JPH0733088A - 舵軸への舵取機の結合方法 - Google Patents

舵軸への舵取機の結合方法

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JPH0733088A
JPH0733088A JP18057293A JP18057293A JPH0733088A JP H0733088 A JPH0733088 A JP H0733088A JP 18057293 A JP18057293 A JP 18057293A JP 18057293 A JP18057293 A JP 18057293A JP H0733088 A JPH0733088 A JP H0733088A
Authority
JP
Japan
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sleeve
peripheral surface
rudder shaft
steering gear
rudder
Prior art date
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Pending
Application number
JP18057293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Tomita
幸雄 冨田
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Japan Hamworthy and Co Ltd
Original Assignee
Japan Hamworthy and Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 舵軸に舵取機の回転部を結合するに当たり、
舵軸や舵取機を搬送するためのコストや摺り合わせ加工
のための特別な設備のコスト、加工時間、加工工数を大
幅に節減できるようにする。 【構成】 ローター2の嵌合孔6の内周面を、下方ほど
径が大となるテーパ状とし、該ローター2の嵌合孔6
と、これに挿嵌される舵軸3の頂端部4との間にスリー
ブ5を介挿し、該スリーブ5は、その外周面5aを嵌合
孔6のテーパ状内周面と一致するテーパ面とするととも
に、その内周面5bを舵軸3の頂端部4の外径よりも僅
かに小さい内径とし、予め、嵌合孔6の内周面とスリー
ブ5の外周面5aとの間の摺り合わせ加工を行ない、そ
ののち、摺り合わせ済みスリーブ5を舵軸3の頂端部4
に焼き嵌めし、次いで、嵌合孔6に舵軸3の頂端部4を
スリーブ5とともに挿嵌し、この状態で油圧によりスリ
ーブ5を嵌合孔6に締め付け固定して、ローター2、ス
リーブ5、舵軸3を相互に結合固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舵軸の頂端部に舵取機
の回転部(ロータリーベーン型舵取機の場合はロータ
ー、ラム型舵取機やピストン型舵取機の場合は舵柄)を
結合する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような結合方法として、舵
軸の頂端部に舵取機回転部を挿嵌した後にキーで止める
結合方法、あるいは、図5に示すような油圧締め付け方
法による結合方法が知られている。以下、この油圧締め
付け方法による結合方法について説明する。
【0003】図5において、1は舵取機で、該舵取機1
における回転部2の嵌合孔6の内周面と、これに挿嵌さ
れ接触する舵軸3の頂端部4の外周面をともにテーパ面
に形成し、かつ、上記回転部2の嵌合孔6の内周テーパ
面に円周方向にわたるリング状油溝7を軸芯方向に多数
形成し、これら各リング状油溝7を相互に連通させ、舵
取機1の回転部2と舵軸3の頂端部4とを初期接触させ
た状態でリング状油溝7に圧油を送り込んで、舵取機1
の回転部2の嵌合孔6の内径を拡張させる、あるいは、
舵軸3の頂端部4の外径を圧縮させると同時に、それに
よって生じる両者間の隙間を無くする方向に舵軸3を軸
方向に所定量移動させ、こののちに油圧を解放して、回
転部2の嵌合孔6に作用する拡径力あるいは舵軸3の頂
端部4に作用する縮径力を除去する。これによって、舵
取機1の作動時に実際に発生するトルクよりも十分に大
きい摩擦力を生じるような強い嵌合力が両者間に与えら
れる。
【0004】そして、上記した油圧締め付けに先立っ
て、回転部2の嵌合孔6の内周面と、舵軸3の頂端部4
の外周面との当たりが、接触全面にわたって均等となる
ように摺り合わせ加工を予め行なっている。
【0005】ところで、近年はロータリーベーン型舵取
機の場合、前者のキー止めによる結合方法が用いられる
ことが稀で、ほとんどが後者の油圧締め付けによる結合
方法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の油圧締め付けによる結合方法では、舵取
機1の回転部2の嵌合孔6と舵軸3の頂端部4との間の
摺り合わせ加工を行なうために、通常、舵取機1の全体
を舵軸製造工場に搬入して、舵取機1あるいは舵軸3と
いう大寸法の重量物を移動させながら何度も直接に接触
させながら摺り合わせ加工を行なう必要があり、そのた
めに、大寸法の重量物を取扱える特別な設備を設けて、
長い時間と大きな工数を費やして摺り合わせ加工を行な
わなければならず、設備、搬送、加工に大きなコスト、
時間および工数を要するという問題があった。
【0007】本発明は上記した従来の課題を解消するた
めになされたもので、搬送や摺り合わせ加工のための特
別な設備を設置することにともなうコスト、加工時間、
加工工数の増大を抑えて、それらの大幅な節減を図るこ
とができる舵軸の舵取機への結合方法を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る舵軸の舵取機への結合方法は、舵軸
の頂端部に結合される舵取機の回転部の嵌合孔内周面
を、下方に至るほど径が大となるテーパ状とし、該舵取
機の回転部の嵌合孔と、これに挿嵌される舵軸の頂端部
との間にスリーブを介挿し、該スリーブの外周面を舵取
機の回転部の嵌合孔のテーパ状内周面と一致するテーパ
面とするとともに、そのスリーブ内周面を舵軸の頂端部
の外径よりも所定の量だけ僅かに小さい内径として、予
め、上記舵取機の回転部の嵌合孔内周面とスリーブのテ
ーパ状外周面との間の摺り合わせ加工を行ない、その
後、摺り合わせ済みスリーブを舵軸の頂端部に焼き嵌
め、あるいは冷し嵌めし、次いで、上記舵取機の回転部
の嵌合孔に舵軸の頂端部をスリーブとともに挿嵌し、こ
の状態で、油圧によりスリーブを舵取機の回転部の嵌合
孔に締め付け固定して、舵取機の回転部、スリーブおよ
び舵軸の頂端部を相互に結合固定するようにしたもので
ある。
【0009】
【作用】本発明によれば、舵取機の回転部と舵軸の頂端
部との間にテーパ状外周面をもつスリーブを介挿させ
て、舵軸の頂端部に舵取機の回転部を結合するもので、
寸法が小さくて、かつ、軽量なスリーブと舵取機の回転
部との間で摺り合わせ加工を行なえばよいから、その摺
り合わせ加工が容易となる。また、このスリーブのみを
舵軸製造工場に搬入して、舵軸の頂端部に焼き嵌め、あ
るいは、冷し嵌めにより固着させるだけでよく、このス
リーブ付き舵軸を舵軸製造工場から、また、舵取機を舵
取機製造工場から船のぎ装現場にそれぞれ搬入して、舵
取機の回転部の嵌合孔に舵軸の頂端部を嵌め合わせて結
合を完了する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明方法による舵軸の舵取機への結合
部を示す縦断面図である。
【0011】同図において、1は回転部としてのロータ
ー2をもつ舵取機であり、この舵取機1は舵軸3の頂端
部4にスリーブ5を介して結合される。上記ローター2
は、舵軸3の頂端部4が挿嵌される嵌合孔6を有し、そ
の内周面は下方に至るほど径が大となるテーパ状に形成
されており、また、この嵌合孔6の内周面には、円周方
向にわたるリング状油溝7が軸芯方向に多数設けられて
いるとともに、それら各リング状油溝7は相互に連通さ
れている。なお、上記リング状油溝7には、ローター2
に形成した油路8およびニツプル9を介して圧油を供給
するように構成している。
【0012】上記スリーブ5は、その外周面5aがロー
ター2の嵌合孔6のテーパ状内周面と一致するテーパ面
に形成されているとともに、内周面5bが舵軸3の頂端
部4の外径よりも所定の量(焼き嵌め、あるいは、冷し
嵌めに適応する寸法)だけ僅かに小さい内径に形成して
いる。図中10は油圧ナツトである。
【0013】上記した構成において、まず、図2に示す
ように、ローター2の嵌合孔6の内周面とスリーブ5の
外周面5aとの間の摺り合わせ加工を行なうとともに、
スリーブ5の内周面5bを、その内径が舵軸3の頂端部
4の外径よりも僅かに小さくなるように、つまり、指定
された公差内になるように仕上げ加工を行なう。これら
の加工は通常、舵取機製造工場において行なわれる。
【0014】次いで、図3に示すように、上記スリーブ
5だけを舵軸製造工場に搬入し、該スリーブ5を指定温
度に加熱して内径を膨張させる、あるいは、舵軸3の頂
端部4を冷却して外径を収縮させた状態で、舵軸3の頂
端部4に所定の位置まで挿入して自然放置する。する
と、上記膨張あるいは収縮の復帰に伴って、舵軸3の頂
端部4の外周面とスリーブ5の内周面5bとの間に、実
際作動時に発生するトルクよりも十分に大きい摩擦力を
生じるような強い嵌合力が付与される。
【0015】次いで、図4に示すように、上記スリーブ
5付き舵軸3を舵軸製造工場から、また、上記舵取機1
を舵取機製造工場から船のぎ装現場にそれぞれ搬入し
て、該スリーブ5のテーパ状外周面5aと舵取機ロータ
ー2の嵌合孔6のテーパ状内周面5bとを初期接触させ
た状態でリング状油溝7に圧油を送り込む。これによ
り、舵取機1のローター2の嵌合孔6の内径が拡径され
るとともに、舵軸3の頂端部4の外径が縮径される。同
時に、それによって生じる両者間の隙間を無くする方向
に舵軸3を軸方向に所定量移動させ、その後に油圧を解
放して、ローター2の嵌合孔6に作用する拡径力および
舵軸3の頂端部4に作用する縮径力を除去する。これに
よって、舵取機1の作動時に実際に発生するトルクより
も十分に大きい摩擦力を生じるような強い嵌合力が両者
間に与えられ、舵取機ローター2、スリーブ5、舵軸3
の頂端部4の結合が完了する。
【0016】なお、小型舵取機の場合は、舵取機ロータ
ー2とスリーブ5との嵌合を、リング状油溝7による油
圧締め付けに代えて、図例のような油圧ナツト10によ
る油圧締め付けのみによって行なうようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、舵軸と
舵取機の回転部との結合に先立っての摺り合わせ加工に
関し、寸法が小さくて軽量であるスリーブと舵取機の回
転部との間で摺り合わせ加工を行なえばよいので、設備
コスト、作業時間、作業工数を大幅に節減できるばかり
でなく、搬入対象物が軽量なスリーブのみで済むので、
搬送コスト、時間、工数も節減でき、全体として、所定
の結合作業を能率的、経済的に実施することができると
いう顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法による舵軸の舵取機への結合部を示
す縦断面図である。
【図2】同方法における第1工程図である。
【図3】同方法における第2工程図である。
【図4】同方法における第3工程図である。
【図5】従来方法による舵軸の舵取機への結合部を示す
縦断面図である。
【図6】同従来方法における第1工程図である。
【図7】同従来方法における第2工程図である。
【図8】同従来方法における第3工程図である。
【符号の説明】
1 舵取機 2 ローター(回転部) 3 舵軸 4 舵軸の頂端部 5 スリーブ 5a テーパ状外周面 5b テーパ状内周面 6 嵌合孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舵軸の頂端部に結合される舵取機の回転
    部の嵌合孔内周面を、下方に至るほど径が大となるテー
    パ状とし、該舵取機の回転部の嵌合孔と、これに挿嵌さ
    れる舵軸の頂端部との間にスリーブを介挿し、該スリー
    ブの外周面を舵取機の回転部の嵌合孔のテーパ状内周面
    と一致するテーパ面とするとともに、そのスリーブ内周
    面を舵軸の頂端部の外径よりも所定の量だけ僅かに小さ
    い内径として、予め、上記舵取機の回転部の嵌合孔内周
    面とスリーブのテーパ状外周面との間の摺り合わせ加工
    を行ない、その後、摺り合わせ済みスリーブを舵軸の頂
    端部に焼き嵌め、あるいは冷し嵌めし、次いで、上記舵
    取機の回転部の嵌合孔に舵軸の頂端部をスリーブととも
    に挿嵌し、この状態で、油圧によりスリーブを舵取機の
    回転部の嵌合孔に締め付け固定して、舵取機の回転部、
    スリーブおよび舵軸の頂端部を相互に結合固定するよう
    にしたことを特徴とする舵軸への舵取機の結合方法。
JP18057293A 1993-07-22 1993-07-22 舵軸への舵取機の結合方法 Pending JPH0733088A (ja)

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