JPH0732907B2 - 液体廃流から再利用可能な成分をオンサイト回収するための可動システム - Google Patents

液体廃流から再利用可能な成分をオンサイト回収するための可動システム

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JPH0732907B2
JPH0732907B2 JP2205281A JP20528190A JPH0732907B2 JP H0732907 B2 JPH0732907 B2 JP H0732907B2 JP 2205281 A JP2205281 A JP 2205281A JP 20528190 A JP20528190 A JP 20528190A JP H0732907 B2 JPH0732907 B2 JP H0732907B2
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pump
evaporator
outlet
inlet
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工業廃物の処理、特に汚染された廃流から溶剤
を回収するための設備に関する。
汚染された廃流の再利用可能な成分を回収するためにい
ろんなことが考えられている。その1つは、樹脂及びピ
グメント固形体と樹脂ペイント溶剤から洗浄溶剤を分離
させることによってペイント工程の廃物から洗浄溶剤の
回収である。一般に、先行技術による回収工程には、工
業廃物の処理現場への搬送が含まれるので価格が上昇す
ることと、搬送中の漏れの危険が伴う。
本発明の全体目的は、揮発性溶剤の如き、再利用可能な
工業廃棄成分のオンサイト回収用自蔵式可動装置にし
て、処理場への廃物搬送に伴う危険と経費とをなくし、
多くの源から廃物が来ることによる材料の汚染を排除
し、処分しなければならない廃物量を少なくし、合衆国
及び州の廃物処分条令に合致し、廃物による環境汚染の
危険を軽減し、利用者が付属の人又は設備を必要とせ
ず、利用者が再使用可能なように溶剤を経済的に回収す
るような装置を提供することである。
本発明の好適実施例によれば、液体廃流から溶剤の如き
再利用可能な工業廃棄成分をオンサイト回収するための
装置のトレーラは、孔のない3時間防火壁で内部を仕切
られ、廃流が通過する第1分割室と、支持及び制御を実
施する第2分割室とに分離される。導入される廃物は第
1分割室内の水平な薄膜型蒸発装置に送り込まれ、廃流
中の揮発性溶剤を蒸発させるためにトレーラの第2分割
室から蒸発装置を介して廃流を閉ループに送給すること
によって廃流を揮発性溶剤と不揮発性液体及び固体に分
離する。蒸発溶剤は、トレーラの第1分割室内に包囲さ
れた熱交換器に送給され、第2分割室から閉ループにて
熱交換器に送られる冷却剤との熱交換により再凝縮され
る。次に再凝縮溶剤は、水分離タンクと分子ふるいタン
クに送られて溶剤と不混和及び混和水とを分離し、次に
保持タンクに送られて利用者に再供給される。蒸発装置
の出力部の不揮発成分は第2保持タンクに送られ、蒸発
装置を介して再循環するか又は処分すべく利用者に戻さ
れる。
水と接触する装置構成部を有し、トレーラ全体の下側に
あるトレーラの第1分割室は防爆構造で本質的に安全で
あり、クラスI区分グループC及びDの危険な位置とし
て構成される。同様にトレーラの水接触区画は、装置が
漏れた場合に地面に漏れないように装置の容量に少なく
とも等しいか望ましくはそれ以上の容量を有するステン
レス鋼の格納ライナを有する。路上での作業及び搬送に
伴う応力を吸収し、それに耐え得るように可撓継手を用
いる。本発明装置は温度、湿度及び降雨量等の極端な天
候状態下にても作動可能なように構成されている。
本発明の他の特徴および利点は、本発明の好適実施例を
示す添付の図面を参照して以下に詳述する。
図示の本発明による好適実施例による装置10は、トラク
ター12と、現場間を搬送するための全ての装置備品を内
蔵するトレーラ14とを有する。トレーラ14の内部は孔の
ない防火壁16(第3図(b)及び第4図(b))により
分割又は区分されて後方のトレーラドア20(第1図及び
第2図)に隣接して第1分割室18を形成して液体廃棄物
に接触する装置部品を内蔵し、支持部品を内蔵する第2
分割室22(第3図(b)及び第4図(b))から該部品
を分離する。第2隔壁又は壁24は、トレーラ正面部に隣
接する第3分割室26内の電気制御回路からかかる支持部
品を分離する。側ドア28(第1及び2図)により第3、
第2分割室26,22への接近が可能となり、後ドア20及び
側ドア21により第1分割室18への接近が可能となる。
さて第1−2図,第3図(a),第4図(a)及び第7
図(a)を参照して説明すると、ホースリール30はドア
20に隣接する第1分割室18の下方に取付けられ、フィル
ター32を介してポンプP1に液体廃物を送給する。ポンプ
P1の出力は、内蔵された廃棄材を攪拌するための適当な
装置を備える供給タンク34へ向けられる。第2ポンプP2
は、流量センサ36と流量制御弁38を介してタンク34から
水平な薄膜式蒸発装置40の入力部へ廃棄材を選択式に送
給する。背圧リリーフラインは必要に応じてポンプP2の
出力をタンク34に戻す。第2分割室22に位置決めした蒸
気発生装置42は、タンク44とポンプP7とを介して閉ルー
プにて蒸気を蒸発装置40へ送給し、そこを通る廃流を加
熱するために蒸気発生装置42へ戻し、これにより廃流中
の揮発性廃棄材を蒸発させる。蒸発装置40はモーター41
によってベルト駆動する(第3図(a))。
蒸発装置40の蒸気出力はデミスタコラム46へ送給され、
そこからコンデンサ48へ送られる(第3図(a),第4
図(a)及び第7図(a))。蒸発装置40から出る不揮
発成分は底部貯蔵タンク50へ送給される。ポンプP3は、
再循環ループにて協働弁を介してタンク50の内容物を選
択式に供給して不揮発性液体廃棄物中の固形廃棄物を攪
拌送給タンク34への返送通路に保持し、蒸発装置40を介
して再循環させるか又は使用者の廃棄物貯蔵部にて処分
される。望ましくは水又はエチレングリコール溶液であ
る冷却剤は、第2分割室22内にある熱交換器52を介して
ポンプP8により閉ループにて送給され、コンデンサ48を
介してデミスタコラム46からそこを通る揮発性廃棄成分
を再凝縮する。コンデンサ48の再凝縮出力は移送タンク
54(第4図(a)及び第7図(b))に送給される。タ
ンク54を内容物はポンプP4によって逆止弁56を介してタ
ンク58に選択式に送給され、特に塩素処理済みの及び未
処理の溶剤から水を分離する。タンク58は、ポンプP5及
び協働する弁によって直接に、又は分子ふるいタンク62
を介して清浄溶剤貯蔵タンク60(第3図(a),第4図
(a)及び第7図(b))と選択式に連結する軽量及び
重量流体用の分離した出力口150,152を有する。液体リ
ング真空ポンプ64(第3図(a),第4図(a)及び第
7図(b))は、ふるいタンク62及びコンデンサ48と連
結する真空入力部を有する。タンク60内の清浄溶剤はポ
ンプP6によって水センサ66(第7図(b))と最終フィ
ルタ68とを介して利用者の溶剤貯蔵設備に選択式に送給
される。エアコンプレッサ70(第7図(b))は第2分
割室22に取付けられ、タンク34上の攪拌器を作動させ、
図示の全ての弁を作動させる。第3分割室26に取付けら
れた電気制御回路は第7図(a)及び第7図(b)に概
略を図示するものであり、蒸気発生装置42に使用電力を
選択式に与える蒸気発生装置の制御回路72と、ファン76
及び熱交換器52の冷却剤循環ポンプP8(第1図及び第4
図(b))に使用電力を選択式に与える熱交換器の制御
回路74と、真空ポンプ64(第7図(b))に使用電力を
選択式に与えるための液体リング真空ポンプ制御回路78
と、コンプレッサ70に使用電力を選択式に与えるための
エアコンプレッサ制御回路80とを包含する。インフィー
ド(in−feed)制御回路82(第7図(a))はオン/オ
フスイッチ83によりオペレーターの制御に応答してポン
プP1を作動させ、又タンク34の満タン時にはタンク34内
の水位検知装置84に応答してポンプP1を非作動状態にす
る。同様にプロセス送給制御回路86はオペレータの制御
に応答してポンプP2を作動させ、タンク34から蒸発装置
40まで廃棄物を送給し、又タンク34内のレベル検知装置
88に応答してタンクの満タン時にポンプの作動を終了さ
せる。流量制御弁38は流量センサ36と流量制御回路90に
応答し、ポンプP2から蒸発装置40まで一定の流量を保持
し、ポンプP2の余分な出力はタンク34に戻される。
底部制御回路92(第7図(a))はオン/オフレベルセ
ンサに応答してポンプP3を作動させ、底部タンク50内の
材料を再循環させる。オペレータがオン/オフ制御スイ
ッチ94を作動させることによってソレノイド弁が作動
し、底部の材料は利用者の廃棄物貯蔵部に送り込まれる
か又は材料を送給タンク34まで再循環させてタンク50内
のレベル検知装置96はタンク50が空になった時にポンプ
P3の作動を終了させる。
移送制御回路98(第7図(b))はオペレータの入力に
応答してポンプP4を作動させ、又タンク54内のレベルセ
ンサ100に応答してタンクの満タン時にポンプ操作を開
始し、空になった時に終了させる。同様に水分離装置の
制御回路102はポンプP5を作動させ、タンク58内のセン
サ104に応答してポンプの作動を開始したり終了させた
りする。制御回路106は離れた所のオペレータのオン/
オフ作動装置108に応答し、清浄溶剤を利用者の貯蔵設
備に送給する。同様に制御回路106は清浄溶剤タンク60
内のセンサ110に応答し、タンクが空になった時にポン
プの操作を終了させ、又水センサ66に応答してそこを通
過するクリーン溶剤に水が検知された場合にポンプの作
動を終了させる。全ての制御回路は自動式運転停止回路
112(第7A図)に応答し、非常時に操作を終了させ、又
自動式ドレン制御回路114に応答し、装置を路上に搬送
する前に全てのタンクを排水させる。
第5−6図を参照して詳述する分離タンク58を除いて全
てのタンク,弁,ポンプ,センサ,熱交換器及びコンデ
ンサ,蒸発装置並びに蒸気発生装置はそれぞれ従来の構
造のものである。第1分割室18の床にはステンレス鋼の
ライナ111(第7図(a)及び第7図(b))を設けて
水と接触する装置の部品からの漏れ又はこぼれを防止す
るので路上へ漏れる心配がなくなる。
作動中、溶剤から分離される利用者の廃棄材のサンプル
は先ず問題を材料に一致するか試験され、溶剤を分離す
るために蒸発装置を通過する温度,圧力及び送給速度を
実験により決定する。かかるパラメータが決定すると、
装置10は現場に搬送され、電源と利用者の廃棄及び貯蔵
設備への接続に便利な場所に設定される。このように接
続することによって、本発明による可動オンサイト処理
装置は、ドラム,タンク又はバラ荷コンテナからの液体
廃棄物を受け取り、処理製品をドラム,タンク又はバラ
荷コンテナに戻し、又回収不能の廃棄物はドラム,タン
ク又はバラ荷コンテナに戻されて利用者が適当な用途で
用いるか処分するかを決定することが可能なことが判
る。
装置が現場に搬送されて電源及び廃棄物と溶剤の貯蔵部
への接続に好都合な位置に設定した後で、蒸気発生装置
42を作動させるとポンプP7はタンク44から蒸気発生装置
までの水の循環を開始する。かかる過程は蒸気の温度及
び圧力が、蒸発装置40が実験により選定した作動温度に
なるような所望のレベルになるまで連続する。最初の廃
棄材はフィルタ32を介してポンプP1によりタンク34内に
送給される。廃棄材が所定のレベルに達するとタンクの
撹拌装置は自動的に始動する。タンク34が満タンになる
と、ポンプP1はレベル検知装置84及び制御回路82によっ
て作動停止する。タンク34は大気圧にて作動する。
廃流から抽出された揮発溶剤の量は、廃流が蒸発装置40
内に滞在する時間、蒸発温度及び真空レベルによって決
定される。かかるパラメータは実験によって予備決定さ
れた後で、蒸発装置を通過する流量、すなわち蒸発装置
の滞在時間を決定する流量制御弁38と、蒸発装置の作動
温度を決定する蒸発発生装置42と、蒸発装置の真空レベ
ルを決定する流体真空リングポンプ64によって制御され
る。かかる部品と協働する制御回路は作業前に予備設定
され、作業は回収行程の間中監視される。再循環可能な
成分の蒸発は蒸発装置40内で実施される。蒸気発生装置
42にて生じた蒸気は、蒸発装置の熱交換ジャケットに送
られ、液体リング真空ポンプによって蒸発装置内に真空
に保持される。該蒸発装置は、トレイラーの屋根部のダ
クトを介し、5pisゲージ以上の内圧を開放するように構
成した圧力放出用の破裂路(pressure relief explosio
n vent)110を備える。廃棄物は、例えば分当り1乃至1
5ガロンの範囲の割合で流量制御弁38を介して蒸発装置
にポンプ輸送される。廃棄物はワイパーブレードによっ
て蒸発装置40内の水平な加熱シリンダの壁に広げられ、
加熱面に沿って薄膜ができていくに従って揮発生成分の
熱伝達及び蒸発を容易ならしめる攪拌薄膜を形成する。
従属型の水平な薄膜式蒸発装置は、低い作動温度で熱伝
導率が高いので好適である。かかる蒸発装置により、例
えば熱硬化性樹脂及びポリマーのように処理しにくい汚
染物を含有する高粘度の廃流の処理が可能である。従属
型の水平薄膜式蒸発装置は一般に業界にては周知であ
り、現在好適な蒸発装置はマサチューセッツ州オレンジ
市のKontro社製のものであり、モデル32の商標で販売さ
れている。
蒸発装置40を通る流れの中に残留する不揮発性廃物は底
部タンク50内に放出されて集められる。底部タンク内の
液体はポンプP3によって再循環する。底部の放出は適切
なタンクレベルに合致する時にポンプ制御回路92からポ
ンプP3を手動操作することにより実施される。ポンプP3
の出力は、底部放出制御理論により空気式弁によって再
循環モードから放出モードまで切替えられる。これによ
り、行程の真空側からの材料の放出が可能となる。蒸発
装置からの揮発性及び不揮発性成分は同一方向に流れ
る。これにより廃流に存在し得る不揮発粒子を細かく分
散させることによって揮発成分が汚染されるおそれは少
なくなる。揮発成分の蒸気は蒸発装置を出てデミスタコ
ラム46内に入る。該コラムはそらせ板網と、ステンレス
鋼メッシュ又はそれと同様な構造体とを備え、蒸気流中
に浮遊する細粒子及び小滴をとらえる。
揮発成分蒸気の再凝縮は、シェル及び管型熱交換器を備
えるのが望ましいコンデンサ48内で実施される。蒸気は
コンデンサのシェル側に当てて周囲の空気の冷却能力を
利用する。冷却水は、熱交換器52を包含する閉ループを
介してコンデンサの熱交換器の管側を通って循環する。
外側の空気はファン76(第1図及び第4図(b))によ
って熱交換器52を介して引き出される。冷却剤の温度及
び圧力は制御回路74によって連続監視され、予備設定し
たレベルに調節される。コンデンサから移送タンク54ま
での凝縮液体を流れやすくするためにコンデンサ/熱交
換器48は例えば2度のピッチにするのが望ましい。凝縮
液体は真空下にて移送タンクに集められる。移送タンク
のレベルは制御され、再循環製品が所定のレベルまで集
まった時にポンプP4によって液体は分離タンク58に移送
される。逆止弁56により行程の真空側からの留出物を除
去可能である。この移送が不調であれば、ハイレベルセ
ンサが移送制御回路98によってアラームを発し、自動的
に運転が停止する。
第5及び第6図を参照して詳述するが、分離タンク58は
凝縮溶剤から混和不能の水を除去する。該タンクにより
凝縮再生液体より重いか又は軽い水を除去可能である。
これは水分離装置制御回路102によって自動制御され
る。回路102の制御によりポンプP5によってタンク58か
ら製品が除去される。水は監視され、再生液体より重け
れば自動ドレン129を介して、又再生液体より軽ければ
ドレン154を介して除去される。自動ドレン129は水分離
装置の制御理論によって制御される。水分離タンク58が
あふれるハイレベルセンサ104,105はアラームを発し、
自動的に運転が停止する。タンク58は大気圧にて作動す
る。溶存水は分子ふるいタンク62によって清浄溶剤流か
ら除去される。清浄品はタンク60内に集められる。該タ
ンクもレベル制御式であり、利用者の貯蔵部へ移送する
以前に再循環製品を一時的に貯蔵する。タンク60からの
放出は、ポンプP6を手動操作することにより実施される
が、これは清浄品がタンク60中に充分な量だけたまると
実施可能となる。ハイレベルセンサにより該タンクがあ
ふれた時に自動的に運転停止する。利用者の貯蔵用コン
テナにポンプ輸送される清浄品は、装置内をたまたま通
過した水を全て感知するような構造の水センサ66を通過
し、ポンプP6により洗浄品が水で汚染されないようにす
る。タンク60は大気圧で作動する。
回路112が運転停止すると、前述のアラーム状態となっ
て作業が自動的に終了する。運転停止には、蒸発装置へ
の流れの停止、行程からの真空の停止、行程の通気を含
む。この作業を組み合わせることによって蒸発装置から
熱が除去されて蒸気の形成が停止する。送り込まれる廃
流は所定の時間だけ流動可能となり蒸発装置の加熱面を
冷却する。かかる材料の蒸発は僅かな量であり、底部タ
ンクに流れるので、底部タンク内の材料及び蒸発装置の
加熱面を冷却しやすくする。所定の運転停止期間が終了
すると行程の送給ポンプP2が停止する。行程の運転停止
も、第3分割室26内の制御パネルからオペレーターが手
動で実施可能である。
材料処理が終了すると、設備は路上に搬送する以前に完
全に排水される。先ず、行程に残留する全ての再凝縮液
体は清浄製品の段階に進む。装置の排水は自動排水装置
114によって2段階式に実施される。第1段階は汚染材
を入れた容器、ポンプ及び管を底部タンク50に流し込
む。手動式安全弁がこの自動操作を支援する。次に汚染
材は底部タンクから利用者指定のコンテナにポンプ輸送
され、処分すべく分類される。第2段階の排水作業中、
蒸発して行程の製品側にある材料は、行程の清浄側にあ
る各容器、ポンプ及びラインから底部タンク内に流れ込
む。この材料は基本的には清浄製品であって水センサ66
又はフィルタ68を通過しない。次にこの底部タンクの材
料は再循環ラインを介して供給タンク内に吸い戻され、
蒸発装置の表面から汚染材を洗い流すために冷却行程設
備を通過する。次にこの材料は後々の処理のために利用
者の貯蔵部へ排出される。全ての材料を設備から確実に
除去するように行程設備の管部を加圧するのが望まし
い。
第5及び6図に詳細に図示した分離タンク58は、頂壁13
2と底壁134を有する全体として長方形の囲繞部130を包
含する。製品の入口136は底壁134の隅部の1つにあっ
て、対向そらせ板138に抗して導入流体を上方へ向け
る。次に送給製品は一対の平行なそらせ140,142の周囲
を進み、導入流体の速度が遅くなるので、不混和液体の
位相分離行程が開始される。囲繞部138の内部は側仕切
り144と、一対の平行隔設仕切り146,148によって2個の
室に分けられる。第6図から判るように、仕切り148は
頂壁132から下方へ延長し、底壁134から隔設される下縁
を有する。同様に、仕切り146は底壁134から上方へ延長
し、頂壁132から隔設される上縁を有する。第1ドレー
ン150は仕切り144−148によって画定される室147内にて
底壁134によって担持される。第2ドレーン152は入口室
149の下部にて担持される。第3ドレーン154は入口室上
部にて担持され、第4ドレーン129は入口室149の底壁13
4にて担持される。ドレーン150は「重量」作業様態にお
ける重い成分を分離するために設け、ドレーン152は
「軽量」作業様態における軽い成分を分離するために設
け、ドレーン129,154は前述の如く分離し、除去するた
めに設ける。
製品の液体が廃液よるも重い場合、「重量」作業様態に
水分離制御回路102(第7図(b))を配置する。重い
/軽い不混和混合体がタンク内にポンプ輸送されると、
液体はそらせ板138,140,142(第5及び6図)の周囲を
流れ、液体の粘度が低くなり分離位相行程が開始され
る。比較的重い液体はタンク底部に沈み、軽い液体は頂
部へ上昇する。更に液体がタンク内にポンプ輸送される
と、重い液体は仕切り146,148相互間の軌道を通って仕
切り148の下を通過し、仕切り146を越えて室147内に入
る。該室は軽い液体なしの重い液体で充填される。重い
液体がセンサ104により検知される所定のレベルに達す
ると、液体はポンプP5(第7図(b))と「重量」作業
様態にて回路102によって制御される協働弁によって出
口150を介して排出される。軽い液体−例えば水は室149
に集まり、出口154を介して排出される。
製品液体が廃液より軽い場合、自動弁及びレベル制御装
置は、制御回路102によって「軽量」作業様態に設定さ
れる。軽量/重量混合体はそらせ板138,140,142周囲の
タンク内にポンプ輸送され、分離位相行程が開始され
る。重い液体はタンク底部に沈下し、軽い液体は頂部へ
上昇する。タンク内に更に液体が入ると、重い液体は底
部の液体上に蓄積し続け、軽い液体は集合液体の上部に
集まる。軽い液体が蓄積し続けると、センサ105により
検知される所定のレベルに達するとポンプP5が作動し、
センサ105がカットオフレベルに達するまで開口部152を
介して軽い液体を引き出す。室149に集められた重い液
体、例えば水は、調節可能な期間中開口したままで水を
除去するドレーン129を作動させるキャパシタンスプロ
ープによって感知される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適実施例による再利用可能な溶剤の
オンサイト回収用自蔵式可動装置を内蔵するトレイラー
の正面斜視図、 第2図は第1図のトレイラーの後方斜視図、 第3図(a)及び第3図(b)は各図の線A−Bに沿っ
て相互連結するもので、第1図及び第2図のトレイラー
の頂面図で本発明装置の構成部の位置を示すもの、 第4図(a)及び第4図(b)は、各図の線A−Bに沿
って相互連結するもので、第1図及び第2図のトレイラ
ーの側面図でこの場合も本発明装置の構成部の位置を示
すもの、 第5図は、本発明の好適実施例による不混和液体の分離
タンクの一部を断面図で示す頂面図、 第6図は、第5図の矢印6におけるタンクの部分断面斜
視図、そして 第7図(a)及び7図(b)は、本発明の好適実施例に
よる回収装置の概略図である。 10……液体廃流から再利用可能な成分をオンサイト回収
するための可動装置、12……トラクタ、14……トレー
ラ、30……ホースリール、34……攪拌送給タンク、40…
…蒸発装置、42……蒸気発生装置、46……デミスタコラ
ム、48……コンデンサ、50……底部タンク、52……熱交
換器、54……移送タンク、58……分離タンク、60……貯
蔵タンク、62……ふるいタンク、64……真空ポンプ、66
……水センサ、68……フィルタ。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現場相互間に搬送するための装置(12)を
    備える車輪付支持台(14)と、該台によって担持され、
    現場にて廃流を選択式に受取り、連続流としてのかかる
    廃流を蒸発装置に導入するための入口装置(34、36、3
    8)と、廃流の不揮発成分から揮発分を蒸発させるため
    に該蒸発装置内にて廃流の滞留時間に見合った温度に該
    蒸発装置を通る間に廃流を加熱するための装置(42、4
    4)と、揮発成分と不揮発成分とをそれぞれ収容し、該
    蒸発装置上に設ける第1出口及び第2出口とを備える蒸
    発装置(40)と、 該第1出口と連結し該揮発成分を収容して凝縮し、凝縮
    成分流を成すためのコンデンサ装置(48)と、 該凝縮成分流である製品成分から水分を分離するように
    該コンデンサ装置と連結する水分離装置(58)と、 該蒸発装置の該第2出口及び該水分離装置を連結し、現
    場にて、該不揮発成分と該製品成分と分離して送り出す
    装置(50、60)とを包含する液体廃流から使用可能な成
    分をオンサイト回収するための可動システムにおいて、 該入口装置が該廃流を連続不断流として該蒸発装置に、
    及びこれを介して導入すると共に、 該蒸発装置内にて該廃流を加熱するための該装置が、該
    蒸発装置から分離して制御可能な温度の蒸気を発生する
    蒸気発生装置(42)と、該蒸発装置を介して該蒸気発生
    装置からの蒸気を閉ループにて該廃流と混ぜることなく
    循環させるための装置(P−7)と、該閉ループにて流
    れの温度を制御するための装置(72)とを包含すること
    を特徴とする可動システム。
  2. 【請求項2】該コンデンサ装置(48)が、該蒸発装置の
    該第1出口と連結する熱交換器と、 該揮発成分と熱交換関係を保持して該熱交換器を介して
    冷却剤を循環させるために該熱交換器から切離した装置
    (P−8)とを包含する請求項(1)の可動システム。
  3. 【請求項3】該車輪付支持台(14)が、該蒸発装置(4
    0)、該熱交換器(52)、該水分離装置(58)及び第1
    分割室(18)に設ける該送り出し装置(50、60)より成
    る閉鎖分割囲繞体と、第1分割室から分離し、第2分離
    室(22)に設ける該蒸気発生装置及び該冷却剤循環装置
    とを包含する請求項(2)の可動システム。
  4. 【請求項4】該第1分割室(18)内に循流式格納ライニ
    ング(111)を包含し、該循流式納ライニングの容量が
    少なくとも該システムの廃流容量に等しい請求項(3)
    の可動システム。
  5. 【請求項5】該第1分割室(18)が防爆構造になってい
    る請求項(4)の可動システム。
  6. 【請求項6】該蒸発装置(40)が水平な薄膜式蒸発装置
    を包含する請求項(3)、(4)又は(5)の可動シス
    テム。
  7. 【請求項7】該入口装置が、該第1分割室内の入口タン
    ク(34)と、該入口タンクから該蒸発装置まで一定の流
    量で廃流を吸い上げるために該第1分割室に設ける装置
    (P−2、36、38)とを包含する請求項(3)、(4)
    又は(5)の可動システム。
  8. 【請求項8】ポンプ装置が、該蒸発装置(40)への流量
    を測定するための流量センサ(36)と、流量制御弁(3
    8)と、該一定流量を保持するように該流量の関数とし
    て該流量制御弁を調節するための装置(90)を包含する
    請求項(7)の可動システム。
  9. 【請求項9】該第2出口から該入口タンクまで不揮発成
    分を返送するように該蒸発装置の該第2出口と連結する
    装置(50、P−3)を更に包含する請求項(8)の可動
    システム。
  10. 【請求項10】該成分返送装置が、該第2出口と連結す
    る貯蔵タンク(50)と、該貯蔵タンクと連結する入口及
    び出口を有するポンプ(P−3)と、該ポンプ出口を該
    入口タンク及び廃物貯蔵部に選択式に連結するための装
    置(92)と、該貯蔵タンクが空になった時を感知して該
    ポンプの作動を終結するための装置(96)とを包含する
    ことを特徴とする請求項(9)の可動システム。
  11. 【請求項11】該ポンプ装置(86、88)が、該取入タン
    クが空になったのを感知して該ポンプ装置の作動を終結
    するための装置をさらに包含する請求項(8)、(9)
    又は(10)の可動システム。
  12. 【請求項12】廃物を該入口タンク(34)内に吸い上げ
    るように該第1分割室内に第2ポンプ装置(P−1)を
    更に設け、該第2ポンプ装置が、該入口タンクの満タン
    時を感知して該第2ポンプ装置の作動を終結する装置
    (82、84)を包含する請項(11)の可動システム。
  13. 【請求項13】該水分離装置が、該凝縮成分流を軽量成
    分と重量成分とに分離するための装置を備えて該第1分
    割室内に設ける液体分離タンク(58)と、該軽量及び重
    量成分を該送り出し装置の方へ選択式に指向させるため
    の装置とを包含する請求項(3)〜(12)のいずれかの
    可動システム。
  14. 【請求項14】該分離タンク(58)が、頂部(132)及
    び底部(134)を有する囲繞体と、該囲繞体を第1部分
    と第2部分とに分割する一対の隔設平行仕切り(140、1
    42)と、該コンデンサ装置と連結する該第1部分への流
    体入口(136)にして、該第1仕切りが該入口に隣接し
    て該底部から隔設され、該第2仕切りが該頂部から隔設
    されるようにしたものと、該囲繞体から重量液体を引き
    出すように該第2部分の下部に位置決めする第1出口
    (150)と、該囲繞体から軽量液体を引き出すように該
    第1部分の上部に設ける第2出口(154)とを包含する
    請求項(13)の可動システム。
  15. 【請求項15】該分離タンクが、該第1部分に入る液体
    の速度を減少させることによって重量液体と軽量液体の
    成分の分離位相を推進させるように該第1部分内におい
    て該流体入口(136)の反対側にそらせ板装置(138)を
    更に包含する請求項(14)の可動システム。
  16. 【請求項16】該選択式に指向させる装置が、該指向装
    置と連結する入口と出口を有するポンプ(P−5)と、
    該囲繞体から該第1及び第2出口の1つに該ポンプ入口
    を選択式に連結すると共に、該分離タンク内の材料の状
    態に応答して該ポンプを作動させるための装置(102)
    とを包含する請求項(14)の可動システム。
  17. 【請求項17】該コンデンサ装置と該水分離装置(58)
    とを連結する移送タンク(54)と、該移送タンクから該
    水分離装置まで該凝縮成分流を送給するためのポンプ
    (P−4)と、該移送タンク内の材料の状態に応じて該
    ポンプを作動させるための装置(98)とを更に包含する
    請求項(13)、(14)、(15)又は(16)の可動システ
    ム。
  18. 【請求項18】該水分離装置が更に該コンデンサ装置に
    連結されて該凝縮成分流から混和水を除去する分子ふる
    い(62)を包含する請求項(13)〜(17)のいずれかの
    可動システム。
  19. 【請求項19】該送り出し装置が該水分離装置と連結す
    る製品保持タンク(60)と、該製品保持タンクと接続す
    るポンプ(P−6)と、該保持タンク内の材料の状態に
    応じて該ポンプを作動させて流体を該保持タンクから吸
    い上げる装置(106)とを包含する請求項(3)〜(1
    8)のいずれかの可動システム。
  20. 【請求項20】該車輪付支持台(14)が閉鎖トレーラを
    包含する請求項(1)〜(19)のいずれかの可動システ
    ム。
  21. 【請求項21】該第1分割室(18)内の流体相互連結部
    が作業中及び搬送中の応力を吸収するための可撓継手を
    有する請求項(20)の可動システム。
  22. 【請求項22】該可動システムから全ての液体を排出す
    るための装置を更に包含する請求項(21)の可動システ
    ム。
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