JPH073328Y2 - 試料吸引装置 - Google Patents

試料吸引装置

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JPH073328Y2
JPH073328Y2 JP13132789U JP13132789U JPH073328Y2 JP H073328 Y2 JPH073328 Y2 JP H073328Y2 JP 13132789 U JP13132789 U JP 13132789U JP 13132789 U JP13132789 U JP 13132789U JP H073328 Y2 JPH073328 Y2 JP H073328Y2
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大 古家
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東亜医用電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、栓により密封された検体容器を保持し、容器
内の試料を吸引する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
密封された検体容器から血液等の試料を吸引するため
に、検体容器を保持した後、栓に注射針状の細管を突き
刺して試料を吸引する方式が一般に用いられている。特
開昭63-187158号公報には、その具体例が示されてい
る。すなわち、栓側を底部側よりも下にした検体容器に
対して、容器支持具が移動して容器の底に当接し、次
に、吸引針洗浄槽が移動して栓に当接することにより、
検体容器が保持される。針状の細管が洗浄槽を貫通し栓
を突き刺して、容器内の試料が吸引される。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の従来の装置においては、容器支持具、吸引針洗浄
槽、針状の細管をそれぞれ移動させるために、3台の駆
動源を用いている。駆動源の数を減らすことができれ
ば、装置の小型化、コストの低減が実現できる。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、検体容器の両
側を挾んで保持する動作を、1台の駆動源で行うことが
でき、かつ、細管を栓に突き刺す動作を確実に行うこと
ができる試料吸引装置を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、請求項1の試料吸引装置
は、第1図及び第2図に示すように、窪み26が設けられ
た支持具24が検体容器10の底部に向かって移動し、洗浄
槽34が栓12に向かって移動することにより、両側から検
体容器10を挾んで保持し、注射針状の細管46が洗浄槽34
を貫通し、さらに栓12を突き刺すことにより、検体容器
10内の試料を吸引するようにした装置において、一端部
が静止部材70を貫通して支持具24に連結され、他端部が
洗浄槽34に連結された、両端部の間隔が可変な駆動源64
と、この駆動源64と静止部材70の内側との間に配置され
たスプリング68と、駆動源64の伸長時にスプリング68を
縮めた状態にするため、駆動源64の他端部又は洗浄槽34
に当接するように設けられたストッパ78とを包含するこ
とを特徴とするものである。
請求項1において、駆動源64がエアーシリンダであり、
ピストンロッド66が支持具24に連結され、シリンダ63が
洗浄槽34に連結されているように構成するのが望まし
い。
また、請求項3の試料吸引装置は、第3図及び第4図に
示すように窪み26が設けられた支持具24が検体容器10の
底部に向かって移動し、洗浄槽34が栓12に向かって移動
することにより、両側から検体容器10を挾んで保持し、
注射針状の細管46が洗浄槽34を貫通し、さらに栓12を突
き刺すことにより、検体容器10内の試料を吸引するよう
にした装置において、一端部が支持具24に連結され、他
端部が静止部材70aを貫通して洗浄槽34に連結された、
両端部の間隔が可変な駆動源64aと、この駆動源64aの他
端部と静止部材70aの外側との間に配置されたスプリン
グ68aと、駆動源64aの伸長時にスプリング68aを縮めた
状態にするため、駆動源64aの他端部又は洗浄槽34に当
接するように設けられたストッパ78aとを包含すること
を特徴とするものである。
請求項3において、駆動源64aがエアーシリンダであ
り、ピストンロッド66aが洗浄槽34に連結され、静止部
材70aとピストンロッド66aの先端部との間にスプリング
68aが配設されているように構成するのが望ましい。
〔作用〕
請求項1においては、第1図及び第2図に示すように、
他端部を移動させるためには、スプリング68をさらに縮
めなければならないので、比較的大きな力が必要であ
る。そこで、駆動源64が収縮するときには、まず負荷の
少ない方が移動する。つまり一端部(第2図における左
側)が他端部側に移動する。一端部が静止部材70に当接
した後、他端部はスプリング68を押し縮めながら、一端
部側に移動する。一端部には支持具24、他端部には洗浄
槽34が取り付けられているので、まず支持具24が検体容
器10の底部14に当接して底部14が窪み26に嵌まり、次に
洗浄槽34が栓12に当接する。
その後、細管46が前進(第2図における左方向へ移動)
することにより、洗浄槽34を通り抜け、保持された検体
容器10の栓12を突き刺して、容器内の試料が細管46から
吸引される。
駆動源64が伸長するときには、スプリング68に押され
て、まず駆動源64の他端部がストッパ78に当接するまで
戻り、次に、一端部が元の位置に戻る。つまり、まず洗
浄槽34が栓12から離れ、次に支持具24が底部14から離れ
る。
請求項3においては、第3図及び第4図に示すように、
駆動源64aの可動部の他端部(第3図における右側)が
洗浄槽34に連結され、スプリング68aは静止部材70aと駆
動源64aの可動部の先端部との間に配置されている。こ
のため、駆動源64aが収縮するときには、まず一端部
(第3図、第4図における左側)が他端部側に移動し、
支持具24が検体容器の底部に当接して、底部が窪み26に
嵌まり、次に他端部はスプリング68aを押し縮めなが
ら、一端部側に移動し、洗浄槽34が栓に当接する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成機器の
材質、形状、その相対配置などは、とくに特定的な記載
がない限りは、本考案の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
第1図は本考案の試料吸引装置の一実施例の正面図であ
る。10は内部に測定すべき血液等の試料16が入れられた
検体容器であり、ゴム等からなる栓12で密封されてい
る。18は基板であり、この基板18に各部材等が取り付け
られている。基板18の下端面はたとえば、30度の傾斜を
有しており、2本のレール20、28が取り付けられてい
る。一方のレール20にはスライダ22が載せられ、レール
20上を往復直線移動する。他方のレール28には同じくス
ライダ30、42が載せられ、レール28上を往復直線移動す
る。スライダ22には支持具24が取り付けられている。ス
ライダ30には取付具32を介して洗浄槽34が取り付けられ
ている。またスライダ42には取付具44を介して細管46を
接合した細管保持具48が取り付けられている。50は細管
保持具48を取付具44に取り付けるための保持具である。
支持具24は検体容器10の底部14に当接する部材であり、
当接する位置には円錐状の窪み26が設けられている。細
管46は注射針状である。
洗浄槽34は下部に排出口40を備えた中空の箱であり、細
管46が貫通できるように、小孔36、38が設けられてい
る。試料の攪拌が済んだ検体容器は、第1図に示すよう
に、ゴム栓12側が底部14よりも下になるように、たとえ
ば30度に傾けられる。まず、支持具24が斜め下方に移動
して底部14に当接し、次に洗浄槽34が斜め上方に移動し
て栓12に当接することにより、検体容器10は支持具24と
洗浄槽34とに挾まれて、しっかりと保持される。
その後、細管46が斜め上方に移動して栓12を突き刺し、
検体容器10内に入る。細管46に接続された吸引装置82が
動作することにより、試料16が細管46から吸引される。
吸引された試料は定量部80において一定量採取される。
試料の吸引が終れば、先程とは逆に、すなわち、細管4
6、洗浄槽34、支持具24の順で元の位置に戻る。細管46
に接続された洗浄装置84から洗浄液が供給され、さら
に、洗浄槽34に設けられた口金(図示せず)からも、細
管46に向けて洗浄液が供給されることにより、細管46の
内壁及び外壁が洗浄される。排液は排出口40から排出さ
れる。ところで、60は基板18に取り付けられたエアーシ
リンダ等の駆動源である。この駆動源60は基板18に取り
付けられ、そのピストンロッド62が取付具44に連結され
ている。ピストンロッド62が伸縮することにより、細管
46が往復直線移動する。
従来は、支持具24、洗浄槽34をそれぞれ移動させるため
に、2台の駆動源を用いていた。本考案では、これを1
台でできるようにした。これを第2図を参照しながら説
明する。
第2図は第1図において矢印A方向から見た図である。
64は支持具24、洗浄槽34を移動させるためのエアーシリ
ンダ等の駆動源である。この駆動源64は締結部材74、76
により取付具32に取り付けられている。72は取付部材で
ある。一方シリンダ63のピストンロッド66は円板73を通
り、さらに、基板18に取り付けられた静止部材70を貫通
し、先端部で支持具24に連結されている。円板73とシリ
ンダ63との間には、スプリング68が配置されている。ピ
ストンロッド66が伸びた状態では、シリンダ63は圧縮コ
イルバネ等のスプリング68に押されて、基板18に取り付
けられたストッパ78に当接した状態となっており、第2
図に示すように、支持具24と静止部材70との間はあいて
いる。
次に、ピストンロッド66が縮む。つまり、支持具24と取
付具32との間隔が縮まる。シリンダ63及び取付具32を第
2図において左方に移動させるためには、圧縮コイルバ
ネ等のスプリング68を縮めるために比較的大きな力が必
要である。支持具24を右方向に移動させるためには、そ
のような力は必要とせず、ほんの小さな力で充分であ
る。このため、ピストンロッド66が縮むときには、まず
負荷の小さい方から縮む。すなわち、シリンダ63はスト
ッパ78に当接したまま、ピストンロッド66の先端部分及
び支持具24が右方に移動する。そして、静止部材70の左
端に当接する。支持具24が検体容器の底部に当接する
際、底部が窪み26に嵌まり込むので、検体容器の位置が
ずれていても矯正される。次に、負荷の大きい方が縮
む。すなわち、支持具24が静止部材70に当接したまま、
ピストンロッド66の収縮力が圧縮コイルバネ等のスプリ
ング68の力に打ち勝ち、シリンダ63及び取付具32は左方
に移動する。そして、洗浄槽34を検体容器の栓に当接さ
せて、検体容器を支持具24と洗浄槽34との間に保持す
る。
逆に、ピストンロッド66が伸びるときには、圧縮コイル
バネ等のスプリング68の作用により、まずシリンダ63が
右方に移動し、その後にピストンロッド66の先端が左方
に移動する。
このように、スプリング68を静止部材70、シリンダ63間
に設けた場合には、前述のようにピストンロッド66の先
端がまず右方に移動し、次にシリンダ63が左方に移動す
る。
なお、細管を2本設け、一方を試料吸引用とし他方を通
気用とすることができる。詳しくは、本出願人が先に出
願した実用新案登録願(実願昭63-65938号)の明細書に
記載されている。
つぎに本考案の試料吸引装置の他の実施例を第3図及び
第4図に基づいて説明する。
本例の試料吸引装置は、一端部(第3図における左側)
が支持具24に連結され、他端部が静止部材70aを貫通し
て洗浄槽34に連結された、両端部の間隔が可変な駆動源
64aと、この駆動源64aの他端部と静止部材70aの外側と
の間に配置されたスプリング68aと、駆動源64aの伸長時
にスプリング68aを縮めた状態にするため、駆動源64aの
他端部又は洗浄槽34に当接するように基板18に固定して
設けられたストッパ78aとを包含している。
駆動源64aとしては、エアーシリンダを用いるのが望ま
しい。この場合は、ピストンロッド66aが洗浄槽34に連
結され、静止部材70aとピストンロッド66aの先端部との
間にスプリング68aが配設される。
ピストンロッド66aが第4図に示すように縮むと、まず
シリンダ63aが右方向に移動し、支持具24が検体容器の
底部に当接して、底部が窪み26に嵌まり、次にピストン
ロッド66aの他端部はスプリング68aを押し縮めながら、
一端部側(左方)に移動し、洗浄槽34が栓に当接する。
その後、細管が前進して洗浄槽34を通り抜け、保持され
た検体容器の栓を突き刺して、容器内の試料が細管から
吸引される。
ピストンロッド66aが第3図に示すように伸長すると、
スプリング68aに押されて、まず洗浄槽34がストッパ78a
に当接するまで戻り、次にシリンダ63aが元の位置に戻
る。すなわち、まず洗浄槽34が栓から離れ、次に支持具
24が容器の底部から離れる。他の構成、作用は第1図及
び第2図と同様である。
〔考案の効果〕
本考案の試料吸引装置は、部材を検体容器の両側から挾
んで保持するのに、1台の駆動源64又は64aで行ってい
るため、装置のコストダウンを図ることができ、小型化
も図れる。
また、静止部材70と駆動源64の他端部との間、又は静止
部材70aと可動部の先端部との間にスプリング68又は68a
を配置しているので、駆動源が縮むときには、まず支持
具24が検体容器の底部に当接し、次に洗浄槽34が栓に当
接する。支持具には窪み26が設けられているので、も
し、検体容器の位置が少しずれている場合には、位置矯
正がされた後、検体容器が保持される。このため、細管
46の栓を突き刺す動作が確実に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の試料吸引装置の一実施例を示す正面
図、第2図は第1図において矢印A方向から見た説明
図、第3図は本考案の装置の他の実施例を示す説明図、
第4図は第3図における駆動源が収縮した状態の要部の
説明図である。 10……検体容器、12……栓、14……底部、16……試料、
18……基板、20、28……レール、22、30……スライダ、
24……支持具、26……窪み、32……取付具、34……洗浄
槽、36、38……小孔、40……排出口、42……スライダ、
44……取付具、46……細管、48……細管保持具、50……
保持具、60……駆動源、62……ピストンロッド、63、63
a……シリンダ、64、64a……駆動源、66、66a……ピス
トンロッド、68、68a……スプリング、70、70a……静止
部材、72……取付部材、73……円板、74、76……締結部
材、78、78a……ストッパ、80……定量部、82……吸引
装置、84……洗浄装置

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窪み(26)が設けられた支持具(24)が検
    体容器(10)の底部に向かって移動し、洗浄槽(34)が
    栓(12)に向かって移動することにより、両側から検体
    容器(10)を挾んで保持し、注射針状の細管(46)が洗
    浄槽(34)を貫通し、さらに栓(12)を突き刺すことに
    より、検体容器(10)内の試料を吸引するようにした装
    置において、一端部が静止部材(70)を貫通して支持具
    (24)に連結され、他端部が洗浄槽(34)に連結され
    た、両端部の間隔が可変な駆動源(64)と、この駆動源
    (64)と静止部材(70)の内側との間に配置されたスプ
    リング(68)と、駆動源(64)の伸長時にスプリング
    (68)を縮めた状態にするため、駆動源(64)の他端部
    又は洗浄槽(34)に当接するように設けられたストッパ
    (78)とを包含することを特徴とする試料吸引装置。
  2. 【請求項2】駆動源(64)がエアーシリンダであり、ピ
    ストンロッド(66)が支持具(24)に連結され、シリン
    ダ(63)が洗浄槽(34)に連結されていることを特徴と
    する請求項1記載の試料吸引装置。
  3. 【請求項3】窪み(26)が設けられた支持具(24)が検
    体容器(10)の底部に向かって移動し、洗浄槽(34)が
    栓(12)に向かって移動することにより、両側から検体
    容器(10)を挾んで保持し、注射針状の細管(46)が洗
    浄槽(34)を貫通し、さらに栓(12)を突き刺すことに
    より、検体容器(10)内の試料を吸引するようにした装
    置において、一端部が支持具(24)に連結され、他端部
    が静止部材(70a)を貫通して洗浄槽(34)に連結され
    た、両端部の間隔が可変な駆動源(64a)と、この駆動
    源(64a)の他端部と静止部材(70a)の外側との間に配
    置されたスプリング(68a)と、駆動源(64a)の伸長時
    にスプリング(68a)を縮めた状態にするため、駆動源
    (64a)の他端部又は洗浄槽(34)に当接するように設
    けられたストッパ(78a)とを包含することを特徴とす
    る試料吸引装置。
  4. 【請求項4】駆動源(64a)がエアーシリンダであり、
    ピストンロッド(66a)が洗浄槽(34)に連結され、静
    止部材(70a)とピストンロッド(66a)の先端部との間
    にスプリング(68a)が配設されたことを特徴とする請
    求項3記載の試料吸引装置。
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