JPH07329362A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07329362A
JPH07329362A JP6148574A JP14857494A JPH07329362A JP H07329362 A JPH07329362 A JP H07329362A JP 6148574 A JP6148574 A JP 6148574A JP 14857494 A JP14857494 A JP 14857494A JP H07329362 A JPH07329362 A JP H07329362A
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JP
Japan
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color
image
image forming
gradation
toner
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Application number
JP6148574A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Sagara
俊明 相良
Toru Teshigahara
亨 勅使川原
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Takuto Tanaka
拓人 田中
Haruyuki Nanba
治之 難波
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー密度差を低減することにより、どの領
域においても略一定の転写効率を得、転写むらの少ない
良好な濃度階調カラー画像を得る。 【構成】 ビーム生成手段3からのビームにて感光体1
上に形成された各色成分静電潜像を各色成分トナー毎に
多色現像手段5で現像し、各色成分トナー像を記録媒体
8に一括転写するカラー画像形成装置において、上記ビ
ーム生成手段3として、各色成分画像信号毎に濃度階調
レベルに応じた強度のビーム強度変調信号を生成するビ
ーム強度変調手段9と、このビーム強度変調信号に応じ
た強度の光ビームを照射するビーム照射手段4とを具備
させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル電子写真
方式のカラー画像形成装置に係り、特に、感光体へ帯
電、露光、現像を複数回行い、感光体上へ複数色トナー
によるカラー画像を形成した後に、一括して記録媒体上
に転写するタイプのカラー画像形成装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速かつ高印字品質を提供できる電子写
真方式を採用したカラー画像形成装置として、感光体へ
帯電、露光、現像を複数回行い、感光体上に複数色トナ
ーによるカラー画像を形成した後に、一括して用紙等の
記録媒体上に転写しカラー画像を形成するものが知られ
ている(例えば特開昭59−121348号公報,特開
昭60−76766号公報参照)。このタイプによれ
ば、用紙等の記録媒体の保持状態、記録媒体の厚さや腰
の強さ、記録媒体の表面性等の多くの要因による多重転
写不良やカラーレジストレーションのズレの発生を抑え
ることができる点で、多重転写方式を用いるタイプに比
べてより高印字品質を得ることが可能である。
【0003】また、最近のカラープリンタや複写機は文
字や画像データに基づき感光体上の予め決められた場所
にオン/オフの二値の情報が与えられ、中間調画像を記
録する場合、従来印刷の分野でよく用いられる網点構造
や万線構造等の面積変調法がよく利用されてきた。この
方法はアルゴリズムも比較的簡易であり、また、低コス
トであるため、多くのディジタル電子写真方式のプリン
タや複写機において採用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、感光体上に
多色カラー画像を形成し記録媒体へ一括転写することに
よりカラー画像を得るディジタル電子写真方式のカラー
画像形成装置においては、先に感光体上に形成したトナ
ー画像の上から次の画像作成のための帯電、露光を行う
工程を経ることになるため、良好なカラー画像を得るに
は、感光体上での画像形成時に如何に先に現像されてい
るトナー層厚の影響を受けずに画像を形成するかがひと
つの技術的課題となっている。即ち、感光体上のトナー
が次工程での帯電の際トナー層内部に電位を蓄積してし
まい、露光しても所望の電位が得られない、また、帯電
で所望の電位が得られない場合でも、トナー層に阻害さ
れて露光光が十分感光体上に到達しない、というような
ことである。これは、前述したように、網点構造や万線
構造等を用いる面積階調法を用いているため相対的にパ
イルハイトが高くなることに起因し、例えば図6(b)
の露光エネルギプロファイルに示すように万線構造で中
間調画像を含む画像を作成する場合、所望の色を得るに
は後に現像される色ほど現像されにくくなるため、予め
多めにトナーがのるようにしておく必要がある。即ち、
トナー層が厚くなってくるため帯電位の電位あるいわ露
光光の作用が感光体側から見た場合に、どうしても安定
して得ることができないことがわかっている。このため
後に現像する色ほど現像効率が不安定になり、一括転写
後の記録媒体上の画像の質(例えば、階調性、カラーバ
ランス等)を落とすことにつながっていた。
【0005】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ために為されたものであって、感光体上に多色カラー画
像を形成し、一括転写によって記録媒体上へ画像作成を
行う方式を用いたカラー画像形成装置を前提とし、トナ
ー層厚を低減することにより、どの領域においても略一
定の転写効率を得、むらの少ない良好な濃度階調カラー
画像を得ることができるカラー画像形成装置を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1に示すように、各色成分画像形成サイクル毎に帯電
手段2に帯電されて回転する感光体1と、各色成分画像
信号に応じた光ビームを生成するビーム生成手段3と、
このビーム生成手段3からの光ビームを所定の画素ピッ
チでラスタ走査することにより帯電された感光体1上に
静電潜像を形成する走査光学系5と、上記感光体1上に
形成された静電潜像を各色成分毎に順次現像する多色現
像手段6と、この多色現像手段6にて順次感光体1上に
現像して感光体1上に形成された多色カラー画像を記録
媒体8へ一括転写する一括転写手段7とを備えたカラー
画像形成装置において、上記ビーム生成手段3として、
各色成分画像信号毎に濃度階調レベルに応じた強度のビ
ーム強度変調信号を生成するビーム強度変調手段9と、
このビーム強度変調信号に応じた強度の光ビームを照射
するビーム照射手段4とを具備させたことを特徴とす
る。
【0007】このような技術的手段において、上記感光
体1としては、表面に感光層が形成されたドラムあるい
はベルトであってもよいし、感光性シートをドラム若し
くはベルト状の搬送手段にて搬送するようにしたもので
もよい。また、一括転写手段7については加圧転写、静
電転写等適宜選定することが可能である。
【0008】また、ビーム生成手段3のビーム照射手段
4としては、光ビームを照射し得るものであれば、半導
体レーザ、ガスレーザ、固体レーザ等適宜選定して差し
支えなく、それ自体が可変光量を照射し得るものであっ
てもよいし、定光量の光源と光量の透過量を可変設定す
る偏向器とで構成されるものであってもよい。そして、
ビーム強度変調手段9はビーム照射手段4に応じて選定
すればよく、例えばビーム照射手段4が駆動電流に応じ
て光量レベルの変化するタイプにあっては、濃度階調レ
ベルに応じて駆動電流を変化させるようなビーム強度変
調信号を生成するものであればよく、また、ビーム照射
手段4が定光量光源と、光量の透過量を可変設定する偏
向器とで構成されるタイプにあっては、濃度階調レベル
に応じて偏向器の偏向度合いを変化させるビーム強度変
調信号を生成するものであればよい。更に、カラー画像
品質をより良好に保つという観点からすれば、ビーム強
度変調手段9としては、各色成分現像像の現像効率に対
応し、ビーム強度変調信号の強度レベルが可変補正され
る階調補正手段10を備えたものが好ましい。また、走
査光学系5についても、ビーム生成手段3からの光ビー
ムを感光体1表面の主走査方向に沿ってラスタ走査する
ものであれば適宜選定して差し支えない。
【0009】更に、多色現像手段6としては、各色成分
トナーを用い非接触現像であれば任意の現像方式を採用
して差し支えなく、各色成分毎の現像ユニットについて
も並列選択方式あるいはロータリ選択方式等適宜設計変
更して差し支えない。この場合において、粒状性のよい
カラー画像を得るには、粒子径7μm以下のトナーで現
像するようにすればよい。また、上記ビーム強度変調手
段3に設けられた階調補正手段10としては、各色成分
現像像のトナー量に対応して、現像不足分のトナー量が
補正されるように画像信号の濃度階調レベルを補正する
ものであれば、予め補正データが格納された補正テーブ
ルから対応する補正データを読み出すようにしたり、所
定の特性演算式に基づいて補正データを演算するように
する等適宜選定変更して差し支えない。この場合におい
て、補正テーブルとして用いられるメモリ形式について
は特に問わないが、書換可能なメモリ形式を使用すれ
ば、補正データを容易に変更することができる点で好ま
しい。また、各色成分現像像の現像効率は周囲環境によ
って変化するものであるため、周囲環境の変動の影響を
抑えて最適な階調補正を行なうという観点からすれば、
周囲環境の変化に伴う各色成分現像像の現像効率の変化
状態を検知する現像効率検知手段11を設け、この現像
効率検知手段11からの検知信号に応じたレベルの補正
処理を施すようにすることが好ましい。
【0010】
【作用】上述したような技術的手段によれば、ビーム生
成手段3としてのビーム強度変調手段9は各色成分画像
信号毎に濃度階調レベルに応じた強度のビーム強度変調
信号を生成し、ビーム照射手段4は前記ビーム強度変調
信号に応じた強度の光ビームを照射する。このとき、ビ
ーム生成手段3にて生成された光ビームが走査光学系5
を経て感光体1上に導かれると、所定濃度レベルの画像
信号に応じた静電潜像の電位レベルは一定に保たれる。
よって、この均一濃度レベルの静電潜像を多色現像手段
6の対応する色成分トナーにて現像すると、当該色成分
トナー像には均一な層厚のトナーが存在することにな
る。それゆえ、感光体1上の各色成分トナー像は感光体
上で略均一な現像効率で現像されることになり、更に、
一括転写においても各色成分トナー像も略均一な層厚で
記録媒体8側へ転写される。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。 ◎実施例1 図2はこの発明が適用されたカラー画像形成装置の実施
例1の概略構成を示す。同図において、符号21は矢印
方向に回転する感光ドラム、22は感光ドラム21を各
画像形成サイクル毎に帯電する帯電スコロトロン、23
は感光ドラム21上へ画像信号に応じた光ビームを照射
するレーザROS(Raster Output Scanner)、24a〜
24dはイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの各色ト
ナーの非接触現像器、27は感光ドラム21上の残留ト
ナーを除去するドラムクリーナ、28は感光ドラム21
上の残留電荷を除去する除電ランプである。
【0012】また、34は感光ドラム21上に形成され
た各色成分トナー像を記録用紙35側へ転写させるバイ
アス印加転写ロール、36は記録用紙35が収容される
給紙カセット、37は給紙カセット36からの記録用紙
35をバイアス印加転写ロール34部位へ案内する用紙
ガイド、38は用紙ガイド37の途中に設けられる用紙
搬送ロール、39はバイアス印加転写ロール34への記
録用紙35の突入タイミングを調整するレジストロー
ル、40は各色成分トナー像を記録用紙35に定着させ
る定着器である。
【0013】更に、符号41はプラテン42上の原稿4
3を読取るスキャナ、44はスキャナ41で読取った画
像情報を各色成分毎に分離したディジタル画像信号に変
換し、レーザROS23へ送出する画像処理ユニットで
ある。尚、コンピュータからの画像情報を直接画像処理
ユニット43へ供給する態様もある。
【0014】この実施例において、上記レーザROS2
3は、例えば図3に示すように、光源としての半導体レ
ーザ51と、半導体レーザ51からの光ビームを平行化
するコリメータレンズ52と、コリメータレンズ52か
らの光ビームを感光ドラム21の軸方向走査ラインに沿
ってラスタ走査するポリゴンミラー53と、ポリゴンミ
ラー53にてラスタ走査されたビームを感光ドラム21
の走査ラインに沿って結像させるfθレンズ54とを備
えたものである。そして、半導体レーザ51は、光量制
御回路55により、このレーザ駆動回路55は、画像処
理ユニット43からの階調信号(この実施例では、階調
濃度レベルを256階調で表現した信号)に応じた光量
を照射するようになっている。
【0015】図4にこの実施例で用いられる光量制御回
路55の具体例を示す。同図において、光量制御回路5
5は、半導体レーザ51の例えば図5に示されるような
電流特性に基づき、階調信号に比例した光量Eが得られ
るようにレーザ駆動電流ILDを制御するものであり、階
調信号に応じて電流制御回路551の供給電圧Vを変化
させ、半導体レーザ51に直列接続された抵抗552部
分を通過するレーザ駆動電流ILDの値を制御するように
なっている。
【0016】次に、この実施例に係るカラー画像形成装
置の性能を評価する。このカラー画像形成装置の画像形
成プロセスは、従来と同様に、感光ドラム21を帯電ス
コロトロン22にて帯電し、感光ドラム21上にレーザ
ROS23にて原稿あるいは画像情報に基づくイエロ色
成分の静電潜像を形成した後、現像器のイエロ色成分の
現像ユニット24aにて可視像化する。次に感光ドラム
21上のイエロ色成分の現像像上から帯電し、マゼンタ
色成分の画像情報に基づく静電潜像を形成する。そし
て、この帯電、露光、現像の各操作をシアン、ブラック
の各色毎に繰り返した後、感光ドラム21上の各色成分
トナー像を記録用紙35へ一括転写し、これを定着器4
0にて定着することにより記録用紙35上にカラー画像
を得る。
【0017】このような画像形成プロセスにおいて、レ
ーザ照射強度を可変設定することにより均一露光したと
きの露光エネルギプロファイルを図6(a)に示す。一
方、比較例として、従来の面積階調法に基づくレーザパ
ルス幅変調により均一露光したときの露光エネルギプロ
ファイルを図6(b)に示す。尚、図6(a)(b)に
おいて、%表示は中間調画像濃度レベルを表す。このと
き、実施例の均一露光に係る静電潜像の表面電位プロフ
ァイルは、図7(a)に示すように、図6(a)の露光
エネルギプロファイルに応じて略一定レベルに保たれる
が、比較例の均一露光に係る静電潜像の表面電位プロフ
ァイルは、図7(b)に示すように、図6(b)の露光
エネルギプロファイルに応じて凹凸状態になることが理
解される。
【0018】図8(a)は実施例に係る高濃度部〜中間
濃度部領域の静電潜像を各色成分トナーTY(イエ
ロ),TM(マゼンタ),TC(シアン),TK(ブラッ
ク)で現像した後、記録用紙35に一括転写させた際の
トナー像状態を示し、また、図9(b)は実施例に係る
中間濃度部〜低濃度部領域の静電潜像を各色成分トナー
TY(イエロ),TM(マゼンタ),TC(シアン),TK
(ブラック)で現像した後、記録用紙35に一括転写さ
せた際のトナー像状態を示す。尚、比較例に係る記録用
紙35上のトナー像状態を図8(b)、図9(b)に示
す。実施例によれば、図8(a)、図9(a)に示すよ
うに、感光ドラム21上に各色成分トナーを均一に存在
させることが可能になるため、トナー量の低減が図れ、
記録用紙35へのトナー像の転写が安定し、良好な中間
調画像が得られることが確認される。一方、比較例によ
れば、図8(b)、図9(b)に示すように、面積階調
により中間調を表現しているため、特に、図9(b)の
中間濃度部〜低濃度部領域において、記録用紙35への
転写トナー像の表面の一部欠如や抜け等の状態が見ら
れ、感光ドラム21上のトナーの量(パイルハイト)の
高低が記録用紙35へ一括転写した後の色むら、画像乱
れにつながることが確認された。これは、中間濃度部〜
低濃度部領域においては、高濃度部領域よりトナー量が
少ないため、トナー間あるいはトナー感光ドラム21間
の付着力にむらができ、その結果、感光ドラム21上で
下層にあたる色の転写にむらでき、色むら、画像乱れに
つながるものと思料される。
【0019】また、各入力データの濃度階調レベルに対
する実施例、比較例の感光ドラム21の現像効率(例え
ば二色目)を調べたところ、図10(a)に示すよう
に、実施例は比較例に比べて低濃度側でも充分な現像効
率が得られることが確認された。尚、図10(b)はこ
の実施例の一色目階調の状態により決定された二色目の
階調カーブの例である。
【0020】次に、現像器24の各色成分トナーの粒径
が粒状度にどのように影響するかを検討した。検討方法
としては、感光ドラム21上に各粒径(この例では12
μm,10μm,7μm,5μmを選定)のトナーを散
布し、同一条件で記録用紙35上に転写したときの粒状
度を目視評価するものである。結果を図11に示し、粒
状性の良し悪しを○×で評価した。図11によれば、ト
ナー粒径を7μm以下にすれば、人間が粒状をほとんど
知覚しない良好な画質を得ることが確認された。
【0021】ところで、実施例に係る濃度階調方式にあ
っては、感光ドラム21上の画像エリアすべてに充填さ
れているトナーを記録用紙35上へ均一に転写しなけれ
ばならないため、比較例に係る面積階調方式に比べて、
現像条件、トナーの状態及び転写の影響を受け易く、そ
れにより画像の良し悪しにも影響があると推測される
が、濃度階調画像における画像の良し悪しの影響はトナ
ー粒径を小さくすることにより回避し得る。すなわち、
トナー粒径が大きいときには、感光ドラム21のトナー
画像表面及び内部が粗くなり、転写時のわずかな変動も
粒子径が大きい故に見た目の画像では乱れて見えること
になる。ところが、トナー粒径7μm以下になると、感
光体ドラム21上の画像表面が滑らかになり、また、内
部が密になり、見た目の影響は小さくなり、それにより
転写むらや粒状性の悪化は抑制される。より具体的に述
べると、図12(b)に示すように、トナー粒径が大き
い時にトナーT2が転写できない場合のBの転写むら
は、記録用紙35上への転写更に定着を経た画像におい
て見た目に大きく影響するが、図12(a)に示すよう
に、トナー粒径が小さい時にトナーT1が転写できない
場合のAの転写むらは、見た目にほとんど影響しないも
のである。このように、感光ドラム21上でのトナーの
物理特性や視覚的構造をおさえることにより現像工程の
影響を受けない良好な画像が得られる。
【0022】◎実施例2 図13は実施例2に係るカラー画像形成装置で用いられ
る光ビーム生成部を示す。同図において、光ビーム生成
部の光量制御回路55は、実施例1と同様に、電流制御
回路551にて半導体レーザ51に直列接続された抵抗
552を通過するレーザ駆動電流ILDを制御するもので
あるが、実施例1と異なり、電流制御回路551の前段
に階調補正回路553を付加したものである。この階調
補正回路553は、画像処理ユニット43あるいはレー
ザROS23のいずれの側に設けてもよいものであり、
各色成分トナー像の感光ドラム21の現像効率に応じて
階調信号の階調レベルを予め補正し、特に、現像効率の
悪い色成分トナー像の現像不足分を補うようにしたもの
である。従って、この実施例によれば、実施例1よりも
更に画質改善を図ることが可能である。更に、各色成分
トナー像の現像効率は周囲環境によって変化するため、
この実施例において、周囲環境の変化による影響を少な
くするには、各色成分トナー像の現像効率を直接若しく
は間接的に検知し、検知した信号に基づいて階調補正回
路553の階調レベルの補正程度を変化させるようにす
ればよい。具体例としては、周囲環境条件、例えば温度
センサからの温度情報、湿度センサからの湿度情報、現
像順序等の現像条件、記録媒体種類等の転写条件等の各
条件に応じて複数の環境条件区分が選択される条件セレ
クタを設け、一方、階調補正回路553には、各環境条
件区分に対する最適な階調補正が行なわれるような濃度
補正データ(実験等で予め求める)を読み出し可能に格
納しておき、条件セレクタに基づいて階調補正回路55
3の補正動作を行なわせるようにしたものが挙げられ
る。このとき、条件セレクタは周囲環境条件に応じて動
作するが、周囲環境条件に対応して変化する各色成分ト
ナー像の現像効率をも実質的に検知していると言えるの
で、周囲環境によって各色成分トナー像の現像効率が変
化したとしても、階調補正回路553は変化した各色成
分トナー像の現像効率に基づいて階調レベルをより正確
に補正する。
【0023】◎実施例3 図14は実施例3に係るカラー画像形成装置で用いられ
る光ビーム生成部を示す。同図において、光ビーム生成
部は、実施例1,2と異なり、定電流電源62にて一定
のレーザ駆動電流が供給される半導体レーザ61と、こ
の半導体レーザ61からの光ビームの透過量を変化させ
る液晶フィルタ63と、この液晶フィルタ63の電圧特
性(例えば図15参照)に基づき、階調信号の濃度階調
レベルに応じて液晶フィルタ63の透過率が変化するよ
うに、液晶フィルタ63への印加電圧を制御する電圧制
御回路64とを備えている。従って、この実施例にあっ
ても、実施例1と同様に、階調信号の濃度階調レベルに
応じた強度の光ビームを照射することが可能である。
尚、この実施例に対して実施例2の階調補正回路553
を付加してもよいことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の発明によれば、感光体上で多色トナー画像を形成し一
括して記録媒体上に転写する方式を用いたカラー画像形
成装置において、強度変調を用いて均一に帯電、露光が
可能になるための感光体上における各色成分トナー像の
トナー密度差を低減させ、どの領域においても略一定の
現像効率を得るようにしたので、面積階調法(網点構
造、万線構造)に伴う、静電潜像のムラが少なくなり画
像品質の優れた濃度階調カラー画像を容易に得ることが
できる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、各色
成分トナー像の現像効率を考慮し、現像不足分を予め補
うようにしたので、よりむらの少ない極めて良好な画像
品質の濃度階調カラー画像を得ることができる。
【0026】更に、請求項3記載の発明によれば、周囲
環境の変化に伴う各色成分トナー像の現像効率を検知
し、この検知信号のレベルに応じた補正処理を施すよう
にしたので、周囲環境の変化に影響を受けることなくよ
り正確な階調補正を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るカラー画像形成装置の構成を
示す説明図である。
【図2】 実施例1に係るカラー画像形成装置の全体構
成を示す説明図である。
【図3】 実施例1に係るレーザROSの詳細を示す説
明図である。
【図4】 実施例1に係る光ビーム生成部の詳細を示す
説明図である。
【図5】 実施例1で用いられる半導体レーザの電流特
性例を示す説明図である。
【図6】 (a)は実施例1に係る光ビームによる露光
エネルギプロファイルを示し、(b)は比較例に係る光
ビームによる露光エネルギプロファイルを示す説明図で
ある。
【図7】 (a)は実施例1に係る光ビームによる露光
エネルギプロファイルに応じた感光ドラム表面電位プロ
ファイルを示し、(b)は比較例に係る光ビームによる
露光エネルギプロファイルに応じた感光ドラム表面電位
プロファイルを示す説明図である。
【図8】 (a)は実施例1に係る高濃度部〜中間濃度
部の各色成分トナー像の感光ドラム上、記録用紙上での
状態を示し、(b)の比較例に係る感光ドラム上、記録
用紙上での状態を示す説明図である。
【図9】 (a)は実施例1に係る中間濃度部〜低濃度
部の各色成分トナー像の感光ドラム上、記録用紙上での
状態を示し、(b)の比較例に係る感光ドラム上、記録
用紙上での状態を示す説明図である。
【図10】 (a)は実施例、比較例に係る入力データ
に対する例えば二色目の現像効率を示す説明図であり、
(b)は一色目階調の状態により決定された二色目の階
調カーブの例である。
【図11】 トナー粒径と粒状性との関係を示す説明図
である。
【図12】 (a)はトナー粒径が小さい場合の現像む
らへの影響を示し、(b)はトナー粒径が大きい場合の
現像むらへの影響を示す説明図である。
【図13】 実施例2に係る光ビーム生成部を示す説明
図である。
【図14】 実施例3に係る光ビーム生成部を示す説明
図である。
【図15】 実施例3で用いられる液晶フィルタの電圧
特性例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…感光体,2…帯電手段,3…ビーム生成手段,4…
ビーム照射手段,5…走査光学系,6…多色現像手段,
7…一括転写手段,8…記録媒体,9…ビーム強度変調
手段,10…階調補正手段,11…現像効率検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 拓人 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 難波 治之 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色成分画像形成サイクル毎に帯電手段
    (2)に帯電されて回転する感光体(1)と、各色成分
    画像信号に応じた光ビームを生成するビーム生成手段
    (3)と、このビーム生成手段(3)からの光ビームを
    所定の画素ピッチでラスタ走査することにより帯電され
    た感光体(1)上に静電潜像を形成する走査光学系
    (5)と、上記感光体(1)上に形成された静電潜像を
    各色成分毎に順次現像する多色現像手段(6)と、上記
    感光体(1)上に形成された多色カラー画像を記録媒体
    (8)へ一括転写する一括転写手段(7)とを備えたカ
    ラー画像形成装置において、上記ビーム生成手段(3)
    は、各色成分画像信号毎に所望な濃度階調特性に応じた
    ビーム強度変調信号を生成するビーム強度変調手段
    (9)と、このビーム強度変調信号に応じた強度の光ビ
    ームを照射するビーム照射手段(4)とを備えたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、濃度階調
    特性は、各色階調画像成分の現像像の現像効率に対応
    し、前記現像効率に基づいてビーム強度変調手段(9)
    の強度レベルが可変補正される階調補正手段(10)を
    備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、階調補正
    を行うための現像効率検知手段(11)を備え、上記階
    調補正手段は上記現像効率検知手段(11)からの検知
    信号に応じたレベルの補正処理を施すものであることを
    特徴とするカラー画像形成装置。
JP6148574A 1994-06-07 1994-06-07 カラー画像形成装置 Pending JPH07329362A (ja)

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