JPH0733003A - 気圧式倍力装置 - Google Patents
気圧式倍力装置Info
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- JPH0733003A JPH0733003A JP5200116A JP20011693A JPH0733003A JP H0733003 A JPH0733003 A JP H0733003A JP 5200116 A JP5200116 A JP 5200116A JP 20011693 A JP20011693 A JP 20011693A JP H0733003 A JPH0733003 A JP H0733003A
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- valve body
- valve
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を少なくして低廉化を図れ、かつシ
ール部分を少なくして信頼性を向上できる気圧式倍力装
置を提供する。 【構成】 管状部材42の弁体支持用筒部49がポペットバ
ルブ30の弁体33をバルブボデー15に対して密封状態で支
持する。従来弁体を支持するために別個に必要とされた
支持部材を省略でき、その分だけ部品点数を少なくでき
る。このため、組付性が向上しかつ装置の低廉化を図る
ことができる。また、弁体支持用筒部49が弁体33をバル
ブボデー15に押えてシールしたものになっているので、
従来弁体とバルブボデーとの間及び環状部材との間の少
なくとも2か所に必要とされたシール部分が少なくなる
ので、気密性管理箇所が減って信頼性が向上する。
ール部分を少なくして信頼性を向上できる気圧式倍力装
置を提供する。 【構成】 管状部材42の弁体支持用筒部49がポペットバ
ルブ30の弁体33をバルブボデー15に対して密封状態で支
持する。従来弁体を支持するために別個に必要とされた
支持部材を省略でき、その分だけ部品点数を少なくでき
る。このため、組付性が向上しかつ装置の低廉化を図る
ことができる。また、弁体支持用筒部49が弁体33をバル
ブボデー15に押えてシールしたものになっているので、
従来弁体とバルブボデーとの間及び環状部材との間の少
なくとも2か所に必要とされたシール部分が少なくなる
ので、気密性管理箇所が減って信頼性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキ系統
等に用いられる気圧式倍力装置に関する。
等に用いられる気圧式倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気圧式倍力装置の一例として実開
平3-128756号公報に示すものがある。この気圧式倍力装
置は、入力ロッドの軸方向の動きに応じて定圧室と変圧
室との連通・遮断を行うと共にバルブボデーの内部空間
を通した変圧室と大気との連通・遮断を行うポペットバ
ルブをバルブボデー内に設け、バルブボデーに、筒状の
スリーブを軸方向に移動自在にかつ該バルブボデーとの
間に軸方向前方側が変圧室に連通する環状空間部を形成
させて嵌装し、一端側にフランジを有する管状部材を他
端側をバルブボデー内に位置させてバルブボデーに嵌挿
し、スリーブのバルブボデー開口部側の端部を弁体と
し、管状部材のフランジを弁座としスリーブの軸方向の
移動により開閉し、ポペットバルブが変圧室と大気とを
連通した状態で開くことにより環状空間部を通した変圧
室と大気との連通可能な常閉の補助弁を設け、ポペット
バルブの弁体を支持リングを介してバルブボデーに取り
付けて大略構成されている。
平3-128756号公報に示すものがある。この気圧式倍力装
置は、入力ロッドの軸方向の動きに応じて定圧室と変圧
室との連通・遮断を行うと共にバルブボデーの内部空間
を通した変圧室と大気との連通・遮断を行うポペットバ
ルブをバルブボデー内に設け、バルブボデーに、筒状の
スリーブを軸方向に移動自在にかつ該バルブボデーとの
間に軸方向前方側が変圧室に連通する環状空間部を形成
させて嵌装し、一端側にフランジを有する管状部材を他
端側をバルブボデー内に位置させてバルブボデーに嵌挿
し、スリーブのバルブボデー開口部側の端部を弁体と
し、管状部材のフランジを弁座としスリーブの軸方向の
移動により開閉し、ポペットバルブが変圧室と大気とを
連通した状態で開くことにより環状空間部を通した変圧
室と大気との連通可能な常閉の補助弁を設け、ポペット
バルブの弁体を支持リングを介してバルブボデーに取り
付けて大略構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、気圧式倍力
装置では、極力部品点数を少なくしコスト低減を図るこ
とが望まれている。また、上述した気圧式倍力装置で
は、ポペットバルブとバルブボデーとの間のシール及び
管状部材とバルブボデーとの間のシールを行う必要があ
り、その分だけシール部分が多くなっていた。
装置では、極力部品点数を少なくしコスト低減を図るこ
とが望まれている。また、上述した気圧式倍力装置で
は、ポペットバルブとバルブボデーとの間のシール及び
管状部材とバルブボデーとの間のシールを行う必要があ
り、その分だけシール部分が多くなっていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、部品点数を少なくして低廉化を図れ、かつシール部
分を少なくして信頼性を向上できる気圧式倍力装置を提
供することを目的とする。
で、部品点数を少なくして低廉化を図れ、かつシール部
分を少なくして信頼性を向上できる気圧式倍力装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、入力ロッドの軸方向の動きに応じて定圧
室と変圧室との連通・遮断を行うと共にバルブボデーの
内部空間を通した変圧室と大気との連通・遮断を行うポ
ペットバルブをバルブボデー内に設け、バルブボデー
に、筒状のスリーブを軸方向に移動自在にかつ該バルブ
ボデーとの間に軸方向前方側が変圧室に連通する環状空
間部を形成させて嵌装し、一端側にフランジを有する管
状部材の他端側をバルブボデーに嵌挿し、スリーブのバ
ルブボデー開口部側の端部を弁体とすると共に管状部材
のフランジを弁座とし前記環状空間部を通して変圧室と
大気とを連通・遮断する補助弁を設け、前記管状部材は
他端側がポペットバルブの弁体を密封可能に支持してな
ることを特徴とする。
成するために、入力ロッドの軸方向の動きに応じて定圧
室と変圧室との連通・遮断を行うと共にバルブボデーの
内部空間を通した変圧室と大気との連通・遮断を行うポ
ペットバルブをバルブボデー内に設け、バルブボデー
に、筒状のスリーブを軸方向に移動自在にかつ該バルブ
ボデーとの間に軸方向前方側が変圧室に連通する環状空
間部を形成させて嵌装し、一端側にフランジを有する管
状部材の他端側をバルブボデーに嵌挿し、スリーブのバ
ルブボデー開口部側の端部を弁体とすると共に管状部材
のフランジを弁座とし前記環状空間部を通して変圧室と
大気とを連通・遮断する補助弁を設け、前記管状部材は
他端側がポペットバルブの弁体を密封可能に支持してな
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】このような構成とすれば、管状部材の他端側が
ポペットバルブの弁体を支持しているので、従来ポペッ
トバルブの弁体を支持するために別個に必要とされた支
持部材を省略でき、その分だけ部品点数を少なくでき
る。また、管状部材の他端側がポペットバルブの弁体を
バルブボデーに押えてシールしたものになっているの
で、従来ポペットバルブの弁体とバルブボデーとの間及
び環状部材との間の少なくとも2か所に必要とされたシ
ール部分が少なくなる。
ポペットバルブの弁体を支持しているので、従来ポペッ
トバルブの弁体を支持するために別個に必要とされた支
持部材を省略でき、その分だけ部品点数を少なくでき
る。また、管状部材の他端側がポペットバルブの弁体を
バルブボデーに押えてシールしたものになっているの
で、従来ポペットバルブの弁体とバルブボデーとの間及
び環状部材との間の少なくとも2か所に必要とされたシ
ール部分が少なくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例の気圧式倍力装置を
図1及び図2に基づいて説明する。図において、フロン
シェル1及びリアシェル2からなるハウジング3内は、
センタプレート4で前室5、後室6に画成されている。
前室5はフロント側ダイアフラム7を備えたフロント側
パワーピストン8によってフロント側定圧室、変圧室
9,10に画成され、後室6はリア側ダイアフラム11を備
えたリア側パワーピストン12によってリア側定圧室、変
圧室13,14に画成されている。
図1及び図2に基づいて説明する。図において、フロン
シェル1及びリアシェル2からなるハウジング3内は、
センタプレート4で前室5、後室6に画成されている。
前室5はフロント側ダイアフラム7を備えたフロント側
パワーピストン8によってフロント側定圧室、変圧室
9,10に画成され、後室6はリア側ダイアフラム11を備
えたリア側パワーピストン12によってリア側定圧室、変
圧室13,14に画成されている。
【0008】フロント側変圧室10とリア側変圧室13とは
後述するバルブボデー15に形成された変圧室相互連通路
16を介して連通され、かつフロント側定圧室9とリア側
定圧室13とはバルブボデー15に形成された定圧室相互連
通路17を介して連通されている。フロント側定圧室9は
図示しないインテークマニホールド等の負圧源にパイプ
18を介して接続されている。
後述するバルブボデー15に形成された変圧室相互連通路
16を介して連通され、かつフロント側定圧室9とリア側
定圧室13とはバルブボデー15に形成された定圧室相互連
通路17を介して連通されている。フロント側定圧室9は
図示しないインテークマニホールド等の負圧源にパイプ
18を介して接続されている。
【0009】リアシェル2には、後方に開口するリアシ
ェル筒部19が形成されている。フロント側、リア側パワ
ーピストン8,12及びセンタプレート4のそれぞれの中
央部には孔8a,12a ,4aが形成されている。大径筒部20
及び小径筒部21からなるバルブボデー15が、大径筒部20
を前記孔8a,12a ,4aに挿入させ、小径筒部21をリアシ
ェル筒部19から後方に突出させて配置されている。バル
ブボデー15は、大径筒部20がフロント側、リア側パワー
ピストン8,12に保持されており、フロント側、リア側
パワーピストン8,12が前後動すると、大径筒部20がセ
ンタプレート4に設けたシール部材22に対し、また小径
筒部21に設けた後述するスリーブ23がリアシェル筒部19
に設けたシール部材24に対し摺動しつつフロント側、リ
ア側パワーピストン8,12に連動して前後動するように
なっている。
ェル筒部19が形成されている。フロント側、リア側パワ
ーピストン8,12及びセンタプレート4のそれぞれの中
央部には孔8a,12a ,4aが形成されている。大径筒部20
及び小径筒部21からなるバルブボデー15が、大径筒部20
を前記孔8a,12a ,4aに挿入させ、小径筒部21をリアシ
ェル筒部19から後方に突出させて配置されている。バル
ブボデー15は、大径筒部20がフロント側、リア側パワー
ピストン8,12に保持されており、フロント側、リア側
パワーピストン8,12が前後動すると、大径筒部20がセ
ンタプレート4に設けたシール部材22に対し、また小径
筒部21に設けた後述するスリーブ23がリアシェル筒部19
に設けたシール部材24に対し摺動しつつフロント側、リ
ア側パワーピストン8,12に連動して前後動するように
なっている。
【0010】大径筒部20側に位置してバルブボデー15に
は、図示しないマスタシリンダ側に力を付与する出力ロ
ッド25が保持されている。小径筒部21の内部には、図示
しないブレーキペダルに連接する入力ロッド26がバルブ
ボデー15と相対的に変位可能に挿入されている。入力ロ
ッド26の先端部に位置してバルブボデー15の内部にはプ
ランジャ27が摺動自在に挿入されており、プランジャ27
と出力ロッド25との間にはリアクションディスク28が介
装されている。フロンシェル1とバルブボデー15との間
にはリターンスプリング29が介装されており、バルブボ
デー15を軸方向後方に付勢している。
は、図示しないマスタシリンダ側に力を付与する出力ロ
ッド25が保持されている。小径筒部21の内部には、図示
しないブレーキペダルに連接する入力ロッド26がバルブ
ボデー15と相対的に変位可能に挿入されている。入力ロ
ッド26の先端部に位置してバルブボデー15の内部にはプ
ランジャ27が摺動自在に挿入されており、プランジャ27
と出力ロッド25との間にはリアクションディスク28が介
装されている。フロンシェル1とバルブボデー15との間
にはリターンスプリング29が介装されており、バルブボ
デー15を軸方向後方に付勢している。
【0011】バルブボデー15の内部には、入力ロッド26
とバルブボデー15の相対的な変位によって開閉するポペ
ットバルブ30が設けられている。ポペットバルブ30は、
小径筒部21の内部に後方に伸ばして形成された環状弁座
31と、プランジャ27の後方側に軸方向に伸びかつ先端が
径方向外方に屈曲して形成されたプランジャ弁座32と、
環状弁座31及びプランジャ弁座32に離・着座する弁体33
と、該弁体33と入力ロッド26との間に介装したバルブス
プリング34とから大略構成されている。そして、非真空
導入時における非作動時には、弁体33が環状弁座31に着
座した状態でプランジャ弁座32から離間しており、小径
筒部21の開口側に連通する小径筒部内部空間(以下、小
径筒部内部空間と略称する。)35とリア側変圧室13とが
連通し、エンジンが作動されている際の真空導入時にお
ける非作動時には、弁体33が環状弁座31に着座しつつバ
ルブボデー15が相対的に前進して弁体33がプランジャ弁
座32に着座した状態になる。この状態でリア側、フロン
ト側変圧室14,10の内圧は、リア側、フロント側定圧室
13,9の内圧に比して高く大気圧に比して低い値になる
ようにされている。ブレーキペダルが踏み込まれると弁
体33が環状弁座31に着座しつつプランジャ27が押され弁
体33がプランジャ弁座32から離座することとなり、小径
筒部内部空間35とリア側変圧室13とがバルブボデー15に
形成された変圧室用通路36を介して連通され大気がリア
側、フロント側変圧室14,10に導入される。また、ブレ
ーキペダルが急激に踏まれた場合には、プランジャ27が
更に移動して後述するストップキー37がスリーブフラン
ジ38に当接するように各部の大きさ、長さ等が設定され
ている。
とバルブボデー15の相対的な変位によって開閉するポペ
ットバルブ30が設けられている。ポペットバルブ30は、
小径筒部21の内部に後方に伸ばして形成された環状弁座
31と、プランジャ27の後方側に軸方向に伸びかつ先端が
径方向外方に屈曲して形成されたプランジャ弁座32と、
環状弁座31及びプランジャ弁座32に離・着座する弁体33
と、該弁体33と入力ロッド26との間に介装したバルブス
プリング34とから大略構成されている。そして、非真空
導入時における非作動時には、弁体33が環状弁座31に着
座した状態でプランジャ弁座32から離間しており、小径
筒部21の開口側に連通する小径筒部内部空間(以下、小
径筒部内部空間と略称する。)35とリア側変圧室13とが
連通し、エンジンが作動されている際の真空導入時にお
ける非作動時には、弁体33が環状弁座31に着座しつつバ
ルブボデー15が相対的に前進して弁体33がプランジャ弁
座32に着座した状態になる。この状態でリア側、フロン
ト側変圧室14,10の内圧は、リア側、フロント側定圧室
13,9の内圧に比して高く大気圧に比して低い値になる
ようにされている。ブレーキペダルが踏み込まれると弁
体33が環状弁座31に着座しつつプランジャ27が押され弁
体33がプランジャ弁座32から離座することとなり、小径
筒部内部空間35とリア側変圧室13とがバルブボデー15に
形成された変圧室用通路36を介して連通され大気がリア
側、フロント側変圧室14,10に導入される。また、ブレ
ーキペダルが急激に踏まれた場合には、プランジャ27が
更に移動して後述するストップキー37がスリーブフラン
ジ38に当接するように各部の大きさ、長さ等が設定され
ている。
【0012】弁体33は、環状弁座31及びプランジャ弁座
32に当接可能な弁体本体部39と、弁体本体部39に連接す
る可撓性の連接部40と、連接部40を介して弁体本体部39
を支持する支持部41とから大略構成され、支持部41が後
述する管状部材42及びバルブボデー15に支持されてい
る。
32に当接可能な弁体本体部39と、弁体本体部39に連接す
る可撓性の連接部40と、連接部40を介して弁体本体部39
を支持する支持部41とから大略構成され、支持部41が後
述する管状部材42及びバルブボデー15に支持されてい
る。
【0013】バルブボデー15には、一端が環状弁座31と
弁体33の取付部との間に位置して内壁側に開口し、他端
がフロント側定圧室9に開口する定圧室用通路43が形成
されている。また、同バルブボデー15には、一端がプラ
ンジャ弁座32の前方側部分に位置して内壁側に開口し、
かつ他端がリア側変圧室13に開口する前記変圧室用通路
36が形成されている。
弁体33の取付部との間に位置して内壁側に開口し、他端
がフロント側定圧室9に開口する定圧室用通路43が形成
されている。また、同バルブボデー15には、一端がプラ
ンジャ弁座32の前方側部分に位置して内壁側に開口し、
かつ他端がリア側変圧室13に開口する前記変圧室用通路
36が形成されている。
【0014】バルブボデー15の小径筒部21には、この小
径筒部21に比して大径の筒状のスリーブ23が軸方向に移
動自在にかつ該バルブボデー15との間に環状空間部44を
形成させて嵌装されている。スリーブ23の大径筒部20側
の端部には径方向外方に伸びる前記スリーブフランジ38
が2つ(図1は変則断面図であり、図1には1つのみを
示す)相対向して形成されており、かつこのスリーブフ
ランジ38形成部分には軸方向に伸びるスリーブ孔45が形
成されている。スリーブフランジ38とバルブボデー15と
の間にはスリーブ用スプリング46が介装されており、ス
リーブ23を軸方向後方に付勢している。スリーブフラン
ジ38及びスリーブ用スプリング46はそれぞれ、本実施例
ではそれぞれ2つであるが1つまたは3以上としてもよ
い。
径筒部21に比して大径の筒状のスリーブ23が軸方向に移
動自在にかつ該バルブボデー15との間に環状空間部44を
形成させて嵌装されている。スリーブ23の大径筒部20側
の端部には径方向外方に伸びる前記スリーブフランジ38
が2つ(図1は変則断面図であり、図1には1つのみを
示す)相対向して形成されており、かつこのスリーブフ
ランジ38形成部分には軸方向に伸びるスリーブ孔45が形
成されている。スリーブフランジ38とバルブボデー15と
の間にはスリーブ用スプリング46が介装されており、ス
リーブ23を軸方向後方に付勢している。スリーブフラン
ジ38及びスリーブ用スプリング46はそれぞれ、本実施例
ではそれぞれ2つであるが1つまたは3以上としてもよ
い。
【0015】前記小径筒部21には、この小径筒部21に比
して小径の管状部材42が嵌挿されている。管状部材42
は、管状の管本体部47と、管本体部47の一端側に径方向
外方に伸びて形成されスリーブ23に臨む第1のフランジ
48と、管本体部47に比して小径で管本体部47の他端側に
連接する弁体支持用筒部49と、この弁体支持用筒部49に
径方向内方に伸びて形成された第2のフランジ50とから
なっている。弁体支持用筒部49と小径筒部21との間に弁
体33の支持部41を嵌着して弁体33をバルブボデー15に対
してシール状態で支持している。
して小径の管状部材42が嵌挿されている。管状部材42
は、管状の管本体部47と、管本体部47の一端側に径方向
外方に伸びて形成されスリーブ23に臨む第1のフランジ
48と、管本体部47に比して小径で管本体部47の他端側に
連接する弁体支持用筒部49と、この弁体支持用筒部49に
径方向内方に伸びて形成された第2のフランジ50とから
なっている。弁体支持用筒部49と小径筒部21との間に弁
体33の支持部41を嵌着して弁体33をバルブボデー15に対
してシール状態で支持している。
【0016】スリーブ23のバルブボデー15の開口部側の
端部23a を弁体とし、管状部材42の第1のフランジ48を
弁座として補助弁51が構成されている。補助弁51は通常
時閉じており、ポペットバルブ30の弁体33が環状弁座31
に着座しかつプランジャ弁座32に対して離座した状態で
後述するようにストップキー37がスリーブフランジ38を
押してスリーブ23がバルブボデー15に対して相対的に軸
方向前方向に移動することにより第1のフランジ48に対
してスリーブ23の端部23a が第1のフランジ48から離座
し空気取入機構52を介して大気と環状空間部44とが連通
し環状空間部44を通って大気がリア側、フロント側変圧
室14,10に導入可能になっている。
端部23a を弁体とし、管状部材42の第1のフランジ48を
弁座として補助弁51が構成されている。補助弁51は通常
時閉じており、ポペットバルブ30の弁体33が環状弁座31
に着座しかつプランジャ弁座32に対して離座した状態で
後述するようにストップキー37がスリーブフランジ38を
押してスリーブ23がバルブボデー15に対して相対的に軸
方向前方向に移動することにより第1のフランジ48に対
してスリーブ23の端部23a が第1のフランジ48から離座
し空気取入機構52を介して大気と環状空間部44とが連通
し環状空間部44を通って大気がリア側、フロント側変圧
室14,10に導入可能になっている。
【0017】前記プランジャ27には溝53が形成されてお
り、この溝53に嵌合してプランジャ27にはストップキー
37が保持されている。ストップキー37の先端部は、バル
ブボデー15に形成した孔54及びスリーブ孔45を貫通した
ものになっており、プランジャ27がスリーブ23に対して
相対的に軸方向前方に移動することにより連動し、スリ
ーブフランジ38に当接してこれを押すようになってい
る。
り、この溝53に嵌合してプランジャ27にはストップキー
37が保持されている。ストップキー37の先端部は、バル
ブボデー15に形成した孔54及びスリーブ孔45を貫通した
ものになっており、プランジャ27がスリーブ23に対して
相対的に軸方向前方に移動することにより連動し、スリ
ーブフランジ38に当接してこれを押すようになってい
る。
【0018】リアシェル筒部19には小径筒部21を覆うよ
うにベロー80が設けられている。ベロー80の先端側には
入力ロッド26を挿通する空気取入機構52が取付けられて
おり、ベロー80と共に小径筒部21を覆っている。空気取
入機構52は、リング状のフィルタ55と、このフィルタ55
を収納するフィルタ収納体56とを有し、フィルタ収納体
56の軸方向前方、後方の面部にはそれぞれ孔57,58が形
成されており、この孔57,58を通してベロー80及び空気
取入機構52で形成される空間と大気が連通されている。
第2のフランジ50と入力ロッド26に設けた支持リング59
との間には入力ロッド用スプリング60が介装されてい
る。図中61は管状部材42内に設けたフィルタである。
うにベロー80が設けられている。ベロー80の先端側には
入力ロッド26を挿通する空気取入機構52が取付けられて
おり、ベロー80と共に小径筒部21を覆っている。空気取
入機構52は、リング状のフィルタ55と、このフィルタ55
を収納するフィルタ収納体56とを有し、フィルタ収納体
56の軸方向前方、後方の面部にはそれぞれ孔57,58が形
成されており、この孔57,58を通してベロー80及び空気
取入機構52で形成される空間と大気が連通されている。
第2のフランジ50と入力ロッド26に設けた支持リング59
との間には入力ロッド用スプリング60が介装されてい
る。図中61は管状部材42内に設けたフィルタである。
【0019】このように構成された気圧式倍力装置で
は、非真空導入時の非作動時には、ポペットバルブ30の
弁体33が環状弁座31に着座した状態でプランジャ弁座32
から離間して小径筒部内部空間35とリア側変圧室13とが
連通しており、この状態でエンジンが作動されてフロン
ト側、リア側定圧室13に真空導入されると、弁体33が環
状弁座31に着座しつつバルブボデー15が相対的に前進し
て弁体33がプランジャ弁座32に着座した状態(真空導入
時における非作動状態)になる。この状態でブレーキペ
ダルが踏み込まれると弁体33が環状弁座31に着座しつつ
プランジャ27が押され弁体33がプランジャ弁座32から離
座することとなり、小径筒部内部空間35とリア側変圧室
13とが変圧室用通路36を介して連通され大気がリア側、
フロント側変圧室14,10に導入されてリア側、フロント
側変圧室14,10とリア側、フロント側定圧室13,9との
圧力差によりパワーピストンに大きな前進力が作用して
出力ロッド25を介してマスタシリンダに力を作用する。
は、非真空導入時の非作動時には、ポペットバルブ30の
弁体33が環状弁座31に着座した状態でプランジャ弁座32
から離間して小径筒部内部空間35とリア側変圧室13とが
連通しており、この状態でエンジンが作動されてフロン
ト側、リア側定圧室13に真空導入されると、弁体33が環
状弁座31に着座しつつバルブボデー15が相対的に前進し
て弁体33がプランジャ弁座32に着座した状態(真空導入
時における非作動状態)になる。この状態でブレーキペ
ダルが踏み込まれると弁体33が環状弁座31に着座しつつ
プランジャ27が押され弁体33がプランジャ弁座32から離
座することとなり、小径筒部内部空間35とリア側変圧室
13とが変圧室用通路36を介して連通され大気がリア側、
フロント側変圧室14,10に導入されてリア側、フロント
側変圧室14,10とリア側、フロント側定圧室13,9との
圧力差によりパワーピストンに大きな前進力が作用して
出力ロッド25を介してマスタシリンダに力を作用する。
【0020】ブレーキペダルが急激に踏まれた場合に
は、プランジャ27が押され弁体33とプランジャ弁座32と
の着座状態が解除されて小径筒部内部空間35とリア側変
圧室13とが変圧室用通路36を介して連通する一方、プラ
ンジャ27が更に移動してストップキー37がスリーブフラ
ンジ38に当接しスリーブ23を前進させ、補助弁51を開弁
し、環状空間部44を通してリア側変圧室13と大気側とが
連通される。小径筒部内部空間35及び変圧室用通路36を
介したリア側変圧室14への空気通路に加えて環状空間部
44を介したリア側変圧室14への空気通路が形成されるの
で、多くの大気がリア側変圧室14に迅速に導入され、ブ
レーキペダルの急激な踏み込みに応じた迅速なブレーキ
作用を発揮することになる。
は、プランジャ27が押され弁体33とプランジャ弁座32と
の着座状態が解除されて小径筒部内部空間35とリア側変
圧室13とが変圧室用通路36を介して連通する一方、プラ
ンジャ27が更に移動してストップキー37がスリーブフラ
ンジ38に当接しスリーブ23を前進させ、補助弁51を開弁
し、環状空間部44を通してリア側変圧室13と大気側とが
連通される。小径筒部内部空間35及び変圧室用通路36を
介したリア側変圧室14への空気通路に加えて環状空間部
44を介したリア側変圧室14への空気通路が形成されるの
で、多くの大気がリア側変圧室14に迅速に導入され、ブ
レーキペダルの急激な踏み込みに応じた迅速なブレーキ
作用を発揮することになる。
【0021】また、管状部材42の弁体支持用筒部49が弁
体33を支持しているので、従来ポペットバルブの弁体を
支持するために別個に必要とされた支持部材を省略で
き、その分だけ部品点数を少なくできる。このため、組
付性が向上しかつ装置の低廉化を図ることができる。ま
た、管状部材42の弁体支持用筒部49が弁体33をバルブボ
デー15に押えてシールしたものになっているので、従来
ポペットバルブの弁体とバルブボデーとの間及びバルブ
ボデーと環状部材との間の少なくとも2か所に必要とさ
れたシール部分が少なくなるので、気密性管理箇所が減
って信頼性が向上する。
体33を支持しているので、従来ポペットバルブの弁体を
支持するために別個に必要とされた支持部材を省略で
き、その分だけ部品点数を少なくできる。このため、組
付性が向上しかつ装置の低廉化を図ることができる。ま
た、管状部材42の弁体支持用筒部49が弁体33をバルブボ
デー15に押えてシールしたものになっているので、従来
ポペットバルブの弁体とバルブボデーとの間及びバルブ
ボデーと環状部材との間の少なくとも2か所に必要とさ
れたシール部分が少なくなるので、気密性管理箇所が減
って信頼性が向上する。
【0022】上述した空気取入機構52に代えて、図3に
示す空気取入機構62を用いて気圧式倍力装置を構成して
もよい。図3において、フィルタ収納体56は、その周壁
部56a に1または2以上の孔(以下、周壁孔という。)
56b を形成したものになっている。フィルタ収納体56に
は、後方の面部の孔58を塞ぐように円板63が設けられて
いる。この気圧式倍力装置では周壁孔56を通って大気が
内部に入った後、曲がって案内され小径筒部内部空間35
等に導入されるので、空気流入時の作動音が外部に漏れ
にくくなり作動音を低減することができる。
示す空気取入機構62を用いて気圧式倍力装置を構成して
もよい。図3において、フィルタ収納体56は、その周壁
部56a に1または2以上の孔(以下、周壁孔という。)
56b を形成したものになっている。フィルタ収納体56に
は、後方の面部の孔58を塞ぐように円板63が設けられて
いる。この気圧式倍力装置では周壁孔56を通って大気が
内部に入った後、曲がって案内され小径筒部内部空間35
等に導入されるので、空気流入時の作動音が外部に漏れ
にくくなり作動音を低減することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た気圧式倍力装置であるから、管状部材の他端側がポペ
ットバルブの弁体を支持し、従来ポペットバルブの弁体
を支持するために別個に必要とされた支持部材を省略し
てその分だけ部品点数を少なくできるので、組付性が向
上しかつ装置の低廉化を図ることができる。さらに、管
状部材の他端側がポペットバルブの弁体をバルブボデー
に押えてシールしたものになっており、従来ポペットバ
ルブの弁体とバルブボデーとの間及び環状部材との間の
少なくとも2か所に必要とされたシール部分が少なくな
るので、気密性管理箇所が減って信頼性が向上する。
た気圧式倍力装置であるから、管状部材の他端側がポペ
ットバルブの弁体を支持し、従来ポペットバルブの弁体
を支持するために別個に必要とされた支持部材を省略し
てその分だけ部品点数を少なくできるので、組付性が向
上しかつ装置の低廉化を図ることができる。さらに、管
状部材の他端側がポペットバルブの弁体をバルブボデー
に押えてシールしたものになっており、従来ポペットバ
ルブの弁体とバルブボデーとの間及び環状部材との間の
少なくとも2か所に必要とされたシール部分が少なくな
るので、気密性管理箇所が減って信頼性が向上する。
【図1】本発明の一実施例の気圧式倍力装置を示す断面
図である。
図である。
【図2】同気圧式倍力装置のスリーブ及びスリーブ用ス
プリングの配置状態を模式的に示す図である。
プリングの配置状態を模式的に示す図である。
【図3】図1の空気取入機構と異なるタイプの空気取入
機構を用いた気圧式倍力装置の一部を示す断面図であ
る。
機構を用いた気圧式倍力装置の一部を示す断面図であ
る。
9 フロント側定圧室 10 フロント側変圧室 13 リア側定圧室 14 リア側変圧室 15 バルブボデー 20 大径筒部 21 小径筒部 23 スリーブ 23a スリーブの端部 26 入力ロッド 30 ポペットバルブ 33 ポペットバルブの弁体 35 小径筒部内部空間 42 管状部材 44 管状空間部 48 第1のフランジ 49 弁体支持用筒部 51 補助弁
Claims (1)
- 【請求項1】 入力ロッドの軸方向の動きに応じて定圧
室と変圧室との連通・遮断を行うと共にバルブボデーの
内部空間を通した変圧室と大気との連通・遮断を行うポ
ペットバルブをバルブボデー内に設け、バルブボデー
に、筒状のスリーブを軸方向に移動自在にかつ該バルブ
ボデーとの間に軸方向前方側が変圧室に連通する環状空
間部を形成させて嵌装し、一端側にフランジを有する管
状部材の他端側をバルブボデーに嵌挿し、スリーブのバ
ルブボデー開口部側の端部を弁体とすると共に管状部材
のフランジを弁座とし前記環状空間部を通して変圧室と
大気とを連通・遮断する補助弁を設け、前記管状部材は
他端側がポペットバルブの弁体を密封可能に支持してな
ることを特徴とする気圧式倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200116A JPH0733003A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 気圧式倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200116A JPH0733003A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 気圧式倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733003A true JPH0733003A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=16419096
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200116A Pending JPH0733003A (ja) | 1993-07-19 | 1993-07-19 | 気圧式倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10218762B4 (de) * | 2001-04-27 | 2008-08-28 | Hitachi, Ltd. | Pneumatischer Verstärker |
-
1993
- 1993-07-19 JP JP5200116A patent/JPH0733003A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10218762B4 (de) * | 2001-04-27 | 2008-08-28 | Hitachi, Ltd. | Pneumatischer Verstärker |
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