JPH0732929Y2 - ギヤブレタのエアベント装置 - Google Patents
ギヤブレタのエアベント装置Info
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- JPH0732929Y2 JPH0732929Y2 JP1988146924U JP14692488U JPH0732929Y2 JP H0732929 Y2 JPH0732929 Y2 JP H0732929Y2 JP 1988146924 U JP1988146924 U JP 1988146924U JP 14692488 U JP14692488 U JP 14692488U JP H0732929 Y2 JPH0732929 Y2 JP H0732929Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、循環式キャブレタの燃料室に大気を作用さ
せるようになしたキャブレタのエアベント装置に関する
ものである。
せるようになしたキャブレタのエアベント装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来より、この種のエアベント装置には、キヤブレタの
燃料室の上部空間を一定圧(大気圧)に保持するため
に、燃料室の上部空間をエアベント通路を介して直接大
気に開放したものがある。一方、上記燃料室の上部空間
をエアクリーナとキヤブレタの間の吸気通路に開放し
て、エアベント通路に吸入されるエアを浄化することも
なされている(たとえば、特公昭60-33991号公報参
照)。
燃料室の上部空間を一定圧(大気圧)に保持するため
に、燃料室の上部空間をエアベント通路を介して直接大
気に開放したものがある。一方、上記燃料室の上部空間
をエアクリーナとキヤブレタの間の吸気通路に開放し
て、エアベント通路に吸入されるエアを浄化することも
なされている(たとえば、特公昭60-33991号公報参
照)。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記キヤブレタの燃料室の上部空間を直接大
気に開放したものでは、大気中のごみや埃などが燃料内
に混入したり、エアベント通路が詰まる場合がある。そ
のため、上記エアベント通路に吸入されるエアを浄化し
ようとすれば、エアベント用のエアクリーナを別に設け
る必要があり、構造の複雑化を招く。
気に開放したものでは、大気中のごみや埃などが燃料内
に混入したり、エアベント通路が詰まる場合がある。そ
のため、上記エアベント通路に吸入されるエアを浄化し
ようとすれば、エアベント用のエアクリーナを別に設け
る必要があり、構造の複雑化を招く。
一方、上記キャブレタの燃料室の上部空間をエアクリー
ナとキャブレタの間の吸気通路に開放したものでは、エ
アクリーナとキヤブレタの間における吸気通路内の圧力
が運転状態により微妙に変化するため、燃料室の上部空
間の圧力を一定に保つことが困難である。すなわち、上
記吸気通路にエアベント通路を開放する構造は、特公昭
60-33991号公報に示すように、キヤブレタのベンチユリ
部圧力(燃料吹き出しメインポート部圧力)と燃料室の
上部空間の圧力の変動に位相差が生じるものには採用で
きない。特に、この考案が対象とするところの循環式キ
ヤブレタの場合、リターンパイプにより燃料タンクと燃
料室上部空間が連通しているキヤブレタ構造であるた
め、吸気通路内圧力とタンク内圧力の変化には、当然、
位相差が生じるため、キヤブレタのベンチユリ部圧力と
燃料室上部空間の圧力に位相差が生じることになり、安
定した燃料供給が困難となる。
ナとキャブレタの間の吸気通路に開放したものでは、エ
アクリーナとキヤブレタの間における吸気通路内の圧力
が運転状態により微妙に変化するため、燃料室の上部空
間の圧力を一定に保つことが困難である。すなわち、上
記吸気通路にエアベント通路を開放する構造は、特公昭
60-33991号公報に示すように、キヤブレタのベンチユリ
部圧力(燃料吹き出しメインポート部圧力)と燃料室の
上部空間の圧力の変動に位相差が生じるものには採用で
きない。特に、この考案が対象とするところの循環式キ
ヤブレタの場合、リターンパイプにより燃料タンクと燃
料室上部空間が連通しているキヤブレタ構造であるた
め、吸気通路内圧力とタンク内圧力の変化には、当然、
位相差が生じるため、キヤブレタのベンチユリ部圧力と
燃料室上部空間の圧力に位相差が生じることになり、安
定した燃料供給が困難となる。
この考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもので、エ
アベント通路内の圧力を一定に保持させて、燃料供給お
よびキャヤブレタ性能の安定化を図ることができ、しか
も、構造簡単にしてエアベント通路に浄化したエアを供
給することができるキャブレタのエアベント装置を提供
することを目的とする。
アベント通路内の圧力を一定に保持させて、燃料供給お
よびキャヤブレタ性能の安定化を図ることができ、しか
も、構造簡単にしてエアベント通路に浄化したエアを供
給することができるキャブレタのエアベント装置を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、まず、エアク
リーナのクリーナエレメントの一側面を保持するリブ状
の保持壁をエアクリーナケースに一体形成し、この保持
壁によって上記クリーナ室の下流室と区画される小室を
設け、この小室は上下方向および左右方向にそれぞれ形
成された小さな隙間を介し上記クリーナ室の上流室に連
通されている。上記小室をリブ状の仕切片で第1の小室
およびこの第1の小室に連通する第2の小室に区画する
とともに、上記第1の小室を接続口を介してキヤブレタ
のエアベント通路に連通させ、一方、第2の小室を大気
開放孔に連通させるとともに、上記第1の小室にエアが
通過するフイルタエレメントを装着している。
リーナのクリーナエレメントの一側面を保持するリブ状
の保持壁をエアクリーナケースに一体形成し、この保持
壁によって上記クリーナ室の下流室と区画される小室を
設け、この小室は上下方向および左右方向にそれぞれ形
成された小さな隙間を介し上記クリーナ室の上流室に連
通されている。上記小室をリブ状の仕切片で第1の小室
およびこの第1の小室に連通する第2の小室に区画する
とともに、上記第1の小室を接続口を介してキヤブレタ
のエアベント通路に連通させ、一方、第2の小室を大気
開放孔に連通させるとともに、上記第1の小室にエアが
通過するフイルタエレメントを装着している。
[作用] この考案によれば、クリーナエレメントの一側面を保持
するようにエアクリーナケースに一体形成されたリブ状
の保持壁によってクリーナ室の下流室に対して区画され
た小室が、上下方向および左右方向に形成された小さな
隙間を介して、クリーナ室の上流室に連通されているか
ら、上記隙間でのラビリンス効果により、キャブレタの
エアベント通路に連通させる接続口が前段のキャブレタ
用エアクリーナにおけるエア吸気口から離れている場合
であっても、その接続口が負圧になるようなことがな
く、該小室内を大気開放孔を通して大気圧に保持するこ
とが可能となり、これによって、キャブレタのエアベン
ト通路内の圧力および燃料室の上部空間内の圧力を大気
圧またはほぼ大気圧に保ち、燃料の供給が安定する。
するようにエアクリーナケースに一体形成されたリブ状
の保持壁によってクリーナ室の下流室に対して区画され
た小室が、上下方向および左右方向に形成された小さな
隙間を介して、クリーナ室の上流室に連通されているか
ら、上記隙間でのラビリンス効果により、キャブレタの
エアベント通路に連通させる接続口が前段のキャブレタ
用エアクリーナにおけるエア吸気口から離れている場合
であっても、その接続口が負圧になるようなことがな
く、該小室内を大気開放孔を通して大気圧に保持するこ
とが可能となり、これによって、キャブレタのエアベン
ト通路内の圧力および燃料室の上部空間内の圧力を大気
圧またはほぼ大気圧に保ち、燃料の供給が安定する。
また、上記第1の小室にはフイルタエレメントが装着さ
れているから、第2の小室を介して第1の小室に導入さ
れた外気が浄化されるので、エアベント通路に導入され
るエアが浄化される。しかも、上記第1および第2の小
室は、エアクリーナ内に一体に形成されているから、エ
アベント用のエアクリーナを別に設ける必要がない。
れているから、第2の小室を介して第1の小室に導入さ
れた外気が浄化されるので、エアベント通路に導入され
るエアが浄化される。しかも、上記第1および第2の小
室は、エアクリーナ内に一体に形成されているから、エ
アベント用のエアクリーナを別に設ける必要がない。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
る。
第1図はエアクリーナを示す断面図で、この図におい
て、エアクリーナケース1はキヤブレタ2に接続され、
このクリーナケース1にクリーナキヤツプ3が嵌着され
ている。上記クリーナケース1とクリーナキヤツプ3と
でクリーナ室4が形成され、このクリーナ室4は、燃焼
補助用エアを浄化するためのクリーナエレメント5によ
つて上流室4aと下流室4bとに区画されている。上記クリ
ーナエレメント5は、その前後面5a,5bが格子状のホル
ダー6と上記クリーナケース1に一体形成されたリブ1b
との間で保持されている。一方、上記クリーナエレメン
ト5の4つの側面5c,5d(左右2つの側面は図示せず)
は、リブ状の保持壁20とクリーナケース1の周壁1aとで
保持されている。上記クリーナケース1、クリーナキヤ
ツプ3およびホルダー6は、合成樹脂により成型されて
いる。上記ホルダー6は、ホルダー6と一体に成形され
た複数個の凸部6aによつてクリーナケース1の周壁1aに
形成のスリット部1cに嵌合されて、係止されている。
て、エアクリーナケース1はキヤブレタ2に接続され、
このクリーナケース1にクリーナキヤツプ3が嵌着され
ている。上記クリーナケース1とクリーナキヤツプ3と
でクリーナ室4が形成され、このクリーナ室4は、燃焼
補助用エアを浄化するためのクリーナエレメント5によ
つて上流室4aと下流室4bとに区画されている。上記クリ
ーナエレメント5は、その前後面5a,5bが格子状のホル
ダー6と上記クリーナケース1に一体形成されたリブ1b
との間で保持されている。一方、上記クリーナエレメン
ト5の4つの側面5c,5d(左右2つの側面は図示せず)
は、リブ状の保持壁20とクリーナケース1の周壁1aとで
保持されている。上記クリーナケース1、クリーナキヤ
ツプ3およびホルダー6は、合成樹脂により成型されて
いる。上記ホルダー6は、ホルダー6と一体に成形され
た複数個の凸部6aによつてクリーナケース1の周壁1aに
形成のスリット部1cに嵌合されて、係止されている。
上記クリーナキヤツプ3の上端部には、クリーナエレメ
ント5の上流室4aにエアAを導入する吸気口9が設けら
れている。この吸気口9の上流側には、大形のごみや埃
などを除去する前段のエアクリーナ(図示せず)が別に
配設され、この前段のエアクリーナのエア出口と上記吸
気口9とがエアパイプで連通されている。一方、クリー
ナケース1の下流側には、浄化されたエアCを下流室4b
からキヤブレタ2内へ導出するエア出口10が設けられて
いる。11は円板状の吹返し防止板で、キヤブレタ2から
の吹返しがクリーナエレメント5に衝突するのを防止
し、エンジン側に戻す役目をもつ。
ント5の上流室4aにエアAを導入する吸気口9が設けら
れている。この吸気口9の上流側には、大形のごみや埃
などを除去する前段のエアクリーナ(図示せず)が別に
配設され、この前段のエアクリーナのエア出口と上記吸
気口9とがエアパイプで連通されている。一方、クリー
ナケース1の下流側には、浄化されたエアCを下流室4b
からキヤブレタ2内へ導出するエア出口10が設けられて
いる。11は円板状の吹返し防止板で、キヤブレタ2から
の吹返しがクリーナエレメント5に衝突するのを防止
し、エンジン側に戻す役目をもつ。
上記リブ状の保持壁20は、クリーナケース1の下端部か
らクリーナキヤツプ3へ向つて水平に突出し、かつ、第
2図(正面図)のように、クリーナケース1の左右方向
Dの全幅にわたつて延びて、クリーナケース1に一体形
成されている。この保持壁20の下方には、第1図の吸気
口9から離れて位置し、かつ、クリーナキヤツプ3側に
向つて開放された小室24が設けられている。この小室24
は、上記保持壁20によつて上記下流室4bと区画されると
ともに、第2図の上記保持壁20に連らなる垂直な第1の
ラビリンス形成片21によつて、クリーナケース1内の空
間25と区画されている。なお、保持壁20に設けられた凹
部20bは、ホルダー6の凸部(図示せず)とかみ合い、
ホルダー6を正しく組立てるためのガイドの役目をす
る。
らクリーナキヤツプ3へ向つて水平に突出し、かつ、第
2図(正面図)のように、クリーナケース1の左右方向
Dの全幅にわたつて延びて、クリーナケース1に一体形
成されている。この保持壁20の下方には、第1図の吸気
口9から離れて位置し、かつ、クリーナキヤツプ3側に
向つて開放された小室24が設けられている。この小室24
は、上記保持壁20によつて上記下流室4bと区画されると
ともに、第2図の上記保持壁20に連らなる垂直な第1の
ラビリンス形成片21によつて、クリーナケース1内の空
間25と区画されている。なお、保持壁20に設けられた凹
部20bは、ホルダー6の凸部(図示せず)とかみ合い、
ホルダー6を正しく組立てるためのガイドの役目をす
る。
一方、第3図に示すクリーナキヤツプ3には、上記保持
壁20(第2図)に対向して若干位置ずれして平行に設け
られた水平な第2のラビリンス形成片22と、上記第1の
ラビリンス形成片21(第2図)に対して若干位置ずれし
て平行に設けられた垂直な第3のラビリンス形成片23が
一体形成されている。第1図のように、クリーナケース
1にクリーナキヤツプ3が嵌着された状態では、リブ状
の保持壁20の側端20aが第2のラビリンス形成片22の先
端部22aに上方から重ね合され、この保持壁20とラビリ
ンス形成片22との間に上下方向Bに小さな隙間26aが形
成される。一方、第1図のIV-IV線断面図である第4図
のように、第1のラビリンス形成片21と第3のラビリン
ス形成片23とによつて左右方向Dに小さな隙間26bが形
成される。これらの隙間26a(第1図),26bを介して、
第1図の小室24とクリーナエレメント5の上流室4aとが
連通している。
壁20(第2図)に対向して若干位置ずれして平行に設け
られた水平な第2のラビリンス形成片22と、上記第1の
ラビリンス形成片21(第2図)に対して若干位置ずれし
て平行に設けられた垂直な第3のラビリンス形成片23が
一体形成されている。第1図のように、クリーナケース
1にクリーナキヤツプ3が嵌着された状態では、リブ状
の保持壁20の側端20aが第2のラビリンス形成片22の先
端部22aに上方から重ね合され、この保持壁20とラビリ
ンス形成片22との間に上下方向Bに小さな隙間26aが形
成される。一方、第1図のIV-IV線断面図である第4図
のように、第1のラビリンス形成片21と第3のラビリン
ス形成片23とによつて左右方向Dに小さな隙間26bが形
成される。これらの隙間26a(第1図),26bを介して、
第1図の小室24とクリーナエレメント5の上流室4aとが
連通している。
上記小室24の中央には、第4図のように、垂直なリブ状
の仕切片50が、クリーナケース1に一体形成されてい
る。この仕切片50は、上記小室24を第1の小室24aと第
2の小室24bとに区画している。一方、クリーナキヤツ
プ3には、上記第1および第2の小室24a,24bをクリー
ナキヤツプ3内で互いに連通させる連通室51が設けられ
ている。
の仕切片50が、クリーナケース1に一体形成されてい
る。この仕切片50は、上記小室24を第1の小室24aと第
2の小室24bとに区画している。一方、クリーナキヤツ
プ3には、上記第1および第2の小室24a,24bをクリー
ナキヤツプ3内で互いに連通させる連通室51が設けられ
ている。
上記クリーナケース1には、上記第2の小室24bを大気
に連通させる角形の大気開放孔53が設けられており、一
方、第1の小室24aを後述する第5図のキヤブレタ2の
エアベント通路32に連通させる接続口60が、第4図のよ
うに一体形成されている。上記第1の小室24a内には、
第2の小室24bから第1の小室24aへ向つて流れるエアAa
が通過するフイルタエレメント52が装着されている。こ
のフイルタエレメント52は、発泡ウレタンの小片からな
り、第1の小室24aに弾性的に嵌合している。この第1
の小室24a内には、リブ状の小片55がクリーナケース1
と一体形成され、この小片55により、上記フイルタエレ
メント52の下流に空間80が形成されている。
に連通させる角形の大気開放孔53が設けられており、一
方、第1の小室24aを後述する第5図のキヤブレタ2の
エアベント通路32に連通させる接続口60が、第4図のよ
うに一体形成されている。上記第1の小室24a内には、
第2の小室24bから第1の小室24aへ向つて流れるエアAa
が通過するフイルタエレメント52が装着されている。こ
のフイルタエレメント52は、発泡ウレタンの小片からな
り、第1の小室24aに弾性的に嵌合している。この第1
の小室24a内には、リブ状の小片55がクリーナケース1
と一体形成され、この小片55により、上記フイルタエレ
メント52の下流に空間80が形成されている。
上記クリーナケース1の接続口60は、第5図に示すエア
ベントパイプ29を介して、キャブレタのエアベント通路
32に接続されている。このエアベント通路32は、周知に
ように、キヤブレタ2の燃料室30の上部空間31に連通し
ている。上記燃料室30は、メインジエツト37、メインポ
ート38を介してベンチユリ39に連通している。40は外部
から昇降操作されるバルブ70にクリツプ71などで係止し
てあるニードル、41はチヨークバルブ、42は燃料タンク
である。燃料タンク42は、燃料ポンプ43を介して燃料室
30に連通している。また、燃料室30に設けた堰44を溢れ
た燃料は、リターンパイプ45を介して燃料タンク42に戻
るようになつている。46は大気開放型ブリーザ、Fは燃
料である。
ベントパイプ29を介して、キャブレタのエアベント通路
32に接続されている。このエアベント通路32は、周知に
ように、キヤブレタ2の燃料室30の上部空間31に連通し
ている。上記燃料室30は、メインジエツト37、メインポ
ート38を介してベンチユリ39に連通している。40は外部
から昇降操作されるバルブ70にクリツプ71などで係止し
てあるニードル、41はチヨークバルブ、42は燃料タンク
である。燃料タンク42は、燃料ポンプ43を介して燃料室
30に連通している。また、燃料室30に設けた堰44を溢れ
た燃料は、リターンパイプ45を介して燃料タンク42に戻
るようになつている。46は大気開放型ブリーザ、Fは燃
料である。
なお、第2図のクリーナケース1には凹所56が設けられ
ており、この凹所56が第3図のクリーナキヤツプ3の突
起57に嵌合して、クリーナキヤツプ3とクリーナケース
1とを位置決めしている。
ており、この凹所56が第3図のクリーナキヤツプ3の突
起57に嵌合して、クリーナキヤツプ3とクリーナケース
1とを位置決めしている。
つぎに、上記構成の作用を説明する。
エンジンの運転中に第1図のエアAは、吸気口9からク
リーナ室4内に入り、クリーナエレメント5により浄化
されてキヤブレタ2に供給され、キヤブレタ2の部分で
燃料が添加され、エンジンに供給される。一方、第5図
のエアベント通路32には、第4図の大気開放孔53、第2
の小室24b、連通室51、第1の小室24a、接続口60および
第5図のエアベントパイプ29を介して、微量のエアAaが
導入される。
リーナ室4内に入り、クリーナエレメント5により浄化
されてキヤブレタ2に供給され、キヤブレタ2の部分で
燃料が添加され、エンジンに供給される。一方、第5図
のエアベント通路32には、第4図の大気開放孔53、第2
の小室24b、連通室51、第1の小室24a、接続口60および
第5図のエアベントパイプ29を介して、微量のエアAaが
導入される。
ところで、この実施例のように、第1図の接続口60が前
述したような図示しない前段のキヤブレタ用のエアクリ
ーナにおけるエアの吸気口と離れている場合、従来は接
続口60内が負圧になり、そのため、エアベント通路32
(第5図)内の圧力を一定に保つことが困難であつた。
これに対し、この考案は、小室24が、小さな隙間26a,26
b(第4図)を介して、クリーナエレメント5の上流室4
aに連通しているから、上記隙間26a,26bにおいてラビリ
ンス効果が生じ、これにより、上記接続口60と上記前段
のエアクリーナの吸気口とが離れているにもかかわら
ず、小室24内の圧力が大気圧に保持される。つまり、エ
アクリーナの吸気口がどの位置にあつても、第5図のエ
アベント通路32内の圧力を大気圧に保持できるので、燃
料室30の上部空間31内の圧力を大気圧にほぼ等しい一定
値に保持でき、したがつて、キヤブレタ2の性能が安定
する。
述したような図示しない前段のキヤブレタ用のエアクリ
ーナにおけるエアの吸気口と離れている場合、従来は接
続口60内が負圧になり、そのため、エアベント通路32
(第5図)内の圧力を一定に保つことが困難であつた。
これに対し、この考案は、小室24が、小さな隙間26a,26
b(第4図)を介して、クリーナエレメント5の上流室4
aに連通しているから、上記隙間26a,26bにおいてラビリ
ンス効果が生じ、これにより、上記接続口60と上記前段
のエアクリーナの吸気口とが離れているにもかかわら
ず、小室24内の圧力が大気圧に保持される。つまり、エ
アクリーナの吸気口がどの位置にあつても、第5図のエ
アベント通路32内の圧力を大気圧に保持できるので、燃
料室30の上部空間31内の圧力を大気圧にほぼ等しい一定
値に保持でき、したがつて、キヤブレタ2の性能が安定
する。
一方、第4図の第1の小室24aにフイルタエレメント52
を装着したから、大気開放孔53を介して導入されたエア
Aaが、上記フイルタエレメント52によつて浄化され、し
たがつて、エアベント通路32(第5図)に導入されるエ
アAaが浄化される。しかも、上記第1および第2の小室
24a,24bは、クリーナケース1内に一体に形成されてい
るから、エアベント用のエアクリーナを別に設ける必要
がなくなり、構造を簡素化できる。勿論、上記に示した
大気から燃料室上部空間31へのエアの流れが、燃料室上
部空間31から大気へと流れる場合も、燃料室上部空間31
は速やかに大気圧になるため、キヤブレタの性能として
安定する構造となつている。
を装着したから、大気開放孔53を介して導入されたエア
Aaが、上記フイルタエレメント52によつて浄化され、し
たがつて、エアベント通路32(第5図)に導入されるエ
アAaが浄化される。しかも、上記第1および第2の小室
24a,24bは、クリーナケース1内に一体に形成されてい
るから、エアベント用のエアクリーナを別に設ける必要
がなくなり、構造を簡素化できる。勿論、上記に示した
大気から燃料室上部空間31へのエアの流れが、燃料室上
部空間31から大気へと流れる場合も、燃料室上部空間31
は速やかに大気圧になるため、キヤブレタの性能として
安定する構造となつている。
なお、第1図の上記隙間26a,26b(第4図)をなくし
て、小室24を密閉状態とすればシール性能は向上する
が、こうすると、クリーナケース1とクリーナキヤツプ
3の合せ部にゴムシールなどが必要で、そのため、構造
が複雑となり、実用的ではない。この考案に示す構造の
エアクリーナおよびキヤブレタの組み合せでは、上記ラ
ビリンスを利用したシールで実用的には充分である。
て、小室24を密閉状態とすればシール性能は向上する
が、こうすると、クリーナケース1とクリーナキヤツプ
3の合せ部にゴムシールなどが必要で、そのため、構造
が複雑となり、実用的ではない。この考案に示す構造の
エアクリーナおよびキヤブレタの組み合せでは、上記ラ
ビリンスを利用したシールで実用的には充分である。
上記実施例では、第1図のリブ状の保持壁20の側端20a
と第2のラビリンス形成片22の先端22aとを隙間26aが生
じるように重ね合せたけれど、これに代えて、両者20a,
22aを互いに付き合せて隙間26aを形成してもよい。さら
に、第2のラビリンス形成片22を除去するとともに、上
記リブ状の保持壁20をクリーナキヤツプ3側に延ばし
て、保持壁20とクリーナキヤツプ3の内面3a(第1図)
との間に隙間26aを形成してもよい。
と第2のラビリンス形成片22の先端22aとを隙間26aが生
じるように重ね合せたけれど、これに代えて、両者20a,
22aを互いに付き合せて隙間26aを形成してもよい。さら
に、第2のラビリンス形成片22を除去するとともに、上
記リブ状の保持壁20をクリーナキヤツプ3側に延ばし
て、保持壁20とクリーナキヤツプ3の内面3a(第1図)
との間に隙間26aを形成してもよい。
また、この実施例では、第2図のクリーナケース1に凹
所56および凸部58、第3図のクリーナキヤツプ3に突起
57および凹部59を設けているから、クリーナキヤツプ3
をクリーナケース1に誤つて上下逆に嵌着することがな
い。また、他の製品のエアクリーナには別の位置に上記
凹所56,凸部58と突起57,凹部59を設ければ、互いに別の
製品のクリーナケースにクリーナキヤツプを誤つて嵌着
してしまうおそれがない。
所56および凸部58、第3図のクリーナキヤツプ3に突起
57および凹部59を設けているから、クリーナキヤツプ3
をクリーナケース1に誤つて上下逆に嵌着することがな
い。また、他の製品のエアクリーナには別の位置に上記
凹所56,凸部58と突起57,凹部59を設ければ、互いに別の
製品のクリーナケースにクリーナキヤツプを誤つて嵌着
してしまうおそれがない。
なお、第1図に示すエアクリーナの前段に大形のゴミな
どを除去するもう1つの前段のエアクリーナ(図示せ
ず)を設けたけれど、この前段のエアクリーナを設けな
いようにしてもよい。
どを除去するもう1つの前段のエアクリーナ(図示せ
ず)を設けたけれど、この前段のエアクリーナを設けな
いようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、エアクリーナ
の吸気口の位置に関係なく、キヤブレタの燃料室上部空
間内の圧力を大気圧とほぼ等しい一定値に保持して、キ
ヤブレタの性能を安定させることができる。また、エア
ベント用のエアクリーナを別個に設置する必要がないた
め、構造の簡素化を図りつつ、エアベント通路に導入さ
れるエアを浄化することができる。
の吸気口の位置に関係なく、キヤブレタの燃料室上部空
間内の圧力を大気圧とほぼ等しい一定値に保持して、キ
ヤブレタの性能を安定させることができる。また、エア
ベント用のエアクリーナを別個に設置する必要がないた
め、構造の簡素化を図りつつ、エアベント通路に導入さ
れるエアを浄化することができる。
第1図は第2図および第3図のI-I線に沿つた組立状態
を示す断面図、第2図はエアクリーナケースの正面図、
第3図はクリーナキヤツプの正面図、第4図は第1図の
IV-IV線断面図、第5図はキヤブレタを示す断面図であ
る。 1……エアクリーナケース、2……キヤブレタ、3……
クリーナキヤツプ、4……クリーナ室、4a……上流室、
4b……下流室、5……クリーナエレメント、5c……一側
面、20……保持壁、24……小室、24a……第1の小室、2
4b……第2の小室、26a,26b……隙間、32……エアベン
ト通路、50……仕切片52……フイルタエレメント、53…
…大気開放孔、60……接続口、Aa……エア。
を示す断面図、第2図はエアクリーナケースの正面図、
第3図はクリーナキヤツプの正面図、第4図は第1図の
IV-IV線断面図、第5図はキヤブレタを示す断面図であ
る。 1……エアクリーナケース、2……キヤブレタ、3……
クリーナキヤツプ、4……クリーナ室、4a……上流室、
4b……下流室、5……クリーナエレメント、5c……一側
面、20……保持壁、24……小室、24a……第1の小室、2
4b……第2の小室、26a,26b……隙間、32……エアベン
ト通路、50……仕切片52……フイルタエレメント、53…
…大気開放孔、60……接続口、Aa……エア。
Claims (1)
- 【請求項1】燃料室の上部空間と燃料タンクとがリター
ンパイプを介して連通されている循環式キャブレタに接
続されるエアクリーナケースと、このエアクリーナケー
スに嵌着されたクリーナキャップと、上記クリーナケー
スとクリーナキャップとで形成されたクリーナ室を上流
室と下流室とに区画するクリーナエレメントと、上記エ
アクリーナケースに一体形成され、上記クリーナエレメ
ントの一側面を保持するリブ状の保持壁と、上記エアク
リーナケースに設けられ上記リブ状の保持壁によって上
記クリーナ室の下流室と区画されるとともに、上下方向
および左右方向にそれぞれ形成された小さな隙間を介し
て上記クリーナ室の上流室に連通する小室と、上記保持
壁によりクリーナ室の下流室と区画された小室を第1の
小室およびこの第1の小室に連通する第2の小室に区画
するリブ状の仕切片と、上記第1の小室を循環式キャブ
レタのエアベント通路に連通させる接続口と、上記第2
の小室を大気に連通させる大気開放孔と、上記第1の小
室内に装着されて上記大気開放孔から導入されて第2の
小室から第1の小室へ向って流れるエアを浄化するフィ
ルタエレメントとを備えてなるキャブレタのエアベント
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988146924U JPH0732929Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | ギヤブレタのエアベント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988146924U JPH0732929Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | ギヤブレタのエアベント装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0267055U JPH0267055U (ja) | 1990-05-21 |
| JPH0732929Y2 true JPH0732929Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31416866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988146924U Expired - Fee Related JPH0732929Y2 (ja) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | ギヤブレタのエアベント装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732929Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2507347Y2 (ja) * | 1990-04-16 | 1996-08-14 | 三菱重工業株式会社 | エアクリ―ナ |
| JP5983374B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2016-08-31 | 株式会社デンソー | エアクリーナ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139458B2 (ja) * | 1971-09-23 | 1976-10-28 |
-
1988
- 1988-11-09 JP JP1988146924U patent/JPH0732929Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0267055U (ja) | 1990-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |