JPH0733154U - 座席もたれカバー - Google Patents

座席もたれカバー

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JPH0733154U
JPH0733154U JP7129793U JP7129793U JPH0733154U JP H0733154 U JPH0733154 U JP H0733154U JP 7129793 U JP7129793 U JP 7129793U JP 7129793 U JP7129793 U JP 7129793U JP H0733154 U JPH0733154 U JP H0733154U
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芳明 杉山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 母材剥離されやすい紙材をもたれカバーのカ
バーシート体として用いた場合でも、もたれカバーを座
席のもたれから取り外す際に、もたれカバーに接着して
ある接合部材をもたれカバーから剥がれないようにす
る。 【構成】 母材剥離されやすい紙材で形成されたカバー
シート体1の一端側で座席に取付けられた接合フック部
材の係合フック要素と互いに絡み合って繋合される撚り
糸から成る線状の接合凸条部材3の取付け部を含む近辺
に母材剥離されにくい材質から成る面状の介装シート体
2を接着し、この介装シート体2のシート面上に前記接
合凸条部材3を数条接着して構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、座席の頭と身体を支持するもたれをカバーする座席もたれカバーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
座席のもたれの上部に、可撓性基板上に可撓性を有する係合フック要素を多数 植設して形成された接合フック部材(ベルクロ・ホックと通称されている。)を 取付けてあり、一方、もたれカバー側に前記接合フック部材の係合フック要素と 互いに絡み合って繋合される接合要素を取付けた座席もたれカバーが用いられて いる。もたれカバー側に取付けられる接合要素としては、接合フック部材の係合 フック要素と互いに絡み合って繋合される撚り糸から成る線状の接合凸条部材を もたれカバーに糊接着したものが用いられている。 この座席もたれカバーのカバーシート体としては、従来、綿布製のものが主流 で、洗濯して再使用されていたが、最近、洗濯コストや衛生等の観点から化学繊 維、合成繊維、綿繊維、それらと紙パルプの混合紙等(柔軟で母材剥離されにく い素材、不織布)が綿布に変わり、使い捨て傾向に移行してきた。 しかし、前記素材も価格に限度があり、使い捨てでは、コスト面で満足出来な い現状である。
【0003】 そこで、もたれカバーのカバーシート体として、安価な素材、紙を用いること が考えられるが、紙は短繊維であることと柔軟で弾力性(クッション性)に優れ たものである必要から母材剥離されやすい(紙繊維が剥離されやすい)という素 材特性を持っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、安価ではあるが、短繊維であることと柔軟性(クッション性)の 必要から母材剥離されやすい紙材をもたれカバーのカバーシート体として用いた 場合、もたれカバーを座席のもたれから取り外す際に、もたれカバーに糊接着し てある接合部材の接合力が該接合部材と接合フック部材(ベルクロ・ホック)と の接合力に負けて母材剥離されやすい紙材に糊接着してある接合部材が母材であ る紙シートの紙繊維から剥がされてもたれカバーから剥がれてしまい、この剥が された接合部材が座席もたれ側の前記接合フック部材(ベルクロ・ホック)に接 合された状態で取り残されてしまう弊害がある。
【0005】 本考案は、もたれカバーのカバーシート体として、安価で柔軟で且つ弾力性( クッション性)に優れたものであるが短繊維で母材剥離されやすい紙材を用いる ものであるが、母材剥離されやすいが故に発生する前記した弊害を解決しようと するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の座席もたれカバーは、座席の頭と身体を 支持するもたれをカバーするカバーシート体の側に、座席のもたれの上部に取付 けられた接合フック部材の係合フック要素と互いに絡み合って繋合される撚り糸 から成る線状の接合凸条部材を取付けたもたれカバーであって、前記カバーシー ト体を柔軟で且つ弾力性に優れたものであるが短繊維で母材剥離されやすい紙材 で形成したものにおいて、前記カバーシート体の一端側で該カバーシート体側へ 取付けられる前記線状の接合凸条部材の取付け部を含む近辺に母材剥離されにく い材質から成る面状の介装シート体をカバーシート体の全横巾に沿って接着し、 この面状の介装シート体のシート面上に前記線状の接合凸条部材を該介装シート 体の全横巾に沿わして数条接着したことを特徴としている。
【0007】 更に、本考案の座席もたれカバーは、前記カバーシート体を、粉砕パルプを所 定の厚さに積層しこれに接着剤を噴霧して薄板状にした紙材で形成したことを特 徴としている。
【0008】 更に、本考案の座席もたれカバーは、前記介装シート体を母材剥離されにくい 極薄の不織布で形成したことを特徴としている。
【0009】 更に、本考案の座席もたれカバーは、前記介装シート体を母材剥離されにくい ポリエチレン等の合成樹脂シートで形成したことを特徴としている。
【0010】
【作用】
このように、本考案の座席もたれカバーは、母材剥離されやすい紙材で形成さ れた前記カバーシート体の一端側で該カバーシート体側へ取付けられる前記線状 の接合凸条部材の取付け部を含む近辺に母材剥離されにくい材質から成る面状の 介装シート体をカバーシート体の全横巾に沿って接着し、この面状の介装シート 体のシート面上に前記線状の接合凸条部材を該介装シート体の全横巾に沿わして 数条接着して構成してあることから、前記カバーシート体側に取付けられた線状 の接合凸条部材を座席もたれに取付けられた接合フック部材から剥ぎ取る際、前 記線状の接合凸条部材が接合フック部材の接合力によって引かれる力を母材剥離 されにくい素材から成る面状の介装シート体を介して、この介装シート体が接着 された母材剥離されやすい紙素材の接着面で受けることになるため、線状の接合 凸条部材と母材剥離されやすい紙材のカバーシート体との接着力が強まり線状の 接合凸条部材がシートカバー体から剥がれにくくなる。
【0011】 また、もたれカバーを剥ぎ取る際には、母材剥離されやすい紙材のカバーシー ト体のうち、このカバーシート体の一端側で該カバーシート体側へ取付けられる 前記線状の接合凸条部材の取付け部を含む近辺に母材剥離されにくい材質から成 る面状の介装シート体をカバーシート体の全横巾に沿って接着してある重着部分 をつかんで引き剥がされることから、座席もたれの接合フック部材の接合力によ って引かれる力は母材剥離されやすい紙材のカバーシート体のシート面には直接 作用されにくい。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の座席もたれカバーの実施例を示す正面図、図2は縦断側面図、 図3は座席もたれへの取付け状態を示す縦断側面図である。図中、1は座席の頭 と身体を支持するもたれをカバーする矩形のカバーシート体であり、このカバー シート体1は柔軟で且つ弾力性(クッション性)に優れたものであるが短繊維で 母材剥離されやすい紙材で形成される。このような特性をもつ紙素材は、例えば 、粉砕パルプを所定の厚さに積層しこれに接着剤を噴霧して薄板状に形成する製 法(エアーレイド法)によって得られる。カバーシート体1を紙材としたことに より、カバーシート体の素材価格を従来の不織布(母材剥離されにくい)を用い たものに比べ1/3から1/2以下に低く抑えることができる。
【0013】 符号2は、母材剥離されにくい材質から成る面状の介装シート体であって、こ の介装シート体は前記カバーシート体1の一端側で該カバーシート体側へ取付け られる後述する前記線状の接合凸条部材の取付け部を含む近辺に該カバーシート 体の全横巾に沿って糊接着される。この介装シート体2は、母材剥離されにくい 極薄の不織布やポリエチレン等の合成樹脂シートで形成される。
【0014】 この介装シート体2のシート面上に、座席のもたれの上部に取付けられたベル クロ・フックと通称される接合フック部材4の係合フック要素と互いに絡み合っ て繋合される撚り糸から成る線状の接合凸条部材3を該介装シート体2の全横巾 に沿わして数条糊接着する。
【0015】
【考案の効果】
本考案の座席もたれカバーは、母材剥離されやすい紙材で形成された前記カバ ーシート体の一端側で該カバーシート体側へ取付けられる前記線状の接合凸条部 材の取付け部を含む近辺に母材剥離されにくい材質から成る面状の介装シート体 をカバーシート体の全横巾に沿って接着し、この面状の介装シート体のシート面 上に前記線状の接合凸条部材を該介装シート体の全横巾に沿わして数条接着して 構成したものであり、係る構成から、前記カバーシート体側に取付けられた線状 の接合凸条部材を座席もたれに取付けられた接合フック部材から剥ぎ取る際、前 記線状の接合凸条部材が接合フック部材の接合力によって引かれる力を母材剥離 されにくい素材から成る面状の介装シート体を介して、この介装シート体が接着 された母材剥離されやすい紙素材の接着面で受けることになるため、線状の接合 凸条部材と母材剥離されやすい紙材のカバーシート体との接着力が強まり線状の 接合凸条部材がシートカバー体から剥がれにくくなり、しかも、もたれカバーを 剥ぎ取る際には、母材剥離されやすい紙材のカバーシート体のうち、このカバー シート体の一端側で該カバーシート体側へ取付けられる前記線状の接合凸条部材 の取付け部を含む近辺に母材剥離されにくい材質から成る面状の介装シート体を カバーシート体の全横巾に沿って接着してある重着部分をつかんで引き剥がされ ることから、座席もたれの接合フック部材の接合力によって引かれる力は母材剥 離されやすい紙材のカバーシート体のシート面には直接作用されにくい、という 働きをもっているため、安価で柔軟で且つ弾力性(クッション性)に優れた紙素 材のカバーシート体から成る座席もたれカバーを提供できると共に、母材剥離さ れやすい紙材で形成されたカバーシート体のもつ弊害を解決できるものである。 すなわち、本考案の座席もたれカバーによれば、もたれカバーを座席のもたれか ら取り外す際に、もたれカバーに糊接着してある接合部材の接合力が該接合部材 と接合フック部材(ベルクロ・ホック)との接合力に負けて母材剥離されやすい 紙材に糊接着してある接合部材が母材である紙シートの紙繊維から剥がされても たれカバーから剥がれてしまい、この剥がされた接合部材が座席もたれ側の前記 接合フック部材(ベルクロ・ホック)に接合された状態で取り残されてしまう、 という弊害を解決することができる、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の座席もたれカバーを示す正面図であ
る。
【図2】本考案の座席もたれカバーを示す縦断側面図で
ある。
【図3】本考案の座席もたれカバーの取付け状態を示す
縦断側面図である。
【符号の説明】
1 カバーシート体 2 介装シート体 3 接合凸条部材 4 接合フック部材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の頭と身体を支持するもたれをカバ
    ーするカバーシート体の側に、座席のもたれの上部に取
    付けられた接合フック部材の係合フック要素と互いに絡
    み合って繋合される撚り糸から成る線状の接合凸条部材
    を取付けたもたれカバーであって、前記カバーシート体
    を柔軟で且つ弾力性に優れたものであるが短繊維で母材
    剥離されやすい紙材で形成したものにおいて、前記カバ
    ーシート体の一端側で該カバーシート体側へ取付けられ
    る前記線状の接合凸条部材の取付け部を含む近辺に母材
    剥離されにくい材質から成る面状の介装シート体をカバ
    ーシート体の全横巾に沿って接着し、この面状の介装シ
    ート体のシート面上に前記線状の接合凸条部材を該介装
    シート体の全横巾に沿わして数条接着したことを特徴と
    する座席もたれカバー。
  2. 【請求項2】 前記カバーシート体を、粉砕パルプを所
    定の厚さに積層しこれに接着剤を噴霧して薄板状にした
    紙材で形成したことを特徴とする請求項1記載の座席も
    たれカバー。
  3. 【請求項3】 前記介装シート体を母材剥離されにくい
    極薄の不織布で形成したことを特徴とする請求項1記載
    の座席もたれカバー。
  4. 【請求項4】 前記介装シート体を母材剥離されにくい
    ポリエチレン等の合成樹脂シートで形成したことを特徴
    とする請求項1記載の座席もたれカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6186237A (ja) * 1984-10-05 1986-05-01 Kyoraku Co Ltd 中空成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6186237A (ja) * 1984-10-05 1986-05-01 Kyoraku Co Ltd 中空成形方法

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