JPH07331996A - シールドトンネルの覆工方法及びシールド機の妻枠構造 - Google Patents

シールドトンネルの覆工方法及びシールド機の妻枠構造

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JPH07331996A
JPH07331996A JP6121525A JP12152594A JPH07331996A JP H07331996 A JPH07331996 A JP H07331996A JP 6121525 A JP6121525 A JP 6121525A JP 12152594 A JP12152594 A JP 12152594A JP H07331996 A JPH07331996 A JP H07331996A
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ring
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広志 風間
Minoru Imai
實 今井
Yasuhiko Shigeta
安彦 重田
Fusao Kawakami
房男 川上
Hiroyuki Kawaguchi
博行 川口
Hidetake Ishizaki
秀武 石崎
Takichi Arashi
太吉 荒砥
Masayuki Otsuka
正幸 大塚
Shinji Seki
伸司 関
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補助妻枠と型枠との間のシール性を高めると
ともに、補助妻枠を内方へ効率良く移動させることがで
き、施工時の作業性を高めることができるシールドトン
ネルの覆工方法及びシールド機の妻枠構造を提供する。 【構成】 主妻枠51と型枠1との間の隙間を、型枠の
外面に形成したリング状の収納溝1dから、互いの周方
向端部どうしを重ね合わせて全体としてリング状に形成
した複数の円弧状の補助妻枠51を外方へ突出させるこ
とによって塞ぐ。円弧状の補助妻枠の周方向端部どうし
の重ね合わせ部分と型枠のリング状の収納溝1dとの間
をシール部材によってシールする。鉄筋組立室に覆工材
料を打設した後、シール部材によるシールを解除し、補
助妻枠を型枠のリング状の収納溝に沿って内方へ移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールドトンネルの覆工
方法に係わり、特に、場所打ちコンクリート等の覆工材
料により、シールドトンネルの覆工を行なう施工方法に
適用して好適なシールドトンネルの覆工方法、及びこの
シールドトンネル覆工方法の実施に直接使用されるシー
ルド機の妻枠構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかるシールドトンネルの覆工方法とし
て、本願出願人は、特願平2−283643号(特開昭
4ー161598号公報)に示すものを提案している。
【0003】すなわち、このものは、外形円筒状のシー
ルド機を用い、このシールド機の前面に設けられたカッ
ター装置で地盤を掘削しつつ、掘進されたトンネルの周
壁を所定の間隔を空けて型枠によって覆い、この型枠と
前記周壁との間に鉄筋を配置し、型枠と周壁との間にコ
ンクリートを打設して、順次シールド機を前進させるも
のである。
【0004】具体的には、前記シールド機のスキンプレ
ートのテール部は、外筒と内筒とにより二重に形成する
とともに、このテール部の外筒と内筒との間にスキンプ
レートの半径方向に延びる隔壁を複数形成して押出しピ
ストンが収まる複数のコンクリートピストン室が形成さ
れる。
【0005】前記内筒の内側において鉄筋を配置し、鉄
筋の内方に型枠を組む際に、鉄筋の配置とともに内筒と
型枠との間を閉塞する主妻枠を、その外側端が内筒の内
面に接するようにセットするとともに、妻枠にかかるコ
ンクリート圧力を鉄筋を連結することによりセパレータ
代わりとして受けもたせ、前記主妻枠の内側端と型枠の
外面との間の隙間を、型枠の外側から補助妻枠を突出さ
せて塞いだ後、内筒、型枠、妻枠により囲まれてなる鉄
筋組立室に覆工材料を打設する一方、コンクリートピス
トン室から型枠と地山との間に覆工材料を打設し、前記
鉄筋組立室の覆工材料の圧力と既設覆工材料の圧力と等
しい時点で、後部の補助妻枠を内方へ移動させて鉄筋組
立室内の覆工材料と既設覆工材料とを一体化させ、この
後は、前記コンクリートピストン室のみからから覆工材
料を供給するように切り換える。
【0006】そして、圧力保持ジャッキによりコンクリ
ートピストン室内の押出しピストンを覆工材料の圧力が
地山の土圧、水圧よりも高い圧力になるように押圧しつ
つシールド機を掘進させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシールドトンネルの覆工方法では、次のような問題
があった。
【0008】すなわち、前記覆工方法では、主妻枠の内
側端と型枠の外面との間の隙間を、型枠の内側から補助
妻枠を突出させて塞いだ後、内筒、型枠、妻枠により囲
まれる鉄筋組立室に覆工材料を打設し、鉄筋組立室の覆
工材料の圧力と既設覆工材料の圧力と等しい時点で、後
部の補助妻枠を内方へ移動させて鉄筋組立室内の覆工材
料と既設覆工材料とを一体化させることが必須の技術と
なるが、補助妻枠を内方へ移動させるに当たってどのよ
うに行なうか、あるいは補助妻枠と型枠との間のシール
をどのように行なうかについては、具体的な技術が開示
されていない。
【0009】補助妻枠は、シールド機の蛇行運転時にお
いて、内筒、型枠、妻枠により囲まれる鉄筋組立室のシ
ール性を確保する上で特に重要な機能を果たすものであ
り、補助妻枠を内方へ効率良く移動させることや、補助
妻枠と型枠との間のシール性を高めることは、当該シー
ルドトンネルの覆工方法を実施する上で重要な意味を持
つ。
【0010】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、補助妻枠と型枠との間の
シール性を高めるとともに、補助妻枠を内方へ効率良く
移動させることができ、もって施工時の作業性を高める
ことができるシールドトンネルの覆工方法及びシールド
機の妻枠構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の発明では、シールド機先端のカッタ
ー装置により地山を掘削しつつ掘削されたトンネルの周
壁を所定の間隔を空けて型枠によって覆い、この型枠と
前記周壁との間に鉄筋を配置するとともに覆工材料を供
給し、トンネル内面を覆工するようにしたシールドトン
ネルの覆工方法であって、シールド機のスキンプレート
のテール部を、外筒と内筒とにより二重に形成するとと
もに、このテール部の外筒と内筒との間にスキンプレー
トの半径方向に延びる隔壁を複数形成して押出しピスト
ンが収まる複数のコンクリートピストン室を設けてお
き、前記内筒の内側において鉄筋を配置し、鉄筋の内方
に型枠を組む際に、鉄筋の配置とともに内筒と型枠との
間を閉塞するリング状の主妻枠を、その外側端を内筒の
内面に接するようにセットするとともに、主妻枠にかか
るコンクリート圧力を鉄筋を連結することによりセパレ
ータ代わりとして受けもたせ、前記主妻枠の内側端と型
枠の外面との間の隙間を、型枠の外面に形成したリング
状の収納溝から、互いの周方向端部どうしを重ね合わせ
て全体としてリング状に形成した複数の円弧状の補助妻
枠を外方へ突出させることによって塞ぎ、該円弧状の補
助妻枠の周方向端部どうしの重ね合わせ部分と型枠の外
面のリング状の収納溝との間を、それらの間に介装させ
たシール部材によってシールした後、内筒、型枠、主妻
枠及び補助妻枠からなる妻枠により囲まれた鉄筋組立室
に覆工材料を打設する一方、コンクリートピストン室か
ら型枠と地山との間に覆工材料を打設し、前記鉄筋組立
室の覆工材料の圧力と既設覆工材料の圧力とが等しい時
点で、前記シール部材によるシールを解除し、進行方向
後側の補助妻枠を型枠のリング状の収納溝に沿って内方
へ移動させて鉄筋組立室内の覆工材料と既設覆工材料と
を一体化させ、圧力保持ジャッキにより前記コンクリー
トピストン室内の押出しピストンを覆工材料の圧力が地
山の土圧、水圧よりも高い圧力になるように押圧しつつ
シールド機を掘進させることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明では、シールド機のス
キンプレートのテール部のコンクリートピストン室を構
成する内筒と、シールド機によって掘削されたトンネル
の周壁を覆う型枠との間を閉塞するシールド機の妻枠構
造であって、外側端が内筒の内面に接するようにセット
されるリング状の主妻枠と、該主妻枠の内側端と型枠の
外面との間に両者を塞ぐように、互いの周方向端部どう
しを重ね合わされて全体としてリング状に形成されて前
記型枠の外面に形成されたリング状の収納溝から外方へ
突出された複数の円弧状の補助妻枠と、前記型枠のリン
グ状の収納溝に前記補助妻枠の周方向端部どうしの重ね
合わせ部分に対向するように設けられたシール部材収納
用凹部と、該シール部材収納用凹部に収納されて前記補
助妻枠の周方向端部どうしの重ね合わせ部分をシールす
るシール部材とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明では、前記型枠のシー
ル溝には、前記補助妻枠を間に挟んでその両側にボルト
が同一軸線状に設けられ、それらボルトはそれぞれ反力
受けリブによって支持されていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明では、前記ボルトには
該ボルトを回転させるボルト回動手段が連設されている
ことを特徴とするシールド機の妻枠構造。
【0015】請求項5記載の発明では、前記型枠には、
リング状の収納溝を跨ぐように型枠の一端から他端まで
達する推力伝達部が設けられ、かつこの推力伝達部に前
記反力受けリブが固定されていることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によるシールドトンネルの覆工方法によ
れば、テール部に形成された複数のコンクリートピスト
ン室内の押出しピストンの圧力を圧力保持ジャッキによ
り個々に制御することにより、各室の覆工材料の圧力の
管理を個々に行なえることから、高さによる地山圧力の
違いに容易に対応させることができ、覆工材料の圧力を
常に地山の土圧・水圧よりも高く保持することが可能に
なる。また、このような作用により、テールボイドへの
覆工材料の充填が確実に行なわれ、沈下のおそれがなく
なる。
【0017】また、鉄筋を組む際に、シールド機の内筒
の内面に接して主妻枠を配置し、この主妻枠の内側端と
型枠の外面との間の隙間を、型枠の外面に形成したリン
グ状の収納溝から、互いの周方向端部どうしを重ね合わ
せて全体としてリング状に形成した複数の円弧状の補助
妻枠を外方へ突出させることによって塞ぐものであるか
ら、鉄筋組立室に覆工材料を打設した後、補助妻枠を内
方へ移動させるにあたって、補助妻枠の周方向端部どう
しの重ね合わせ部分を大きくとることにより、同補助妻
枠を内方へ容易に移動できる。
【0018】また、円弧状の補助妻枠の周方向端部どう
しの重ね合わせ部分と型枠の外面のリング状の収納溝と
の間を、それらの間に介装させたシール部材によってシ
ールするものであるから、鉄筋組立室に覆工材料を打設
する際に、最も覆工材料が漏れ易い箇所である補助妻枠
の周方向端部どうしの重ね合わせ部分を良好にシールす
ることができる。
【0019】そして、覆工材料の供給圧力が圧力保持ジ
ャッキの設定保持圧力よりも大きくなったときに、覆工
材料の供給圧力よりも大きくなったときに、覆工材料の
供給圧力により、押出しピストンをシールド機の前方へ
移動させるように構成しているので、押出しピストンは
覆工材料を押し出す時にはシールド機の後方へ、またピ
ストン室に覆工材料を入れるときには前方へ移動し、コ
ンクリートピストン室内の圧力が覆工材料の供給時にも
ほぼ一定に保つことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0021】図1は本発明方法により施工途中にあるト
ンネルの切羽近傍を示したものである。本図中、符号1
0はシールド機であり、このシールド機10は、その前
部に設けられたカッター装置12により紙面に対して左
側にトンネルTを掘削しつつ、シールド機10の後方に
形成されたトンネルTの周壁を所定の間隔を空けて型枠
1によって覆い、この型枠1と前記周壁との間に鉄筋U
を配置するとともに、覆工材料を供給し、トンネル内面
に覆工壁Wを構築するように構成されている。なお、前
記型枠1は、面板1aとこの面板1aを支持する支持枠
1bとを主体として構成されており、また、一部の型枠
(上部型枠)の面板1aには型枠の外側に覆工材料を打
設する打設パイプ2を接続するジョイント部1cが設け
られるとともに、後述する補助妻枠51を出没自在に収
納するリング状の収納溝1dが設けられている。なお、
前記ジョイント部1cにはこのジョイント部1cの充填
口を開閉するシャッター機構3が設けられている(図4
参照)。
【0022】シールド機10について、より具体的に説
明すると、シールド機10は、外殻をなす円筒状のスキ
ンプレート11と、このスキンプレート11の前端部に
備えられ図示せぬ駆動手段によって回転せしめられて地
山を掘削するカッター装置12と、スキンプレート11
の内部に形成された仕切板11aに基端が連結された推
進ジャッキ13とを設備した基本構造となっている。
【0023】前記スキンプレート11のテール部は、ス
キンプレート11と同径でスキンプレート11の一部を
構成する外筒20と、この外筒20より小径に形成され
た内筒21とにより二重に形成されており、またこれら
外筒20と内筒21は、図2及び図3に示すように、ス
キンプレート11の半径方向に延びる複数の隔壁22に
より連結されている。そして、外筒20と内筒21との
間には、複数(図示例では4室)のコンクリートピスト
ン室23が設けられ、それぞれのコンクリートピストン
室23に押出しピストン24がスライド自在に収納され
ている。
【0024】この押出しピストン24は、図2〜図4に
詳細に示すように、コンクリートピストン室23の内部
形状に合わせてコンクリートピストン室23内に緊密に
収まる大きさに形成されており、前記仕切板11aに基
端が取り付けられた複数の圧力保持ジャッキ25によっ
て前後にスライドするように構成されている。
【0025】なお、この押出しピストン24を作動させ
る圧力保持ジャッキ25には、リリーフ弁が備えられて
おり、覆工材料の打設圧力がジャッキの保持圧力よりも
大きくなった時に、ジャッキが縮むような構成となって
いる。
【0026】また、前記押出しピストン24の外周には
複数(実施例では2条)のシール部材26が取り付けら
れるとともに、押出しピストン24の中央部にはスキン
プレート11の内部とコンクリートピストン室23の内
部とを連通する覆工材料の充填孔24aが形成され、さ
らに、押出しピストン24の内面には、前記充填孔24
aに連通しかつ覆工材料の打設パイプ30と連結される
ジョイント部27が設けられている(図4参照)。
【0027】なお、実施例では、前記充填孔24aを押
出しピストン24の中央部に配設しているが、本発明
は、この実施例に限定されるものではない。
【0028】また、前記充填孔24aには、充填孔24
aを開閉する遮断機構28が付設され(図4参照)、必
要に応じて充填孔24aを開閉することができるように
なっている。なお、この遮断機構28は、具体的には、
シャッター、バルブなどにより構成されるが、充填孔2
4aを開閉することができるものであれば、他の構成で
あっても良い。
【0029】また、図1中、符号30は覆工材料の打設
パイプを示し、この打設パイプ30は、覆工材料の供給
ポンプ31の供給配管32に接続された分岐バルブ33
に一端が接続されており、また、打設パイプ自身はフレ
キシブル管もしくは伸縮自在管により構成されて押出し
ピストン24の移動に対応できるようになっている。
【0030】さらに、図1及び図2中、符号50は内筒
21と型枠1との間を閉塞する主妻枠であり、この主妻
枠50は、図2に示すように、内筒21の内面の曲率に
対応して湾曲した複数の板体50aをその長手方向にリ
ング状に組合わせてなる基本構成となっている。
【0031】さらに、前記主妻枠50の内側端50b
は、その外側端と同心円となるように加工されており、
また、内側端50bと型枠1の外周との隙間G(図1参
照)はシールド機の蛇行によりその大きさが変化するの
で、蛇行量よりも大きめに隙間の大きさが設定され、主
妻枠50が型枠1の内側に露出しないように配慮されて
いる。
【0032】そして、型枠1と主妻枠50との隙間には
この隙間を塞ぐ複数の補助妻枠51がセットされるよう
になっている。
【0033】補助妻枠51は、基本的には主妻枠50と
同様であって、図2に示すように、主妻枠50の内面の
曲率に対応して湾曲した円弧状の部材からなるものであ
る。すなわち、この補助妻枠51は、図5〜図7に示す
ように、本来の厚さの約半分の厚さに設定された、互い
の周方向端部51aどうしを重ね合わされることによ
り、全体としてリング状に形成されるものである。な
お、図5において左半分は、各補助妻枠51の外端が主
妻枠50の内端に当接するよう外方へ移動されたセット
状態を示し、同図において右半分は、各補助妻枠51が
内方へ移動されて型枠1の内部に収納された解体状態を
示している。
【0034】補助妻枠51は、前記型枠1に形成された
前記リング状の収納溝1dに、シールド機の半径方向へ
移動可能に挿入セットされている。また、補助妻枠51
の外周端には溝51bが形成されており、補助妻枠51
が図8に示すように、外方へ移動されるとき、その溝5
1bは主妻枠50の内端と係合する。
【0035】前記型枠1のリング状の収納溝1dを構成
する側壁部1eには、図9〜図12に示す如く、補助妻
枠51の周方向端部どうしの重ね合わせ部分に対向する
ように、シール部材収納用凹部60が側壁部1eの一部
を凹まされて形成されている。このシール部材収納用凹
部60には袋状のシール部材61が挿入セットされてい
て、このシール部材61内にエアーあるいは水等の流体
が導入されると、シール部材61が補助妻枠51に当接
するように膨出し、これにより、補助妻枠51とシール
部材収納用凹部60との間の隙間62が塞がれるように
なっている(図11,図12参照)。
【0036】また、図13に示すように、前記型枠1に
は、前記補助妻枠51を間に挟んでその両側にボルト6
3a,63bが、互いに同一軸線状となるように配され
ている。これらボルト63a,63bは、リング状の収
納溝1dを構成する側壁部1eに形成された孔1eeを
貫通し、かつ外周に形成されたねじ部を型枠1の内部に
設けられた反力受けリブ65a,65bの雌ねじ部66
に螺合されて支持される。
【0037】前記ボルト63a,63bには該ボルト6
3a,63bを回転させるボルト回動手段67が連設さ
れている。ボルト回動手段67は、例えば、図15に示
すように、ボルト63a,63bの外周に90度置きに
設けられた突起が67aと、これらの突起67aに先端
の溝が係合される回転用のロッド67bとから構成さ
れ、必要に応じて作業員等がロッド67bを把持し、該
ロッド67bの先端を突起67aに係合し、ロッド67
bを介してボルト63a,63bを回転させることで、
それらボルト63a,63bを補助妻枠51に対して接
近あるいは離間させる方向へ移動できるようになってい
る。
【0038】また、図13及び図14に示すように、前
記型枠1にはリング状の収納溝1dを跨ぐように型枠1
の一端から他端まで達する推力伝達部68が設けられて
いる。この推力伝達部68には前記反力受けリブ65
a,65bが固定されていて、両者間の力(例えば圧縮
力)の授受が行なえるようになっている。
【0039】次に、前記の如く構成されたシールド機を
適用して本発明に係るシールドトンネルの覆工方法を実
施する場合について、図16〜図19を参照して工程順
に説明する。
【0040】(i)鉄筋及び型枠の組立 図4に示すように、推進ジャッキ13を引いた状態で、
内筒21の内側において、鉄筋Uを組立てるとともに、
この鉄筋Uの内側に例えばエレクターを使用して型枠1
を円筒状に組み立てる。一方、鉄筋Uの組立とともに内
筒21と型枠1との間を閉塞する主妻枠50を、その外
側端50cが内筒21の内面に接するようにセットし、
前記主妻枠50の内側端50bと型枠1の外面との間の
隙間を、型枠1の外面に形成したリング状の収納溝1d
から補助妻枠51を外方へ突出させて塞ぐ。具体的に
は、予め、ボルト63a、63bを補助妻枠51から離
間する方向に移動させておき、補助妻枠51のシールド
機の半径方向の移動を許容する状態にして該補助妻枠5
1を外方へ移動させて、図8に示すように、その外周端
の溝51bを主妻枠50の内端に嵌合させる。このと
き、図5の左半分及び図6に示すように、補助妻枠51
の周方向の端部51aの互いに重ね合わされる部分が小
さくなり、この端部51aと型枠のリング状の収納溝1
dの内面の間に隙間が62生じる。したがって、後工程
である鉄筋組立室Rに覆工材料を圧入するときに、この
隙間62から覆工材料が漏れてしまうおそれがある。
【0041】しかしながら、ここでは、型枠1のリング
状の収納溝1dを構成する側壁部1eに形成されたシー
ル部材収納用凹部60に袋状のシール部材61が挿入セ
ットされており、このシール部材61内に図示しない流
体注入手段によってエアーあるいは水等の流体を注入す
ることにより、シール部材61を補助妻枠51に当接す
るように膨出させ得る。そして、図11及び図12に示
すように、この膨出させたシール部材61により、補助
妻枠51とシール部材収納用凹部60との間の前記隙間
62を塞ぐ。したがって、後工程である鉄筋組立室Rに
覆工材料を圧入するときに、この隙間62から覆工材料
が漏れることはない。
【0042】また、前記主妻枠50には、覆工材料の圧
力に対抗させるため、鉄筋Uをセパレータとして必要な
数だけナットJを介して繋いでおき、この鉄筋Uに主妻
枠50にかかる圧力を受け持たせるようにしておく。
【0043】なお、この際、推進ジャッキ13を型枠1
に当接するまで延ばし、型枠1に推進ジャッキ13の反
力が取れるようにセットしておく。
【0044】前記鉄筋Uは、組立て時の施工性を向上す
るために、内筒21の内面に設けた係止金具55により
先端を止めておくことが好ましく、また、主妻枠50と
鉄筋Uとを工場等で一体化させておけば、組立て作業性
を増すことができるので、好ましい。
【0045】なお、前記セパレータとして用いる鉄筋U
は、ジョイント金物Jにより途中を突き合わせて接続し
ておくが、ジョイント金物Jとしては鉄筋Uの一部をラ
ップさせた状態で固定する並列ジョイントや、溶接その
他の接続手段などを用いることができ、さらに、セパレ
ータ兼用の鉄筋以外はラップジョイントにより接合して
おくものとする。
【0046】また、型枠1には、補助妻枠51を収納す
るためのリング状の収納溝1dが各リングごとに形成さ
れているため、型枠1どうしの応力の伝達が困難にな
り、型枠1全体の強度が低下するおそれがある。ここで
は、上記のように補助妻枠51を外方の正規の位置にセ
ットした後は、ロッド67bの先端の溝を、ボルト63
a,63bの外周に形成した突起67aに係合させ、こ
のロッド67b介してボルト63a,63bを回転させ
て、それら各ボルト63a,63bの先端を補助妻枠5
1に当接させておく(図13参照)。
【0047】(ii)鉄筋組立室へのコンクリートの打
設 鉄筋U、型枠1、主妻枠50、補助妻枠51などのセッ
ト完了後、打設配管2を通して型枠1のジョイント部1
cより覆工材料(例えばコンクリート)Cを、図16に
示すように、内筒21、妻枠50、51、型枠1によっ
て囲まれてなる鉄筋組立室Rに打設する。
【0048】このとき、鉄筋組立室Rは高圧になるが、
前記したように補助妻枠51とシール部材収納用凹部6
0との間に生じがちな隙間62は、内部にエアーあるい
は水等の流体を注入したシール部材61により予め塞い
でいるので、この部分から覆工材料が漏れてしまうこと
はない。
【0049】また、型枠1には、補助妻枠51を挟むよ
うにその両側にボルト63a,63bを設け、該ボルト
63a,63bを反力受けリブ65a、65bで支持し
ているので、例えば、前記した覆工材料注入時におい
て、一つの型枠1に圧縮力が作用するとき、この圧縮力
は、反力受けリブ65a、ボルト63a、補助妻枠5
1、ホルト63b、圧力受けリブ65bを通して、リン
グ状の収納溝1dをまたがるように型枠1全体にバラン
ス良く伝達される。したがって、リング状の収納溝1d
を設けることによって型枠1の強度が不足する不具合を
解消できる。
【0050】図17に示すように、鉄筋組立室Rへのコ
ンクリートの打設完了後、鉄筋組立室Rのコンクリート
の圧力Prが、既設コンクリートの圧力Poとほぼ同じ
ようになった時点で、鉄筋組立室Rの後部の補助妻枠5
1を、図5の右半分及び図18に示すように、型枠1の
内方へ移動し、ジョイント部1cの充填口を閉じる。こ
の操作により、打設されていたコンクリートは圧力を常
に保持されることになる。なお、上記のように補助妻枠
51を型枠1の内方へ移動させて解体状態にするとき、
前記したようにロッド67bの先端の溝を、ボルト63
a,63bの外周の突起67aに係合させ、このロッド
67b介してボルト63a,63bを回転させて、各ボ
ルト63a,63bの先端を予め補助妻枠51から離間
させておく。
【0051】前記のように配管2からコンクリートを打
設するとき、押出しピストン24は、コンクリートの供
給圧力により、圧力保持ジャッキ25の押圧力に抗する
方向に力を受けるが、押出しピストン24を押圧する圧
力保持ジャッキ25には、設定圧力よりも大きな圧力を
受けたときにジャッキが縮むようなリリーフ弁が設けら
れているため、押出しピストン24は、図18中の矢印
に示すように、コンクリートの供給とともにシールド機
10の前方に移動し、コンクリートの打設が阻害される
ことがない。また、コンクリートの供給が止ると、圧力
保持ジャッキ25の押圧力が押出しピストン24に再び
作用し、シールド機10の進行とともに後方へ移動する
こととなる。
【0052】(iii)打設準備 外部へのコンクリート打設を実施するにあたっては、圧
力保持ジャッキ25の押出し圧力を高さによる地山圧力
の違いに対応させて、打設したコンクリートが常に地山
の圧力よりも大きい圧力を加えることができるように大
きさに設定するとともに、押出しピストン24のジョイ
ント部27に打設パイプ30を連接し、押出しピストン
24の充填口24aを通してコンクリートピストン室2
3内に覆工材料を供給できるようにセットしておく。ま
た、覆工材料としては遅延型のコンクリートなどを適用
し、圧力を後方へ伝達させるように設定しておく。
【0053】なお、コンクリートピストン室23は、あ
らかじめ工場において高精度に製作しておき、シール部
材26が高圧にも耐えるように形成しておくことは言う
までもない。
【0054】(iv)コンクリートピストン室へのコン
クリートの打設 コンクリートの打設準備完了後、コンクリートを供給ポ
ンプ31より打設ポンプ30へ送り、この打設ポンプ3
0を通して押出しピストン24の充填口24aよりコン
クリートをコンクリートピストン室23へ打設する。
【0055】より具体的には、シールド機10のコンク
リートピストン室23に備えられた押出しピストン24
の圧力保持ジャッキ25の押圧力を調整して、押出しピ
ストン24の作用によって生じるコンクリート圧力Po
を地山圧力Pjよりも高く保持しておき、打設パイプ3
0よりコンクリートをコンクリートピストン室23に向
けて圧力保持ジャッキ25の圧力よりも大きい圧力で供
給して、コンクリートピストン室23内にコンクリート
を打設していくものである。
【0056】なお、この際(コンクリートをコンクリー
トピストン室23に打設する際)、押出しピストン24
は、コンクリートの供給圧力により、圧力保持ジャッキ
25の押圧力に抗する方向に力を受けるが、押出しピス
トン24を押圧する圧力保持ジャッキ25には、設定圧
力よりも大きな圧力を受けたときにジャッキが縮むよう
なリリーフ弁が設けられているため、押出しピストン2
4は、コンクリートの供給とともにシールド機10の前
方に移動し、コンクリートの打設が阻害されることがな
い。また、コンクリートの供給が止ると、圧力保持ジャ
ッキ25の押圧力が押出しピストン24に再び作用し、
シールド機10の進行とともに後方へ移動することとな
る。
【0057】(v)シールド機の掘進 次に、コンクリートピストン室23のコンクリートを後
方へ押出しながら、スキンプレート11前端のカッター
装置12で地山を掘削し、型枠1に反力をとって推進ジ
ャッキ13を駆動させることでシールド機10を掘進さ
せる。この際、コンクリート圧力Poは、地山圧力Pj
よりも大きいので、漏水等の心配がない。
【0058】掘進完了後、第推進ジャッキ13を縮め、
鉄筋、型枠等のセットを前記手順で行ない、このような
工程を繰り返すことにより、作業を進めていく。なお、
掘進完了後においても圧力保持ジャッキ25によりコン
クリートピストン室23内の圧力を一定に保持しておく
ことは言うまでもない。
【0059】なお、前記工程中、押出しピストン24の
シール部材26の交換が必要になった場合は、コンクリ
ートの硬化後に、押出しピストン24をコンクリートピ
ストン室23より抜き出し、シール部材26の交換作業
を行なえばよい。この作業は、コンクリート硬化後に押
出しピストン24を圧力保持ジャッキ25を使って抜き
出し、その外周のシール部材26を交換する単純作業で
あり、またその交換作業はコンクリート硬化後に行なわ
れるので、安全に現場で行なうことができる。またコン
クリート配管の清掃作業が必要となった場合には、押出
しピストン24に付設された遮断機構28を使って、充
填口24aを塞ぎ、打設パイプ30を取り外して、清掃
すれば良い。この作業は、遮断機構28によって、充填
孔からのコンクリートの流出を防止することができるの
で、コンクリートピストン室23内のコンクリートに圧
力を加えたまま行なうことができ、トンネル覆工時の作
業性が損なわれることがない。
【0060】前記実施例では、シールド機10のテール
部を二重にし、その内部に複数のコンクリートピストン
室23を設け、このコンクリートピストン室23内に押
出しピストン24を設けて、この押出しピストン24を
圧力保持ジャッキ25によって、各コンクリートピスト
ン室23内の圧力を調整するようにしているので、地山
圧力の変化(通常は深度が深いほど圧力が高くなる)に
対応して各室のコンクリートの圧力の管理を個々に行な
うことができ、コンクリート圧力が常に地山圧力より高
く保持することが、確実かつ容易にできる。
【0061】また、実施例では、シールド機のテール部
内にコンクリートピストン室23を設け、あらかじめ工
場において、コンクリートピストン室23に押出しピス
トン24をシールした状態でスライド自在に配設してあ
るため、押出しピストン24のシール部の精度を、シー
ルド機のカッター等可動部のシールと同等に保持するこ
とができ、シールド機の対応可能な地山にはほとんどす
べて対応することができる。
【0062】また、実施例では、このようなコンクリー
トの圧力保持に重要なシールの交換を安全かつ容易に実
施することができるので、長距離掘進時にもシール交換
を行なうことで、常にコンクリート圧力の保持が可能で
あるといった利点がある。また、コンクリートの供給に
伴って、押出しピストン24を前方に移動させ、コンク
リートを押し出す時には、シールド機の後方へ移動させ
るようにしているので、コンクリートピストン室内の圧
力がコンクリートの供給時にもほぼ一定に保つことが可
能になり、この結果、地山や型枠に過度の圧力を与える
ことがなく、地山を押し上げることもなく、また型枠を
必要以上に頑丈にする必要がなくなるといった効果を奏
する。
【0063】また、前記により、コンクリートピストン
室23内の圧力を常に、地山の土圧・水圧よりも高く保
つことが可能になるので、漏水がなく、高強度の高品質
のコンクリートの打設が可能であるといった利点があ
り、また、テールボイドへの充填が確実に行なえるの
で、地盤沈下のおそれもないといった長所もある。
【0064】また、実施例では、押出しピストン24に
より常に、コンクリートを押圧するように構成している
ので、硬化時間の長いコンクリートの使用が可能にな
り、1リング毎の配管などの清掃が不要になるといった
効果もある。
【0065】また、実施例では妻枠に鉄筋Uを取り付け
てセパレータ兼用として使用しているので、妻枠のジャ
ッキが不要になり、また妻枠にジャッキを設けた場合に
も必要に応じて外すことが可能になるといった利点があ
る。
【0066】さらに、内筒21と型枠1との間を主妻枠
50とこの主妻枠50に接合される補助妻枠51により
塞ぎ、補助妻枠51の出没を調整することにより、シー
ルド機の蛇行を調整するようにしているので、作業性を
向上できるといった利点がある。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏することができる。
【0068】請求項1記載のシールドトンネルの覆工方
法によれば、テール部に形成された複数のコンクリート
ピストン室内の押出しピストンの圧力を圧力保持ジャッ
キにより個々に制御することにより、各室の覆工材料の
圧力の管理を個々に行なえることから、高さによる地山
圧力の違いに容易に対応させることができ、覆工材料の
圧力を常に地山の土圧・水圧よりも高く保持することが
可能になる。また、このような作用により、テールボイ
ドへの覆工材料の充填が確実に行なわれ、沈下のおそれ
がなくなる。
【0069】また、鉄筋を組む際に、シールド機の内筒
の内面に接して主妻枠を配置し、この主妻枠の内側端と
型枠の外面との間の隙間を、型枠の外面に形成したリン
グ状の収納溝から、互いの周方向端部どうしを重ね合わ
せて全体としてリング状に形成した複数の円弧状の補助
妻枠を外方へ突出させることによって塞ぐものであるか
ら、鉄筋組立室に覆工材料を打設した後、補助妻枠を内
方へ移動させるにあたり、補助妻枠の周方向端部どうし
の重ね合わせ部分を大きくとることによって、補助妻枠
を内方へ極めて容易にの移動できる。
【0070】また、円弧状の補助妻枠の周方向端部どう
しの重ね合わせ部分と型枠の外面のリング状の収納溝と
の間を、それらの間に介装させたシール部材によってシ
ールするものであるから、鉄筋組立室に覆工材料を打設
する際に、最も覆工材料が漏れ易い箇所である補助妻枠
の周方向端部どうしの重ね合わせ部分を良好にシールす
ることができ、覆工材料の漏洩を防止できる。
【0071】請求項2記載のシールド機の妻枠構造によ
れば、外側端が内筒の内面に接するようにセットされる
リング状の主妻枠と、該主妻枠の内側端と型枠の外面と
の間に両者を塞ぐように、互いの周方向端部どうしを重
ね合わされて全体としてリング状に形成されて前記型枠
の外面に形成されたリング状の収納溝から外方へ突出さ
れた複数の円弧状の補助妻枠と、前記型枠のリング状の
収納溝に前記補助妻枠の周方向端部どうしの重ね合わせ
部分に対向するように設けられたシール部材収納用凹部
と、該シール部材収納用凹部に収納されたシール部材と
を備えるから、前記した請求項1記載の工法を好適に実
施できる。
【0072】請求項3記載の発明では、補助妻枠を間に
挟んでその両側にボルトを同一軸線状に設け、ボルトを
それぞれ反力受けリブによって支持する構造であるか
ら、型枠に圧縮力が加わる場合、それらボルト、補助妻
枠、及び反力受けリブによって、加わる圧縮力を型枠全
体で受けることとなり、型枠に補助妻枠を収納するため
のリング状の収納溝を形成することによる強度低下を未
然に防止することができる。
【0073】請求項4記載の発明では、ボルトにボルト
を回転させるためのボルト回動手段を連設しているの
で、ボルトを回転させて該ボルトの軸方向に移動させる
ことができ、ボルトの先端を補助妻枠に当接させたりそ
れから離間させたりする作業が極めて容易に行なえる。
【0074】請求項5記載の発明では、前記型枠に、リ
ング状の収納溝を跨ぐように型枠の一端から他端まで達
する推力伝達部を設け、かつこの推力伝達部に反力受け
リブを固定しているので、過大な力が加わりがちな反力
受けリブを強固に支持することができ、より型枠の強度
を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールドトンネルの覆工方法において
シールド機が地山を掘削している状態を示すトンネルの
側断面図である。
【図2】図1中のAーA線に沿う矢視断面図である。
【図3】図1中のBーB線に沿う矢視断面図である。
【図4】本発明のシールド機の妻枠構造の詳細を示す断
面図である。
【図5】補助妻枠の正面図である。
【図6】図5のCーC線に沿う断面図である。
【図7】図5のDーD線に沿う断面図である。
【図8】補助妻枠の中央部分が型枠のリング状の収納溝
に収納されている状態を示す断面図である。
【図9】補助妻枠の周方向端部が型枠のリング状の収納
溝に収納されている状態を示す断面図である。
【図10】図9のEーE線に沿う断面図である。
【図11】補助妻枠の周方向端部と型枠のリング状の収
納溝との間をシール部材によってにシールされている状
態を示す断面図である。
【図12】図11のFーF線に沿う断面図である。
【図13】補助妻枠とボルトとの関係を示す断面図であ
る。
【図14】補助妻枠とボルトとの関係を示す正面図であ
る。
【図15】図13のGーG線に沿う断面図である。
【図16】本発明の方法を具体的に説明するために示し
た工程図である。
【図17】本発明の方法を具体的に説明するために示し
た工程図である。
【図18】本発明の方法を具体的に説明するために示し
た工程図である。
【符号の説明】
T トンネル 1 型枠 1d リング状の収納溝 1e 側壁部 10 シールド機 11 スキンプレート 12 カッター装置 13 推進ジャッキ 22 隔壁 23 コンクリートピストン室 24 押出しピストン 25 圧力保持ジャッキ 50 主妻枠 51 補助妻枠 51a 端部 60 シール部材収納用凹部 61 袋状のシール部材 62 隙間 63a,63b 圧力受けリブ 66 雌ねじ部 67 ボルト回動手段 67a 突起 67b ロッド 68 推力伝達部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 房男 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 川口 博行 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 石崎 秀武 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 荒砥 太吉 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 大塚 正幸 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 関 伸司 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド機先端のカッター装置により地
    山を掘削しつつ掘削されたトンネルの周壁を所定の間隔
    を空けて型枠によって覆い、この型枠と前記周壁との間
    に鉄筋を配置するとともに覆工材料を供給し、トンネル
    内面を覆工するようにしたシールドトンネルの覆工方法
    であって、 シールド機のスキンプレートのテール部を、外筒と内筒
    とにより二重に形成するとともに、このテール部の外筒
    と内筒との間にスキンプレートの半径方向に延びる隔壁
    を複数形成して押出しピストンが収まる複数のコンクリ
    ートピストン室を設けておき、 前記内筒の内側において鉄筋を配置し、鉄筋の内方に型
    枠を組む際に、鉄筋の配置とともに内筒と型枠との間を
    閉塞するリング状の主妻枠を、その外側端を内筒の内面
    に接するようにセットするとともに、主妻枠にかかるコ
    ンクリート圧力を鉄筋を連結することによりセパレータ
    代わりとして受けもたせ、前記主妻枠の内側端と型枠の
    外面との間の隙間を、型枠の外面に形成したリング状の
    収納溝から、互いの周方向端部どうしを重ね合わせて全
    体としてリング状に形成した複数の円弧状の補助妻枠を
    外方へ突出させることによって塞ぎ、該円弧状の補助妻
    枠の周方向端部どうしの重ね合わせ部分と型枠の外面の
    リング状の収納溝との間を、それらの間に介装させたシ
    ール部材によってシールした後、内筒、型枠、主妻枠及
    び補助妻枠からなる妻枠により囲まれた鉄筋組立室に覆
    工材料を打設する一方、コンクリートピストン室から型
    枠と地山との間に覆工材料を打設し、前記鉄筋組立室の
    覆工材料の圧力と既設覆工材料の圧力とが等しい時点
    で、前記シール部材によるシールを解除し、進行方向後
    側の補助妻枠を型枠のリング状の収納溝に沿って内方へ
    移動させて鉄筋組立室内の覆工材料と既設覆工材料とを
    一体化させ、圧力保持ジャッキにより前記コンクリート
    ピストン室内の押出しピストンを覆工材料の圧力が地山
    の土圧、水圧よりも高い圧力になるように押圧しつつシ
    ールド機を掘進させることを特徴とするシールド機を掘
    進させることを特徴とするシールドトンネルの覆工方
    法。
  2. 【請求項2】 シールド機のスキンプレートのテール部
    のコンクリートピストン室を構成する内筒と、シールド
    機によって掘削されたトンネルの周壁を覆う型枠との間
    を閉塞するシールド機の妻枠構造であって、 外側端が内筒の内面に接するようにセットされるリング
    状の主妻枠と、該主妻枠の内側端と型枠の外面との間に
    両者を塞ぐように、互いの周方向端部どうしを重ね合わ
    されて全体としてリング状に形成されて前記型枠の外面
    に形成されたリング状の収納溝から外方へ突出された複
    数の円弧状の補助妻枠と、前記型枠のリング状の収納溝
    に前記補助妻枠の周方向端部どうしの重ね合わせ部分に
    対向するように設けられたシール部材収納用凹部と、該
    シール部材収納用凹部に収納されて前記補助妻枠の周方
    向端部どうしの重ね合わせ部分との間をシールするシー
    ル部材とを備えてなることを特徴とするシールド機の妻
    枠構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシールド機の妻枠構造に
    おいて、 前記型枠のシール溝には、前記補助妻枠を間に挟んでそ
    の両側にボルトが同一軸線状に設けられ、それらボルト
    はそれぞれ反力受けリブによって支持されていることを
    特徴とするシールド機の妻枠構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシールド機の妻枠構造に
    おいて、 前記ボルトには該ボルトを回転させるボルト回動手段が
    連設されていることを特徴とするシールド機の妻枠構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のシールド機の妻枠構造に
    おいて、 前記型枠には、リング状の収納溝を跨ぐように型枠の一
    端から他端まで達する推力伝達部が設けられ、かつこの
    推力伝達部に前記反力受けリブが固定されていることを
    特徴とするシールド機の妻枠構造。
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