JPH07332730A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH07332730A
JPH07332730A JP6121413A JP12141394A JPH07332730A JP H07332730 A JPH07332730 A JP H07332730A JP 6121413 A JP6121413 A JP 6121413A JP 12141394 A JP12141394 A JP 12141394A JP H07332730 A JPH07332730 A JP H07332730A
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JP
Japan
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air conditioner
power
power consumption
temperature
predicting
Prior art date
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Application number
JP6121413A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Tanaka
達夫 田中
Nobuyuki Takeya
伸行 竹谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電力会社との面倒な取決めやシステム構築を
要することなく、また設備費の高騰を招くことなく、さ
らには住人に不快感や混乱を与えることなく、電力会社
の供給エリア内の電力需要を緩和できる空気調和機を提
供する。 【構成】 カレンダ・時計ユニット32で平日、休日、
曜日、時間を判断するとともに、外気温度センサ42、
風向・風速センサ43、気圧センサ44でそれぞれ検知
される外気温度、風向、風速、気圧から特定地域の天候
を予測し、これら判断結果および予測結果から発電所の
供給エリア内の電力需要を予測し、この電力需要が所定
値以上のとき、当該空気調和機の消費電力Pを規制す
る。規制により、電力需要を緩和する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、夏の電力需要を考慮
した運転を行なう空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】夏の暑い日中など、家庭や職場の空気調
和機がフル運転され、電力需要がピークに達することが
ある。電力会社からは電気の使用を極力控えてほしいと
の要望が出されるが、効果的な解決策はなく、毎年、夏
季になると、電力需要の増大にどう対処するかが電力会
社の大きな悩みとなっている。
【0003】米国などでは、供給側の電力会社と使用側
の家庭や職場の空気調和機とを通信線で接続し、電力会
社からの要求により、空気調和機の運転を必要に応じて
止められるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電力会社の要求で空気
調和機の運転を止める方式では、空気調和機の所有者お
よび電力会社を含めた広範囲な領域での取決めおよびシ
ステム構築が必要となる。しかも、通信線を設けること
に加え、電力会社および空気調和機にそれぞれ通信機器
を設ける必要があり、設備費が高騰するという問題もあ
る。
【0005】また、電力会社の要求で空気調和機の運転
がかってに止められたのでは、室内温度が大きく変動し
て住人が不快感を感じてしまう。住人にとってはどうし
て空調が止まったのかが判らず、電力会社やメーカーに
問合せが殺到し、大きな混乱を招くことがある。
【0006】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、電力会社との面倒な取決めや
システム構築を要することなく、また設備費の高騰を招
くことなく、さらには住人に不快感や混乱を与えること
なく、電力会社の供給エリア内の電力需要を緩和できる
空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の空気調和機
は、平日、休日、曜日、および時間を判断する判断手段
と、外気温度を検知する検知手段と、前記判断手段の判
断結果と前記検知手段の検知結果から、発電所の供給エ
リア内の電力需要を予測する予測手段と、この予測手段
で予測される電力需要が所定値以上のとき、当該空気調
和機の消費電力を規制する規制手段とを備える。
【0008】第2の発明の空気調和機は、平日、休日、
曜日、および時間を判断する判断手段と、外気温度、風
向、風速、および気圧を検知する検知手段と、この検知
手段の検知結果から特定地域の天候を予測する第1予測
手段と、前記判断手段の判断結果および前記第1予測手
段の予測結果から、発電所の供給エリア内の電力需要を
予測する第2予測手段と、この第2予測手段で予測され
る電力需要が所定値以上のとき、当該空気調和機の消費
電力を規制する規制手段とを備える。
【0009】第3の発明の空気調和機は、第1または第
2の発明における規制手段が、規制の量を、予測される
電力需要の大きさに応じて異ならせる。第4の発明の空
気調和機は、第1または第2の発明における規制手段
が、室内温度に対する目標設定温度を低負荷側に移行す
ることで消費電力を規制する。
【0010】第5の発明の空気調和機は、第4の発明に
おける規制手段が、目標設定温度を低負荷側に移行する
に際し、その移行幅を、所定時間だけ一旦大きくする。
第6の発明の空気調和機は、第4の発明における規制手
段が、目標設定温度を低負荷側に移行するに際し、運転
開始から所定時間内であれば、圧縮機能力が最大となら
ないような値に目標設定温度を定める。
【0011】第7の発明の空気調和機は、第1または第
2の発明に加え、規制手段による消費電力の規制に際し
その旨を報知する報知手段を設けた。第8の発明の空気
調和機は、第1または第2の発明における規制手段が、
圧縮機の運転周波数を低下させることにより、消費電力
を規制する。
【0012】第9の発明の空気調和機は、第1または第
2の発明における規制手段が、当該空気調和機への入力
電流の許容最大値を低下させることにより、消費電力を
規制する。
【0013】
【作用】第1の発明の空気調和機では、平日、休日、曜
日、および時間が判断され、これと外気温度から、発電
所の供給エリア内の電力需要が予測される。この電力需
要が所定値以上のとき、当該空気調和機の消費電力が規
制される。
【0014】第2の発明の空気調和機では、平日、休
日、曜日、および時間が判断される。さらに、外気温
度、風向、風速、および気圧から特定地域の天候が予測
される。これら判断結果および予測結果から、発電所の
供給エリア内の電力需要が予測される。この電力需要が
所定値以上のとき、当該空気調和機の消費電力が規制さ
れる。
【0015】第3の発明の空気調和機では、消費電力に
対する規制の量が、予測される電力需要の大きさに応じ
て変化する。第4の発明の空気調和機では、室内温度に
対する目標設定温度が低負荷側に移行することにより、
消費電力が規制される。
【0016】第5の発明の空気調和機では、目標設定温
度が低負荷側に移行するに際し、その移行幅が、所定時
間だけ一旦大きくなる。第6の発明の空気調和機では、
目標設定温度が低負荷側に移行するに際し、運転開始か
ら所定時間内であれば、圧縮機能力が最大とならないよ
うな値に目標設定温度が定められる。
【0017】第7の発明の空気調和機では、消費電力の
規制の旨が報知される。第8の発明の空気調和機では、
圧縮機の運転周波数が低下することにより、消費電力が
規制される。第9の発明の空気調和機では、当該空気調
和機への入力電流の許容最大値が低下することにより、
消費電力が規制される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の第1実施例について図面を
参照して説明する。図2に示すように、圧縮機1の吐出
口に四方弁2を介して室外熱交換器3が配管接続され
る。この室外熱交換器3に減圧器たとえば膨張弁4を介
して室内熱交換器5が配管接続され、その室内熱交換器
5に上記四方弁2を介して圧縮機1の吸込口が配管接続
される。こうして、冷房および暖房が可能なヒートポン
プ式冷凍サイクルが構成される。
【0019】室外熱交換器3の近傍に室外ファン6が設
けられる。室内熱交換器5の近傍に室内ファン7が設け
られる。これらの冷凍サイクル機器のうち、圧縮機1、
四方弁2、室外熱交換器3、膨張弁4および室外ファン
6を主体に室外ユニットAが構成される。室内熱交換器
5および室内ファン7を主体に室内ユニットBが構成さ
れる。
【0020】冷房時は、実線矢印の方向に冷媒が流れて
冷房サイクルが形成され、室外熱交換器3が凝縮器、室
内熱交換器5が蒸発器として機能する。暖房時は、四方
弁2が切換わることにより、破線矢印の方向に冷媒が流
れて暖房サイクルが形成され、室内熱交換器5が凝縮
器、室外熱交換器3が蒸発器として機能する。
【0021】制御回路を図1に示す。商用交流電源20
に室内制御部30が接続される。この室内制御部30
に、電源ライン21およびシリアル信号ライン22を介
して室外制御部40が接続される。シリアル信号ライン
22は、電源電圧同期のデータ転送を行なう。
【0022】室内制御部30に、室内温度センサ31、
カレンダ・時計ユニット32、報知手段たとえば表示器
33、速度制御回路34、ルーバー駆動回路35、電流
センサ36、リモートコントロール式の操作器(以下、
リモコンと略称する)50が接続される。
【0023】カレンダ・時計ユニット32は、平日、休
日、および曜日を判断するとともに、時間を判断する。
速度制御回路34は、室内ファンモータ7Mの速度を制
御する。ルーバー駆動回路35は、ルーバーモータ37
を駆動する。このルーバーモータ37は、図示していな
いが、室内への吹出風の角度を上下(または左右)に調
節するためのルーバーを駆動する。電流センサ36は、
電源20と室内制御部30との間の電源ラインに設けら
れ、当該空気調和機への入力電流Iを検知する。
【0024】室外制御部40に、四方弁2、熱交換器温
度センサ41、外気温度センサ42、風向・風速センサ
43、気圧センサ44、ファン駆動回路45、およびイ
ンバータ回路46が接続される。
【0025】熱交換器温度センサ41は、室外熱交換器
3の温度を検知する。ファン駆動回路45は、室外ファ
ンモータ6Mを駆動する。インバータ回路46は、室外
制御部40内の電源ラインから供給される商用交流電源
電圧を整流し、それを室外制御部40の指令に応じた周
波数(およびレベル)の電圧に変換し、出力する。この
出力は圧縮機モータ1Mの駆動電力となる。
【0026】室内制御部30および室外制御部40は、
それぞれマイクロコンピュータおよびその周辺回路から
なり、シリアル信号ライン22を通して相互にデータを
転送しつつ当該空気調和機の全般にわたる制御を行なう
もので、次の機能手段を備える。
【0027】[1]四方弁2をニュートラル状態に維持
し、圧縮機1の吐出冷媒を四方弁2、室外熱交換器3、
膨張弁4、室内熱交換器5、四方弁2に通して圧縮機1
に戻し、冷房運転を実行する手段。
【0028】[2]四方弁2を切換えて、圧縮機1の吐
出冷媒を四方弁2、室内熱交換器5、膨張弁4、室外熱
交換器3、四方弁2に通して圧縮機1に戻し、暖房運転
を実行する手段。
【0029】[3]暖房運転時、熱交換器温度センサ4
1の検知温度が零℃以下になると、四方弁2をニュート
ラル状態に戻して冷媒の流れを反対にして圧縮機1の吐
出冷媒(高温冷媒)を室外熱交換器3に流し、これによ
り室外熱交換器3に対する除霜運転を実行する手段。
【0030】[4]運転中、室内温度センサ31の検知
温度Taとリモコン50であらかじめ定められる目標設
定温度Tsとの差ΔTを空調負荷として求め、その空調
負荷ΔTが零となるよう、圧縮機1の運転周波数(イン
バータ回路46の出力周波数)Fを制御する手段。
【0031】[5]外気温度センサ42、風向・風速セ
ンサ43、および気圧センサ44の検知結果から、特定
地域(当該空気調和機が設置されている地域)の天候を
予測する第1予測手段。
【0032】[6]カレンダ・時計ユニット32の出力
データおよび上記第1予測手段の予測結果から、発電所
の供給エリア内の電力需要を予測する第2予測手段。 [7]第2予測手段で予測される電力需要が所定値以上
のとき、当該空気調和機の消費電力Pを規制する規制手
段。
【0033】つぎに、上記の構成の作用を図3のフロー
チャートを参照して説明する。冷房運転時、圧縮機1の
吐出冷媒が図2の実線矢印の方向に流れ、冷房サイクル
が形成されて室外熱交換器3が凝縮器、室内熱交換器5
が蒸発器として機能する。この室内熱交換器5における
冷媒と室内空気との熱交換により、室内が冷房される。
【0034】運転中、室内温度センサ31で室内温度T
aが検知される(ステップ101 )。さらに、室外側の外
気温度センサ42で外気温度、風向・風速センサ43で
風向および風速、気圧センサ44で気圧がそれぞれ検知
され、これら検知結果とあらかじめ記憶されている天候
基準データとの照合により、当該空気調和機が設置され
ている特定地域の天候が予測される(ステップ102 )。
【0035】予測された天候と、カレンダ・時計ユニッ
ト32の出力データ(平日、休日、曜日、時間)とに基
づき、発電所の供給エリア内の電力需要が予測される
(ステップ103 )。
【0036】たとえば、快晴、外気温高い、風なし、陽
射しが強い時間帯、休日、高校野球の夏季大会開催など
の条件が重なると、家庭や職場の空気調和機がフル運転
され、テレビ観戦も加わって電力需要がピークに達する
ことがある。
【0037】予測される電力需要がピークに近い所定値
以上のとき、当該空気調和機の消費電力Pの規制が必要
との判定の下に(ステップ104 のYES )、次の制御が実
行される。
【0038】まず、運転開始からまだ所定時間が経過し
ない起動時であれば(ステップ105)、室内温度Taよ
りも所定値たとえば3℃低い温度が目標設定温度Tsと
して設定される(ステップ106 )。
【0039】目標設定温度Tsとしては、リモコン50
からの入力値が室内制御部30内のメモリにあらかじめ
記憶されているが、この場合はそれを使用せず、上記の
ように室内温度Taより3℃低い値を強制的に設定す
る。
【0040】後述のように、圧縮機1の能力は室内温度
Taと目標設定温度Tsとの差ΔTに応じて制御される
ものであって、起動時のように室内温度Taと目標設定
温度Tsとの差が大きい状況では、圧縮機1が最大能力
で運転してしまう。これは、消費電力Pの規制に相反す
るものであり、図4に示すように、消費電力Pが最大定
格のPmax まで達してしまう。このような事態が生じな
いよう、室内温度Taより3℃低い値を目標設定温度T
sと定めている。
【0041】この場合、消費電力Pに対する規制ありの
旨が表示器33で表示される(ステップ107 )。そし
て、室内温度Taとそれより3℃低い目標設定温度Ts
との差ΔT(=3℃)が求められ(ステップ108 )、そ
の温度差ΔTに応じて圧縮機1の運転周波数(インバー
タ回路46の出力周波数)Fが制御される(ステップ10
9 )。
【0042】したがって、圧縮機1の能力は通常時より
も低く制限され、消費電力Pが所定値P3 に規制され
る。この規制により、電力会社の供給エリア内の電力需
要を緩和することができる。
【0043】一方、規制要の判定に際し(ステップ104
のYES )、起動後の定常運転に入っていれば、タイムカ
ウントtが開始される(ステップ110 )。このタイムカ
ウントtが所定時間t1 に達するまでの間(ステップ11
1 のYES )、本来の目標設定温度Tsに所定値(ΔTs
+α)が加えられ、新たな目標設定温度Tsが定められ
る(ステップ112 )。
【0044】タイムカウントtが所定時間t1 に達する
と(ステップ111 のNO)、本来の目標設定温度Tsに所
定値ΔTsが加えられ、新たな目標設定温度Tsが定め
られる(ステップ113 )。
【0045】消費電力Pに対する規制ありの旨が、表示
器33で表示される(ステップ107)。そして、室内温
度Taと上記補正された目標設定温度Tsとの差ΔT
(=Ta−Ts)が求められ(ステップ108 )、その温
度差ΔTに応じて圧縮機1の運転周波数(インバータ回
路46の出力周波数)Fが制御される(ステップ10
9)。
【0046】この場合の目標設定温度Tsと消費電力P
との関係を図5に示す。このように、目標設定温度Ts
を所定値だけ低負荷側に移行することにより、圧縮機1
の能力が低減され、消費電力Pが通常のP2 より低いP
1 に規制される。この規制により、電力会社の供給エリ
ア内の電力需要を緩和できる。
【0047】この場合、所定値ΔTsは、予測される電
力需要の大きさに応じて異なる値に設定される。つま
り、電力需要が大きいほど、所定値ΔTsが大きな値に
設定される。こうして、消費電力Pを一概に規制するこ
とはせず、必要量のみ規制し、快適性の低下を最小限に
押さえるようにしている。
【0048】所定値αについては、固定でも可変でもよ
い。初めの所定時間t1 では、低負荷側への移行幅をこ
の所定値α分だけ大きくしているが、これは、住人が不
快と感じる度合を初めに大きくして、その後の不快感を
なるべく薄れさせるためである。
【0049】目標設定温度Tsの補正によって消費電力
Pを規制する制御であるから、空調を続けながらの規制
を行なうことができ、よってある程度の快適感を確保し
つつ電力需要の緩和が可能となる。しかも、消費電力P
の規制を表示器33の表示によって住人に報知するの
で、快適性が低下しても、その原因が電力需要の緩和の
ためであることを住人が容易に知ることができ、電力会
社やメーカーに問合せが殺到するなどの混乱を回避する
ことができる。
【0050】とくに、空気調和機側で自動的に電力需要
の緩和を図る構成であるから、電力会社との面倒な取決
めやシステム構築はまったく不要であり、しかも電力会
社との通信が不要となって通信機器など設備費の高騰は
招かない。
【0051】次に、この発明の第2実施例について説明
する。ここでは、運転周波数Fを低下させることで、消
費電力Pを規制するようにしている。作用を図6に示
す。他の構成については第1実施例と同じである。
【0052】運転中、室内温度センサ31で室内温度T
aが検知される(ステップ201 )。この室内温度Taと
リモコン50による目標設定温度Tsとの差ΔT(=T
a−Ts)が求められ(ステップ202 )、その温度差Δ
Tに応じて運転周波数Fの目標値Ftが求められる(ス
テップ203 )。
【0053】室外側の外気温度センサ42で外気温度、
風向・風速センサ43で風向および風速、気圧センサ4
4で気圧がそれぞれ検知され、これら検知結果とあらか
じめ記憶されている天候基準データとの照合により、当
該空気調和機が設置されている特定地域の天候が予測さ
れる(ステップ204 )。
【0054】予測された天候と、カレンダ・時計ユニッ
ト32の出力データ(平日、休日、曜日、時間)とに基
づき、発電所の供給エリア内の電力需要が予測される
(ステップ205 )。
【0055】予測される電力需要がピークに近い所定値
以上のとき、当該空気調和機の消費電力Pの規制が必要
との判定の下に(ステップ206 のYES )、上記求められ
た目標値Ftが所定値ΔFだけ低減される(ステップ20
7 )。そして、補正後の目標値Ftに、実際の運転周波
数Fが設定される(ステップ208 )。
【0056】したがって、圧縮機1の能力は通常時より
も低く制限され、消費電力Pが規制される。この規制に
より、電力会社の供給エリア内の電力需要を緩和するこ
とができる。
【0057】この場合、消費電力Pに対する規制ありの
旨が表示器33で表示される(ステップ209 )。所定値
ΔFは、予測される電力需要の大きさに応じて異なる値
に設定される。つまり、電力需要が大きいほど、所定値
ΔFが大きな値に設定される。こうして、消費電力Pを
一概に規制することはせず、必要量のみ規制し、快適性
の低下を最小限に押さえるようにしている。
【0058】運転周波数Fの低下によって消費電力Pを
規制する制御であるから、空調を続けながらの規制を行
なうことができ、よってある程度の快適感を確保しつつ
電力需要の緩和が可能となる。
【0059】目標設定温度Tsの補正によって消費電力
Pを規制する場合、室内温度Taと目標設定温度Tsと
の差がかなり大きくて、目標設定温度Tsを補正しても
圧縮機1の能力が大きくなり、消費電力Pの規制が不十
分になる場合が考えられる。これに対し、運転周波数F
を直接的に低減すれば、負荷条件にかかわらず消費電力
Pを確実に規制することが可能である。
【0060】次に、この発明の第3実施例について説明
する。ここでは、当該空気調和機に対する入力電流Iの
許容最大値Imax を低下させることで、消費電力Pを規
制するようにしている。作用を図7に示す。他の構成に
ついては第1実施例と同じである。
【0061】当該空気調和機に対する入力電流Iの許容
最大値Imax があらかじめ記憶されており、それが読出
される(ステップ301 )。運転中、室内温度センサ31
で室内温度Taが検知される(ステップ302 )。この室
内温度Taとリモコン50による目標設定温度Tsとの
差ΔT(=Ta−Ts)が求められ(ステップ303 )、
その温度差ΔTに応じて運転周波数Fの目標値Ftが求
められる(ステップ304 )。
【0062】室外側の外気温度センサ42で外気温度、
風向・風速センサ43で風向および風速、気圧センサ4
4で気圧がそれぞれ検知され、これら検知結果とあらか
じめ記憶されている天候基準データとの照合により、当
該空気調和機が設置されている特定地域の天候が予測さ
れる(ステップ305 )。
【0063】予測された天候と、カレンダ・時計ユニッ
ト32の出力データ(平日、休日、曜日、時間)とに基
づき、発電所の供給エリア内の電力需要が予測される
(ステップ306 )。
【0064】予測される電力需要がピークに近い所定値
以上のとき、当該空気調和機の消費電力Pの規制が必要
との判定の下に(ステップ307 のYES )、上記読出され
た許容最大値Imax が所定値ΔIだけ低減される(ステ
ップ308 )。
【0065】実際の入力電流Iが電流センサ36で検知
され、それと上記補正後の許容最大値Imax とが比較さ
れる(ステップ309 )。入力電流Iが許容最大値Imax
と同じまたはそれ以上に大きくなると(ステップ309 の
YES )、上記求められた目標値Ftが所定値ΔFだけ低
減される(ステップ310 )。そして、補正後の目標値F
tに、実際の運転周波数Fが設定される(ステップ311
)。
【0066】したがって、圧縮機1の能力は通常時より
も低く制限され、消費電力Pが規制される。この規制に
より、電力会社の供給エリア内の電力需要を緩和するこ
とができる。
【0067】この場合、消費電力Pに対する規制ありの
旨が表示器33で表示される(ステップ312 )。所定値
ΔFは、予測される電力需要の大きさに応じて異なる値
に設定される。つまり、電力需要が大きいほど、所定値
ΔFが大きな値に設定される。こうして、消費電力Pを
一概に規制することはせず、必要量のみ規制し、快適性
の低下を最小限に押さえるようにしている。
【0068】許容最大値Imax の低減によって消費電力
Pを規制する制御であるから、空調を続けながらの規制
を行なうことができ、よってある程度の快適感を確保し
つつ電力需要の緩和が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1の発明の空気調和機は、平日、休日、曜日、および時
間を判断し、これと外気温度から発電所の供給エリア内
の電力需要を予測し、この電力需要が所定値以上のとき
当該空気調和機の消費電力を規制する構成としたので、
電力会社との面倒な取決めやシステム構築を要すること
なく、また設備費の高騰を招くことなく、さらには住人
に不快感や混乱を与えることなく、電力会社の供給エリ
ア内の電力需要を緩和できる。
【0070】第3の発明の空気調和機は、消費電力に対
する規制の量を、予測される電力需要の大きさに応じて
変化させるようにしたので、消費電力の規制に伴う快適
性の低下を最小限に押さえることができる。
【0071】第4の発明の空気調和機は、目標設定温度
を低負荷側に移行することで消費電力を規制するように
したので、空調を続けながらの規制を行なうことがで
き、よってある程度の快適感を確保しつつ電力需要の緩
和が可能となる。
【0072】第5の発明の空気調和機は、目標設定温度
を低負荷側に移行するに際し、その移行幅を所定時間だ
け一旦大きくするようにしたので、消費電力の規制に際
し、住人の不快感をなるべく薄れさせることができる。
【0073】第6の発明の空気調和機は、目標設定温度
が低負荷側に移行するに際し、運転開始から所定時間内
であれば、圧縮機能力が最大とならないような値に目標
設定温度を定めるようにしたので、運転開始時にも電力
需要を確実に緩和することができる。
【0074】第7の発明の空気調和機は、消費電力の規
制の旨を報知するようにしたので、快適性が低下して
も、その原因が電力需要の緩和のためであることを住人
が容易に知ることができ、電力会社やメーカーに問合せ
が殺到するなどの混乱を回避することができる。
【0075】第8の発明の空気調和機は、圧縮機の運転
周波数を低下することで消費電力を規制するようにした
ので、負荷条件にかかわらず消費電力の確実な規制が可
能である。
【0076】第9の発明の空気調和機は、入力電流の許
容最大値を低下することで消費電力を規制するようにし
たので、空調を続けながらの規制を行なうことができ、
よってある程度の快適感を確保しつつ電力需要の緩和が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の各実施例の制御回路のブロック図。
【図2】同各実施例の冷凍サイクルの構成図。
【図3】第1実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】第1実施例における運転開始時の目標設定温度
Tsと消費電力Pとの関係を示す図。
【図5】第1実施例における定常運転での目標設定温度
Tsと消費電力Pとの関係を示す図。
【図6】第2実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】第3実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…室外熱交換器、5…室内熱交換器、3
0…室内制御部、32…カレンダ・時計ユニット、33
…表示器、40…室外制御部、42…外気温度センサ、
43…風向・風速センサ、44…気圧センサ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平日、休日、曜日、および時間を判断す
    る判断手段と、 外気温度を検知する検知手段と、 前記判断手段の判断結果と前記検知手段の検知結果か
    ら、発電所の供給エリア内の電力需要を予測する予測手
    段と、 この予測手段で予測される電力需要が所定値以上のと
    き、当該空気調和機の消費電力を規制する規制手段と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 平日、休日、曜日、および時間を判断す
    る判断手段と、 外気温度、風向、風速、および気圧を検知する検知手段
    と、 この検知手段の検知結果から特定地域の天候を予測する
    第1予測手段と、 前記判断手段の判断結果および前記第1予測手段の予測
    結果から、発電所の供給エリア内の電力需要を予測する
    第2予測手段と、 この第2予測手段で予測される電力需要が所定値以上の
    とき、当該空気調和機の消費電力を規制する規制手段
    と、 を備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機において、 規制手段は、規制の量を、予測される電力需要の大きさ
    に応じて異ならせることを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機において、 規制手段は、室内温度に対する目標設定温度を低負荷側
    に移行することで消費電力を規制することを特徴とす
    る。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和機において、 規制手段は、目標設定温度を低負荷側に移行するに際
    し、その移行幅を、所定時間だけ一旦大きくすることを
    特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の空気調和機において、 規制手段は、目標設定温度を低負荷側に移行するに際
    し、運転開始から所定時間内であれば、圧縮機能力が最
    大とならないような値に目標設定温度を定めることを特
    徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機において、 規制手段による消費電力の規制に際しその旨を報知する
    報知手段、 を設けたことを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機において、 規制手段は、圧縮機の運転周波数を低下させることで消
    費電力を規制することを特徴とする。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項2に記載の空気調
    和機において、 規制手段は、当該空気調和機への入力電流の許容最大値
    を低下させることで消費電力を規制することを特徴とす
    る。
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