JPH07332187A - 高圧供給ポンプ - Google Patents

高圧供給ポンプ

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JPH07332187A
JPH07332187A JP6128737A JP12873794A JPH07332187A JP H07332187 A JPH07332187 A JP H07332187A JP 6128737 A JP6128737 A JP 6128737A JP 12873794 A JP12873794 A JP 12873794A JP H07332187 A JPH07332187 A JP H07332187A
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JP
Japan
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fuel
valve
pressure supply
supply pump
pump
Prior art date
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Application number
JP6128737A
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English (en)
Inventor
Kazuo Yamamoto
一男 山本
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体格が小さくかつ燃料の吐出タイミングおよ
び吐出量を調節可能な燃料供給精度の高い高圧供給ポン
プを提供する。 【構成】 高圧供給ポンプ10は、シリンダ11の上部
をエンジンハウジングの一部であるヘッドカバー100
外に露出し、図示しないボルトによりヘッドカバー10
0に固定されている。高圧供給ポンプ10のその他の部
分は、ヘッドカバー100の収容孔100aに収容され
ている。ポンプカム110は、図示しない吸排気バルブ
を開閉駆動する図示しないバルブカムシャフトに取付け
られ、高圧供給ポンプ10を駆動する。調節ロッド25
は電磁弁20の弁体26を付勢する圧縮コイルスプリン
グ27の付勢力を調節後、支持部材24にかしめ固定さ
れている。調節ロッド25を設けたことにより、複数の
高圧供給ポンプ10の燃料噴射タイミングおよび燃料噴
射量が等しくなるように調節できるので精度の高い燃料
供給制御が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関(以下「内燃
機関」をエンジンという)に用いられる高圧供給ポンプ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高圧供給ポンプを用いたエンジン
の燃料供給システムを図7に示す。燃料タンク201に
は燃料ポンプ202が収容されており、燃料ポンプ20
2により数100kpaに燃料が加圧されてから燃料フ
ィルタ203の吸入ポート204に圧送される。燃料フ
ィルタ203の吐出ポート205は高圧供給ポンプ20
6の吸入ポート207に接続されている。ピストン21
1の往復運動による駆動力は、コネクティングロッド2
12、クランク軸213、ベルト214から成る連結機
構によりカムシャフト210に伝達され、高圧供給ポン
プ206のカムシャフト210を回転させる。図5およ
び図6に示すように、高圧供給ポンプ206のハウジン
グ223内に収容されカムシャフト210と一体に回転
するポンプカム224は、高圧供給ポンプ206のプラ
ンジャ225を往復動させる。吸入ポート207から吸
入された燃料は高圧供給ポンプ206により数Mpaか
ら数10Mpaの高圧に加圧され、図7に示すように、
デリバリバルブ226から吐出ポート208を介してコ
モンレール209に吐出される。コモンレール209に
蓄圧された高圧燃料は、分岐通路215を介してエンジ
ン各気筒に設けられたインジュクタ217に供給され
る。そしてインジェクタ217から高圧燃料が直接気筒
内の燃焼室216に噴射される。
【0003】高圧供給ポンプ206のバイパス吐出口2
18から出力される余分な低圧燃料はリターン通路21
9を介して燃料タンク201にリターンされる。コモン
レール209にはその内部の燃料の圧力を検出するため
の圧力センサ220が配設されており、圧力センサ22
0により検出された圧力信号が電子制御ユニット221
に入力される。電子制御ユニット221は、圧力センサ
220により検出された圧力信号、および、エンジンの
回転数や負荷等のエンジン運転状態等に応じて燃料噴射
圧が最適値になるように電磁弁222の通電時期を制御
することによりコモンレール209へ吐出される燃料量
を制御している。また、電子制御ユニット221はエン
ジンの回転数や負荷状態等のエンジンの運転状態に応じ
て燃料噴射時期および噴射期間を制御するためにインジ
ェクタ217に制御信号を出力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の高圧供給ポンプ206の場合、ハウジング22
3内にカムシャフト210およびポンプカム224が内
蔵されているため、ポンプカム224およびこれを覆う
ハウジング223の一部、ポンプカム224の軸受けと
なる図示しないベアリング、オイルシール等の部材によ
り高圧供給ポンプ206が大型化および重量アップす
る。また、部品点数が増加するとともにハウジング22
3、カムシャフト210およびカムシャフト210の関
連部品を高精度に加工する必要があるため、製造工数が
増加するとともに製造コストがアップするという問題が
ある。さらにエンジン側においても、ポンプ固定用フラ
ンジおよび固定ステーの設置が必要であるので、加工工
数が増大するという問題がある。
【0005】また、電磁弁222の弁体を開弁方向に付
勢する図示しない圧縮コイルスプリングの付勢力を調節
する機構がないため、複数の高圧供給ポンプが電子制御
ユニット221から同一の駆動信号を受け弁体が閉弁し
ようとするとき製造ばらつき等により電磁弁の閉弁時間
に差が生じることがあり、高圧供給ポンプ毎に吐出量が
ばらつくという問題がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、体格が小さくかつ燃料の吐出タイミン
グおよび吐出量を調節可能な燃料供給精度の高い高圧供
給ポンプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1記載の高圧供給ポンプは、燃料の吸
入通路と吐出通路とを有し、摺動孔を形成する内壁によ
りプランジャを往復動可能かつ摺動可能に支持するシリ
ンダと、前記シリンダを収容する収容孔を有するエンジ
ンのハウジングと、エンジンのバルブカムシャフトに取
付けられ、前記プランジャを往復動可能に駆動するポン
プカムと、前記プランジャを前記ポンプカム側に付勢す
る第1の付勢手段と、弁体と前記弁体の着座可能な弁座
を有し前記弁体を往復動可能に支持するバルブボディと
前記弁体を前記弁座に付勢する第2の付勢手段と前記第
2の付勢手段の付勢力を調節可能な調節部材とを有し前
記摺動孔の一端に設けられる電磁弁であって、前記プラ
ンジャの端面と前記シリンダの前記内壁と前記電磁弁の
端面とで区画形成される燃料加圧室に前記吸入通路から
導入され前記プランジャの往復動により加圧される燃料
の吐出タイミングを決定する電磁弁と、を備えることを
特徴とする。
【0008】また本発明の高圧供給ポンプの前記ハウジ
ングは、請求項2に記載したように、具体的にはシリン
ダヘッドカバーであることを特徴とする。さらに本発明
の高圧供給ポンプの前記ハウジングは、請求項3に記載
したように、具体的にはシリンダヘッドであることを特
徴とする。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明の請求項1、2または
3記載の高圧供給ポンプによると、エンジンのハウジン
グに高圧供給ポンプを収容し、バルブカムシャフトに取
付けたポンプカムによりプランジャを駆動することによ
り、高圧供給ポンプ駆動用の専用カムシャフトが不要に
なる。このため、エンジンハウジング外に露出する高圧
供給ポンプの体格が小さくなリ搭載スペースの自由度が
向上するとともに部品点数が減少し、さらに高圧供給ポ
ンプのハウジングの加工が容易になることにより製造工
程が短縮しかつ製造コストが低下するという効果があ
る。また、電磁弁により燃料の吐出タイミング制御を行
うため、精度の高い燃料噴射制御が可能となる。さら
に、電磁弁の弁体を付勢する圧縮コイルスプリングの付
勢力を調節可能な調節部材を設けたことにより、製造ば
らつきに係わらず複数の高圧供給ポンプ間で燃料の吐出
タイミングおよび吐出量を等しくできるという効果があ
る。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるガソリンエン
ジン用の高圧供給ポンプを図1および図2に示す。
【0011】図1に示すように、高圧供給ポンプ10
は、吸入通路12aの形成された吸入口12と電磁弁2
0とデリバリバルブ30とを収容しているシリンダ11
の上部をエンジンハウジングの一部であるヘッドカバー
100外に露出し、図2に示すボルト112によりヘッ
ドカバー100に固定されている。ヘッドカバー100
に収容されている高圧供給ポンプ10のその他の部分
は、円筒状のタペットガイド40に囲われてヘッドカバ
ー100の収容孔100aに収容されている。タペット
ガイド40はスクリュウねじ60またはピンによりシリ
ンダ11に固定されている。ポンプカム110は、図示
しない吸排気バルブを開閉駆動する図示しないバルブカ
ムシャフトに取付けられ、高圧供給ポンプ10を駆動す
る。
【0012】後述するプランジャ43を往復動可能に支
持するシリンダ11の内壁11aには、円環状の燃料溜
まり11bおよび11cが形成されている。燃料溜まり
11bはリターン通路17を介して吸入通路12aと連
通し、燃料溜まり11cは、図示しないリターン通路を
介し図2のリターンコネクタ51に接続している。図1
に示すように、吸入口12には吸入通路12aが形成さ
れており、図示しない燃料ポンプから燃料が供給され
る。吸入通路12aは燃料通路13と連通し、リターン
通路17を介して燃料溜まり11bと連通している。
【0013】電磁弁20のバルブハウジング21はシリ
ンダ11とねじ結合して固定されている。バルブハウジ
ング21の内壁に、バルブボディ22、シリンダ23、
支持部材24が図1の上向きにこの順で嵌挿されてい
る。支持部材24は円筒状に形成され、バルブハウジン
グ21にかしめ固定されている。調節ロッド25は円筒
状に形成され支持部材24とかしめ固定している。弁体
26は、バルブボディ22およびシリンダ23の内壁に
摺動可能かつ往復動可能に支持されている。弁体26
は、圧縮コイルスプリング27によりプレート28に向
け開弁方向に付勢されている。バルブボディ22の−Z
軸方向端面はプレート28と、プレート28の−Z軸方
向端面はワッシャ29と、そしてワッシャ29の−Z軸
方向端面はシリンダ11と面接触している。弁体26
は、バルブボディ22に形成された弁座22aとプレー
ト28との間を往復動可能である。支持部材24とバル
ブハウジング21との間にソレノイド30が巻装してい
る。ソレノイド30の両端は、コネクタカバー31から
図1の上方に突出しているピン32に接続している。コ
ネクタカバー31には、支持部材24に調節ロッド25
をかしめ固定できるように切欠き部31aが形成されて
いる。図1に示す切欠き部31aは、便宜上90°回転
して図1に示している。電磁弁20周囲のシリンダ11
の内壁に環状の燃料ギャラリ14が形成され、この燃料
ギャラリ14は燃料通路13およびバルブボディ22に
形成された連通路22bと連通している。
【0014】デリバリバルブ33はシリンダ11とねじ
結合で固定し、デリバリバルブ33の軸方向に形成され
る燃料通路33aと吐出通路15とが連通している。吐
出弁体34は、圧縮コイルスプリング35により弁座3
6に付勢されている。圧縮コイルスプリング35の付勢
力は燃料供給圧よりも低く設定されている。燃料加圧室
16内の圧力が所定圧以上になると、圧縮コイルスプリ
ング35の付勢力に抗して吐出弁体34がリフトし、燃
料通路33aを介し吐出通路15と吐出口37とが連通
する。デリバリバルブ33は図示しないコモンレールと
図示しない燃料鋼管により接続されている。
【0015】タペット41は有底円筒状に形成され、バ
ルブカムシャフトに固定されたポンプカム110に底面
41aを当接している。タペット41はタペットガイド
40の内壁に摺動可能に支持されている。タペットガイ
ド40の内壁とタペット41の外壁との間には円筒状の
油溜まり42が形成されており、ヘッドカバー100に
形成された油通路101、タペットガイド40に形成さ
れた油通孔40aを介して潤滑油が供給され、タペット
41の往復動によるタペットガイド40との焼付きを防
止している。空気通路102は、ヘッカバー100の内
壁100aに環状に形成された空気溜まり100b、タ
ペットガイド40の側壁を貫通し油通孔40aよりも上
部に形成された空気通孔40bを介し、シリンダ11と
タペットガイド40とタペット41とにより区画形成さ
れた空間に連通している。このため、この空間と空気通
路102間は、タペット41の上昇時および下降時、空
気が流通可能になっている。タペット41は、図1に示
すプランジャ43の下死点位置においてもピン61に係
止しないが、ヘッドカバー100への組付け時、ピン6
1により落下を防止される。
【0016】プランジャ43は、摺動孔11aを形成す
るシリンダ11の内壁に軸方向に摺動可能に支持されて
いる。スプリングシート44は圧縮コイルスプリング4
5により図1の−Z軸方向に付勢され、タペット41の
内底面に当接している。プランジャ43のヘッド部43
aは、タペット41の内底面とスプリングシート44と
の間に挟持され、スプリングシート44により図1の−
Z軸方向に付勢されている。プランジャ43の図1の+
Z軸方向の端面と、シリンダ11の内壁と、電磁弁20
の端面とにより燃料加圧室16が形成されている。
【0017】電磁弁20の圧縮コイルスプリング27の
付勢力調節手順を次に説明する。圧縮コイルスプリング
27の付勢力に抗して調節ロッド25を支持可能な図示
しない支持具により調節ロッド25を押し下げ、圧縮コ
イルスプリング27の付勢力を調節する。所定の付勢力
に調節すると、支持部材24の外側から図2の切欠き部
31aを通し径方向内側に向け外力を加えることにより
調節ロッド25と支持部材24とをかしめ固定する。
【0018】次に、高圧供給ポンプ10の作動につい
て、図1および図3に基づいて(1) 燃料の吸入行程、
(2) 燃料の加圧圧送行程に分けて説明する。 (1) 燃料の吸入行程 バルブカムシャフトの回転に伴いポンプカム110が回
転し、タペット41およびスプリングシート44ととも
にプランジャ43が往復動する。プランジャ43が上死
点である+Z軸方向の最大位置に位置すると、図3の
(A)に示す電磁弁20のソレノイド30への通電が遮
断される。圧縮コイルスプリング27の付勢力により弁
体26が弁座22aから離間し電磁弁20は開弁状態と
なる。このとき、プランジャ43が−Z軸方向に移動す
ることにより、燃料ポンプから吐出された低圧燃料が、
吸入通路12a、燃料通路13、燃料ギャラリ14、連
通路22bを介して燃料加圧室16に流入される。そし
てプランジャ43が下死点である−Z軸方向の最大位置
に位置するとき、燃料加圧室16内には最大量の低圧燃
料が流入する。
【0019】(2) 燃料の加圧圧送行程 図3の(B)に示すように、プランジャ43が+Z軸方
向に移動する行程において、所望の燃料吐出量に対応し
た位置にプランジャ43が到達したとき、電子制御ユニ
ットにより電磁弁20のソレノイド30に通電される。
これにより、図3の(C)に示すように、弁体26が+
Z軸方向に移動し弁座22aに当接する。すなわち、電
磁弁20は閉弁状態となる。その後、プランジャ43が
さらに+Z軸方向に移動すると燃料加圧室16内の燃料
は高圧となり、吐出弁体34が弁座36から離間するこ
とにより、吐出通路15、燃料通路33a、吐出口37
を介して高圧燃料がデリバリバルブ33から図示しない
コモンレールに吐出される。コモンレールに燃料が供給
され吐出弁体34の燃料上流側と燃料下流側との圧力差
が小さくなると、圧縮コイルスプリング35の付勢力に
より吐出弁体34は弁座36に当接しデリバリバルブ3
3は閉弁する。これにより、燃料下流側から燃料が逆流
することを防止する。燃料の加圧圧送時、燃料室加圧1
6内の高圧燃料の一部がプランジャ43とシリンダ11
との摺動部に流れ込むことがある。この流れ込んだ燃料
は、図1に示す燃料溜まり11bに溜まり、リターン通
路17を通して吸入通路12aにリターンされる。吸入
通路12aには低圧ではあるが燃料圧力がかかっている
ため、燃料溜まり11bに溜まっている燃料が−Z軸方
向に流れ込むことがある。この燃料は燃料溜まり11c
に溜まり、図示しないリターン通路を通り最終的には燃
料タンクへリターンされるので、燃料がエンジンオイル
に混入することはない。リターン通路内の圧力は大気圧
と等しい。
【0020】第1実施例では、ヘッドカバー100に高
圧供給ポンプ10を収容したことに加え、通常コモンレ
ールはエンジンの燃焼室近傍に配置されるため、高圧供
給ポンプ10、コモンレール、燃焼室を接続する燃料鋼
管の長さを短縮できる。また第1実施例では、支持具に
より調節ロッド25を押し下げ圧縮コイルスプリング2
7の付勢力を調節後、支持部材24に調節ロッド25を
かしめ固定するので、弁体26を付勢する圧縮コイルス
プリング27の付勢力を容易に調節できる。このため、
電磁弁等の製造ばらつきに係わりなく各高圧供給ポンプ
の燃料噴射タイミングおよび燃料噴射量を等しくできる
ので精度の高い燃料供給制御が可能になる。
【0021】第1実施例では、圧縮コイルスプリング2
7の付勢力を調節した後、かしめにより支持部材24に
調節ロッド25を固定したが、本発明では、レーザ、Y
AGまたはCO等の溶接により支持部材24に調節ロッ
ド25を固定することは可能である。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図4に示す。
【0022】図4の(A)に示すように、図示しない電
磁弁の調節ロッド70は図示しない圧縮コイルスプリン
グに当接し、支持部材71内に往復動可能に挿入されて
いる。調節ロッド70の外周壁には環状に形成された溝
71aが複数形成されている。電磁弁の図示しない弁体
を付勢する圧縮コイルスプリングの付勢力を調節する場
合、圧縮コイルスプリングの付勢力に抗して調節ロッド
70を支持可能な支持具72により調節ロッド70を押
し下げ、圧縮コイルスプイリングの付勢力を調節する。
所定の付勢力に調節後、図4の(B)に示すように、支
持部材71の外側から径方向内側に向け外力を加えるこ
とにより調節ロッド70の溝70aに対応して支持部材
71の内壁が凸状に変形し溝70aと噛み合うので、調
節ロッド70から支持具72を離しても調節ロッド70
は支持部材71に固定した状態を保持できる。これによ
り、電磁弁の弁体を付勢する圧縮コイルスプリングの付
勢力を調節した調節ロッド70を支持部材71に容易に
固定できる。
【0023】第2実施例では、調節ロッド70の外周壁
に環状の溝70aを形成することにより調節ロッド70
と支持部材71とを固定したが、本発明では、調節ロッ
ドの外周壁に凹凸が形成されていれば良く、例えば多数
の突起を調節ロッドの外周壁に形成し支持部材を噛み合
わせて固定することは可能である。また本発明では、調
節ロッドの外周壁ではなく、支持部材の内周壁に凹凸を
形成することにより調節ロッドと支持部材とを固定する
ことも可能である。
【0024】以上説明した本発明の実施例における電磁
弁の弁体を付勢する圧縮コイルスプリングの付勢力調節
方法以外に、本発明では、調節ロッドと支持部材とをね
じ結合可能とし、調節ロッドをねじ締めすることにより
圧縮コイルスプリングの付勢力を調節することは可能で
ある。さらに調節ロッドのねじ締めによる圧縮コイルス
プリングの付勢力調節後、ねじ結合部を溶接することに
よりねじ結合部の緩みを防止することも可能である。
【0025】本実施例では、エンジンのハウジングの一
部であるヘッドカバー100に高圧供給ポンプ10を取
付けたが、本発明では、エンジンのハウジングの一部で
あるシリンダヘッドに高圧供給ポンプを取付けることは
可能である。また本実施例は、ガソリンエンジン用の高
圧供給ポンプに適用した例について説明したが、本発明
は、ディーゼルエンジン用の高圧供給ポンプに適用する
ことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による高圧供給ポンプを示
す図2のI−I線断面図である。
【図2】本発明の第1実施例による高圧供給ポンプを示
す平面図である。
【図3】第1実施例による燃料の吸入および加圧圧送行
程を示す模式図である。
【図4】本発明の第2実施例による調節ロッドの固定方
法を示す模式的断面図である。
【図5】従来の高圧供給ポンプを示す図6のV−V線断
面図である。
【図6】従来の高圧供給ポンプを示す部分側面図であ
る。
【図7】従来の高圧供給ポンプを用いた燃料供給システ
ム示す構成図である。
【符号の説明】
10 高圧供給ポンプ 11 シリンダ 11a 摺動孔 12a 吸入通路 15 吐出通路 16 燃料加圧室 20 電磁弁 22 バルブボディ 22a 弁座 23 シリンダ(バルブボディ) 25 調節ロッド(調節部材) 26 弁体 27 圧縮コイルスプリング(第2の付勢手段) 33 デリバリバルブ 40 タペットガイド 41 タペット 43 プランジャ 45 圧縮コイルスプリング(第1の付勢手段) 100 ヘッドカバー(エンジンのハウジング) 100a 収容孔 110 ポンプカム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の吸入通路と吐出通路とを有し、摺
    動孔を形成する内壁によりプランジャを往復動可能かつ
    摺動可能に支持するシリンダと、 前記シリンダを収容する収容孔を有する内燃機関のハウ
    ジングと、 内燃機関のバルブカムシャフトに取付けられ、前記プラ
    ンジャを往復動可能に駆動するポンプカムと、 前記プランジャを前記ポンプカム側に付勢する第1の付
    勢手段と、 弁体と前記弁体の着座可能な弁座を有し前記弁体を往復
    動可能に支持するバルブボディと前記弁体を前記弁座に
    付勢する第2の付勢手段と前記第2の付勢手段の付勢力
    を調節可能な調節部材とを有し前記摺動孔の一端に設け
    られる電磁弁であって、前記プランジャの端面と前記シ
    リンダの前記内壁と前記電磁弁の端面とで区画形成され
    る燃料加圧室に前記吸入通路から導入され前記プランジ
    ャの往復動により加圧される燃料の吐出タイミングを決
    定する電磁弁と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の高圧供給ポン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、シリンダヘッドカバ
    ーであることを特徴とする請求項1記載の高圧供給ポン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは、シリンダヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1記載の高圧供給ポンプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064074A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Kubota Corp 多気筒ディーゼルエンジン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011064074A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Kubota Corp 多気筒ディーゼルエンジン

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