JPH07329007A - 突板化粧合板の製造方法 - Google Patents
突板化粧合板の製造方法Info
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- JPH07329007A JPH07329007A JP12218194A JP12218194A JPH07329007A JP H07329007 A JPH07329007 A JP H07329007A JP 12218194 A JP12218194 A JP 12218194A JP 12218194 A JP12218194 A JP 12218194A JP H07329007 A JPH07329007 A JP H07329007A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】突板化粧合板用の接着剤として、アクリル系エ
マルション(a)のTgが−30〜+90℃の芳香族ビ
ニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、
アミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン
酸の共重合体及び/又は、アクリル系エマルション
(b)のコアー層のTgが−10〜+90℃の芳香族ビ
ニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、
アミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン
酸の共重合体で、シェル層のTgが−50〜+20℃の
芳香族ビニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモ
ノマー及び、不飽和カルボン酸の共重合体である、二層
構造よりなるアクリル系エマルション(b)及び/又
は、アクリル系エマルション(a)に、炭酸亜鉛アンモ
ニウム水溶液又は、強酸を配合し得られる突板化粧合板
の製造方法。 【効果】本発明の突板化粧合板の製造方法は、従来の接
着剤のごとくアミノ系縮合樹脂を併用することなく、耐
温水性、耐煮沸性等に優れ、且つ作業環境的にも優れ、
突板化粧合板の製造方法として極めて有用である。
マルション(a)のTgが−30〜+90℃の芳香族ビ
ニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、
アミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン
酸の共重合体及び/又は、アクリル系エマルション
(b)のコアー層のTgが−10〜+90℃の芳香族ビ
ニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、
アミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン
酸の共重合体で、シェル層のTgが−50〜+20℃の
芳香族ビニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモ
ノマー及び、不飽和カルボン酸の共重合体である、二層
構造よりなるアクリル系エマルション(b)及び/又
は、アクリル系エマルション(a)に、炭酸亜鉛アンモ
ニウム水溶液又は、強酸を配合し得られる突板化粧合板
の製造方法。 【効果】本発明の突板化粧合板の製造方法は、従来の接
着剤のごとくアミノ系縮合樹脂を併用することなく、耐
温水性、耐煮沸性等に優れ、且つ作業環境的にも優れ、
突板化粧合板の製造方法として極めて有用である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合板を基板とした突板化
粧合板の製造方法に関するものである。更に詳しくは、
突板表面への接着剤の浸み出し汚染防止と、寒熱繰り返
し試験により突板が干割れを起こすことなく、耐温水及
び耐煮沸性接着力に優れた突板化粧合板の製造方法に関
する。
粧合板の製造方法に関するものである。更に詳しくは、
突板表面への接着剤の浸み出し汚染防止と、寒熱繰り返
し試験により突板が干割れを起こすことなく、耐温水及
び耐煮沸性接着力に優れた突板化粧合板の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、突板化粧合板用接着剤又はバイン
ダーとしては、熱硬化性である尿素系縮合樹脂、メラミ
ン系縮合樹脂、メラミン−尿素系縮合樹脂、又は尿素−
メラミン系縮合樹脂(以下アミノ系縮合樹脂と略称す
る)を単独で用いる他、これ等アミノ系縮合樹脂と酢酸
ビニル系エマルション、又はスチレン−ブタジエン系共
重合体ラテックスの配合物が広く用いられている。通常
これらの接着剤又はバインダーの実際の使用に当たって
は、水、小麦粉、硬化剤等を配合後(以下配合糊と略称
する)、被着体に種々の方法で塗布し、加熱圧締され製
造されている。
ダーとしては、熱硬化性である尿素系縮合樹脂、メラミ
ン系縮合樹脂、メラミン−尿素系縮合樹脂、又は尿素−
メラミン系縮合樹脂(以下アミノ系縮合樹脂と略称す
る)を単独で用いる他、これ等アミノ系縮合樹脂と酢酸
ビニル系エマルション、又はスチレン−ブタジエン系共
重合体ラテックスの配合物が広く用いられている。通常
これらの接着剤又はバインダーの実際の使用に当たって
は、水、小麦粉、硬化剤等を配合後(以下配合糊と略称
する)、被着体に種々の方法で塗布し、加熱圧締され製
造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】突板化粧合板は周知の
ごとく床材、壁材、家具類等に多用されている。突板の
厚さが薄くなるほど突板表面への接着剤の浸み出し及
び、干割れ(木目に沿って発生する細かい亀裂)が多発
生する問題がある。突板の干割れの発生は、熱圧締時及
び圧締後に生じるか、季節の温度変化の寒熱繰り返しに
より生じる。突板用接着剤としてアミノ系縮合樹脂を用
いた場合、耐温水性及び耐煮沸性等の接着力は優れるも
のの、接着剤が熱硬化性樹脂であるため接着剤硬化物が
硬過ぎ、薄い突板が無数の干割れを起こすと同時に、突
板表面にアミノ系縮合樹脂が浸み出し光沢を発し、商品
価値を著しく低下させ、浸み出し量が多いと商品になら
ないと言う問題があった。
ごとく床材、壁材、家具類等に多用されている。突板の
厚さが薄くなるほど突板表面への接着剤の浸み出し及
び、干割れ(木目に沿って発生する細かい亀裂)が多発
生する問題がある。突板の干割れの発生は、熱圧締時及
び圧締後に生じるか、季節の温度変化の寒熱繰り返しに
より生じる。突板用接着剤としてアミノ系縮合樹脂を用
いた場合、耐温水性及び耐煮沸性等の接着力は優れるも
のの、接着剤が熱硬化性樹脂であるため接着剤硬化物が
硬過ぎ、薄い突板が無数の干割れを起こすと同時に、突
板表面にアミノ系縮合樹脂が浸み出し光沢を発し、商品
価値を著しく低下させ、浸み出し量が多いと商品になら
ないと言う問題があった。
【0004】アミノ系縮合樹脂の改良は種々試みられて
いるが、突板表面の干割れを若干向上させることはでき
るが満足される結果になっていない。また、熱可塑性の
酢酸ビニル系エマルションのごとく樹脂エマルションを
アミノ系縮合樹脂と配合する方法や、ガラス転移温度
(以下Tgと略称する)が低く中性域のpHであるスチ
レン−ブタジエン共重合体ラテックスのごとく、エラス
トマーをアミノ系縮合樹脂と配合する試みがなされてい
る。突板用接着剤として前者の酢酸ビニル系エマルショ
ンを用いた場合、耐温水及び耐煮沸性接着力(以下耐水
接着力と略称する)を補うため多量のアミノ系縮合樹脂
の配合が必須となり、突板の干割れはアミノ系縮合樹脂
に比し若干の向上は見られるものの満足されるものでは
なかった。後者のスチレン−ブタジエン共重合体ラテッ
クスを用いた場合も、耐水接着力を補うため若干量のア
ミノ系縮合樹脂を併用することが必要で、突板の干割れ
についても前記酢酸ビニル系エマルションを用いた場合
より優れてはいるものの満足されていない。また、スチ
レン−ブタジエン共重合体ラテックスを用いた場合、小
麦粉との混和性に欠け配合糊は高粘度化し流動性が悪く
なり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際の塗布性
及び機械的安定性が悪く安定的な塗布状態が得られず、
干割れは勿論耐水接着力等を著しく低下させる。アミノ
系縮合樹脂と熱可塑性の酢酸ビニル系エマルション、ス
チレン−ブタジエン共重合体ラテックスの配合比等を変
え試みた例もあるが、突板の干割れ、接着剤の浸み出し
汚染、耐水接着力等を全て満足させる結果になっていな
い。
いるが、突板表面の干割れを若干向上させることはでき
るが満足される結果になっていない。また、熱可塑性の
酢酸ビニル系エマルションのごとく樹脂エマルションを
アミノ系縮合樹脂と配合する方法や、ガラス転移温度
(以下Tgと略称する)が低く中性域のpHであるスチ
レン−ブタジエン共重合体ラテックスのごとく、エラス
トマーをアミノ系縮合樹脂と配合する試みがなされてい
る。突板用接着剤として前者の酢酸ビニル系エマルショ
ンを用いた場合、耐温水及び耐煮沸性接着力(以下耐水
接着力と略称する)を補うため多量のアミノ系縮合樹脂
の配合が必須となり、突板の干割れはアミノ系縮合樹脂
に比し若干の向上は見られるものの満足されるものでは
なかった。後者のスチレン−ブタジエン共重合体ラテッ
クスを用いた場合も、耐水接着力を補うため若干量のア
ミノ系縮合樹脂を併用することが必要で、突板の干割れ
についても前記酢酸ビニル系エマルションを用いた場合
より優れてはいるものの満足されていない。また、スチ
レン−ブタジエン共重合体ラテックスを用いた場合、小
麦粉との混和性に欠け配合糊は高粘度化し流動性が悪く
なり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際の塗布性
及び機械的安定性が悪く安定的な塗布状態が得られず、
干割れは勿論耐水接着力等を著しく低下させる。アミノ
系縮合樹脂と熱可塑性の酢酸ビニル系エマルション、ス
チレン−ブタジエン共重合体ラテックスの配合比等を変
え試みた例もあるが、突板の干割れ、接着剤の浸み出し
汚染、耐水接着力等を全て満足させる結果になっていな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アクリル
系エマルションで小麦粉との混和性と機械的安定性を有
し、突板の干割れ、接着剤の浸み出し汚染、更には耐水
接着力を具備したエマルション型接着剤の開発の検討を
重ねた結果、小麦粉との混和性とロールコーター等での
塗布時の機械的安定性はアクリル系エマルションのpH
に依存するところが大きく、突板の干割れ防止、接着剤
の浸み出し汚染及び耐水接着力向上にはアクリル系エマ
ルションのTgと、一般的に言われる官能基モノマーの
影響が極めて大きいことを見いだした。即ち、耐水接着
力を付与するためにはアミド基を有するアクリルモノマ
ーを共重合させることが最も効果的であるが、小麦粉と
の混和性は著しく阻害される。この混和性は不飽和カル
ボン酸を共重合させ、低pH域に調整することで付与さ
れる。これ等両物性を兼備させるためには、コアーシェ
ル構造のごとく異相構造とし、コアー層にアミド基を有
するアクリルモノマーを用い、シェル層に不飽和カルボ
ン酸を共重合させることで目的が達成されることを見い
だした。また、通常の一層構造のアクリル系エマルショ
ンでは、前記アクリル系エマルションとは異なり異相構
造を持たないため小麦粉との混和性が悪くなるが、ポバ
ール水溶液を配合することにより、小麦粉との混和性を
付与することができ目的が達成されることを見いだし
た。更にアクリル系エマルション中の不飽和カルボン酸
を亜鉛化合物で金属架橋するか、強酸を配合することで
自己架橋反応し、耐水接着力は著しく向上することを見
いだした。以上の知見に基づいて鋭意検討し、本発明を
完成した。
系エマルションで小麦粉との混和性と機械的安定性を有
し、突板の干割れ、接着剤の浸み出し汚染、更には耐水
接着力を具備したエマルション型接着剤の開発の検討を
重ねた結果、小麦粉との混和性とロールコーター等での
塗布時の機械的安定性はアクリル系エマルションのpH
に依存するところが大きく、突板の干割れ防止、接着剤
の浸み出し汚染及び耐水接着力向上にはアクリル系エマ
ルションのTgと、一般的に言われる官能基モノマーの
影響が極めて大きいことを見いだした。即ち、耐水接着
力を付与するためにはアミド基を有するアクリルモノマ
ーを共重合させることが最も効果的であるが、小麦粉と
の混和性は著しく阻害される。この混和性は不飽和カル
ボン酸を共重合させ、低pH域に調整することで付与さ
れる。これ等両物性を兼備させるためには、コアーシェ
ル構造のごとく異相構造とし、コアー層にアミド基を有
するアクリルモノマーを用い、シェル層に不飽和カルボ
ン酸を共重合させることで目的が達成されることを見い
だした。また、通常の一層構造のアクリル系エマルショ
ンでは、前記アクリル系エマルションとは異なり異相構
造を持たないため小麦粉との混和性が悪くなるが、ポバ
ール水溶液を配合することにより、小麦粉との混和性を
付与することができ目的が達成されることを見いだし
た。更にアクリル系エマルション中の不飽和カルボン酸
を亜鉛化合物で金属架橋するか、強酸を配合することで
自己架橋反応し、耐水接着力は著しく向上することを見
いだした。以上の知見に基づいて鋭意検討し、本発明を
完成した。
【0006】即ち本発明は、次の(1)〜(7)の通り
である。 (1)芳香族ビニル系モノマー、不飽和カルボン酸エス
テルモノマー、アミド基を有するアクリルモノマー及び
不飽和カルボン酸の共重合体である単層構造のアクリル
系エマルション(a)及び/又はコアー層が芳香族ビニ
ル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、ア
ミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン酸
の共重合体、シェル層が芳香族ビニル系モノマー、不飽
和カルボン酸エステルモノマー及び不飽和カルボン酸の
共重合体である、二層構造よりなるアクリル系エマルシ
ョン(b)に、炭酸亜鉛アンモニウム又は強酸(c)を
必須成分として配合した接着剤を使用することを特徴と
する突板化粧合板の製造方法。 (2)アクリル系エマルション(a)のガラス転移温度
(Tg)が−30〜+90℃、アクリル系エマルション
(b)のコアー層のガラス転移温度(Tg)が−10〜
+90℃、シェル層のガラス転移温度(Tg)が−50
〜+20℃、であることを特徴とする(1)記載の突板
化粧合板の製造方法。 (3)アクリル系エマルション(b)のコアー層/シェ
ル層のモノマー構成比が、モノマー総量100重量部あ
たり、30〜70/70〜30重量部であることを特徴
とする(1)記載の突板化粧合板の製造方法。 (4)アクリル系エマルション(a)が、構成モノマー
総量100重量部あたり、アミド基を有するアクリルモ
ノマーが1〜6重量部及び不飽和カルボン酸が1〜10
重量部、共重合されたものであり、アクリル系エマルシ
ョン(b)のコアー層が、コアー層構成モノマー総量1
00重量部あたり、アミド基を有するアクリルモノマー
及び不飽和カルボン酸が各1〜6重量部、シェル層が、
シェル層構成モノマー総量100重量部あたり、不飽和
カルボン酸が1〜10重量部、それぞれ共重合されたも
のであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板の
製造方法。 (5)アクリル系エマルション(a)及び(b)が、ア
ンモニア水を用いてpH4〜6の範囲に調整したもので
あることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板の製造
方法。 (6)炭酸亜鉛アンモニウム(c)が、水、炭酸アンモ
ニウム、酸化亜鉛及びアンモニア水からなる15〜20
重量%濃度の透明な水溶液で、pH9〜10に調整され
たものであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合
板の製造方法。 (7)強酸(c)が、酸の解離定数(pKa)3以下の
ものであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板
の製造方法。
である。 (1)芳香族ビニル系モノマー、不飽和カルボン酸エス
テルモノマー、アミド基を有するアクリルモノマー及び
不飽和カルボン酸の共重合体である単層構造のアクリル
系エマルション(a)及び/又はコアー層が芳香族ビニ
ル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマー、ア
ミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カルボン酸
の共重合体、シェル層が芳香族ビニル系モノマー、不飽
和カルボン酸エステルモノマー及び不飽和カルボン酸の
共重合体である、二層構造よりなるアクリル系エマルシ
ョン(b)に、炭酸亜鉛アンモニウム又は強酸(c)を
必須成分として配合した接着剤を使用することを特徴と
する突板化粧合板の製造方法。 (2)アクリル系エマルション(a)のガラス転移温度
(Tg)が−30〜+90℃、アクリル系エマルション
(b)のコアー層のガラス転移温度(Tg)が−10〜
+90℃、シェル層のガラス転移温度(Tg)が−50
〜+20℃、であることを特徴とする(1)記載の突板
化粧合板の製造方法。 (3)アクリル系エマルション(b)のコアー層/シェ
ル層のモノマー構成比が、モノマー総量100重量部あ
たり、30〜70/70〜30重量部であることを特徴
とする(1)記載の突板化粧合板の製造方法。 (4)アクリル系エマルション(a)が、構成モノマー
総量100重量部あたり、アミド基を有するアクリルモ
ノマーが1〜6重量部及び不飽和カルボン酸が1〜10
重量部、共重合されたものであり、アクリル系エマルシ
ョン(b)のコアー層が、コアー層構成モノマー総量1
00重量部あたり、アミド基を有するアクリルモノマー
及び不飽和カルボン酸が各1〜6重量部、シェル層が、
シェル層構成モノマー総量100重量部あたり、不飽和
カルボン酸が1〜10重量部、それぞれ共重合されたも
のであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板の
製造方法。 (5)アクリル系エマルション(a)及び(b)が、ア
ンモニア水を用いてpH4〜6の範囲に調整したもので
あることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板の製造
方法。 (6)炭酸亜鉛アンモニウム(c)が、水、炭酸アンモ
ニウム、酸化亜鉛及びアンモニア水からなる15〜20
重量%濃度の透明な水溶液で、pH9〜10に調整され
たものであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合
板の製造方法。 (7)強酸(c)が、酸の解離定数(pKa)3以下の
ものであることを特徴とする(1)記載の突板化粧合板
の製造方法。
【0007】アクリル系エマルション(a)、(b)の
乳化重合に用いる芳香族ビニル系モノマーとしは、スチ
レン、αメチルスチレン、ジビニルベンゼン等が、不飽
和エステルモノマーとしては、メチルメタアクリレー
ト、エチルアクリレート、イソブチルメタアクリレー
ト、tertブチルメタアクリレート、酢酸ビニル、ア
クリルニトリル、イソブチルアクリレート、nブチルア
クリレート、2エチルヘキシルアクリレート、2エチル
ヘキシルメタアクリレート、ラウリルメタアクリレート
等の4〜12のアルキル基を有するアクリル酸もしくは
メタアクリル酸エステル等があげられるが、中でも経済
性、乳化重合のし易さからスチレン及び/又はメチルメ
タアクリレートとnブチルアクリレートの組み合わせが
好ましい。アミド基を有するアクリルモノマーとしては
アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタアク
リルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−
イソプロポキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミド、N−イソブトキシメチルアクリル
アミド、N−オクチロキシメチルアクリルアミド、N−
カルボキシメチルアクリルアミド等があげられ、中でも
接着力、耐水性、耐温水性、耐煮沸性等からメチロール
基を有するN−メチロールアクリルアミド及びN−メチ
ロールメタアクリルアミドが好ましい。
乳化重合に用いる芳香族ビニル系モノマーとしは、スチ
レン、αメチルスチレン、ジビニルベンゼン等が、不飽
和エステルモノマーとしては、メチルメタアクリレー
ト、エチルアクリレート、イソブチルメタアクリレー
ト、tertブチルメタアクリレート、酢酸ビニル、ア
クリルニトリル、イソブチルアクリレート、nブチルア
クリレート、2エチルヘキシルアクリレート、2エチル
ヘキシルメタアクリレート、ラウリルメタアクリレート
等の4〜12のアルキル基を有するアクリル酸もしくは
メタアクリル酸エステル等があげられるが、中でも経済
性、乳化重合のし易さからスチレン及び/又はメチルメ
タアクリレートとnブチルアクリレートの組み合わせが
好ましい。アミド基を有するアクリルモノマーとしては
アクリルアミド、メタアクリルアミド、マレイミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタアク
リルアミド、N−メトキシメチルアクリルアミド、N−
イソプロポキシメチルアクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミド、N−イソブトキシメチルアクリル
アミド、N−オクチロキシメチルアクリルアミド、N−
カルボキシメチルアクリルアミド等があげられ、中でも
接着力、耐水性、耐温水性、耐煮沸性等からメチロール
基を有するN−メチロールアクリルアミド及びN−メチ
ロールメタアクリルアミドが好ましい。
【0008】アクリル系エマルション(a)、(b)の
不飽和カルボン酸としては、モノカルボン酸としてアク
リル酸、メタアクリル酸、クロトン酸、等があげられ、
ジカルボン酸としてはイタコン酸、マレイン酸、フマー
ル酸等があげられる。アクリル系エマルション(a)
は、前記不飽和カルボン酸中、アミド基を有するアクリ
ルモノマーとの共重合性と、乳化重合時の安定性及び機
械的安定性から見るとモノカルボン酸が好ましく、機械
的安定性及び小麦粉との混和性を考慮するとジカルボン
酸が好ましく、具体的にはモノカルボン酸とジカルボン
酸の併用が好ましい。アクリル系エマルション(b)
は、前記不飽和カルボン酸中、コアー層にはアミド基を
有するアクリルモノマーとの共重合性と、乳化重合時の
安定性及び機械的安定性からモノカルボン酸が好まし
い。一方シェル層には水溶液重合し易く、エマルション
粒子界面に存在する確立が高いジカルボン酸が好まし
く、特に低pH域でのアクリル系エマルションの機械的
安定性及び小麦粉との混和性に有効に作用する。具体的
にはコアー層に用いるモノカルボン酸としてはアクリル
酸もしくはメタアクリル酸、シェル層に用いるジカルボ
ン酸としてはイタコン酸が好ましい。
不飽和カルボン酸としては、モノカルボン酸としてアク
リル酸、メタアクリル酸、クロトン酸、等があげられ、
ジカルボン酸としてはイタコン酸、マレイン酸、フマー
ル酸等があげられる。アクリル系エマルション(a)
は、前記不飽和カルボン酸中、アミド基を有するアクリ
ルモノマーとの共重合性と、乳化重合時の安定性及び機
械的安定性から見るとモノカルボン酸が好ましく、機械
的安定性及び小麦粉との混和性を考慮するとジカルボン
酸が好ましく、具体的にはモノカルボン酸とジカルボン
酸の併用が好ましい。アクリル系エマルション(b)
は、前記不飽和カルボン酸中、コアー層にはアミド基を
有するアクリルモノマーとの共重合性と、乳化重合時の
安定性及び機械的安定性からモノカルボン酸が好まし
い。一方シェル層には水溶液重合し易く、エマルション
粒子界面に存在する確立が高いジカルボン酸が好まし
く、特に低pH域でのアクリル系エマルションの機械的
安定性及び小麦粉との混和性に有効に作用する。具体的
にはコアー層に用いるモノカルボン酸としてはアクリル
酸もしくはメタアクリル酸、シェル層に用いるジカルボ
ン酸としてはイタコン酸が好ましい。
【0009】本発明のアクリル系エマルション(b)の
コアー層/シェル層のモノマー構成比は、モノマー総1
00重量部中、30〜70/70〜30重量部である。
好ましくは50/50重量部である。モノマー構成比が
この範囲外の場合、小麦粉との混和性に欠けるため流動
性が悪くなり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際
の塗布性が悪くなり被着体への安定な塗布状態が得られ
なくなったり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際
の機械的シェアーによる安定性が悪くなり、被着体への
安定な塗布状態が得られない。また、耐水接着力のバラ
ンスが保てなくなり、突板化粧合板接着用アクリル系エ
マルションとしては不向きになる。具体的に例を示す
と、シェル層が70重量部より多い場合は小麦粉との混
和性、ロールコーター等での機械的安定性は向上するも
のの、耐水接着力は損なわれる。逆に30重量部より少
ない場合は、耐水接着力は得られるものの小麦粉との混
和性が著しく低下する。
コアー層/シェル層のモノマー構成比は、モノマー総1
00重量部中、30〜70/70〜30重量部である。
好ましくは50/50重量部である。モノマー構成比が
この範囲外の場合、小麦粉との混和性に欠けるため流動
性が悪くなり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際
の塗布性が悪くなり被着体への安定な塗布状態が得られ
なくなったり、ロールコーター等で配合糊を塗布する際
の機械的シェアーによる安定性が悪くなり、被着体への
安定な塗布状態が得られない。また、耐水接着力のバラ
ンスが保てなくなり、突板化粧合板接着用アクリル系エ
マルションとしては不向きになる。具体的に例を示す
と、シェル層が70重量部より多い場合は小麦粉との混
和性、ロールコーター等での機械的安定性は向上するも
のの、耐水接着力は損なわれる。逆に30重量部より少
ない場合は、耐水接着力は得られるものの小麦粉との混
和性が著しく低下する。
【0010】アクリル系エマルション(a)のTgは−
30〜+90℃である。好ましくは−15〜+60℃
で、室温での該エマルションの造膜性、突板の干割れ性
及び耐水接着力の点より−15〜+60℃が好ましい。
Tgが−30℃未満の場合耐水接着力が得られず、+9
0℃を超える場合は乳化重合時の安定性に欠け、場合に
よっては乳化重合中ゲル化の危険性があり、突板の干割
れ防止効果も得られない。
30〜+90℃である。好ましくは−15〜+60℃
で、室温での該エマルションの造膜性、突板の干割れ性
及び耐水接着力の点より−15〜+60℃が好ましい。
Tgが−30℃未満の場合耐水接着力が得られず、+9
0℃を超える場合は乳化重合時の安定性に欠け、場合に
よっては乳化重合中ゲル化の危険性があり、突板の干割
れ防止効果も得られない。
【0011】アクリル系エマルション(b)のコアー層
のTgが−10〜+90℃、シェルー層のTgが−50
〜+20℃である。好ましくはコアー層及びシェル層の
Tgが0〜+60℃及び−40〜0℃で、室温での該エ
マルションの造膜性、突板の干割れ性及び耐水接着力の
点よりシェル層のTgが低い方が好ましい。コアー層T
gが−10℃未満の場合耐水接着力が得られず、+90
℃を超える場合は乳化重合時の安定性に欠け、場合によ
っては乳化重合中ゲル化の危険性があり、突板の干割れ
防止効果も得られない。また、シェル層Tgが−50℃
未満の場合耐水接着力が得られず、+20℃を超える場
合は造膜性が低下する関係上、耐水接着力及び常態接着
力が低下し、突板の干割れ防止効果も著しく低下する。
のTgが−10〜+90℃、シェルー層のTgが−50
〜+20℃である。好ましくはコアー層及びシェル層の
Tgが0〜+60℃及び−40〜0℃で、室温での該エ
マルションの造膜性、突板の干割れ性及び耐水接着力の
点よりシェル層のTgが低い方が好ましい。コアー層T
gが−10℃未満の場合耐水接着力が得られず、+90
℃を超える場合は乳化重合時の安定性に欠け、場合によ
っては乳化重合中ゲル化の危険性があり、突板の干割れ
防止効果も得られない。また、シェル層Tgが−50℃
未満の場合耐水接着力が得られず、+20℃を超える場
合は造膜性が低下する関係上、耐水接着力及び常態接着
力が低下し、突板の干割れ防止効果も著しく低下する。
【0012】本発明のアクリル系エマルション(a)の
アミド基を有するアクリルモノマー量はモノマー総量1
00重量部中、1〜6重量部である。乳化重合時の安定
性及び耐水接着力より好ましくは2〜5重量部である。
1重量部より少ない場合は耐水接着力が得られず、6重
量部より多い場合は乳化重合時の安定性が著しく低下し
乳化重合中にゲル化を起こす危険性が高い。
アミド基を有するアクリルモノマー量はモノマー総量1
00重量部中、1〜6重量部である。乳化重合時の安定
性及び耐水接着力より好ましくは2〜5重量部である。
1重量部より少ない場合は耐水接着力が得られず、6重
量部より多い場合は乳化重合時の安定性が著しく低下し
乳化重合中にゲル化を起こす危険性が高い。
【0013】不飽和カルボン酸量はモノマー総量100
重量部中、1〜10重量部である。好ましくはモノマー
総量100重量部中、モノカルボン酸とジカルボン酸と
で2〜5重量部であり、アミド基を有するアクリルモノ
マーとの共重合性と、乳化重合時の安定性及び機械的安
定性から見るとモノカルボン酸、ジカルボン酸併用の場
合、モノカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
0.5〜5重量部で、機械的安定性及び小麦粉との混和
性を考慮するとジカルボン酸がモノマー総量100重量
部中、0.5〜5重量部で、小麦粉との混和性は改良さ
れる。この混和性は、少量のポバール水溶液を配合する
ことで、さらに向上する。該ポバール水溶液は、重合度
300〜1700の完全ケン化又は、部分ケン化のポリ
ビニルアルコールの水溶液を意味する。
重量部中、1〜10重量部である。好ましくはモノマー
総量100重量部中、モノカルボン酸とジカルボン酸と
で2〜5重量部であり、アミド基を有するアクリルモノ
マーとの共重合性と、乳化重合時の安定性及び機械的安
定性から見るとモノカルボン酸、ジカルボン酸併用の場
合、モノカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
0.5〜5重量部で、機械的安定性及び小麦粉との混和
性を考慮するとジカルボン酸がモノマー総量100重量
部中、0.5〜5重量部で、小麦粉との混和性は改良さ
れる。この混和性は、少量のポバール水溶液を配合する
ことで、さらに向上する。該ポバール水溶液は、重合度
300〜1700の完全ケン化又は、部分ケン化のポリ
ビニルアルコールの水溶液を意味する。
【0014】モノカルボン酸、ジカルボン酸単独使用の
場合、モノカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
1重量部より少ない場合は、乳化重合時の安定性が悪く
なり重合中にゲル化を生じたり、機械的安定性が低下
し、ロールコーター等の塗布時に塗布性が悪くなり被着
体への安定な塗布状態が得られない。10重量部より多
い場合は乳化重合速度が著しく低下し、所定の乳化重合
時間内に重合が完結せず、残モノマーが多くなり実用性
に欠け耐水接着力も得られない。また、ジカルボン酸が
モノマー総量100重量部中、1重量部より少ない場合
は、小麦粉との混和性をもたせるため、ポバール水溶液
の配合量が増えてしまう。ポバール水溶液の配合量が増
えると、ポバール自体水溶性であるため耐水接着力が低
下する。ジカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
10重量部より多い場合は乳化重合速度が著しく低下
し、所定の乳化重合時間内に重合が完結せず、残モノマ
ーが多くなり実用性に欠け耐水接着力も得られない。
場合、モノカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
1重量部より少ない場合は、乳化重合時の安定性が悪く
なり重合中にゲル化を生じたり、機械的安定性が低下
し、ロールコーター等の塗布時に塗布性が悪くなり被着
体への安定な塗布状態が得られない。10重量部より多
い場合は乳化重合速度が著しく低下し、所定の乳化重合
時間内に重合が完結せず、残モノマーが多くなり実用性
に欠け耐水接着力も得られない。また、ジカルボン酸が
モノマー総量100重量部中、1重量部より少ない場合
は、小麦粉との混和性をもたせるため、ポバール水溶液
の配合量が増えてしまう。ポバール水溶液の配合量が増
えると、ポバール自体水溶性であるため耐水接着力が低
下する。ジカルボン酸がモノマー総量100重量部中、
10重量部より多い場合は乳化重合速度が著しく低下
し、所定の乳化重合時間内に重合が完結せず、残モノマ
ーが多くなり実用性に欠け耐水接着力も得られない。
【0015】本発明のアクリル系エマルション(b)の
コアー層のアミド基及び不飽和カルボン酸量はコアー層
モノマー総量100重量部中、それぞれ1〜6重量部で
ある。乳化重合時の安定性及び耐水接着力より好ましく
は2〜5重量部である。1重量部より少ない場合は耐水
接着力が得られず、6重量部より多い場合は乳化重合時
の安定性が著しく低下し乳化重合中にゲル化を起こす危
険性が高い。 アクリル系エマルション(b)のシェル
層の不飽和カルボン酸量はシェル層モノマー総量100
重量部中、1〜10重量部である。好ましくは2〜5重
量部である。1重量部より少ない場合は小麦粉との混和
性に欠けロールコーター等の塗布時に塗布性が悪くなり
被着体への安定な塗布状態が得られない。また、塗布の
際の機械的安定性も悪くなる。10重量部より多い場合
は乳化重合速度が著しく低下し、所定の乳化重合時間内
に重合が完結せず、残モノマーが多くなり実用性に欠け
耐水接着力も得られない。
コアー層のアミド基及び不飽和カルボン酸量はコアー層
モノマー総量100重量部中、それぞれ1〜6重量部で
ある。乳化重合時の安定性及び耐水接着力より好ましく
は2〜5重量部である。1重量部より少ない場合は耐水
接着力が得られず、6重量部より多い場合は乳化重合時
の安定性が著しく低下し乳化重合中にゲル化を起こす危
険性が高い。 アクリル系エマルション(b)のシェル
層の不飽和カルボン酸量はシェル層モノマー総量100
重量部中、1〜10重量部である。好ましくは2〜5重
量部である。1重量部より少ない場合は小麦粉との混和
性に欠けロールコーター等の塗布時に塗布性が悪くなり
被着体への安定な塗布状態が得られない。また、塗布の
際の機械的安定性も悪くなる。10重量部より多い場合
は乳化重合速度が著しく低下し、所定の乳化重合時間内
に重合が完結せず、残モノマーが多くなり実用性に欠け
耐水接着力も得られない。
【0016】アクリル系エマルション(a)、(b)の
pHはアンモニア水を用い4〜6に調整する。より好ま
しくは4.5〜5.5である。4未満の場合前記機械的
安定性が得られず被着体への安定な塗布状態が得られな
い、6を超えると小麦粉との混和性も著しく低下し塗布
性が悪くなり被着体への安定な塗布状態が得られなくな
り支障をきたす。アクリル系エマルション(a)、
(b)の配合比率については、通常単独にて使用する
が、両者を配合して使用してもさしつかえない。また、
両者を配合して使用する場合、アクリル系エマルション
(b)の配合比率が増すにつれ、小麦粉との混和性が良
くなるためポバール水溶液の配合量は少なくて良い。
pHはアンモニア水を用い4〜6に調整する。より好ま
しくは4.5〜5.5である。4未満の場合前記機械的
安定性が得られず被着体への安定な塗布状態が得られな
い、6を超えると小麦粉との混和性も著しく低下し塗布
性が悪くなり被着体への安定な塗布状態が得られなくな
り支障をきたす。アクリル系エマルション(a)、
(b)の配合比率については、通常単独にて使用する
が、両者を配合して使用してもさしつかえない。また、
両者を配合して使用する場合、アクリル系エマルション
(b)の配合比率が増すにつれ、小麦粉との混和性が良
くなるためポバール水溶液の配合量は少なくて良い。
【0017】炭酸亜鉛アンモニウム(c)は15〜20
重量%濃度の透明な水溶液で、pHが9〜10に調整さ
れたものであり、本水溶液中の亜鉛濃度としては4〜5
重量%である。本水溶液は例えば蒸留水112重量部に
酸化亜鉛12重量部と炭酸アンモニウム20重量部を撹
拌配合し、28%アンモニア水を約50重量部用い、p
Hが9〜10となるまで徐々に添加することで、16重
量%の炭酸亜鉛アンモニウム(亜鉛濃度が4.5%)の
透明な水溶液が得られる。本炭酸亜鉛アンモニウム
(c)の配合割合はアクリル系エマルション(a)、
(b)中の不飽和カルボン酸総量に対し、亜鉛モル数比
として0.1〜1.0モル配合することにより、カルボ
キシル基と亜鉛のキレート反応により耐水接着力等が著
しく向上する。0.1モル未満の場合十分な耐水接着力
が得られず、等モル以上の場合接着剤配合物の固形分及
び粘度低下を起こすと同時に、耐水接着力は平衡状態と
なり増量の意味がない。
重量%濃度の透明な水溶液で、pHが9〜10に調整さ
れたものであり、本水溶液中の亜鉛濃度としては4〜5
重量%である。本水溶液は例えば蒸留水112重量部に
酸化亜鉛12重量部と炭酸アンモニウム20重量部を撹
拌配合し、28%アンモニア水を約50重量部用い、p
Hが9〜10となるまで徐々に添加することで、16重
量%の炭酸亜鉛アンモニウム(亜鉛濃度が4.5%)の
透明な水溶液が得られる。本炭酸亜鉛アンモニウム
(c)の配合割合はアクリル系エマルション(a)、
(b)中の不飽和カルボン酸総量に対し、亜鉛モル数比
として0.1〜1.0モル配合することにより、カルボ
キシル基と亜鉛のキレート反応により耐水接着力等が著
しく向上する。0.1モル未満の場合十分な耐水接着力
が得られず、等モル以上の場合接着剤配合物の固形分及
び粘度低下を起こすと同時に、耐水接着力は平衡状態と
なり増量の意味がない。
【0018】強酸(c)は、強酸の解離定数(pKa)
が3以下の有機、又は無機の酸であり、マレイン酸、硫
酸、塩酸、硝酸、パラトルエンスルホン酸等を例示でき
る。強酸の実際の使用に当たっては、メチロール基を有
するN−メチロールアクリルアミド及びN−メチロール
メタアクリルアミドを共重合させたアクリル系エマルシ
ョンを使用する場合で、有効成分で30%以下に水で希
釈したものを用いる。30%を超えると添加時にアクリ
ル系エマルションがショックを生じ、配合糊の流動性が
著しく低下してしまう。また、部分的に凝集を生じ安定
的な塗布状態が得られなかったり、配合糊の硬化が熱圧
締前に進んでしまうため、突板化粧合板成型品の常態強
度は勿論、耐水接着力も得られない。強酸の配合割合
は、配合糊中のアクリル系エマルション(a)、(b)
100重量部に対し、酸有効成分で0.2〜2.0重量
部配合することにより自己架橋反応により耐水接着力が
向上する。0.2重量部未満の場合熱圧時に十分な硬化
が進まず耐水接着力が得られない。2.0重量部を超え
ると添加時にアクリル系エマルションがショックを生
じ、配合糊の流動性が著しく低下してしまう。また、部
分的に凝集を生じ安定的な塗布状態が得られなかった
り、配合糊の硬化が熱圧締前に進んでしまうため、突板
化粧合板成型品の常態強度は勿論、耐水接着力も得られ
なくなる。解離定数(pKa)とは、酸の解離定数の逆
数の対数値である。
が3以下の有機、又は無機の酸であり、マレイン酸、硫
酸、塩酸、硝酸、パラトルエンスルホン酸等を例示でき
る。強酸の実際の使用に当たっては、メチロール基を有
するN−メチロールアクリルアミド及びN−メチロール
メタアクリルアミドを共重合させたアクリル系エマルシ
ョンを使用する場合で、有効成分で30%以下に水で希
釈したものを用いる。30%を超えると添加時にアクリ
ル系エマルションがショックを生じ、配合糊の流動性が
著しく低下してしまう。また、部分的に凝集を生じ安定
的な塗布状態が得られなかったり、配合糊の硬化が熱圧
締前に進んでしまうため、突板化粧合板成型品の常態強
度は勿論、耐水接着力も得られない。強酸の配合割合
は、配合糊中のアクリル系エマルション(a)、(b)
100重量部に対し、酸有効成分で0.2〜2.0重量
部配合することにより自己架橋反応により耐水接着力が
向上する。0.2重量部未満の場合熱圧時に十分な硬化
が進まず耐水接着力が得られない。2.0重量部を超え
ると添加時にアクリル系エマルションがショックを生
じ、配合糊の流動性が著しく低下してしまう。また、部
分的に凝集を生じ安定的な塗布状態が得られなかった
り、配合糊の硬化が熱圧締前に進んでしまうため、突板
化粧合板成型品の常態強度は勿論、耐水接着力も得られ
なくなる。解離定数(pKa)とは、酸の解離定数の逆
数の対数値である。
【0019】以上のごとく本発明の木質接着用アクリル
系エマルションは、合板と突板の接着に於いて従来の接
着剤のアミノ系縮合樹脂を併用することなく耐水接着力
が得られ、作業環境的にも問題がなく増量剤として用い
る小麦粉との混和性に優れ、ロールコーター等の塗布時
の機械的安定性及び塗布性を始め、特に薄くスライスし
た突板表面への接着剤の浸み出し汚染と干割れ発生率が
低いことから、突板化粧合板用接着剤としての実用価値
は極めて高くその意義は大である。
系エマルションは、合板と突板の接着に於いて従来の接
着剤のアミノ系縮合樹脂を併用することなく耐水接着力
が得られ、作業環境的にも問題がなく増量剤として用い
る小麦粉との混和性に優れ、ロールコーター等の塗布時
の機械的安定性及び塗布性を始め、特に薄くスライスし
た突板表面への接着剤の浸み出し汚染と干割れ発生率が
低いことから、突板化粧合板用接着剤としての実用価値
は極めて高くその意義は大である。
【0020】本発明に使用するアクリル系エマルション
(a)、(b)の製造方法は一般的乳化重合法で良く、
水、上記アクリル系単量体混合物、界面活性剤、連鎖移
動剤(重合度調節剤)、ラジカル重合開始剤を基本構成
とする乳化重合法であり、界面活性剤としては、脂肪酸
石鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられ、通常アニオン
性界面活性剤単独又はアニオン性界面活性剤とノニオン
性界面活性剤の混合系で用いられ単量体混合物に対する
使用割合としては0.01〜5重量%の範囲が一般的で
ある。連鎖移動剤としてはn−オクチルメルカプタン、
n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタ
ン、メルカプトエタノール等のメルカプタン類、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。ラジカ
ル重合開始剤としては過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウ
ム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素、過
酸化ベンゾイル、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイド等の過酸化物、2、2−
アゾビスイソブチロニトリル等のアゾビス化合物等が挙
げられるが、特に過硫酸塩が最も好ましい。なお、重合
温度は通常60〜90℃の範囲が一般的であるが重亜硫
酸ソーダ、アスコルビン酸(塩)、ロンガリット等の還
元剤をラジカル重合開始剤に組合わせた低温レドックス
重合も用いることができる。また所望によっては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム等のpH調節剤等の重合調節剤を添加する
こともできる。
(a)、(b)の製造方法は一般的乳化重合法で良く、
水、上記アクリル系単量体混合物、界面活性剤、連鎖移
動剤(重合度調節剤)、ラジカル重合開始剤を基本構成
とする乳化重合法であり、界面活性剤としては、脂肪酸
石鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩等のアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレンオキシプロピレンブロックコポリマ
ー等のノニオン性界面活性剤が挙げられ、通常アニオン
性界面活性剤単独又はアニオン性界面活性剤とノニオン
性界面活性剤の混合系で用いられ単量体混合物に対する
使用割合としては0.01〜5重量%の範囲が一般的で
ある。連鎖移動剤としてはn−オクチルメルカプタン、
n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタ
ン、メルカプトエタノール等のメルカプタン類、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類等が挙げられる。ラジカ
ル重合開始剤としては過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウ
ム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩、過酸化水素、過
酸化ベンゾイル、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイド等の過酸化物、2、2−
アゾビスイソブチロニトリル等のアゾビス化合物等が挙
げられるが、特に過硫酸塩が最も好ましい。なお、重合
温度は通常60〜90℃の範囲が一般的であるが重亜硫
酸ソーダ、アスコルビン酸(塩)、ロンガリット等の還
元剤をラジカル重合開始剤に組合わせた低温レドックス
重合も用いることができる。また所望によっては水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム等のpH調節剤等の重合調節剤を添加する
こともできる。
【0021】具体的な本発明の突板化粧合板用アクリル
系エマルションは、例えば1リットルビーカーに固形分
50%のアクリル系エマルション(a)、(b)を採集
し、撹拌しながら16%の炭酸亜鉛アンモニウム水溶液
又は、強酸の水溶液を配合し撹拌配合することで得られ
る。実際の合板と突板を接着する場合には、アクリル系
エマルション(a)及び/又は(b)100gに対して
10〜100gの小麦粉と、場合によっては水を加え均
一配合して用いる。先の16%の炭酸亜鉛アンモニウム
水溶液及び、強酸水溶液に関しては、場合によっては小
麦粉配合時の前後に配合しても良い。また、アクリル系
エマルション(a)単独で使用する場合、ポバール水溶
液は小麦粉より先に添加するのが良い。本発明の突板化
粧合板用アクリル系エマルションは、所望の効果を阻害
しない範囲で防腐剤、水、分散剤、消泡剤、造膜助剤、
可塑剤、着色剤、凍結防止剤、ポリイソシアネート樹脂
及びアミノ系縮合樹脂を併用しても良い。
系エマルションは、例えば1リットルビーカーに固形分
50%のアクリル系エマルション(a)、(b)を採集
し、撹拌しながら16%の炭酸亜鉛アンモニウム水溶液
又は、強酸の水溶液を配合し撹拌配合することで得られ
る。実際の合板と突板を接着する場合には、アクリル系
エマルション(a)及び/又は(b)100gに対して
10〜100gの小麦粉と、場合によっては水を加え均
一配合して用いる。先の16%の炭酸亜鉛アンモニウム
水溶液及び、強酸水溶液に関しては、場合によっては小
麦粉配合時の前後に配合しても良い。また、アクリル系
エマルション(a)単独で使用する場合、ポバール水溶
液は小麦粉より先に添加するのが良い。本発明の突板化
粧合板用アクリル系エマルションは、所望の効果を阻害
しない範囲で防腐剤、水、分散剤、消泡剤、造膜助剤、
可塑剤、着色剤、凍結防止剤、ポリイソシアネート樹脂
及びアミノ系縮合樹脂を併用しても良い。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の製造例、実施例及び比較例
をあげて説明する。例中の部及び%は特に指定のない限
り重量基準による。また、表中の数字は特に指定のない
限り重量部を表わす。
をあげて説明する。例中の部及び%は特に指定のない限
り重量基準による。また、表中の数字は特に指定のない
限り重量部を表わす。
【0023】乳化重合時の安定性表示 G : フラスコ内付着及び粗大粒子が極めて僅少
(良好) LP : 粗大粒子あり GL : ゲル化 NP : 未反応(残モノマー量大) モノマーの名称 ST : スチレン nBA : nブチルアクリレート N−MAM : Nメチロールアクリルアミド N−MMAM : Nメチロールメタアクリルアミド MAM : メタアクリルアミド AA : アクリル酸 IA : イタコン酸 HEMA : ヒドロキシエチルメタアクリレート MMA : メチルメタアクリレート tDM : tertドデシルメルカプタン
(良好) LP : 粗大粒子あり GL : ゲル化 NP : 未反応(残モノマー量大) モノマーの名称 ST : スチレン nBA : nブチルアクリレート N−MAM : Nメチロールアクリルアミド N−MMAM : Nメチロールメタアクリルアミド MAM : メタアクリルアミド AA : アクリル酸 IA : イタコン酸 HEMA : ヒドロキシエチルメタアクリレート MMA : メチルメタアクリレート tDM : tertドデシルメルカプタン
【0024】製造例 アクリル系エマルション
(a) 表−1に示す組成割合の混合モノマー100部と連鎖移
動剤(tDM)の混合物を別々に予め計量し、各々蒸留
水50部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5部
中に、撹拌条下で滴下しプレ乳化モノマーとした。別
途、1リットルフラスコに蒸留水95部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ0.1部仕込み、窒素シール下で
撹拌しながら70℃に昇温後、0.5部の過硫酸カリウ
ムとエマルションの種とすべく、nブチルアクリレー
ト、メチルメタアクリレート及びヒドロキシエチルメタ
アクリレートの等量混合モノマーを仕込み、30分反応
させエマルション粒子の種を形成させた。次いで、前記
プレ乳化モノマーを3時間かけて連続滴下し、残モノマ
ーの反応を3時間行った後、40℃に冷却し14%アン
モニア水を用いpH5に調整し、100メッシュの金網
でろ過し、固形分50%のアクリル系エマルションを得
た。
(a) 表−1に示す組成割合の混合モノマー100部と連鎖移
動剤(tDM)の混合物を別々に予め計量し、各々蒸留
水50部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.5部
中に、撹拌条下で滴下しプレ乳化モノマーとした。別
途、1リットルフラスコに蒸留水95部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ0.1部仕込み、窒素シール下で
撹拌しながら70℃に昇温後、0.5部の過硫酸カリウ
ムとエマルションの種とすべく、nブチルアクリレー
ト、メチルメタアクリレート及びヒドロキシエチルメタ
アクリレートの等量混合モノマーを仕込み、30分反応
させエマルション粒子の種を形成させた。次いで、前記
プレ乳化モノマーを3時間かけて連続滴下し、残モノマ
ーの反応を3時間行った後、40℃に冷却し14%アン
モニア水を用いpH5に調整し、100メッシュの金網
でろ過し、固形分50%のアクリル系エマルションを得
た。
【0025】製造例 アクリル系エマルション
(b) 表−1に示す組成割合のコアー及びシェル層用の混合モ
ノマー100部と連鎖移動剤(tDM)の混合物を別々
に予め計量し、各々蒸留水50部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.5部中に、撹拌条下で滴下しプレ乳
化モノマーとした。別途、1リットルフラスコに蒸留水
95部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1部仕
込み、窒素シール下で撹拌しながら70℃に昇温後、
0.5部の過硫酸カリウムとエマルションの種とすべ
く、nブチルアクリレート、メチルメタアクリレート及
びヒドロキシエチルメタアクリレートの等量混合モノマ
ーを仕込み、30分反応させエマルション粒子の種を形
成させた。次いで、前記コアー用プレ乳化モノマーを表
−1のコアー/シェル比見合い分3時間かけて連続滴下
し、滴下終了後1時間残モノマーを反応させた。引き続
きシェル用乳化モノマーを前記同様の見合い分3時間か
け滴下し、残モノマーの反応を3時間行った後、40℃
に冷却し14%アンモニア水を用いpH5に調整し、1
00メッシュの金網でろ過し、固形分50%のアクリル
系エマルションを得た。
(b) 表−1に示す組成割合のコアー及びシェル層用の混合モ
ノマー100部と連鎖移動剤(tDM)の混合物を別々
に予め計量し、各々蒸留水50部、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ソーダ0.5部中に、撹拌条下で滴下しプレ乳
化モノマーとした。別途、1リットルフラスコに蒸留水
95部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.1部仕
込み、窒素シール下で撹拌しながら70℃に昇温後、
0.5部の過硫酸カリウムとエマルションの種とすべ
く、nブチルアクリレート、メチルメタアクリレート及
びヒドロキシエチルメタアクリレートの等量混合モノマ
ーを仕込み、30分反応させエマルション粒子の種を形
成させた。次いで、前記コアー用プレ乳化モノマーを表
−1のコアー/シェル比見合い分3時間かけて連続滴下
し、滴下終了後1時間残モノマーを反応させた。引き続
きシェル用乳化モノマーを前記同様の見合い分3時間か
け滴下し、残モノマーの反応を3時間行った後、40℃
に冷却し14%アンモニア水を用いpH5に調整し、1
00メッシュの金網でろ過し、固形分50%のアクリル
系エマルションを得た。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】実施例1〜36 製造例1〜9で得たアクリル系エマルション(a)10
0部に、20%ポバール水溶液3.5部(株式会社クラ
レ製、商品名、クラレポバール#205、ケン化度89
モル%、平均重合度1700を水にて溶解)を撹拌下配
合した。次いで、アクリル系エマルション100部に対
し小麦粉(日本製粉(株)製、商品名、赤牡丹(グルテ
ン高含有品))を30部攪拌下配合し、16%濃度の炭
酸亜鉛アンモニウム水溶液(亜鉛濃度として4.5%)
又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、
粘度5000〜10000cpsの突板化粧合板用接着
剤に調整した。また、製造例19〜27で得たアクリル
系エマルション(b)100部に、上記小麦粉を30部
撹拌下配合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニウム水溶
液(亜鉛濃度として4.5%)又は、20%パラトルエ
ンスルホン酸水溶液を配合し、粘度5000〜1000
0cpsの突板化粧合板用接着剤に調整した。 実施例
31〜36は製造例1〜9と19〜27で得たアクリル
系エマルション(a)と(b)の併用で、アクリル系エ
マルション(a)100部に、上記20%ポバール水溶
液を1.5部配合したもの101.5部と、アクリル系
エマルション(b)を100部を攪拌下配合した。次い
で、上記小麦粉を60部攪拌下配合し、16%濃度の炭
酸亜鉛アンモニウム水溶液(亜鉛濃度として4.5%)
又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、
粘度5000〜10000cpsの突板化粧合板用接着
剤に調整した。
0部に、20%ポバール水溶液3.5部(株式会社クラ
レ製、商品名、クラレポバール#205、ケン化度89
モル%、平均重合度1700を水にて溶解)を撹拌下配
合した。次いで、アクリル系エマルション100部に対
し小麦粉(日本製粉(株)製、商品名、赤牡丹(グルテ
ン高含有品))を30部攪拌下配合し、16%濃度の炭
酸亜鉛アンモニウム水溶液(亜鉛濃度として4.5%)
又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、
粘度5000〜10000cpsの突板化粧合板用接着
剤に調整した。また、製造例19〜27で得たアクリル
系エマルション(b)100部に、上記小麦粉を30部
撹拌下配合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニウム水溶
液(亜鉛濃度として4.5%)又は、20%パラトルエ
ンスルホン酸水溶液を配合し、粘度5000〜1000
0cpsの突板化粧合板用接着剤に調整した。 実施例
31〜36は製造例1〜9と19〜27で得たアクリル
系エマルション(a)と(b)の併用で、アクリル系エ
マルション(a)100部に、上記20%ポバール水溶
液を1.5部配合したもの101.5部と、アクリル系
エマルション(b)を100部を攪拌下配合した。次い
で、上記小麦粉を60部攪拌下配合し、16%濃度の炭
酸亜鉛アンモニウム水溶液(亜鉛濃度として4.5%)
又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、
粘度5000〜10000cpsの突板化粧合板用接着
剤に調整した。
【0032】実施例37 製造例1で得たアクリル系エマルション(a)100部
に、上記小麦粉30部、20%パラトルエンスルホン酸
10.0部を攪拌下配合し、粘度5000〜10000
cpsの突板化粧合板用接着剤に調整した。(実施例5
よりポバール水溶液を除いたもの)
に、上記小麦粉30部、20%パラトルエンスルホン酸
10.0部を攪拌下配合し、粘度5000〜10000
cpsの突板化粧合板用接着剤に調整した。(実施例5
よりポバール水溶液を除いたもの)
【0033】本突板化粧合板用接着剤をスプレッダー
で、12mm厚合板尺角当たり10g塗布し予め水中に
浸漬させて置いた0.25mm厚のホワイトオーク突板
を覆せ、115℃熱プレスを用いプレス圧10Kg/c
m2で1分間圧締し、室温迄冷却しアミノアルキッド樹
脂を焼き付け塗装した。下記に示す評価試験に供し結果
を表−2に示した。
で、12mm厚合板尺角当たり10g塗布し予め水中に
浸漬させて置いた0.25mm厚のホワイトオーク突板
を覆せ、115℃熱プレスを用いプレス圧10Kg/c
m2で1分間圧締し、室温迄冷却しアミノアルキッド樹
脂を焼き付け塗装した。下記に示す評価試験に供し結果
を表−2に示した。
【0034】<評価試験> 1.作業性 小麦粉配合時の流動性の有無を目視で観察し下記のごと
く表示した。 ○:配合が容易で流動性がありロールコーター塗布が十
分可能 △:配合可能、但し高粘度化し流動性に欠けるがロール
コーター塗布可能 ×:配合が困難で、まま粉状態になりロールコーター塗
布不可能 2.二類浸漬剥離試験 前記試料から1辺が75mmの正方形状のものを4片裁
断し、70℃温水に2時間浸漬後、60℃乾燥機で3時
間乾燥し、同一接着層における剥離しない部分の長さを
それぞれの側面で測定した。JAS適合基準に準じ判定
し合格片数を表示した。JAS適合基準とは、同一接着
層における剥離しない部分の長さがそれぞれの側面にお
いて50mm以上であることである。 3.一類浸漬剥離試験 前記二類浸漬剥離試験同様の試料を煮沸水に4時間浸漬
後、60℃乾燥機で20時間乾燥後、再度煮沸水に4時
間浸漬し、60℃乾燥機で3時間乾燥して、前記同様の
評価を行い同様に表示した。 4.寒熱繰り返し試験 前記試料から1辺が15cmの正方形状のものを2片裁
断し、80℃乾燥機で2時間、−20℃で2時間を1サ
イクルとして2サイクル(合計8時間)処理後室温に戻
し、突板表面の干割れの数を測定し表示した。JAS適
合基準とは、試験片に割れ、ふくれ、しわ等を生じない
ことである。 ○:面積当たりの干割れ数 なし △: 〃 1〜5ヶ所未満 ×: 〃 5ヶ所以上 5.接着剤浸み出し汚染 熱プレス直後のプレス盤からの剥がれ易さ及び、突板表
面の接着剤浸み出しを観察し下記のごとく表示した。 ○:プレス盤からの剥がれ良好、且つ突板表面の接着剤
浸み出しなし △:プレス盤からの剥がれ良好、但し突板表面の若干の
接着剤浸み出しあり ×:プレス盤から剥がれ難く、且つ突板表面の接着剤浸
み出しあり 6.総合判定 評価試験1〜5のJAS適合基準で合否の判定を表示し
た。 ○:JAS適合基準に合格 ×:JAS適合基準に不合格
く表示した。 ○:配合が容易で流動性がありロールコーター塗布が十
分可能 △:配合可能、但し高粘度化し流動性に欠けるがロール
コーター塗布可能 ×:配合が困難で、まま粉状態になりロールコーター塗
布不可能 2.二類浸漬剥離試験 前記試料から1辺が75mmの正方形状のものを4片裁
断し、70℃温水に2時間浸漬後、60℃乾燥機で3時
間乾燥し、同一接着層における剥離しない部分の長さを
それぞれの側面で測定した。JAS適合基準に準じ判定
し合格片数を表示した。JAS適合基準とは、同一接着
層における剥離しない部分の長さがそれぞれの側面にお
いて50mm以上であることである。 3.一類浸漬剥離試験 前記二類浸漬剥離試験同様の試料を煮沸水に4時間浸漬
後、60℃乾燥機で20時間乾燥後、再度煮沸水に4時
間浸漬し、60℃乾燥機で3時間乾燥して、前記同様の
評価を行い同様に表示した。 4.寒熱繰り返し試験 前記試料から1辺が15cmの正方形状のものを2片裁
断し、80℃乾燥機で2時間、−20℃で2時間を1サ
イクルとして2サイクル(合計8時間)処理後室温に戻
し、突板表面の干割れの数を測定し表示した。JAS適
合基準とは、試験片に割れ、ふくれ、しわ等を生じない
ことである。 ○:面積当たりの干割れ数 なし △: 〃 1〜5ヶ所未満 ×: 〃 5ヶ所以上 5.接着剤浸み出し汚染 熱プレス直後のプレス盤からの剥がれ易さ及び、突板表
面の接着剤浸み出しを観察し下記のごとく表示した。 ○:プレス盤からの剥がれ良好、且つ突板表面の接着剤
浸み出しなし △:プレス盤からの剥がれ良好、但し突板表面の若干の
接着剤浸み出しあり ×:プレス盤から剥がれ難く、且つ突板表面の接着剤浸
み出しあり 6.総合判定 評価試験1〜5のJAS適合基準で合否の判定を表示し
た。 ○:JAS適合基準に合格 ×:JAS適合基準に不合格
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】比較例1〜21 製造例10〜15で得たアクリル系エマルション(a)
に、実施例と同じ20%ポバール水溶液3.5部、小麦
粉30部攪拌下配合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニ
ウム水溶液又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液
を配合し、実施例同様の試験に供し結果を表−3に示し
た。なお、製造例の16、17、18はゲル化につき評
価を中止した。製造例28〜35で得たアクリル系エマ
ルション(b)に、実施例と同じ小麦粉30部攪拌下配
合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニウム水溶液又は、
20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、実施例
同様の試験に供し結果を表−3に示した。なお、製造例
の36、37、38はゲル化につき評価を中止した。
に、実施例と同じ20%ポバール水溶液3.5部、小麦
粉30部攪拌下配合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニ
ウム水溶液又は、20%パラトルエンスルホン酸水溶液
を配合し、実施例同様の試験に供し結果を表−3に示し
た。なお、製造例の16、17、18はゲル化につき評
価を中止した。製造例28〜35で得たアクリル系エマ
ルション(b)に、実施例と同じ小麦粉30部攪拌下配
合し、16%濃度の炭酸亜鉛アンモニウム水溶液又は、
20%パラトルエンスルホン酸水溶液を配合し、実施例
同様の試験に供し結果を表−3に示した。なお、製造例
の36、37、38はゲル化につき評価を中止した。
【0038】比較例22 実施例1から16%炭酸亜鉛アンモニウム水溶液を除
き、実施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。 比較例23 実施例4の20%パラトルエンスルホン酸を、アクリル
系エマルション(a)200部に対し、25.0配合
し、実施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。 比較例24 実施例1から16%炭酸亜鉛アンモニウム水溶液を、不
飽和カルボン酸に対して亜鉛モル数比を1.5とし、実
施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。
き、実施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。 比較例23 実施例4の20%パラトルエンスルホン酸を、アクリル
系エマルション(a)200部に対し、25.0配合
し、実施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。 比較例24 実施例1から16%炭酸亜鉛アンモニウム水溶液を、不
飽和カルボン酸に対して亜鉛モル数比を1.5とし、実
施例1同様の試験に供し結果を表−3に示した。
【0039】比較例25 実施例1に用いたアクリル系エマルション(a)をスチ
レン−ブタジエンラテックス(SBR)(三井東圧化学
(株)製、商品名ポリラック750、固形分48%、粘
度100cps、pH7、Tg+8℃、アクリル酸2
%、N−メチロールアクリルアマイド2%変性)に変え
た以外は、実施例1と同様に16%炭酸亜鉛アンモニウ
ム及び小麦粉を配合し、実施例1同様の試験に供し結果
を表−3に示した。 比較例26 比較例25の配合物から16%炭酸亜鉛アンモニウム水
溶液を除き、代わりにアミノ系縮合樹脂(三井東圧化学
(株)製、商品名ユーロイド310、固形分50%、粘
度190cps)を80部配合したものを、実施例1同
様の試験に供し結果を表−3に示した。
レン−ブタジエンラテックス(SBR)(三井東圧化学
(株)製、商品名ポリラック750、固形分48%、粘
度100cps、pH7、Tg+8℃、アクリル酸2
%、N−メチロールアクリルアマイド2%変性)に変え
た以外は、実施例1と同様に16%炭酸亜鉛アンモニウ
ム及び小麦粉を配合し、実施例1同様の試験に供し結果
を表−3に示した。 比較例26 比較例25の配合物から16%炭酸亜鉛アンモニウム水
溶液を除き、代わりにアミノ系縮合樹脂(三井東圧化学
(株)製、商品名ユーロイド310、固形分50%、粘
度190cps)を80部配合したものを、実施例1同
様の試験に供し結果を表−3に示した。
【0040】
【表8】
【0041】
【表9】
【0042】
【発明の効果】本発明の突板化粧合板の製造方法は、合
板と突板の接着に於いて、アクリル系エマルションを使
用し、従来の接着剤のごとくアミノ系縮合樹脂を併用す
ることなく耐温水性及び耐煮沸性等に優れる。また、作
業環境的にも問題がなく、増量剤として用いる小麦粉と
の混和性にも優れる。即ち流動性を有し、ロールコータ
ー塗布時の機械的安定性、作業性及び被着体への安定な
塗布性を始め、特に薄くスライスした突板表面への接着
剤の浸み出し汚染と干割れ発生率が低いことから、とり
わけ突板化粧合板の製造方法としての実用価値が高い。
板と突板の接着に於いて、アクリル系エマルションを使
用し、従来の接着剤のごとくアミノ系縮合樹脂を併用す
ることなく耐温水性及び耐煮沸性等に優れる。また、作
業環境的にも問題がなく、増量剤として用いる小麦粉と
の混和性にも優れる。即ち流動性を有し、ロールコータ
ー塗布時の機械的安定性、作業性及び被着体への安定な
塗布性を始め、特に薄くスライスした突板表面への接着
剤の浸み出し汚染と干割れ発生率が低いことから、とり
わけ突板化粧合板の製造方法としての実用価値が高い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 昭博 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 小田桐 勝 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 六谷 敏明 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】芳香族ビニル系モノマー、不飽和カルボン
酸エステルモノマー、アミド基を有するアクリルモノマ
ー及び不飽和カルボン酸の共重合体である単層構造のア
クリル系エマルション(a)及び/又はコアー層が芳香
族ビニル系モノマー、不飽和カルボン酸エステルモノマ
ー、アミド基を有するアクリルモノマー及び不飽和カル
ボン酸の共重合体、シェル層が芳香族ビニル系モノマ
ー、不飽和カルボン酸エステルモノマー及び不飽和カル
ボン酸の共重合体である、二層構造よりなるアクリル系
エマルション(b)に、炭酸亜鉛アンモニウム又は強酸
(c)を必須成分として配合した接着剤を使用すること
を特徴とする突板化粧合板の製造方法。 - 【請求項2】アクリル系エマルション(a)のガラス転
移温度(Tg)が−30〜+90℃、アクリル系エマル
ション(b)のコアー層のガラス転移温度(Tg)が−
10〜+90℃、シェル層のガラス転移温度(Tg)が
−50〜+20℃、であることを特徴とする請求項1記
載の突板化粧合板の製造方法。 - 【請求項3】アクリル系エマルション(b)のコアー層
/シェル層のモノマー構成比が、モノマー総量100重
量部あたり、30〜70/70〜30重量部であること
を特徴とする請求項1記載の突板化粧合板の製造方法。 - 【請求項4】アクリル系エマルション(a)が、構成モ
ノマー総量100重量部あたり、アミド基を有するアク
リルモノマーが1〜6重量部及び不飽和カルボン酸が1
〜10重量部、共重合されたものであり、アクリル系エ
マルション(b)のコアー層が、コアー層構成モノマー
総量100重量部あたり、アミド基を有するアクリルモ
ノマー及び不飽和カルボン酸が各1〜6重量部、シェル
層が、シェル層構成モノマー総量100重量部あたり、
不飽和カルボン酸が1〜10重量部、それぞれ共重合さ
れたものであることを特徴とする請求項1記載の突板化
粧合板の製造方法。 - 【請求項5】アクリル系エマルション(a)及び(b)
が、アンモニア水を用いてpH4〜6の範囲に調整した
ものであることを特徴とする請求項1記載の突板化粧合
板の製造方法。 - 【請求項6】炭酸亜鉛アンモニウム(c)が、水、炭酸
アンモニウム、酸化亜鉛及びアンモニア水からなる15
〜20重量%濃度の透明な水溶液で、pH9〜10に調
整されたものであることを特徴とする請求項1記載の突
板化粧合板の製造方法。 - 【請求項7】強酸(c)が、酸の解離定数(pKa)3
以下のものであることを特徴とする請求項1記載の突板
化粧合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12218194A JPH07329007A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 突板化粧合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12218194A JPH07329007A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 突板化粧合板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329007A true JPH07329007A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14829587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12218194A Pending JPH07329007A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 突板化粧合板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329007A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6569949B1 (en) * | 1997-03-31 | 2003-05-27 | Avery Dennison Corporation | Pressure-sensitive adhesives for marking films |
| JP2016074775A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 水性エマルジョン及びそれを用いた接着剤組成物 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12218194A patent/JPH07329007A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6569949B1 (en) * | 1997-03-31 | 2003-05-27 | Avery Dennison Corporation | Pressure-sensitive adhesives for marking films |
| JP2016074775A (ja) * | 2014-10-03 | 2016-05-12 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 水性エマルジョン及びそれを用いた接着剤組成物 |
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