JPH0732992A - 制動エネルギ回生装置 - Google Patents
制動エネルギ回生装置Info
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- JPH0732992A JPH0732992A JP18125593A JP18125593A JPH0732992A JP H0732992 A JPH0732992 A JP H0732992A JP 18125593 A JP18125593 A JP 18125593A JP 18125593 A JP18125593 A JP 18125593A JP H0732992 A JPH0732992 A JP H0732992A
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- motor
- accumulator
- pump
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作動油温度上昇を未然に防止することによ
り、油温上昇に起因するシール劣化の防止のために制動
エネルギ回生装置を非作動化することを不要とし、車両
のサービスブレーキに加わる負担を軽減する。 【構成】 制動エネルギ回生装置の作動に伴ってポンプ
・モータ10とアキュムレータ40との間で流通する作
動油は、オイルクーラ80により冷却される。
り、油温上昇に起因するシール劣化の防止のために制動
エネルギ回生装置を非作動化することを不要とし、車両
のサービスブレーキに加わる負担を軽減する。 【構成】 制動エネルギ回生装置の作動に伴ってポンプ
・モータ10とアキュムレータ40との間で流通する作
動油は、オイルクーラ80により冷却される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の制動時に蓄積し
た制動エネルギを車両の発進に利用する制動エネルギ回
生装置に関する。
た制動エネルギを車両の発進に利用する制動エネルギ回
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の制動は、車両の運動エネ
ルギを摩擦エネルギに変換することによって行われ、こ
のため、車両制動時には大気中にエネルギが放散され
る。近年、大気汚染などの地球環境問題に対する関心が
高まる中、制動エネルギを再利用するようにした車両た
とえば蓄圧式制動エネルギ回生車両が提案されている。
ルギを摩擦エネルギに変換することによって行われ、こ
のため、車両制動時には大気中にエネルギが放散され
る。近年、大気汚染などの地球環境問題に対する関心が
高まる中、制動エネルギを再利用するようにした車両た
とえば蓄圧式制動エネルギ回生車両が提案されている。
【0003】この車両の制動エネルギ回生装置は、典型
的には、油圧ポンプ・モータとアキュムレータとを含
み、該アキュムレータは、ピストンとその両側に配され
た2つのチャンバとを有している。この種の装置は、車
両制動時に、ポンプ・モータを車両の駆動輪で駆動して
ポンプ作動させてポンプ・モータによりアキュムレータ
の一方のチャンバに作動油を圧送して、アキュムレータ
の他方のチャンバに充填したガスをピストンを介して圧
縮し、これにより制動エネルギを蓄えるようにしてい
る。そして、車両の発進時には、車両制動時に圧縮した
ガスを膨張させることにより作動油をアキュムレータか
ら油圧ポンプ・モータに供給して該ポンプ・モータをモ
ータ作動させて車両の駆動輪を駆動し、これにより制動
エネルギを再利用している。
的には、油圧ポンプ・モータとアキュムレータとを含
み、該アキュムレータは、ピストンとその両側に配され
た2つのチャンバとを有している。この種の装置は、車
両制動時に、ポンプ・モータを車両の駆動輪で駆動して
ポンプ作動させてポンプ・モータによりアキュムレータ
の一方のチャンバに作動油を圧送して、アキュムレータ
の他方のチャンバに充填したガスをピストンを介して圧
縮し、これにより制動エネルギを蓄えるようにしてい
る。そして、車両の発進時には、車両制動時に圧縮した
ガスを膨張させることにより作動油をアキュムレータか
ら油圧ポンプ・モータに供給して該ポンプ・モータをモ
ータ作動させて車両の駆動輪を駆動し、これにより制動
エネルギを再利用している。
【0004】この様に、制動エネルギ回生装置では、制
動エネルギの蓄積、放出のための作動媒体として作動油
が用いられ、又、作動油の漏洩を防止するためのシール
が装置各部に配されている。しかし、エネルギ蓄積、放
出動作が繰り返されると作動油の温度が上昇し、この油
温上昇が過大になると、シールが劣化するに至る。そこ
で、油温が過上昇する前に、装置のエネルギ蓄積動作を
停止させるべく油圧ポンプ・モータを車両の駆動系から
駆動的に遮断するようにしている。
動エネルギの蓄積、放出のための作動媒体として作動油
が用いられ、又、作動油の漏洩を防止するためのシール
が装置各部に配されている。しかし、エネルギ蓄積、放
出動作が繰り返されると作動油の温度が上昇し、この油
温上昇が過大になると、シールが劣化するに至る。そこ
で、油温が過上昇する前に、装置のエネルギ蓄積動作を
停止させるべく油圧ポンプ・モータを車両の駆動系から
駆動的に遮断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、油温上
昇に起因するシール劣化を防止すべく制動エネルギ回生
装置のエネルギ蓄積動作を停止すると、車両の制動は、
車両のサービスブレーキによって行われることになる。
油温上昇は、典型的には、油圧蓄圧が急激に行われるよ
うな急坂降坂時に発生し、従って、このときにエネルギ
回生装置を非作動化するとサービスブレーキに加わる負
担は大きなものとなる。即ち、サービスブレーキ温度が
過上昇しやすく、ブレーキラインニングの寿命が短くな
る。
昇に起因するシール劣化を防止すべく制動エネルギ回生
装置のエネルギ蓄積動作を停止すると、車両の制動は、
車両のサービスブレーキによって行われることになる。
油温上昇は、典型的には、油圧蓄圧が急激に行われるよ
うな急坂降坂時に発生し、従って、このときにエネルギ
回生装置を非作動化するとサービスブレーキに加わる負
担は大きなものとなる。即ち、サービスブレーキ温度が
過上昇しやすく、ブレーキラインニングの寿命が短くな
る。
【0006】そこで、本発明は、作動油温度の過上昇を
未然に防止するようにした制動エネルギ回生装置を提供
することを目的とする。
未然に防止するようにした制動エネルギ回生装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】車両の駆動系にクラッチ
を介して連結される油圧ポンプ・モータにより制動エネ
ルギを油圧エネルギに変換してアキュムレータに蓄積す
る一方、この蓄積したエネルギで油圧ポンプ・モータを
駆動して車両の発進エネルギとして利用する制動エネル
ギ回生装置において、本発明は、油圧ポンプ・モータと
アキュムレータとの間にオイルクーラを設けたことを特
徴とする。
を介して連結される油圧ポンプ・モータにより制動エネ
ルギを油圧エネルギに変換してアキュムレータに蓄積す
る一方、この蓄積したエネルギで油圧ポンプ・モータを
駆動して車両の発進エネルギとして利用する制動エネル
ギ回生装置において、本発明は、油圧ポンプ・モータと
アキュムレータとの間にオイルクーラを設けたことを特
徴とする。
【0008】好ましくは、制動エネルギ回生装置は、油
圧ポンプ・モータをアキュムレータに直接接続する第1
油路と、油圧ポンプ・モータをオイルクーラを介してア
キュムレータに接続する第2油路と、第1油路と第2油
路とを選択的に切り換える切換弁と、作動油の油温を検
出する油温検出手段と、制動エネルギ回収時に油温検出
手段により検出される油温が所定値以上になったことを
検知すると、第2油路を介して油圧ポンプ・モータとア
キュムレータが接続されるように切換弁を作動させる制
御手段とを有する。
圧ポンプ・モータをアキュムレータに直接接続する第1
油路と、油圧ポンプ・モータをオイルクーラを介してア
キュムレータに接続する第2油路と、第1油路と第2油
路とを選択的に切り換える切換弁と、作動油の油温を検
出する油温検出手段と、制動エネルギ回収時に油温検出
手段により検出される油温が所定値以上になったことを
検知すると、第2油路を介して油圧ポンプ・モータとア
キュムレータが接続されるように切換弁を作動させる制
御手段とを有する。
【0009】好ましくは、制動エネルギ回生装置は、油
圧ポンプ・モータをアキュムレータに直接接続する第1
油路と、油圧ポンプ・モータをオイルクーラを介してア
キュムレータに接続する第2油路と、第1油路と第2油
路とを選択的に切り換える切換弁と、制動エネルギの回
収が所定時間継続して実行されていることを検知する
と、第2油路を介して油圧ポンプ・モータとアキュムレ
ータが接続されるように切換弁を作動させる制御手段と
を有する。
圧ポンプ・モータをアキュムレータに直接接続する第1
油路と、油圧ポンプ・モータをオイルクーラを介してア
キュムレータに接続する第2油路と、第1油路と第2油
路とを選択的に切り換える切換弁と、制動エネルギの回
収が所定時間継続して実行されていることを検知する
と、第2油路を介して油圧ポンプ・モータとアキュムレ
ータが接続されるように切換弁を作動させる制御手段と
を有する。
【0010】より好ましくは、制動エネルギ回生装置
は、オイルクーラとアキュムレータとの間に設けられオ
イルクーラ側からアキュムレータ側への作動油の流れの
みを許容する逆止弁を有する。制御手段は、エネルギ放
出時には常に第1油路を介して油圧ポンプ・モータとア
キュムレータが接続されるように切換弁を作動させる。
は、オイルクーラとアキュムレータとの間に設けられオ
イルクーラ側からアキュムレータ側への作動油の流れの
みを許容する逆止弁を有する。制御手段は、エネルギ放
出時には常に第1油路を介して油圧ポンプ・モータとア
キュムレータが接続されるように切換弁を作動させる。
【0011】
【作用】制動エネルギ回生装置の作動中、油圧ポンプ・
モータとアキュムレータとの間で作動油が流通する。作
動油は、ポンプ・モータとアキュムレータとの間に設け
たオイルクーラにより冷却され、作動油温度の過上昇が
未然に防止される。このため、油温上昇に起因するシー
ル劣化の防止のために制動エネルギ回生装置の作動を停
止させる必要がなくなる。この様に、制動エネルギ回生
装置の制動機能が奏されるので、サービスブレーキに加
わる負担が軽減される。
モータとアキュムレータとの間で作動油が流通する。作
動油は、ポンプ・モータとアキュムレータとの間に設け
たオイルクーラにより冷却され、作動油温度の過上昇が
未然に防止される。このため、油温上昇に起因するシー
ル劣化の防止のために制動エネルギ回生装置の作動を停
止させる必要がなくなる。この様に、制動エネルギ回生
装置の制動機能が奏されるので、サービスブレーキに加
わる負担が軽減される。
【0012】本発明の特定の態様では、油温検出手段に
より検出される油温が所定値に達していなければ、制御
手段の制御下で作動する切換弁により、ポンプ・モータ
とアキュムレータとを直接接続する第1油路が選択され
る。この場合、作動油は、オイルクーラを介さずにポン
プ・モータとアキュムレータとの間で流通する。即ち、
オイルクーラを介してポンプ・モータとアキュムレータ
間で流通する場合に比べて、作動油流通経路の容積が小
さくなり、モータ動作するポンプ・モータが発生する出
力トルクは迅速に立ち上がる。
より検出される油温が所定値に達していなければ、制御
手段の制御下で作動する切換弁により、ポンプ・モータ
とアキュムレータとを直接接続する第1油路が選択され
る。この場合、作動油は、オイルクーラを介さずにポン
プ・モータとアキュムレータとの間で流通する。即ち、
オイルクーラを介してポンプ・モータとアキュムレータ
間で流通する場合に比べて、作動油流通経路の容積が小
さくなり、モータ動作するポンプ・モータが発生する出
力トルクは迅速に立ち上がる。
【0013】一方、油温が所定値に達すると、切換弁に
より、ポンプ・モータとアキュムレータとをオイルクー
ラを介して接続する第2油路が選択され、ポンプ・モー
タとアキュムレータ間で流通する作動油はオイルクーラ
を通って流れ、このときに冷却され、油温が過上昇する
ことはない。別の態様では、制動エネルギの回収が所定
時間継続して実行されていなければ、切換弁により第1
油路が選択され、これにより、ポンプ・モータトルクの
立ち上がり遅れが防止される。一方、制動エネルギの回
収が所定時間継続して実行されると、切換弁により第2
油路が選択され、これにより、作動油はオイルクーラで
冷却される。
より、ポンプ・モータとアキュムレータとをオイルクー
ラを介して接続する第2油路が選択され、ポンプ・モー
タとアキュムレータ間で流通する作動油はオイルクーラ
を通って流れ、このときに冷却され、油温が過上昇する
ことはない。別の態様では、制動エネルギの回収が所定
時間継続して実行されていなければ、切換弁により第1
油路が選択され、これにより、ポンプ・モータトルクの
立ち上がり遅れが防止される。一方、制動エネルギの回
収が所定時間継続して実行されると、切換弁により第2
油路が選択され、これにより、作動油はオイルクーラで
冷却される。
【0014】オイルクーラとアキュムレータ間に逆止弁
を設けた態様では、油温が所定値以上であれば、エネル
ギ蓄積時には、ポンプ・モータにより加圧された作動油
は、オイルクーラにおいて冷却された後に、逆止弁を介
してアキュムレータに流入して、エネルギ蓄積に寄与す
る。一方、エネルギ放出時すなわちモータ作動時には、
アキュムレータからオイルクーラへの作動油流入を逆止
弁により阻止しつつ、切換弁により第1油路が選択さ
れ、これにより、作動油冷却中においてもポンプ・モー
タトルクの立ち上がり遅れが防止される。
を設けた態様では、油温が所定値以上であれば、エネル
ギ蓄積時には、ポンプ・モータにより加圧された作動油
は、オイルクーラにおいて冷却された後に、逆止弁を介
してアキュムレータに流入して、エネルギ蓄積に寄与す
る。一方、エネルギ放出時すなわちモータ作動時には、
アキュムレータからオイルクーラへの作動油流入を逆止
弁により阻止しつつ、切換弁により第1油路が選択さ
れ、これにより、作動油冷却中においてもポンプ・モー
タトルクの立ち上がり遅れが防止される。
【0015】
【実施例】図1を参照すると、本発明の第1実施例の蓄
圧式制動エネルギ回生装置が搭載される車両は、トラン
スミッション2を介して駆動輪1を駆動するためのエン
ジン3を備えている。制動エネルギ回生装置は、車両制
動時にポンプ作動して制動エネルギを回収する一方、回
収エネルギの再利用時にモータ作動する油圧ポンプ・モ
ータとしての斜板式可変容量ピストンポンプ・モータ1
0と、回収エネルギを蓄えるためのアキュムレータ40
とを備えている。
圧式制動エネルギ回生装置が搭載される車両は、トラン
スミッション2を介して駆動輪1を駆動するためのエン
ジン3を備えている。制動エネルギ回生装置は、車両制
動時にポンプ作動して制動エネルギを回収する一方、回
収エネルギの再利用時にモータ作動する油圧ポンプ・モ
ータとしての斜板式可変容量ピストンポンプ・モータ1
0と、回収エネルギを蓄えるためのアキュムレータ40
とを備えている。
【0016】ポンプ・モータ10の駆動軸10aは、ギ
ヤボックス22を含むと共に駆動輪1に連結された車両
の駆動系にクラッチ21を介して断接自在に連結されて
いる。又、ポンプ・モータ10は、駆動軸10aにこれ
と一体回転自在に嵌着された斜板10bと、斜板10b
の回転に伴って往復動するピストン10cとを有し、駆
動軸10aに対する斜板10bの角度すなわち傾転角に
応じてポンプ・モータ容量が変化するようになってい
る。
ヤボックス22を含むと共に駆動輪1に連結された車両
の駆動系にクラッチ21を介して断接自在に連結されて
いる。又、ポンプ・モータ10は、駆動軸10aにこれ
と一体回転自在に嵌着された斜板10bと、斜板10b
の回転に伴って往復動するピストン10cとを有し、駆
動軸10aに対する斜板10bの角度すなわち傾転角に
応じてポンプ・モータ容量が変化するようになってい
る。
【0017】図2に示すように、傾転角を可変制御する
ための傾転シリンダ11は、斜板10bに連結されたピ
ストン11aと、該ピストン11aの両側に夫々画成さ
れたチャンバ11b,11cとを有し、一方のチャンバ
例えばチャンバ11bにパイロット油圧源12からのパ
イロット油圧が供給されると斜板10bがポンプ作動側
に駆動され、他方のチャンバ例えばチャンバ11cにパ
イロット油圧が供給されると斜板10bがモータ作動側
に駆動されるようになっている。
ための傾転シリンダ11は、斜板10bに連結されたピ
ストン11aと、該ピストン11aの両側に夫々画成さ
れたチャンバ11b,11cとを有し、一方のチャンバ
例えばチャンバ11bにパイロット油圧源12からのパ
イロット油圧が供給されると斜板10bがポンプ作動側
に駆動され、他方のチャンバ例えばチャンバ11cにパ
イロット油圧が供給されると斜板10bがモータ作動側
に駆動されるようになっている。
【0018】パイロット油圧源12は、これと傾転シリ
ンダ11間に介在する比例電磁弁13と協働して、パイ
ロット油圧源12から傾転シリンダ11へのパイロット
油圧の供給を可変制御するためのパイロット圧供給回路
を構成している。そして、比例電磁弁13の一方のソレ
ノイド13aに通電すると、通電量に応じた量のパイロ
ット油圧が比例電磁弁13を介して傾転シリンダ11の
チャンバ11bに供給され、又、他方のソレノイド13
bに通電するとパイロット油圧がチャンバ11cに供給
され、これにより、傾転シリンダ11のピストン11a
の作動位置ひいては斜板10bの傾転角が可変制御され
るようになっている。
ンダ11間に介在する比例電磁弁13と協働して、パイ
ロット油圧源12から傾転シリンダ11へのパイロット
油圧の供給を可変制御するためのパイロット圧供給回路
を構成している。そして、比例電磁弁13の一方のソレ
ノイド13aに通電すると、通電量に応じた量のパイロ
ット油圧が比例電磁弁13を介して傾転シリンダ11の
チャンバ11bに供給され、又、他方のソレノイド13
bに通電するとパイロット油圧がチャンバ11cに供給
され、これにより、傾転シリンダ11のピストン11a
の作動位置ひいては斜板10bの傾転角が可変制御され
るようになっている。
【0019】比例電磁弁13のソレノイド13a,13
bへの通電が停止されて比例電磁弁13がスプリング1
3c,13dのばね力で中立位置をとって傾転シリンダ
11へのパイロット油圧供給が遮断されたとき、傾転シ
リンダ11のピストン11aは、チャンバ11b,11
c内に夫々配されたスプリング11d,11eのばね力
により、中立位置をとるようになっている。なお、ピス
トン11aの移動時、傾転シリンダ11内のパイロット
油は、図示しない管路を介して排出される。図2中、参
照符号16,17及び18はリリーフ弁を夫々表す。
bへの通電が停止されて比例電磁弁13がスプリング1
3c,13dのばね力で中立位置をとって傾転シリンダ
11へのパイロット油圧供給が遮断されたとき、傾転シ
リンダ11のピストン11aは、チャンバ11b,11
c内に夫々配されたスプリング11d,11eのばね力
により、中立位置をとるようになっている。なお、ピス
トン11aの移動時、傾転シリンダ11内のパイロット
油は、図示しない管路を介して排出される。図2中、参
照符号16,17及び18はリリーフ弁を夫々表す。
【0020】図1及び図2に示すように、ポンプ・モー
タ10は、管路31を介して作動油タンク30に連通
し、また、管路32を介してアキュムレータ40に連通
している。管路32のアキュムレータ40側には切換弁
50が設けられ、ポンプ・モータ10とアキュムレータ
40間での作動油の流通を切換弁50によって許容また
は阻止するようにしている。
タ10は、管路31を介して作動油タンク30に連通
し、また、管路32を介してアキュムレータ40に連通
している。管路32のアキュムレータ40側には切換弁
50が設けられ、ポンプ・モータ10とアキュムレータ
40間での作動油の流通を切換弁50によって許容また
は阻止するようにしている。
【0021】より詳しくは、図3に示すように、ポンプ
・モータ10とアキュムレータ40とを接続する管路3
2は、ポンプ・モータ10に一端が接続された高圧ホー
ス71と、該ホース71の他端が接続された管路72と
を含んでいる。管路72は、車両のフレーム(図示略)
に固定したマニホールドブロック60に設けられ、アキ
ュムレータ40に接続されている。管路72の途中には
ロジックバルブ51が配され、該バルブ51は、ブロッ
ク60に固定したサブプレート61に固定されたポペッ
ト弁52と協働して上述の切換弁50を構成している。
・モータ10とアキュムレータ40とを接続する管路3
2は、ポンプ・モータ10に一端が接続された高圧ホー
ス71と、該ホース71の他端が接続された管路72と
を含んでいる。管路72は、車両のフレーム(図示略)
に固定したマニホールドブロック60に設けられ、アキ
ュムレータ40に接続されている。管路72の途中には
ロジックバルブ51が配され、該バルブ51は、ブロッ
ク60に固定したサブプレート61に固定されたポペッ
ト弁52と協働して上述の切換弁50を構成している。
【0022】ポペット弁52は、その第1ポートが、管
路72のロジックバルブ51側から分岐した分岐管路7
3に連通し、第2ポートが作動油タンク30に連通する
ドレイン管路78に連通している。第1ポートは、ポペ
ット弁52のソレノイド52aが消勢されているとき
に、ポペット弁52の第3ポートに連通する管路74を
介して、ロジックバルブ51の制御ポートに連通するよ
うにされている。即ち、ソレノイド52aの消勢時、分
岐管路73内の作動油圧をポペット弁52を介してロジ
ックバルブ51の制御ポートに印加して、ロジックバル
ブ51を閉弁するようにしている。
路72のロジックバルブ51側から分岐した分岐管路7
3に連通し、第2ポートが作動油タンク30に連通する
ドレイン管路78に連通している。第1ポートは、ポペ
ット弁52のソレノイド52aが消勢されているとき
に、ポペット弁52の第3ポートに連通する管路74を
介して、ロジックバルブ51の制御ポートに連通するよ
うにされている。即ち、ソレノイド52aの消勢時、分
岐管路73内の作動油圧をポペット弁52を介してロジ
ックバルブ51の制御ポートに印加して、ロジックバル
ブ51を閉弁するようにしている。
【0023】更に、管路72の、ロジックバルブ51に
関してポンプ・モータ側の半部は、管路76及び77を
介して三方向切換弁53に接続されている。切換弁53
のソレノイド53aが消勢されているとき、管路72
は、管路76及び切換弁53を介してドレイン管路78
に連通し、これにより、高圧ホース71内ならびに管路
72のポンプ・モータ側半部内に残った加圧作動油がタ
ンク30に戻される一方、ソレノイド53aが付勢され
ると管路76,77同士が接続されるようになってい
る。そして、管路72のポンプ・モータ側端部は、入力
ポートに加わる油圧が或る一定圧を上回ると開弁するよ
うにされた弁54を介してドレイン管路78に連通して
いる。
関してポンプ・モータ側の半部は、管路76及び77を
介して三方向切換弁53に接続されている。切換弁53
のソレノイド53aが消勢されているとき、管路72
は、管路76及び切換弁53を介してドレイン管路78
に連通し、これにより、高圧ホース71内ならびに管路
72のポンプ・モータ側半部内に残った加圧作動油がタ
ンク30に戻される一方、ソレノイド53aが付勢され
ると管路76,77同士が接続されるようになってい
る。そして、管路72のポンプ・モータ側端部は、入力
ポートに加わる油圧が或る一定圧を上回ると開弁するよ
うにされた弁54を介してドレイン管路78に連通して
いる。
【0024】図1に示すように、アキュムレータ40
は、中空円筒状のアキュムレータ本体41と、アキュム
レータ本体41内に該本体に対して摺動自在に配された
ピストン42とを有している。ピストン42に関して切
換弁50側においてアキュムレータ本体41の内面とピ
ストン42の端面とにより第1チャンバ43が画成さ
れ、又、切換弁50と反対側においてアキュムレータ本
体内面とピストン端面とにより第2チャンバ44が画成
されている。第2チャンバ44内には窒素ガスが充填さ
れている。
は、中空円筒状のアキュムレータ本体41と、アキュム
レータ本体41内に該本体に対して摺動自在に配された
ピストン42とを有している。ピストン42に関して切
換弁50側においてアキュムレータ本体41の内面とピ
ストン42の端面とにより第1チャンバ43が画成さ
れ、又、切換弁50と反対側においてアキュムレータ本
体内面とピストン端面とにより第2チャンバ44が画成
されている。第2チャンバ44内には窒素ガスが充填さ
れている。
【0025】図1中、参照符号4は、プロセッサ,メモ
リ,入出力回路などを含む制御手段としてのコントロー
ラを表し、コントローラ4は、従来公知の各種エンジン
制御を行うと共に、アクセルペダル5に連動するアクセ
ルペダル開度センサおよびブレーキペダル6の操作に応
動するブレーキセンサを含む各種センサからのセンサ出
力に応じて比例電磁弁13,切換弁50などの作動を制
御するようになっている。
リ,入出力回路などを含む制御手段としてのコントロー
ラを表し、コントローラ4は、従来公知の各種エンジン
制御を行うと共に、アクセルペダル5に連動するアクセ
ルペダル開度センサおよびブレーキペダル6の操作に応
動するブレーキセンサを含む各種センサからのセンサ出
力に応じて比例電磁弁13,切換弁50などの作動を制
御するようになっている。
【0026】上述のように、制動エネルギ回生装置の制
動エネルギ回収および放出動作が繰り返されて作動油温
度が過上昇すると、装置各部に作動油漏洩防止のために
配されたシール(図示略)が劣化することになる。これ
を防止すべく、従来の制動エネルギ回生装置は、油温上
昇時には、ポンプ・モータ10を車両の駆動系から遮断
してそのエネルギ蓄積動作を禁止するようにしている。
しかしながら、この様に制動エネルギ回生装置の制動作
用を禁止すると、車両制動時には、車両のサービスブレ
ーキに負担が加わることになる。
動エネルギ回収および放出動作が繰り返されて作動油温
度が過上昇すると、装置各部に作動油漏洩防止のために
配されたシール(図示略)が劣化することになる。これ
を防止すべく、従来の制動エネルギ回生装置は、油温上
昇時には、ポンプ・モータ10を車両の駆動系から遮断
してそのエネルギ蓄積動作を禁止するようにしている。
しかしながら、この様に制動エネルギ回生装置の制動作
用を禁止すると、車両制動時には、車両のサービスブレ
ーキに負担が加わることになる。
【0027】そこで、本実施例では、制動エネルギ回生
装置を非作動化する代わりに、ポンプ・モータ10とア
キュムレータ40間に延びる管路32の途中に設けたオ
イルクーラ80により作動油を冷却し、これにより油温
上昇を未然に防止するようにしている。以下、上述の構
成の制動エネルギ回生装置の作動を説明する。
装置を非作動化する代わりに、ポンプ・モータ10とア
キュムレータ40間に延びる管路32の途中に設けたオ
イルクーラ80により作動油を冷却し、これにより油温
上昇を未然に防止するようにしている。以下、上述の構
成の制動エネルギ回生装置の作動を説明する。
【0028】制動エネルギ回生装置の作動中、コントロ
ーラ4は、アクセルペダル開度センサ,ブレーキスイッ
チなどの各種センサからの出力に基づいて、車両の制動
動作,発進動作または加速運転動作が行われているか否
かを判別する。車両の制動,発進または加速運転動作が
行われていなければ、車両が定常走行状態にあると判別
される。車両の定常走行時には、コントローラ4の制御
下でポペット弁52のソレノイド52aが消勢されて、
管路72に連通する分岐管路73内の作動油圧がポペッ
ト弁52及び管路74を介してロジックバルブ51の制
御ポートに加えられる。ロジックバルブ51の作動油流
通ポートには制御ポートに加わる作動油圧と同一油圧が
加えられるが、同ポート側の受圧面積は制御ポート側の
それよりも小さくされており、ロジックバルブ51(よ
り一般的には切換弁50)が閉弁する。この結果、ポン
プ・モータ10とアキュムレータ40との間での作動油
の流通が阻止される。
ーラ4は、アクセルペダル開度センサ,ブレーキスイッ
チなどの各種センサからの出力に基づいて、車両の制動
動作,発進動作または加速運転動作が行われているか否
かを判別する。車両の制動,発進または加速運転動作が
行われていなければ、車両が定常走行状態にあると判別
される。車両の定常走行時には、コントローラ4の制御
下でポペット弁52のソレノイド52aが消勢されて、
管路72に連通する分岐管路73内の作動油圧がポペッ
ト弁52及び管路74を介してロジックバルブ51の制
御ポートに加えられる。ロジックバルブ51の作動油流
通ポートには制御ポートに加わる作動油圧と同一油圧が
加えられるが、同ポート側の受圧面積は制御ポート側の
それよりも小さくされており、ロジックバルブ51(よ
り一般的には切換弁50)が閉弁する。この結果、ポン
プ・モータ10とアキュムレータ40との間での作動油
の流通が阻止される。
【0029】又、方向切換弁53のソレノイド53aが
消勢されて、高圧ホース71内の及び管路72のポンプ
・モータ側半部内の加圧作動油がドレイン管路78を介
してタンク30へ戻されて、ホース及び管路内の残圧が
解消される。これにより、残圧によりポンプ・モータ1
0がモータ作動して車両が不用意に移動することがな
い。
消勢されて、高圧ホース71内の及び管路72のポンプ
・モータ側半部内の加圧作動油がドレイン管路78を介
してタンク30へ戻されて、ホース及び管路内の残圧が
解消される。これにより、残圧によりポンプ・モータ1
0がモータ作動して車両が不用意に移動することがな
い。
【0030】更に、比例電磁弁13のソレノイド13
a,13bへの通電が停止されて比例電磁弁13が中立
位置をとって該電磁弁を介する傾転シリンダ11へのパ
イロット油圧の供給が遮断され、ポンプ・モータ10の
斜板10bがその傾転角が零になるような非作動位置に
セットされて、ポンプ・モータ10が非作動化される。
又、コントローラ4の制御下で、クラッチ駆動部82か
らクラッチ21への電力供給が遮断されてクラッチ21
が切状態にされ、これにより、ポンプ・モータ駆動軸1
0aが車両の駆動系から遮断される。
a,13bへの通電が停止されて比例電磁弁13が中立
位置をとって該電磁弁を介する傾転シリンダ11へのパ
イロット油圧の供給が遮断され、ポンプ・モータ10の
斜板10bがその傾転角が零になるような非作動位置に
セットされて、ポンプ・モータ10が非作動化される。
又、コントローラ4の制御下で、クラッチ駆動部82か
らクラッチ21への電力供給が遮断されてクラッチ21
が切状態にされ、これにより、ポンプ・モータ駆動軸1
0aが車両の駆動系から遮断される。
【0031】従って、車両の定常走行中、制動エネルギ
回生車両は、通常の車両の場合と同様に作動する。車両
走行中にブレーキスイッチがオン作動すると、車両の制
動動作が行われたと判別される。この車両制動時には、
作動油流通ポートに作用する力がロジックバルブ51の
制御ポートに加わる力より大きいので、ロジックバルブ
51(より一般的には切換弁50)は開弁可能である。
従って、ポンプ・モータ10とアキュムレータ40との
間での作動油の流通が許容される。
回生車両は、通常の車両の場合と同様に作動する。車両
走行中にブレーキスイッチがオン作動すると、車両の制
動動作が行われたと判別される。この車両制動時には、
作動油流通ポートに作用する力がロジックバルブ51の
制御ポートに加わる力より大きいので、ロジックバルブ
51(より一般的には切換弁50)は開弁可能である。
従って、ポンプ・モータ10とアキュムレータ40との
間での作動油の流通が許容される。
【0032】これと同時に、コントローラ4の制御下で
比例電磁弁13の一方のソレノイドたとえばソレノイド
13aへの通電が行われ、比例電磁弁13を介してパイ
ロット油圧が傾転シリンダ11のチャンバ11bに供給
されて、ポンプ・モータ10の斜板10bが図1に示す
ポンプ作動位置にセットされる。又、クラッチ駆動部8
2からクラッチ21へ電力が供給されてクラッチ21が
接状態にされ、ポンプ・モータ駆動軸10aが車両の駆
動系に連結される。
比例電磁弁13の一方のソレノイドたとえばソレノイド
13aへの通電が行われ、比例電磁弁13を介してパイ
ロット油圧が傾転シリンダ11のチャンバ11bに供給
されて、ポンプ・モータ10の斜板10bが図1に示す
ポンプ作動位置にセットされる。又、クラッチ駆動部8
2からクラッチ21へ電力が供給されてクラッチ21が
接状態にされ、ポンプ・モータ駆動軸10aが車両の駆
動系に連結される。
【0033】結果として、クラッチ21及びギヤボック
ス22を介して駆動輪1に連結されたポンプ・モータ1
0が、駆動輪1により駆動されてポンプ作動し、回生ブ
レーキが働く。即ち、タンク30からの作動油が、図1
中矢印で示すように、ポンプ・モータ10により、高圧
ホース71とロジックバルブ51を含む管路72(図
2)とからなる管路32(図1)を介して、アキュムレ
ータ40の第1チャンバ43内に圧送され、アキュムレ
ータ40の第2チャンバ44内に充填した窒素ガスが圧
縮される。この結果、車両の運動エネルギはアキュムレ
ータ40内に蓄えられる。
ス22を介して駆動輪1に連結されたポンプ・モータ1
0が、駆動輪1により駆動されてポンプ作動し、回生ブ
レーキが働く。即ち、タンク30からの作動油が、図1
中矢印で示すように、ポンプ・モータ10により、高圧
ホース71とロジックバルブ51を含む管路72(図
2)とからなる管路32(図1)を介して、アキュムレ
ータ40の第1チャンバ43内に圧送され、アキュムレ
ータ40の第2チャンバ44内に充填した窒素ガスが圧
縮される。この結果、車両の運動エネルギはアキュムレ
ータ40内に蓄えられる。
【0034】車両発進時、すなわちトラスミッションギ
ヤ位置,クラッチペダルの踏み代,アクセルペダル開度
等を表す各種センサ出力に基づいてドライバによる発進
操作を検出すると、コントローラ4は、切換弁50を開
くと共に、比例電磁弁13のソレノイド13bへの通電
を行い、これにより、比例電磁弁13を介してパイロッ
ト油圧が傾転シリンダ11のチャンバ11cに供給され
てポンプ・モータ10の斜板10bが図1に示す側と反
対の側に傾斜するモータ作動位置にセットされる。又、
コントローラ4は、クラッチ21が接状態になるように
クラッチ駆動部82を駆動制御する。
ヤ位置,クラッチペダルの踏み代,アクセルペダル開度
等を表す各種センサ出力に基づいてドライバによる発進
操作を検出すると、コントローラ4は、切換弁50を開
くと共に、比例電磁弁13のソレノイド13bへの通電
を行い、これにより、比例電磁弁13を介してパイロッ
ト油圧が傾転シリンダ11のチャンバ11cに供給され
てポンプ・モータ10の斜板10bが図1に示す側と反
対の側に傾斜するモータ作動位置にセットされる。又、
コントローラ4は、クラッチ21が接状態になるように
クラッチ駆動部82を駆動制御する。
【0035】上述のように、切換弁50(ロジックバル
ブ51)が開かれると、アキュムレータ40の第2チャ
ンバ44内で窒素ガスが膨張し、第1チャンバ43内の
作動油が、ピストン42によりアキュムレータ40から
排出されて、ロジックバルブ51を含む管路72と高圧
ホース71とからなる管路32を介してポンプ・モータ
10に圧送され、該ポンプ・モータ10がモータ作動し
てトルクを発生する。ポンプ・モータ10の出力トルク
は、クラッチ21及びギヤボックス22を介して駆動輪
1に伝達されて駆動輪1を駆動する。
ブ51)が開かれると、アキュムレータ40の第2チャ
ンバ44内で窒素ガスが膨張し、第1チャンバ43内の
作動油が、ピストン42によりアキュムレータ40から
排出されて、ロジックバルブ51を含む管路72と高圧
ホース71とからなる管路32を介してポンプ・モータ
10に圧送され、該ポンプ・モータ10がモータ作動し
てトルクを発生する。ポンプ・モータ10の出力トルク
は、クラッチ21及びギヤボックス22を介して駆動輪
1に伝達されて駆動輪1を駆動する。
【0036】車両の加速運転時、すなわち、ドライバが
アクセルペダルを踏み込むと、例えばエンジン3の中負
荷以上おいて、車両発進時と同様、コントローラ4の制
御下でポンプ・モータ10がモータ作動し始め、エンジ
ン3へのトルクアシストを行う。車両の制動,発進又は
加速運転が終了すると、コントローラ4は、切換弁50
を閉じると共に比例電磁弁13のソレノイド13a,1
3bへの通電を停止して、ポンプ・モータ10を非作動
化し、又、クラッチ21を切状態にする。
アクセルペダルを踏み込むと、例えばエンジン3の中負
荷以上おいて、車両発進時と同様、コントローラ4の制
御下でポンプ・モータ10がモータ作動し始め、エンジ
ン3へのトルクアシストを行う。車両の制動,発進又は
加速運転が終了すると、コントローラ4は、切換弁50
を閉じると共に比例電磁弁13のソレノイド13a,1
3bへの通電を停止して、ポンプ・モータ10を非作動
化し、又、クラッチ21を切状態にする。
【0037】上述のように、車両の制動動作に伴う制動
エネルギ回生装置のポンプ動作時、および、車両の発進
または加速運転動作に伴う制動エネルギ回生装置のモー
タ動作時には、作動油は、ポンプ・モータ10からアキ
ュムレータ40に向けて或はこれとは逆向きに管路32
に沿って流れる。この間、作動油は、管路32の途中に
配されたオイルクーラ80を通り、このときに冷却され
る。この結果、ポンプ・モータ10の作動による油温上
昇が防止され、これにより、油温の過上昇に起因するシ
ール劣化が防止される。
エネルギ回生装置のポンプ動作時、および、車両の発進
または加速運転動作に伴う制動エネルギ回生装置のモー
タ動作時には、作動油は、ポンプ・モータ10からアキ
ュムレータ40に向けて或はこれとは逆向きに管路32
に沿って流れる。この間、作動油は、管路32の途中に
配されたオイルクーラ80を通り、このときに冷却され
る。この結果、ポンプ・モータ10の作動による油温上
昇が防止され、これにより、油温の過上昇に起因するシ
ール劣化が防止される。
【0038】従来装置と異なり、本実施例の制動エネル
ギ回生装置によれば、油温の過上昇防止の観点から装置
の作動を禁止する必要がなく、車両制動時には制動エネ
ルギ回生装置の制動作用が奏される。従って、車両のサ
ービスブレーキに過大な負担が加わることがなく、ブレ
ーキライニングの寿命を延ばすことができる。以下、図
4を参照して、本発明の第2実施例による制動エネルギ
回生装置を説明する。
ギ回生装置によれば、油温の過上昇防止の観点から装置
の作動を禁止する必要がなく、車両制動時には制動エネ
ルギ回生装置の制動作用が奏される。従って、車両のサ
ービスブレーキに過大な負担が加わることがなく、ブレ
ーキライニングの寿命を延ばすことができる。以下、図
4を参照して、本発明の第2実施例による制動エネルギ
回生装置を説明する。
【0039】本実施例の装置は、ポンプ・モータ10の
出力トルクを迅速に立ち上がらせるようにした点に特徴
がある。この点に関連して、本実施例では、ポンプ・モ
ータ10とアキュムレータ40とをオイルクーラ80を
介して接続する油路としての管路32とは別に、ポンプ
・モータ10とアキュムレータ40とを直接接続する油
路としての管路33が設けられ、切換弁34を用いて両
管路32,33のうちの一方を選択するようにしてい
る。この切換弁34は、例えば電磁切換弁からなり、そ
のソレノイド34aがコントローラ4に接続されてい
る。
出力トルクを迅速に立ち上がらせるようにした点に特徴
がある。この点に関連して、本実施例では、ポンプ・モ
ータ10とアキュムレータ40とをオイルクーラ80を
介して接続する油路としての管路32とは別に、ポンプ
・モータ10とアキュムレータ40とを直接接続する油
路としての管路33が設けられ、切換弁34を用いて両
管路32,33のうちの一方を選択するようにしてい
る。この切換弁34は、例えば電磁切換弁からなり、そ
のソレノイド34aがコントローラ4に接続されてい
る。
【0040】そして、電磁切換弁34は、ソレノイド3
4aが消勢されるとポンプ・モータ10とアキュムレー
タ40とをオイルクーラ80を介して接続するような切
換位置をとる一方、ソレノイド34aが付勢されるとポ
ンプ・モータ10とアキュムレータ40とを直接接続す
るような切換位置をとるようになっている。又、オイル
クーラ80とアキュムレータ40との間において管路3
2には逆止弁35が設けられ、この逆止弁35により、
オイルクーラ80からアキュムレータ40への作動油の
流れのみを許容するようにしている。
4aが消勢されるとポンプ・モータ10とアキュムレー
タ40とをオイルクーラ80を介して接続するような切
換位置をとる一方、ソレノイド34aが付勢されるとポ
ンプ・モータ10とアキュムレータ40とを直接接続す
るような切換位置をとるようになっている。又、オイル
クーラ80とアキュムレータ40との間において管路3
2には逆止弁35が設けられ、この逆止弁35により、
オイルクーラ80からアキュムレータ40への作動油の
流れのみを許容するようにしている。
【0041】更に、作動油の実際温度を検出するための
油温センサ81をアキュムレータ本体41に装着すると
共に、油温センサ81をコントローラ4に接続し、実際
油温データをコントローラ4に供給可能にしている。本
実施例装置のその他の構成ならびに基本的な作用は、上
記第1実施例のものと同様であり、従って、更なる構成
説明を省略すると共に作用説明を一部省略する。
油温センサ81をアキュムレータ本体41に装着すると
共に、油温センサ81をコントローラ4に接続し、実際
油温データをコントローラ4に供給可能にしている。本
実施例装置のその他の構成ならびに基本的な作用は、上
記第1実施例のものと同様であり、従って、更なる構成
説明を省略すると共に作用説明を一部省略する。
【0042】以下、上述の構成の制動エネルギ回生装置
の作動を説明する。制動エネルギ回生装置の作動中、コ
ントローラ4は、該装置の作動媒体としての作動油の実
際温度を表す油温センサ81の出力を周期的に読み取
る。そして、油温センサ出力を読み取る毎に、コントロ
ーラ4は、油温の上限許容値と同一又はこれよりも小さ
い値に予め設定された油温の所定値を、コントローラ4
に内蔵のメモリから読み出し、実際の油温と所定値とを
比較する。
の作動を説明する。制動エネルギ回生装置の作動中、コ
ントローラ4は、該装置の作動媒体としての作動油の実
際温度を表す油温センサ81の出力を周期的に読み取
る。そして、油温センサ出力を読み取る毎に、コントロ
ーラ4は、油温の上限許容値と同一又はこれよりも小さ
い値に予め設定された油温の所定値を、コントローラ4
に内蔵のメモリから読み出し、実際の油温と所定値とを
比較する。
【0043】油温が所定値よりも低いと判別した場合、
コントローラ4は、オイルクーラ80による作動油冷却
が不要であると判断して電磁切換弁34のソレノイド3
4aを付勢する。この結果、ポンプ・モータ10とアキ
ュムレータ40は、管路32の一部と管路33とを介し
て互いに直接接続され、要素10と40との間にはオイ
ルクーラ80が介在しなくなる。
コントローラ4は、オイルクーラ80による作動油冷却
が不要であると判断して電磁切換弁34のソレノイド3
4aを付勢する。この結果、ポンプ・モータ10とアキ
ュムレータ40は、管路32の一部と管路33とを介し
て互いに直接接続され、要素10と40との間にはオイ
ルクーラ80が介在しなくなる。
【0044】次に、コントローラ4は、第1実施例の場
合と同様に、アクセルペダル開度センサ,ブレーキスイ
ッチなどの各種センサからの出力に基づいて、車両の制
動動作,発進動作または加速運転動作が行われているか
否かを判別し、この判別結果に従って、上記第1実施例
の場合と同様に、装置各部を制御する。即ち、車両の定
常走行時には、コントローラ4の制御下で、ポンプ・モ
ータ10とアキュムレータ40との間での作動油の流通
が阻止されると共に、ポンプ・モータ駆動軸10aが車
両の駆動系から遮断される。
合と同様に、アクセルペダル開度センサ,ブレーキスイ
ッチなどの各種センサからの出力に基づいて、車両の制
動動作,発進動作または加速運転動作が行われているか
否かを判別し、この判別結果に従って、上記第1実施例
の場合と同様に、装置各部を制御する。即ち、車両の定
常走行時には、コントローラ4の制御下で、ポンプ・モ
ータ10とアキュムレータ40との間での作動油の流通
が阻止されると共に、ポンプ・モータ駆動軸10aが車
両の駆動系から遮断される。
【0045】又、車両の制動時には、ポンプ・モータ1
0とアキュムレータ40との間での作動油の流通が許容
されると共にポンプ・モータ駆動軸10aが車両の駆動
系に連結され、更に、ポンプ・モータ10の斜板10b
がポンプ作動位置にセットされる。結果として、ポンプ
・モータ10がポンプ動作して、制動エネルギがアキュ
ムレータ40内に蓄えられる。このとき、ポンプ・モー
タ10とアキュムレータ40との間にオイルクーラ80
が存しないので、制動エネルギの回収効率が向上する。
0とアキュムレータ40との間での作動油の流通が許容
されると共にポンプ・モータ駆動軸10aが車両の駆動
系に連結され、更に、ポンプ・モータ10の斜板10b
がポンプ作動位置にセットされる。結果として、ポンプ
・モータ10がポンプ動作して、制動エネルギがアキュ
ムレータ40内に蓄えられる。このとき、ポンプ・モー
タ10とアキュムレータ40との間にオイルクーラ80
が存しないので、制動エネルギの回収効率が向上する。
【0046】車両の発進時または加速運転時には、斜板
10bがモータ作動位置にセットされた状態で制動エネ
ルギがアキュムレータ40から放出され、ポンプ・モー
タ10がモータ動作し、ポンプ・モータ10の出力トル
クにより駆動輪1が駆動される。アキュムレータ40と
ポンプ・モータ10との間にオイルクーラ80が存せ
ず、従って、作動油流通経路の容積が小さいので、車両
の発進開始または加速運転開始に対してポンプ・モータ
10の出力トルクは迅速に立ち上がる。
10bがモータ作動位置にセットされた状態で制動エネ
ルギがアキュムレータ40から放出され、ポンプ・モー
タ10がモータ動作し、ポンプ・モータ10の出力トル
クにより駆動輪1が駆動される。アキュムレータ40と
ポンプ・モータ10との間にオイルクーラ80が存せ
ず、従って、作動油流通経路の容積が小さいので、車両
の発進開始または加速運転開始に対してポンプ・モータ
10の出力トルクは迅速に立ち上がる。
【0047】以上のように、油温が所定値に達していな
い場合は、ポンプ・モータ10とアキュムレータ40と
を管路33を介して接続した状態で、装置各部を駆動
し、これにより、制動エネルギ回収効率、ならびに、制
動エネルギ放出時におけるポンプ・モータ10の出力ト
ルクの立ち上がり特性を向上させている。一方、油温が
所定値以上である場合は、制動エネルギ回収か制動エネ
ルギ放出かに応じて、ポンプ・モータ10とアキュムレ
ータ40との接続経路が選択される。
い場合は、ポンプ・モータ10とアキュムレータ40と
を管路33を介して接続した状態で、装置各部を駆動
し、これにより、制動エネルギ回収効率、ならびに、制
動エネルギ放出時におけるポンプ・モータ10の出力ト
ルクの立ち上がり特性を向上させている。一方、油温が
所定値以上である場合は、制動エネルギ回収か制動エネ
ルギ放出かに応じて、ポンプ・モータ10とアキュムレ
ータ40との接続経路が選択される。
【0048】この接続経路選択のため、油温センサ出力
に基づいて油温が所定値以上であると判別した場合、コ
ントローラ4は、車両の制動動作が行われているか否か
を更に判別する。そして、車両の制動時であれば、コン
トローラ4は、オイルクーラ80による作動油冷却を要
すると判断して電磁切換弁34のソレノイド34aを消
勢する。この結果、ポンプ・モータ10とアキュムレー
タ40は管路32により接続され、要素10と40との
間にオイルクーラ80が介在することになる。
に基づいて油温が所定値以上であると判別した場合、コ
ントローラ4は、車両の制動動作が行われているか否か
を更に判別する。そして、車両の制動時であれば、コン
トローラ4は、オイルクーラ80による作動油冷却を要
すると判断して電磁切換弁34のソレノイド34aを消
勢する。この結果、ポンプ・モータ10とアキュムレー
タ40は管路32により接続され、要素10と40との
間にオイルクーラ80が介在することになる。
【0049】このため、油温が所定値以上である状態で
車両の制動動作が行われると、ポンプ・モータ10によ
って加圧された作動油は、オイルクーラ80において冷
却された後にアキュムレータ40に流入する。この作動
油冷却により、更なる油温上昇が防止される。一方、車
両の制動動作が行われていなければ、コントローラ4
は、電磁切換弁34のソレノイド34aを付勢して、ポ
ンプ・モータ10とアキュムレータ40とを管路33に
より接続する。
車両の制動動作が行われると、ポンプ・モータ10によ
って加圧された作動油は、オイルクーラ80において冷
却された後にアキュムレータ40に流入する。この作動
油冷却により、更なる油温上昇が防止される。一方、車
両の制動動作が行われていなければ、コントローラ4
は、電磁切換弁34のソレノイド34aを付勢して、ポ
ンプ・モータ10とアキュムレータ40とを管路33に
より接続する。
【0050】この結果、油温が所定値以上である場合に
あっても、車両の発進または加速運転動作が行われる
と、アキュムレータ40内の加圧された作動油は、逆止
弁35によってオイルクーラ80への流入が阻止される
ので、オイルクーラ80を通ることなく、ポンプ・モー
タ10へ直接供給される。このため、車両の発進開始ま
たは加速運転開始に対してポンプ・モータ10の出力ト
ルクは迅速に立ち上がる。
あっても、車両の発進または加速運転動作が行われる
と、アキュムレータ40内の加圧された作動油は、逆止
弁35によってオイルクーラ80への流入が阻止される
ので、オイルクーラ80を通ることなく、ポンプ・モー
タ10へ直接供給される。このため、車両の発進開始ま
たは加速運転開始に対してポンプ・モータ10の出力ト
ルクは迅速に立ち上がる。
【0051】本発明は上記実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。例えば、上記第2実施例では、油温
センサ81を用いて油温上昇を検出するようにしたが、
検出油温に基づいて油温上昇検出を行うことは必須では
ない。例えば、制動エネルギ回生装置による制動エネル
ギ回収動作が所定時間継続して実行されたときに油温上
昇が生じたと判別しても良い。この場合、例えば、コン
トローラ4に内蔵のタイマ(図示略)により、一制動エ
ネルギ回収動作の、または相次いで行われる複数回の制
動エネルギ回収動作の実行時間を計時する。そして、計
時時間が所定時間を下回っていれば、図4の管路33を
作動油流通経路として選択し、ポンプ・モータ10とア
キュムレータ40とを直接接続する。その後、計時時間
が所定時間を上回ったときに、管路33に代えて管路3
2を作動油流通経路として選択し、管路32の途中に設
けたオイルクーラ80により作動油を冷却するようにす
る。この変形例によれば、油温センサが不要となり、従
って、装置構成が簡易になる。
変形が可能である。例えば、上記第2実施例では、油温
センサ81を用いて油温上昇を検出するようにしたが、
検出油温に基づいて油温上昇検出を行うことは必須では
ない。例えば、制動エネルギ回生装置による制動エネル
ギ回収動作が所定時間継続して実行されたときに油温上
昇が生じたと判別しても良い。この場合、例えば、コン
トローラ4に内蔵のタイマ(図示略)により、一制動エ
ネルギ回収動作の、または相次いで行われる複数回の制
動エネルギ回収動作の実行時間を計時する。そして、計
時時間が所定時間を下回っていれば、図4の管路33を
作動油流通経路として選択し、ポンプ・モータ10とア
キュムレータ40とを直接接続する。その後、計時時間
が所定時間を上回ったときに、管路33に代えて管路3
2を作動油流通経路として選択し、管路32の途中に設
けたオイルクーラ80により作動油を冷却するようにす
る。この変形例によれば、油温センサが不要となり、従
って、装置構成が簡易になる。
【0052】又、上記第2実施例では、油温が所定値以
上である状態での制動エネルギ放出時に、アキュムレー
タ40とポンプ・モータ10とを直接接続してポンプ・
モータ出力トルクの立ち上がり特性を向上させるように
したが、アキュムレータとポンプ・モータとの接続経路
をこの様に選択することは必須ではない。例えば、油温
が所定値以上である場合には、制動エネルギ回収時か放
出時かに関わりなく、アキュムレータとポンプ・モータ
とをオイルクーラを介して接続された状態に保持しても
良い。
上である状態での制動エネルギ放出時に、アキュムレー
タ40とポンプ・モータ10とを直接接続してポンプ・
モータ出力トルクの立ち上がり特性を向上させるように
したが、アキュムレータとポンプ・モータとの接続経路
をこの様に選択することは必須ではない。例えば、油温
が所定値以上である場合には、制動エネルギ回収時か放
出時かに関わりなく、アキュムレータとポンプ・モータ
とをオイルクーラを介して接続された状態に保持しても
良い。
【0053】
【発明の効果】上述のように、車両の駆動系にクラッチ
を介して連結される油圧ポンプ・モータにより制動エネ
ルギを油圧エネルギに変換してアキュムレータに蓄積す
る一方、この蓄積したエネルギで油圧ポンプ・モータを
駆動して車両の発進エネルギとして利用する制動エネル
ギ回生装置において、本発明は、油圧ポンプ・モータと
アキュムレータとの間にオイルクーラを設けたので、作
動油温度の過上昇を未然に防止できる。この結果、油温
上昇に起因する作動油漏洩防止用シールの劣化を防止す
べく制動エネルギ回生装置を非作動化する必要がなく、
従って、制動エネルギ回生装置の制動作用を常に有効に
できるので、車両のサービスブレーキに過度の負担が加
わることがなく、ブレーキ寿命が長くなる。
を介して連結される油圧ポンプ・モータにより制動エネ
ルギを油圧エネルギに変換してアキュムレータに蓄積す
る一方、この蓄積したエネルギで油圧ポンプ・モータを
駆動して車両の発進エネルギとして利用する制動エネル
ギ回生装置において、本発明は、油圧ポンプ・モータと
アキュムレータとの間にオイルクーラを設けたので、作
動油温度の過上昇を未然に防止できる。この結果、油温
上昇に起因する作動油漏洩防止用シールの劣化を防止す
べく制動エネルギ回生装置を非作動化する必要がなく、
従って、制動エネルギ回生装置の制動作用を常に有効に
できるので、車両のサービスブレーキに過度の負担が加
わることがなく、ブレーキ寿命が長くなる。
【0054】本発明の特定の態様では、油圧ポンプ・モ
ータをアキュムレータに直接接続する第1油路と、両者
をオイルクーラを介して接続する第2油路との一方を、
検出油温あるいは制動エネルギ回収の実行時間に応じて
切換弁により選択する。この態様によれば、油温上昇時
にオイルクーラを用いて作動油を冷却できるばかりでは
なく、油温上昇が生じていない場合にはポンプ・モータ
とアキュムレータとを直接接続して両者間からオイルク
ーラを排除できる。このため、油温上昇を来していない
ときには作動油流通経路容積を低減でき、従って、制動
エネルギ回収効率を向上できると共に、制動エネルギ放
出時におけるポンプ・モータ出力トルクの立ち上がり特
性を向上できる。
ータをアキュムレータに直接接続する第1油路と、両者
をオイルクーラを介して接続する第2油路との一方を、
検出油温あるいは制動エネルギ回収の実行時間に応じて
切換弁により選択する。この態様によれば、油温上昇時
にオイルクーラを用いて作動油を冷却できるばかりでは
なく、油温上昇が生じていない場合にはポンプ・モータ
とアキュムレータとを直接接続して両者間からオイルク
ーラを排除できる。このため、油温上昇を来していない
ときには作動油流通経路容積を低減でき、従って、制動
エネルギ回収効率を向上できると共に、制動エネルギ放
出時におけるポンプ・モータ出力トルクの立ち上がり特
性を向上できる。
【0055】本発明の好適態様によれば、オイルクーラ
とアキュムレータとの間に逆止弁を設けると共にエネル
ギ放出時にポンプ・モータとアキュムレータとを直接接
続するようにしたので、油温上昇時にあっても、制動エ
ネルギ放出時におけるポンプ・モータ出力トルクの立ち
上がり遅れを防止可能となる。
とアキュムレータとの間に逆止弁を設けると共にエネル
ギ放出時にポンプ・モータとアキュムレータとを直接接
続するようにしたので、油温上昇時にあっても、制動エ
ネルギ放出時におけるポンプ・モータ出力トルクの立ち
上がり遅れを防止可能となる。
【図1】本発明の第1実施例による制動エネルギ回生装
置の要部を、周辺要素と共に示す概略図である。
置の要部を、周辺要素と共に示す概略図である。
【図2】図1の斜板式可変容量ピストンポンプ・モータ
を示す油圧回路図である。
を示す油圧回路図である。
【図3】図1の切換弁を示す油圧回路図である。
【図4】本発明の第2実施例の制動エネルギ回生装置を
示す図1と同様の図である。
示す図1と同様の図である。
1 駆動輪 4 コントローラ(制御手段) 10 斜板式可変容量ピストンポンプ・モータ 21 クラッチ 22 ギヤボックス(車両の駆動系) 32,33 管路 34 電磁切換弁 35 逆止弁 40 アキュムレータ 50 切換弁 80 オイルクーラ 81 油温センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の駆動系にクラッチを介して連結さ
れる油圧ポンプ・モータにより制動エネルギを油圧エネ
ルギに変換してアキュムレータに蓄積する一方、この蓄
積したエネルギで上記油圧ポンプ・モータを駆動して車
両の発進エネルギとして利用する制動エネルギ回生装置
において、 上記油圧ポンプ・モータと上記アキュムレータとの間に
オイルクーラを設けたことを特徴とする制動エネルギ回
生装置。 - 【請求項2】 上記油圧ポンプ・モータを上記アキュム
レータに直接接続する第1油路と、 上記油圧ポンプ・モータを上記オイルクーラを介して上
記アキュムレータに接続する第2油路と、 上記第1油路と上記第2油路とを選択的に切り換える切
換弁と、 作動油の油温を検出する油温検出手段と、 制動エネルギ回収時に上記油温検出手段により検出され
る油温が所定値以上になったことを検知すると、上記第
2油路を介して上記油圧ポンプ・モータと上記アキュム
レータが接続されるように上記切換弁を作動させる制御
手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の制動
エネルギ回生装置。 - 【請求項3】 上記油圧ポンプ・モータを上記アキュム
レータに直接接続する第1油路と、 上記油圧ポンプ・モータを上記オイルクーラを介して上
記アキュムレータに接続する第2油路と、 上記第1油路と上記第2油路とを選択的に切り換える切
換弁と、 制動エネルギの回収が所定時間継続して実行されている
ことを検知すると、上記第2油路を介して上記油圧ポン
プ・モータと上記アキュムレータが接続されるように上
記切換弁を作動させる制御手段とを有することを特徴と
する請求項1に記載の制動エネルギ回生装置。 - 【請求項4】 上記オイルクーラと上記アキュムレータ
との間に上記オイルクーラ側から上記アキュムレータ側
への作動油の流れのみを許容する逆止弁を設け、 上記制御手段は、エネルギ放出時には常に上記第1油路
を介して上記油圧ポンプ・モータと上記アキュムレータ
が接続されるように上記切換弁を作動させることを特徴
とする請求項2または3に記載の制動エネルギ回生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18125593A JPH0732992A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 制動エネルギ回生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18125593A JPH0732992A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 制動エネルギ回生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0732992A true JPH0732992A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16097509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18125593A Withdrawn JPH0732992A (ja) | 1993-07-22 | 1993-07-22 | 制動エネルギ回生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043980A3 (en) * | 2000-11-28 | 2004-05-13 | Shep Ltd | Hydraulic energy storage systems |
| US7637743B2 (en) | 2005-01-27 | 2009-12-29 | Fujitsu Limited | Electronic device with a structure preventing a electromagnetic wave leak |
-
1993
- 1993-07-22 JP JP18125593A patent/JPH0732992A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043980A3 (en) * | 2000-11-28 | 2004-05-13 | Shep Ltd | Hydraulic energy storage systems |
| CN100368223C (zh) * | 2000-11-28 | 2008-02-13 | 谢普有限公司 | 液压能量存储系统 |
| US7637743B2 (en) | 2005-01-27 | 2009-12-29 | Fujitsu Limited | Electronic device with a structure preventing a electromagnetic wave leak |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |