JPH07332268A - ロータリー圧縮機 - Google Patents

ロータリー圧縮機

Info

Publication number
JPH07332268A
JPH07332268A JP12127894A JP12127894A JPH07332268A JP H07332268 A JPH07332268 A JP H07332268A JP 12127894 A JP12127894 A JP 12127894A JP 12127894 A JP12127894 A JP 12127894A JP H07332268 A JPH07332268 A JP H07332268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
chamber
cylinder
compression
compression chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12127894A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Arata
哲哉 荒田
Masanori Masuda
正典 増田
Takahiro Uematsu
孝洋 植松
Takekazu Obitani
武和 帯谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP12127894A priority Critical patent/JPH07332268A/ja
Publication of JPH07332268A publication Critical patent/JPH07332268A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】液圧縮によるシリンダ室内での異常な圧力上昇
を未然に防止して、圧縮機全体の重量を軽減して小形軽
量化を図りながら、液圧縮よるブレード5や吐出弁25
等の周辺機器が破損するのを確実に防止して信頼性を高
める。 【構成】ロータリー圧縮機において、ブレード5に、ブ
レード5がシリンダ室21内への最先進位置近傍にまで
進出したときに、圧縮室Xをブレード背面室27に連通
させる逃がし通路6を形成して、シリンダ室21内に液
冷媒が吸入されて液圧縮運転が行われる場合でも、液圧
縮による異常圧力上昇を未然に回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として冷凍装置に使
用されるロータリー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダにシリンダ室を形成し、
該シリンダ室に、駆動軸の偏心部の偏心回転に伴って回
転するローラを内装すると共に、前記シリンダ室を圧縮
室と吸入室とに区画するブレードを前記ローラの偏心回
転に伴って摺動可能に内装したロータリー圧縮機とし
て、例えば特開平4−183989号公報に記載された
ものが知られている。
【0003】即ち、従来のロータリー圧縮機は、図7で
示したように、密閉ケーシングAに内装されるシリンダ
Bにシリンダ室B1を形成し、このシリンダ室B1にロ
ーラCを回転可能に内装すると共に、該ローラCに駆動
軸Dの偏心部D1を挿嵌させて、この偏心部D1の回転
によって前記ローラCを前記シリンダ室B1内で偏心回
転させるようになす一方、前記シリンダBに径方向に延
びるブレード摺動溝B2を形成して、該摺動溝B2に、
その背面側に配設したばねE1により常時前記ローラC
の外周面に圧接されるブレードEを摺動可能に設けて、
このブレードEにより前記シリンダ室B1の内部を、吐
出ポートaが開口する圧縮室Xと吸入ポートbが開口す
る吸入室Yとに区画するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のロータリ
ー圧縮機では、起動時やデフロスト運転時など、前記シ
リンダ室B1内に液冷媒が吸入されて液圧縮運転が行わ
れる場合があり、このように液圧縮運転が行われると、
前記ブレードEが前記ローラCに圧接しながら前記シリ
ンダ室B1内への最先進位置近傍にまで進出したとき
に、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が起こるのであ
る。
【0005】即ち、図6の駆動軸の回転角とシリンダ室
の内部圧力との関係を示したグラフに示すように、前記
ローラCが前記吐出ポートaに最も近づく上死点(図6
における0度の位置)の位置から、前記駆動軸Dの回転
に伴って180度偏心回転されて下死点dに至るとき、
この下死点dに至る前(上死点から170度回転した付
近)に、図6のグラフの点線で示すように、前記圧縮室
X内で液圧縮による急激な圧力上昇が起こり、この圧力
上昇により前記ブレードEや前記吐出ポートaに配設さ
れる吐出弁及びその他周辺機器が破損したりすることが
あった。
【0006】特に、高ヘルツ運転を行うような場合は、
前記駆動軸Dが高速回転されるので、前記吐出ポートa
を開閉する吐出弁(図示せず)の開閉が前記ローラCの
偏心回転に伴わず遅れ気味となると共に、前記吐出弁の
反吐出ポート側に液冷媒が溜り、さらに吐出弁が開きに
くくなって、前記圧縮室Xで圧縮された圧縮ガスの前記
吐出ポートaからの吐出による逃げが追い付かなくな
り、前記圧縮室X内の圧力が一層高くなり、前記ブレー
ドEなどの破損事故がより生じ易くなるのである。
【0007】また、以上のような圧力上昇を考慮して、
従来では、前記ケーシングA内に配設される駆動用モー
タの前記駆動軸Dやその他の構造物を頑丈な構造に設計
していたが、斯くすると、圧縮機全体が大型化したり重
量が重くなる問題があったのである。
【0008】本発明の目的は、液圧縮によるシリンダ室
内での異常な圧力上昇を未然に防止して、圧縮機全体の
重量を軽減して小形軽量化を図りながら、液圧縮よるブ
レード5や吐出弁25等の周辺機器が破損するのを確実
に防止できて、信頼性を向上させることができるロータ
リー圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シリンダ2にシリンダ室2
1を形成し、該シリンダ室21に、駆動軸4の偏心部4
1の偏心回転に伴って回転するローラ3を内装すると共
に、前記シリンダ室21を圧縮室Xと吸入室Yとに区画
するブレード5を前記ローラ3の偏心回転に伴って摺動
可能に内装したロータリー圧縮機において、前記ブレー
ド5に、該ブレード5の前記シリンダ室21内への最先
進位置近傍で前記圧縮室Xをブレード背面室27に連通
させる逃がし通路6を形成したのである。
【0010】請求項2記載の発明は、前記ブレード5
に、一端が該ブレード5のシリンダ室21内への最先進
位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他端がブレード背面
室27に開口する孔62を設けて、前記圧縮室Xとブレ
ード背面室27とを連通する逃がし通路6を形成したの
である。
【0011】請求項3記載の発明は、前記ブレード5の
圧縮室側側面に、一端が該ブレード5のシリンダ室21
内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他端が
ブレード背面室27に開口する溝61を設けて、前記圧
縮室Xとブレード背面室27とを連通する逃がし通路6
を形成したのである。
【0012】請求項4記載の発明は、シリンダ2にシリ
ンダ室21及び該シリンダ室21を圧縮室Xと吸入室Y
とに区画するブレード5を摺動可能に内装するブレード
摺動溝22を形成し、前記シリンダ室21に、駆動軸4
の偏心部41の偏心回転に伴って回転するローラ3と該
ローラ3の偏心回転に伴って摺動する前記ブレード5と
を内装したロータリー圧縮機において、前記ブレード摺
動溝22における前記ブレード5の圧縮室側側面との摺
動面22aに、前記ブレード5の前記シリンダ室21内
への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード5の
背面室27に連通させる逃がし通路6を形成したのであ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、シリンダ2のシリ
ンダ室21に、駆動軸4の偏心部41に挿嵌するローラ
3を公転可能に内装し、このローラ3に、前記シリンダ
室21を圧縮室Xと吸入室Yとに区画するブレード5を
一体的に突設して、このブレード5を、前記シリンダ2
に回転可能に配設した支持体8のブレード受入部81に
揺動可能に支持した揺動形のロータリー圧縮機におい
て、前記支持体8のブレード受入部81における前記ブ
レード5の圧縮室側側面との摺動面82に、前記ブレー
ド5の前記シリンダ室21内への最先進位置近傍で前記
圧縮室Xを前記ブレード5の背面室27に連通させる逃
がし通路6を形成したのである。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項5記載の揺
動形のロータリー圧縮機において、前記ブレード背面室
27を閉鎖空間としたのである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明では、前記シリンダ室21
内に液冷媒が吸入されて液圧縮運転が行われる場合で
も、前記ブレード5が前記シリンダ室21内への最先進
位置近傍にまで進出したときに、前記ブレード5に形成
した前記逃がし通路6によって前記圧縮室Xと前記ブレ
ード背面室27とが連通されるから、前記圧縮室X内の
液冷媒による液圧縮で、前記圧縮室X内が急激に圧力上
昇を起こす前に、この逃がし通路6から液冷媒を前記ブ
レード背面室27へと逃がすことができるのである。
【0016】従って、前記シリンダ室21に液冷媒が流
入しても、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が起きる前
に未然に前記逃がし通路6より速やかに液冷媒を前記ブ
レード背面室27へ逃がすことができるので、前記圧縮
室X内で急激な圧力上昇が発生するのを未然に防止する
ことができるのであって、前記ブレード5やその他の周
辺機器が破損するのを確実に防止できて、信頼性を向上
させることができる。
【0017】しかも、モータの前記駆動軸4やその他の
構造物を、急激な圧力上昇に耐え得る頑丈な構造とする
必要がなくなり、このため全体重量を軽減して小形軽量
化を図ることもできるのである。
【0018】さらに、請求項2記載の発明では、前記逃
がし通路6を、一端が前記ブレード5のシリンダ室21
内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他端が
ブレード背面室27に開口する孔62により形成したか
ら、前記ブレード5の摺動面を潤滑する潤滑油が液冷媒
によって希尺されることによる潤滑性能低下を起こすこ
となく、前記圧縮室X内の液冷媒を前記孔62で形成さ
れる前記逃がし通路6により速やかに前記ブレード背面
室27に逃がすことができるのである。
【0019】また、請求項3記載の発明では、前記逃が
し通路6を、前記ブレード5の圧縮室側側面に形成さ
れ、一端が該ブレード5のシリンダ室21内への最先進
位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他端がブレード背面
室27に開口する前記溝61により形成したから、前記
逃がし通路6を簡単に形成することができながら、前記
圧縮室X内の液冷媒を前記溝61で形成される前記逃が
し通路6により速やかに前記ブレード背面室27に逃が
すことができるのである。
【0020】請求項4記載の発明では、シリンダ2に形
成したブレード5を摺動可能に内装するブレード摺動溝
22における前記ブレード5の圧縮室側側面との摺動面
22aに、前記ブレード5の前記シリンダ室21内への
最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード5の背面
室27に連通させる逃がし通路6を形成したから、前記
シリンダ2が通常鋳物から形成され、前記ブレード5よ
り材質が軟らかいことから、前記シリンダ2への前記逃
がし通路6の形成を容易に行えるである。
【0021】また、請求項5記載の発明では、前記ロー
ラ3にブレード5を一体状に突設して、このブレード5
の先端側を前記シリンダ2に回転可能に配設された支持
体8のブレード受入部81に揺動可能に支持した揺動形
のロータリー圧縮機において、前記支持体8のブレード
受入部81における前記ブレード5の圧縮室側側面との
摺動面82に、前記ブレード5の前記シリンダ室21内
への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード5の
背面室27に連通させる逃がし通路6を形成したから、
前記シリンダ室21内に液冷媒が吸入されて液圧縮運転
が行われる場合でも、前記ブレード5が前記シリンダ室
21内への最先進位置近傍にまで進出したときに、前記
支持体8の前記摺動面82に形成した前記逃がし通路6
により前記圧縮室Xと前記背面室27とが連通されるの
で、この逃がし通路6により前記圧縮室X内の液冷媒又
は液混じりのガス冷媒が、急激な圧力上昇を起こす前
に、前記ブレード背面室27へと逃がすことができるの
である。
【0022】従って、揺動形のロータリー圧縮機でも、
前記シリンダ室21に液冷媒が流入しても、前記圧縮室
X内で急激な圧力上昇が起きる前に未然に前記逃がし通
路6より速やかに液冷媒等を前記ブレード背面室27へ
逃がすことができるので、前記ブレード5やその他の周
辺機器が破損するのを確実に防止できて、信頼性を向上
させることができる。
【0023】しかも、前記逃がし通路6は、前記支持体
8のブレード受入部81における前記ブレード5の圧縮
室側側面との摺動面82に切削加工などを施す極めて簡
単な方法で形成でき、しかも、加工し易い前記支持体8
に形成することができるので、前記ローラ3に一体的に
突設する前記ブレード5に前記逃がし通路6を形成する
よりも、その加工性を向上できるのである。
【0024】また、請求項6記載の発明では、揺動形の
ロータリー圧縮機において、前記ブレード5の背面室2
7を閉鎖空間としたから、液圧縮運転時には、液冷媒を
前記逃がし通路6から前記背面室27へと逃がして、液
圧縮を防止することができながら、正常運転時、即ち、
前記シリンダ室21内で液圧縮運転が行われない通常運
転時においては、前記圧縮室X内の圧縮ガスが前記逃が
し通路6から前記背面室27に流れても、該背面室27
を閉鎖空間としているので、外部に逃げるのを阻止でき
るのであって、通常運転時の圧縮機の能力ダウンを防止
することができる。
【0025】しかも、以上の揺動形のロータリー圧縮機
では、前記ブレード背面室27が前記支持体8と前記ブ
レード5との間の隙間等を介して前記圧縮室Xと前記低
圧室Yとに連通することになるので、前記ローラ3が上
死点から下死点に至ろうとするとき、前記ブレード5が
前記ローラ3に追従して揺動されながら、前記背面室2
7に対し抜け出る方向に移動され、このブレード8の移
動に伴い発生する負圧により前記背面室27を、前記圧
縮室Xより低圧で前記吸入室Yよりも高圧な中間圧にで
きるため、前記シリンダ室21内に液体が吸入されて液
圧縮運転が行われる場合に、前記圧縮室Xから逃がし通
路6を介して逃がされる前記液冷媒を、差圧により中間
圧とされた前記背面室27にスムーズに逃がすことがで
きて、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が発生するのを
一層良好に抑制することができるのである。
【0026】
【実施例】第1実施例のロータリー圧縮機について、図
1に基づいて説明する。図1に示したロータリー圧縮機
は、密閉ケーシング1に内装されるシリンダ2にシリン
ダ室21を形成して、このシリンダ室21にローラ3を
回転可能に内装すると共に、該ローラ3にモータから延
びる駆動軸4の偏心部41を挿嵌させて、この駆動軸4
に伴う偏心部41の偏心回転によって前記ローラ3を前
記シリンダ室21内で偏心回転させるようになす一方、
前記シリンダ2に径方向に延びるブレード摺動溝22を
形成して、該摺動溝22に前記ローラ3の外周面に常時
圧接されるブレード5を前記ローラ3の偏心回転に伴い
摺動可能に配設し、このブレード5により前記シリンダ
室21の内部を、吐出ポート23が開口する圧縮室Xと
吸入ポート24が開口する吸入室Yとに区画している。
【0027】また、前記吐出ポート23は、該吐出ポー
ト23に対向して設けられる吐出弁25によりに所定圧
力で開閉させるように成すと共に、前記吸入ポート24
に吸入管26を接続させている。
【0028】さらに、前記ブレード摺動溝22の径方向
外方側に、前記ブレード5の背面に前記ケーシング1内
の高圧を作用させるためのブレード背面室27を形成し
ており、該ブレード背面室27は、前記シリンダ2に軸
方向に貫通される穴によって形成され、前記ケーシング
1内の高圧室に連通させている。
【0029】しかして以上のロータリー圧縮機におい
て、第1実施例では、図1及び図2に示すように、前記
ブレード5の圧縮室側側面に、一端が該ブレード5のシ
リンダ室21内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xに開
口し、他端が前記ブレード背面室27に開口する摺動方
向に延びる細幅の溝61を設けて、該溝61により、前
記ブレード5の前記シリンダ室21内への最先進位置近
傍で前記圧縮室Xをブレード背面室27に連通させる逃
がし通路6を形成したのである。
【0030】即ち、前記ローラ3が前記吐出ポート24
に最も接近し、前記ブレード5が前記ブレード摺動溝2
2内に完全に収納されている状態、つまり、前記偏心部
41の偏心方向先端部が前記摺動溝22に向かっている
ときを上死点とし、この上死点から前記駆動軸4の偏心
部41が180度偏心回転し、この偏心部41の偏心回
転に伴って前記ローラ3が偏心回転して、前記ブレード
5が前記シリンダ室21内に進入して、最先進位置に達
した状態を下死点dとすると、前記偏心部41が前記下
死点dから回転方向前後にそれぞれ所定角度Θ(5〜1
5度)の範囲で偏心回転しているときに、前記溝61で
形成される前記逃がし通路6が前記圧縮室Xに開口する
ように前記溝61を形成するのである。
【0031】具体的には、前記溝61の前記ブレード背
面室27への開口部61bを前記ブレード5の背面に臨
ませると共に、例えば前記偏心部41が上死点から17
0度偏心回転したときに、前記溝61のシリンダ室側先
端部61aが前記圧縮室Xに開口し始めるように、前記
逃がし通路6を形成するのであって、該逃がし通路6
は、前記上死点を0度とすると、前記偏心部41が17
0度から190度に亙って回転しているときの回転範囲
内で、その間ずっと前記圧縮室Xとブレード背面室27
とを連通させていることになる。
【0032】尚、この所定角度Θは、下死点dから一方
向に5度乃至15度の範囲内であれば、任意の回転角度
で前記逃がし通路6を前記圧縮室Xに開口させればよ
い。
【0033】以上説明したように、第1実施例では、前
記シリンダ室21内に液冷媒が吸入されて液圧縮運転が
行われる場合でも、前記ブレード5が前記シリンダ室2
1内への最先進位置近傍にまで進出したときに、前記ブ
レード5に形成した前記逃がし通路6が前記圧縮室Xに
開口され、該逃がし通路6により前記圧縮室Xとブレー
ド背面室27とを連通できるので、図6のグラフの実線
で示すように、この逃がし通路6により、前記圧縮室X
内の液冷媒による液圧縮で該圧縮室X内が急激に圧力上
昇を起こす前に、前記ブレード背面室27へ液冷媒を逃
がすことができるのである。
【0034】従って、前記シリンダ室21に液冷媒が流
入しても、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が起きる前
に未然に前記逃がし通路6より速やかに液冷媒を前記ブ
レード背面室27へ逃がすことができるので、前記ブレ
ード5やその他の周辺機器が破損するのを確実に防止で
きて、信頼性を向上させることができる。しかも、モー
タの前記駆動軸4やその他の構造物を、急激な圧力上昇
に耐え得る頑丈な構造とする必要がなくなり、このため
圧縮機全体の重量を軽減して小形軽量化を図ることもで
きるのである。
【0035】さらに、前記第1実施例では、前記逃がし
通路6を、前記ブレード5の圧縮室側側面で、一端が該
ブレード5のシリンダ室21内への最先進位置近傍で前
記圧縮室Xに開口し、他端がブレード背面室27に開口
する前記溝61により形成したから、前記逃がし通路6
を前記溝61を形成するだけで簡単に形成することがで
きるのである。
【0036】また、前記ブレード5に前記逃がし通路6
を形成するにあたっては、図3に示す第2実施例のよう
に、前記ブレード5に、一端が該ブレード5のシリンダ
室21内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、
他端がブレード背面室27に開口する孔62により、前
記圧縮室Xとブレード背面室27とを連通する逃がし通
路6を形成するようにしてもよい。
【0037】つまり、前記孔62は、前記ブレード5の
内部に、該ブレード5の背面に開口する開口部62cを
有し、前記ブレード5の摺動方向に延びる先端が閉鎖さ
れた第1孔62aと、該第1孔62aとその先端部で連
通し、前記ブレード5の圧縮室側側面で、かつ、前記ブ
レード5が前記シリンダ室21内へ最先進位置近傍(前
記第1実施例と同様に所定角度Θの範囲)まで進入した
ときに、前記圧縮室Xに開口する第2孔62bとから構
成するのである。
【0038】以上のように、第2実施例では、前記ブレ
ード5に前記孔62を設けて、該孔62で前記逃がし通
路6を形成したから、この逃がし通路6は、前記第1実
施例の前記溝61に較べ、前記逃がし通路6の加工性が
若干困難となるが、前記第1実施例のように、液冷媒が
前記溝61を通過することにより、前記ブレード5と前
記ブレード手動溝22との間の潤滑油が、液冷媒によっ
て希尺されて潤滑性能が低下するのを防止することがで
きるのである。
【0039】従って、前記ブレード5の摺動のための潤
滑性能を保持しながら、液圧縮による各部品の破損を防
止できるのである。
【0040】また、前記第1,2実施例では、前記ブレ
ード5に前記逃がし通路6を形成したが、図4に示す第
3実施例のように、前記シリンダ2に形成するようにし
てもよい。
【0041】すなわち、シリンダ2に形成するブレード
摺動溝22における前記ブレード5の圧縮室側側面との
摺動面22aに、前記ブレード5の前記シリンダ室21
内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード5
の背面室27に連通させる逃がし通路6を形成するので
あって、この逃がし通路6は、前記摺動面22aにおけ
る軸方向の少なくとも一方側に、図4に示すように、面
取り加工をすることによって、形成するのである。ま
た、前記逃がし通路6は、前記摺動面22aの軸方向中
間部に細溝を形成することにより成してもよい。
【0042】以上のように、第3実施例では、前記シリ
ンダ2に形成した前記ブレード摺動溝22における前記
ブレード5の圧縮室側側面との摺動面22aに、前記ブ
レード5の前記シリンダ室21内への最先進位置近傍で
前記圧縮室Xを前記ブレード5の背面室27に連通させ
る逃がし通路6を形成したから、前記シリンダ2が通常
鋳物から形成され、前記ブレード5より材質が軟らかい
ことから、前記シリンダ2への前記逃がし通路6の形成
を容易に行えるである。
【0043】特に、第3実施例では、前記逃がし通路6
を、前記摺動面22aにおける軸方向端部に面とり加工
により形成するようにしているので、より加工を良好に
行えるのである。
【0044】次に、第4実施例について図5に基づいて
説明する。図5に示す第4実施例は、揺動形のロータリ
ー圧縮機であって、シリンダ2のシリンダ室21に、前
記駆動軸4の偏心部41に挿嵌するローラ3を内装し、
該ローラ3の外周部にブレード5を径方向外方に向けて
一体に突出形成すると共に、前記シリンダ2の内部で吐
出ポート23と吸入ポート24との中間部位に、断面半
円形状の半円柱から成る左右一組の第1及び第2部材8
A,8Bで構成される支持体8を回転可能に支持し、該
支持体8の前記各部材8A,8B間に形成されるブレー
ド受入部81に、前記ブレード5の突出先端側を進退移
動可能に挿入支持させることにより、該ブレード5を揺
動可能に摺動させて、前記ローラ3の自転防止しなが
ら、該ローラ3により圧縮が行えるようにしている。
【0045】そして、前記シリンダ2には、前記支持体
8の前記ブレード受入部81の径方向外方側に、閉鎖空
間から成るブレード背面室27を形成して、該ブレード
背面室27を前記支持体8とブレード5との間の隙間等
を介して前記圧縮室Xと低圧室Yとに連通させることに
より、前記圧縮室Xの圧力と低圧室Yの圧力との中間圧
力となるようにしている。
【0046】さらに、このブレード5を介して前記シリ
ンダ室21を、吐出ポート23が開口する圧縮室Xと吸
入ポート24が開口する吸入室Yとに区画している。ま
た、前記吐出ポート23との対向部位には、該吐出ポー
ト23を開閉する吐出弁25を設けると共に、前記吸入
ポート24には吸入管26を接続させている。
【0047】しかして、第4実施例では、前記支持体8
を形成する前記圧縮室X側に位置される第1部材8Aの
前記ブレード受入部81を形成する面、即ち、前記ブレ
ード5の圧縮室側側面と摺動する摺動面82に、前記ブ
レード5の前記シリンダ室21内への最先進位置近傍で
前記圧縮室Xを前記ブレード5の背面室27に連通させ
る溝63から成る逃がし通路6を形成したのである。
【0048】即ち、前述した第1実施例と同様に、前記
偏心部41が前記下死点dから偏心回転方向前後にそれ
ぞれ所定角度Θ(5〜15度)の範囲で偏心回転してい
るときに、前記逃がし通路6が前記圧縮室Xと前記背面
室27とを連通するように前記溝63を形成するのであ
って、具体的には、該溝63を前記圧縮室Xに常に開口
させると共に、前記偏心部41が上死点から前記所定角
度Θの位置まで、例えば、上死点から170度偏心回転
したときに初めて前記ブレード背面室27に開口するよ
うに、前記溝63を前記ブレード5の摺動方向に形成す
るのである。
【0049】尚、前記支持体8は、必ずしも半円柱状と
された2つの第1及び第2部材8A,8Bで構成するこ
となく、円柱状とされた1つの支持体8を用い、この支
持体8の中間内部に前記受入部81を形成して、この受
入部81における前記ブレード5の圧縮室側側面との摺
動面82に、前記逃がし通路6を形成するようにしても
よいのである。
【0050】以上のように、第4実施例は、前記した揺
動形のロータリー圧縮機において、前記支持体8のブレ
ード受入部81における前記ブレード5の圧縮室側側面
との摺動面82に、前記ブレード5の前記シリンダ室2
1内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード
5の背面室27に連通させる逃がし通路6を形成したか
ら、前記シリンダ室21内に液冷媒が吸入されて液圧縮
運転が行われる場合でも、前記ブレード5が前記シリン
ダ室21内への最先進位置近傍にまで進出したときに、
前記支持体8の前記摺動面82に形成した前記逃がし通
路6により前記圧縮室Xと前記背面室27とが連通され
るので、この逃がし通路6により前記圧縮室X内の液冷
媒又は液混じりのガス冷媒を、液圧縮による急激な圧力
上昇を起こす前に、前記ブレード背面室27へと逃がす
ことができるのである。
【0051】従って、揺動形のロータリー圧縮機でも、
前記シリンダ室21に液冷媒が流入しても、前記圧縮室
X内で急激な圧力上昇が起きる前に未然に前記逃がし通
路6より速やかに液冷媒等を前記ブレード背面室27へ
逃がすことができるので、前記ブレード5やその他の周
辺機器が破損するのを確実に防止できて、信頼性を向上
させることができる。
【0052】しかも、前記逃がし通路6は、前記支持体
8のブレード受入部81における前記ブレード5の圧縮
室側側面との摺動面82に切削加工などを施す極めて簡
単な方法で形成でき、しかも、加工し易い前記支持体8
に形成することができるので、前記ローラ3に一体的に
突設する前記ブレード5に前記逃がし通路6を形成する
よりも、その加工性を向上できるのである。
【0053】また、前記ブレード5の背面室27を閉鎖
空間としたから、液圧縮運転時には、液冷媒を前記逃が
し通路6から前記背面室27へと逃がして、液圧縮を防
止することができながら、正常運転時、即ち、前記シリ
ンダ室21内で液圧縮運転が行われない通常運転時にお
いては、前記圧縮室X内の圧縮ガスが前記逃がし通路6
から前記背面室27に流れても、該背面室27を閉鎖空
間としているので、外部に逃げるのを阻止できるのであ
って、通常運転時の圧縮機の能力ダウンを防止すること
ができる。
【0054】しかも、以上の揺動形のロータリー圧縮機
では、前記ブレード背面室27が前記支持体8と前記ブ
レード5との間の隙間等を介して前記圧縮室Xと前記低
圧室Yとに連通することになるので、前記ブレード5が
前記ローラ3の回転に追従して揺動され、該ローラ3が
上死点から下死点に至ろうとするとき、前記ブレード5
が前記背面室27に対し抜け出る方向に移動され、この
ブレード8の移動に伴い発生する負圧により前記背面室
27を、前記圧縮室Xより低圧で前記吸入室Yよりも高
圧な中間圧にできるため、前記シリンダ室21内に液体
が吸入されて液圧縮運転が行われる場合に、前記圧縮室
Xから逃がし通路6を介して逃がされる前記液冷媒を、
差圧により中間圧とされた前記背面室27にスムーズに
逃がすことができて、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇
が発生するのを一層良好に抑制することができるのであ
る。
【0055】前記第4実施例の揺動形ロータリー圧縮機
では、前記ブレード受入部81の前記摺動面82に前記
逃がし通路6を形成したが、揺動形ロータリー圧縮機に
おいては、前記ローラ3に一体に突設した前記ブレード
5に、前記第1及び第2実施例と同様の溝または孔から
成る逃がし通路6を形成するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前記ブレ
ード5に、該ブレード5の前記シリンダ室21内への最
先進位置近傍で前記圧縮室Xをブレード背面室27に連
通させる逃がし通路6を形成したから、前記シリンダ室
21に液冷媒が流入しても、前記圧縮室X内で急激な圧
力上昇が起きる前に未然に前記逃がし通路6より速やか
に液冷媒を前記ブレード背面室27へ逃がすことができ
るので、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が発生するの
を未然に防止することができるのであって、前記ブレー
ド5やその他の周辺機器が破損するのを確実に防止でき
て、信頼性を向上させることができる。
【0057】しかも、モータの前記駆動軸4やその他の
構造物を、急激な圧力上昇に耐え得る頑丈な構造とする
必要がなくなり、このため全体重量を軽減して小形軽量
化を図ることもできるのである。
【0058】さらに、請求項2記載の発明によれば、前
記逃がし通路6を、一端が前記ブレード5のシリンダ室
21内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他
端がブレード背面室27に開口する孔62により形成し
たから、前記ブレード5の摺動面を潤滑する潤滑油が液
冷媒によって希尺されることによる潤滑性能低下を起こ
すことなく、前記圧縮室X内の液冷媒を前記孔62で形
成される前記逃がし通路6により速やかに前記ブレード
背面室27に逃がすことができるのである。
【0059】また、請求項3記載の発明によれば、前記
逃がし通路6を、前記ブレード5の圧縮室側側面に形成
され、一端が該ブレード5のシリンダ室21内への最先
進位置近傍で前記圧縮室Xに開口し、他端がブレード背
面室27に開口する前記溝61により形成したから、前
記逃がし通路6を簡単に形成することができながら、前
記圧縮室X内の液冷媒を前記溝61で形成される前記逃
がし通路6により速やかに前記ブレード背面室27に逃
がすことができるのである。
【0060】さらに、請求項4記載の発明によれば、シ
リンダ2に形成したブレード5を摺動可能に内装するブ
レード摺動溝22における前記ブレード5の圧縮室側側
面との摺動面22aに、前記ブレード5の前記シリンダ
室21内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレ
ード5の背面室27に連通させる逃がし通路6を形成し
たから、前記シリンダ2が通常鋳物から形成され、前記
ブレード5より材質が軟らかいことから、前記シリンダ
2への前記逃がし通路6の形成を容易に行えるである。
【0061】また、請求項5記載の発明によれば、揺動
形のロータリー圧縮機において、前記支持体8のブレー
ド受入部81における前記ブレード5の圧縮室側側面と
の摺動面82に、前記ブレード5の前記シリンダ室21
内への最先進位置近傍で前記圧縮室Xを前記ブレード5
の背面室27に連通させる逃がし通路6を形成したか
ら、揺動形のロータリー圧縮機でも、前記シリンダ室2
1に液冷媒が流入しても、前記圧縮室X内で急激な圧力
上昇が起きる前に未然に前記逃がし通路6より速やかに
液冷媒等を前記ブレード背面室27へ逃がすことができ
るので、前記ブレード5やその他の周辺機器が破損する
のを確実に防止できて、信頼性を向上させることができ
る。
【0062】しかも、前記逃がし通路6は、前記支持体
8のブレード受入部81における前記ブレード5の圧縮
室側側面との摺動面82に切削加工などを施す極めて簡
単な方法で形成でき、しかも、加工し易い前記支持体8
に形成することができるので、前記ローラ3に一体的に
突設する前記ブレード5に前記逃がし通路6を形成する
よりも、その加工性を向上できるのである。
【0063】また、請求項6記載の発明によれば、揺動
形のロータリー圧縮機において、前記ブレード5の背面
室27を閉鎖空間としたから、液圧縮運転時には、液冷
媒を前記逃がし通路6から前記背面室27へと逃がし
て、液圧縮を防止することができながら、正常運転時、
即ち、前記シリンダ室21内で液圧縮運転が行われない
通常運転時においては、前記圧縮室X内の圧縮ガスが前
記逃がし通路6から前記背面室27に流れても、該背面
室27を閉鎖空間としているので、外部に逃げるのを阻
止できるのであって、通常運転時の圧縮機の能力ダウン
を防止することができる。
【0064】しかも、以上の揺動形のロータリー圧縮機
では、前記ブレード背面室27が前記支持体8と前記ブ
レード5との間の隙間等を介して前記圧縮室Xと前記低
圧室Yとに連通することになるので、前記ローラ3が上
死点から下死点に至ろうとするとき、前記ブレード5が
前記ローラ3に追従して揺動されながら、前記背面室2
7に対し抜け出る方向に移動され、このブレード8の移
動に伴い発生する負圧により前記背面室27を、前記圧
縮室Xより低圧で前記吸入室Yよりも高圧な中間圧にで
きるため、前記シリンダ室21内に液体が吸入されて液
圧縮運転が行われる場合に、前記圧縮室Xから逃がし通
路6を介して逃がされる前記液冷媒を、差圧により中間
圧とされた前記背面室27にスムーズに逃がすことがで
きて、前記圧縮室X内で急激な圧力上昇が発生するのを
一層良好に抑制することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリー圧縮機の第1実施例で、シ
リンダにローラ及びブレードを内装した状態を示す断面
図。
【図2】同第1実施例で、溝から成る逃がし通路を形成
したブレードの断面図。
【図3】第2実施例で、孔から成る逃がし通路を形成し
たブレードの断面図。
【図4】第3実施例で、シリンダに逃がし通路を形成し
た状態を示すロータリー圧縮機の断面図。
【図5】第4実施例で、シリンダに、ブレードを一体に
形成したローラを内装する揺動形ロータリー圧縮機の要
部を示す部分断面図。
【図6】駆動軸の回転角とシリンダ室の内部圧力との関
係を示すグラフ。
【図7】従来例を示す一部切欠平面図である。
【符号の説明】
2 シリンダ 21 シリンダ室 22 ブレード摺動溝 22a 摺動面 27 背面室 3 ローラ 4 駆動軸 41 偏心部 5 ブレード 6 逃がし通路 61 溝 62 孔 8 支持体 81 ブレード受入部 82 摺動面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植松 孝洋 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 (72)発明者 帯谷 武和 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ(2)にシリンダ室(21)を形
    成し、該シリンダ室(21)に、駆動軸(4)の偏心部
    (41)の偏心回転に伴って回転するローラ(3)を内
    装すると共に、前記シリンダ室(21)を圧縮室(X)
    と吸入室(Y)とに区画するブレード(5)を前記ロー
    ラ(3)の偏心回転に伴って摺動可能に内装したロータ
    リー圧縮機において、前記ブレード(5)に、該ブレー
    ド(5)の前記シリンダ室(21)内への最先進位置近
    傍で前記圧縮室(X)をブレード背面室(27)に連通
    させる逃がし通路(6)を形成していることを特徴とす
    るロータリー圧縮機。
  2. 【請求項2】ブレード(5)に、一端が該ブレード
    (5)のシリンダ室(21)内への最先進位置近傍で前
    記圧縮室(X)に開口し、他端がブレード背面室(2
    7)に開口する孔(62)を設けて、前記圧縮室(X)
    とブレード背面室(27)とを連通する逃がし通路
    (6)を形成している請求項1記載のロータリー圧縮
    機。
  3. 【請求項3】ブレード(5)の圧縮室側側面に、一端が
    該ブレード(5)のシリンダ室(21)内への最先進位
    置近傍で前記圧縮室(X)に開口し、他端がブレード背
    面室(27)に開口する溝(61)を設けて、前記圧縮
    室(X)とブレード背面室(27)とを連通する逃がし
    通路(6)を形成している請求項1記載のロータリー圧
    縮機。
  4. 【請求項4】シリンダ(2)にシリンダ室(21)及び
    該シリンダ室(21)を圧縮室(X)と吸入室(Y)と
    に区画するブレード(5)を摺動可能に内装するブレー
    ド摺動溝(22)を形成し、前記シリンダ室(21)
    に、駆動軸(4)の偏心部(41)の偏心回転に伴って
    回転するローラ(3)と該ローラ(3)の偏心回転に伴
    って摺動する前記ブレード(5)とを内装したロータリ
    ー圧縮機において、前記ブレード摺動溝(22)におけ
    る前記ブレード(5)の圧縮室側側面との摺動面(22
    a)に、前記ブレード(5)の前記シリンダ室(21)
    内への最先進位置近傍で前記圧縮室(X)を前記ブレー
    ド(5)の背面室(27)に連通させる逃がし通路
    (6)を形成していることを特徴とするロータリー圧縮
    機。
  5. 【請求項5】シリンダ(2)のシリンダ室(21)に、
    駆動軸(4)の偏心部(41)に挿嵌するローラ(3)
    を公転可能に内装し、このローラ(3)に、前記シリン
    ダ室(21)を圧縮室(X)と吸入室(Y)とに区画す
    るブレード(5)を一体的に突設して、このブレード
    (5)を、前記シリンダ(2)に回転可能に配設した支
    持体(8)のブレード受入部(81)に揺動可能に支持
    した揺動形のロータリー圧縮機において、前記支持体
    (8)のブレード受入部(81)における前記ブレード
    (5)の圧縮室側側面との摺動面(82)に、前記ブレ
    ード(5)の前記シリンダ室(21)内への最先進位置
    近傍で前記圧縮室(X)を前記ブレード(5)の背面室
    (27)に連通させる逃がし通路(6)を形成している
    ことを特徴とするロータリー圧縮機。
  6. 【請求項6】ブレード背面室(27)を閉鎖空間として
    いる請求項5記載のロータリー圧縮機。
JP12127894A 1994-06-02 1994-06-02 ロータリー圧縮機 Withdrawn JPH07332268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12127894A JPH07332268A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ロータリー圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12127894A JPH07332268A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ロータリー圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07332268A true JPH07332268A (ja) 1995-12-22

Family

ID=14807301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12127894A Withdrawn JPH07332268A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 ロータリー圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07332268A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117598A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三洋電機株式会社 ロータリーコンプレッサ
CN106122013A (zh) * 2016-07-29 2016-11-16 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种滚动转子压缩机
CN118896071A (zh) * 2024-10-09 2024-11-05 珠海格力电器股份有限公司 气缸组件、旋转式流体机械及空调设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012117598A1 (ja) * 2011-02-28 2012-09-07 三洋電機株式会社 ロータリーコンプレッサ
CN106122013A (zh) * 2016-07-29 2016-11-16 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 一种滚动转子压缩机
CN118896071A (zh) * 2024-10-09 2024-11-05 珠海格力电器股份有限公司 气缸组件、旋转式流体机械及空调设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5201113B2 (ja) スクロール型圧縮機
KR101484728B1 (ko) 스크롤 압축기
JP2005264827A (ja) スクロール圧縮機
JP2002168183A (ja) スクロール圧縮機
JPH07332268A (ja) ロータリー圧縮機
KR20210012231A (ko) 로터리 압축기
JPH09310687A (ja) スクロール型圧縮機
JP2005207302A (ja) スイング圧縮機
JPH1130187A (ja) スクロール型流体機械
US11668308B2 (en) Compressor having sliding portion provided with oil retainer
JPH08177722A (ja) レシプロ型圧縮機のコンロッド
US20080101976A1 (en) Rotary Compressor
JP3742849B2 (ja) ロータリー圧縮機
JP2000234592A (ja) ロータリ圧縮機
JPH10169580A (ja) ロータリー圧縮機
JPH06272683A (ja) 圧縮機における給油ポンプ装置
US11674514B2 (en) Compressor with a fitted shaft portion having two sliding surfaces and an oil retainer
JPH0727078A (ja) ロータリ圧縮機
JPH08247059A (ja) 回転式圧縮機
US11519406B2 (en) Oil pump having housing with seal portion
JP4854633B2 (ja) ロータリ型流体機械および冷凍サイクル装置
JP3383602B2 (ja) 気体圧縮機
JP2004308547A (ja) 内接ギヤポンプ
KR100504870B1 (ko) 스크롤 압축기의 반경방향 실링장치
JP2672626B2 (ja) 回転式圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904