JPH0733279Y2 - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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JPH0733279Y2
JPH0733279Y2 JP1991000598U JP59891U JPH0733279Y2 JP H0733279 Y2 JPH0733279 Y2 JP H0733279Y2 JP 1991000598 U JP1991000598 U JP 1991000598U JP 59891 U JP59891 U JP 59891U JP H0733279 Y2 JPH0733279 Y2 JP H0733279Y2
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JP
Japan
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piezoelectric element
piezoelectric
sound wave
front panel
silencer
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JP1991000598U
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JPH0498098U (ja
Inventor
博明 柳田
佳信 尾原
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Kasei Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、騒音等の不要な音を消
音する消音装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】快適な居住空間を追求する上で音環境は
最も重要な要素の一つである。
【0003】その中でも特に騒音対策には重点が置かれ
ており、住宅においては、壁の間に発泡プラスチック等
の吸音材を挟み込むことにより、壁での反射音を減らし
て不要な音を消音することが通常行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、壁での吸音性を高めるために吸音材をかなり
厚くする必要があり、これを行うと実際には壁が厚くな
り過ぎて、逆に室内が狭くなってしまうという問題点を
有している。
【0005】そこで、この問題を解決するために、図8
に示すような消音装置が考えられる。
【0006】すなわち、この消音装置では、外部からの
騒音等の音波26をスピーカー21で受信し、この受信
した振動を加速度センサーもしくは変位センサー等の検
出器23により検出し、この検出信号に基づいて、送信
回路22は音波26とは逆位相で同一周波数の音波27
をスピーカー22から発信させるように電気信号を発信
用のスピーカー22に送出し、音波26と音波27とを
干渉させて音波26を打ち消している。
【0007】ところが、上記消音装置の構成では、送信
回路24と、この送信回路24を駆動するための電源回
路25とを必要とし、装置が大がかりになってしまうと
いう新たな問題を生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の消音装置は、上
記の課題を解決するために、騒音等の音波により電気信
号を発生する第1の圧電素子と、この第1の圧電素子で
発生した電気信号により駆動されて、前記音波を打ち消
すように前記音波とは逆位相の音波を発生する第2の圧
電素子とが近接して設けられていると共に、前記第1及
び第2の圧電素子は1枚の圧電フィルム上に形成されて
いることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、騒音等の音波により電気
信号を発生する第1の圧電素子と、この第1の圧電素子
で発生した電気信号により駆動されて、前記音波を打ち
消すように前記音波とは逆位相の音波を発生する第2の
圧電素子とを近接して設けると共に、前記第1及び第2
の圧電素子を1枚の圧電フィルム上に形成したので、騒
音等の音波が第2の圧電素子により発生した音波によっ
て打ち消される。
【0010】また、騒音等の音波により第1の圧電素子
に発生した電気信号によって第2の圧電素子は駆動され
るので、外部電源が不要である。しかも、第1及び第2
の圧電素子を1枚の圧電フィルムとして取り扱うことが
できるので、製造工程上、便利であり、消音装置をより
効率よく製造できる。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例について、図1乃至図4に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0012】本実施例の消音装置は、図1に示すよう
に、第1及び第2の圧電素子1・2を形成した圧電フィ
ルム3を表パネル6と裏パネル7とで挟み込んだ構成に
なっている。
【0013】表パネル6と裏パネル7とが嵌合される
と、表パネル6側に開口した円筒状の穴部10が形成さ
れるようになっており、圧電素子1は穴部10の浅い所
に設置され、圧電素子2は穴部10の深い所に設置され
るようになっている。
【0014】また、表パネル6及び裏パネル7の少なく
とも圧電フィルム3と接する面には、圧電素子1・2間
の電気的接続を行うために、電気伝導性を有する材料が
用いられる。具体的には例えば、表パネル6及び裏パネ
ル7には金属材料が用いられるが、この場合は、電気的
漏洩を防ぐように表パネル6の表側に絶縁層8が設けら
れている。
【0015】圧電素子1・2は、1枚の圧電フィルム3
上に形成されており、圧電フィルム3の上下面に上記穴
部10の直径よりも大きな直径を有する円盤状の電極4
・5を対向するように形成し、分極処理を施した構成に
なっている。また、電極4は表パネル6に電気的に接続
されるようになっており、電極5は裏パネル7に電気的
に接続されるようになっている。このため、圧電素子1
の電極4と圧電素子2の電極4とが表パネル6により電
気的に接続され、圧電素子1の電極5と圧電素子2の電
極5とが裏パネル7により電気的に接続されることにな
る。
【0016】また、圧電素子1・2の分極方向は、図中
に点線の矢印で示したように、互いに逆方向になってい
ると共に、表パネル6の表面に対してほぼ垂直になって
いる。
【0017】上記の構成において、外部(図の上方向)
から伝播してくる騒音等の音波は、穴部10の深い所に
設けられた圧電素子2よりも穴部10の浅い所に設けら
れた圧電素子1にわずかに速く到達する。このため、圧
電素子1は圧電素子2よりも時間的に先に前記音波によ
って励振され、電気信号が発生する。そして、この圧電
素子1の出力電圧が表パネル6と裏パネル7とを通じて
圧電素子2に印加される。このとき、圧電素子2の振動
方向と圧電素子2の振動方向とが逆位相になるように、
圧電素子1と圧電素子2とが表パネル6及び裏パネル7
により接続されているので、圧電素子1の出力電圧によ
り外部からの音波とは周波数が同一で逆位相の音波が圧
電素子2から発信されることになり、これにより、外部
からの音波は打ち消される。
【0018】次に、上記消音装置の一製造方法につい
て、図2乃至図4に基づいて説明すれば、以下の通りで
ある。
【0019】図2に示すように、高分子圧電体、もしく
は圧電セラミックス等の圧電体粒子を樹脂中に混練した
複合圧電体からなる圧電フィルム3の上下面に金属蒸着
あるいは金属ペーストの塗布等を行うことにより、圧電
フィルム3を挟んで対向する円盤状の電極4・5を所定
の間隔をおいて形成する。
【0020】次に、図3に示すように、隣合う電極4・
5間には極性の異なる直流高電圧(図中、+−により極
性が示されている)を印加することにより、電極4・5
間の圧電フィルム3中の電気双極子を所定方向(図中、
矢印で示されている)に揃える分極処理を行い、互いに
逆方向に分極された圧電素子1・2を形成する。
【0021】それから、図4に示すように、上記圧電素
子1・2を形成した圧電フィルム3を表パネル6と裏パ
ネル7との間に挟み、上下からプレスすることにより、
上記消音装置(図1)が製造される。表パネル6及び裏
パネル7は、嵌合状態にて表パネル6側に開口した円筒
状の穴部10が形成されるようになっていると共に、圧
電素子1は穴部10の浅い所に設置され、圧電素子2は
穴部10の深い所に設置されるように予め成形されてい
る。
【0022】なお、上記表パネル6及び裏パネル7には
例えば金属材料が用いられるが、この場合は、電気的漏
洩を防ぐように表パネル6の表側に絶縁層8を設けてい
る。
【0023】絶縁層8としては絶縁板を表パネル6の表
側に貼着して用いるか、あるいは、絶縁材料を表パネル
6の表側にコーティングして用いればよい。
【0024】また、表パネル6及び裏パネル7に樹脂成
形品を使用してもよく、この場合は、圧電素子1・2間
の電気的接続を行うために、表パネル6と圧電フィルム
3との間及び、圧電フィルム3と裏パネル7との間に金
属箔もしくは金属蒸着された樹脂フィルム等を挿入すれ
ばよい。
【0025】以上のように、本実施例の消音装置は、2
つの圧電素子1・2を用いるきわめて簡単な構成であ
り、電力供給を行うことなく、容易に外部からの騒音を
消音できる。また、圧電素子1・2の厚さは1mm以下
であるため、本消音装置はきわめて薄いものである。さ
らに、本実施例では、1枚の圧電フィルム3に2つの圧
電素子1・2を形成しているので、製造工程上、圧電素
子1・2を別個に取り扱う場合と比較して、圧電素子1
・2の取扱いが容易であり、消音装置を効率よく製造で
きる。
【0026】以上の実施例では、1枚の圧電フィルム3
に2つの圧電素子1・2を形成した場合について説明し
たが、1枚の圧電フィルム3に多数の圧電素子1・2群
を形成した消音装置についても応用できる。この場合、
消音効果をさらに向上させることができ、しかも、多数
の圧電素子1・2群を1枚の圧電フィルム3として容易
に取扱うことができるため、多数の圧電素子1・2群を
有する消音装置をより効率よく製造できる。
【0027】なお、上記消音装置は、室内用の消音壁と
して利用できるだけでなく、高速道路の騒音遮断壁への
応用等、屋外の消音にも利用できる。
【0028】
【考案の効果】本考案の消音装置は、以上のように、騒
音等の音波により電気信号を発生する第1の圧電素子
と、この第1の圧電素子で発生した電気信号により駆動
されて、前記音波を打ち消すように前記音波とは逆位相
の音波を発生する第2の圧電素子とが近接して設けられ
ていると共に、前記第1及び第2の圧電素子は1枚の圧
電フィルム上に形成されているので、騒音等の音波が第
2の圧電素子により発生した音波によって打ち消され
る。また、騒音等の音波により第1の圧電素子に発生し
た電気信号によって第2の圧電素子は駆動されるので、
外部電源が不要である。しかも、第1及び第2の圧電素
子を1枚の圧電フィルムとして取り扱うことができるの
で、製造工程上、便利であり、消音装置をより効率よく
製造できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、消音装置
の概略の構成図である。
【図2】図1の消音装置の製造方法を示すものであり、
圧電フィルムの上下面に電極を形成する工程を示す断面
図である。
【図3】図2の圧電フィルム上に形成された電極間に直
流高電圧を印加して分極処理を行い、圧電素子を形成す
る工程を示す断面図である。
【図4】図3の圧電素子を形成した圧電フィルムを表パ
ネルと裏パネルとで挟み込み、図1の消音装置を製造す
る工程を示す断面図である。
【図5】消音装置の考えうる構成を示すものであり、概
略の構成図である。
【符号の説明】
1 圧電素子(第1の圧電素子) 2 圧電素子(第2の圧電素子) 3 圧電フィルム 6 表パネル 7 裏パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】騒音等の音波により電気信号を発生する第
    1の圧電素子と、この第1の圧電素子で発生した電気信
    号により駆動されて、前記音波を打ち消すように前記音
    波とは逆位相の音波を発生する第2の圧電素子とが近接
    して設けられていると共に、前記第1及び第2の圧電素
    子は1枚の圧電フィルム上に形成されていることを特徴
    とする消音装置。
JP1991000598U 1991-01-11 1991-01-11 消音装置 Expired - Lifetime JPH0733279Y2 (ja)

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JP1991000598U JPH0733279Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 消音装置

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JP1991000598U JPH0733279Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 消音装置

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Publication Number Publication Date
JPH0498098U JPH0498098U (ja) 1992-08-25
JPH0733279Y2 true JPH0733279Y2 (ja) 1995-07-31

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ID=31727383

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