JPH07331995A - トンネルの型枠と継手およびその接続構造 - Google Patents
トンネルの型枠と継手およびその接続構造Info
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- JPH07331995A JPH07331995A JP6146973A JP14697394A JPH07331995A JP H07331995 A JPH07331995 A JP H07331995A JP 6146973 A JP6146973 A JP 6146973A JP 14697394 A JP14697394 A JP 14697394A JP H07331995 A JPH07331995 A JP H07331995A
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- joint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シールド工法やTBM工法の合理化に好適
で、簡単な構成で安価に製作できるとともに、軸方向に
隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続できる、トン
ネルの型枠とその継手およびその接続構造を提供するこ
と。 【構成】 複数の型枠ピース6をリング状に配置するト
ンネルの型枠であること型枠ピース6の軸方向側端面
に、型枠継手11の継手杆12と係合可能な凹溝7,8
を形成する。凹溝7,8に型枠継手11のピン13,1
4を圧入または挿入可能なピン孔9,10を形成する。
で、簡単な構成で安価に製作できるとともに、軸方向に
隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続できる、トン
ネルの型枠とその継手およびその接続構造を提供するこ
と。 【構成】 複数の型枠ピース6をリング状に配置するト
ンネルの型枠であること型枠ピース6の軸方向側端面
に、型枠継手11の継手杆12と係合可能な凹溝7,8
を形成する。凹溝7,8に型枠継手11のピン13,1
4を圧入または挿入可能なピン孔9,10を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド工法やTBM工
法の合理化に好適で、簡単な構成で安価に製作できると
ともに、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に
接続できるようにしたトンネルの型枠とその継手および
それらの接続構造に関する。
法の合理化に好適で、簡単な構成で安価に製作できると
ともに、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に
接続できるようにしたトンネルの型枠とその継手および
それらの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばシールド工法によってトン
ネルを築造する場合、一般にいわゆるセグメント工法か
直打ちライニング工法の何れかが採用される。このう
ち、セグメント工法は、例えば特開平3ー132600
号公報のように、シールド機でトンネルを掘削し、シー
ルドのテール部に継手金物とボルトナットとを用いて、
複数のセグメントピースを筒状に組み立て、該セグメン
トをトンネルの覆工体として構築するとともに、シール
ド機を前進させて、セグメントを延設するようにしてい
る。
ネルを築造する場合、一般にいわゆるセグメント工法か
直打ちライニング工法の何れかが採用される。このう
ち、セグメント工法は、例えば特開平3ー132600
号公報のように、シールド機でトンネルを掘削し、シー
ルドのテール部に継手金物とボルトナットとを用いて、
複数のセグメントピースを筒状に組み立て、該セグメン
トをトンネルの覆工体として構築するとともに、シール
ド機を前進させて、セグメントを延設するようにしてい
る。
【0003】また、直打ちライニング工法は、シールド
機でトンネルを掘削し、該シールドのテール部に型枠を
組み立て、該枠と地山との間にコンクリートを加圧して
直打ちし、該コンクリートが所定強度に達したところ
で、型枠を解体し、上記コンクリートをトンネルの覆工
体として構築するとともにシールド機を前進させて、型
枠を組み立ててコンクリートを打設するようにしてい
る。
機でトンネルを掘削し、該シールドのテール部に型枠を
組み立て、該枠と地山との間にコンクリートを加圧して
直打ちし、該コンクリートが所定強度に達したところ
で、型枠を解体し、上記コンクリートをトンネルの覆工
体として構築するとともにシールド機を前進させて、型
枠を組み立ててコンクリートを打設するようにしてい
る。
【0004】この場合、セグメント工法によるトンネル
は、構造上、土圧や水圧等の外力によってセグメント本
体や継手部に曲げモーメントや軸圧縮力が生じ、この曲
げモーメントを継手金物間を連結するボルトに分担させ
ている。したがって、ボルトの連結部周辺に高い剛性と
強度を要求されるため、継手金物の強度強化やセグメン
トピースに多量の鉄筋を埋設する等して、セグメントが
非常に高価になるという問題があった。
は、構造上、土圧や水圧等の外力によってセグメント本
体や継手部に曲げモーメントや軸圧縮力が生じ、この曲
げモーメントを継手金物間を連結するボルトに分担させ
ている。したがって、ボルトの連結部周辺に高い剛性と
強度を要求されるため、継手金物の強度強化やセグメン
トピースに多量の鉄筋を埋設する等して、セグメントが
非常に高価になるという問題があった。
【0005】また、ボルトナットによる連結作業を従来
より人手で行なっているが、その場合には多大の労力と
時間を要し、しかも締め付け力が不均一になったり緩み
が生じたりする問題もある。なお、最近ではセグメント
を組み立てるロボットが開発されているが、位置合わせ
やボルトの締結が非常に複雑で大規模になり、組み立て
スピードにも問題があって実用に供し難い。
より人手で行なっているが、その場合には多大の労力と
時間を要し、しかも締め付け力が不均一になったり緩み
が生じたりする問題もある。なお、最近ではセグメント
を組み立てるロボットが開発されているが、位置合わせ
やボルトの締結が非常に複雑で大規模になり、組み立て
スピードにも問題があって実用に供し難い。
【0006】しかも、セグメント工法は、その構造上、
シールドテール部とセグメントとの間のテールボイドと
称する空間の発生を避けられず、当該空間を填充し覆工
強度を強化するための裏込め注入が不可欠になって、工
期の長期化と工費増を助長する一方、上記注入を完全に
充填することは困難であった。
シールドテール部とセグメントとの間のテールボイドと
称する空間の発生を避けられず、当該空間を填充し覆工
強度を強化するための裏込め注入が不可欠になって、工
期の長期化と工費増を助長する一方、上記注入を完全に
充填することは困難であった。
【0007】一方、前記直打ちライニング工法は、施工
条件によっては覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、コンクリートを鉄筋で補強する必要があり、その場
合には施工環境が複雑で施工スピードが遅くなり、工期
の長期化を助長する。この場合、無筋構造体ではトンネ
ルの用途によって、ヒビ割れの問題から二次覆工を要す
ることがあり、その場合には覆工構造としては高品質と
なるが、二次覆工は一次覆工が完了してから施工するの
で、その分工期が長くなる等の問題がある。
条件によっては覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、コンクリートを鉄筋で補強する必要があり、その場
合には施工環境が複雑で施工スピードが遅くなり、工期
の長期化を助長する。この場合、無筋構造体ではトンネ
ルの用途によって、ヒビ割れの問題から二次覆工を要す
ることがあり、その場合には覆工構造としては高品質と
なるが、二次覆工は一次覆工が完了してから施工するの
で、その分工期が長くなる等の問題がある。
【0008】出願人は上述の問題を解決し、型枠と地山
との間に所定圧の覆工材を打設し、それらの間に覆工材
を高密度に充填するとともに、覆工材の打設圧により型
枠に軸圧縮力を形成し、該型枠と覆工材とで内外二重の
トンネル覆工体を構成することで、型枠の軽量化と強度
および剛性の低減を図り、型枠のコスト低減とその組み
付けの容易化を実現して、工期の短縮化と工費の低減を
図り、シールド工法あるいはTBM工法の合理化を促す
ようにした、トンネルの覆工構造と覆工装置および築造
方法を開発し、これを特願平5ー351317号として
既に出願している。
との間に所定圧の覆工材を打設し、それらの間に覆工材
を高密度に充填するとともに、覆工材の打設圧により型
枠に軸圧縮力を形成し、該型枠と覆工材とで内外二重の
トンネル覆工体を構成することで、型枠の軽量化と強度
および剛性の低減を図り、型枠のコスト低減とその組み
付けの容易化を実現して、工期の短縮化と工費の低減を
図り、シールド工法あるいはTBM工法の合理化を促す
ようにした、トンネルの覆工構造と覆工装置および築造
方法を開発し、これを特願平5ー351317号として
既に出願している。
【0009】この既に出願した覆工構造の型枠の接続構
造として、公知のピンーホゾ方式の採用が考えられる。
上記方式は、型枠であるセグメントの端面に予めピンと
ホゾを埋設し、これらをエレクターとシールドジャッキ
とを駆使して嵌め込み、隣接のセグメントを接続するよ
うにしている。したがって、この方式はボルトの締め付
けや再締めの必要がなく、セグメントの接続時間が大幅
に減少するが、ピンとホゾの構造が複雑でセグメントが
高価になる、という問題があって採用できない。
造として、公知のピンーホゾ方式の採用が考えられる。
上記方式は、型枠であるセグメントの端面に予めピンと
ホゾを埋設し、これらをエレクターとシールドジャッキ
とを駆使して嵌め込み、隣接のセグメントを接続するよ
うにしている。したがって、この方式はボルトの締め付
けや再締めの必要がなく、セグメントの接続時間が大幅
に減少するが、ピンとホゾの構造が複雑でセグメントが
高価になる、という問題があって採用できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、
軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続でき
るようにした、トンネルの型枠とその継手およびそれら
の接続構造を提供することを目的とする。
題を解決し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、
軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続でき
るようにした、トンネルの型枠とその継手およびそれら
の接続構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のトン
ネルの型枠は、複数の型枠ピースをリング状に配置する
トンネルの型枠において、型枠ピースの軸方向側端面に
型枠継手の継手杆と係合可能な凹溝を形成し、該溝に型
枠継手のピンを圧入または挿入可能なピン孔を形成し、
簡単な構成で型枠ピースを安価に製作できるとともに、
型枠継手を介して迅速かつ強固に接続できるようにして
いる。また、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
二つの軸方向側端面に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置
にピン孔を形成し、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピ
ースを接続し、これを連続して延設し得るようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
半径方向内外面を略平滑面とした曲面板に形成して、形
状およびその断面形状を簡単に構成し、その成型金型を
容易かつ安価に製作できるとともに、型枠ピースの製作
の容易化と均質化とを図るようにしている。更に、本発
明のトンネルの型枠は、凹溝をトンネルの円周方向に形
成し、継手杆に対する係合面積増を図って、型枠の接続
強度を強化するようにしている。本発明のトンネルの型
枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に型枠継手を固
定し、型枠の接続時に型枠継手をいちいち取り付ける面
倒を解消し得るようにしている。また、本発明のトンネ
ルの型枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピン
を突出させて型枠継手を埋設し、型枠の接続時に型枠継
手を取付ける面倒を解消するようにしている。更に、本
発明のトンネルの型枠は、型枠ピースが掘削穴の内側に
リング状に配置され、該掘削穴の内壁と型枠外面との間
に所定圧で直打ちした覆工材によって、円周方向に作用
する軸圧縮力を内部に形成され、前記覆工材の硬化後の
覆工体と一体に内外二重の覆工体を形成し、上記軸圧縮
力によって型枠に作用する曲げモーメントや曲げ応力を
低減し、型枠の強度や剛性を緩和して、従来のような堅
牢で高価な材質の使用や複雑な断面形状を不要にし、こ
れを安価に製作できるとともに、成型金型の構成の簡潔
化と製作の容易化を図れ、しかも従来のような高価で強
固な継手金物の使用をなくして、接続作業を簡易かつ迅
速に行なえるようにしている。しかも、本発明のトンネ
ルの型枠は、型枠ピースの軸方向側端面にピンと係合可
能なピン穴を有する雌型を埋設し、型枠ピースを確実か
つ強固に接続し得るようにしている。本発明のトンネル
の型枠継手は、軸方向に隣接するトンネルの型枠ピース
を接続するトンネルの型枠継手において、軸方向に隣接
する型枠ピースの間に配置する継手杆を備え、該杆に型
枠ピースに設けたピン孔に圧入または挿入可能なピンを
突設し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、迅速
かつ強固に型枠ピースを接続できるようにしている。ま
た、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆とピンとを
一体に構成し、継手杆とピンとの組み付けを不要にして
いる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆と
ピンとを分割して構成し、それらの金型のコンパクト化
と金型製作の容易化を図るとともに、不使用時における
継手杆とピンとの取扱いを至便にしている。しかも、、
本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆の一端または両
端に小径軸部を突設するとともに、軸状のピン軸を設
け、該ピン軸に前記小径軸部を連結可能な透孔を形成
し、使用時に継手杆とピン軸とを組み立てられるように
している本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆の同側
周面に複数のピンを突設し、型枠ピースの接続強度を強
化するようにしている。また、本発明のトンネルの型枠
継手は、継手杆の両側周面にピンを突設し、隣接する型
枠ピースを接続し得るようにしている。更に、本発明の
トンネルの型枠継手は、継手杆の両側周面に一対のピン
を同軸上に突設し、構成の簡潔化を図るとともに、成型
金型の構成の簡潔化と製作の容易化を図るようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆を
湾曲形成し、該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成し
た凹溝に係合可能にし、継手杆と凹溝との係合面積増を
図って、型枠ピースの接続強度を強化するようにしてい
る。また、本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手を
合成樹脂製とし、その低廉化と軽量化を図るようにして
いる。本発明のトンネルの型枠継手は、ピンを先細のテ
ーパ状とし、ピン孔への圧入を容易かつ円滑に行えるよ
うにしている。しかも、本発明のトンネルの型枠継手
は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾性部材からな
る摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部をピンの周面
から突出させ、摩擦ピンの弾性によって型枠ピースを強
固に接続するようにしている。更に、本発明のトンネル
の型枠継手は、ピンの周面に軟質合成樹脂またはゴム等
の弾性部材からなる摩擦リングを装着し、該リングの弾
性によって型枠ピースを強固に接続するようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、ピンの周
面に複数の摩擦突起を設け、型枠の接続強度を強化する
ようにしている。本発明のトンネルの型枠継手は、ピン
の周面に接着剤を塗布し、型枠ピースを容易かつ強固に
接続し得るようにしている。また、本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの内部に凹孔を設けるとともに、ピン
の先端に係止フランジを突設し、該フランジとピン周面
に凹孔に連通するスリットを設け、係止フランジとピン
を径方向に弾性変形可能にし、これら係止フランジとピ
ンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能に
し、係止フランジの弾性によって、型枠ピースを強固に
接続するようにしている。しかも、本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該ピ
ンを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該穴
の奥部に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差し
込み可能にし、ピンの弾性によって型枠ピースを強固に
接続するようにしている。本発明のトンネルの型枠継手
は、ピンの先端に係止フランジを突設し、該フランジの
端面にスリットを開口し、係止フランジを径方向に弾性
変形可能にするとともに、これら係止フランジとピンと
を型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能にし、
係止フランジの弾性によって、型枠ピースを強固に接続
するようにしている。本発明のトンネルの型枠接続構造
は、トンネルの軸方向に隣接して配置する型枠ピースを
型枠継手を介して接続するトンネルの型枠接続構造にお
いて、軸方向側端面に凹溝と該溝に形成したピン孔とを
有する型枠ピースを設けるとともに、上記凹溝に係合可
能な継手杆と上記ピン孔に圧入または挿入可能なピンと
を備えた型枠継手とを設け、隣接する型枠ピースの軸方
向側端面を係合し、それらの端面の凹溝とピン孔とを対
向させ、相対する凹溝に継手杆を係合し、該杆により型
枠ピースに作用する剪断力に対抗させ、かつ相対するピ
ン孔にピンを圧入または挿入し、隣接する型枠ピースを
迅速かつ強固に接続できるようにしている。また、本発
明のトンネルの型枠接続構造は、隣接する型枠ピースの
一方の軸方向側端面に型枠継手を取付け、該型枠ピース
を隣接する他方の型枠ピース側へ移動し、該型枠継手の
ピンを他方の型枠ピースのピン孔に圧入し、型枠ピース
を円滑かつ強固に接続できるようにしている。更に、本
発明のトンネルの型枠接続構造は、型枠ピースの坑口側
端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースの他側端面をト
ンネルの坑口側へ押圧し、型枠継手のピンをピン孔に圧
入して、隣接する型枠ピースを接続可能にし、押圧手段
を型枠ピースの他側端面側に設置可能にするとともに、
押圧手段による押圧を容易かつ円滑に行なえるようにし
ている。
ネルの型枠は、複数の型枠ピースをリング状に配置する
トンネルの型枠において、型枠ピースの軸方向側端面に
型枠継手の継手杆と係合可能な凹溝を形成し、該溝に型
枠継手のピンを圧入または挿入可能なピン孔を形成し、
簡単な構成で型枠ピースを安価に製作できるとともに、
型枠継手を介して迅速かつ強固に接続できるようにして
いる。また、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
二つの軸方向側端面に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置
にピン孔を形成し、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピ
ースを接続し、これを連続して延設し得るようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
半径方向内外面を略平滑面とした曲面板に形成して、形
状およびその断面形状を簡単に構成し、その成型金型を
容易かつ安価に製作できるとともに、型枠ピースの製作
の容易化と均質化とを図るようにしている。更に、本発
明のトンネルの型枠は、凹溝をトンネルの円周方向に形
成し、継手杆に対する係合面積増を図って、型枠の接続
強度を強化するようにしている。本発明のトンネルの型
枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に型枠継手を固
定し、型枠の接続時に型枠継手をいちいち取り付ける面
倒を解消し得るようにしている。また、本発明のトンネ
ルの型枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピン
を突出させて型枠継手を埋設し、型枠の接続時に型枠継
手を取付ける面倒を解消するようにしている。更に、本
発明のトンネルの型枠は、型枠ピースが掘削穴の内側に
リング状に配置され、該掘削穴の内壁と型枠外面との間
に所定圧で直打ちした覆工材によって、円周方向に作用
する軸圧縮力を内部に形成され、前記覆工材の硬化後の
覆工体と一体に内外二重の覆工体を形成し、上記軸圧縮
力によって型枠に作用する曲げモーメントや曲げ応力を
低減し、型枠の強度や剛性を緩和して、従来のような堅
牢で高価な材質の使用や複雑な断面形状を不要にし、こ
れを安価に製作できるとともに、成型金型の構成の簡潔
化と製作の容易化を図れ、しかも従来のような高価で強
固な継手金物の使用をなくして、接続作業を簡易かつ迅
速に行なえるようにしている。しかも、本発明のトンネ
ルの型枠は、型枠ピースの軸方向側端面にピンと係合可
能なピン穴を有する雌型を埋設し、型枠ピースを確実か
つ強固に接続し得るようにしている。本発明のトンネル
の型枠継手は、軸方向に隣接するトンネルの型枠ピース
を接続するトンネルの型枠継手において、軸方向に隣接
する型枠ピースの間に配置する継手杆を備え、該杆に型
枠ピースに設けたピン孔に圧入または挿入可能なピンを
突設し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、迅速
かつ強固に型枠ピースを接続できるようにしている。ま
た、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆とピンとを
一体に構成し、継手杆とピンとの組み付けを不要にして
いる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆と
ピンとを分割して構成し、それらの金型のコンパクト化
と金型製作の容易化を図るとともに、不使用時における
継手杆とピンとの取扱いを至便にしている。しかも、、
本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆の一端または両
端に小径軸部を突設するとともに、軸状のピン軸を設
け、該ピン軸に前記小径軸部を連結可能な透孔を形成
し、使用時に継手杆とピン軸とを組み立てられるように
している本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆の同側
周面に複数のピンを突設し、型枠ピースの接続強度を強
化するようにしている。また、本発明のトンネルの型枠
継手は、継手杆の両側周面にピンを突設し、隣接する型
枠ピースを接続し得るようにしている。更に、本発明の
トンネルの型枠継手は、継手杆の両側周面に一対のピン
を同軸上に突設し、構成の簡潔化を図るとともに、成型
金型の構成の簡潔化と製作の容易化を図るようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆を
湾曲形成し、該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成し
た凹溝に係合可能にし、継手杆と凹溝との係合面積増を
図って、型枠ピースの接続強度を強化するようにしてい
る。また、本発明のトンネルの型枠継手は、型枠継手を
合成樹脂製とし、その低廉化と軽量化を図るようにして
いる。本発明のトンネルの型枠継手は、ピンを先細のテ
ーパ状とし、ピン孔への圧入を容易かつ円滑に行えるよ
うにしている。しかも、本発明のトンネルの型枠継手
は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾性部材からな
る摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部をピンの周面
から突出させ、摩擦ピンの弾性によって型枠ピースを強
固に接続するようにしている。更に、本発明のトンネル
の型枠継手は、ピンの周面に軟質合成樹脂またはゴム等
の弾性部材からなる摩擦リングを装着し、該リングの弾
性によって型枠ピースを強固に接続するようにしてい
る。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、ピンの周
面に複数の摩擦突起を設け、型枠の接続強度を強化する
ようにしている。本発明のトンネルの型枠継手は、ピン
の周面に接着剤を塗布し、型枠ピースを容易かつ強固に
接続し得るようにしている。また、本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの内部に凹孔を設けるとともに、ピン
の先端に係止フランジを突設し、該フランジとピン周面
に凹孔に連通するスリットを設け、係止フランジとピン
を径方向に弾性変形可能にし、これら係止フランジとピ
ンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能に
し、係止フランジの弾性によって、型枠ピースを強固に
接続するようにしている。しかも、本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該ピ
ンを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該穴
の奥部に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差し
込み可能にし、ピンの弾性によって型枠ピースを強固に
接続するようにしている。本発明のトンネルの型枠継手
は、ピンの先端に係止フランジを突設し、該フランジの
端面にスリットを開口し、係止フランジを径方向に弾性
変形可能にするとともに、これら係止フランジとピンと
を型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能にし、
係止フランジの弾性によって、型枠ピースを強固に接続
するようにしている。本発明のトンネルの型枠接続構造
は、トンネルの軸方向に隣接して配置する型枠ピースを
型枠継手を介して接続するトンネルの型枠接続構造にお
いて、軸方向側端面に凹溝と該溝に形成したピン孔とを
有する型枠ピースを設けるとともに、上記凹溝に係合可
能な継手杆と上記ピン孔に圧入または挿入可能なピンと
を備えた型枠継手とを設け、隣接する型枠ピースの軸方
向側端面を係合し、それらの端面の凹溝とピン孔とを対
向させ、相対する凹溝に継手杆を係合し、該杆により型
枠ピースに作用する剪断力に対抗させ、かつ相対するピ
ン孔にピンを圧入または挿入し、隣接する型枠ピースを
迅速かつ強固に接続できるようにしている。また、本発
明のトンネルの型枠接続構造は、隣接する型枠ピースの
一方の軸方向側端面に型枠継手を取付け、該型枠ピース
を隣接する他方の型枠ピース側へ移動し、該型枠継手の
ピンを他方の型枠ピースのピン孔に圧入し、型枠ピース
を円滑かつ強固に接続できるようにしている。更に、本
発明のトンネルの型枠接続構造は、型枠ピースの坑口側
端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースの他側端面をト
ンネルの坑口側へ押圧し、型枠継手のピンをピン孔に圧
入して、隣接する型枠ピースを接続可能にし、押圧手段
を型枠ピースの他側端面側に設置可能にするとともに、
押圧手段による押圧を容易かつ円滑に行なえるようにし
ている。
【0012】
【作用】請求項1のトンネルの型枠の発明は、型枠ピー
スの軸方向側端面に凹溝とピン孔とを形成し、簡単な構
成で型枠ピースを安価かつ均質に製作でき、またその成
型金型を容易かつ安価に製作できる。凹溝に型枠継手の
継手杆を係合し、またピン孔に型枠継手のピンを圧入ま
たは挿入し、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強
固に接続できる。請求項2の発明は、型枠ピースの二つ
の軸方向側端面に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置にピ
ン孔を形成し、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピース
を接続できるとともに、隣接する型枠ピースのピンとピ
ン孔との位置合わせを容易に行なえる。請求項3の発明
は、型枠ピースの半径方向の内外面を略平滑面とした曲
面板に形成して、形状およびその断面形状を簡単に構成
し、その成型金型を容易かつ安価に製作できるととも
に、型枠ピースの製作の容易化と均質化とを図れる。請
求項4の発明は、凹溝をトンネルの円周方向に形成し、
継手杆に対する係合面積増を図り、型枠継手の安定性向
上と型枠ピースの接続強度を強化する。請求項5の発明
は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピンおよびピ
ン孔による圧入を介して型枠継手を事前に固定し、型枠
の接続時に型枠継手をいちいち取付ける面倒を解消する
とともに、型枠ピースの接続を迅速に行なえる。請求項
6の発明は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピン
を突出させて型枠継手を埋設し、型枠の接続時に型枠継
手を取付ける面倒を解消する。請求項7の発明は、型枠
ピースが掘削穴の内側にリング状に配置され、該掘削穴
の内壁と型枠外面との間に所定圧で直打ちした覆工材に
よって、円周方向に作用する軸圧縮力を内部に形成さ
れ、前記覆工材の硬化後の覆工体と一体に内外二重の覆
工体を形成する。したがって、上記軸圧縮力によって、
型枠ないし型枠ピースに作用する曲げモーメントや曲げ
応力が低減され、型枠ピースの強度や剛性を緩和して、
従来のような堅牢で高価な材質の使用や複雑な断面形状
を不要にし、これを安価に製作できるとともに、成型金
型の構成の簡潔化と製作の容易化を図れ、しかも従来の
ような高価で強固な継手金物の使用をなくして、接続作
業を簡易かつ迅速に行なえる。請求項8の発明は、型枠
ピースの軸方向側端面にピンと係合可能なピン穴を有す
る雌型を埋設し、型枠ピースを確実かつ強固に接続す
る。請求項9の型枠継手の発明は、軸方向に隣接する型
枠ピースを接続する型枠継手であって、型枠ピースの間
に配置される継手杆と、該杆に突設したピンとを備え、
構成が簡単で安価に製作できる。継手杆は型枠ピースの
端面に設けた凹溝に配置され、またピンは前記凹溝に設
けたピン孔に圧入または挿入され、迅速かつ強固に型枠
ピースを接続する。請求項10記載の発明は、継手杆と
ピンとを一体に構成し、継手杆とピンとの組み付けを不
要にし、トンネルの型枠の接続に容易に応じられる。請
求項11の発明は、継手杆とピンとを分割して構成し、
それらの金型のコンパクト化と金型製作の容易化を図る
とともに、不使用時における継手杆とピンとの取扱いを
至便にすることができる。請求項12の発明は、継手杆
の一端または両端に小径軸部を突設するとともに、軸状
のピン軸を設け、該ピン軸に前記小径軸部を連結可能な
透孔を形成し、使用時に継手杆とピン軸とを組み立てら
れる。請求項13の発明は、継手杆の同側周面に複数の
ピンを突設し、型枠の接続強度を強化する。請求項14
の発明は、継手杆の両側周面にピンを突設し、軸方向に
隣接する型枠ピースを接続可能にする。請求項15の発
明は、継手杆の両側周面に一対のピンを同軸上に突設
し、ピンを互いに無関係な位置に突設したものに比べ
て、構成の簡潔化を図れ、成型金型の構成の簡潔化と製
作の容易化を図れる。請求項16の発明は、継手杆を湾
曲形成し、該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成した
凹溝に係合可能にし、継手杆と凹溝との係合面積増を図
って、型枠の接続強度を強化できる。請求項17の発明
は、型枠継手を合成樹脂製とし、その低廉化と軽量化を
図れる。請求項18の発明の手は、ピンを先細のテーパ
状とし、ピン孔への圧入を容易かつ円滑に行える。請求
項19の発明は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾
性部材からなる摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部
をピンの周面から突出させ、該摩擦ピンをピン穴に圧入
し、その軸方向に作用する弾性によって、型枠ピースを
強固に接続する。請求項20の発明は、ピンの周面に軟
質合成樹脂またはゴム等の弾性部材からなる摩擦リング
を装着し、該リングをピン穴に圧入し、その径方向に作
用する弾性によって、型枠ピースを強固に接続する。請
求項21の発明は、ピンの周面に複数の摩擦突起を設
け、該突起をピン穴に圧入し、その径方向に作用する弾
性によって、型枠ピースを強固に接続する。請求項22
の発明は、ピンの周面に接着剤を塗布し、型枠ピースを
容易かつ強固に接続する。請求項23の発明は、ピンの
内部に凹孔を設けるとともに、ピンの先端に係止フラン
ジを突設し、該フランジとピン周面に凹孔に連通するス
リットを設け、係止フランジとピンを径方向に弾性変形
可能にし、これら係止フランジとピンとを型枠ピースに
埋設した雌型のピン穴に係合可能にし、係止フランジの
弾性によって、型枠を強固に接続する。請求項24の発
明は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該ピンを型
枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該穴の奥部
に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差し込み可
能にし、ピンの弾性によって型枠ピースを強固に接続す
る。請求項25の発明は、ピンの先端に係止フランジを
突設し、該フランジの端面にスリットを開口し、係止フ
ランジを径方向に弾性変形可能にするとともに、これら
係止フランジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピ
ン穴に係合可能にし、係止フランジの弾性によって、型
枠ピースを強固に接続する。請求項26のトンネルの型
枠接続構造の発明は、軸方向側端面に凹溝と該溝に形成
したピン孔とを有する型枠ピースと、上記凹溝に係合可
能な継手杆と上記ピン孔に圧入または挿入可能なピンと
を備えた型枠継手とを設けている。そして、隣接する型
枠ピースの軸方向側端面を係合し、それらの端面の凹溝
とピン孔とを対向させ、相対する凹溝に継手杆を係合
し、該杆により型枠ピースに作用する剪断力に対抗さ
せ、かつ相対するピン孔にピンを圧入または挿入して、
隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続できる。請求
項27の発明は、隣接する型枠ピースの一方の軸方向側
端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースを隣接する他方
の型枠ピース側へ移動し、該型枠継手のピンを他方の型
枠ピースのピン孔に圧入し、型枠ピースを円滑かつ強固
に接続できる。請求項28の発明は、型枠ピースの坑口
側端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースの他側端面を
トンネルの坑口側へ押圧して、型枠継手のピンをピン孔
に圧入し、隣接する型枠ピースを接続可能にする。した
がって、押圧手段を型枠ピースの他側端面側に設置で
き、また押圧手段による型枠ピースの押圧を容易かつ円
滑に行なえる。
スの軸方向側端面に凹溝とピン孔とを形成し、簡単な構
成で型枠ピースを安価かつ均質に製作でき、またその成
型金型を容易かつ安価に製作できる。凹溝に型枠継手の
継手杆を係合し、またピン孔に型枠継手のピンを圧入ま
たは挿入し、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強
固に接続できる。請求項2の発明は、型枠ピースの二つ
の軸方向側端面に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置にピ
ン孔を形成し、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピース
を接続できるとともに、隣接する型枠ピースのピンとピ
ン孔との位置合わせを容易に行なえる。請求項3の発明
は、型枠ピースの半径方向の内外面を略平滑面とした曲
面板に形成して、形状およびその断面形状を簡単に構成
し、その成型金型を容易かつ安価に製作できるととも
に、型枠ピースの製作の容易化と均質化とを図れる。請
求項4の発明は、凹溝をトンネルの円周方向に形成し、
継手杆に対する係合面積増を図り、型枠継手の安定性向
上と型枠ピースの接続強度を強化する。請求項5の発明
は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピンおよびピ
ン孔による圧入を介して型枠継手を事前に固定し、型枠
の接続時に型枠継手をいちいち取付ける面倒を解消する
とともに、型枠ピースの接続を迅速に行なえる。請求項
6の発明は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピン
を突出させて型枠継手を埋設し、型枠の接続時に型枠継
手を取付ける面倒を解消する。請求項7の発明は、型枠
ピースが掘削穴の内側にリング状に配置され、該掘削穴
の内壁と型枠外面との間に所定圧で直打ちした覆工材に
よって、円周方向に作用する軸圧縮力を内部に形成さ
れ、前記覆工材の硬化後の覆工体と一体に内外二重の覆
工体を形成する。したがって、上記軸圧縮力によって、
型枠ないし型枠ピースに作用する曲げモーメントや曲げ
応力が低減され、型枠ピースの強度や剛性を緩和して、
従来のような堅牢で高価な材質の使用や複雑な断面形状
を不要にし、これを安価に製作できるとともに、成型金
型の構成の簡潔化と製作の容易化を図れ、しかも従来の
ような高価で強固な継手金物の使用をなくして、接続作
業を簡易かつ迅速に行なえる。請求項8の発明は、型枠
ピースの軸方向側端面にピンと係合可能なピン穴を有す
る雌型を埋設し、型枠ピースを確実かつ強固に接続す
る。請求項9の型枠継手の発明は、軸方向に隣接する型
枠ピースを接続する型枠継手であって、型枠ピースの間
に配置される継手杆と、該杆に突設したピンとを備え、
構成が簡単で安価に製作できる。継手杆は型枠ピースの
端面に設けた凹溝に配置され、またピンは前記凹溝に設
けたピン孔に圧入または挿入され、迅速かつ強固に型枠
ピースを接続する。請求項10記載の発明は、継手杆と
ピンとを一体に構成し、継手杆とピンとの組み付けを不
要にし、トンネルの型枠の接続に容易に応じられる。請
求項11の発明は、継手杆とピンとを分割して構成し、
それらの金型のコンパクト化と金型製作の容易化を図る
とともに、不使用時における継手杆とピンとの取扱いを
至便にすることができる。請求項12の発明は、継手杆
の一端または両端に小径軸部を突設するとともに、軸状
のピン軸を設け、該ピン軸に前記小径軸部を連結可能な
透孔を形成し、使用時に継手杆とピン軸とを組み立てら
れる。請求項13の発明は、継手杆の同側周面に複数の
ピンを突設し、型枠の接続強度を強化する。請求項14
の発明は、継手杆の両側周面にピンを突設し、軸方向に
隣接する型枠ピースを接続可能にする。請求項15の発
明は、継手杆の両側周面に一対のピンを同軸上に突設
し、ピンを互いに無関係な位置に突設したものに比べ
て、構成の簡潔化を図れ、成型金型の構成の簡潔化と製
作の容易化を図れる。請求項16の発明は、継手杆を湾
曲形成し、該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成した
凹溝に係合可能にし、継手杆と凹溝との係合面積増を図
って、型枠の接続強度を強化できる。請求項17の発明
は、型枠継手を合成樹脂製とし、その低廉化と軽量化を
図れる。請求項18の発明の手は、ピンを先細のテーパ
状とし、ピン孔への圧入を容易かつ円滑に行える。請求
項19の発明は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾
性部材からなる摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部
をピンの周面から突出させ、該摩擦ピンをピン穴に圧入
し、その軸方向に作用する弾性によって、型枠ピースを
強固に接続する。請求項20の発明は、ピンの周面に軟
質合成樹脂またはゴム等の弾性部材からなる摩擦リング
を装着し、該リングをピン穴に圧入し、その径方向に作
用する弾性によって、型枠ピースを強固に接続する。請
求項21の発明は、ピンの周面に複数の摩擦突起を設
け、該突起をピン穴に圧入し、その径方向に作用する弾
性によって、型枠ピースを強固に接続する。請求項22
の発明は、ピンの周面に接着剤を塗布し、型枠ピースを
容易かつ強固に接続する。請求項23の発明は、ピンの
内部に凹孔を設けるとともに、ピンの先端に係止フラン
ジを突設し、該フランジとピン周面に凹孔に連通するス
リットを設け、係止フランジとピンを径方向に弾性変形
可能にし、これら係止フランジとピンとを型枠ピースに
埋設した雌型のピン穴に係合可能にし、係止フランジの
弾性によって、型枠を強固に接続する。請求項24の発
明は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該ピンを型
枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該穴の奥部
に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差し込み可
能にし、ピンの弾性によって型枠ピースを強固に接続す
る。請求項25の発明は、ピンの先端に係止フランジを
突設し、該フランジの端面にスリットを開口し、係止フ
ランジを径方向に弾性変形可能にするとともに、これら
係止フランジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピ
ン穴に係合可能にし、係止フランジの弾性によって、型
枠ピースを強固に接続する。請求項26のトンネルの型
枠接続構造の発明は、軸方向側端面に凹溝と該溝に形成
したピン孔とを有する型枠ピースと、上記凹溝に係合可
能な継手杆と上記ピン孔に圧入または挿入可能なピンと
を備えた型枠継手とを設けている。そして、隣接する型
枠ピースの軸方向側端面を係合し、それらの端面の凹溝
とピン孔とを対向させ、相対する凹溝に継手杆を係合
し、該杆により型枠ピースに作用する剪断力に対抗さ
せ、かつ相対するピン孔にピンを圧入または挿入して、
隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続できる。請求
項27の発明は、隣接する型枠ピースの一方の軸方向側
端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースを隣接する他方
の型枠ピース側へ移動し、該型枠継手のピンを他方の型
枠ピースのピン孔に圧入し、型枠ピースを円滑かつ強固
に接続できる。請求項28の発明は、型枠ピースの坑口
側端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースの他側端面を
トンネルの坑口側へ押圧して、型枠継手のピンをピン孔
に圧入し、隣接する型枠ピースを接続可能にする。した
がって、押圧手段を型枠ピースの他側端面側に設置で
き、また押圧手段による型枠ピースの押圧を容易かつ円
滑に行なえる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をシールドトンネルの覆工に適
用した図示実施例について説明すると、図1乃至図7に
おいて1は地山2の内部をシールド機3で掘削した掘削
穴で、該穴2の内側にシールド機3の周壁を構成する鋼
板製のスキンプレート3aが配置され、該プレート3a
の内側に複数のシールドジャッキ3bが軸方向へ伸縮可
能に配置されている。
用した図示実施例について説明すると、図1乃至図7に
おいて1は地山2の内部をシールド機3で掘削した掘削
穴で、該穴2の内側にシールド機3の周壁を構成する鋼
板製のスキンプレート3aが配置され、該プレート3a
の内側に複数のシールドジャッキ3bが軸方向へ伸縮可
能に配置されている。
【0014】前記掘削穴1の内側には、型枠である複数
の筒状の存置型枠4、つまりセグメントが掘削穴1と同
軸方向に隣接して配置され、それらの前端部がシールド
機3の後端部、つまり掘進機と反対側端部のシールドテ
ール部5に位置している。
の筒状の存置型枠4、つまりセグメントが掘削穴1と同
軸方向に隣接して配置され、それらの前端部がシールド
機3の後端部、つまり掘進機と反対側端部のシールドテ
ール部5に位置している。
【0015】存置型枠4は複数の存置型枠ピース6、つ
まりセグメントピースで構成され、これらは例えばコン
クリート系材料により曲面板状に成形されていて、その
内部に所定量の鉄筋を埋設して強度を強化している。こ
の場合の鉄筋の量は、該型枠4ないし型枠ピース6の運
搬時や組み立て時にヒビ割れが生じない程度の強度を維
持し得る相当量で足り、従来のセグメントピースのよう
な多量の鉄筋を要しない。
まりセグメントピースで構成され、これらは例えばコン
クリート系材料により曲面板状に成形されていて、その
内部に所定量の鉄筋を埋設して強度を強化している。こ
の場合の鉄筋の量は、該型枠4ないし型枠ピース6の運
搬時や組み立て時にヒビ割れが生じない程度の強度を維
持し得る相当量で足り、従来のセグメントピースのよう
な多量の鉄筋を要しない。
【0016】存置型枠4の内径Dはトンネルの内径と同
径に形成され、また存置型枠ピースの形状寸法を規定す
る上記型枠4の分割数は、トンネルの径によって異なる
が、運搬や組み立ての施工性を考慮して、5〜10程度
に分割されている。したがって、存置型枠ピース6の断
面形状もトンネルの径によって異なり、これらは実施例
の場合、同形の地紙形状に形成され、かつ軸方向長さを
同長に形成されている。
径に形成され、また存置型枠ピースの形状寸法を規定す
る上記型枠4の分割数は、トンネルの径によって異なる
が、運搬や組み立ての施工性を考慮して、5〜10程度
に分割されている。したがって、存置型枠ピース6の断
面形状もトンネルの径によって異なり、これらは実施例
の場合、同形の地紙形状に形成され、かつ軸方向長さを
同長に形成されている。
【0017】存置型枠ピース6の厚さt1 は、後述のよ
うに存置型枠4に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減
する分、強度や剛性を低減されて薄厚に形成され、実施
例では従来の同形状のセグメントピースの厚さの略2/
3に形成されている。
うに存置型枠4に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減
する分、強度や剛性を低減されて薄厚に形成され、実施
例では従来の同形状のセグメントピースの厚さの略2/
3に形成されている。
【0018】存置型枠ピース6の軸方向側端面の中央に
は、その長さ方向の全域に亙って断面略半円形の凹溝
7,8が上記ピース6と同心円状に設けられ、該溝7,
8の底面に複数の同様なピン孔9,10が軸方向に形成
されている。これらの凹溝7,8とピン孔9,10は図
3のように、軸方向に隣接する存置型枠ピース6,6の
間で、互いに対向して配置され、これらの間に型枠継手
11が介挿されている。
は、その長さ方向の全域に亙って断面略半円形の凹溝
7,8が上記ピース6と同心円状に設けられ、該溝7,
8の底面に複数の同様なピン孔9,10が軸方向に形成
されている。これらの凹溝7,8とピン孔9,10は図
3のように、軸方向に隣接する存置型枠ピース6,6の
間で、互いに対向して配置され、これらの間に型枠継手
11が介挿されている。
【0019】型枠継手11は機械的性質に優れるエンジ
ニアリング・プラスティックまたはFRP等の合成樹脂
で構成され、これは図4乃至図6のように棒状の継手杆
12と、該杆12と一体に成形した複数のピン13,1
4とを有している。このうち、継手杆12は丸棒を凹溝
7,8と同様な曲率半径に湾曲して、前記凹溝7,8に
係合可能にされ、その長さは実施例の場合、凹溝7,8
と同長に形成されている。
ニアリング・プラスティックまたはFRP等の合成樹脂
で構成され、これは図4乃至図6のように棒状の継手杆
12と、該杆12と一体に成形した複数のピン13,1
4とを有している。このうち、継手杆12は丸棒を凹溝
7,8と同様な曲率半径に湾曲して、前記凹溝7,8に
係合可能にされ、その長さは実施例の場合、凹溝7,8
と同長に形成されている。
【0020】また、ピン13,14は実質的に同一に構
成され、これは円錐台状のテーパピンに形成されてい
て、継手杆12の周面から互いに反対方向へ同軸状に突
設され、前記ピン孔9,10に圧入可能にされている。
一対のピン13,14は実施例の場合、継手杆12の長
さ方向に複数組設けられ、それらのピッチは前記ピン孔
9,9または10,10と同ピッチに形成されている。
成され、これは円錐台状のテーパピンに形成されてい
て、継手杆12の周面から互いに反対方向へ同軸状に突
設され、前記ピン孔9,10に圧入可能にされている。
一対のピン13,14は実施例の場合、継手杆12の長
さ方向に複数組設けられ、それらのピッチは前記ピン孔
9,9または10,10と同ピッチに形成されている。
【0021】なお、存置型枠ピース6は、後述のように
存置型枠4に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減する
ため、その円周方向の端面を隣接する存置型枠ピース6
の端面に単に接合して筒状に組み付けられ、従来のよう
に各ピース6,6同士を円周方向に連結したり、このた
めの継手を特に要しないが、例えば存置型枠4の組み立
て時の安全を図るため、存置型枠ピース6相互を仮止め
する場合は、図7(a),(b)で示す適当な継手手段
を採用している。
存置型枠4に対し曲げモーメントや曲げ応力が低減する
ため、その円周方向の端面を隣接する存置型枠ピース6
の端面に単に接合して筒状に組み付けられ、従来のよう
に各ピース6,6同士を円周方向に連結したり、このた
めの継手を特に要しないが、例えば存置型枠4の組み立
て時の安全を図るため、存置型枠ピース6相互を仮止め
する場合は、図7(a),(b)で示す適当な継手手段
を採用している。
【0022】このうち、図7(a)は存置型枠4の円周
方向に配置した相隣接する存置型枠ピース6の端部にネ
ジ孔15,16を斜状に形成し、これらにボルト17を
内側からねじ込み可能に設けており、同図(b)は相対
する存置型枠ピース6の端面に、互いに係合可能な凹凸
部18,19を設けたホゾ継手を示している。
方向に配置した相隣接する存置型枠ピース6の端部にネ
ジ孔15,16を斜状に形成し、これらにボルト17を
内側からねじ込み可能に設けており、同図(b)は相対
する存置型枠ピース6の端面に、互いに係合可能な凹凸
部18,19を設けたホゾ継手を示している。
【0023】一方、シールドテール部5に臨む存置型枠
4の外周面と、スキンプレート3aとの間には、複数の
打設管20が存置型枠4の円周方向に配置され、該管2
0は前記シールド機3の軸方向の移動と同動可能にされ
ていて、その打設口21を後方に向け、所定圧の覆工材
22を吐出可能にしている。実施例では覆工材22とし
て、流動性に富み、かつ材料分離抵抗性を有するコンク
リート系のものを使用しており、またその吐出圧は、シ
ールドテール部5における土圧と水圧との相加以上に設
定され、かつ当該圧を覆工材22が硬化するまで保持可
能にしている。
4の外周面と、スキンプレート3aとの間には、複数の
打設管20が存置型枠4の円周方向に配置され、該管2
0は前記シールド機3の軸方向の移動と同動可能にされ
ていて、その打設口21を後方に向け、所定圧の覆工材
22を吐出可能にしている。実施例では覆工材22とし
て、流動性に富み、かつ材料分離抵抗性を有するコンク
リート系のものを使用しており、またその吐出圧は、シ
ールドテール部5における土圧と水圧との相加以上に設
定され、かつ当該圧を覆工材22が硬化するまで保持可
能にしている。
【0024】上記打設管20は、例えばローターバルブ
等の分配弁(図示略)に接続され、該分配弁はコンクリ
ートポンプ等の圧送ポンプ(図示略)に連通していて、
前記覆工材22を順次打設管20に圧送可能にしてお
り、これら打設管20と圧送ポンプと分配弁等で、覆工
装置の覆工材打設手段を構成している。
等の分配弁(図示略)に接続され、該分配弁はコンクリ
ートポンプ等の圧送ポンプ(図示略)に連通していて、
前記覆工材22を順次打設管20に圧送可能にしてお
り、これら打設管20と圧送ポンプと分配弁等で、覆工
装置の覆工材打設手段を構成している。
【0025】覆工材22の覆工厚t2 、つまり地山2と
存置型枠4との間隔は、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚よりも存置型枠4の介在分、薄厚
に設定され、該覆工材22の覆工厚t2 と存置型枠4の
厚さt1 との相加厚を、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚と同厚に設定している。
存置型枠4との間隔は、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚よりも存置型枠4の介在分、薄厚
に設定され、該覆工材22の覆工厚t2 と存置型枠4の
厚さt1 との相加厚を、従来の直打ちライニング工法に
おけるコンクリート厚と同厚に設定している。
【0026】なお、上述の実施例では継手杆12を丸棒
で構成し、これを収容する凹溝7,8を半円形断面に形
成しているが、この例に限らず継手杆12を多角形また
は異形断面の杆体に構成し、凹溝7,8の断面を継手杆
12と係合可能に形成してもよい。また、ピン13,1
4を円錐台状に形成する代わりに、テーパ状の多角柱状
若しくは異形に形成し、これを圧入するピン孔9,10
を同形に形成することも可能である。
で構成し、これを収容する凹溝7,8を半円形断面に形
成しているが、この例に限らず継手杆12を多角形また
は異形断面の杆体に構成し、凹溝7,8の断面を継手杆
12と係合可能に形成してもよい。また、ピン13,1
4を円錐台状に形成する代わりに、テーパ状の多角柱状
若しくは異形に形成し、これを圧入するピン孔9,10
を同形に形成することも可能である。
【0027】更に、上述の実施例は本発明をシールド工
法に適用しているが、これに限らず山岳トンネルの築造
に採用されるTBM工法(トンネルボーリングマシンを
使用する工法)に適用することも可能である。また、存
置型枠4を円筒状に構成しているが、これに限らず内空
断面が楕円または矩形若しくは異形断面等の中空筒状、
或いはアーチ状およびルーフ状に構成してもよく、当該
形状を複数に分割して存置型枠ピース6を構成する。
法に適用しているが、これに限らず山岳トンネルの築造
に採用されるTBM工法(トンネルボーリングマシンを
使用する工法)に適用することも可能である。また、存
置型枠4を円筒状に構成しているが、これに限らず内空
断面が楕円または矩形若しくは異形断面等の中空筒状、
或いはアーチ状およびルーフ状に構成してもよく、当該
形状を複数に分割して存置型枠ピース6を構成する。
【0028】図8乃至20は本発明の他の実施例を示
し、前述の構成と対応する部分には同一の符号を用いて
いる。このうち、図8および図9に示す実施例は、存置
型枠ピース6の軸方向側端面の一方に型枠継手11を予
め固定し、他方の端面の凹溝7とピン孔9とを開放して
いる。型枠継手11は例えば製造工場で存置型枠ピース
6に固定され、その場合は継手杆12を凹溝8に係合
し、ピン13を一方の端面のピン孔10に圧入して行わ
れ、ピン14が端面から突出した図示の状態で取り扱わ
れる。
し、前述の構成と対応する部分には同一の符号を用いて
いる。このうち、図8および図9に示す実施例は、存置
型枠ピース6の軸方向側端面の一方に型枠継手11を予
め固定し、他方の端面の凹溝7とピン孔9とを開放して
いる。型枠継手11は例えば製造工場で存置型枠ピース
6に固定され、その場合は継手杆12を凹溝8に係合
し、ピン13を一方の端面のピン孔10に圧入して行わ
れ、ピン14が端面から突出した図示の状態で取り扱わ
れる。
【0029】そして、存置型枠4の組み立て時には、開
放した凹溝7とピン孔9とをシールドジャッキ3b側に
配置し、型枠継手11を坑口側に向けて存置型枠ピース
6を配置し、ピン14を隣接する坑口側に配置した存置
型枠ピース6の凹溝7に挿入し、これを押圧手段である
シールドジャッキ3bを介して圧入する。したがって、
存置型枠4の組み立て時には、存置型枠ピース6を所定
位置に位置付け、予め固定した型枠継手11を軸方向に
隣接する存置型枠ピース6に押し込めばよく、上記組み
立て時に型枠継手11を存置型枠ピース6にいちいち取
り付ける作業の煩雑から解消される。
放した凹溝7とピン孔9とをシールドジャッキ3b側に
配置し、型枠継手11を坑口側に向けて存置型枠ピース
6を配置し、ピン14を隣接する坑口側に配置した存置
型枠ピース6の凹溝7に挿入し、これを押圧手段である
シールドジャッキ3bを介して圧入する。したがって、
存置型枠4の組み立て時には、存置型枠ピース6を所定
位置に位置付け、予め固定した型枠継手11を軸方向に
隣接する存置型枠ピース6に押し込めばよく、上記組み
立て時に型枠継手11を存置型枠ピース6にいちいち取
り付ける作業の煩雑から解消される。
【0030】この場合、存置型枠ピース6の端面に型枠
継手11を予め固定する手段として、上記の他に一方の
ピン14を存置型枠ピース6の端面から突出させて、型
枠継手11を存置型枠ピース6の製造時に埋め込めば、
上述のような型枠継手11のプリセット作業が不要にな
り、存置型枠ピース6の製造と組み付けが一層均質かつ
迅速になる。
継手11を予め固定する手段として、上記の他に一方の
ピン14を存置型枠ピース6の端面から突出させて、型
枠継手11を存置型枠ピース6の製造時に埋め込めば、
上述のような型枠継手11のプリセット作業が不要にな
り、存置型枠ピース6の製造と組み付けが一層均質かつ
迅速になる。
【0031】図10に示す実施例は、図4乃至図6にお
いて湾曲形成した継手杆12に複数組のピン13,14
を設ける代わりに、継手杆12の長さをその略1/3に
形成し、その中央位置に一組のピン13,14を一体に
突出成形して、継手杆12の長さの短小分、成形金型の
小型化と構成の簡潔化並びにその低廉化を図り、これを
安価に製造するとともに、湯流れを改善して品質の向上
を図るようにしたことを特徴にしている。
いて湾曲形成した継手杆12に複数組のピン13,14
を設ける代わりに、継手杆12の長さをその略1/3に
形成し、その中央位置に一組のピン13,14を一体に
突出成形して、継手杆12の長さの短小分、成形金型の
小型化と構成の簡潔化並びにその低廉化を図り、これを
安価に製造するとともに、湯流れを改善して品質の向上
を図るようにしたことを特徴にしている。
【0032】図11に示す実施例は、図4乃至図6にお
いて湾曲形成した継手杆12に3組のピン13,14を
設ける代わりに、継手杆12の長さをその略2/3に形
成し、その所定位置に二組のピン13,14を一体に突
出成形して、継手杆12の長さの短小分、成形金型の小
型化と構成の簡潔化並びにその低廉化を図り、これを安
価に製造するとともに、湯流れを改善して品質の向上を
図り、更に隣接する存置型枠ピース6の接続を最小組の
ピン13,14で安定して行えるようにしたことを特徴
にしている。
いて湾曲形成した継手杆12に3組のピン13,14を
設ける代わりに、継手杆12の長さをその略2/3に形
成し、その所定位置に二組のピン13,14を一体に突
出成形して、継手杆12の長さの短小分、成形金型の小
型化と構成の簡潔化並びにその低廉化を図り、これを安
価に製造するとともに、湯流れを改善して品質の向上を
図り、更に隣接する存置型枠ピース6の接続を最小組の
ピン13,14で安定して行えるようにしたことを特徴
にしている。
【0033】図12および図13に示す実施例は、継手
杆12とピン13,14とを一体に構成する変わりに、
継手杆12と、ピン13,14とを分割して構成してい
る。このうち、継手杆12は同様な曲率半径で湾曲形成
した長短二種類の同径な継手杆12a,12bで構成さ
れ、短小の継手杆12aは継手杆12の端部に配置さ
れ、それらの一端に直軸または緩やかなテーパ状の小径
軸部12cを突設している。
杆12とピン13,14とを一体に構成する変わりに、
継手杆12と、ピン13,14とを分割して構成してい
る。このうち、継手杆12は同様な曲率半径で湾曲形成
した長短二種類の同径な継手杆12a,12bで構成さ
れ、短小の継手杆12aは継手杆12の端部に配置さ
れ、それらの一端に直軸または緩やかなテーパ状の小径
軸部12cを突設している。
【0034】また、長尺の継手杆12bは継手杆12の
中間部に配置され、その長さは継手杆12aの略2倍長
さに形成され、それらの両端に小径軸部12cと同様な
直軸または緩やかなテーパ状の小径軸部12d,12d
を突設している。ピン13,14はそれらの大径部を背
中合わせにして一体のピン軸Pに構成され、その大径部
に小径軸部12c,12dを圧入可能な透孔13aを軸
方向と直交方向に貫通して形成している。
中間部に配置され、その長さは継手杆12aの略2倍長
さに形成され、それらの両端に小径軸部12cと同様な
直軸または緩やかなテーパ状の小径軸部12d,12d
を突設している。ピン13,14はそれらの大径部を背
中合わせにして一体のピン軸Pに構成され、その大径部
に小径軸部12c,12dを圧入可能な透孔13aを軸
方向と直交方向に貫通して形成している。
【0035】これらの継手杆12a,12bとピン軸P
とは、別々の金型を用いて別個に成形され、成形後はそ
れらを別々保管し得るから、継手杆12とピン13,1
4とを一体に構成したものに比べて、金型の小型化と製
作の容易化を図れ、また成形品も概して小型軽量である
から、その取扱いが至便になる。そして、使用時に所定
数の継手杆12a,12bとピン軸Pを用意し、図示の
場合は一対の継手杆12a,12bと3本のピン軸Pと
を用意し、その小径軸部12c,12dをピン軸Pの透
孔13aに圧入して、所定長さに組み立てる。
とは、別々の金型を用いて別個に成形され、成形後はそ
れらを別々保管し得るから、継手杆12とピン13,1
4とを一体に構成したものに比べて、金型の小型化と製
作の容易化を図れ、また成形品も概して小型軽量である
から、その取扱いが至便になる。そして、使用時に所定
数の継手杆12a,12bとピン軸Pを用意し、図示の
場合は一対の継手杆12a,12bと3本のピン軸Pと
を用意し、その小径軸部12c,12dをピン軸Pの透
孔13aに圧入して、所定長さに組み立てる。
【0036】この場合、一対の継手杆12aと1本のピ
ン軸Pとを用いて組み立てれば、図10のような型枠継
手11を組み立てることができ、また一対の継手杆12
aと1本の継手杆12bと2本のピン軸Pとを用いて組
み立てれば、図11のような型枠継手11を組み立てる
ことができる。なお、小径軸部12c,12dの周面に
雄ネジを形成し、透孔13aの内周面に雌ネジを形成し
て、小径軸部12c,12dを透孔13aにねじ込んで
連結するようにすれば、型枠継手11の組み立てを圧入
法に比べて容易に行える。
ン軸Pとを用いて組み立てれば、図10のような型枠継
手11を組み立てることができ、また一対の継手杆12
aと1本の継手杆12bと2本のピン軸Pとを用いて組
み立てれば、図11のような型枠継手11を組み立てる
ことができる。なお、小径軸部12c,12dの周面に
雄ネジを形成し、透孔13aの内周面に雌ネジを形成し
て、小径軸部12c,12dを透孔13aにねじ込んで
連結するようにすれば、型枠継手11の組み立てを圧入
法に比べて容易に行える。
【0037】図14乃至図20はピン13,14の他の
実施例を示し、このうち図14に示す実施例はピン1
3,14をテーパ状に形成する代わりに略直杆状に形成
し、それらの先端部に軟質の合成樹脂またはゴム製の摩
擦ピン23,23を圧入し、それらの両端をピン13,
14の周面から突出させている。そして、軸方向に配置
した存置型枠ピース6,6の接続時に、上記ピン13,
14を摩擦ピン23,23の弾性に抗して、ピン孔9,
10に押し込む。このようにすると、摩擦ピン23,2
3がピン孔9,10内で押し縮められ、その弾性によっ
てピン孔9,10の内面を圧接し、それらの間の摩擦力
でピン13,14を抜け止め、かつ上記型枠ピース6,
6を接続する。したがって、この場合は図4乃至図6の
ような嵌め合いに伴なう、ピン13,14とピン孔9,
10との精密仕上げや寸法管理が不要になり、これを安
価に製作できる。
実施例を示し、このうち図14に示す実施例はピン1
3,14をテーパ状に形成する代わりに略直杆状に形成
し、それらの先端部に軟質の合成樹脂またはゴム製の摩
擦ピン23,23を圧入し、それらの両端をピン13,
14の周面から突出させている。そして、軸方向に配置
した存置型枠ピース6,6の接続時に、上記ピン13,
14を摩擦ピン23,23の弾性に抗して、ピン孔9,
10に押し込む。このようにすると、摩擦ピン23,2
3がピン孔9,10内で押し縮められ、その弾性によっ
てピン孔9,10の内面を圧接し、それらの間の摩擦力
でピン13,14を抜け止め、かつ上記型枠ピース6,
6を接続する。したがって、この場合は図4乃至図6の
ような嵌め合いに伴なう、ピン13,14とピン孔9,
10との精密仕上げや寸法管理が不要になり、これを安
価に製作できる。
【0038】図15に示す実施例は、ピン13,14を
テーパ状に形成する代わりに略直杆状に形成し、その先
端部周面に複数の環状溝24を形成し、これらに軟質の
合成樹脂またはゴム製の摩擦リング25を取付けてい
る。そして、軸方向に配置した存置型枠ピース6,6の
接続時に、上記ピン13,14を摩擦リング25の弾性
に抗して、ピン孔9,10に押し込む。このようにする
と、摩擦リング25がピン孔9,10内で押し縮めら
れ、その弾性によってピン孔9,10の内面を圧接し、
それらの間の摩擦力でピン13,14を抜け止め、かつ
上記型枠ピース6,6を接続する。したがって、この場
合は図14の実施例と同様な効果を奏するとともに、該
実施例に比べて摩擦リング25による接触面積の増大
分、摩擦力が増大し、上記型枠ピース6,6を強固に接
続できる。
テーパ状に形成する代わりに略直杆状に形成し、その先
端部周面に複数の環状溝24を形成し、これらに軟質の
合成樹脂またはゴム製の摩擦リング25を取付けてい
る。そして、軸方向に配置した存置型枠ピース6,6の
接続時に、上記ピン13,14を摩擦リング25の弾性
に抗して、ピン孔9,10に押し込む。このようにする
と、摩擦リング25がピン孔9,10内で押し縮めら
れ、その弾性によってピン孔9,10の内面を圧接し、
それらの間の摩擦力でピン13,14を抜け止め、かつ
上記型枠ピース6,6を接続する。したがって、この場
合は図14の実施例と同様な効果を奏するとともに、該
実施例に比べて摩擦リング25による接触面積の増大
分、摩擦力が増大し、上記型枠ピース6,6を強固に接
続できる。
【0039】図16に示す実施例は、ピン13,14を
略直杆状または緩やかなテーパ状に形成し、その周面に
複数の鋸歯状の摩擦突起26を形成している。そして、
軸方向に配置した存置型枠ピース6,6の接続時に、上
記ピン13,14を摩擦突起26の弾性に抗して、ピン
孔9,10に押し込む。このようにすると、摩擦突起2
6がピン孔9,10内で押し縮められ、その弾性によっ
てピン孔9,10の内面を圧接し、それらの間の摩擦力
でピン13,14を抜け止め、かつ上記型枠ピース6,
6を接続する。したがって、この場合は図14の実施例
と同様な効果を奏するとともに、上述した他の実施例に
比べて、摩擦突起26による接触面積の増大分、摩擦力
が増大し、上記型枠ピース6,6を強固に接続できる。
略直杆状または緩やかなテーパ状に形成し、その周面に
複数の鋸歯状の摩擦突起26を形成している。そして、
軸方向に配置した存置型枠ピース6,6の接続時に、上
記ピン13,14を摩擦突起26の弾性に抗して、ピン
孔9,10に押し込む。このようにすると、摩擦突起2
6がピン孔9,10内で押し縮められ、その弾性によっ
てピン孔9,10の内面を圧接し、それらの間の摩擦力
でピン13,14を抜け止め、かつ上記型枠ピース6,
6を接続する。したがって、この場合は図14の実施例
と同様な効果を奏するとともに、上述した他の実施例に
比べて、摩擦突起26による接触面積の増大分、摩擦力
が増大し、上記型枠ピース6,6を強固に接続できる。
【0040】図17に示す実施例は、ピン13,14を
略直杆状または緩やかなテーパ状に形成し、その周面に
エポキシ系の接着剤27を塗布している。すなわち、軸
方向に配置した存置型枠ピース6,6の接続時に、上記
ピン13または14の周面に接着剤27を塗布し、これ
をピン孔9または10に挿入し、接着剤27の接着力に
よってピンを抜け止め、かつ上記型枠ピース6,6を接
続する。したがって、この場合は上述のようなピン1
3,14に対する加工や新規部品を要せず、安価かつ簡
便に上記型枠ピース6,6を接続できる。
略直杆状または緩やかなテーパ状に形成し、その周面に
エポキシ系の接着剤27を塗布している。すなわち、軸
方向に配置した存置型枠ピース6,6の接続時に、上記
ピン13または14の周面に接着剤27を塗布し、これ
をピン孔9または10に挿入し、接着剤27の接着力に
よってピンを抜け止め、かつ上記型枠ピース6,6を接
続する。したがって、この場合は上述のようなピン1
3,14に対する加工や新規部品を要せず、安価かつ簡
便に上記型枠ピース6,6を接続できる。
【0041】図18乃至図20に示す実施例は、ピン孔
9,10にピン13,14を直接挿入する代わりに、存
置型枠ピース6,6にピン13,14に対応した雌型2
8,28を埋め込み、該型28,28にピン13,14
を挿入して、存置型枠ピース6,6を接続するようにし
ている。このうち、図18に示す実施例は、ピン13,
14の先端部にテーパ状の係止フランジ29,29を突
設し、該フランジ29,29の内部にピン13,14の
基部側に亙って凹孔30,30を設け、該凹孔30,3
0に連通する複数のスリット31,31を、係止フラン
ジ29,29とピン13,14の周面に開口して、それ
らに半径方向への弾性を与え その縮径と原形回復との
弾性変形を可能にさせている。
9,10にピン13,14を直接挿入する代わりに、存
置型枠ピース6,6にピン13,14に対応した雌型2
8,28を埋め込み、該型28,28にピン13,14
を挿入して、存置型枠ピース6,6を接続するようにし
ている。このうち、図18に示す実施例は、ピン13,
14の先端部にテーパ状の係止フランジ29,29を突
設し、該フランジ29,29の内部にピン13,14の
基部側に亙って凹孔30,30を設け、該凹孔30,3
0に連通する複数のスリット31,31を、係止フラン
ジ29,29とピン13,14の周面に開口して、それ
らに半径方向への弾性を与え その縮径と原形回復との
弾性変形を可能にさせている。
【0042】一方、存置型枠ピース6,6の所定位置に
は複数の雌型28,28が埋設され、該型28,28の
内部にピン13,14と略同形断面のピン穴32,32
が形成され、その奥部に係止フランジ29,29と係合
可能な係止穴33,33が形成されている。
は複数の雌型28,28が埋設され、該型28,28の
内部にピン13,14と略同形断面のピン穴32,32
が形成され、その奥部に係止フランジ29,29と係合
可能な係止穴33,33が形成されている。
【0043】そして、存置型枠ピース6,6の接続時に
は、ピン13の先端、つまり係止フランジ29を、その
弾性に抗してピン孔32に押し込み、これを仮止めし
て、他方のピン14を存置型枠ピース6から突出させて
置く。この後、切羽側に配置する存置型枠ピース6をエ
レクタで保持し、そのピン穴32の位置を前記ピン14
に合致させ、シールドジャッキ3bを介しピン穴32に
ピン14を押し込む。
は、ピン13の先端、つまり係止フランジ29を、その
弾性に抗してピン孔32に押し込み、これを仮止めし
て、他方のピン14を存置型枠ピース6から突出させて
置く。この後、切羽側に配置する存置型枠ピース6をエ
レクタで保持し、そのピン穴32の位置を前記ピン14
に合致させ、シールドジャッキ3bを介しピン穴32に
ピン14を押し込む。
【0044】このようにすると、ピン14と係止フラン
ジ29とが径方向に押し縮められてピン穴32内を進入
し、同時にピン13がピン穴32内を更に進入し、それ
らの係止フランジ29が係止穴33に押し込まれ、かつ
ピン13,14がピン穴32,32の所定位置に移動し
たところで、ピン13,14が弾性によって原形を回復
し、各係止フランジ29が係止穴33に係合して、確実
に抜け止めされ、上記型枠ピース6,6を接続する。し
たがって、この実施例はピン13,14の弾性変形によ
って、シールドジャッキ3bの押し込み力を低減し得る
とともに、係止フランジ29と係止穴32との係合によ
って、存置型枠ピース6,6を確実に接続することでき
る。
ジ29とが径方向に押し縮められてピン穴32内を進入
し、同時にピン13がピン穴32内を更に進入し、それ
らの係止フランジ29が係止穴33に押し込まれ、かつ
ピン13,14がピン穴32,32の所定位置に移動し
たところで、ピン13,14が弾性によって原形を回復
し、各係止フランジ29が係止穴33に係合して、確実
に抜け止めされ、上記型枠ピース6,6を接続する。し
たがって、この実施例はピン13,14の弾性変形によ
って、シールドジャッキ3bの押し込み力を低減し得る
とともに、係止フランジ29と係止穴32との係合によ
って、存置型枠ピース6,6を確実に接続することでき
る。
【0045】図19に示す実施例は、ピン13,14を
略直杆状に形成し、その内部にテーパ状のスリット3
4,34を形成して二股状に構成し、ピン13,14を
スリット34,34と直角方向へ弾性変形可能にすると
ともに、雌型28の内部に奥部に向かって漸次大径にし
たピン穴32を形成し、該穴32の内部に前記スリット
34に差し込み可能なクサビ状の突起35を設けてい
る。
略直杆状に形成し、その内部にテーパ状のスリット3
4,34を形成して二股状に構成し、ピン13,14を
スリット34,34と直角方向へ弾性変形可能にすると
ともに、雌型28の内部に奥部に向かって漸次大径にし
たピン穴32を形成し、該穴32の内部に前記スリット
34に差し込み可能なクサビ状の突起35を設けてい
る。
【0046】そして、存置型枠ピース6,6の接続時
に、ピン13をピン穴32に押し込み、かつそのスリッ
ト34に突起35を差し込んで、先端部を二股状に押し
広げて仮止めし、他方のピン14を存置型枠ピース6か
ら突出させて置く。この後、切羽側に配置する存置型枠
ピース6をエレクタで保持し、そのピン穴32の位置を
前記ピン14に合致させ、シールドジャッキ3bを介し
ピン穴32にピン14を押し込む。
に、ピン13をピン穴32に押し込み、かつそのスリッ
ト34に突起35を差し込んで、先端部を二股状に押し
広げて仮止めし、他方のピン14を存置型枠ピース6か
ら突出させて置く。この後、切羽側に配置する存置型枠
ピース6をエレクタで保持し、そのピン穴32の位置を
前記ピン14に合致させ、シールドジャッキ3bを介し
ピン穴32にピン14を押し込む。
【0047】このようにすると、ピン穴32にピン14
が進入し、その先端のスリット34に突起35が差し込
まれて二股状に押し広げられ、同時にピン13がピン穴
32内に更に押し込まれ、突起35,35が十分に差し
込まれたところで、シールドジャッキ3bの押し込み操
作を停止する。このため、突起35,35のクサビ効果
によってピン13,14が保持され、存置型枠ピース
6,6が接続される。すなわち、この実施例は図18の
実施例に比べ、ピン13,14と雌型28の構成が簡単
で、それらの金型製作が容易になる分、これを安価に製
作できる。
が進入し、その先端のスリット34に突起35が差し込
まれて二股状に押し広げられ、同時にピン13がピン穴
32内に更に押し込まれ、突起35,35が十分に差し
込まれたところで、シールドジャッキ3bの押し込み操
作を停止する。このため、突起35,35のクサビ効果
によってピン13,14が保持され、存置型枠ピース
6,6が接続される。すなわち、この実施例は図18の
実施例に比べ、ピン13,14と雌型28の構成が簡単
で、それらの金型製作が容易になる分、これを安価に製
作できる。
【0048】図20に示す実施例は、ピン13,14を
直杆状に形成し、その先端部にテーパ状の係止フランジ
36,36を形成し、その内部にテーパ状のスリット3
7,37を形成して二股状に構成し、ピン13,14を
スリット37,37と直角方向へ弾性変形可能にすると
ともに、雌型28に形成したピン穴32の奥部に係止フ
ランジ36,36と係合可能な係止穴38,38を設け
ている。
直杆状に形成し、その先端部にテーパ状の係止フランジ
36,36を形成し、その内部にテーパ状のスリット3
7,37を形成して二股状に構成し、ピン13,14を
スリット37,37と直角方向へ弾性変形可能にすると
ともに、雌型28に形成したピン穴32の奥部に係止フ
ランジ36,36と係合可能な係止穴38,38を設け
ている。
【0049】そして、存置型枠ピース6,6の接続時
に、ピン13をピン穴32に押し込み、かつ係止フラン
ジ36をその弾性に抗して押し込んで、該フランジ36
を係止穴38に嵌め込み、上記ピン13を固定するとと
もに、他方のピン14を存置型枠ピース6から突出させ
て置く。この後、切羽側に配置する存置型枠ピース6を
エレクタで保持し、そのピン穴32の位置を前記ピン1
4に合致させ、シールドジャッキ3bを介しピン穴32
にピン14を押し込む。
に、ピン13をピン穴32に押し込み、かつ係止フラン
ジ36をその弾性に抗して押し込んで、該フランジ36
を係止穴38に嵌め込み、上記ピン13を固定するとと
もに、他方のピン14を存置型枠ピース6から突出させ
て置く。この後、切羽側に配置する存置型枠ピース6を
エレクタで保持し、そのピン穴32の位置を前記ピン1
4に合致させ、シールドジャッキ3bを介しピン穴32
にピン14を押し込む。
【0050】このようにすると、ピン穴32にピン14
が進入し、その先端の係止フランジ36が弾性に抗して
押し込まれた後、係止穴38と嵌合してピン13,14
が保持され、存置型枠ピース6,6が接続される。すな
わち、この実施例は図18の実施例と同様な効果を得ら
れるとともに、該実施例に比べて、ピン13,14と雌
型28の構成が簡単で、それらの金型製作が容易になる
分、これを安価に製作できる利点がある。なお、上述し
た型枠継手11は、継手杆12とピン13,14を合成
樹脂単体で構成しているが、それらの強度に不安がある
場合は、それらの内部に中実軸または環状の補強金具を
埋め込むことも可能である。
が進入し、その先端の係止フランジ36が弾性に抗して
押し込まれた後、係止穴38と嵌合してピン13,14
が保持され、存置型枠ピース6,6が接続される。すな
わち、この実施例は図18の実施例と同様な効果を得ら
れるとともに、該実施例に比べて、ピン13,14と雌
型28の構成が簡単で、それらの金型製作が容易になる
分、これを安価に製作できる利点がある。なお、上述し
た型枠継手11は、継手杆12とピン13,14を合成
樹脂単体で構成しているが、それらの強度に不安がある
場合は、それらの内部に中実軸または環状の補強金具を
埋め込むことも可能である。
【0051】このように構成した各実施例の存置型枠ピ
ース6は、その軸方向側端面に凹溝7,8を形成し、該
溝7,8の所定位置にピン孔9,10し、また必要に応
じて円周方向側端部にネジ孔16,17を設け、または
凹凸部18,19を設けているが、存置型枠ピース6に
は後述のように円周方向に作用する軸圧縮力によって、
曲げモーメントや曲げ応力が著しく低減するから、従来
のセグメントのような強度や強固な継手手段を要しな
い。
ース6は、その軸方向側端面に凹溝7,8を形成し、該
溝7,8の所定位置にピン孔9,10し、また必要に応
じて円周方向側端部にネジ孔16,17を設け、または
凹凸部18,19を設けているが、存置型枠ピース6に
は後述のように円周方向に作用する軸圧縮力によって、
曲げモーメントや曲げ応力が著しく低減するから、従来
のセグメントのような強度や強固な継手手段を要しな
い。
【0052】したがって、存置型枠ピース6を従来のス
チールセグメントや、ダクタイル鋳鉄セグメントまたは
合成セグメントのような高価で堅牢な材質で構成する必
要がなく、またこれを鉄筋コンクリートで構成する場合
でも、従来の鉄筋コンクリートセグメントに比べて、鉄
筋の使用量を節減できるとともに、型枠ピース6の厚さ
t1 を従来のセグメントの厚さの略2/3に形成できる
から、その分安価で小型軽量化を図れる。更に、存置型
枠ピース6の断面形状は略曲面板状で、従来のピンーホ
ゾ方式のような中空構造がなく、しかも継手金物を埋設
していないから、従来のような継手金物の埋設や補強リ
ブの成形による複雑な断面形状がなく、その分金型の構
成が非常に簡単で、これを容易かつ安価に製作できると
ともに、存置型枠ピース6を容易かつ均質に製作でき
る。
チールセグメントや、ダクタイル鋳鉄セグメントまたは
合成セグメントのような高価で堅牢な材質で構成する必
要がなく、またこれを鉄筋コンクリートで構成する場合
でも、従来の鉄筋コンクリートセグメントに比べて、鉄
筋の使用量を節減できるとともに、型枠ピース6の厚さ
t1 を従来のセグメントの厚さの略2/3に形成できる
から、その分安価で小型軽量化を図れる。更に、存置型
枠ピース6の断面形状は略曲面板状で、従来のピンーホ
ゾ方式のような中空構造がなく、しかも継手金物を埋設
していないから、従来のような継手金物の埋設や補強リ
ブの成形による複雑な断面形状がなく、その分金型の構
成が非常に簡単で、これを容易かつ安価に製作できると
ともに、存置型枠ピース6を容易かつ均質に製作でき
る。
【0053】また、型枠継手11は前述のように、存置
型枠ピース6の強度低減によって完全に合成樹脂で構成
され、その補強部材や埋設部材を要しないから、金型の
構成が簡単で、容易かつ安価に製作できるとともに、従
来のような強固なボルト・ナットや高価な継手金物を要
しないから、製造コストの低減を増進する。
型枠ピース6の強度低減によって完全に合成樹脂で構成
され、その補強部材や埋設部材を要しないから、金型の
構成が簡単で、容易かつ安価に製作できるとともに、従
来のような強固なボルト・ナットや高価な継手金物を要
しないから、製造コストの低減を増進する。
【0054】次に上述した存置型枠ピース6と型枠継手
11とを用いてトンネルを築造する場合、図1乃至図7
の実施例では、地山2の内部をシールド機3によって掘
削穴1を掘削し、そのシールドテール部5に所要量の存
置型枠ピース6を搬入して、存置型枠4を組み立てる。
11とを用いてトンネルを築造する場合、図1乃至図7
の実施例では、地山2の内部をシールド機3によって掘
削穴1を掘削し、そのシールドテール部5に所要量の存
置型枠ピース6を搬入して、存置型枠4を組み立てる。
【0055】存置型枠4の組み立てに際しては、先ず存
置型枠ピース6の何れか一方の軸方向側端面に型枠継手
11を取り付ける。すなわち、型枠継手11を保持し、
その何れか一方のピン13,14、実施例ではピン13
を存置型枠ピース6の何れか一方のピン孔9,10、実
施例ではピン孔10に挿入し、これを木ハンマ等適宜手
段を用いて軽圧入し、仮止めして置く。
置型枠ピース6の何れか一方の軸方向側端面に型枠継手
11を取り付ける。すなわち、型枠継手11を保持し、
その何れか一方のピン13,14、実施例ではピン13
を存置型枠ピース6の何れか一方のピン孔9,10、実
施例ではピン孔10に挿入し、これを木ハンマ等適宜手
段を用いて軽圧入し、仮止めして置く。
【0056】次に型枠継手11を仮止めした存置型枠ピ
ース6を掘削穴1内の所定位置に設置し、これらを順次
リング状に組み立てる。その際、各型枠ピース6は型枠
継手11を取り付けた軸方向側端面を坑口側に配置し、
この他側端面を切羽側に配置し、その円周方向側の端部
に別の存置型枠ピース6,6を隣接して配置し、それら
の端面を突き合わせる。
ース6を掘削穴1内の所定位置に設置し、これらを順次
リング状に組み立てる。その際、各型枠ピース6は型枠
継手11を取り付けた軸方向側端面を坑口側に配置し、
この他側端面を切羽側に配置し、その円周方向側の端部
に別の存置型枠ピース6,6を隣接して配置し、それら
の端面を突き合わせる。
【0057】この場合、円周方向に隣接する存置型枠ピ
ース6,6は、後述のように円周方向に作用する軸圧縮
力によって、曲げモーメントや曲げ応力が著しく低減す
るから、従来のように強固に接続する必要がなく、例え
ば図7(a)のように円周方向に隣接する存置型枠ピー
ス6,6の端面を突き合わせ、それらの端部に形成した
ネジ孔15,16の位置を合わせ、それらにボルト17
を内側から差し込むか、または同図(b)のように、円
周方向に隣接する存置型枠ピース6,6の端面に形成し
た凹凸部18,19を係合すればよい。したがって、上
記型枠ピース6,6の接続作業を簡易かつ迅速に行な
え、従来のようなこのための高価な継手金物や、その煩
雑な接続作業が不要になり、その分従来のセグメント工
法に比べて、型枠のコスト低減と工期の短縮化を図れ
る。
ース6,6は、後述のように円周方向に作用する軸圧縮
力によって、曲げモーメントや曲げ応力が著しく低減す
るから、従来のように強固に接続する必要がなく、例え
ば図7(a)のように円周方向に隣接する存置型枠ピー
ス6,6の端面を突き合わせ、それらの端部に形成した
ネジ孔15,16の位置を合わせ、それらにボルト17
を内側から差し込むか、または同図(b)のように、円
周方向に隣接する存置型枠ピース6,6の端面に形成し
た凹凸部18,19を係合すればよい。したがって、上
記型枠ピース6,6の接続作業を簡易かつ迅速に行な
え、従来のようなこのための高価な継手金物や、その煩
雑な接続作業が不要になり、その分従来のセグメント工
法に比べて、型枠のコスト低減と工期の短縮化を図れ
る。
【0058】こうして複数の存置型枠ピース6、実施例
では6個の存置型枠ピース6を用いてリング状に組み立
てる。
では6個の存置型枠ピース6を用いてリング状に組み立
てる。
【0059】すなわち、シールド機3による地山2の掘
削と並行して、存置型枠4の切羽側に所要量の存置型枠
ピース6を搬入し、それらの一方の軸方向側端面に型枠
継手11を前述のように取付け後、上記型枠ピース6を
エレクタで保持し、その型枠継手11を坑口側に隣接す
る存置型枠ピース6に向けて移動し、それらの端面を正
対させたところで、つまり型枠継手11のピン14を開
口下のピン孔9に位置付けたところで、該型枠ピース6
をシールドジャッキ3bを介して坑口側へ移動し、ピン
14をピン孔9へ押し込む。
削と並行して、存置型枠4の切羽側に所要量の存置型枠
ピース6を搬入し、それらの一方の軸方向側端面に型枠
継手11を前述のように取付け後、上記型枠ピース6を
エレクタで保持し、その型枠継手11を坑口側に隣接す
る存置型枠ピース6に向けて移動し、それらの端面を正
対させたところで、つまり型枠継手11のピン14を開
口下のピン孔9に位置付けたところで、該型枠ピース6
をシールドジャッキ3bを介して坑口側へ移動し、ピン
14をピン孔9へ押し込む。
【0060】このようにするとピン14がピン孔9へ圧
入され、隣接する型枠ピース6,6の端面が接合して、
それらの凹溝7,8が閉塞され、その内側に継手杆12
が係合するとともに、前記仮止め下のピン14がピン孔
9内に押し込まれて、型枠継手11が両型枠ピース6,
6間に確実に取り付けられる。
入され、隣接する型枠ピース6,6の端面が接合して、
それらの凹溝7,8が閉塞され、その内側に継手杆12
が係合するとともに、前記仮止め下のピン14がピン孔
9内に押し込まれて、型枠継手11が両型枠ピース6,
6間に確実に取り付けられる。
【0061】この場合、存置型枠ピース6の切羽側の端
面には、図1のように型枠継手11が取付けられていな
いから、当該端面にシールドジャッキ3bの先端を支障
なく押し当てることができ、上記接続作業を円滑かつ迅
速に行なえる。
面には、図1のように型枠継手11が取付けられていな
いから、当該端面にシールドジャッキ3bの先端を支障
なく押し当てることができ、上記接続作業を円滑かつ迅
速に行なえる。
【0062】こうして、軸方向に隣接する一対の存置型
枠ピース6を接続後、型枠継手11を取付けた別の存置
型枠ピース6をエレクタで保持し、これを前記接続した
存置型枠ピース6の円周方向の隣接位置に移動し、該型
枠ピース6の端面から突出したピン14をピン孔9の位
置に正対させたところで、シールドジャッキ3bを坑口
側へ移動し、ピン14をピン孔9へ押し込む。
枠ピース6を接続後、型枠継手11を取付けた別の存置
型枠ピース6をエレクタで保持し、これを前記接続した
存置型枠ピース6の円周方向の隣接位置に移動し、該型
枠ピース6の端面から突出したピン14をピン孔9の位
置に正対させたところで、シールドジャッキ3bを坑口
側へ移動し、ピン14をピン孔9へ押し込む。
【0063】以下、上記作業を繰り返して、存置型枠ピ
ース6をリング状に接続し、この後円周方向に隣接する
型枠ピース6,6を、ピン17または凹凸部18,19
を介して接続したところで、1リングの存置型枠4の組
み立てが終了する。この状況は図1のようで、存置型枠
4の各型枠ピース6の切羽側端面に、凹溝7とピン孔9
とが開口しており、これらの凹溝7が環状に配置されて
いる。
ース6をリング状に接続し、この後円周方向に隣接する
型枠ピース6,6を、ピン17または凹凸部18,19
を介して接続したところで、1リングの存置型枠4の組
み立てが終了する。この状況は図1のようで、存置型枠
4の各型枠ピース6の切羽側端面に、凹溝7とピン孔9
とが開口しており、これらの凹溝7が環状に配置されて
いる。
【0064】このように軸方向側の存置型枠ピース6,
6を接続する場合は、エレクタとシールドジャッキ3b
を駆使して、継手手段11のピン13,14をピン孔
9,10に押し込み、また円周方向側の存置型枠ピース
6,6を接続する場合は、ピン17をピン孔15,16
に差し込み、または相対する凹凸部18,19を係合さ
せるだけでの簡単な作業でよく、従来のセグメント工法
のように、多数の継手金具をいちいちボルト締めする面
倒がない。
6を接続する場合は、エレクタとシールドジャッキ3b
を駆使して、継手手段11のピン13,14をピン孔
9,10に押し込み、また円周方向側の存置型枠ピース
6,6を接続する場合は、ピン17をピン孔15,16
に差し込み、または相対する凹凸部18,19を係合さ
せるだけでの簡単な作業でよく、従来のセグメント工法
のように、多数の継手金具をいちいちボルト締めする面
倒がない。
【0065】こうして、掘削穴1の内側に1リング分の
存置型枠4を接続したところで、該型枠4とスキンプレ
ート3aとの間に、存置型枠4の円周方向に沿って配置
した複数の打設管20から覆工材22を打ち込む。
存置型枠4を接続したところで、該型枠4とスキンプレ
ート3aとの間に、存置型枠4の円周方向に沿って配置
した複数の打設管20から覆工材22を打ち込む。
【0066】すなわち、打設管20は分配弁(図示略)
を介して、コンクリートポンプ等の圧送ポンプ(図示
略)に連通しており、該ポンプを駆動して覆工材22を
各打設管20に順次圧送する。この場合、覆工材22の
打設作業は掘削穴1の掘削作業と同時に行なわれ、シー
ルド機3の掘削に伴なって、打設管20がシールド機3
と軸方向へ同動し、その打設口21を覆工材22の吐出
側端面に近接して覆工材22を打設し、かつその際の覆
工材22の打設圧は、シールドテール部5における土圧
に水圧を相加した圧力以上に設定されている。
を介して、コンクリートポンプ等の圧送ポンプ(図示
略)に連通しており、該ポンプを駆動して覆工材22を
各打設管20に順次圧送する。この場合、覆工材22の
打設作業は掘削穴1の掘削作業と同時に行なわれ、シー
ルド機3の掘削に伴なって、打設管20がシールド機3
と軸方向へ同動し、その打設口21を覆工材22の吐出
側端面に近接して覆工材22を打設し、かつその際の覆
工材22の打設圧は、シールドテール部5における土圧
に水圧を相加した圧力以上に設定されている。
【0067】こうして覆工材22が各打設管20に圧送
され、これが打設口21から吐出して、掘削穴1の内壁
と存置型枠4の外周との間を充填していく。したがっ
て、存置型枠4は上記覆工材22を打ち込むための型枠
の役割を果たし、一方、覆工材22は、その打設圧力に
よって地山2の内壁と存置型枠4の外周に高密度に密着
かつ充填し、これが硬化するまで前記圧力下に置かれ
る。この場合、覆工材22への打設圧力は種々の方向に
作用し、その一部は図2の矢視のように存置型枠4に作
用して、同図上の矢視のように存置型枠4の円周方向に
作用する軸圧縮力を生成させる。
され、これが打設口21から吐出して、掘削穴1の内壁
と存置型枠4の外周との間を充填していく。したがっ
て、存置型枠4は上記覆工材22を打ち込むための型枠
の役割を果たし、一方、覆工材22は、その打設圧力に
よって地山2の内壁と存置型枠4の外周に高密度に密着
かつ充填し、これが硬化するまで前記圧力下に置かれ
る。この場合、覆工材22への打設圧力は種々の方向に
作用し、その一部は図2の矢視のように存置型枠4に作
用して、同図上の矢視のように存置型枠4の円周方向に
作用する軸圧縮力を生成させる。
【0068】そして、覆工材22が硬化すると前記加圧
状態が停止され、覆工材22が前記圧力下から解放され
る一方、存置型枠4は覆工材22が硬化する間に、前記
軸圧縮力を十分かつ一様に形成され、硬化後においても
当該状態を維持して、一種のプレストレスを形成し外力
に対抗する。
状態が停止され、覆工材22が前記圧力下から解放され
る一方、存置型枠4は覆工材22が硬化する間に、前記
軸圧縮力を十分かつ一様に形成され、硬化後においても
当該状態を維持して、一種のプレストレスを形成し外力
に対抗する。
【0069】しかも、覆工材22が存置型枠4の外周に
高密度に密着して、それらの間における歪みの発生の余
地をなくし、または抑止するから、上述した軸圧縮力と
相まって存置型枠4やそれらの接続部分における曲げモ
ーメントや、それに伴う曲げ応力の発生を阻止する。そ
れゆえに、存置型枠4の強度と剛性を低減でき、前述の
ように存置型枠4の薄厚化と補強用の鉄筋量の節減、お
よび継手強度の低減とその簡易な連結法が可能になり、
存置型枠4ないし存置型枠ピース6には、その運搬や組
み立てに要する程度の強度と剛性があれば足りる。
高密度に密着して、それらの間における歪みの発生の余
地をなくし、または抑止するから、上述した軸圧縮力と
相まって存置型枠4やそれらの接続部分における曲げモ
ーメントや、それに伴う曲げ応力の発生を阻止する。そ
れゆえに、存置型枠4の強度と剛性を低減でき、前述の
ように存置型枠4の薄厚化と補強用の鉄筋量の節減、お
よび継手強度の低減とその簡易な連結法が可能になり、
存置型枠4ないし存置型枠ピース6には、その運搬や組
み立てに要する程度の強度と剛性があれば足りる。
【0070】これに対し、従来のセグメント工法では、
テールボイドの裏込め注入を要するうえに、該注入を完
全に行うことは技術的に不可能で、当該部の空隙の発生
を避けられず、この空隙に土圧や水圧等の外力が作用し
て歪みが発生し、セグメントに曲げモーメントや曲げ応
力が作用するため、これらに対抗し得る強度と剛性をセ
グメントに要する結果、多量の補強用の鉄筋と強固な継
手金物を要する不合理がある。
テールボイドの裏込め注入を要するうえに、該注入を完
全に行うことは技術的に不可能で、当該部の空隙の発生
を避けられず、この空隙に土圧や水圧等の外力が作用し
て歪みが発生し、セグメントに曲げモーメントや曲げ応
力が作用するため、これらに対抗し得る強度と剛性をセ
グメントに要する結果、多量の補強用の鉄筋と強固な継
手金物を要する不合理がある。
【0071】また、従来の直打ちライニング工法では、
施工条件によって覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、鉄筋の補強を要する場合があるが、本発明は覆工材
22の固化後の覆工体を存置型枠4で支持し補強してい
るから、覆工材22を鉄筋で補強する必要がなく、この
鉄筋の補強による施工速度の遅延を免れる。
施工条件によって覆工体に曲げモーメントが発生するた
め、鉄筋の補強を要する場合があるが、本発明は覆工材
22の固化後の覆工体を存置型枠4で支持し補強してい
るから、覆工材22を鉄筋で補強する必要がなく、この
鉄筋の補強による施工速度の遅延を免れる。
【0072】こうして、覆工材22が硬化すると、これ
が存置型枠4と一体になって、該枠4とともに内外二重
の覆工体を形成し、トンネルを支持する。すなわち、存
置型枠4は覆工材22の打設用型枠として機能後、その
まま覆工体の一部として用いているから、従来の直打ち
ライニング工法のように、これを解体し移動する面倒が
なく、この種の工事を合理的に行える。
が存置型枠4と一体になって、該枠4とともに内外二重
の覆工体を形成し、トンネルを支持する。すなわち、存
置型枠4は覆工材22の打設用型枠として機能後、その
まま覆工体の一部として用いているから、従来の直打ち
ライニング工法のように、これを解体し移動する面倒が
なく、この種の工事を合理的に行える。
【0073】このようにして築造したトンネルは、覆工
材22硬化後の覆工体と、存置型枠4とが内外二重の覆
工体を形成し、このうち覆工材22による覆工体が地山
2と存置型枠4との間に高密度に密着して地山2を支持
し、土圧や水圧による沈下を防止するとともに、該覆工
体を存置型枠4が支持し補強する。したがって、存置型
枠4は土圧や水圧の影響を受けるが、存置型枠4は円周
方向に作用する軸圧縮力を保有していて、これが土圧や
水圧等の外力による曲げモーメントや曲げ応力に対抗す
るから、それらが低減しトンネル強度が増強する。
材22硬化後の覆工体と、存置型枠4とが内外二重の覆
工体を形成し、このうち覆工材22による覆工体が地山
2と存置型枠4との間に高密度に密着して地山2を支持
し、土圧や水圧による沈下を防止するとともに、該覆工
体を存置型枠4が支持し補強する。したがって、存置型
枠4は土圧や水圧の影響を受けるが、存置型枠4は円周
方向に作用する軸圧縮力を保有していて、これが土圧や
水圧等の外力による曲げモーメントや曲げ応力に対抗す
るから、それらが低減しトンネル強度が増強する。
【0074】一方、上記土圧や水圧は存置型枠ピース6
に作用して、それらを軸方向に接続する型枠継手11を
変形し剪断しようとする。しかしながら、存置型枠ピー
ス6,6の相対する凹溝9,10には、その全域に亙っ
て継手杆12が係合しており、該杆12の半円周部が凹
溝9または10に相互に係合していて、それらで上記剪
断力を受けている。したがって、存置型枠ピース6,6
を単にピン13,14で接続する場合に比べて、広い剪
断面積を有しているから、継手杆12に作用する剪断応
力が低減され、型枠継手11の変形や剪断を阻止して、
強固な接続強度を得られるとともに、存置型枠ピース
6,6の変位や損壊を防止して、強固なトンネル強度を
得られる。
に作用して、それらを軸方向に接続する型枠継手11を
変形し剪断しようとする。しかしながら、存置型枠ピー
ス6,6の相対する凹溝9,10には、その全域に亙っ
て継手杆12が係合しており、該杆12の半円周部が凹
溝9または10に相互に係合していて、それらで上記剪
断力を受けている。したがって、存置型枠ピース6,6
を単にピン13,14で接続する場合に比べて、広い剪
断面積を有しているから、継手杆12に作用する剪断応
力が低減され、型枠継手11の変形や剪断を阻止して、
強固な接続強度を得られるとともに、存置型枠ピース
6,6の変位や損壊を防止して、強固なトンネル強度を
得られる。
【0075】
【発明の効果】本発明のトンネルの型枠は以上のよう
に、型枠ピースの軸方向側端面に凹溝とピン孔とを形成
した簡単な構成であるから、型枠ピースを安価かつ均質
に製作できるとともに、その成型金型を容易かつ安価に
製作することができる。そして、上記凹溝に型枠継手の
継手杆を係合し、またピン孔に型枠継手のピンを圧入ま
たは挿入可能にしたから、軸方向に隣接する型枠ピース
を迅速かつ強固に接続することができる。また、本発明
のトンネルの型枠は、型枠ピースの二つの軸方向側端面
に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置にピン孔を形成した
から、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピースを接続で
きるとともに、その成型金型を容易に製作することがで
きる。更に、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
半径方向の内外面を略平滑面とした曲面板に形成したか
ら、従来のこの種の型枠に比べて形状および断面形状が
簡単で、その製作の容易化と均質化を図れるとともに、
その成型金型を容易かつ安価に製作することができる。
しかも、本発明のトンネルの型枠は、凹溝をトンネルの
円周方向に形成したから、継手杆に対する係合面積を広
く確保でき、型枠継手の安定性が増大するとともに、型
枠ピースの接続強度を強化することができる。本発明の
トンネルの型枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面
に、ピンおよびピン孔による圧入を介して型枠継手を固
定したから、型枠の接続時に型枠継手をいちいち取付け
る面倒を解消できるとともに、型枠ピースの接続を迅速
に行なえる効果がある。また、本発明のトンネルの型枠
は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピンを突出さ
せて型枠継手を埋設したから、型枠の接続時に型枠継手
を取付ける面倒を解消することができる。更に、本発明
のトンネルの型枠は、型枠ピースが掘削穴の内側にリン
グ状に配置され、該掘削穴の内壁と型枠外面との間に所
定圧で直打ちした覆工材によって、円周方向に作用する
軸圧縮力を内部に形成され、前記覆工材の硬化後の覆工
体と一体に内外二重の覆工体を形成するようにしたか
ら、上記軸圧縮力によって、型枠ないし型枠ピースに作
用する曲げモーメントや曲げ応力が低減され、型枠ピー
スの強度や剛性を緩和することができる。したがって、
従来の型枠ピースのような堅牢で高価な材質の使用や複
雑な断面形状を不要にし、これを安価かつ均質に製作で
きるとともに、成型金型の構成の簡潔化と製作の容易化
を図れ、しかも従来のような高価で強固な継手金物の使
用を排したから、型枠ピースの接続作業を簡易かつ迅速
に行なうことができる。本発明のトンネルの型枠は、型
枠ピースの軸方向側端面にピンと係合可能なピン穴を有
する雌型を埋設したから、型枠ピースを確実かつ強固に
接続することができる。本発明のトンネルの型枠継手は
以上のように、型枠ピースの間に配置される継手杆と、
該杆に突設したピンとを備えているから、従来のボルト
方式のような煩雑な接続作業から解消され、また従来の
ピンーホゾ方式に比べて構成が簡単で、これを安価に製
作することができる。また、本発明のトンネルの型枠継
手は、継手杆とピンとを一体に構成したから、継手杆と
ピンとの組み付けを不要にし、トンネルの型枠の接続に
容易に応ずることができる。更に、本発明のトンネルの
型枠継手は、継手杆とピンとを分割して構成したから、
それらの金型のコンパクト化と金型製作の容易化を図れ
るとともに、不使用時における継手杆とピンとの取扱い
を至便にすることができる。しかも、本発明のトンネル
の型枠継手は、継手杆の一端または両端に小径軸部を突
設するとともに、軸状のピン軸を設け、該ピン軸に前記
小径軸部を連結可能な透孔を形成したから、使用時に継
手杆とピン軸とを組み立てることができる。本発明のト
ンネルの型枠継手は、継手杆を型枠ピースの端面に設け
た凹溝に配置し、ピンを凹溝に設けたピン孔に挿入する
ようにしているから、型枠ピースを迅速かつ強固に接続
することができる。また、本発明のトンネルの型枠継手
は、継手杆の同側周面に複数のピンを突設したから、ピ
ンとピン孔との係合数増量分、型枠ピースの接続強度を
強化することができる。しかも、本発明のトンネルの型
枠継手は、継手杆の両側周面にピンを突設したから、隣
接する型枠ピースを強固に接続することがでる。本発明
のトンネルの型枠継手は、継手杆の両側周面に一対のピ
ンを同軸上に突設したから、ピンを互いに無関係に配置
したものに比べて、構成の簡潔化を図れ、成型金型の構
成の簡潔化と製作の容易化を図ることができる。また、
本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆を湾曲形成し、
該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成した凹溝に係合
可能にしたから、継手杆と凹溝との係合面積増を図っ
て、型枠継手の安定性向上と接続強度を強化することが
できる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、補強金
具や埋め込み金具を有しない完全な合成樹脂製としたか
ら、製作が容易で、その低廉化と軽量化を図ることがで
きる。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、ピンを
先細のテーパ状としたから、ピン孔への圧入を容易かつ
円滑に行なうことができる。本発明のトンネルの型枠継
手は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾性部材から
なる摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部をピンの周
面から突出させ、該摩擦ピンをピン穴に圧入したから、
その軸方向に作用する弾性によって、型枠ピースを強固
に接続することができる。また、本発明のトンネルの型
枠継手は、ピンの周面に軟質合成樹脂またはゴム等の弾
性部材からなる摩擦リングを装着したから、該リングを
ピン穴に圧入し、その径方向に作用する弾性によって、
型枠ピースを強固に接続することができるしかも、本発
明のトンネルの型枠継手は、ピンの周面に複数の摩擦突
起を設けたから、該突起をピン穴に圧入し、その径方向
に作用する弾性によって、型枠ピースを強固に接続する
ことができる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、
ピンの周面に接着剤を塗布したから、型枠ピースを容易
かつ強固に接続することができる。本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの内部に凹孔を設けるとともに、ピン
の先端に係止フランジを突設し、該フランジとピン周面
に凹孔に連通するスリットを設け、係止フランジとピン
を径方向に弾性変形可能にし、これら係止フランジとピ
ンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能に
したから、係止フランジの弾性によって、型枠ピースを
強固に接続することができる。また、本発明のトンネル
の型枠継手は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該
ピンを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該
穴の奥部に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差
し込み可能にしたから、ピンの弾性によって型枠ピース
を強固に接続することができる。しかも、本発明のトン
ネルの型枠継手は、ピンの先端に係止フランジを突設
し、該フランジの端面にスリットを開口し、係止フラン
ジを径方向に弾性変形可能にするとともに、これら係止
フランジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴
に係合可能にしたから、係止フランジの弾性によって、
型枠ピースを強固に接続することができる。本発明のト
ンネルの型枠接続構造は以上のように、軸方向側端面に
凹溝と該溝に形成したピン孔とを有する型枠ピースと、
上記凹溝に係合可能な継手杆と上記ピン孔に圧入または
挿入可能なピンとを備えた型枠継手とを設け、隣接する
型枠ピースの軸方向側端面を係合し、それらの端面の凹
溝とピン孔とを対向させて、相対する凹溝に継手杆を係
合し、該杆によって型枠に作用する剪断力に対抗させる
とともに、相対するピン孔にピンを圧入または挿入した
から、隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続するこ
とができる。また、本発明のトンネルの型枠接続構造
は、隣接する型枠ピースの一方の軸方向側端面に型枠継
手を取付け、該型枠ピースを隣接する他方の型枠ピース
側へ移動し、該型枠継手のピンを他方の型枠ピースのピ
ン孔に圧入したから、型枠ピースを円滑かつ強固に接続
することができる。更に、本発明のトンネルの型枠接続
構造は、型枠ピースの坑口側端面に型枠継手を取付け、
該型枠ピースの他側端面をトンネルの坑口側へ押圧し
て、型枠継手のピンをピン孔に圧入したから、隣接する
型枠ピースを容易に接続することができる。したがっ
て、シールド工法におけるシールドジャッキ等の押圧手
段を型枠ピースの他側端面側に設置して、通常の施工を
行なえるとともに、押圧手段による型枠ピースの押圧を
支障なく円滑に行なえる効果がある。
に、型枠ピースの軸方向側端面に凹溝とピン孔とを形成
した簡単な構成であるから、型枠ピースを安価かつ均質
に製作できるとともに、その成型金型を容易かつ安価に
製作することができる。そして、上記凹溝に型枠継手の
継手杆を係合し、またピン孔に型枠継手のピンを圧入ま
たは挿入可能にしたから、軸方向に隣接する型枠ピース
を迅速かつ強固に接続することができる。また、本発明
のトンネルの型枠は、型枠ピースの二つの軸方向側端面
に凹溝を形成し、該凹溝の同軸位置にピン孔を形成した
から、型枠ピースの軸方向の両側に型枠ピースを接続で
きるとともに、その成型金型を容易に製作することがで
きる。更に、本発明のトンネルの型枠は、型枠ピースの
半径方向の内外面を略平滑面とした曲面板に形成したか
ら、従来のこの種の型枠に比べて形状および断面形状が
簡単で、その製作の容易化と均質化を図れるとともに、
その成型金型を容易かつ安価に製作することができる。
しかも、本発明のトンネルの型枠は、凹溝をトンネルの
円周方向に形成したから、継手杆に対する係合面積を広
く確保でき、型枠継手の安定性が増大するとともに、型
枠ピースの接続強度を強化することができる。本発明の
トンネルの型枠は、型枠ピースの一方の軸方向側端面
に、ピンおよびピン孔による圧入を介して型枠継手を固
定したから、型枠の接続時に型枠継手をいちいち取付け
る面倒を解消できるとともに、型枠ピースの接続を迅速
に行なえる効果がある。また、本発明のトンネルの型枠
は、型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピンを突出さ
せて型枠継手を埋設したから、型枠の接続時に型枠継手
を取付ける面倒を解消することができる。更に、本発明
のトンネルの型枠は、型枠ピースが掘削穴の内側にリン
グ状に配置され、該掘削穴の内壁と型枠外面との間に所
定圧で直打ちした覆工材によって、円周方向に作用する
軸圧縮力を内部に形成され、前記覆工材の硬化後の覆工
体と一体に内外二重の覆工体を形成するようにしたか
ら、上記軸圧縮力によって、型枠ないし型枠ピースに作
用する曲げモーメントや曲げ応力が低減され、型枠ピー
スの強度や剛性を緩和することができる。したがって、
従来の型枠ピースのような堅牢で高価な材質の使用や複
雑な断面形状を不要にし、これを安価かつ均質に製作で
きるとともに、成型金型の構成の簡潔化と製作の容易化
を図れ、しかも従来のような高価で強固な継手金物の使
用を排したから、型枠ピースの接続作業を簡易かつ迅速
に行なうことができる。本発明のトンネルの型枠は、型
枠ピースの軸方向側端面にピンと係合可能なピン穴を有
する雌型を埋設したから、型枠ピースを確実かつ強固に
接続することができる。本発明のトンネルの型枠継手は
以上のように、型枠ピースの間に配置される継手杆と、
該杆に突設したピンとを備えているから、従来のボルト
方式のような煩雑な接続作業から解消され、また従来の
ピンーホゾ方式に比べて構成が簡単で、これを安価に製
作することができる。また、本発明のトンネルの型枠継
手は、継手杆とピンとを一体に構成したから、継手杆と
ピンとの組み付けを不要にし、トンネルの型枠の接続に
容易に応ずることができる。更に、本発明のトンネルの
型枠継手は、継手杆とピンとを分割して構成したから、
それらの金型のコンパクト化と金型製作の容易化を図れ
るとともに、不使用時における継手杆とピンとの取扱い
を至便にすることができる。しかも、本発明のトンネル
の型枠継手は、継手杆の一端または両端に小径軸部を突
設するとともに、軸状のピン軸を設け、該ピン軸に前記
小径軸部を連結可能な透孔を形成したから、使用時に継
手杆とピン軸とを組み立てることができる。本発明のト
ンネルの型枠継手は、継手杆を型枠ピースの端面に設け
た凹溝に配置し、ピンを凹溝に設けたピン孔に挿入する
ようにしているから、型枠ピースを迅速かつ強固に接続
することができる。また、本発明のトンネルの型枠継手
は、継手杆の同側周面に複数のピンを突設したから、ピ
ンとピン孔との係合数増量分、型枠ピースの接続強度を
強化することができる。しかも、本発明のトンネルの型
枠継手は、継手杆の両側周面にピンを突設したから、隣
接する型枠ピースを強固に接続することがでる。本発明
のトンネルの型枠継手は、継手杆の両側周面に一対のピ
ンを同軸上に突設したから、ピンを互いに無関係に配置
したものに比べて、構成の簡潔化を図れ、成型金型の構
成の簡潔化と製作の容易化を図ることができる。また、
本発明のトンネルの型枠継手は、継手杆を湾曲形成し、
該杆を型枠ピースの軸方向側端面に形成した凹溝に係合
可能にしたから、継手杆と凹溝との係合面積増を図っ
て、型枠継手の安定性向上と接続強度を強化することが
できる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、補強金
具や埋め込み金具を有しない完全な合成樹脂製としたか
ら、製作が容易で、その低廉化と軽量化を図ることがで
きる。しかも、本発明のトンネルの型枠継手は、ピンを
先細のテーパ状としたから、ピン孔への圧入を容易かつ
円滑に行なうことができる。本発明のトンネルの型枠継
手は、ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾性部材から
なる摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部をピンの周
面から突出させ、該摩擦ピンをピン穴に圧入したから、
その軸方向に作用する弾性によって、型枠ピースを強固
に接続することができる。また、本発明のトンネルの型
枠継手は、ピンの周面に軟質合成樹脂またはゴム等の弾
性部材からなる摩擦リングを装着したから、該リングを
ピン穴に圧入し、その径方向に作用する弾性によって、
型枠ピースを強固に接続することができるしかも、本発
明のトンネルの型枠継手は、ピンの周面に複数の摩擦突
起を設けたから、該突起をピン穴に圧入し、その径方向
に作用する弾性によって、型枠ピースを強固に接続する
ことができる。更に、本発明のトンネルの型枠継手は、
ピンの周面に接着剤を塗布したから、型枠ピースを容易
かつ強固に接続することができる。本発明のトンネルの
型枠継手は、ピンの内部に凹孔を設けるとともに、ピン
の先端に係止フランジを突設し、該フランジとピン周面
に凹孔に連通するスリットを設け、係止フランジとピン
を径方向に弾性変形可能にし、これら係止フランジとピ
ンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合可能に
したから、係止フランジの弾性によって、型枠ピースを
強固に接続することができる。また、本発明のトンネル
の型枠継手は、ピンの端面にスリットを開口形成し、該
ピンを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、該
穴の奥部に形成したクサビ状の突起を前記スリットに差
し込み可能にしたから、ピンの弾性によって型枠ピース
を強固に接続することができる。しかも、本発明のトン
ネルの型枠継手は、ピンの先端に係止フランジを突設
し、該フランジの端面にスリットを開口し、係止フラン
ジを径方向に弾性変形可能にするとともに、これら係止
フランジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴
に係合可能にしたから、係止フランジの弾性によって、
型枠ピースを強固に接続することができる。本発明のト
ンネルの型枠接続構造は以上のように、軸方向側端面に
凹溝と該溝に形成したピン孔とを有する型枠ピースと、
上記凹溝に係合可能な継手杆と上記ピン孔に圧入または
挿入可能なピンとを備えた型枠継手とを設け、隣接する
型枠ピースの軸方向側端面を係合し、それらの端面の凹
溝とピン孔とを対向させて、相対する凹溝に継手杆を係
合し、該杆によって型枠に作用する剪断力に対抗させる
とともに、相対するピン孔にピンを圧入または挿入した
から、隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続するこ
とができる。また、本発明のトンネルの型枠接続構造
は、隣接する型枠ピースの一方の軸方向側端面に型枠継
手を取付け、該型枠ピースを隣接する他方の型枠ピース
側へ移動し、該型枠継手のピンを他方の型枠ピースのピ
ン孔に圧入したから、型枠ピースを円滑かつ強固に接続
することができる。更に、本発明のトンネルの型枠接続
構造は、型枠ピースの坑口側端面に型枠継手を取付け、
該型枠ピースの他側端面をトンネルの坑口側へ押圧し
て、型枠継手のピンをピン孔に圧入したから、隣接する
型枠ピースを容易に接続することができる。したがっ
て、シールド工法におけるシールドジャッキ等の押圧手
段を型枠ピースの他側端面側に設置して、通常の施工を
行なえるとともに、押圧手段による型枠ピースの押圧を
支障なく円滑に行なえる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図で、覆工材の打
設後の状況を示している。
設後の状況を示している。
【図2】図1のAーA線に沿う断面である。
【図3】図1の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例を分解示す斜視図で、型枠ピ
ースに対する型枠継手の組み付け状況を示している。
ースに対する型枠継手の組み付け状況を示している。
【図5】本発明に適用した型枠継手の正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明の円周方向に配置した型枠ピースの接続
の一例を示す部分断面図で、同図(a)はピン継手によ
る方法を示し、同図(b)はホゾ継手による方法を示し
ている。
の一例を示す部分断面図で、同図(a)はピン継手によ
る方法を示し、同図(b)はホゾ継手による方法を示し
ている。
【図8】本発明に適用した型枠ピースの他の実施例を示
し、型枠ピースの軸方向側の一端面に型枠継手を固定し
た状況を示す斜視図である。
し、型枠ピースの軸方向側の一端面に型枠継手を固定し
た状況を示す斜視図である。
【図9】図8のBーB線に沿う拡大断面図である。
【図10】本発明に適用した型枠継手の他の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図11】本発明に適用した型枠継手の別の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図12】本発明に適用した型枠継手の更に別の実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図13】図12の実施例を分解して示す斜視図であ
る。
る。
【図14】本発明に適用した型枠継手の他の実施例を示
す断面図で、ピンに摩擦ピンを直交して連結している。
す断面図で、ピンに摩擦ピンを直交して連結している。
【図15】本発明に適用した型枠継手の他の実施例を示
す断面図で、ピンの周面に摩擦リングを装着している。
す断面図で、ピンの周面に摩擦リングを装着している。
【図16】本発明に適用した型枠継手の他の実施例を示
す断面図で、ピンの周面に複数の摩擦突起を突設してい
る。
す断面図で、ピンの周面に複数の摩擦突起を突設してい
る。
【図17】本発明に適用した型枠継手の他の実施例を示
す断面図で、ピンの周面に接着剤を塗布している。
す断面図で、ピンの周面に接着剤を塗布している。
【図18】本発明に適用した型枠ピースと型枠継手の他
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と係合穴
を有する雌型を埋め込み、ピン穴に係止フランジとスリ
ットを設けたピンを挿入し、係止フランジを係合穴に係
合させている。
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と係合穴
を有する雌型を埋め込み、ピン穴に係止フランジとスリ
ットを設けたピンを挿入し、係止フランジを係合穴に係
合させている。
【図19】本発明に適用した型枠ピースと型枠継手の他
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と突起を
設けた雌型を埋め込み、該穴にピンを挿入し、そのスリ
ットに突起を差し込んでいる。
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と突起を
設けた雌型を埋め込み、該穴にピンを挿入し、そのスリ
ットに突起を差し込んでいる。
【図20】本発明に適用した型枠ピースと型枠継手の他
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と係合穴
を設けた雌型を埋め込み、該ピン穴に係止フランジとス
リットを設けたピンを挿入し、その係止フランジを係合
穴に係合させている。
の実施例を示す断面図で、型枠ピースにピン穴と係合穴
を設けた雌型を埋め込み、該ピン穴に係止フランジとス
リットを設けたピンを挿入し、その係止フランジを係合
穴に係合させている。
1 掘削穴 4 型枠(存置型枠) 6 型枠ピース(存置型枠ピース) 7,8 凹溝 9,10,32 ピン孔(ピン穴) 11 型枠継手 12,12a,12b 継手杆 12c,12d 小径軸部 13,14 ピン 13a 透孔 22 覆工材 23 摩擦ピン 25 摩擦リング 26 摩擦突起 27 接着剤 28 雌型 29,36 係止フランジ 30 凹孔 31,34,37 スリット 35 突起 P ピン軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 トンネルの型枠と継手および
その接続構造
その接続構造
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド工法やTBM工
法の合理化に好適で、簡単な構成で安価に製作できると
ともに、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に
接続できるようにしたトンネルの型枠と継手およびその
接続構造に関する。
法の合理化に好適で、簡単な構成で安価に製作できると
ともに、軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に
接続できるようにしたトンネルの型枠と継手およびその
接続構造に関する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、
軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続でき
るようにした、トンネルの型枠と継手およびその接続構
造を提供することを目的とする。
題を解決し、簡単な構成で安価に製作できるとともに、
軸方向に隣接する型枠ピースを迅速かつ強固に接続でき
るようにした、トンネルの型枠と継手およびその接続構
造を提供することを目的とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千 葉 敬 介 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建 建 設 株式会社内 (72)発明者 松 岡 茂 東京都千代田区三崎町2丁目5番3号 鉄 建 建 設 株式会社内 (72)発明者 近 藤 芳 夫 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 株 式会社日本製鋼所内 (72)発明者 楠 信 治 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 株 式会社日本製鋼所内 (72)発明者 吉 田 稔 広島県広島市安芸区船越南一丁目6番1号 株式会社日本製鋼所広島研究所内 (72)発明者 三 樹 弘 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 株 式会社日本製鋼所内
Claims (28)
- 【請求項1】 複数の型枠ピースをリング状に配置する
トンネルの型枠において、型枠ピースの軸方向側端面に
型枠継手の継手杆と係合可能な凹溝を形成し、該溝に型
枠継手のピンを圧入または挿入可能なピン孔を形成した
トンネルの型枠。 - 【請求項2】 型枠ピースの二つの軸方向側端面に凹溝
を形成し、該凹溝の同軸位置にピン孔を形成した請求項
1記載のトンネルの型枠。 - 【請求項3】 型枠ピースの半径方向内外面を略平滑面
とした曲面板に形成した請求項1記載のトンネルの型
枠。 - 【請求項4】 凹溝をトンネルの円周方向に形成した請
求項1記載のトンネルの型枠。 - 【請求項5】 型枠ピースの一方の軸方向側端面に前記
型枠継手を固定した請求項1記載のトンネルの型枠。 - 【請求項6】 型枠ピースの一方の軸方向側端面に、ピ
ンを突出させて型枠継手を埋設した請求項1記載のトン
ネルの型枠。 - 【請求項7】 型枠ピースは、掘削穴の内側にリング状
に配置され、該掘削穴の内壁と型枠外面との間に所定圧
で直打ちした覆工材によって、円周方向に作用する軸圧
縮力を内部に形成され、前記覆工材の硬化後の覆工体と
一体に内外二重の覆工体を形成する請求項1記載のトン
ネルの型枠。 - 【請求項8】 型枠ピースの軸方向側端面にピンと係合
可能なピン穴を有する雌型を埋設した請求項1記載のト
ンネルの型枠。 - 【請求項9】 軸方向に隣接するトンネルの型枠ピース
を接続するトンネルの型枠継手において、軸方向に隣接
する型枠ピースの間に配置する継手杆を備え、該杆に型
枠ピースに設けたピン孔に圧入または挿入可能なピンを
突設したトンネルの型枠継手。 - 【請求項10】 継手杆とピンとを一体に構成した請求
項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項11】 継手杆とピンとを分割して構成した請
求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項12】 継手杆の一端または両端に小径軸部を
突設するとともに、軸状のピン軸を設け、該ピン軸に前
記小径軸部を連結可能な透孔を形成した請求項11記載
のトンネルの型枠継手。 - 【請求項13】 継手杆の同側周面に複数のピンを突設
した請求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項14】 継手杆の両側周面にピンを突設した請
求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項15】 継手杆の両側周面に一対のピンを同軸
上に突設した請求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項16】 継手杆を湾曲形成し、該杆を型枠ピー
スの軸方向側端面に形成した凹溝に係合可能にした請求
項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項17】 型枠継手を合成樹脂製とした請求項9
記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項18】 ピンを先細のテーパ状とした請求項9
記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項19】 ピンに軟質合成樹脂またはゴム等の弾
性部材からなる摩擦ピンを連結し、該摩擦ピンの軸端部
をピンの周面から突出させた請求項9記載のトンネルの
型枠継手。 - 【請求項20】 ピンの周面に軟質合成樹脂またはゴム
等の弾性部材からなる摩擦リングを装着した請求項9記
載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項21】 ピンの周面に複数の摩擦突起を設けた
請求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項22】 ピンの周面に接着剤を塗布した請求項
9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項23】 ピンの内部に凹孔を設けるとともに、
ピンの先端に係止フランジを突設し、該フランジとピン
周面とに凹孔に連通するスリットを設け、係止フランジ
とピンを径方向に弾性変形可能にし、これら係止フラン
ジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係合
可能にした請求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項24】 ピンの端面にスリットを開口形成し、
該ピンを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に挿入し、
該穴の奥部に形成したクサビ状の突起を前記スリットに
差し込み可能にした請求項9記載のトンネルの型枠継
手。 - 【請求項25】 ピンの先端に係止フランジを突設し、
該フランジの端面にスリットを開口し、係止フランジを
径方向に弾性変形可能にするとともに、これら係止フラ
ンジとピンとを型枠ピースに埋設した雌型のピン穴に係
合可能にした請求項9記載のトンネルの型枠継手。 - 【請求項26】 トンネルの軸方向に隣接して配置する
型枠ピースを型枠継手を介して接続するトンネルの型枠
接続構造において、軸方向側端面に凹溝と該溝に形成し
たピン孔とを有する型枠ピースを設けるとともに、上記
凹溝に係合可能な継手杆と上記ピン孔に圧入または挿入
可能なピンとを備えた型枠継手とを設け、隣接する型枠
ピースの軸方向側端面を係合し、それらの端面の凹溝と
ピン孔とを対向させ、相対する凹溝に継手杆を係合し、
かつ相対するピン孔にピンを圧入または挿入したトンネ
ルの型枠接続構造。 - 【請求項27】 隣接する型枠ピースの一方の軸方向側
端面に型枠継手を取付け、該型枠ピースを隣接する他方
の型枠ピース側へ移動し、該型枠継手のピンを他方の型
枠ピースのピン孔に圧入または挿入した請求項26記載
のトンネルの型枠接続構造。 - 【請求項28】 型枠ピースの坑口側端面に型枠継手を
取付け、該型枠ピースの他側端面をトンネルの坑口側へ
押圧し、前記型枠継手のピンをピン孔に圧入または挿入
して、隣接する型枠ピースを接続可能にした請求項26
記載のトンネルの型枠接続構造。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14697394A JP3455950B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | トンネルの型枠と継手およびその接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14697394A JP3455950B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | トンネルの型枠と継手およびその接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07331995A true JPH07331995A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3455950B2 JP3455950B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=15419757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14697394A Expired - Fee Related JP3455950B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | トンネルの型枠と継手およびその接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3455950B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111456086A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-28 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种装配式地下结构连接构造 |
| CN112606369A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-06 | 李莉 | 模块螺旋缠绕管缠绕装置及其缠绕方法 |
| CN120798369A (zh) * | 2025-08-18 | 2025-10-17 | 北京市市政工程设计研究总院有限公司 | 后嵌式环向槽道及其施工方法、隧道管片、隧道结构 |
| CN121088925A (zh) * | 2025-11-12 | 2025-12-09 | 上海公路桥梁(集团)有限公司 | 适用于管道内壁修复的管片、浇筑模板、骨架钉长度调节工具和管道修复方法 |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP14697394A patent/JP3455950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111456086A (zh) * | 2020-04-09 | 2020-07-28 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种装配式地下结构连接构造 |
| CN112606369A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-04-06 | 李莉 | 模块螺旋缠绕管缠绕装置及其缠绕方法 |
| CN112606369B (zh) * | 2020-11-26 | 2025-06-10 | 中道(重庆)管业有限公司 | 模块螺旋缠绕管缠绕装置及其缠绕方法 |
| CN120798369A (zh) * | 2025-08-18 | 2025-10-17 | 北京市市政工程设计研究总院有限公司 | 后嵌式环向槽道及其施工方法、隧道管片、隧道结构 |
| CN121088925A (zh) * | 2025-11-12 | 2025-12-09 | 上海公路桥梁(集团)有限公司 | 适用于管道内壁修复的管片、浇筑模板、骨架钉长度调节工具和管道修复方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3455950B2 (ja) | 2003-10-14 |
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