JPH07329236A - 高強度石膏板及びその製造方法 - Google Patents
高強度石膏板及びその製造方法Info
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- JPH07329236A JPH07329236A JP13005694A JP13005694A JPH07329236A JP H07329236 A JPH07329236 A JP H07329236A JP 13005694 A JP13005694 A JP 13005694A JP 13005694 A JP13005694 A JP 13005694A JP H07329236 A JPH07329236 A JP H07329236A
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- JP
- Japan
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- gypsum board
- fiber
- prepreg
- strength gypsum
- resin
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 石膏板の表面に繊維を配合した熱可塑性樹脂
板からなる補強層からなる石膏板 【効果】 本発明の石膏板は、軽く、現場での取扱が容
易で、高い圧縮強度を有するうえ、その表裏両面に剛性
及び抗張力が大きいプリプレグ積層体が形成されてお
り、全体的に剛性が極めて高く、使用に際して極めて堅
固な構造物を構築できる。
板からなる補強層からなる石膏板 【効果】 本発明の石膏板は、軽く、現場での取扱が容
易で、高い圧縮強度を有するうえ、その表裏両面に剛性
及び抗張力が大きいプリプレグ積層体が形成されてお
り、全体的に剛性が極めて高く、使用に際して極めて堅
固な構造物を構築できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は土木建築用、一般産業用
の板状製品で、特に強度を必要とする板に関する。
の板状製品で、特に強度を必要とする板に関する。
【0002】
【従来の技術】石膏板は住宅の天井、壁等の建築用に多
く用いられている。しかしながら重く、割れ易いため取
扱いに注意を要する。これらの問題点を解決する一つの
方法として、ガラス繊維マット、ガラス繊維織布に熱硬
化性樹脂を含浸させた基材を石膏板に貼付ける方法が提
案されている。しかしながら、この様な基材は繊維含有
率を高くして高強度化しようとすると熱硬化性樹脂の含
浸が悪くなり、また薄くすることも難しく軽量、高強度
化に限界がある。また、熱硬化性樹脂であるため、石膏
板に貼合わせるために高温で長時間加圧する必要があ
り、石膏板が熱により変質する可能性が高く。さらに、
熱硬化性樹脂の硬化収縮による反りの発生を防止するこ
とが困難である。従って、現状では軽く、剛性が大き
く、高強度で、耐衝撃性があり現場での取扱が容易な石
膏板は未だ提案されていない。
く用いられている。しかしながら重く、割れ易いため取
扱いに注意を要する。これらの問題点を解決する一つの
方法として、ガラス繊維マット、ガラス繊維織布に熱硬
化性樹脂を含浸させた基材を石膏板に貼付ける方法が提
案されている。しかしながら、この様な基材は繊維含有
率を高くして高強度化しようとすると熱硬化性樹脂の含
浸が悪くなり、また薄くすることも難しく軽量、高強度
化に限界がある。また、熱硬化性樹脂であるため、石膏
板に貼合わせるために高温で長時間加圧する必要があ
り、石膏板が熱により変質する可能性が高く。さらに、
熱硬化性樹脂の硬化収縮による反りの発生を防止するこ
とが困難である。従って、現状では軽く、剛性が大き
く、高強度で、耐衝撃性があり現場での取扱が容易な石
膏板は未だ提案されていない。
【0003】
【発明が達成しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためなされたものであり、その目的は従来の材
料単体より軽く、使用する原材料も少量で済み、軽量
で、剛性が大きく、高強度で耐衝撃性に優れ取扱が容易
で、耐水性、耐久性に富んだ高強度の石膏板を提供する
ことにある。
解決するためなされたものであり、その目的は従来の材
料単体より軽く、使用する原材料も少量で済み、軽量
で、剛性が大きく、高強度で耐衝撃性に優れ取扱が容易
で、耐水性、耐久性に富んだ高強度の石膏板を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点に対し本発
明者らは、石膏板の表裏両面か又は片面に、重量含有率
40〜80%の繊維を配合した熱可塑性樹脂から成る補
強層を積層することによってよって達成されることを見
いだした。
明者らは、石膏板の表裏両面か又は片面に、重量含有率
40〜80%の繊維を配合した熱可塑性樹脂から成る補
強層を積層することによってよって達成されることを見
いだした。
【0005】補強層を構成する樹脂としては、熱可塑性
樹脂が好ましく、ポリプロピレン系樹脂又はポリスチレ
ン系樹脂がより好ましい。補強層に配合する繊維として
は、ガラス繊維が好ましい。ガラス繊維の形態としては
マット状、織布状のものが取り扱い性が良く一般的であ
るが、軽量で補強効果を充分に発揮させるためには繊維
の強度を有効に活かすことが必要であり、そのためには
繊維を引き揃えて一方向に配したものを使用することが
望ましい。又、表面側の補強層の表面に、例えばエンボ
ス加工を施した樹脂から成るシート状の表面材を設ける
ことが推奨される。
樹脂が好ましく、ポリプロピレン系樹脂又はポリスチレ
ン系樹脂がより好ましい。補強層に配合する繊維として
は、ガラス繊維が好ましい。ガラス繊維の形態としては
マット状、織布状のものが取り扱い性が良く一般的であ
るが、軽量で補強効果を充分に発揮させるためには繊維
の強度を有効に活かすことが必要であり、そのためには
繊維を引き揃えて一方向に配したものを使用することが
望ましい。又、表面側の補強層の表面に、例えばエンボ
ス加工を施した樹脂から成るシート状の表面材を設ける
ことが推奨される。
【0006】以下、図面により本発明の一実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明に係る高強度石膏板
の一実施例を示す斜視図で石膏板の表面に繊維を配合し
た熱可塑性樹脂板、すなわちプリプレグを積層したもの
を貼付けた高強度石膏板を示す。図2は高強度石膏板の
表面に表面材を貼付けたものを示す。図3はプリプレグ
積層体と石膏板を一体化する装置の概略を示す。
て詳細に説明する。図1は、本発明に係る高強度石膏板
の一実施例を示す斜視図で石膏板の表面に繊維を配合し
た熱可塑性樹脂板、すなわちプリプレグを積層したもの
を貼付けた高強度石膏板を示す。図2は高強度石膏板の
表面に表面材を貼付けたものを示す。図3はプリプレグ
積層体と石膏板を一体化する装置の概略を示す。
【0007】図1の1Aは壁等に好適に使用される平板
で、石膏板11の表面にある下紙12に熱可塑性樹脂と
一方向に引き揃えて整列されたガラス繊維により構成さ
れる一方向プリプレグの積層体14が貼合わされたもの
である。石膏板の下紙とプリプレグ積層体との貼合わせ
は、プリプレグの溶融温度以上に加熱されて溶融状態に
あるプリレグを、石膏板の上に置き、プレス中で0.0
1〜5kg/cm2の圧力、好ましくは0.1〜3kg
/cm2で冷却しながら加圧することにより達成され
る。圧力が0.01kg/cm2より低いとプリプレグ
と石膏板の下紙との密着性が悪くなり、5kg/cm2
を越えると石膏板が潰れて規定の厚みより薄くなるとい
う問題が生じる。
で、石膏板11の表面にある下紙12に熱可塑性樹脂と
一方向に引き揃えて整列されたガラス繊維により構成さ
れる一方向プリプレグの積層体14が貼合わされたもの
である。石膏板の下紙とプリプレグ積層体との貼合わせ
は、プリプレグの溶融温度以上に加熱されて溶融状態に
あるプリレグを、石膏板の上に置き、プレス中で0.0
1〜5kg/cm2の圧力、好ましくは0.1〜3kg
/cm2で冷却しながら加圧することにより達成され
る。圧力が0.01kg/cm2より低いとプリプレグ
と石膏板の下紙との密着性が悪くなり、5kg/cm2
を越えると石膏板が潰れて規定の厚みより薄くなるとい
う問題が生じる。
【0008】この時に溶融したプリプレグの熱可塑性樹
脂が石膏板表面にある下紙の凹凸部分に流動した後、冷
却され固化するので、石膏板とプリプレグ積層体が強固
に接合される。従って、石膏板に樹脂が流動して凹凸部
に充填される様に石膏板をあらかじめ樹脂が流動可能な
温度に予熱しておくことは有効な方法である。また、予
め石膏板の下紙の表面に樹脂フィルムを融着させて樹脂
フィルムを石膏板表面にある紙の凹凸部分に食い込ませ
ておく処理を行うことは、石膏板とプリプレグ積層体を
強固に貼合わせる上で望ましい。
脂が石膏板表面にある下紙の凹凸部分に流動した後、冷
却され固化するので、石膏板とプリプレグ積層体が強固
に接合される。従って、石膏板に樹脂が流動して凹凸部
に充填される様に石膏板をあらかじめ樹脂が流動可能な
温度に予熱しておくことは有効な方法である。また、予
め石膏板の下紙の表面に樹脂フィルムを融着させて樹脂
フィルムを石膏板表面にある紙の凹凸部分に食い込ませ
ておく処理を行うことは、石膏板とプリプレグ積層体を
強固に貼合わせる上で望ましい。
【0009】この様な樹脂フィルムは、繊維が配合され
た熱可塑性樹脂板と同種の熱可塑性樹脂からなるフィル
ムであり、さらに延伸されていないものが、熱による収
縮がなく好ましい。樹脂フィルムの厚さは、石膏板の下
紙と繊維が配合された熱可塑性樹脂板との間が充分に密
着できる樹脂量が必要なので、10〜200μmである
ことが好ましい。また、溶融状態にあるプリプレグ積層
体と石膏板の間に樹脂フィルムを介在させて同時一体成
形を行うことも補強層と石膏板を強固に一体化する上で
有効な手法である。上記した様に、石膏板の表面にプリ
プレグ積層体が接着剤を使用せずに強固に貼合わされる
ので補強効果が得られる。また、図1の1Bは石膏板1
1の表裏両面の上紙13、下紙12にプリプレグ積層体
15,14を貼合わせたものである。また、石膏板は切
断した端面から崩れたり、補強層が剥がれたりするの
で、図1Cに示したように石膏板の面積よりやや小さい
補強層を貼り付けたり、図1Dに示したように、端面を
補強層で被覆することは、端面保護の点で好ましい。こ
の様にすると端部からの補強層の剥がれが無くなり取扱
性が向上する。また、端面部分を表面材で被覆すること
も剥がれ防止対策として有効である。
た熱可塑性樹脂板と同種の熱可塑性樹脂からなるフィル
ムであり、さらに延伸されていないものが、熱による収
縮がなく好ましい。樹脂フィルムの厚さは、石膏板の下
紙と繊維が配合された熱可塑性樹脂板との間が充分に密
着できる樹脂量が必要なので、10〜200μmである
ことが好ましい。また、溶融状態にあるプリプレグ積層
体と石膏板の間に樹脂フィルムを介在させて同時一体成
形を行うことも補強層と石膏板を強固に一体化する上で
有効な手法である。上記した様に、石膏板の表面にプリ
プレグ積層体が接着剤を使用せずに強固に貼合わされる
ので補強効果が得られる。また、図1の1Bは石膏板1
1の表裏両面の上紙13、下紙12にプリプレグ積層体
15,14を貼合わせたものである。また、石膏板は切
断した端面から崩れたり、補強層が剥がれたりするの
で、図1Cに示したように石膏板の面積よりやや小さい
補強層を貼り付けたり、図1Dに示したように、端面を
補強層で被覆することは、端面保護の点で好ましい。こ
の様にすると端部からの補強層の剥がれが無くなり取扱
性が向上する。また、端面部分を表面材で被覆すること
も剥がれ防止対策として有効である。
【0010】図2の積層体10は、石膏板11の表裏両
面に、プリプレグ積層体14及び15を積層し、更に要
すれば、表側の補強層15の表面に薄いシート状の表面
材16を貼着して成るものである。本発明で使用される
表面材は、補強層の表面状態を改良及び新たな機能を付
加するために使用するもので、その材質としては、ポリ
イミド等の熱硬化性樹脂およびポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂のフィルム及
びシート、ポリエチレンテレフタレート繊維、レーヨン
等の合成繊維からなる不織布、ガラス繊維等の無機繊
維、木綿等の有機繊維からなる織布、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂からなる熱収縮性フィ
ルム、紙、木質系薄層板等の天然資源等があげられる。
更に、これらの表面材に印刷、エンボス加工がなされた
ものも表面材として使用することができる。
面に、プリプレグ積層体14及び15を積層し、更に要
すれば、表側の補強層15の表面に薄いシート状の表面
材16を貼着して成るものである。本発明で使用される
表面材は、補強層の表面状態を改良及び新たな機能を付
加するために使用するもので、その材質としては、ポリ
イミド等の熱硬化性樹脂およびポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂のフィルム及
びシート、ポリエチレンテレフタレート繊維、レーヨン
等の合成繊維からなる不織布、ガラス繊維等の無機繊
維、木綿等の有機繊維からなる織布、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂からなる熱収縮性フィ
ルム、紙、木質系薄層板等の天然資源等があげられる。
更に、これらの表面材に印刷、エンボス加工がなされた
ものも表面材として使用することができる。
【0011】例えば、表面材14は、コンクリート型枠
に使用する場合はコンクリートとの離型性を向上するた
めと、打設したコンクリートの表面の平滑化、ツヤ出し
などのため用いられ、材質としてはポリプロピレン等の
熱可塑性樹脂のフィルム、シートがあげられる。更に、
構築物の外面の審美性を高めるため、エンボス加工を施
した表面材14を用い、これにより、木目、石理、刷毛
目その他様々な模様や線描画などをコンクリート打設面
に転写することも推奨されるものである。室内の壁、間
仕切等に使用される場合は、模様が印刷された不織布や
織布、木目調等の模様が印刷された印刷紙、木質系薄板
等を表面材として使用することが出来る。また、屋外で
使用する場合には耐候性を付与する目的で耐侯性に優れ
た樹脂膜や機材を使用することが出来る。
に使用する場合はコンクリートとの離型性を向上するた
めと、打設したコンクリートの表面の平滑化、ツヤ出し
などのため用いられ、材質としてはポリプロピレン等の
熱可塑性樹脂のフィルム、シートがあげられる。更に、
構築物の外面の審美性を高めるため、エンボス加工を施
した表面材14を用い、これにより、木目、石理、刷毛
目その他様々な模様や線描画などをコンクリート打設面
に転写することも推奨されるものである。室内の壁、間
仕切等に使用される場合は、模様が印刷された不織布や
織布、木目調等の模様が印刷された印刷紙、木質系薄板
等を表面材として使用することが出来る。また、屋外で
使用する場合には耐候性を付与する目的で耐侯性に優れ
た樹脂膜や機材を使用することが出来る。
【0012】このような熱可塑性樹脂の表面に接着剤を
塗布して加飾のための表面材を接合しようとすると、熱
可塑性樹脂は表面の活性が乏しいので接着剤の効果が低
減する。そのために補強層の表面をサンディングしたり
コロナ放電処理、ケミカルエッチング等の前処理が必要
になりコスト高の原因となる。この問題に対してはまず
厚手の紙、不織布等を接着剤の接着力向上の補助材とし
て補強層の石膏板と反対側の表面に石膏板と補強層を一
体化する際に融着する。ここで貼着された紙及び不織布
は接着剤を染み込ませて保持する機能を持つので加飾の
ための表面材を接着により接合することが可能になる。
本発明に使用できる石膏板は、JIS A6901に規
定されている石膏ボード、シージング石膏ボード、強化
石膏ボード、石膏ラスボード、化粧石膏ボード等があ
る。
塗布して加飾のための表面材を接合しようとすると、熱
可塑性樹脂は表面の活性が乏しいので接着剤の効果が低
減する。そのために補強層の表面をサンディングしたり
コロナ放電処理、ケミカルエッチング等の前処理が必要
になりコスト高の原因となる。この問題に対してはまず
厚手の紙、不織布等を接着剤の接着力向上の補助材とし
て補強層の石膏板と反対側の表面に石膏板と補強層を一
体化する際に融着する。ここで貼着された紙及び不織布
は接着剤を染み込ませて保持する機能を持つので加飾の
ための表面材を接着により接合することが可能になる。
本発明に使用できる石膏板は、JIS A6901に規
定されている石膏ボード、シージング石膏ボード、強化
石膏ボード、石膏ラスボード、化粧石膏ボード等があ
る。
【0013】次に、高強度石膏板10の構成及び製造方
法について説明する。プリプレグ積層体14、15を構
成する熱可塑性樹脂には特別な限定はなく、石膏板と一
体化するときの温度で石膏板の表面にある紙が焼けず
に、かつ石膏板が変質しない溶融温度を持ったものであ
る、例えば、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、高密度
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリレチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルサルフォン、ポリサルフォン、ポリエ
ーテルイミド(商標: ULTEM)、ポリエーテルエー
テルケトン、ポリフェニレンサルファイドなどが使用で
きるが、強度、耐磨耗性、価格や廃棄物となったときの
再生の容易さなどの観点から、最も望ましい樹脂とし
て、ポリプロピレン系及びポリスチレン系樹脂が推奨さ
れる。 プリプレグ積層体14、15及び表面材16の
材料樹脂は、同系統の樹脂であることが望ましい。
法について説明する。プリプレグ積層体14、15を構
成する熱可塑性樹脂には特別な限定はなく、石膏板と一
体化するときの温度で石膏板の表面にある紙が焼けず
に、かつ石膏板が変質しない溶融温度を持ったものであ
る、例えば、ポリスチレン、ポリ塩化ビニール、高密度
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリレチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルサルフォン、ポリサルフォン、ポリエ
ーテルイミド(商標: ULTEM)、ポリエーテルエー
テルケトン、ポリフェニレンサルファイドなどが使用で
きるが、強度、耐磨耗性、価格や廃棄物となったときの
再生の容易さなどの観点から、最も望ましい樹脂とし
て、ポリプロピレン系及びポリスチレン系樹脂が推奨さ
れる。 プリプレグ積層体14、15及び表面材16の
材料樹脂は、同系統の樹脂であることが望ましい。
【0014】ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレ
ンの単独重合体、プロピレンとエチレン、ブテン等のα
−オレフィンとの共重合体や、繊維とポリプロピレン系
樹脂との密着性を向上させるために、ポリプロピレン樹
脂に炭化水素溶媒中有機過酸化物触媒により無水マレイ
ン酸等のラジカル重合性不飽和化合物をグラフト重合さ
せたグラフト化ポリプロピレン樹脂があげられる。
ンの単独重合体、プロピレンとエチレン、ブテン等のα
−オレフィンとの共重合体や、繊維とポリプロピレン系
樹脂との密着性を向上させるために、ポリプロピレン樹
脂に炭化水素溶媒中有機過酸化物触媒により無水マレイ
ン酸等のラジカル重合性不飽和化合物をグラフト重合さ
せたグラフト化ポリプロピレン樹脂があげられる。
【0015】また、ポリスチレン系樹脂としては、スチ
レンの単独重合体、スチレンとアクリロニトリルとの共
重合体、ブタジエンとスチレン、アクリロニトリルとの
重合体等や、ガラス繊維と密着性を向上させるために、
無水マレイン酸等のラジカル重合性不飽和化合物をグラ
フト重合させたグラフト化ポリスチレン樹脂があげられ
る。
レンの単独重合体、スチレンとアクリロニトリルとの共
重合体、ブタジエンとスチレン、アクリロニトリルとの
重合体等や、ガラス繊維と密着性を向上させるために、
無水マレイン酸等のラジカル重合性不飽和化合物をグラ
フト重合させたグラフト化ポリスチレン樹脂があげられ
る。
【0016】而して、プリプレグ積層体14、15の材
料に配合する繊維としては、アラミド繊維(登録商標
「ケプラー」など)などの合成樹脂繊維、天然の有機質
繊維、チタン、ボロン、ステンレスなどの金属繊維、ガ
ラス、炭素、炭化ケイ素などの無機繊維が挙げられる。
但し、必ずしもこれらに限定されるものではなく、充分
な強度とを有し、安価かつ大量に入手できるものであれ
ば使用可能である。
料に配合する繊維としては、アラミド繊維(登録商標
「ケプラー」など)などの合成樹脂繊維、天然の有機質
繊維、チタン、ボロン、ステンレスなどの金属繊維、ガ
ラス、炭素、炭化ケイ素などの無機繊維が挙げられる。
但し、必ずしもこれらに限定されるものではなく、充分
な強度とを有し、安価かつ大量に入手できるものであれ
ば使用可能である。
【0017】この繊維の配合比であるが、これが重量比
で40%未満となると、高温で樹脂の流動性が高まるた
めプリプレグ積層体の賦形が困難となる上、板として必
要な剛性と耐磨耗性が得られなくなり、逆に80%を越
えると、接着性が低下する上、成形加工が困難となるの
で、繊維の配合比は40%以上、80%以下、望ましく
は45%以上、60%以下とする。
で40%未満となると、高温で樹脂の流動性が高まるた
めプリプレグ積層体の賦形が困難となる上、板として必
要な剛性と耐磨耗性が得られなくなり、逆に80%を越
えると、接着性が低下する上、成形加工が困難となるの
で、繊維の配合比は40%以上、80%以下、望ましく
は45%以上、60%以下とする。
【0018】又、この繊維は、一定方向、即ち、使用中
曲げ応力を受ける方向に揃うようにしておくことが推奨
される。又、この繊維配合層を、横幅方向に繊維を配向
した層と、長手方向に繊維を配向した層との複合体とし
て使用することも推奨されるものである。
曲げ応力を受ける方向に揃うようにしておくことが推奨
される。又、この繊維配合層を、横幅方向に繊維を配向
した層と、長手方向に繊維を配向した層との複合体とし
て使用することも推奨されるものである。
【0019】プリプレグは特公平02−042168号
公報に開示された方法により製造することが出来る。す
なわち、強化用ガラス繊維のモノフィラメントを、カッ
プリング剤、例えばγ−メタクリロキシ−プロピルトリ
メトキシシランで処理して、1800本収束させたヤー
ンを、均一張力で引張りながら、引き揃えて熱溶融した
熱可塑性樹脂に接触させて熱ロールでしごきながら含浸
することによって得られる。このプリプレグを1層だけ
使用する場合又は2層以上を重ね合わせて使用する場合
があるが、石膏板の特に片側面にプリプレグを貼合わせ
る時に、プリプレグ層が厚い場合、熱膨張係数が大きい
場合は複合化した板が反る現象がみられる。
公報に開示された方法により製造することが出来る。す
なわち、強化用ガラス繊維のモノフィラメントを、カッ
プリング剤、例えばγ−メタクリロキシ−プロピルトリ
メトキシシランで処理して、1800本収束させたヤー
ンを、均一張力で引張りながら、引き揃えて熱溶融した
熱可塑性樹脂に接触させて熱ロールでしごきながら含浸
することによって得られる。このプリプレグを1層だけ
使用する場合又は2層以上を重ね合わせて使用する場合
があるが、石膏板の特に片側面にプリプレグを貼合わせ
る時に、プリプレグ層が厚い場合、熱膨張係数が大きい
場合は複合化した板が反る現象がみられる。
【0020】従って、プリプレグ1層の厚さは200μ
m以下で、プリプレグを2層以上積層した場合でも3m
m以下であることが望ましい。さらに、プリプレグの熱
膨張係数が大きい場合も複石膏板が反るので、プリプレ
グの熱膨張係数は10-5/℃以下が望ましい。又、表面
材16を構成する材料としては、ポリプロピレン、ポリ
スチレンなどの発泡又は非発泡シート、ポリ塩化ビニ
ル、PZTシートなどの熱可塑性樹脂製品、金属箔のほ
か、各種繊維から成る織布や不織布など、表面に繊維が
出ているものが挙げられる。
m以下で、プリプレグを2層以上積層した場合でも3m
m以下であることが望ましい。さらに、プリプレグの熱
膨張係数が大きい場合も複石膏板が反るので、プリプレ
グの熱膨張係数は10-5/℃以下が望ましい。又、表面
材16を構成する材料としては、ポリプロピレン、ポリ
スチレンなどの発泡又は非発泡シート、ポリ塩化ビニ
ル、PZTシートなどの熱可塑性樹脂製品、金属箔のほ
か、各種繊維から成る織布や不織布など、表面に繊維が
出ているものが挙げられる。
【0021】以下、これらの複合板を製造する方法につ
いて説明する。繊維と熱可塑性樹脂とから成るプリプレ
グ積層体の材料シートをその熱可塑性樹脂の溶融温度以
上に加熱し、石膏板11の表裏両面に重ね、次いで、プ
レスローラーなどにより加圧、賦形し、必要に応じてそ
の表面に所望の表面材を貼着し、積層体を得る。
いて説明する。繊維と熱可塑性樹脂とから成るプリプレ
グ積層体の材料シートをその熱可塑性樹脂の溶融温度以
上に加熱し、石膏板11の表裏両面に重ね、次いで、プ
レスローラーなどにより加圧、賦形し、必要に応じてそ
の表面に所望の表面材を貼着し、積層体を得る。
【0022】プリプレグ積層体と石膏板を熱溶着により
一体化する方法として、積層したプリプレグを溶融温度
以上に、必要に応じて石膏板をプリプレグを構成する樹
脂の溶融温度以下に同時に加熱し、次いでプリプレグと
積層体を重ね合わせて、常温〜80℃に加熱されている
プレス中で5kg/cm2以下の圧力で加圧し冷却する
と共に一体化を行い積層体とする。
一体化する方法として、積層したプリプレグを溶融温度
以上に、必要に応じて石膏板をプリプレグを構成する樹
脂の溶融温度以下に同時に加熱し、次いでプリプレグと
積層体を重ね合わせて、常温〜80℃に加熱されている
プレス中で5kg/cm2以下の圧力で加圧し冷却する
と共に一体化を行い積層体とする。
【0023】この時に、プリプレグ積層体のプリプレグ
層間に存在する空気を脱気する必要があり、通常は、プ
リプレグを構成する樹脂の融点以上に加熱し5kg/c
m2以 下の圧力で加圧して脱気を行う。この範囲の圧力
であれば、石膏板が圧壊することもないので、石膏板と
一体化する工程でこの脱気を行うことが出来る。当然の
ことながら、脱気をあらかじめ行い冷却し積層板とした
ものを使用しても差し支えはない。
層間に存在する空気を脱気する必要があり、通常は、プ
リプレグを構成する樹脂の融点以上に加熱し5kg/c
m2以 下の圧力で加圧して脱気を行う。この範囲の圧力
であれば、石膏板が圧壊することもないので、石膏板と
一体化する工程でこの脱気を行うことが出来る。当然の
ことながら、脱気をあらかじめ行い冷却し積層板とした
ものを使用しても差し支えはない。
【0024】プリプレグと石膏板の加熱は、プリプレグ
と石膏板をお互いに接触させずに加熱することも、石膏
板の上にプリプレグを乗せてお互いが接触した状態で加
熱することも出来る。このとき、高温のプリプレグ積層
体シートが、樹脂発泡体から成る石膏板の表面に接触す
ると、その石膏板の表面の凹凸部分に溶融した樹脂が流
動し、その溶融物が冷却されるとともに固化して、凹凸
部分に強固に食い込んで石膏板とプリプレグ積層体が一
体的に接合される。
と石膏板をお互いに接触させずに加熱することも、石膏
板の上にプリプレグを乗せてお互いが接触した状態で加
熱することも出来る。このとき、高温のプリプレグ積層
体シートが、樹脂発泡体から成る石膏板の表面に接触す
ると、その石膏板の表面の凹凸部分に溶融した樹脂が流
動し、その溶融物が冷却されるとともに固化して、凹凸
部分に強固に食い込んで石膏板とプリプレグ積層体が一
体的に接合される。
【0025】溶融温度以上で加熱された熱可塑性樹脂
は、一般に溶融し流動し得る状態となるが、重量比40
%以上の繊維を含む複合材料では、繊維の格子の中に樹
脂が自由に流動し得ない状態で保持されており、そのた
め、その状態で賦形のための圧力が加えられると、繊維
を骨格として全体の形状が安定な形で定まるので、高精
度の成形品が得られる。
は、一般に溶融し流動し得る状態となるが、重量比40
%以上の繊維を含む複合材料では、繊維の格子の中に樹
脂が自由に流動し得ない状態で保持されており、そのた
め、その状態で賦形のための圧力が加えられると、繊維
を骨格として全体の形状が安定な形で定まるので、高精
度の成形品が得られる。
【0026】プリプレグと石膏板の一体化は、プリプレ
グが溶融状態にある間に行わなければならないので、加
熱を行うステップから一体化を行うステップへ短時間で
移行する様な装置的な工夫が必要である。そのような装
置の一例として、図3に示す様にプリプレグと石膏板を
一体化するプレスと、このプレスに材料を迅速に移動す
る移動手段を備えたプリプレグ積層体の予熱装置及び石
膏板予熱装置とを組み合せたものが推奨される。石膏板
は、100℃以上の温度になると結晶水が無くなり結晶
構造が変化し板としての形状を保持できなくなるので石
膏板予熱装置内では85℃から95℃の範囲でで予熱す
ることが望ましい。更に本発明を具体的な実施例で詳説
する。
グが溶融状態にある間に行わなければならないので、加
熱を行うステップから一体化を行うステップへ短時間で
移行する様な装置的な工夫が必要である。そのような装
置の一例として、図3に示す様にプリプレグと石膏板を
一体化するプレスと、このプレスに材料を迅速に移動す
る移動手段を備えたプリプレグ積層体の予熱装置及び石
膏板予熱装置とを組み合せたものが推奨される。石膏板
は、100℃以上の温度になると結晶水が無くなり結晶
構造が変化し板としての形状を保持できなくなるので石
膏板予熱装置内では85℃から95℃の範囲でで予熱す
ることが望ましい。更に本発明を具体的な実施例で詳説
する。
【0027】
【実施例】本実施例で使用するプリプレグは、特公平0
2−042168号公報に開示されている方法で製造し
た 。ガラス繊維の場合は太さ13μのモノフィラメン
トの表面をγ−メタクリロキシ−プロピルトリメトキシ
シランで処理し、それを1800本集束して撚りのない
ヤーンとし、そのヤーンを均一な張力で引張ながら一方
向に整列させて、樹脂をヤーンに絡ませて、その樹脂を
熱ロールでしごきながら、ヤーンに含浸させてプリプレ
グを製造した。炭素繊維の場合は、太さ7μのモノフィ
ラメントを集束剤を使用せずに12000本集めたトウ
を均一な張力で引張ながら一方向に整列させて、樹脂を
ヤーンに絡ませて、その樹脂を熱ロールでしごきなが
ら、ヤーンに含浸させてプリプレグを製造した。この様
にして製造したプリプレグは、繊維と熱可塑性樹脂の密
着性に優れ、繊維含有率も30−90重量%と要求に応
じて変えることが出来、厚みも0.1−1.0mmで製
造することが出来るが、 繊維含有率は40−80重量
%で、厚さ0.1−0.6mmのところで使用するのが
望ましい。繊維の重量含有率が40%以下では繊維量が
少ないので強度が低く、また80%以上では繊維に対し
て樹脂量が少なく繊維と樹脂の密着性が低下し強度が低
くなるので好ましくない。表1に本発明の実施例及び比
較例で使用するために製造したプリプレグの構成を示
す。表2に本発明で使用する石膏板の性状を示す。
2−042168号公報に開示されている方法で製造し
た 。ガラス繊維の場合は太さ13μのモノフィラメン
トの表面をγ−メタクリロキシ−プロピルトリメトキシ
シランで処理し、それを1800本集束して撚りのない
ヤーンとし、そのヤーンを均一な張力で引張ながら一方
向に整列させて、樹脂をヤーンに絡ませて、その樹脂を
熱ロールでしごきながら、ヤーンに含浸させてプリプレ
グを製造した。炭素繊維の場合は、太さ7μのモノフィ
ラメントを集束剤を使用せずに12000本集めたトウ
を均一な張力で引張ながら一方向に整列させて、樹脂を
ヤーンに絡ませて、その樹脂を熱ロールでしごきなが
ら、ヤーンに含浸させてプリプレグを製造した。この様
にして製造したプリプレグは、繊維と熱可塑性樹脂の密
着性に優れ、繊維含有率も30−90重量%と要求に応
じて変えることが出来、厚みも0.1−1.0mmで製
造することが出来るが、 繊維含有率は40−80重量
%で、厚さ0.1−0.6mmのところで使用するのが
望ましい。繊維の重量含有率が40%以下では繊維量が
少ないので強度が低く、また80%以上では繊維に対し
て樹脂量が少なく繊維と樹脂の密着性が低下し強度が低
くなるので好ましくない。表1に本発明の実施例及び比
較例で使用するために製造したプリプレグの構成を示
す。表2に本発明で使用する石膏板の性状を示す。
【0028】〔実施例1〕石膏板Nを長さ方向に400
mm幅方向に300mmの長さの長方形に切り出したも
のを準備した。また、プリプレグAを繊維方向に長さ4
00mm、繊維と直角方向に長さ300mmに1枚切り
だし、同様に繊維方向に長さ300mm、繊維と直角方
向に長さ400mmに1枚切りだし、この2枚のプリプ
レグの繊維方向が直交するように上下に2枚重ねた2層
積層体とした。図3に示すプレス式石膏板予熱装置20
を95℃に加熱し石膏板Nを投入し0.1kg/cm2
の圧力で2分間予熱する。
mm幅方向に300mmの長さの長方形に切り出したも
のを準備した。また、プリプレグAを繊維方向に長さ4
00mm、繊維と直角方向に長さ300mmに1枚切り
だし、同様に繊維方向に長さ300mm、繊維と直角方
向に長さ400mmに1枚切りだし、この2枚のプリプ
レグの繊維方向が直交するように上下に2枚重ねた2層
積層体とした。図3に示すプレス式石膏板予熱装置20
を95℃に加熱し石膏板Nを投入し0.1kg/cm2
の圧力で2分間予熱する。
【0029】同時に、図3に示すプレス式プリプレグ積
層体予熱装置40を200℃に加熱し、上記したプリプ
レグ積層体14を離型フィルム22の間に挟み、0.1
kg/c m2の圧力で2分間予熱する。予熱終了後、プ
レス式石膏板予熱装置20及びプレス式プリプレグ積層
体予熱装置40の圧力を解放する。上側の離型フィルム
22を剥し、70℃に加熱した一体化装置30に離型フ
ィルムを下にしてプリプレグ積層体13を投入し、次い
で石膏板21の下紙12の面がをプリプレグ積層体14
に合わさる様に重ねた。この時、繊維方向長さが400
mmの面が表面になる様にプリプレグ積層体を石膏ボー
ドに重ね合わせた。次いで、一体化装置を締めて0.1
kg/cm2の圧力 で1分間加圧した後、高強度石膏板
を取り出した。以上の操作を繰り返し合計2枚の高強度
石膏板を成形した。
層体予熱装置40を200℃に加熱し、上記したプリプ
レグ積層体14を離型フィルム22の間に挟み、0.1
kg/c m2の圧力で2分間予熱する。予熱終了後、プ
レス式石膏板予熱装置20及びプレス式プリプレグ積層
体予熱装置40の圧力を解放する。上側の離型フィルム
22を剥し、70℃に加熱した一体化装置30に離型フ
ィルムを下にしてプリプレグ積層体13を投入し、次い
で石膏板21の下紙12の面がをプリプレグ積層体14
に合わさる様に重ねた。この時、繊維方向長さが400
mmの面が表面になる様にプリプレグ積層体を石膏ボー
ドに重ね合わせた。次いで、一体化装置を締めて0.1
kg/cm2の圧力 で1分間加圧した後、高強度石膏板
を取り出した。以上の操作を繰り返し合計2枚の高強度
石膏板を成形した。
【0030】この高強度石膏板の重さを計り1m2当り
の重量に換算した。さらに、この高強度石膏板のうち一
枚をJIS A6901に規定された曲げ試験法により
荷重を加え破壊荷重を測定した。但し、プリプレグを貼
合わせた面を下側にして破壊荷重試験を行った。残りの
複合石膏板を、JIS A1421に準じて衝撃試験を
行った。但し、支持法は対辺単純支持で、重さ1042
gの球形おもりを使用し、おもり落下高さは50cmと
した。結果をまとめて表3に示す。
の重量に換算した。さらに、この高強度石膏板のうち一
枚をJIS A6901に規定された曲げ試験法により
荷重を加え破壊荷重を測定した。但し、プリプレグを貼
合わせた面を下側にして破壊荷重試験を行った。残りの
複合石膏板を、JIS A1421に準じて衝撃試験を
行った。但し、支持法は対辺単純支持で、重さ1042
gの球形おもりを使用し、おもり落下高さは50cmと
した。結果をまとめて表3に示す。
【0031】〔実施例2〕プリプレグBを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0032】〔実施例3〕プリプレグCを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0033】〔実施例4〕プリプレグDを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0034】〔実施例5〕プリプレグEを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0035】〔実施例6〕
石膏板Oを使用する以
外は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施
例1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて
表3に示した。 〔実施例7〕プリプレグAの0度、90度の2層積層体
の代りに0度のプリプレグAを使用する以外は、実施例
1と同様にして高強度石膏板を成形した。実施例1と同
様にして物性を評価した。結果を表3に示した。
石膏板Oを使用する以
外は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施
例1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて
表3に示した。 〔実施例7〕プリプレグAの0度、90度の2層積層体
の代りに0度のプリプレグAを使用する以外は、実施例
1と同様にして高強度石膏板を成形した。実施例1と同
様にして物性を評価した。結果を表3に示した。
【0036】〔実施例8〕プリプレグAの0度、90度
の2層積層体の代りに0度のプリプレグAを使用し、石
膏板としてOを使用する以外は実施例1と同様にして高
強度石膏板を成形した。実施例1と同様にして物性を評
価した。
の2層積層体の代りに0度のプリプレグAを使用し、石
膏板としてOを使用する以外は実施例1と同様にして高
強度石膏板を成形した。実施例1と同様にして物性を評
価した。
【0037】〔実施例9〕実施例1と同様の方法で高強
度石膏板を製造した。但し、上側の離型フィルム22を
剥したプリプレグ積層体14を離型フィルム22を上に
して石膏板21の上に重ねた後、離型フィルムを剥ぎ、
1m2当たりの重さが30gのポリエチレンテレフタレ
ート製の不織布を表面材としてプリプレグ積層体12の
上に置いた後、一体化装置を締めて0.1kg/cm2
の圧力で1分間加圧した後、高強度石膏板を取り出し
た。次いで、不織布が貼着された面に接着剤を塗布し、
スライサーによりウオールナットを0.2mmノ厚さの
薄板とした加飾用の表面材を接着した。この手法により
美麗な外観を持った複合板が得られた。実施例1と同様
にして物性を評価した。結果を表3に示した。
度石膏板を製造した。但し、上側の離型フィルム22を
剥したプリプレグ積層体14を離型フィルム22を上に
して石膏板21の上に重ねた後、離型フィルムを剥ぎ、
1m2当たりの重さが30gのポリエチレンテレフタレ
ート製の不織布を表面材としてプリプレグ積層体12の
上に置いた後、一体化装置を締めて0.1kg/cm2
の圧力で1分間加圧した後、高強度石膏板を取り出し
た。次いで、不織布が貼着された面に接着剤を塗布し、
スライサーによりウオールナットを0.2mmノ厚さの
薄板とした加飾用の表面材を接着した。この手法により
美麗な外観を持った複合板が得られた。実施例1と同様
にして物性を評価した。結果を表3に示した。
【0038】〔比較例1〕プリプレグFを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0039】〔比較例2〕プリプレグGを使用する以外
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
は実施例1と同様にして高強度石膏板を成形し、実施例
1と同様にして物性を評価した。その結果をまとめて表
3に示した。
【0040】〔比較例3〕石膏板Nだけで実施例1と同
様な方法で物性を評価した。その結果を表3に示した。
様な方法で物性を評価した。その結果を表3に示した。
【0041】〔比較例4〕石膏板Oだけで実施例1と同
様な方法で物性を評価した。その結果を表3に示した。
様な方法で物性を評価した。その結果を表3に示した。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【発明の効果】本発明に係る高強度石膏板は、従来のも
のに比べて軽く、現場での取扱が容易で、使用する原材
料も少量で済み、かつ、石膏板が高い圧縮強度を有する
上、その表裏両面に剛性及び抗張力が極めて大きい繊維
強化合成樹脂から成るプリプレグ積層体が形成されてお
り、全体的に剛性が極めて高く、使用に際して極めて堅
固な構造物を構築できる。
のに比べて軽く、現場での取扱が容易で、使用する原材
料も少量で済み、かつ、石膏板が高い圧縮強度を有する
上、その表裏両面に剛性及び抗張力が極めて大きい繊維
強化合成樹脂から成るプリプレグ積層体が形成されてお
り、全体的に剛性が極めて高く、使用に際して極めて堅
固な構造物を構築できる。
【図1】高強度石膏板の一実施例を示す概略図。
【図2】表面材が積層体の片面に貼り合わされた高強度
石膏板の構成を示す断面。
石膏板の構成を示す断面。
【図3】石膏板と補強層のプリプレグ積層体を一体化し
て高強度石膏板を製造する方法を示す概略図。
て高強度石膏板を製造する方法を示す概略図。
【図4】端面が補強層で被覆された高強度石膏板。
1 高強度石膏板 10 表面材が貼られた高強度石膏板 11 石膏板 12 下紙 13 上紙 14 プリプレグ積層体 15 プリプレグ積層体 16 表面材 20 プレス式石膏板材予熱装置 22 離型フィルム 30 プレス式プリプレグ積層体予熱装置 40 一体化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 Z 8413−4F E04C 2/26 R
Claims (16)
- 【請求項1】 石膏板の片側表面又は表裏両面に、重量
含有率40〜80%の繊維を配合した熱可塑性樹脂板か
ら成る補強層を積層したことを特徴とする高強度石膏
板。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂が、ポリプロピレン系又は
ポリスチレン系樹脂である請求項1記載の高強度石膏
板。 - 【請求項3】 繊維が、ガラス繊維である請求項1又は
2記載の高強度石膏板。 - 【請求項4】 繊維が、一方向に配列されていることを
特徴とする請求項1〜3記載の高強度石膏板 。 - 【請求項5】 熱可塑性樹脂板の繊維方向の熱膨張係数
が10-5/℃以下であり、該樹脂板を単独又は複数枚積
層した板を補強層とした請求項1〜4記載の高強度石膏
板 。 - 【請求項6】 補強層の厚さが3mm以下である請求項
1〜5記載の高強度石膏板 。 - 【請求項7】 補強層の表面に表面材を有する請求項1
〜6に記載の高強度石膏板。 - 【請求項8】 表面材の表面がエンボス加工されている
請求項7に記載の高強度石膏板。 - 【請求項9】 表面材が樹脂フィルムである請求項7又
は8記載の高強度石膏板 。 - 【請求項10】 表面材が不織布である請求項7又は8
記載の高強度石膏板。 - 【請求項11】 表面材が織布である請求項7又は8記
載の高強度石膏板。 - 【請求項12】 表面材が熱収縮フィルムである請求項
7又は8記載の高強度石膏板 。 - 【請求項13】 石膏板の切断端面が補強層で被覆され
ている請求項1〜12記載の高強度石膏板 。 - 【請求項14】 石膏板の切断端面が表面材で被覆され
ている請求項1〜12記載の高強度石膏板 。 - 【請求項15】 重量含有率40〜80%の繊維を配合
した熱可塑性樹脂から成る補強層を熱可塑性樹脂の溶融
温度以上に加熱し、石膏板の表裏両面に重ね、次いで、
プレス、ローラーなどにより加圧、賦形することを特徴
とする特徴とする高強度石膏板の製造方法。 - 【請求項16】 石膏板の表面に表面材を貼着すること
を特徴とする請求項16記載の高強度石膏板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13005694A JPH07329236A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 高強度石膏板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13005694A JPH07329236A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 高強度石膏板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329236A true JPH07329236A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15024987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13005694A Pending JPH07329236A (ja) | 1994-06-13 | 1994-06-13 | 高強度石膏板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329236A (ja) |
-
1994
- 1994-06-13 JP JP13005694A patent/JPH07329236A/ja active Pending
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