JPH07329088A - 圧縮成形における絵付け方法 - Google Patents

圧縮成形における絵付け方法

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JPH07329088A
JPH07329088A JP14701294A JP14701294A JPH07329088A JP H07329088 A JPH07329088 A JP H07329088A JP 14701294 A JP14701294 A JP 14701294A JP 14701294 A JP14701294 A JP 14701294A JP H07329088 A JPH07329088 A JP H07329088A
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
foil
molded product
painting
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP14701294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ohashi
大橋和男
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KANTO PLAST KOGYO KK
Original Assignee
KANTO PLAST KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビティ型の側部型面内にフォイル収容で
きるようにして圧縮成形と同時に成形品の外側面への絵
付けを可能とする。 【構成】 食器または深皿等の成形品8を圧縮成形する
キャビティ型2の側部型面2aに所要深さの凹所4を設
ける。その凹所4にフォイル5を印刷面5bを表側にし
て収容する。キャビティ内に熱硬化性樹脂の成形材料6
を入れて成形品8を圧縮成形すると同時に成形品8の外
側面にフォイル5を転着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱硬化成樹脂製の食
器等の成形品の外側面に、成形品の圧縮成形と同時に絵
付けを行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メラミン食器等の表面に圧縮成形と同時
に絵付けを施すには、先ず所定の成形温度に設定された
キャビティ型とコア型からなる金型のキャビティ内に、
プレヒートしたメラミン樹脂等の熱硬化成樹脂の成形材
料を入れ、型締により成形材料の一次成形を行なう。
【0003】次に型開を行ってコア型を上方へ移動して
から、チタンを含まない天然パルプ紙(オーバーレイ
紙)の表面に、絵柄等をオフセット印刷し、またメラミ
ン樹脂を含浸させた一般にフォイルと称されている絵付
用紙を、キャビティ型内の一次成形品の縁面に印刷面を
表側にして載せ置く。その後に再びコア型を下ろして型
締を行い、一次成形品を圧縮して二次成形を行い、フォ
イルを成形品の表面に転着して絵付け行う。
【0004】また成形品の内側の立ち上がり表面に絵付
けを行う場合には、立ち上がり面にはフォイルを置くこ
とができないので、縁面と立ち上がり表面の両方にわた
って位置するようにフォイルを置く。かくすれば二次成
形時に縁面に載置した部分のフォイルがコア型に狭持さ
れるようになって、立ち上がり表面のフォイルのずれが
防止され、縁面から立ち上がり内面にわたって絵付けが
行われる。絵付け後に再びコア型の型開を行って適量の
グレーズコーティング材を入れ、加圧により成形品表面
のグレーズコーティング処理がなされる。
【0005】成形品の外側の立ち上がり表面に絵付けを
行う場合には、コア型を下側にしてキャビティ型を昇降
自在に配置し、一次成形品を伏せた状態で成形して露出
した外側面にフォイルを載せ置く、そして内側の場合と
同様に二次成形、さらに三次成形を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
従来の圧縮成形における成形品への絵付けは、コア型に
臨む一次成形品の表面に制限され、キャビティ型の側部
型面に接している反対面には絵付けができないため、そ
の絵付けは内面か或いは外面のいずれかとなり、内外両
面に絵付けを行うことは極めて困難なことから、圧縮成
形によるプラスチック容器等の両面絵付けは、実際には
行われていなかった。
【0007】この外側の立ち上がり表面の絵付けについ
て、熱可塑性樹脂の射出成形で行われているインサート
を採用することも考えられたが、成形材料の粘度が熱可
塑性樹脂の溶融粘度より著しく高く、コア型の圧縮によ
りキャビティ周辺に押し延ばれる成形材料の流動力が強
いために、フォイルがインサート位置から簡単に押しや
られて絵付けを行なうことができなかった。
【0008】この発明の目的は、熱硬化性合成樹脂によ
る食器等の外表面の絵付けを極めて簡単な手段により圧
縮成形時に容易に行うことができ、また他物との接触に
よる絵柄等の擦れ落ちも少なく、成形時に施した絵柄等
を長く維持できる新たな圧縮成形における絵付け方法を
提供することにある。
【0009】またこの発明の他の目的は、一次成形品の
圧縮成形時に、一次成形品の外側の立ち上がり面に絵付
けを行うことができ、一次成形品の圧縮成形後に、これ
までの手段をもって内側の立ち上がり面に絵付けがで
き、これにより成形品の内外両面の絵付けを可能とする
新たな圧縮成形における絵付け方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、熱硬化性合成樹脂による食器または深皿等の
成形品を金型内にて圧縮成形すると同時に、成形品の外
側面に絵付けを行うにあたり、キャビティ型の側部型面
に所要深さの凹所を設け、その凹所に絵柄等を印刷した
フォイルを収容したのち、キャビティ内に熱硬化性樹脂
の成形材料を入れて成形品の圧縮成形すると同時に、成
形材料の外側面にフォイルを転着してなることにある。
またこの発明は、上記凹所の壁面をなだらかな凸曲面に
形成し、その壁面により成形品の絵付け面を凹曲面に形
成することを他の1つの特徴とする。
【0011】
【作 用】上記構成では、フォイルがキャビティ型の側
部型面よりも内側に引っ込んで位置するので、コア型に
よる圧縮で成形材料がキャビティ面に沿って流動して
も、フォイルの端が流動力により捲れ上がらず、成形材
料はフォイル上面を流動してゆくので、フォイルは押し
流されることなくその位置を保つ。
【0012】また成形品のフォイル転着面は凹曲面に形
成されて、その表面の絵柄等は他物と面接触し難くなる
ことから、擦れ落ちによる消失は少なく、長期にわたり
初期の状態を維持する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図中1は圧縮成形用の金型で、立ち上
がり周面を有する深皿状の成形品の外形を形成するキャ
ビティ型2と、内側面を形成するコア型3とからなる。
また図では省略したが、キャビティ型2は竪型の型締装
置の固定盤に、コア型3は固定盤上方の可動盤にそれぞ
れ取付けられ、可動盤とともに上下動するコア型3の下
方移動によりキャビティ型2に入れた成形材料の圧縮成
形ができるように構成されている。
【0014】4はキャビティ型2の側部型面2aの所要
個所に部分的に凹設した絵付け用の凹所で、壁面4aは
なだらかな凸曲面に形成してあり、その凹所4にフォイ
ル5が収容してある。このフォイル5は、メラミン樹脂
を含浸したオーバーレイ紙5aの裏面に模様、色彩、絵
柄等をオフセット印刷した印刷面5bを有するもので、
その印刷面5bを表側にして露出し、オーバーレイ紙5
aを壁面4aに当接して収容される。これによりフォイ
ル5は、キャビティ型2の熱で溶融したオーバーレイ紙
5aのメラミン樹脂により壁面4aに貼り付いて凹所4
から離脱することなくその位置を維持する。
【0015】上記金型による圧縮成形は、凹所4にフォ
イル5を収容したのちに行う。金型は予め165℃〜1
70℃ほどの温度に加熱されており、その金型のキャビ
ティ型2の底部に従来と同様に予備加熱したメラミン樹
脂の成形材料6を入れてコア型3を降下し、その成形材
料6をキャビティ型内において160kg〜180kgの成
形圧力により圧縮する。
【0016】この場合、成形材料6の入れ方としては塊
の状態ではなく、図3に示すように、成形材料6の端が
フォイル5の上に重なって位置するように、ある程度広
げて入れるのが好ましい。かくすれば圧縮成形時におけ
る成形材料6の流動は、凹所4の下側からではなくフォ
イル5の面上から始まるので、成形材料6のフォイル5
の下縁に作用する流動力が軽減され、流動力による下縁
の捲れ更には押し流し等の現象が防止されて、凹所内に
おけるフォイル5の不動性を更に確実なものとなす。
【0017】圧縮により成形材料6は、コア型3とキャ
ビティ型2とにより形成されたキャビティ7の底部から
周辺まで伸展して、立ち上がり面を有する深皿状の成形
品8に成形されると同時に、上記フォイル5が成形圧力
と金型の熱により成形品8の外側表面に転着して硬化し
一体化する。また転着部分は凹所4と対応する凸部9に
形成され、その表面は側壁面4aの転写による凹曲面と
なり、その凹曲面にフォイル5の印刷面5bの絵柄等
が、樹脂の含浸により透けた上記オーバーレイ紙5aに
被覆された状態で絵付けされる。
【0018】図5に示す成形品8は、内側の立ち上がり
面8bにも絵付け11を行ったもので、この場合には、
成形品8を一次成形品として上記従来法により二次成形
さらには三次成形を行って、絵付け11とグレーズコー
ティング処理とを行う。この間、成形品8はキャビティ
型2から離型されることはないので、内側の立ち上がり
面8bの絵付け工程中に外側の立ち上がり面8の絵付け
部分が損なわれるようなことはない。
【0019】上記実施例は、外側の立ち上がり面8aへ
の部分的絵付けに付いての説明であるが、絵付け面は特
定の大きさに制限されるものではなく、キャビティ型2
の側部型面2aに絵付け用の凹所4を設け得る範囲にお
いて可能とするものであり、場合によっては、凹所4を
所要幅の横長の溝に形成して絵付けを行うこともでき
る。
【0020】
【発明の効果】この発明は上述のように、フォイルをキ
ャビティ型の側部型面に設けた所要の凹所に収容し、成
形品の圧縮成形時にフォイルを成形品の外側面に転着す
るようにしたので、フォイルがキャビティ型の側部型面
よりも内側に引っ込んで位置するようになり、これによ
り成形材料がフォイルの上面を流れるようになって、流
動力によるフォイル下縁の捲れや押し流し等が防止さ
れ、凹所に対向する成形品の外側の立ち上がり面に位置
ずれを起こすことなく確実に絵付けを行うことができ
る。
【0021】フォイルの転着は成形圧力によるので、転
着のための特別な操作を必要とせず、またこれまでの絵
付け方法との併用によって、圧縮成形による食器等の成
形品ではみられなかった内外両面に絵付けを有する製品
が容易にでき、絵付けが片面のみとなった従来製品より
も付加価値が高い製品を製造することができる。
【0022】さらにまた成形品のフォイル転着面を凹曲
面に形成できるので、これにより絵付け表面の他物との
面接触を防止でき、また絵付け面をオーバーレイ紙にり
被覆した状態となすことができるので、擦れ落ちによる
絵柄などの消失は少ないく、グレーズコーティング処理
が施されなくとも長期にわたり初期の状態を維持する等
の優れた特長を有し、これまでの圧縮成形手段をもって
容易に絵付けを行えるのでコスト高となるようなことも
なく、直ちに応用できる利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る圧縮成形における絵付け方法
を実施に用いられる金型の略示縦断面図である。
【図2】キャビティ型の側部型面の縦断面図である。
【図3】キャビティ型に成形材料を入れたり状態を示す
部分縦断面図である。
【図4】圧縮成形状態を金型の縦断面図である。
【図5】圧縮成形した成形品の斜視図である。
【図6】外側の立ち上がり面の絵付け状態を示す成形品
の部分縦断面図である。
【符号の説明】
1 金型 2 キャビティ型 2a 側部型面 3 コア型 4 凹所 4a 壁面 5 フォイル 5a オーバーレ紙 5b 印刷面 6 成形材料型 7 キャビティ 8 成形品 9 凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性合成樹脂による食器または深皿
    等の成形品を金型内にて圧縮成形すると同時に、成形品
    の外側面に絵付けを行うにあたり、 キャビティ型の側部型面に所要深さの凹所を設け、その
    凹所に絵柄等を印刷したフォイルを収容したのち、キャ
    ビティ内に熱硬化性樹脂を入れて成形品を圧縮成形する
    と同時に、成形品の外側面にフォイルを転着してなるこ
    とを特徴とする圧縮成形における絵付け方法。
  2. 【請求項2】 凹所の壁面はなだらかな凸曲面に形成さ
    れ、その壁面により成形品の絵付け面を凹曲面に形成し
    てなる請求項1記載の圧縮成形における絵付け方法。
JP14701294A 1994-06-07 1994-06-07 圧縮成形における絵付け方法 Pending JPH07329088A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14701294A JPH07329088A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 圧縮成形における絵付け方法

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JP14701294A JPH07329088A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 圧縮成形における絵付け方法

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JPH07329088A true JPH07329088A (ja) 1995-12-19

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ID=15420559

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JP14701294A Pending JPH07329088A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 圧縮成形における絵付け方法

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JP (1) JPH07329088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1076538A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Sekisui Chem Co Ltd 加飾成形用シート及び加飾成形品の製造方法
JP2008189333A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Yamato Kako Co Ltd 蒸気雰囲気下に供される加熱用又は保温用容器

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1076538A (ja) * 1996-09-05 1998-03-24 Sekisui Chem Co Ltd 加飾成形用シート及び加飾成形品の製造方法
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