JPH0732885B2 - 遠心濾過機の基礎層除去方法 - Google Patents
遠心濾過機の基礎層除去方法Info
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- JPH0732885B2 JPH0732885B2 JP4153039A JP15303992A JPH0732885B2 JP H0732885 B2 JPH0732885 B2 JP H0732885B2 JP 4153039 A JP4153039 A JP 4153039A JP 15303992 A JP15303992 A JP 15303992A JP H0732885 B2 JPH0732885 B2 JP H0732885B2
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠心濾過機の基礎層除去
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、公知のバスケット式遠心濾過機
においては、図3の縦断面図に示すように、給液管1を
経て回転バスケット2内に供給された原液は、遠心力の
作用を受け、濾液は回転バスケット2の内周に貼着され
た濾布3を透過して外部に取り出され、固形分は濾布上
に堆積沈降してケーキ7を形成し、掻取ナイフ8によっ
て濾布上のケ−キ層を除去し、シュート9を経て外部に
排出するようにしている。この際、濾布を損傷しないよ
うに、薄いケーキ層を残して除去している。ところが、
上記の操作を繰り返して長時間の稼働ののちには、濾布
上に掻き残されたケーキの最内層は固化して硬い層(以
下、基礎層という)を形成し、濾過抵抗が大きくなり、
濾布による濾過作用を阻害する原因になっている。
においては、図3の縦断面図に示すように、給液管1を
経て回転バスケット2内に供給された原液は、遠心力の
作用を受け、濾液は回転バスケット2の内周に貼着され
た濾布3を透過して外部に取り出され、固形分は濾布上
に堆積沈降してケーキ7を形成し、掻取ナイフ8によっ
て濾布上のケ−キ層を除去し、シュート9を経て外部に
排出するようにしている。この際、濾布を損傷しないよ
うに、薄いケーキ層を残して除去している。ところが、
上記の操作を繰り返して長時間の稼働ののちには、濾布
上に掻き残されたケーキの最内層は固化して硬い層(以
下、基礎層という)を形成し、濾過抵抗が大きくなり、
濾布による濾過作用を阻害する原因になっている。
【0003】上記の基礎層を除去するために、従来は所
定の稼働時間ごとに濾過機の運転を停止し、その開閉蓋
を開き、回転バスケット内面に固着している基礎層をナ
イフ、スクレーパー等を使用して手作業で除去してい
る。しかしながら、この手作業による基礎層の除去作業
には多大の労力と時間を要し、しかも1日に2〜3回必
要な場合もあるので、遠心濾過機の稼働率の低下を招い
ている。そこで本出願人は先に特公昭64−10266
号で次の方法を提案した。すなわち、濾布の裏面から給
水して基礎層を膨潤したのちに、高圧水をケーキ層に噴
射して剥離するとともに、スラリー化してスキミング管
により機外に排出する方法である。しかしながら、この
方法にも次の様な問題があることが分かった。第一には
ケーキの性状によっては、スラリー化しないものがある
ことであり、第二には、スラリーの濃度調節が難しいこ
とである。すなわち、噴射水が多すぎると多量の排水が
出る恐れがあり、逆に少なすぎた場合には流動性が悪く
て排出が困難であることである。
定の稼働時間ごとに濾過機の運転を停止し、その開閉蓋
を開き、回転バスケット内面に固着している基礎層をナ
イフ、スクレーパー等を使用して手作業で除去してい
る。しかしながら、この手作業による基礎層の除去作業
には多大の労力と時間を要し、しかも1日に2〜3回必
要な場合もあるので、遠心濾過機の稼働率の低下を招い
ている。そこで本出願人は先に特公昭64−10266
号で次の方法を提案した。すなわち、濾布の裏面から給
水して基礎層を膨潤したのちに、高圧水をケーキ層に噴
射して剥離するとともに、スラリー化してスキミング管
により機外に排出する方法である。しかしながら、この
方法にも次の様な問題があることが分かった。第一には
ケーキの性状によっては、スラリー化しないものがある
ことであり、第二には、スラリーの濃度調節が難しいこ
とである。すなわち、噴射水が多すぎると多量の排水が
出る恐れがあり、逆に少なすぎた場合には流動性が悪く
て排出が困難であることである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みて提案されたもので、基礎層の除去作業の省力
化を図ると共に、遠心濾過機の稼働率を高め、設備費も
低価格でかつ効率的な遠心濾過機の基礎層除去方法を提
案することを目的とする。
情に鑑みて提案されたもので、基礎層の除去作業の省力
化を図ると共に、遠心濾過機の稼働率を高め、設備費も
低価格でかつ効率的な遠心濾過機の基礎層除去方法を提
案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、遠
心濾過機の回転バスケットの濾布面に形成されたケ−キ
の基礎層を除去するに当り,上記回転バスケットを緩速
度で回転して、半径方向に移動可能な噴射ノズルを同基
礎層の直上位置に移動したのち、同噴射ノズルから加圧
気体を同基礎層へ噴射して基礎層を剥離するとともに、
同基礎層を掻取ナイフで掻取って、これを排出シュート
に落下せしめて上記回転バスケットの外部に排出するよ
うにしたことを特徴とする。
心濾過機の回転バスケットの濾布面に形成されたケ−キ
の基礎層を除去するに当り,上記回転バスケットを緩速
度で回転して、半径方向に移動可能な噴射ノズルを同基
礎層の直上位置に移動したのち、同噴射ノズルから加圧
気体を同基礎層へ噴射して基礎層を剥離するとともに、
同基礎層を掻取ナイフで掻取って、これを排出シュート
に落下せしめて上記回転バスケットの外部に排出するよ
うにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成によれば、基礎層除去作業時
は、回転バスケットを緩速度回転に移行する。回転数は
ケーキの剥離に必要な時間等を考慮して決定するが、実
際には60〜100rpmの範囲である。次に噴射ノズ
ルを基礎層に向かって外向半径方向へ移動してその直上
の至近位置に至らせる。ここで噴射ノズルから、約5〜
10気圧の窒素ガス等の加圧気体を基礎層の表面に対し
てケーキの性状に応じて横鉛直面内で直角方向又は斜め
方向から噴射する。そうすると、噴射ノズルから噴射さ
れる加圧気体は、基礎層に当たり、その衝撃力で基礎層
を濾布から剥離する。加圧気体の圧力としては、低すぎ
た場合は衝撃力を発生せず、また高すぎた場合には、衝
撃力が強すぎて濾布を損傷する恐れがあるので、適宜な
圧力が選定される。剥離されて脱落した基礎層は、回転
するバスケットとともに回動し、バスケットの最上部近
くに配設される掻取ナイフによって掻取られ、排出シュ
ートを経由して機外に排出される。本発明の方法は、ケ
ーキの性状が非圧縮性で比較的含液率の低いような場合
に特に良好な結果が得られる。
は、回転バスケットを緩速度回転に移行する。回転数は
ケーキの剥離に必要な時間等を考慮して決定するが、実
際には60〜100rpmの範囲である。次に噴射ノズ
ルを基礎層に向かって外向半径方向へ移動してその直上
の至近位置に至らせる。ここで噴射ノズルから、約5〜
10気圧の窒素ガス等の加圧気体を基礎層の表面に対し
てケーキの性状に応じて横鉛直面内で直角方向又は斜め
方向から噴射する。そうすると、噴射ノズルから噴射さ
れる加圧気体は、基礎層に当たり、その衝撃力で基礎層
を濾布から剥離する。加圧気体の圧力としては、低すぎ
た場合は衝撃力を発生せず、また高すぎた場合には、衝
撃力が強すぎて濾布を損傷する恐れがあるので、適宜な
圧力が選定される。剥離されて脱落した基礎層は、回転
するバスケットとともに回動し、バスケットの最上部近
くに配設される掻取ナイフによって掻取られ、排出シュ
ートを経由して機外に排出される。本発明の方法は、ケ
ーキの性状が非圧縮性で比較的含液率の低いような場合
に特に良好な結果が得られる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面について説明する
と、図1はその縦断面図、図2は図1の正面図兼横断面
図である。上図において、図3と同一の符号はそれぞれ
同図と同一の部材を示している。11は内蔵する回転バ
スケット2を軸受12を介して片持ちレバー的に枢支す
るケーシング、15は複数の噴射ノズル14が適宜間隔
で軸方向に配設され油圧シリンダー17及びクランク1
8を介して加圧気体Gを回転バスケット2の内周の濾布
面に噴射することによりその衝撃力で基礎層を剥離する
噴射ノズルヘッダーである。19は回転バスケット2を
ベルト21を介して回転するインバーター制御のモータ
ーである。本実施例においては、複数個の噴射ノズル1
4が配設されたヘッダー15を用いているが、噴射ノズ
ル14を1個として、これを図示はされない駆動シリン
ダーにより軸方向に移動する方法も可能であり、加圧気
体の流量の節減の点からも好ましいことである。
と、図1はその縦断面図、図2は図1の正面図兼横断面
図である。上図において、図3と同一の符号はそれぞれ
同図と同一の部材を示している。11は内蔵する回転バ
スケット2を軸受12を介して片持ちレバー的に枢支す
るケーシング、15は複数の噴射ノズル14が適宜間隔
で軸方向に配設され油圧シリンダー17及びクランク1
8を介して加圧気体Gを回転バスケット2の内周の濾布
面に噴射することによりその衝撃力で基礎層を剥離する
噴射ノズルヘッダーである。19は回転バスケット2を
ベルト21を介して回転するインバーター制御のモータ
ーである。本実施例においては、複数個の噴射ノズル1
4が配設されたヘッダー15を用いているが、噴射ノズ
ル14を1個として、これを図示はされない駆動シリン
ダーにより軸方向に移動する方法も可能であり、加圧気
体の流量の節減の点からも好ましいことである。
【0008】このような装置において、基礎層の除去作
業は下記の要領で行われる。 (1)回転バスケット2を、インバーター制御によりモ
ーター19を緩速回転に移行して、その回転数を適宜速
度に減速する。 (2)噴射ノズルヘッダー15を図2に実線で示すよう
に、油圧シリンダー17及びクランク18を介して基礎
層の直上至近位置に移動したのち、噴射ノズル14より
適宜圧力の加圧窒素ガスを噴射して基礎層を剥離する。 (3)掻取ナイフ8を半径方向外向きに駆動して最深位
置にセットする。 (4)濾布面から剥離された基礎層は、回転バスケット
とともに回動して掻取ナイフ8の位置迄移動して掻取ナ
イフ8に当接して、その直下の排出シュート9に落下し
て機外に排出される。
業は下記の要領で行われる。 (1)回転バスケット2を、インバーター制御によりモ
ーター19を緩速回転に移行して、その回転数を適宜速
度に減速する。 (2)噴射ノズルヘッダー15を図2に実線で示すよう
に、油圧シリンダー17及びクランク18を介して基礎
層の直上至近位置に移動したのち、噴射ノズル14より
適宜圧力の加圧窒素ガスを噴射して基礎層を剥離する。 (3)掻取ナイフ8を半径方向外向きに駆動して最深位
置にセットする。 (4)濾布面から剥離された基礎層は、回転バスケット
とともに回動して掻取ナイフ8の位置迄移動して掻取ナ
イフ8に当接して、その直下の排出シュート9に落下し
て機外に排出される。
【0009】
【発明の効果】このような装置によれば、下記の効果が
奏せられるので、本発明は産業上極めて有益である。 (1)基礎層の除去作業が機械化されて運転員の省力化
ができる。 (2)基礎層の除去作業の所要時間を時間単位から分単
位に大巾に短縮し、遠心濾過機の稼働率を高める。 (3)本発明は横型遠心濾過機のサイホン式、非サイホ
ン式のいずれの型式にも適用することができる。 (4)噴射ノズルを濾材面に接近して加圧気体を噴射す
るので、基礎層が除去されるとともに濾材表面での目詰
まり防止の効果も得られる。 (5)基礎層が脱液されたケーキの状態で回収されるの
で、製品としての利用やそのまま乾燥工程への移送が可
能である。
奏せられるので、本発明は産業上極めて有益である。 (1)基礎層の除去作業が機械化されて運転員の省力化
ができる。 (2)基礎層の除去作業の所要時間を時間単位から分単
位に大巾に短縮し、遠心濾過機の稼働率を高める。 (3)本発明は横型遠心濾過機のサイホン式、非サイホ
ン式のいずれの型式にも適用することができる。 (4)噴射ノズルを濾材面に接近して加圧気体を噴射す
るので、基礎層が除去されるとともに濾材表面での目詰
まり防止の効果も得られる。 (5)基礎層が脱液されたケーキの状態で回収されるの
で、製品としての利用やそのまま乾燥工程への移送が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の部分正面及び断面図である。
【図3】公知の遠心濾過機を示す縦断面図である。
1:給液管、2:バスケット、3:濾布、4:濾液孔、
7:ケーキ、8:掻取ナイフ、9:シュート、11:ケ
ーシング、12:軸受、14:洗浄ノズル、15:ノズ
ルヘッダー、16:洗浄液供給管、17:油圧シリンダ
ー、18:クランク、19:モータ−、21:ベルト、
F:原液、C:ケーキ、G:加圧気体。
7:ケーキ、8:掻取ナイフ、9:シュート、11:ケ
ーシング、12:軸受、14:洗浄ノズル、15:ノズ
ルヘッダー、16:洗浄液供給管、17:油圧シリンダ
ー、18:クランク、19:モータ−、21:ベルト、
F:原液、C:ケーキ、G:加圧気体。
Claims (1)
- 【請求項1】遠心濾過機の回転バスケットの濾布面に形
成されたケ−キの基礎層を除去するに当り,上記回転バ
スケットを緩速度で回転して、半径方向に移動可能な噴
射ノズルを同基礎層の直上位置に移動したのち、同噴射
ノズルから加圧気体を同基礎層へ噴射して基礎層を剥離
するとともに、同基礎層を掻取ナイフで掻取って、これ
を排出シュートに落下せしめて上記回転バスケットの外
部に排出するようにしたことを特徴とする遠心濾過機の
基礎層除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153039A JPH0732885B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 遠心濾過機の基礎層除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4153039A JPH0732885B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 遠心濾過機の基礎層除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05317754A JPH05317754A (ja) | 1993-12-03 |
| JPH0732885B2 true JPH0732885B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=15553643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4153039A Expired - Fee Related JPH0732885B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 遠心濾過機の基礎層除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732885B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102600993A (zh) * | 2012-03-30 | 2012-07-25 | 江苏赛德力制药机械制造有限公司 | 剔除残余滤饼的刮刀卸料离心机 |
| TWI601574B (zh) * | 2015-12-25 | 2017-10-11 | Wei Jheng Lin | Separating and recycling machine automatic operation method |
| CN117548244B (zh) * | 2024-01-11 | 2024-04-09 | 江苏赛德力制药机械制造有限公司 | 一种应用在离心机上的残余滤饼刮除结构 |
-
1992
- 1992-05-21 JP JP4153039A patent/JPH0732885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05317754A (ja) | 1993-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090412 Year of fee payment: 14 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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