JPH07332935A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH07332935A
JPH07332935A JP14544094A JP14544094A JPH07332935A JP H07332935 A JPH07332935 A JP H07332935A JP 14544094 A JP14544094 A JP 14544094A JP 14544094 A JP14544094 A JP 14544094A JP H07332935 A JPH07332935 A JP H07332935A
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JP14544094A
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English (en)
Inventor
Morihito Hamamoto
守人 浜本
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定中の外乱光の影響による誤差を生じるこ
となく、正確な光量分布を測定することができる測定装
置を提供することである。 【構成】 初期光量分布補正時に、光源1を点灯してイ
メージセンサ4により明レベルデータWLn を測定し、
光源1を消灯して暗レベルデータBLn を測定し、補正
用データWLn ′=WLn −BLn を算出する。測定対
象物3の測定時に、光源1を消灯してイメージセンサ4
により測定時暗レベルデータBLn ′を測定し、光源1
を点灯して測定データYn ′を測定する。光量分布補正
回路7は、測定データYn ′を測定時暗レベルデータB
n ′および補正用データWLn ′を用いて補正し、補
正後の測定データYAn ′を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定対象物に光を照射
し、その透過光または反射光の光量分布を測定する測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、物体に光源からの光を照射
し、その透過光または反射光の光量分布を測定すること
により物体の寸法、物体間の間隔、物体の位置等を測定
する測定装置が用いられている。
【0003】図7に従来の測定装置の構成を示す。図7
において、光源1は、近似的に点光源とみなせるもので
あり、例えば可視レーザ光を出射する半導体レーザ素子
からなる。光源1から出射された光はコリメートレンズ
2を通過することにより平行光となって測定対象物3お
よび一次元イメージセンサ4に照射される。イメージセ
ンサ4は、例えば複数の受光部(画素)が直線状に配列
されてなるCCD(電荷結合素子)からなり、受光した
光量を電気信号として出力する。ここで、イメージセン
サ4はN個の画素を含み、それらの画素にアドレス0〜
N−1が割り付けられているものとする。
【0004】イメージセンサ4の各画素からの出力信号
は増幅器5を介して信号処理回路に順次与えられる。信
号処理回路は、イメージセンサ4からの出力信号により
得られる光量分布に基づいて測定対象物3のエッジE
1,E2の位置を検出し、それらのエッジE1,E2を
基準とした測定対象物3の寸法Aを判別する。
【0005】図8にイメージセンサ4により得られた光
量分布の一例を示す。図8に示すように、測定対象物3
が存在しない領域では光量が所定のしきい値THよりも
高い明レベルWLとなり、測定対象物3が存在する領域
では光量が所定のしきい値THよりも低い暗レベルBL
となる。
【0006】図8の例では、イメージセンサ4のアドレ
スX1とアドレスX2との間で光量が暗レベルBLとな
っているので、アドレスX1が測定対象物3の一方のエ
ッジE1に対応し、アドレスX2が測定対象物3の他方
のエッジE2に対応することがわかる。すなわち、イメ
ージセンサ4のアドレスX1の画素からアドレスX2の
画素までの距離が測定対象物3の寸法Aに相当すること
になる。
【0007】上記のような測定装置において測定精度を
向上させるためには、光源の光量の分布やイメージセン
サ4の画素の感度のばらつきを補正する必要がある。こ
のような補正を光量分布補正(シェーディング補正)と
呼ぶ。図9および図10を参照しながら光量分布補正に
ついて説明する。
【0008】測定対象物3の実際の測定前に、光源1を
点灯した状態でイメージセンサ4の各アドレス(画素)
ごとの光量を明レベルデータWLn として測定し、光源
1を消灯した状態でイメージセンサ4の各アドレス(画
素)ごとの光量を暗レベルデータBLn として測定す
る。ここで、n=0,1,…,N−1である。それによ
り、図9の(a)に示すような明レベルWLおよび暗レ
ベルBLの分布が得られる。
【0009】光量分布補正では、図9の(a)に示す明
レベルWLおよび暗レベルBLが図9(b)に示すよう
に一定の明レベルWLAおよび一定の暗レベルBLAと
なるように、イメージセンサ4の各アドレスごとの明レ
ベルデータWLn および暗レベルデータBLn を用いて
補正を行う。
【0010】測定対象物3の実際の測定時には、イメー
ジセンサ4の各アドレスごとの測定データYn を予め測
定された明レベルデータWLn および暗レベルデータB
nを用いて次式により補正し、補正後の測定データY
n を得る。
【0011】 YAn =(Yn −BLn )/(WLn −BLn ) …(1) それにより、図10の(a)に示す補正前の測定レベル
Yが、図10の(b)に示すような補正後の測定レベル
YAに補正される。その結果、光源1の光量の分布やイ
メージセンサ4の各画素の感度のばらつきが補正され
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の式(1)による
補正方法では、補正用データとして用いる明レベルデー
タWLn および暗レベルデータBLn が測定対象物3の
測定中に変動しないものとして扱っている。しかし、実
際には外乱光の影響により明レベルデータWLnおよび
暗レベルデータBLn が測定中に変動することが多い。
【0013】すなわち、図11に示すように、測定対象
物3の測定中の明レベルWL′は外乱光により事前に測
定した明レベルWLからΔdだけ変動し、測定中の暗レ
ベルBL′も外乱光により事前に測定した暗レベルBL
からΔdだけ変動している。したがって、外乱光がある
場合の測定データをYn ′とすると、その測定データY
n ′は外乱光がない場合の測定データYn に比べてΔd
だけ変動することになる。この場合、補正後の測定デー
タYAn は次式のようになる。
【0014】 YAn =(Yn ′−BLn )/(WLn −BLn ) ={(Yn +Δd)−BLn }/(WLn −BLn ) =(Yn −BLn +Δd)/(WLn −BLn ) …(2) 上式(2)から明らかなように、補正後の測定データY
n に外乱光の影響(Δd)が残ることになる。したが
って、従来の補正方法によると、測定中の外乱光により
誤差が生じることになる。
【0015】それゆえに、本発明の目的は、測定中の外
乱光による誤差を生じずに正確な光量分布を測定するこ
とができる測定装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1)第1の発明 第1の発明に係る測定装置は、測定対象物に光源からの
光を照射し、その透過光また反射光の光量分布を受光手
段により測定する測定装置であって、記憶手段、制御手
段および補正手段を備える。
【0017】記憶手段は、測定対象物の測定前に光源の
点灯状態および消灯状態で受光手段により測定された光
量分布を補正用光量分布として記憶する。制御手段は、
測定対象物の測定時に、受光手段に光源の点灯状態およ
び消灯状態で光量分布を測定させる。補正手段は、測定
対象物の測定時に点灯状態で受光手段により測定された
光量分布を、測定対象物の測定時に消灯状態で受光手段
により測定された光量分布および記憶手段に記憶された
補正用光量分布に基づいて補正する。
【0018】(2)第2の発明 第2の発明に係る測定装置は、第1の発明に係る測定装
置の構成において、受光手段が光量データを出力する複
数の受光部からなり、記憶手段が、測定対象物の測定前
に各受光部から出力された点灯状態での光量データと消
灯状態での光量データとの差を補正用データとしてそれ
ぞれ記憶し、補正手段が、測定対象物の測定時に各受光
部から出力される点灯状態での光量データと消灯状態で
の光量データとの差を記憶手段に記憶された対応する補
正用データで除することを特徴とする。
【0019】(3)第3の発明 第3の発明に係る測定装置は、第2の発明に係る測定装
置の構成において、補正手段が、第1の保持手段、第2
の保持手段、第1の演算手段、第3の保持手段、第4の
保持手段および第2の演算手段を含むことを特徴とす
る。
【0020】第1の保持手段は、測定対象物の測定時に
各受光部から出力される点灯状態での光量データを保持
する。第2の保持手段は、測定対象物の測定時に各受光
部から出力される消灯状態での光量データを保持する。
第1の演算手段は、第1の保持手段から出力される点灯
状態での光量データと第2の保持手段から出力される消
灯状態での光量データとの差を算出する。
【0021】第3の保持手段は、第1の演算手段により
算出された差を保持する。第4の保持手段は、記憶手段
から読み出された補正用データを保持する、第2の演算
手段は、第3の保持手段から出力される差を第4の保持
手段から出力される補正用データで除する。
【0022】第1および第2の保持手段、第1の演算手
段、第3および第4の保持手段、および第2の演算手段
は、パイプライン処理を行う。 (4)第4の発明 第4の発明に係る測定装置は、第1の発明に係る測定装
置の構成において、補正手段により補正された光量分布
を記憶する光量分布記憶手段と、制御手段からの指令に
より光源を消灯および点灯する光源オンオフ手段とをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0023】
【作用】第1〜第4の発明に係る測定装置においては、
測定対象物の測定前に、光源の点灯状態での光量分布
(明レベル)および消灯状態での光量分布(暗レベル)
が測定され、測定された光量分布が補正用光量分布とし
て記憶される。測定対象物の測定時には、光源の点灯状
態での光量分布(測定レベル)および消灯状態で光量分
布(測定中の暗レベル)が測定される。そして、測定レ
ベルが、消灯状態での光量分布(測定中の暗レベル)お
よび補正用光量分布に基づいて補正される。
【0024】このように、測定レベルが測定前の明レベ
ルおよび暗レベルとともに測定中の暗レベルを用いて補
正されるので、測定中の外乱光による影響が除去され
る。特に、第3の発明に係る測定装置においては、光量
分布補正のための演算がパイプライン処理により行われ
るので、測定中の光量分布の補正が高速に行われる。
【0025】
【実施例】以下、実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例における測定装置の構
成を示すブロック図である。図1において、光源1、コ
リメートレンズ2およびイメージセンサ4の構成および
機能は、図7の測定装置と同様である。本実施例でも、
イメージセンサ4がN個の受光部(画素)を含み、それ
らの画素に0からN−1までのアドレスがそれぞれ割り
当てられているものとする。
【0026】イメージセンサ4の各画素の出力信号(ア
ナログ信号)は増幅器5を介して順次A/Dコンバータ
6に与えられる。A/Dコンバータ6は、イメージセン
サ4から与えられる出力信号をデジタル信号に変換し、
光量データとして光量分布補正回路7に与える。光量分
布補正回路7は、後述する方法によりその光量データを
補正する。光量データメモリ8は、光量分布補正回路7
により補正された光量データ(補正後の測定データ)を
記憶する。
【0027】CPU(中央演算処理装置)9は、光量分
布補正回路7、光量データメモリ8、光源オンオフ回路
10および入出力回路11を制御するとともに光量分布
補正のための演算を行う。光源オンオフ回路10は、測
定対象物3の測定前の補正時および測定中に、CPU9
からの指令に応答して光源1をオンおよびオフさせる。
入出力回路11は、光量データメモリ8に記憶された光
量データを外部に出力し、あるいは、外部からCPU9
を制御するための制御信号を入力する。
【0028】光量分布補正回路7は、次に方法で光量分
布補正を行う。外乱光の影響がない状態での測定データ
をYn とし、外乱光の影響がない状態での暗レベルデー
タをWLn とし、外乱光の影響がない状態での暗レベル
データをBLn とする。また、測定中に外乱光の影響に
より変動した測定データをYn ′とし、測定中に外乱光
の影響により変動した暗レベルデータBLn ′とし、外
乱光の影響による光量の変動分をΔdとする。ここで、
n=0,1,…,N−1である。この場合、次式によ
り、補正後の測定データYAn を算出する。
【0029】 YAn =(Yn ′−BLn ′)/(WLn −BLn ) …(3) ここで、Yn ′= Yn +Δdであり、BLn ′=BL
n +Δdであるので、式(3)は次のようになる。
【0030】 YAn ={(Yn +Δd)−(BLn +Δd)}/(WLn −BLn ) =(Yn −BLn )/(WLn −BLn ) …(4) 式(4)においては、式(1)と同様に、外乱光の影響
が含まれていない。このように、測定中の暗レベルデー
タ(以下、測定時暗レベルデータと呼ぶ)BLn ′を用
いて式(3)により補正を行うことにより外乱光の影響
が除去される。
【0031】以下、測定対象物3の実際の測定前に暗レ
ベルデータBLn および明レベルデータWLn を測定
し、補正用データ(WLn −BLn )を算出する動作を
初期光量分布補正と呼び、測定対象物3の実際の測定中
に暗レベルデータBLn ′を測定し、暗レベルデータB
n ′および補正用データ(WLn −BLn )に基づい
て測定データYn ′を補正する動作を測定中光量分布補
正と呼ぶ。
【0032】図2は図1の光量分布補正回路7の詳細な
構成を示すブロック図である、図2の光量分布補正回路
7は、アドレスカウンタ20、マルチプレクサ21,2
2、BLメモリ23、WLメモリ24、ラッチ25,2
6,27,29,30、演算ROM(リードオンリーメ
モリ)28,31、バッファ33,34,36および双
方向バッファ35,37を含む。図2において、ABは
アドレス信号を伝送するアドレスバスを示し、DBはデ
ータを伝送するデータバスを示す。
【0033】アドレスカウンタ20は、イメージセンサ
4、BLメモリ23、WLメモリ24および光量データ
メモリ8のアドレス指定を行うためのアドレス信号を発
生する。BLメモリ23は、初期光量分布補正時にイメ
ージセンサ4の各画素の暗レベルデータBLn を記憶
し、測定中光量分布補正時にイメージセンサ4の各画素
の測定時暗レベルデータBLn ′を記憶する。また、W
Lメモリ24は、初期光量分布補正時にイメージセンサ
4の各画素の明レベルデータWLn を記憶し、測定中光
量分布補正の前に明レベルデータWLn と暗レベルデー
タBLn との差を補正用データWLn ′として記憶す
る。
【0034】演算ROM28は、測定データYn ′と測
定時暗レベルデータBLn ′との差を算出する。この演
算ROM28は、演算テーブルを記憶し、測定データY
n ′および測定時暗レベルデータBLn ′がそれぞれア
ドレスバスa,bに入力されると演算結果(差データY
n =Yn ′−BLn ′)をデータバスcに出力する。
【0035】演算ROM31は、差データY1n を補正
用データWLn ′により除算して補正後の測定データY
n を算出する。この演算ROM31は、演算ROM2
8と同様に演算テーブルを記憶し、差データY1n およ
び補正用データWLn ′がそれぞれアドレスバスdおよ
びeに入力されると演算結果(YAn =Y1n /W
n ′)をデータバスfに出力する。
【0036】次に、図3〜図6を参照しながら図2の光
量分布補正回路7の動作を説明する。図3および図4は
初期光量分布補正を示すフローチャートである。図3の
ステップS1〜ステップS5は、初期光量分布補正時に
おける明レベルデータWLn の取込み動作を示す。ま
ず、図1の光源オンオフ回路10が光源1を点灯した後
(ステップS1)。アドレスカウンタ20がアドレス値
nを0にクリアする(ステップS2)。そして、イメー
ジセンサ4から与えられる明レベルデータWLn をバッ
ファ34および双方向バッファ37を介してWLメモリ
24のアドレス値nに書き込む(ステップS3)。その
後、アドレスカウンタ20がアドレス値nを1インクリ
メントする(ステップS4)。ステップS3,S4の処
理をアドレス値nがNになるまで繰り返し(ステップS
5)、WLメモリ24にイメージセンサ4のすべてのア
ドレス0〜(N−1)の明レベルデータWLnを書き込
む。
【0037】図3のステップS6〜S10は、初期光量
分布補正時における暗レベルデータBLn の取込み動作
を示す。図1の光源オンオフ回路10が光源1を消灯し
た後(ステップS6)、図2のアドレスカウンタ20が
アドレス値nを0にクリアする(ステップS7)。そし
て、イメージセンサ4から与えられる暗レベルデータB
n をバッファ33を介してBLメモリ23のアドレス
nに書き込む(ステップS8)。その後、アドレスカウ
ンタ20がアドレス値nを1インクリメントする(ステ
ップS9)。ステップS8,S9の処理をアドレス値n
がNになるまで繰り返し(ステップS10)、BLメモ
リ23にイメージセンサ4のすべてのアドレス0〜(N
−1)の暗レベルデータBLn を書き込む。
【0038】図4のステップS12〜S17は、図1の
CPU9による補正用データWLn′の算出動作を示
す。まず、アドレスカウンタ20がアドレス値nを0に
クリアする(ステップS11)。CPU9は、BLメモ
リ23のアドレスnに記憶される暗レベルデータBLn
をバッファ36および双方向バッファ35を介して読み
込み(ステップS12)、かつWLメモリ24のアドレ
スnに記憶される明レベルデータWLn を双方向バッフ
ァ37,35を介して読み込み(ステップS13)、次
式により補正用データWLn ′を算出する(ステップS
14)。
【0039】WLn ′=WLn −BLn …(5) その後、CPU9は、算出した補正用データWLn ′を
双方向バッファ35,37を介してWLメモリ24のア
ドレスnに書き込む(ステップS15)。その後、アド
レスカウンタ20がアドレス値nを1インクリメントす
る(ステップS16)。ステップS12〜S16の処理
をアドレス値nがNになるまで繰り返し(ステップS1
7)、WLメモリ24にイメージセンサ4のすべてのア
ドレス0〜(N−1)に対応する補正用データWLn
を書き込む。
【0040】図5および図6は測定中光量分布補正を示
すフローチャートである。図5のステップS21〜S2
5は、測定時暗レベルデータBLn ′の取込み動作を示
す。図1の光源オンオフ回路10が光源1を消灯した後
(ステップS21)、図2のアドレスカウンタ20がア
ドレス値nを0にクリアする(ステップS22)。そし
て、イメージセンサ4から与えられる測定時暗レベルデ
ータBLn′をバッファ33を介してBLメモリ23の
アドレスnに書き込む(ステップS23)。その後、ア
ドレスカウンタ20がアドレス値nを1インクリメント
する(ステップS24)。ステップS23,S24の処
理をアドレス値nがNになるまで繰り返し(ステップS
25)、BLメモリ23にイメージセンサ4のすべての
アドレス0〜(N−1)の測定時暗レベルデータB
n ′を書き込む。
【0041】図6のステップS26〜S35は、補正後
の測定データYAn の算出動作を示す。図1の光源オン
オフ回路10が光源1を点灯した後(ステップS2
6)、図2のアドレスカウンタ20がアドレス値nを0
にクリアする(ステップS27)。そして、イメージセ
ンサ4から与えられる測定データYn ′をバッファ3
3,36を介してラッチ26に取り込む(ステップS2
8)。また、BLメモリ23のアドレスnに記憶される
測定時暗レベルデータBLn ′を読み出し、ラッチ25
に取り込む(ステップS29)。そして、演算ROM2
3が、次式により差データY1n を算出し、算出された
差データY1n をラッチ29に出力する(ステップS3
0)。
【0042】 Y1n =Yn ′−BLn ′ …(6) 次に、WLメモリ24のアドレスnに記憶される補正用
データWLn ′を読み出し、ラッチ27を介してラッチ
30に取り込む(ステップS31)。その後、演算RO
M31が、ラッチ29から出力される差データY1n
よびラッチ30から出力される補正用データWLn ′を
用いて、次式により補正後の測定データYAn を算出す
る(ステップS32)。
【0043】YAn =Y1n /WLn ′ …(7) さらに、式(7)により算出された補正後の測定データ
YAn を光量データメモリ8のアドレスnに書き込む
(ステップS33)。その後、アドレスカウンタ20が
アドレス値nを1インクリメントする(ステップS3
4)。
【0044】ステップS28〜S34の処理をアドレス
値nがNになるまで繰り返し(ステップS35)、光量
データメモリ8にイメージセンサ4のすべてのアドレス
0〜(N−1)に対応する補正後の測定データYAn
書き込む。
【0045】図2の光量分布補正回路7はパイプライン
処理により補正後の測定データYAn を算出することが
できる。すなわち、ラッチ29,30にそれぞれアドレ
スiの差データY1i および補正用データWLi ′が保
持されているときにラッチ25,26に次のアドレス
(i+1)の測定時暗レベルデータBLi+1 ′および測
定データYi+1 ′がそれぞれ保持され、演算ROM31
によりアドレスiの補正後の測定データYAi ′が算出
されているときに演算ROM28により次のアドレス
(i+1)の差データY1i+1 が算出される。
【0046】このように、各アドレスごとの補正後の測
定データをパイプライン処理により算出することによ
り、測定中光量分布補正が高速に行われる。なお、上記
実施例では、高速動作が要求される測定中光量分布補正
における式(6),(7)の演算をハードウエアで実行
し、比較的高速動作が要求されない初期光量分布補正に
おける式(5)の演算をCPU9のソフトウエアで実行
しているが、式(5),(6),(7)の演算のすべて
をハードウエアで実行してもよく、あるいは式(5),
(6),(7)の演算のすべてをソフトウエアで実行し
てもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、第1〜第4の発明によれ
ば、測定対象物の測定時に常に光源の消灯状態での光量
分布が測定され、消灯状態での光量分布および予め測定
された補正用光量分布に基づいて、光源の点灯状態で測
定された光量分布が補正されるので、測定中の外乱光の
影響を完全に除去することが可能となる。したがって、
外乱光の影響による誤差が生じない正確な光量分布を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における測定装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の測定装置における光量分布補正回路の詳
細な構成を示すブロック図である。
【図3】図2の光量分布補正回路の初期光量分布補正を
示すフローチャートである。
【図4】図2の光量分布補正回路の初期光量分布補正を
示すフローチャートである。
【図5】図2の光量分布補正回路の測定中光量分布補正
を示すフローチャートである。
【図6】図2の光量分布補正回路の測定中光量分布補正
を示すフローチャートである。
【図7】従来の測定装置を示す図である。
【図8】測定装置により得られる光量分布の一例を示す
図である。
【図9】補正前の明レベルおよび暗レベルならびに補正
後の明レベルおよび暗レベルを示す図である。
【図10】測定対象物の測定時における補正前の測定レ
ベルおよび補正後の測定レベルを示す図である。
【図11】外乱光の影響により変動した明レベルおよび
暗レベルを示す図である。
【符号の説明】
1 光源 2 コリメートレンズ 3 測定対象物 4 イメージセンサ 7 光量分布補正回路 8 光量データメモリ 9 CPU 10 光源オンオフ回路 20 アドレスカウンタ 23 BLメモリ 24 WLメモリ 25,26,27,29,30 ラッチ回路 28,31 演算ROM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物に光源からの光を照射し、そ
    の透過光または反射光の光量分布を受光手段により測定
    する測定装置であって、 測定対象物の測定前に前記光源の点灯状態および消灯状
    態で前記受光手段により測定された光量分布を補正用光
    量分布として記憶する記憶手段と、 測定対象物の測定時に、前記受光手段に前記光源の点灯
    状態および消灯状態での光量分布を測定させる制御手段
    と、 前記測定対象物の測定時に前記受光手段により測定され
    た前記点灯状態での光量分布を、前記測定対象物の測定
    時に前記受光手段により測定された前記消灯状態での光
    量分布および前記記憶手段に記憶された前記補正用光量
    分布に基づいて補正する補正手段とを備えた測定装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は光量データを出力する複
    数の受光部からなり、 前記記憶手段は、前記測定対象物の測定前に各受光部か
    ら出力された前記点灯状態での光量データと前記消灯状
    態での光量データとの差を補正用データとしてそれぞれ
    記憶し、 前記補正手段は、測定対象物の測定時に各受光部から出
    力される前記点灯状態での光量データと前記消灯状態で
    の光量データとの差を前記記憶手段に記憶された対応す
    る前記補正用データで除することを特徴とする請求項1
    記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、 前記測定対象物の測定時に各受光部から出力される前記
    点灯状態での光量データを保持する第1の保持手段と、 前記測定対象物の測定時に各受光部から出力される前記
    消灯状態での光量データを保持する第2の保持手段と、 前記第1の保持手段から出力される前記点灯状態での光
    量データと前記第2の保持手段から出力される前記消灯
    状態での光量データとの差を算出する第1の演算手段
    と、 前記第1の演算手段により算出された前記差を保持する
    第3の保持手段と、 前記記憶手段から読み出された前記補正用データを保持
    する第4の保持手段と、 前記第3の保持手段から出力される前記差を前記第4の
    保持手段から出力される前記補正用データにより除する
    第2の演算手段とを含み、 前記第1および第2の保持手段、前記第1の演算手段、
    前記第3および第4の保持手段、および前記第2の演算
    手段は、パイプライン処理を行うことを特徴とする請求
    項2記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記補正手段により補正された光量分布
    を記憶する光量分布記憶手段と、 前記制御手段からの指令により前記光源を消灯および点
    灯する光源オンオフ手段とをさらに備えた請求項1記載
    の測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032678A (ja) 2006-06-29 2008-02-14 Naberu:Kk 卵の品質指標検査装置
EP4465023A1 (en) 2023-05-11 2024-11-20 ARKRAY, Inc. Measurement method and measurement system

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