JPH07332806A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH07332806A
JPH07332806A JP6228112A JP22811294A JPH07332806A JP H07332806 A JPH07332806 A JP H07332806A JP 6228112 A JP6228112 A JP 6228112A JP 22811294 A JP22811294 A JP 22811294A JP H07332806 A JPH07332806 A JP H07332806A
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gas
liquid
evaporator
passage
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JP6228112A
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Yasushi Yamanaka
康司 山中
Shinji Kakehashi
伸治 梯
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Hiroshi Kinoshita
宏 木下
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸発器6における各チューブ6cへの冷媒分
布の均一化向上を図る。 【構成】 温度作動式膨張弁5の下流側に遠心式気液分
離器7を設置し、ここで分離された液冷媒を絞り抵抗1
1で再減圧した後に、液冷媒流出通路8により蒸発器6
の入口側に導入し、一方分離器7で分離されたガス冷媒
はガス冷媒流出通路9より蒸発器出口側通路10に直接
戻し、蒸発器6で蒸発した過熱ガス冷媒と合流した後
に、圧縮機1に吸入される。膨張弁5の感温筒5aは前
記合流位置より上流側に配置して、蒸発器6で蒸発した
過熱ガス冷媒の温度を的確に感知できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に言って冷凍装置
の改良に関するもので、例えば自動車用空調装置に用い
て好適なものであって、より詳しく言えば冷凍装置にお
ける蒸発器の性能向上のための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の冷凍装置における蒸発器
性能の向上を意図したものとしては、特開平5−186
35号公報において提案されたものがあり、この従来技
術は、偏平チューブとコルゲートフィンとを積層してな
る積層型蒸発器のコア部側端部に、冷媒の気液を分離す
る気液分離室を設け、この気液分離室に、冷媒入口パイ
プが接続される入口室と、冷媒出口パイプが接続される
出口室とを設け、、前記入口室の底部に、コア部の入口
タンクに連通する入口側タンク部を配置し、前記出口室
の底部に、コア部の出口タンクに連通する出口側タンク
部を配置し、かつ前記入口室と前記出口室とをそれらの
最上部のバイパス通路部で連通させる構成としたもので
ある。
【0003】これにより、膨張弁等の減圧手段で減圧さ
れて気液2相状態となった冷媒を前記気液分離室にて気
液の比重差により上下方向に分離し、比重の大きい液冷
媒は前記入口室底部から前記入口側タンク部を経てコア
部の入口タンクに流入させ、この入口タンクから多数の
偏平チューブに液冷媒を均等に分配するようにしてい
る。 一方、前記気液分離室の入口室において、比重の
小さいガス冷媒は上方側に移行して、最上部のバイパス
通路部を通って出口室に直接流入(バイパス)する。そ
して、前記偏平チューブにて空調用送風空気等と熱交換
して蒸発したガス冷媒はコア部の出口タンクを経て出口
室に流入する。従って、この出口室において、コア部で
蒸発したガス冷媒と、前記気液分離室からバイパスした
たガス冷媒とが混合して、出口パイプから外部に流出し
て、圧縮機に吸入される。
【0004】ところで、上記従来装置では、気液分離室
で液冷媒を充分分離できれば、この分離された液冷媒を
コア部の各チューブに均等に分配できるので、多数のチ
ューブ間で冷媒の過不足が発生せず、コア部全体を熱交
換のために有効活用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置について、本発明者らは具体的に実験、検討した
ところ、以下のごとき問題が生じることが分かった。す
なわち、第1に、気液分離室において冷媒の気液の比重
差を利用して分離した液冷媒をそのままコア部の入口タ
ンクに流入させているので、夏期のごとき冷房負荷の大
きいときには冷媒R134aの場合、高圧(冷凍装置の
圧縮機吐出側から減圧手段入口側までの高圧側回路の圧
力)が15Kg/cm2 程度の高い圧力となり、その結
果減圧手段下流(蒸発器入口)での冷媒は減圧後である
ため、その乾き度が大きくなり、多量のガスが発生し、
重量比でガス冷媒の割合が40%に達する。そのため、
気液分離室にて冷媒の気液を充分分離できず、液冷媒に
ガス冷媒が混入した状態でコア部に冷媒が流入する。こ
れにより、コア部における各チューブへの液冷媒の分配
が不均一となり、蒸発器性能の低下を招くことが分かっ
た。
【0006】第2に、減圧手段として温度作動式膨張弁
を使用する場合、感温筒は蒸発器の冷媒出口パイプの下
流側に配置することになるので、コア部で蒸発した過熱
ガス冷媒と、前記気液分離室からバイパスした飽和ガス
冷媒とが混合した冷媒の温度を必然的に検出することに
なる。その結果、飽和ガス冷媒の分だけ、蒸発器出口の
実際の過熱ガス冷媒の温度より低い温度を検出すること
になり、膨張弁は蒸発器への冷媒流量を最適に制御でき
ないという問題が生じる。具体的には、膨張弁が閉じぎ
みとなり、蒸発器能力の低下を招くという問題を生じる
ことが分かった。
【0007】さらに、冷房負荷が小さくて、膨張弁下流
の冷媒乾き度が小さいときには、気液分離室で分離さ
れ、バイパスされるガス冷媒に液冷媒が混入するように
なるので、感温筒の検出温度が一層低くなり、その結果
上記問題がより顕著となる。本発明は上記点に鑑みてな
されたもので、冷房負荷の大きい状態においても蒸発器
の各チューブへの冷媒分配の均一化を向上できる冷凍装
置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は温度作動式膨張弁の下流側
に冷媒の気液分離手段を設置するものにおいて、膨張弁
の感温手段(感温筒等)が蒸発器出口の過熱ガス冷媒の
温度を的確に感知して、蒸発器への冷媒流量を最適に制
御できる冷凍装置を提供することを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明においては、冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機
(1)と、この圧縮機(1)から吐出された高温高圧の
ガス冷媒を冷却し、凝縮する凝縮器(3)と、この凝縮
器(3)で凝縮された液冷媒を減圧する減圧手段(5)
と、この減圧手段(5)で減圧された気液2相冷媒を液
冷媒とガス冷媒とに分離する気液分離手段(7)と、こ
の気液分離手段(7)で分離された液冷媒を気液分離手
段(7)から流出させる液冷媒流出通路(8)と、前記
気液分離手段(7)で分離されたガス冷媒を気液分離手
段(7)から流出させるガス冷媒流出通路(9)と、前
記液冷媒流出通路(8)に設けられ、冷媒を再度減圧す
る補助減圧手段(11)と、この補助減圧手段(11)
で再度減圧された冷媒が流入するように、この補助減圧
手段(11)の下流側に接続され、この流入冷媒を蒸発
させる蒸発器(6)と、この蒸発器(6)で蒸発したガ
ス冷媒に前記ガス冷媒流出通路(9)からのガス冷媒を
合流させて前記圧縮機(1)の吸入側に吸入させる蒸発
器出口側通路(10)と、を備えるという技術的手段を
採用する。
【0010】また、請求項2記載の発明おいては、冷媒
を圧縮し、吐出する圧縮機(1)と、この圧縮機(1)
から吐出された高温高圧のガス冷媒を冷却し、凝縮する
凝縮器(3)と、この凝縮器(3)で凝縮された液冷媒
を減圧する絞り通路(19)及びこの絞り通路(19)
の開度を調整する弁体(16)を有する温度作動式膨張
弁(5)と、この温度作動式膨張弁(5)で減圧された
気液2相冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離する気液分離
手段(7)と、この気液分離手段(7)で分離された液
冷媒を気液分離手段(7)から流出させる液冷媒流出通
路(8)と、前記気液分離手段(7)で分離されたガス
冷媒を気液分離手段(7)から流出させるガス冷媒流出
通路(9)と、前記液冷媒流出通路(8)からの冷媒が
流入するように、この液冷媒流出通路(8)の下流側通
路に接続され、この流入冷媒を蒸発させる蒸発器(6)
と、この蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒に前記ガス冷
媒流出通路(9)からのガス冷媒を合流させて前記圧縮
機(1)の吸入側に吸入させる蒸発器出口側通路(1
0)とを備え、さらに、前記温度作動式膨張弁(5)に
は、前記蒸発器出口側通路(10)において、前記蒸発
器(6)で蒸発したガス冷媒と、前記ガス冷媒流出通路
(9)からのガス冷媒との合流位置より上流位置に配置
され、前記蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒の温度を感
知する感温手段(5a、5c)、及びこの感温手段(5
a、5c)によって感知される前記ガス冷媒温度に応答
して前記弁体(16)の開度を調整する弁体作動手段
(5b、26)が備えられているという技術的手段を採
用する。
【0011】また、請求項3記載の発明においては、冷
媒を圧縮し、吐出する圧縮機(1)と、この圧縮機
(1)から吐出された高温高圧のガス冷媒を冷却し、凝
縮する凝縮器(3)と、この凝縮器(3)で凝縮された
液冷媒を減圧する絞り通路(19)及びこの絞り通路
(19)の開度を調整する弁体(16)を有する温度作
動式膨張弁(5)と、この温度作動式膨張弁(5)で減
圧された気液2相冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離する
気液分離手段(7)と、この気液分離手段(7)で分離
された液冷媒を気液分離手段(7)から流出させる液冷
媒流出通路(8)と、前記気液分離手段(7)で分離さ
れたガス冷媒を気液分離手段(7)から流出させるガス
冷媒流出通路(9)と、前記液冷媒流出通路(8)に設
けられ、冷媒を再度減圧する補助減圧手段(11)と、
この補助減圧手段(11)で再度減圧された冷媒が流入
するように、この補助減圧手段(11)の下流側通路に
接続され、この流入冷媒を蒸発させる蒸発器(6)と、
この蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒に前記ガス冷媒流
出通路(9)からのガス冷媒を合流させて前記圧縮機
(1)の吸入側に吸入させる蒸発器出口側通路(10)
とを備え、さらに、前記温度作動式膨張弁(5)には、
前記蒸発器出口側通路(10)において、前記蒸発器
(6)で蒸発したガス冷媒と、前記ガス冷媒流出通路
(9)からのガス冷媒との合流位置より上流位置に配置
され、前記蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒の温度を感
知する感温手段(5a、5c)、及びこの感温手段(5
a、5c)によって感知される前記ガス冷媒温度に応答
して前記弁体(16)の開度を調整する弁体作動手段
(5b、26)が備えられているという技術的手段を採
用する。
【0012】また、請求項4記載の発明においては、請
求項2または3に記載の冷凍装置に用いられる温度作動
式膨張弁であって、本体ケース(13)と、この本体ケ
ース(13)に設けられ、前記凝縮器(3)で凝縮され
た液冷媒が流入する液冷媒流入通路(14、15)と、
前記本体ケース(13)内において、前記液冷媒流入通
路(14、15)の下流側に設けられ、液冷媒を減圧す
る絞り通路(19)と、前記本体ケース(13)内に設
けられ、前記絞り通路(19)の開度を調整する弁体
(16)と、前記本体ケース(13)内に設けられ、前
記絞り通路(19)で減圧された気液2相冷媒を液冷媒
とガス冷媒とに分離する気液分離手段(7)と、前記本
体ケース(13)に前記蒸発器(6)の入口側に連通す
るように設けられ、前記気液分離手段(7)で分離され
た液冷媒を前記蒸発器入口側に流出させる液冷媒流出通
路(8)と、前記本体ケース(13)内に設けられ、前
記気液分離手段(7)で分離されたガス冷媒を気液分離
手段(7)から流出させるガス冷媒流出通路(9)と、
前記本体ケース(13)に設けられ、前記蒸発器(6)
で蒸発したガス冷媒が流入し、その途中において前記ガ
ス冷媒流出通路(9)からのガス冷媒が合流し、この合
流後のガス冷媒を前記圧縮機(1)の吸入側に吸入させ
るガス冷媒通路(10)と、このガス冷媒通路(10)
において、前記蒸発器(6)で蒸発したガス冷媒と、前
記ガス冷媒流出通路(9)からのガス冷媒との合流位置
より上流位置に配置され、前記蒸発器(6)で蒸発した
ガス冷媒の温度を感知する感温手段(5a、5c)と、
この感温手段(5a、5c)によって感知される前記ガ
ス冷媒温度に応答して前記弁体(16)の開度を調整す
る弁体作動手段(5b、26)と、を備えるという技術
的手段を採用する。
【0013】また、請求項5記載の発明においては、請
求項1または3に記載の冷凍装置において、前記補助減
圧手段(11)をオリフィスまたはノズルからなる絞り
抵抗で構成するという技術的手段を採用する。また、請
求項6記載の発明においては、請求項1ないし3のいず
れか1つに記載の冷凍装置において、前記気液分離手段
を、冷媒流れに旋回流を形成して、この旋回流により発
生する遠心力により冷媒の気液を分離する遠心式分離器
(7)で構成するという技術的手段を採用する。
【0014】また、請求項7記載の発明においては、請
求項2または3に記載の冷凍装置において、前記気液分
離手段を、冷媒流れに旋回流を形成して、この旋回流に
より発生する遠心力により冷媒の気液を分離する遠心式
分離器(7)で構成し、かつこの遠心式分離器(7)
を、前記温度作動式膨張弁(5)の絞り通路(19)直
後に配置し、前記遠心式分離器(7)と、前記温度作動
式膨張弁(5)とを一体構造に構成するという技術的手
段を採用する。
【0015】また、請求項8記載の発明においては、請
求項1、2、3、5、6、7のいずれか1つに記載の冷
凍装置において、前記ガス冷媒流出通路(9)に、ガス
冷媒の流れを減圧する絞り抵抗(12)を設けるという
技術的手段を採用する。また、請求項9記載の発明で
は、請求項1、2、3、5、6、7、8のいずれか1つ
に記載の冷凍装置において、前記蒸発器出口側通路(1
0)に、前記蒸発器(6)における冷媒蒸発圧力を制御
する蒸発圧力調整弁(40)が設けられているという技
術的手段を採用する。
【0016】また、請求項10記載の発明では、請求項
1、2、3、5、6、7、8のいずれか1つに記載の冷
凍装置において、前記圧縮機(1)は、その吐出容量を
変化させることが可能な可変容量型として構成されてお
り、前記圧縮機(1)の容量制御により前記蒸発器
(6)における冷媒蒸発圧力を制御するように構成され
ているという技術的手段を採用する。
【0017】また、請求項11記載の発明においては、
請求項1、2、3、5、6、7のいずれか1つに記載の
冷凍装置において、前記圧縮機(1)が自動車用エンジ
ンによって駆動され、前記蒸発器(6)が車室空調用空
気を冷却する冷却器として使用される自動車空調用冷凍
装置として構成されているを特徴とする。
【0018】
【発明の作用効果】請求項1記載の発明によれば、減圧
手段で減圧された気液2相冷媒を分離手段で気液に分離
した後、液冷媒流出通路に設けた補助減圧手段にて冷媒
を再度減圧させるので、気液分離手段から液冷媒流出通
路側へ流出する冷媒流量と、気液分離手段からガス冷媒
流出通路側へ流出する冷媒流量の割合を前記補助減圧手
段によって、丁度ガスと液の割合となるように設定する
ことができる。その結果、高圧が高くなる高負荷時にお
いても、蒸発器に流入するガス冷媒を僅少にして、蒸発
器における各チューブへの冷媒分配の均一化を向上で
き、蒸発器性能を効果的に向上できる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、温度作動式
膨張弁の下流側に、冷媒の気液分離手段を設けるに際し
て、前記温度作動式膨張弁の感温手段の設置場所を、前
記蒸発器出口側通路において、前記蒸発器で蒸発したガ
ス冷媒と、前記ガス冷媒流出通路からのガス冷媒との合
流位置より上流位置に設定しているのて、感温手段によ
り蒸発器からの過熱ガス冷媒温度を、ガス冷媒流出通路
からの飽和ガス冷媒温度に影響されることなく、的確に
感知でき、従って膨張弁の冷媒流量制御作用を良好に維
持できる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1、2記載の発明の特徴とする技術的手段を組合わせて
いるので、この両発明の作用効果をともに発揮できる。
請求項4記載の発明によれば、温度作動式膨張弁に気液
分離手段を一体構成できるので、この両者を小型、簡潔
に、低コストで製作でき、かつ外部機器との配管接続箇
所も大幅に減少でき、実用上極めて有利である。
【0021】請求項5記載の発明によれば、前記補助減
圧手段をオリフィスまたはノズルからなる絞り抵抗で構
成しており、これらのオリフィスまたはノズルはガス
(気体)の流通に対して流通抵抗が急増する特性を有し
ているから、液冷媒流出通路にガス冷媒が流出しようと
すると、補助減圧手段の流通抵抗が急増してガス冷媒の
流出を効果的に抑制でき、従って高負荷時における蒸発
器へのガス冷媒の流入をより一層良好に防止できる。
【0022】請求項6記載の発明によれば、遠心式分離
器によって、冷媒の気液を良好に分離でき、気液の分離
性能を向上できる。請求項7記載の発明によれば、遠心
式分離器と温度作動式膨張弁とを一体化しているので、
請求項4と同様の一体化による実用上の効果を発揮でき
る。請求項8記載の発明によれば、前記ガス冷媒流出通
路に、ガス冷媒の流れを減圧する絞り抵抗を設けている
ので、この絞り抵抗の絞り量の設定によりガス冷媒流出
通路へのガス冷媒量を容易に調整できる。
【0023】請求項9または10記載の発明では、蒸発
器における冷媒蒸発圧力を蒸発圧力調整弁または可変容
量圧縮機により制御して、蒸発器での霜付きを防止でき
るので、霜付き防止のために圧縮機をON−OFF制御
する必要がなく、そのため、圧縮機のON−OFF制御
の過渡時にサイクルの高低圧の差圧が減少することに起
因する、ガス冷媒流出通路側への液冷媒バイパスという
不具合が発生しない。
【0024】そのため、この液冷媒バイパスによる圧縮
機消費動力の増大という不具合を抑制できる。請求項1
1記載の発明によれば、自動車エンジンの回転数変動と
ともに圧縮機回転数が大幅に変動し、また自動車走行環
境の変化により冷凍装置の熱負荷も大幅に変化する自動
車空調用冷凍装置において、蒸発器性能の向上を実現で
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1は自動車空調用冷凍装置のサイクル
図であり、1は圧縮機で、電磁クラッチ(運転断続手
段)1aを介して自動車エンジン(駆動源)2により駆
動されるようになっている。3は凝縮器で、圧縮機1か
ら吐出された高温高圧のガス冷媒を図示しないファンに
より送風される冷却空気(冷却媒体)によって冷却し、
凝縮するものである。
【0026】4はレシーバで、凝縮器4で凝縮した液冷
媒を蓄えて、液冷媒のみをその出口側に導出するもので
ある。5はレシーバ4からの冷媒を減圧、膨張せさる減
圧手段をなす温度作動式膨張弁で、5aはその感温手段
をなす感温筒である。6は自動車空調用の蒸発器で、車
室内に送風される空調空気を冷却、除湿するためのもの
である。
【0027】この蒸発器6は周知の構成のものでよく、
アルミニュウム等の熱伝導の良好な金属を一体ろう付け
した構造であって、入口タンク(冷媒分配手段)6a
と、出口タンク(冷媒集合手段)6bと、2枚の金属板
を接合して構成された多数の偏平状のチューブ(熱交換
部冷媒流通手段)6cと、このチューブ6cの間に接合
されたコルゲートフィン(熱交換面積増大手段)6dと
を有している。
【0028】7は前記膨張弁5で減圧された気液2相状
態の冷媒の気液を分離する気液分離手段をなす遠心式分
離器で、膨張弁5の下流側に膨張弁5とは独立に配置さ
れている。この遠心式分離器7は、その軸方向が上下方
向に配置された円筒状内部空間7aを有しており、この
空間7aに対して、膨張弁5からの流入冷媒を円筒形状
の中心からずらして、接線方向に流入させることにより
冷媒の流れに旋回流を形成して、この旋回流により発生
する遠心力により冷媒の気液を分離する。すなわち、分
離器7の円筒状内部空間7aで旋回流による遠心力によ
り、比重の大きい液冷媒を外周側に、また比重の小さい
ガス冷媒を中心部に移行させ、そして液冷媒は下方側に
集めて、冷媒の気液を分離する。
【0029】8は分離器7で分離され、空間7aの下方
部に集まった液冷媒を流出させる液冷媒流出通路で、分
離器7の底部から取り出され、前記蒸発器6の入口タン
ク6aに連通している。9は分離器7で分離されたガス
冷媒を流出させるガス冷媒流出通路で、分離器7の上部
の中心部から取り出されている。10は蒸発器出口側通
路(換言すれば、圧縮機吸入通路)で、蒸発器6の出口
タンク6bからのガス冷媒及びガス冷媒流出通路9から
のガス冷媒を合流させて圧縮機1に吸入させるものであ
る。
【0030】前記膨張弁5の感温筒5aは、ガス冷媒流
出通路9の通路10への合流位置より上流側に配置さ
れ、蒸発器6で蒸発した過熱ガス冷媒のみの温度を検出
するようにしてある。ここで、感温筒5aの内部には冷
凍装置循環冷媒と同じ冷媒が封入され、この封入冷媒の
圧力が前記過熱ガス冷媒の温度に応じて変化して、膨張
弁5のダイヤフラム5bに作用し、このダイヤフラム5
bの変位により膨張弁5の弁体(図示せず)の開度が変
化するようになっており、従って本例ではダイヤフラム
5bにより弁体作動手段が構成されている。
【0031】11は液冷媒流出通路8に設けられ、蒸発
器6に供給される冷媒を再度減圧する補助減圧手段をな
す絞り抵抗で、具体的には内径3mm程度のオリフィス
(絞り通路の断面形状が直線状のもの)、ノズル(絞り
通路の入口部断面形状が滑らかな円弧状のもの)等で構
成される。12はガス冷媒流出通路9に設けられた絞り
抵抗で、この通路9のガス冷媒流量を調整するためのも
のであり、具体的にはオリフィス、ノズル、長さの短い
キャピラリチューブ等で構成される。
【0032】次に、上記構成において本実施例の作動を
図2(a)、(b)、(c)のモリエル線図に基づいて
説明する。図2(a)は春秋期の中負荷時における冷凍
装置各部の冷媒(R134a)の状態を示しており、圧
縮機1出口の高温、高圧のガス冷媒はA点であり、凝縮
器3で凝縮され、レシーバ4に蓄えられた液冷媒が膨張
弁5に流入する。膨張弁入口の冷媒はB点であり、膨張
弁5による減圧後の気液2相冷媒はC点である。
【0033】春秋期の中負荷時における高圧P1は通常
7Kg/cm2 (=0.80MPa)程度であり、この
高圧P1から膨張弁5で低圧P2(2.5Kg/cm2
=0.35MPa程度)まで減圧すると、冷媒乾き度x
が0.20となり、重量比で約20%程度のガスが発生
するが、この減圧後の気液2相冷媒は分離器7において
遠心分離され、この分離された液冷媒はD点であり、こ
こから液冷媒流出通路8を通って絞り抵抗11により再
度減圧され、低圧P3(2.0Kg/cm2 =0.3M
Pa程度)のE点に達する。また、分離されたガス冷媒
は飽和ガスのF点であり、ここからガス冷媒流出通路9
を通って、絞り抵抗12により減圧され、G点に達す
る。前記E点の冷媒の乾き度xは0.05程度であり、
蒸発器6への流入冷媒はほとんど液冷媒であるので、蒸
発器6における各チューブ6cへの冷媒分配の不均一が
発生せず、蒸発器6の熱交換部全体を冷却作用のために
有効活用でき、蒸発器性能を向上できる。
【0034】上記作動において、絞り抵抗11は、液冷
媒流出通路8に設置されることにより分離器7内の圧力
を前記P2に維持して、気液分離された液冷媒とガス冷
媒がそれぞれ、その分だけ丁度、各通路8、9に流れる
ように各通路8、9への流量割合を調整する。なお、ガ
ス冷媒流出通路9の絞り抵抗12は、この通路9を通っ
てバイパスされる冷媒流量が過度に増加するのを防止す
る役割をなすもので、必ずしも必要なものではない。
【0035】蒸発器6で蒸発した過熱ガス冷媒はH点に
達し、その後蒸発器出口側通路10において上記通路9
からの飽和ガス冷媒と合流して、若干過熱度が低下して
I点に移行した後、圧縮機1に吸入される。次に、図2
(b)は夏季の高負荷時における冷凍装置各部の冷媒状
態を示しており、高圧P4は通常15Kg/cm2
0.25MPa程度まで上昇するので、膨張弁5による
減圧後のC点の冷媒(低圧P5=4Kg/cm2 =0.
50MPa程度)は乾き度xが0.35程度となり、ガ
ス量の比率が増加するので、ガス冷媒の一部が液冷媒流
出通路8側へ流出しようとする。
【0036】しかし、絞り抵抗11を構成するオリフィ
ス、ノズルは、液に比してガスの流通抵抗が急増する性
質を有しているので、ガス冷媒が絞り抵抗11を通過し
ようとすると、液冷媒流出通路8側の流通抵抗が増大し
て、分離器7内の圧力P5が増大しガス冷媒流出通路9
側へ抜けるガス量が増える。その結果、液冷媒流出通路
8側に混入するガス量はさほど増加せず、高圧P4=1
5Kg/cm2 (=0.25MPa)程度の高負荷条件
下においても、蒸発器入口(E点)の冷媒乾き度xを
0.15程度より小さい値に抑制でき、これにより蒸発
器6における各チューブ6cへの冷媒分配を良好な状態
に維持でき、蒸発器6の性能を確保できる。なお、E点
の低圧P6は2Kg/cm2 (=0.3MPa)程度で
ある。
【0037】次に、図2(c)は冬季の低負荷時におけ
る冷凍装置各部の冷媒状態を示しており、高圧P7は通
常5Kg/cm2 程度まで低下するため、膨張弁5によ
る減圧後のC点の冷媒(低圧P8=2.3Kg/cm2
=0.33MPa程度)は乾き度xが0.1程度とな
り、ガス量の比率が減少するので、分離器7での気液分
離後にガス冷媒流出通路9の入口(F点)では冷媒が湿
り蒸気の状態となり、液冷媒の一部がガス冷媒流出通路
9側へ流出する。
【0038】一方、蒸発器入口(E点)での冷媒は乾き
度xが0.02程度の僅少な値となるので、蒸発器チュ
ーブ6cへの冷媒分配は当然良好となり、蒸発器性能を
確保できる。また、圧縮機1に対しては、G点の湿り蒸
気の冷媒とH点の過熱ガス冷媒とが合流して、I点の湿
り蒸気の冷媒(液を一部含む冷媒)が圧縮機1に吸入さ
れるので、冬季にしばしば問題となる潤滑オイルの戻り
性が向上し、圧縮機1の信頼性が向上する。なお、E点
の低圧P9は2Kg/cm2 程度である。
【0039】図3は縦軸に冷媒の乾き度xをとり、横軸
に冷凍装置の高圧Pをとったもので、実線は本発明に
おける蒸発器入口の冷媒(図2のE点)の乾き度xを示
し、(a)は中負荷時の乾き度で、(b)は高負荷時の
乾き度で、(c)は低負荷時の乾き度であり、本発明で
は負荷変動にかかわらず、常に乾き度xを僅少値に維持
できることが分かる。
【0040】これに対し、従来の通常の冷凍装置におけ
る蒸発器入口の冷媒の乾き度xは破線に示すように本
発明装置に比して、大幅に大きな値となり、蒸発器性能
低下の原因となっている。なお、一点鎖線は本発明装
置におけるガス冷媒流出通路9の入口における冷媒(図
2のF点)の乾き度を示し、負荷変動にかかわらず、常
に乾き度x=1の飽和ガス付近の状態にあることが分か
る。
【0041】なお、以上の作動説明から理解されるよう
に、本発明における液冷媒流出通路8及びガス冷媒流出
通路9は、常に液冷媒、あるいはガス冷媒のみを流出さ
せるものに限定して解釈すべきではなく、冷凍装置の負
荷条件、圧縮機回転数等の変動等によって一部ガス冷
媒、液冷媒が混入する場合のあるものをいう。 (第2実施例)図4、5は第2実施例を示すもので、上
記した膨張弁5に遠心式分離器7を一体化した構造に特
徴を有するものであり、図4、5において、13は膨張
弁5の本体ケースで、アルミニュウム等の金属で略直方
体状に成形されており、図2の上下方向は実際の使用状
態の上下方向と一致しており、この本体ケース13の下
方部右側にはレシーバ4からの液冷媒が流入する冷媒入
口14が開口している。
【0042】この冷媒入口14は本体ケース13の下方
中央部に形成された弁体収容室15に連通しており、こ
の室15内には、膨張弁5の弁体16及び弁バネ17が
収容されている。このバネ17の取り付け荷重は、本体
ケース13にネジ止め固定された取り付け板18によっ
て調整可能になっている。ここで、冷媒入口14と弁体
収納室15によって膨張弁5の液冷媒流入通路を構成し
ている。
【0043】19はこの液冷媒流入通路の下流側に形成
された絞り通路で、液冷媒を減圧するためのものであ
り、この絞り通路19の開度を弁体16により調整する
ようになっている。本例では、この絞り通路19の直後
に遠心式分離器7を設置しており、本体ケース13の上
下方向の略中央部にこの分離器7を設置してある。そし
て、絞り通路19から噴出する減圧後の気液2相冷媒の
流れ方向が、分離器7の円筒状内部空間7aに対して円
筒中心よりずらしてある(図5参照)ので、この気液2
相冷媒は円筒状内部空間7aにおいて旋回流イを生ずる
ようになっている。
【0044】20は分離器7の円筒状内部空間7aの中
心位置に突出するように配置されたガス冷媒導出パイプ
で、ガス冷媒流出通路9に接続されている。本例では、
この通路9の内径を適当に設定することによりこの通路
9自身に図1の絞り抵抗12の役目を兼務させるように
している。本体ケース13の上方部には、蒸発器出口側
通路10が左右方向に円筒状に貫通するように形成され
ており、この通路10の左右方向の右寄り(出口寄り)
部分にガス冷媒流出通路9の出口部が合流している。
【0045】膨張弁5の感温部材5cは、蒸発器6で蒸
発した過熱ガス冷媒の温度を感知する感温手段をなすも
のであって、前記過熱ガス冷媒の温度を的確に検出でき
るようにするため、蒸発器出口側通路10において、前
記ガス冷媒流出通路9の出口部の合流位置より上流側部
分に配置されている。通路10の出口端10aは圧縮機
1の吸入側に接続され、入口端10bは蒸発器6の出口
タンク6bに接続される。
【0046】21は通路接続手段をなす継手部材で、ア
ルミニュウム等の金属にて第1、第2のパイプ部22、
23と連結板24とを一体に形成した形状に成形されて
いる。第1のパイプ部22は図1の液冷媒流出通路8を
形成するものであって、その途中にオリフィスからなる
絞り抵抗11が形成されている。この第1のパイプ部2
2は遠心式分離器7の円筒状内部空間7aの開口端7b
と蒸発器6の入口タンク6aとを接続するもので、遠心
分離された液冷媒を良好に前記絞り抵抗11側に導くた
めに、本例では以下の工夫がなされている。
【0047】すなわち、遠心式分離器7において、円筒
状内部空間7aに対して開口端7bの径を拡大するとと
もに、開口端7bの中心を空間7aの中心より下方に下
げ(図5参照)、そしてこの開口端7bの中心より下方
部分に対向するように絞り抵抗11の位置が設定してあ
る。これにより、円筒状内部空間7aにおいて遠心分離
され、外周側に移動、集中した液冷媒を重力により開口
端7bの下方部に集め、しかるのち絞り抵抗11の通路
にスムーズに流入させることができる。
【0048】継手部材21の第2のパイプ部23は、蒸
発器6の出口タンク6bと蒸発器出口側通路10の入口
端10bとを接続するものである。次に、膨張弁5の弁
体16の作動機構について説明すると、弁体16は作動
棒25に一体に連結されており、この作動棒25の上端
は感温部材5cに当接しており、この感温部材5cは本
例ではアルミニュウム等の熱伝導の良好な金属で成形さ
れた円柱体から構成されている。そして、この感温部5
cの上端は、本体ケース13の最上部の外面側に配置さ
れたダイヤフラム26に当接しているので、このダイヤ
フラム26の上下方向の変位に応じて円柱状感温部材5
c、作動棒25を介して弁体16も変位するようになっ
ている。
【0049】ダイヤフラム26の下方側の空間27は感
温部材5cの周囲の連通路28を介して、蒸発器出口側
通路10に連通しているので、空間27内の圧力は通路
10と同じ圧力となる。一方、ダイヤフラム26の上方
側の空間29はカバー30にて密封されており、かつそ
の内部には冷凍装置の循環冷媒と同種の冷媒ガスが封入
されており、この封入ガスは感温部材5cの感知した蒸
発器出口の過熱ガス冷媒温度が金属製ダイヤフラム26
を介して伝導され、この過熱ガス冷媒温度に応じた圧力
変化を示す。ダイヤフラム26は弾性に富み、かつ熱伝
導が良好で、強靱な材質で形成することが好ましく、例
えばステンレス等の金属からなる。
【0050】膨張弁5の弁体16の作動機構が上記のご
とく構成されているので、弁体16は、ダイヤフラム2
6を下方に押圧する過熱ガス冷媒温度に応じた圧力と、
ダイヤフラム26を上方に押圧する通路10の冷媒圧力
及びバネ17の取り付け荷重とのバランスで変位するこ
とにより、蒸発器出口のガス冷媒の過熱度を所定値に維
持するように、絞り通路19の開度を制御する。従っ
て、本例では、感温部材5c、ダイヤフラム26等によ
り弁体作動手段を構成している。
【0051】図4、5に示す第2実施例は上記したよう
に、膨張弁5に遠心式分離器7を一体構造として内蔵し
た点に特徴を有するものであって、他の点は第1実施例
と同一であるので、図2、3に示した冷凍装置としての
作動は第2実施例でも同様になされるので、説明は省略
する。 (第3実施例)図6は第2実施例の構成を若干変形した
第3実施例を示すもので、本例ではガス冷媒流出通路9
を本体ケース13の底面から上方へ穴明け加工して形成
しているので、この通路9の下方の開口端を閉塞部材3
1で密封している。 (第4実施例)図7〜図10は本発明を蒸発圧力調整弁
(以下EPRという)を設けた自動車空調用冷凍装置に
適用した第4実施例を説明するものである。
【0052】図1に示す自動車空調用冷凍装置では、蒸
発器6の霜付き(フロスト)による冷却性能の低下を防
ぐために、通常、蒸発器6の吹出空気温度をサーミスタ
等の温度センサ(図示せず)で検出し、その検出温度に
応じて圧縮機1の運転をON−OFF制御している。す
なわち、吹出空気温度が設定温度例えば3°Cまで低下
すると、電磁クラッチ1aの通電を遮断して、圧縮機1
を停止することにより、蒸発器6の温度が0°C以下に
低下して、霜付きが発生することを防止している。そし
て、吹出空気温度が設定温度例えば4°Cまで上昇する
と、電磁クラッチ1aに通電して圧縮機1を起動すると
いうON−OFF制御を行っている。
【0053】本発明者の実験検討によると、図1に示す
第1実施例の構成では、上記圧縮機1の運転をON−O
FF制御する場合に、次のごとき問題が生じることが分
かった。すなわち、図8はサイクルの高圧圧力Pを横軸
にとり、縦軸に蒸発器入口の冷媒乾き度Xをとったもの
で、図中Aは蒸発器吸入空気(被空調空気)の温度:3
5°C、湿度:60%、風量:480m2 /h、サイク
ル低圧圧力:0.3MPaという高負荷条件における蒸
発器入口の冷媒乾き度Xを示している。
【0054】Bは蒸発器吸入空気(被空調空気)の温
度:27°C、湿度:50%、風量:480m3 /h、
サイクル低圧圧力:0.3MPaという中負荷条件にお
ける蒸発器入口の冷媒乾き度Xを示ししている。Cは蒸
発器吸入空気(被空調空気)の温度:25°C、湿度:
30%、風量:300m3 /h、サイクル低圧圧力:
0.3MPaという低負荷条件における蒸発器入口の冷
媒乾き度Xを示している。
【0055】図8により、上記A、B、Cに示す広範な
条件に対するサイクルの挙動を説明すると、A点の高負
荷条件では、膨張弁5直後(蒸発器6の入口)の冷媒の
乾き度Xが大きいので、ガス冷媒の発生量が多くなる。
このため、ガス冷媒の主流がガス冷媒流出通路9にバイ
パスしても、ガス冷媒の一部が液冷媒流出通路8の液冷
媒中に混入する(図8下方の模式図A参照)。
【0056】次に、B点の中負荷条件では、膨張弁5直
後の冷媒の乾き度Xが減少して、ガス冷媒の発生量が、
ガス冷媒流出通路9にバイパスするガス冷媒量と等しく
なり、両者がバランスした状態となるので、液冷媒流出
通路8の液冷媒中へのガス冷媒の混入はなくなる(図8
下方の模式図B参照)。最後に、C点の低負荷条件で
は、膨張弁5直後の冷媒の乾き度Xが更に減少して、ガ
ス冷媒の発生量が更に少なくなるので、液冷媒の一部が
ガス冷媒流出通路9側にもバイパスする。この場合、当
然、液冷媒流出通路8側には液冷媒のみが流れ、ガス冷
媒は混入しない(図8下方の模式図C参照)。
【0057】このように、固定の絞り抵抗11、12
で、2つの冷媒通路8、9への冷媒流量比を設定するシ
ステムでは、高低圧の差圧が小さく、膨張弁5下流で発
生するガス量が少ない低負荷条件下では、ガス冷媒流出
通路9側への液冷媒のバイパスは避けられない。ところ
が、図9(b)に示すように、ON−OFF制御サイク
ルでは、圧縮機1がON−OFF制御される毎に、サイ
クルの高圧、低圧圧力が大きく変動し、そして圧縮機1
の起動初期および運転停止直後に、過渡的に、高低圧の
差圧が所定値以下に減少する領域Zが発生する。
【0058】この領域Zでは、上述した図8のC点のサ
イクル条件となり、ガス冷媒流出通路9への液冷媒流出
(バイパス)が発生する。圧縮機1のON−OFF制御
は頻繁に繰り返し行われるので、液冷媒バイパス量が増
大し、圧縮機駆動動力の増大という問題を引き起こすこ
とになる。この問題を解消するために、ガス冷媒流出通
路9の絞り抵抗12の絞りを小さくすることが考えられ
るが、この絞り抵抗12の絞りを小さくすると、圧縮機
1の定常運転時に、ガス冷媒流出通路9へのガス冷媒の
バイパス量の低下を招き、このガス冷媒のバイパス量の
低下分はそのまま液冷媒流出通路8へのガス冷媒量の増
加という現象を生じる。このことは、本発明の本来の目
的である、蒸発器6入口での冷媒乾き度を低下させて冷
媒分配の均一化を図るという狙いに反することになり、
好ましくない。
【0059】そこで、第4実施例は蒸発器6の霜付き防
止のための手段として、図7に示すように、蒸発器6の
下流側にEPR40を設置して、蒸発器6における冷媒
蒸発圧力をEPR40により設定値以上に調整すること
により、圧縮機1のON−OFF制御を不要にしてい
る。このEPR40は、具体的には、図10(a)、
(b)に示すような構造であって、弁本体41に入口4
1aと出口41bが形成され、その内部には、入口41
aと出口41bを連通する冷媒流路41cが形成されて
いる。この冷媒流路41cには、流路開閉用のスプール
状の弁体42が図の左右方向に摺動可能に配設されてい
る。
【0060】この弁体42は、コイルスプリング43に
より常時図の右方向(入口41a側)へ押圧されて、弁
本体41の弁座部41dに当接して閉弁するようになっ
ている。スプリング43は伸縮可能なベローズ44内に
収納されており、このベローズ44内には不活性ガス
(例えばN2 ガス)が所定圧力(例えば1Kg/c
2)で封入されており、弁体42の開閉作動に冷媒流
路41cの2次圧力が影響するのを小さくしている。
【0061】また、スプリング43の内周側には、2つ
のガイド部材45、46が配設されており、ガイド部材
46はガイド部材45の内周面に摺動可能に嵌合してい
る。また、弁体42の円筒状部には、開弁時に冷媒を流
通させるための複数の開口部42aが半径方向に開口す
るように設けられている。冷凍負荷(冷房負荷)が小さ
くなり、蒸発器6での冷媒蒸発圧力(入口41a側の冷
媒圧力)が低下すると、弁体42は図10(a)に示す
ようにスプリング43の力で右方向(入口41a側)へ
押圧されて、弁本体41の弁座部41dに当接して閉弁
する。これにより、蒸発圧力を設定値に維持する。
【0062】逆に、冷凍負荷(冷房負荷)が大きくな
り、蒸発器6での冷媒蒸発圧力(入口41a側の冷媒圧
力)が上昇すると、弁体42は図10(b)に示すよう
にスプリング43の力に抗して左方向(出口41b側)
へ押圧されて、弁本体41の弁座部41dから開離す
る。これにより、弁体42の開口部42aを通る流路に
冷媒が流れ、EPR40は開弁状態となり、所期の冷凍
能力が発揮される。
【0063】以上のようにして、冷媒の蒸発圧力を設定
値(例えば冷媒R134aの場合、0.3MPa、冷媒
蒸発温度0°C相当)以上に維持して、蒸発器6におけ
る霜付きの発生を防止できる。図7において、ガス冷媒
流出通路9は蒸発器出口側通路10において膨張弁5の
感温筒5aの設置場所より下流で、EPR40より上流
側の中間位置に接続してあり、また膨張弁5の外均管5
dはEPR40の下流側に接続して、EPR40下流側
の冷媒圧力をダイヤフラム5bに導入する。
【0064】従って、膨張弁5は、感温筒5aより検出
される蒸発器6出口の冷媒温度と、EPR40下流側の
冷媒圧力と、予め設定されたスプリング(図示せず、図
4、5、6のスプリング17参照)取付荷重とにより、
弁体開度を制御することになる。第4実施例によれば、
EPR40により蒸発器6の冷媒蒸発圧力を設定値以上
に制御するので、蒸発器6の霜付き防止のために圧縮機
1をON−OFF制御する必要がなくなる。そのため、
図9(a)に示すように圧縮機1はON(作動)状態の
まま維持されるので、サイクルの高圧圧力および低圧圧
力も冷凍(冷房)負荷が一定であれば、ほぼ一定に維持
される。従って、高低圧の差圧が所定値以下に減少する
ことに起因する、ガス冷媒流出通路9への液冷媒バイパ
スが発生しない。
【0065】しかも、第4実施例の構成によれば、ガス
冷媒流出通路9の絞り抵抗12を格別小さくする必要が
ないので、圧縮機1の定常運転時に液冷媒流出通路8へ
のガス冷媒流出量が増大するという不具合も発生しな
い。 (第5実施例)図7に示す第4実施例のサイクルでは、
膨張弁5の外均管5dをEPR40の下流側に接続し
て、EPR40がその弁開度を絞って蒸発圧力を制御す
る低負荷条件の時、EPR40出口側の圧力低下を外均
管5dにより膨張弁5のダイヤフラム5bに導入してい
る。これにより、低負荷時に、膨張弁5の開度を強制的
に増大させて、圧縮機1に潤滑油を含んだ液冷媒を戻し
て、圧縮機1における潤滑不足を防止している。
【0066】しかし、本発明によるサイクルでは、EP
R40が作動するような低負荷時には、2つの絞り抵抗
11、12の比を調整することにより、ガス冷媒流出通
路9側へ潤滑油を含んだ液冷媒をバイパスさせることが
でき、この液冷媒バイパスにより、低負荷時の圧縮機潤
滑不足を解消できる。第5実施例はこの点に着目して、
図11に示すように、膨張弁5の外均管5dをEPR4
0の入口側に接続したもので、他の点は第4実施例と同
じである。
【0067】第4実施例によれば、低負荷時に、膨張弁
5の開度増大による冷媒流量増大、それに基づく圧縮機
消費動力の増大が生じるが、第5実施例によれば、EP
R40が作動する低負荷時でも、蒸発器出口の冷媒過熱
度が所定値となるように膨張弁5が冷媒流量を調整する
ので、冷媒流量過多が発生せず、圧縮機消費動力を低減
できるので、冷凍サイクルの成績係数を向上できる。 (第6実施例)第5実施例を更に変形したもので、図1
2に示すように、ガス冷媒流出通路9をEPR40の出
口側に接続して、この通路9からの冷媒を直接EPR4
0下流へバイパスさせるものである。
【0068】図13は、図12の各部a〜fの冷媒圧力
を示すもので、図13の横軸のa〜fは図12の各部a
〜fを示す。図13の実線はEPR40の全開時(高負
荷時)の各部の冷媒圧力を示し、破線はEPR作動時
(低負荷時)の各部の冷媒圧力を示す。EPR作動時に
は、EPR40の弁体42による流路絞り作用によりE
PR出口側のf点の圧力は破線に示すように低下する。
【0069】液冷媒流出通路8とガス冷媒流出通路9へ
の冷媒の流量比は、第1義的には、絞り抵抗11、12
の絞り比で決定されるが、第2には各絞り抵抗11、1
2の前後差圧で決定される。第6実施例はこの各絞り抵
抗11、12の前後差圧に着目して、圧縮機1への液冷
媒戻しが必要な低負荷時のみに、効果的に、ガス冷媒流
出通路9へ液冷媒をバイパスさせるようにしたものであ
る。
【0070】具体的に、第6実施例の作動を説明する
と、高負荷時はサイクル内の冷媒流量が増加するので、
圧縮機1への液冷媒戻しは不要である。この高負荷時に
は、EPR40の弁体42が全開しているので、EPR
40の出口f点の圧力は蒸発器6の入口d点とほぼ同一
である。従って、液冷媒流出通路8の絞り抵抗11の前
後差圧ΔPMとガス冷媒流出通路9の絞り抵抗12の前
後差圧ΔPB1はほぼ同一となる。この両者の前後差圧
がほぼ同一となる条件では、ガス冷媒流出通路9側へ液
冷媒がバイパスしないように、絞り抵抗11、12の絞
り比を予め設定しておくことにより、ガス冷媒流出通路
9側への液冷媒のバイパスは発生しない。
【0071】一方、低負荷時には、EPR40の弁体4
2による流路絞り作用によりEPR出口側のf点の圧力
は図13の破線に示すように低下する。そのため、ガス
冷媒流出通路9の絞り抵抗12の前後差圧はΔPB2に
示すように増大する。そのため、ガス冷媒流出通路9へ
のバイパス流量が増大し、液冷媒を通路9側へバイパス
させることができる。
【0072】この結果、第6実施例によれば、EPR4
0が作動する低負荷条件の際には、EPR40出口f点
の圧力が低下するという現象を利用して、特別な構成を
付加することなく、液冷媒戻しの必要なときのみ、液冷
媒戻しを実現できる。 (第7実施例)上述した第4〜第6実施例では、蒸発器
6の霜付き防止の手段として、EPR40を使用する場
合について述べたが、第7実施例は圧縮機1として、そ
の吐出容量を連続的に可変できる可変容量タイプのもの
を使用し、圧縮機1の容量を連続的に制御することによ
り、蒸発圧力を設定値以上に維持して、蒸発器6の霜付
きを防止するようにしたものである。
【0073】すなわち、図9(a)では、EPRサイク
ルの場合の圧縮機1のON−OFFと、高低圧圧力を示
しているが、可変容量タイプの圧縮機1を用いたサイク
ルにおいても、図9(a)と同じように圧縮機1はON
したままで、冷凍(冷房)負荷が一定であれば、高圧お
よび低圧は一定に維持される。図14、15は、連続可
変容量タイプの圧縮機1の一例を示すもので、101
は、エンジンからの駆動力を受けて回転する回転軸で、
この回転軸101は軸受102及び103を介して、ハ
ウジングに回転自在に指示されている。
【0074】回転軸101には、斜板104がその傾斜
角度が可変できるように取り付けられている。即ち、斜
板104の回転中心位置は、球面支持部105にて回転
自在となっており、かつ斜板104側に形成された溝1
06内に回転軸101の二面幅部107が嵌まりあうこ
とで、回転軸101の回転が斜板104に伝達されるよ
うになっている。
【0075】また、斜板104にはピン108が溝部1
06を介して固定されており、このピン108が回転軸
101の二面幅部107に形成された長溝109内を移
動することで、斜板104の傾斜角度が変化されること
となる。斜板104はシュー110を介して、ピストン
111に連結しており、ピストン111は斜板104の
揺動運動を受けてシリンダ112内を往復摺動すること
となる。このピストン111の往復摺動に伴い、作動室
113が容積膨張する吸入工程では、吸入弁114が開
き吸入室115より冷媒が作動室113側に吸入され
る。一方、ピストン111の移動に伴い作動室113が
容積減少する圧縮工程では、吐出弁116を経て吐出室
117へ冷媒が吐出されることになる。なお、吸入室1
15は、圧縮機1内の吸入通路を介して吸入口118と
連通し、冷凍サイクルの蒸発器6より吸入された低温低
圧冷媒が供給されることになる。一方、吐出室117は
圧縮機1内の吐出通路を経て吐出口119に連通し、そ
の吐出口119より冷凍サイクルの凝縮器3側へ冷媒が
吐出される。
【0076】この圧縮機1の吐出容積は、ピストン11
1の往復ストローク量が可変制御されることにより、連
続的に変化する。このピストン111の往復ストロール
量の変化は、斜板104の傾斜角を変化させることによ
って行う。この傾斜角の変化は、図14中右側の上死点
位置を常に一定とした状態で斜板104の回転中心位置
と傾斜角とを連動させて変位させることによって行う。
【0077】本例では、スプール120を用いて球面支
持部105を回転軸101に沿って、図中左右方向に変
位させることにより上記制御を行う。スプール120の
位置変位は、その背面に形成させて制御圧室121内の
圧力を調整することによって行う。即ち、スプール12
0の一方側は吸入室115となっており、常に吸入圧が
印加されることになる。それに対し、制御圧室121は
制御弁122により調圧された圧力が供給され、この制
御圧室121内圧力と、吸入室115内圧力との差圧が
スプール120に印加されることになる。そして、この
スプール120に印加された圧力と、ピストン111と
の圧縮反力によりバランスする位置に斜板104の傾斜
角が位置制御されることになる。
【0078】なお、制御弁122は吐出室117より高
圧導入通路123を経て供給される吐出圧と低圧導入通
路124より供給される低圧(吸入圧)とを調圧し、一
定の制御圧をコントロール圧通路125より制御圧室1
21に供給するもので、本例では電気信号により前記両
通路123、124を切替開閉する電気制御タイプのも
のを使用している。
【0079】制御弁122として、ダイヤフラムのよう
な圧力応動部材を用いて、純機械的機構により制御圧を
調整する構成のものを使用することも可能である。図1
4は、制御圧室121に所定の圧力を供給し、スプール
120を図中左側に所定量を移動させた状態を示す。こ
の図14図示状態より、圧縮機1の吐出容量をさらに減
少させるようにしたのが、図15図示状態である。この
状態では、制御圧室121には吸入圧が供給されてい
る。その結果、スプール120はピストン111の圧縮
反力等に伴い、図中右側に最大量変位する。その結果、
斜板104の回転中心位置も図中右側に変位し、各斜板
104の傾斜角も回転軸101に対し、直角に近づく方
向に変位する。
【0080】図15より明らかなようにこの状態では、
斜板104の揺動量も少なく、従ってピストン111の
往復ストロークも最小のものとなる。可変容量圧縮機1
を用いるサイクルでは、一般に、低負荷(高圧が低い
時)時には、圧縮機1の容量が小となって、圧縮機1へ
の潤滑油の戻りが悪化して、圧縮機1の潤滑不足という
問題が生じやすい。
【0081】そこで、従来、膨張弁5の制御特性等に特
別な工夫をして、低負荷時には、圧縮機1へ液冷媒が戻
るようにし、これにより圧縮機1の潤滑不足を解消する
ようにしているが、本発明によれば、可変容量圧縮機1
が小容量運転を行う低負荷時には、前述したように2つ
の絞り抵抗11、12の絞り比を調整することにより、
ガス冷媒流出通路9側へ液冷媒をバイパスできるので、
潤滑油を含んだ液冷媒を容易に圧縮機1へ戻すことがで
きるという効果も発揮できる。
【0082】従って、特別な膨張弁5を使用する必要が
なく、標準タイプの膨張弁5を共通使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す冷凍装置サイクル図
である。
【図2】(a)、(b)、(c)はそれぞれ異なった負
荷条件におけるモリエル線図である。
【図3】冷凍装置の高圧と冷媒乾き度との関係を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の第2実施例を示す膨張弁部分の縦断面
図である。
【図5】図4の膨張弁の斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示すもので、(a)は膨
張弁部分の縦断面図で、正面図(b)のA−A断面を示
す。(b)は膨張弁部分の正面図、(c)は正面図
(b)のB−B断面図、(d)は膨張弁部分の斜視図で
ある。
【図7】本発明の第4実施例を示す冷凍装置サイクル図
である。
【図8】第4実施例における冷凍装置の高圧と冷媒乾き
度との関係およびサイクルの挙動を示す図である。
【図9】(a)は第4実施例の作動特性図、(b)はO
N−OFF制御サイクルの作動特性図である。
【図10】(a)、(b)は第4実施例で用いるEPR
の断面図である。
【図11】本発明の第5実施例を示す冷凍装置サイクル
図である。
【図12】本発明の第6実施例を示す冷凍装置要部のサ
イクル図である。
【図13】第6実施例の作動特性図である。
【図14】第7実施例で用いる可変容量圧縮機の断面図
である。
【図15】第7実施例で用いる可変容量圧縮機の小容量
時の断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 自動車エンジン 3 凝縮器 5 温度作動式膨張弁(減圧手段) 5a 感温筒(感温手段) 5b ダイヤフラム(弁体作動手段) 5c 感温部材(感温手段) 6 蒸発器 7 遠心式分離器(気液分離手段) 8 液冷媒流出通路 9 ガス冷媒流出通路 10 蒸発器出口側通路 11 絞り抵抗(補助減圧手段) 12 絞り抵抗 13 本体ケース 16 弁体 19 絞り通路 26 ダイヤフラム(弁体作動手段) 40 EPR(蒸発圧力調整弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機と、 この圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を冷却
    し、凝縮する凝縮器と、 この凝縮器で凝縮された液冷媒を減圧する減圧手段と、 この減圧手段で減圧された気液2相冷媒を液冷媒とガス
    冷媒とに分離する気液分離手段と、 この気液分離手段で分離された液冷媒を気液分離手段か
    ら流出させる液冷媒流出通路と、 前記気液分離手段で分離されたガス冷媒を気液分離手段
    から流出させるガス冷媒流出通路と、 前記液冷媒流出通路に設けられ、冷媒を再度減圧する補
    助減圧手段と、 この補助減圧手段で再度減圧された冷媒が流入するよう
    に、この補助減圧手段の下流側通路に接続され、この流
    入冷媒を蒸発させる蒸発器と、 この蒸発器で蒸発したガス冷媒に前記ガス冷媒流出通路
    からのガス冷媒を合流させて前記圧縮機の吸入側に吸入
    させる蒸発器出口側通路と、 を備えることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機と、 この圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を冷却
    し、凝縮する凝縮器と、 この凝縮器で凝縮された液冷媒を減圧する絞り通路及び
    この絞り通路の開度を調整する弁体を有する温度作動式
    膨張弁と、 この温度作動式膨張弁で減圧された気液2相冷媒を液冷
    媒とガス冷媒とに分離する気液分離手段と、 この気液分離手段で分離された液冷媒を気液分離手段か
    ら流出させる液冷媒流出通路と、 前記気液分離手段で分離されたガス冷媒を気液分離手段
    から流出させるガス冷媒流出通路と、 前記液冷媒流出通路からの冷媒が流入するように、この
    液冷媒流出通路の下流側通路に接続され、この流入冷媒
    を蒸発させる蒸発器と、 この蒸発器で蒸発したガス冷媒に前記ガス冷媒流出通路
    からのガス冷媒を合流させて前記圧縮機の吸入側に吸入
    させる蒸発器出口側通路とを備え、 さらに、前記温度作動式膨張弁には、 前記蒸発器出口側通路において、前記蒸発器で蒸発した
    ガス冷媒と、前記ガス冷媒流出通路からのガス冷媒との
    合流位置より上流位置に配置され、前記蒸発器で蒸発し
    たガス冷媒の温度を感知する感温手段、及びこの感温手
    段によって感知される前記ガス冷媒温度に応答して前記
    弁体の開度を調整する弁体作動手段が備えられているこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機と、 この圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒を冷却
    し、凝縮する凝縮器と、 この凝縮器で凝縮された液冷媒を減圧する絞り通路及び
    この絞り通路の開度を調整するする弁体を有する温度作
    動式膨張弁と、 この温度作動式膨張弁で減圧された気液2相冷媒を液冷
    媒とガス冷媒とに分離する気液分離手段と、 この気液分離手段で分離された液冷媒を気液分離手段か
    ら流出させる液冷媒流出通路と、 前記気液分離手段で分離されたガス冷媒を気液分離手段
    から流出させるガス冷媒流出通路と、 前記液冷媒流出通路に設けられ、冷媒を再度減圧する補
    助減圧手段と、 この補助減圧手段で再度減圧された冷媒が流入するよう
    に、この補助減圧手段の下流側通路に接続され、この流
    入冷媒を蒸発させる蒸発器と、 この蒸発器で蒸発したガス冷媒に前記ガス冷媒流出通路
    からのガス冷媒を合流させて前記圧縮機の吸入側に吸入
    させる蒸発器出口側通路とを備え、 さらに、前記温度作動式膨張弁には、 前記蒸発器出口側通路において、前記蒸発器で蒸発した
    ガス冷媒と、前記ガス冷媒流出通路からのガス冷媒との
    合流位置より上流位置に配置され、前記蒸発器で蒸発し
    たガス冷媒の温度を感知する感温手段、及びこの感温手
    段によって感知される前記ガス冷媒温度に応答して前記
    弁体の開度を調整する弁体作動手段が備えられているこ
    とを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の冷凍装置に用
    いられる温度作動式膨張弁であって、 本体ケースと、 この本体ケースに設けられ、前記凝縮器で凝縮された液
    冷媒が流入する液冷媒流入通路と、 前記本体ケース内において、前記液冷媒流入通路の下流
    側に設けられ、液冷媒を減圧する絞り通路と、 前記本体ケース内に設けられ、前記絞り通路の開度を調
    整する弁体と、 前記本体ケース内に設けられ、前記絞り通路で減圧され
    た気液2相冷媒を液冷媒とガス冷媒とに分離する気液分
    離手段と、 前記本体ケースに前記蒸発器の入口側に連通するように
    設けられ、前記気液分離手段で分離された液冷媒を前記
    蒸発器入口側に流出させる液冷媒流出通路と、 前記本体ケース内に設けられ、前記気液分離手段で分離
    されたガス冷媒を気液分離手段から流出させるガス冷媒
    流出通路と、 前記本体ケースに設けられ、前記蒸発器で蒸発したガス
    冷媒が流入し、その途中において前記ガス冷媒流出通路
    からのガス冷媒が合流し、この合流後のガス冷媒を前記
    圧縮機の吸入側に吸入させるガス冷媒通路と、 このガス冷媒通路において、前記蒸発器で蒸発したガス
    冷媒と、前記ガス冷媒流出通路からのガス冷媒との合流
    位置より上流位置に配置され、前記蒸発器で蒸発したガ
    ス冷媒の温度を感知する感温手段と、 この感温手段によって感知される前記ガス冷媒温度に応
    答して前記弁体の開度を調整する弁体作動手段と、 を備えたことを特徴とする冷凍装置用膨張弁。
  5. 【請求項5】 前記補助減圧手段は、オリフィスまたは
    ノズルからなる絞り抵抗であることを特徴とする請求項
    1または3に記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 前記気液分離手段は、冷媒流れに旋回流
    を形成して、この旋回流により発生する遠心力により冷
    媒の気液を分離する遠心式分離器であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  7. 【請求項7】 前記気液分離手段は、冷媒流れに旋回流
    を形成して、この旋回流により発生する遠心力により冷
    媒の気液を分離する遠心式分離器であり、かつこの遠心
    式分離器は、前記温度作動式膨張弁の絞り通路直後に配
    置され、前記遠心式分離器と、前記温度作動式膨張弁と
    が一体構造に構成されていることを特徴とする請求項2
    または3に記載の冷凍装置。
  8. 【請求項8】 前記ガス冷媒流出通路に、ガス冷媒の流
    れを減圧する絞り抵抗が設けられていることを特徴とす
    る請求項1、2、3、5、6、7のいずれか1つに記載
    の冷凍装置。
  9. 【請求項9】 前記蒸発器出口側通路に、前記蒸発器に
    おける冷媒蒸発圧力を制御する蒸発圧力調整弁が設けら
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、5、6、
    7、8のいずれか1つに記載の冷凍装置。
  10. 【請求項10】 前記圧縮機は、その吐出容量を変化さ
    せることが可能な可変容量型として構成されており、前
    記圧縮機の容量制御により前記蒸発器における冷媒蒸発
    圧力を制御するように構成されていることを特徴とする
    請求項1、2、3、5、6、7、8のいずれか1つに記
    載の冷凍装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、5、6、7、8、
    9、10のいずれか1つに記載の冷凍装置において、 前記圧縮機が自動車用エンジンによって駆動され、前記
    蒸発器が車室空調用空気を冷却する冷却器として使用さ
    れることを特徴とする自動車空調用冷凍装置。
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