JPH0538157Y2 - - Google Patents

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JPH0538157Y2
JPH0538157Y2 JP16026388U JP16026388U JPH0538157Y2 JP H0538157 Y2 JPH0538157 Y2 JP H0538157Y2 JP 16026388 U JP16026388 U JP 16026388U JP 16026388 U JP16026388 U JP 16026388U JP H0538157 Y2 JPH0538157 Y2 JP H0538157Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案はシールド掘進機の改良に関し、さらに
詳しくは二基のシールド掘進機で対向して掘削し
たトンネル内で、両シールド掘進機を地中接合す
るようになしたシールド掘進機の改良に関するも
のである。
『従来の技術』 この種シールド掘進機として、本考案者等は先
に実願昭63−2216号を提案した。
この従来例シールド掘進機を第1図及び第2図
を参照に説明すると、対向して掘進する二基のシ
ールド掘進機A,Bの夫々のスキンプレート1の
先端にフードプレート2を連設し、このフードプ
レート2の外側に接合リング3を進退自在に配設
し、該接合リング3とフードプレート2との間に
はフードプレート2の後端側外面に固定してスペ
ーサ5を介装し、また、上記双方の接合リング
3,3の先端には互いに嵌合する傾斜面4を夫々
設けてなるものである。
したがつて、この考案によれば、二基のシール
ド掘進機A,Bをトンネル接合地点に向けて対向
するように掘進させ、両方のシールド掘進機A,
Bが最近接した状態(第1図図示状態)で両シー
ルド掘進機A,Bの先端部に夫々配した接合リン
グ3,3を前進させる。すると、該接合リング
3,3の前進初期においてはこの接合リング3,
3は、介装したスペーサ5上を摺動して前進する
が、前進後期には接合リング3,3は該スペーサ
5より外れて、この接合リング3,3は自由な状
態となり、位置ずれ(両中心軸がシールド掘進機
の中心軸よりずれること)が可能な状態となり、
やがて接合リング3,3の傾斜面4,4が接触
し、一方の傾斜面4は他方の傾斜面4上を滑動し
両接合リング3,3は同心状に嵌合する(第2図
図示状態)ものである。
したがつて、上記両接合リング3,3を嵌合し
た状態で、両シールド掘進機A,Bスキンプレー
ト1とフードプレート2と接合リング3とを夫々
残し、他のシールド掘進機の機器は撤去し、その
内側に覆工してトンネルを完成すればよい。
『考案が解決しようとする問題点』 しかし、上記の提案は細部に関しては検討が不
充分で、止水機構に重要な問題点を残していた。
すなわち、接合リング3,3は両者を嵌合する
ために自由度を設けた、すなわち動きに対する拘
束を無くした。それ故、該接合リング3,3の内
面とフードプレート2の外面との間には比較的大
きく不均一な間隙を生じ、この間隙部の止水が未
解決であつた。
『考案の目的』 そこで本考案は上記に鑑みなされたもので、上
記接合リング3,3の内面とプレート2,2の外
面との間隙部の止水を容易・確実に行なえるシー
ルド掘進機を提供することを目的としたものであ
る。
『問題点を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、対向して掘進する二基のシールド掘
進機A,Bの夫々のスキンプレート1の先端にフ
ードプレート2を連設し、このフードプレート2
の外側に接合リング3を進退自在に配設し、該接
合リング3とフードプレート2との間にはフード
プレート2の後端側外面に固定してスペーサ5を
介装し、また、上記双方の接合リング3,3の先
端には互いに嵌合する傾斜面4を夫々設けてなる
シールド掘進機において、 上記接合リング3は外周壁10と内周壁11と
の間隙部にコンクリート等の充填材12と凍結液
循環パイプ13とを収納し、 また、上記フードプレート2にはその外面に開
口するグラウド注入管20を配するとともに、そ
の外面先端側には上記、グラウド注入管20が連
通された膨張可能な袋状パツキン22を設け、 さらに、上記フードプレート2の内面に沿つて
は第2凍結液循環パイプ13′を設けてなること
を特徴とする技術的手段を講じたものである。
『作用』 したがつて、本考案によれば接合リング3,3
を嵌合するまで(第2図図示状態)は従来と同じ
であるが、該接合リング3,3を嵌合した後は、
グラウド注入管20より裏込材(以下、グラウド
と言う)を接合リング3,3の内面とフードプレ
ート2,2の外面との間の空間部C及び、袋状パ
ツキン22内に圧送する。すると、袋状パツキン
22内に圧送された裏込め材は、該袋状パツキン
グ22の容積に限度が有るため、接合リング3,
3の内面とフードプレート2,2の外面との空間
部Cよりは先に充満されこの袋状パツキン22を
膨張せしめ、やがて、この袋状パツキン22の一
部は第4図に示すごとく、接合リング3の内面に
面圧接し該空間部Cをシールする。
そして、該空間部C内にはグラウドが充填され
るから、このグラウド注入管20よりのグラウド
の圧送で一応の止水性は確保でき、しかも上記グ
ラウドは従来使用されているモルタル等の固化す
る材質を使用するので、該グラウドが固化すれば
恒久的な止水が確保できることになる。しかし、
実際には裏込材が固化した時点で部分的な乾燥、
収縮、ブリージング及び施工性より確実な充填が
出来ないで僅かな間隙を生じずる場合もあり、こ
の間隙を介して漏水して確実なる止水はなお実現
できないことがある。そこで、本考案は凍結液循
環パイプ13,13′に凍結液を循環せしめる。
すると付近の地山や上記グラウドは凍結し、確実
なる止水性が確保できる。
無論、上記凍結による止水性確保は、凍結液の
循環を停止してしまえば期待できなくなるもので
恒久的なものではない。しかし、袋状パツキン2
2と凍結による止水を一次止水とし、この状態の
下に必要部に止水鋼板41,42(第4図参照)
を溶接止めする等の二次止水を施工すれば恒久的
で確実なる止水性が確保されることになる。
なお、接合リング3に収納した充填材12は、
凍結熱伝導材として使用する他に、該接合リング
3の補強材としての作用をも呈するものである。
『実施例』 次に、本考案の実施例を第1図乃至第4図に従
つて説明すれば以下の通りである。
図中、A,Bは対向して掘進する二基のシール
ド掘進機で、このシールド掘進機A,Bの夫々の
スキンプレート1の先端にフードプレート2を連
設し、このフードプレート2の外側に接合リング
3を進退自在に配設し、該接合リング3とフード
プレート2との間にはフードプレート2の後端側
外面に固定してスペーサ5を介装し、また、上記
双方の接合リング3,3の先端には互いに嵌合す
る傾斜面4を夫々設けてなるのは従来と同じであ
る。
すなわち、従来スキンプレート1の先端に連設
したフードプレート2は段部1aを介してスキン
プレート1よりは若干小径となし、このフードプ
レート2の外側に配設される接合リング3は前後
方向(図左右方向)に移動自在に配設するととも
に、その外径を略スキンプレート1の外径と一致
してあり、この接合リング3の後端にはスキンプ
レート1内に固定されたジヤツキ7のロツド先端
が支点7aで枢着され、該ジヤツキ7(このジヤ
ツキ7は複数個をスキンプレート1の周方向に沿
つて並設する)の伸張で前方に押し出されるよう
になしてある。また、上記スペーサ5はフードプ
レート2の後端側外面に固定されており、接合リ
ング3が後退した待機位置から前記ジヤツキ7の
伸張で前進動を開始した初期は、このスペーサ5
上を接合リング3の内周面が摺動するが、該接合
リング3の前進動が進行すると接合リング3はこ
のペーサ5上よりはずれて、この状態では該接合
リング3の内周側には何らその移動を拘束するも
のが無いから接合リング3の中心軸とスキンプレ
ート1の中心軸とが必ずしも一致しなくてもよい
状態に、この両接合リング3,3を押し出すこと
ができるようになつている。さらに、上記傾斜面
4は両接合リング3において互いにその傾斜方向
を内外逆方向とし、両者の傾斜面4,4が圧接す
ると圧接した両傾斜面4,4どうしが滑動して両
接合リング3,3の中心軸は一致するようになし
てあるものである。
なお、スキンプレート1の先端段部1a(接合
リング3の後端部でもよい)と接合リング3の先
端内周部とには、シールリング6a,6bが固定
され該接合リング3が待機位置にある場合はフー
ドプレート2と接合リング3との間の空間部Cの
気密を保つようになしてあるのは従来と同じであ
る。
そして、本考案において、上記接合リング3は
外周壁10と内周壁11との間隙部にコンクリー
ト等の充填材12と凍結液循環パイプ13とを収
納してある。すなわち、この接合リング3は外周
壁10と内周壁11と先端傾斜面4と後端面4a
とで囲まれた容器状に構成される。そして、この
接合リング3内に充填材12を収納したのは前述
もした通り、該接合リング3の強度向上と凍結液
循環パイプ13の熱伝導性を確保するためのもの
である。したがつて、この凍結液循環パイプ13
は接合リング3内においては充填材12内に埋入
され、接合リング3より取り出された該凍結液循
環パイプ13の端部はスキンプレート1(その段
部1a等の適宜場所)を気密を保つて抜き差し自
在に貫通し、図示しない凍結ユニツトに連結さ
れ、この凍結液循環パイプ13内を凍結用液が循
環するようになしてあるのは無論である。
また、上記フードプレート2にはその外面に開
口するグラウド注入管20を配するとともに、そ
の外面先端側には上記、グラウド注入管20が連
通された膨張可能な袋状パツキン22を設けてあ
る。この袋状パツキン22はゴム等で形成され、
その内側にグラウドを注入することで膨張できる
ようになしてある。なお、このグラウド注入管2
0は、袋状パツキン22内に連通する他、他のフ
ードプレート2の外面または段部1aに開口して
上記空間部Cにグラウドを注入できるようになし
てある。
さらに、上記フードプレート2の内面に沿つて
は第2凍結液循環パイプ13′を設けてなる。こ
の第2凍結液循環パイプ13′はスキンプレート
1の先端内面とフードプレート2の内面に沿つて
配設され、前記した図示しない凍結ユニツトに連
結され、その中を凍結用液が循環するようになし
てある。
なお、図中、8はカツタフエース、8aはオー
バーカツタ、30はブラシパツキン、31はグリ
ス配管を示すものである。また、第3図中、40
は螺子穴で、両接合リング3,3を嵌合した後に
この両接合リング3,3には、両傾斜面4,4の
接合部内周側を覆う止水ゴムパツキン43で覆
い、この止水ゴムパツキン43を該螺子穴40に
螺締するためのもので、この止水ゴムパツキン4
3は止水鋼鈑41の溶接に先立ち必要に応じて締
着される。
『考案の効果』 本考案は上記のごときであるので、トンネル接
合地点に向けて対向的に掘進してきた二基のシー
ルド掘進機A,Bを、該シールド掘進機A,Bの
先端部に夫々配設した接合リング3,3を前進さ
せることで容易に両シールド掘進機A,Bを機械
的に接合できるシールド掘進機を提供できるもの
である。
そして、本考案は上記接合リング3,3の接合
に際し、この接合リング3の動きに拘束をなくし
ているので、両シールド掘進機A,Bに相当な芯
ずれがあつてもこの接合リング3,3は確実に接
合・嵌合するが、その際に接合リング3の中心軸
がスキンプレート1の中心軸よりずれて、フード
プレート2と接合リング3との間隙が局所的に変
化しても、袋状パツキン22を配したことで局所
的に距離が相違する空間部Cをも確実に止水でき
るシールド掘進機を提供することができるもので
ある。
さらにまた、本考案は接合リング3内に凍結循
環パイプ13を収納し、フードプレート2の内面
に沿つては第2凍結液循環パイプ13′を設けて
なるため、これらへの凍結用液の循環で接合部の
付近の地山及びグラウドを凍結でき所望時間、す
なわち、恒久的な二次止水を施すまでの間は、よ
り確実な止水効果を得ることができるシールド掘
進機を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はトンネル接合部部地点直前において向
い合つた状態にあるシールド掘進機の一部断面要
部側面図、第2図はトンネル接合部地点において
接合を完了した状態にあるシールド掘進機の要部
断面図、第3図は要部拡大断面図、第4図はトン
ネル接合部地点において接合を完了しさらに止水
施工を施した状態での断面図である。 A,B……シールド掘進機、1……スキンプレ
ート、2……フードプレート、3……接合リン
グ、4……傾斜面、5……スペーサ、10……外
周壁、11……内周壁、12……充填材、13…
…凍結液循環パイプ、13′……第2凍結液循環
パイプ、20……グラウド注入管、22……袋状
パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 対向して掘進する二基のシールド掘進機A,B
    の夫々のスキンプレート1の先端にフードプレー
    ト2を連設し、このフードプレート2の外側に接
    合リング3を進退自在に配設し、該接合リング3
    とフードプレート2との間にはフードプレート2
    の後端側外面に固定してスペーサ5を介装し、ま
    た、上記双方の接合リング3,3の先端には互い
    に嵌合する傾斜面4を夫々設けてなるシールド掘
    進機において、 上記接合リング3は外周壁10と内周壁11と
    の間隔部にコンクリート等の充填材12と凍結液
    循環パイプ13とを収納し、 また、上記フードプレート2にはその外面に開
    口するグラウド注入管20を配するとともに、そ
    の外面先端側には上記、グラウド注入管20が連
    通された膨張可能な袋状パツキン22を設け、 さらに、上記フードプレート2の内面に沿つて
    は第2凍結液循環パイプ13′を設けてなること
    を特徴とするシールド掘進機。
JP16026388U 1988-12-09 1988-12-09 Expired - Lifetime JPH0538157Y2 (ja)

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JP16026388U JPH0538157Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09

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Publication Number Publication Date
JPH0280191U JPH0280191U (ja) 1990-06-20
JPH0538157Y2 true JPH0538157Y2 (ja) 1993-09-27

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ID=31442177

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JP16026388U Expired - Lifetime JPH0538157Y2 (ja) 1988-12-09 1988-12-09

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