本件出願人会社は開発
し、実願昭55−23636号(実公昭59−32879号公報)とし
て出願し、当初の効果を発揮できたが、充填材から流下
した水を受ける傾斜底板に付着した泥等を掃除除去する
際には、冷却塔の運転を一時停止し、かつ傾斜底板にせ
き板を介し接続した落ち込み水槽内の水をぬき、せき板
近傍で傾斜底板に設けた泥取出口も開け、沈澱した汚泥
を排出した後、洗滌用水供給口より傾斜底板に洗滌液を
供給し掃除せねばならず、手間を要すると共に、冷却塔
を掃除期間中停止しなければならず運転効率を低減する
こととなり、かつせき板の配置のために、既存の押し込
み水槽の構造を変更する必要があり、簡易に既存の押し
込み水槽に泥などの除去機能を付加することができな
い。
<発明が解決しようとする課題> 本件発明は、前記課題を解決し、既存の水槽底面を何ら
改造することなく、或いは僅かな改造で水槽に泥等の堆
積物除去機能を付与すると共に冷却塔などの運転を停止
することなく水槽底面の掃除を効率良く行い得るように
した水槽内堆積物除去装置を市場に提供することを目的
とする。
<課題を解決するための手段> この課題を解決するために、本件発明は空調用冷却塔、
加熱塔のうちの一種に用いられる平面長方形状の下部水
槽の一辺と平行で、この辺の全長に相当する長さの砂泥
吸出部が、前記水槽底面に設けてあり、この砂泥吸出部
を形成する吸出カバー板の底面は前記水槽底面と平行と
してあり、この吸出カバー板の中央に吸出口が設けてあ
り、この吸出口に連なる吸出管乃至ホースは前記水槽液
中から液面上に伸び更に前記水槽外の吸出式固液分離器
の一次側に接続してあり、前記吸出カバー板の底面には
前記吸出口に向けて、背の低い等高の数本の突条が設け
てあり、これら突条間であって前記水槽底面と吸出カバ
ー板の底面間の間隙に、吸出誘導路が数個区画形成され
ており、これら吸出導電路の吸込口は前記水槽の一辺全
長に亘り分布形成されていることを特徴とする水槽内堆
積物除去装置としてある。
<実施例> この発明の代表的な実施例を説明する。
第1図乃至第5図において、10は、冷却塔用の下部水槽
であり、この水槽10の平面形状は長方形としてあり、そ
の中央部が一短辺に向け高くなるようにこの水槽10の底
面11は形成され、残余の底面11は水平としてある。
この底面11の中央部には、泥などの堆積物を吸出す砂泥
吸出部12が前記水槽10の短辺に平行に設けてあり、この
吸出部12の長さはこの短辺の長さと同一としてある。こ
の中央部を境としてその両側で、前記水槽10の液面下で
前記水槽10の底面11より若干離反した位置には、複数本
(図示では8本)の洗滌液吐出管13が相互平行に水槽底
面全域に亘り水平に沈設してある。各吐出管13に等ピツ
チで穿設した複数個の吐出孔14の方向は、各々水平より
も下向きで前記砂泥吸出部12方向にほヾ向けてあり、こ
れら吐出管13の上流端は、前記水槽10の一長辺に沿い延
設した共通のヘツダーにそれぞれ接続され、洗滌液供給
源(図示せず)に連通している。
この吐出孔14の向きは、好適にはこれらより噴出した液
流が下流の隣接する洗滌液吐出管13の下側に通過する角
度となる。
この固液分離器15の一次側は吸出管又はホース16を介し
前記砂泥吸出部12に連通し、その二次側液吐出口は、前
記水槽10の側壁に開口する水吐出部17に接続管18により
連通し分離した水を前記水槽10に戻す系路が形成されて
いる。前記砂泥吸出部12の位置は、前記水槽10の一短辺
寄りに沿つた位置であつても良く、かつ前記固液分離器
15の二次側液吐出口を外部へ開放し液を放流してもこの
発明としては同一である。また、砂泥吸出部12の吸出口
12aが、水槽10の側板乃至底板を貫通して設けてあつて
も良い。
前記砂泥吸出部12を形成する吸出カバー板20の底面はこ
の水槽10の底面11と平行としてあり、この吸出カバー板
20の中央には、前記砂泥吸出部12の吸出口12aたる吸出
口21が穿設してあり、この吸出口21に向けて放射状に背
の底い等高の突条22がこの吸出カバー板20の底面に設け
てあり、これら突条22間であつて前記水槽10の底面11と
砂泥吸出カバー板20の底間の間隙に、吸出誘導路23が数
区画形成されこれら吸出誘導路23の吸込口23aは、前記
水槽10の短辺全長に亘り分布形成してある。
この砂泥吸出カバー板20の上面には、左右一対の逆U字
形取手24が起立固着してあり、前記砂泥吸出カバー板20
の一対の長辺25、26には、全長に亘り45度傾斜した内向
き突起27、28が対称に配置され、前記水槽10に対してこ
の砂泥吸出カバー板20は取外自在に水槽10の底面11中央
部に前記突条22を下向きとして自己起立設置され、この
設置の際前記長辺25、26は前記水槽10の短辺に平行にセ
ツトされる。
前記砂泥吸出カバー板20の上面を覆う如く載置される砂
切りカバー板30は、断面山形に形成された型材からな
り、その頂部中央には、逆U字形の取手31が1ケ取付け
てあり、この砂切りカバー板30の左右一対の傾斜面32、
33はそれぞれ45度で傾斜し、各傾斜面32、33の下端32
a、33a寄りに、長手方向で間隔を置いて、有幅で断面
状の支持板34が数個(図示の場合では4個)左右傾斜面
32、33間に架設されている。
前記砂切りカバー板30の幅寸法、即ち、左右傾斜面32、
33の下端32aと33a間の幅寸法bは、前記砂泥吸出カバー
板20の幅寸法b0に符合して形成され、これら傾斜面32、
33の下端32a、33aと前記支持板34の水平な辺35の下面
は、同一平面内に位置し、各支持板34の両端部36、37と
各傾斜面32、33内面の付け根部38、39に、前記砂泥吸出
カバー板20の左右一対の内向き突起27、28が、掛合自在
としてあり、この掛合時に、前記支持板34の水平な辺35
は、この砂泥吸出カバー板20の上面に載置され、前記水
槽10底面の中央部に砂泥吸出カバー板20に対して砂切り
カバー板30が分離自在に一体に配置される。
<作用> 前記構成の本件装置発明の作用を次に説明する。
先ず、前記水槽10の底面上に前記吸出カバー板20を載置
し、かつこの吸出カバー板20の上に砂切りカバー板30を
乗せ、吸出カバー板20上面を砂切りカバー板30で覆つた
状態とし、この水槽10内に水張りし、従来同様に冷却塔
充填材を流下して来た冷却水又は被冷却水をこの水槽10
内に収集し、冷却塔上部水槽又は冷凍機に循環させる。
この冷却塔の運転中に外気中に混入する塵埃により冷却
水が汚れ、泥となり水槽10の底面11上に堆積する泥など
の堆積物は、前記吐出管13の各吐出孔14から砂泥吸出部
12に向けてこの底面11に沿い流れる洗滌液流Aにより押
し流され、前記砂泥吸出部12に寄せられた砂乃至泥は前
記吸出誘導路23を流れる水流と共に前記吸出式固液分離
器15に吸い出される。
この際、砂泥吸出部12における吸出カバー板20の上面
は、前記砂切りカバー板30により覆れているため、この
砂泥吸出部12上に滞積しようとする砂、泥などの堆積物
は、砂切りカバー板30の左右一対の傾斜側辺に沿い吸出
カバー板20の左右側辺に振り分けられ、砂切りされてそ
の吸出誘導路23の吸込口23a外周に落下集中し砂泥吸出
部12上部に砂、泥などの堆積物が滞積することはなく、
常に砂泥吸出部12の上部は、清浄な状態に維持される。
次いで、前記吸出式固液分離器15において水と分離され
た砂、泥などの堆積物は、外部へ排出除去され、水のみ
が接続管17を介して前記水槽10側壁の水吐出部16に戻さ
れ、再度冷却水として冷凍機などへこの水槽10から供給
され循環する。
前記吸出カバー板20及び砂切りカバー板30が長期間の使
用により汚れ、また破損に伴う交換をする時には、前記
水槽10外へ別々に取出し、清掃し又は新品のものと交換
する。
前記実施例の説明では、水槽10を冷却塔の下部水槽とし
たが、上水の給水槽、熱交換塔の下部水槽としても、こ
の発明としては同一である。
前記実施例においては、洗滌吐出管13を8本平行に配管
した態様を説明したが、中央の砂泥吸出部12を境として
左右2本、洗滌吐出管13をこの水槽10の底面の短辺寄り
部分から吸出部12位置まで水平往復動自在に装備し、定
期的に吐出管13を往復移動させ、吐出する洗滌液により
底面全域を洗滌した態様でも、この発明の技術的範囲に
属する。
また、前記砂泥吸出部12を前記水槽10の底面11全域に亘
り移動させて砂泥を吸引除去してもこの発明としては同
一である。
<発明の効果> 前記の通り構成した本件発明の効果を説明する。
前記砂泥吸出部を前記吸出カバー板により構成したこと
により、その構造が簡単となり、前記堆積物の収集、水
槽からの吸引作業を殆ど故障なく行なうことができる。
この吸出カバー板の底面に同一高さの前記突条を形成す
ることによりこの吸出カバー板を水槽の底面中央に水平
に設置するのみで、底面を加工することなく簡易に砂泥
吸出部をこの底面の一部に形成することができる。
<実施例固有の効果> この水槽10の底面11の一部に設置された吸出カバー板20
の上部は、前記断面山形の砂切りカバー板30により覆わ
れる実施例においては、吸出カバー板20の上部に堆積物
が滞留するのを阻止でき、この吸出カバー板20上に落下
した堆積物をこの砂切りカバー板30により吸出カバー板
20の左右に振分け、その底面の吸出口21に向け吸い込む
ことを確実にできる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明に係るもので、第1図はこの装置の代表
的実施例を示す概略平面図、第2図はその縦断側面図、
第3図は、その吸出部構造の代表的実施例を示す拡大縦
断面図、第4図は、第3図の吸出カバー板の底面図およ
び第5図はその砂切りカバー板の平面図である。 図中の主な記号の説明 10……水槽、12……吸出部、 13……洗滌液吐出管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調用冷却塔、加熱塔のうちの一種に用い
    られる平面長方形状の下部水槽の一辺と平行で、この辺
    の全長に相当する長さの砂泥吸出部が、前記水槽底面に
    設けてあり、この砂泥吸出部を形成する吸出カバー板の
    底面は前記水槽底面と平行としてあり、この吸出カバー
    板の中央に吸出口が設けてあり、この吸出口に連なる吸
    出管乃至ホースは前記水槽液中から液面上に伸び更に前
    記水槽外の吸出式固液分離器の一次側に接続してあり、
    前記吸出カバー板の底面には前記吸出口に向けて、背の
    低い等高の数本の突条が設けてあり、これら突条間であ
    って前記水槽底面と吸出カバー板の底面間の間隙に、吸
    出誘導路が数個区画形成されており、これら吸出導電路
    の吸込口は前記水槽の一辺全長に亘り分布形成されてい
    ることを特徴とする水槽内堆積物除去装置。
  2. 【請求項2】前記吸出カバー板は、上面を断面山形の砂
    切りカバー板で覆われた吸出カバー板としてある特許請
    求の範囲第1項記載の水槽内堆積物除去装置。
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