JPH07333309A - 磁気特性測定装置 - Google Patents

磁気特性測定装置

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JPH07333309A
JPH07333309A JP12341194A JP12341194A JPH07333309A JP H07333309 A JPH07333309 A JP H07333309A JP 12341194 A JP12341194 A JP 12341194A JP 12341194 A JP12341194 A JP 12341194A JP H07333309 A JPH07333309 A JP H07333309A
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JP
Japan
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core
inductance
current
coil
turns
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JP12341194A
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English (en)
Inventor
Shinji Watanabe
真司 渡辺
Yoshinori Kurita
昌憲 栗田
Akihiro Fujii
明寛 藤井
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コアの磁気特性を測定および良品
あるいは不良品と判定する磁気特性測定装置に関し、コ
アの直流重畳特性を測定して良品/不良品をコアの段階
で判別したり、選別したり、更に巻線したときのI’、
L’を算出して良品/不良品をコアの段階で判別した
り、不良品のときに巻数を増減してコアの段階で救済し
たりすることを目的とする。 【構成】 測定対象のコア1を挿入するギャップを持っ
た磁路2と、磁路2にコイル3を巻いて直流電流Iを供
給する直流電源4およびそのときのインダクタンスLを
測定する測定器5と、ギャップにコア1を挿入して流し
た直流電流Iと測定したインダクタンスLとをもとに当
該コア1の直流電流I’とインダクタンスL’を算出、
あるいは直流電流I’を1としたときのインダクタンス
L’を算出するコントローラ6とを備えるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コア自身の磁気特性を
測定および良品あるいは不良品と判定する磁気特性測定
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フェライトコアに巻線を施してチ
ョークコイルまたはトランスを完成させ、この完成品の
磁気特性を測定し、良品、不良品を判別していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、チョークコイルやトランスのコイルの直流重畳特性
を求めるには、完成品にしてから実測し、良品と不良品
を判別するしかなく、不良品と判別されたときに今まで
の巻線などが無駄となり、効率的に製造できないという
問題があった。このため、巻線などを施す前のコアの段
階で直流重畳特性やコイル特性を求めて良品・不良品を
早い段階で推測すると共に、不良品の巻数を調整して良
品として救済することが望まれている。
【0004】本発明は、これらの問題を解決するため、
コアの直流重畳特性を測定して良品/不良品をコアの段
階で判別したり、選別したり、更に巻線したときの
I’、L’を算出して良品/不良品をコアの段階で判別
したり、不良品のときに巻数を増減してコアの段階で救
済したりすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、コア1は、直流重畳特性な
どを測定する対象のコアである。
【0006】磁路2は、コイル3を巻いて磁気特性測定
用のギャップに挿入したコア1に磁束を流し、疑似的に
当該コア1にコイルを巻いたと同等にするものである。
コイル3は、磁路2に巻いて電流を流して磁束を発生さ
せると共に、そのときのインダクタンスを測定するため
のものである。
【0007】直流電源4は、コイル3に所定の直流電流
Iを流すものである。測定器5は、コイル3に直流電流
Iを流した状態でインダクタンスLを測定するものであ
って、例えばLCRメータである。
【0008】コントローラ6は、全体を統括制御した
り、各種計算を行うものである。形状データベース7
は、コア1の各種形状を登録したデータベースである。
材質データベース8は、コア1の各種材質を登録したデ
ータベースである。
【0009】関数決定マトリクス9は、形状と材質をも
とに関数を決定するものである。関数データベース10
は、推定関数を登録したデータベースである。コア特性
データ11は、コア1の特性データを格納したものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、直流電源4が磁
気特性測定用のギャップにコア1を挿入した磁路2に巻
いたコイル3に直流電流Iを流した状態で、測定器5が
そのときのインダクタンスLを測定し、コントローラ6
がこれら測定した直流電流IとインダクタンスLとをも
とにコア1の直流電流I’とインダクタンスL’を算出
し、当該コア1の直流重畳特性を測定するようにしてい
る。
【0011】また、コントローラ6がこの算出したコア
1の直流電流I’とインダクタンスL’あるいは直流電
流I’を1としたときのインダクタンスL’について、
所定範囲内のときにコア1を良品とし、所定範囲外のと
きにコア1を不良品と判別し、あるいはコア1を所定範
囲毎に選別するようにしている。
【0012】また、コントローラ6が測定した直流電流
IとインダクタンスLをコア1の巻数を考慮した推定関
数12に代入してコア1の直流電流I’とインダクタン
スL’を求め、この求めた直流電流I’とインダクタン
スL’が所定範囲内のときにコイル巻数が良と判定し、
それ以外のときにコイル巻数を+1あるいは−1して再
度求めた直流電流I’とインダクタンスL’が所定範囲
のときにコイル巻数を良と判定し、それ以外のときに所
定回数を越えていないときに繰り返し、一方、所定回数
を越えたときに不良と判定するようにしている。
【0013】この際、コア1の巻数を考慮した推定関数
12として、コア1の入力された形状、材質、巻数をも
とに関数データベース10から該当する推定関数12を
選択するようにしている。
【0014】従って、コア1の直流重畳特性を測定して
良品/不良品をコア1の段階で判別したり、選別した
り、更に巻線したときのI’、L’を算出して良品/不
良品をコア1の段階で判別したり、不良品のときに巻数
を増減してコア1の段階で救済したりすることが可能と
なった。
【0015】
【実施例】次に、図2から図12を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図2は、本発明の良品/不良品の判定フロ
ーチャートを示す。図2において、S1は、規定電流の
入力を行う。これは、オペレータが規定の直流重畳電流
0をキー入力する。
【0017】S2は、上限設定を行う。これは、オペレ
ータが規定の直流重畳電流I0を流したときのコア1の
インダクタンスの上限の値Luを入力して設定する。S
3は、下限設定を行う。これは、オペレータが規定の直
流重畳電流I0を流したときのコア1のインダクタンス
の下限の値Llを入力して設定する。
【0018】S4は、I0での計算値を求める。これ
は、S1で規定した直流重畳電流I0を流したときの、
コア1のインダンスクタンスLI0を計算する。これは、
図1の構成のもとで、コイル3に種々の値の直流電流I
を流したときのインダクタンスLをそれぞれ測定し、こ
れら測定したI、Lをもとにコア1のみに対する直流重
畳電流I’とそのときのインダクタンスL’を予め求め
ておいた係数によって較正し、コア1のインダクタンス
I0を計算する(I’を1としたインダクタンスL I0
計算する)。
【0019】S5は、L'I0>Luか判別する。YESの
場合には、コア1の算出したインダクタンスL'I0がS
2で設定した上限値Luよりの大きく、範囲外であるの
で、NG(コア1が不良品)と判定する。一方、NOの
場合には、S6に進む。
【0020】S6は、L'I0<Llか判別する。YESの
場合には、コア1の算出したインダクタンスL'I0がS
3で設定した下限値Llよりの小さく、範囲外であるの
で、NG(コア1が不良品)と判定する。一方、NOの
場合には、インダクタンスLI0が上限と下限の範囲内に
あると判明したので、コア1を良品と判定する。
【0021】以上によって、規定電流I0を指定すれ
ば、そのときの図1の構成で実測したコア1の直流重畳
電流Iとそのときの実測のインダクタンスLをもとに、
コア1のみのI’とL’に較正し、この較正後のI’
(正規化して1とすればよい)、L’が指定された上限
と下限の範囲内のときに良品のコア1と判定し、それ以
外を不良品と判定することにより、コア1にコイルを巻
いてトランスやチョークコイルに完成する前のコア1の
段階で良品あるいは不良品と判定することが可能となっ
た。また、このフローチャートでは、良品と不良品を判
定したが、そのときのコア1自身のI’、L’をもとに
所定範囲毎にコア1を選別するようにしてもよい。
【0022】次に、図3から図7を用いて、コア特性お
よびコイル特性の算出について詳細に説明する。図3
は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
【0023】図3において、S11は、オペレータが材
質を入力する。例えば右側に記載したように、 材質:フェライト と入力する。
【0024】S12は、オペレータが形状を入力する。
例えば右側に記載したように、 形状:ドラム型 と入力する。
【0025】S13は、オペレータが巻数を入力する。
例えば右側に記載したように、 巻数:n と入力する。
【0026】S14は、条件に応じた推定関数12の決
定を行う。これは、S11で入力された材質、S12で
入力された形状、およびS13で入力された巻数nをも
とに、該当する推定関数12の決定を行う。詳述すれ
ば、 (1) 図4の(a)の形状データベース7からS12
で入力された形状例えば“ドラム型”に対応する形状
データ(D1、D2、H1など)を取り出す。
【0027】(2) 図4の(b)の材質データベース
8からS11で入力された材質例えば“フェライト”
に対応する材質データ(μ0など)を取り出す。 (3) (1)と(2)で取り出した例えば形状“ドラ
ム型”および材質“フェライト”をもとに、図4の
(c)の関数決定マトリクス9を参照して該当する関数
名、ここでは、“関数”を決定する。
【0028】(4) (3)で決定した関数名“関数
”について、図4の(d)の関数データベース10か
ら、当該関数名の関数fを推定関数12と決定する。こ
こでは、図示の下記のように決定する。
【0029】 I’=a1I+b1+c1L (式1) L’=A1I+B1+C1L (式2) S15は、コア特性測定する。これは、図1の構成のも
とで、コア1をギャップに挿入した状態で、コイル3に
流した種々の直流重畳電流Iと、そのときのインダクタ
ンスLとをそれぞれ測定する。これらの測定したIとL
の組をコア特性データとしてファイルに保存する。
【0030】S16は、コイル特性を計算する。これ
は、S14で決定した推定関数12に、S15で実測し
たコア特性データのIとLの組を代入してコイル特性を
計算、即ち、実測したコア特性データのIとLの組を、
推定関数12である(式1)および(式2)に代入して
I’とL’をそれぞれ計算する。
【0031】S17は、結果を表示する。これは、S1
6で計算したコア特性データ(I’とL’の組)を画面
上に表示する。以上によって、コア1の形状、材質、巻
数nを入力し、図1でコア1をギャップに挿入してその
ときの直流重畳電流IとインダクタンスLの実測値を推
定関数12である(式1)と(式2)に代入し、コア1
自身の巻数を考慮した直流重畳電流I’とインダクタン
スL’とを算出することが可能となる。以下図4から図
7を用いて具体的に説明する。
【0032】図4は、本発明の説明図を示す。図4の
(a)は、形状データベース例を示す。この形状データ
ベース7は、コア1の形状名に対応づけて形状を予め登
録したものであって、例えば図示の下記のように登録し
たものである。
【0033】 形状名 D1mm D2 1 ドラム型 10.0 2.0 12.0 図4の(b)は、材質データベース例を示す。この材質
データベース8は、コア1の材質名に対応づけて材質の
特性などを予め登録したものであって、例えば図示の下
記のように登録したものである。
【0034】 材質名 μ0 フェライト 500 図4の(c)は、関数決定マトリクス例を示す。これ
は、図4の(a)の形状データベース7に登録されてい
る形状名例えば“ドラム型”および図4の(b)の材
質データベース8に登録されている材質名例えば“フェ
ライト”に対応づけて、これらの組み合わせのときに
使用する関数名を登録したものであって、この組み合わ
せの場合には、図示のように“関数”を登録したもの
である。従って、形状名と材質名が決まると、自動的に
使用する関数名が当該関数決定マトリクス9によって一
意に決まることとなる。
【0035】図4の(d)は、関数データベース例を示
す。これは、関数名に対応づけて、関数fおよびそのと
きの係数1から係数nを予め設定したものである。ここ
では、例えば関数名“関数”の場合には、図示の下記
のように登録したものである。
【0036】 関数名 係数1 2 3 4 5 6 関数f 関数 a111111 I’=a1I+b1+c1L L’=A1I+B1+C1L 図5は、本発明の測定データ例を示す。
【0037】図5の(a)は、測定データをプロットし
た曲線を示す。ここで、横軸は、図1の構成のもとで、
コイル3に流した直流重畳電流Iを表し、縦軸はそのと
きに実測したインダクタンスLを表す。×の位置でそれ
ぞれ実測したものである。
【0038】図5の(b)は、測定データを示す。これ
は、図1のコイル3に流した電流Iとそのときのインダ
クタンスLの実測値をそれぞれ表し、これをプロットし
たものが図5の(a)の曲線中の×の点である。
【0039】図6は、本発明のコアのI’、L’の算出
フローチャートを示す。これは、図5の測定データI、
Lからコア1自身のI’、L’を算出、即ち、既述した
推定関数である例えば(式1)および(式2)にI、L
を代入してI’、L’を算出するときのフローチャート
である。
【0040】図6において、S21は、i=1と初期設
定する。S22は、コイル特性の計算を行う。これは、
右側に記載したように、 コイル特性(Ii’,Li’)=f(関数名; 関数パラメタ 材質パラメタ 形状パラメタ その他のパラメタ(巻数など) コア特性データ(Ii,Li) によって、コア1自身のI’、L’を算出する。即ち、
既述した推定関数12である例えば(式1)および(式
2)にI、Lの組を代入し、I’、L’を算出する。
【0041】S23は、i=i+1する。S24は、終
りか判別する。YESの場合には、全てのI、Lの組に
ついてI’、L’への計算を終了したので、終わる。一
方、NOの場合には、次のI 、Lの組についての計算
を繰り返す。
【0042】以上によって、図5で実測したI、Lの組
をもとに推定関数12(例えば(式1)および(式
2))に代入して図7のコアのI’、L’を計算するこ
とが可能となる。
【0043】図7は、本発明のコアのI’、L’例を示
す。これは、図6のフローチャートに従って、図5の実
測データから計算したコア1のI’、L’の例である。
図7の(a)は、コア1のI’、L’の値をプロットし
た曲線を示す。×の位置が計算した求めたI’、L’の
値である。横軸はコア1に流したと推定した直流電流
I’を表し、縦軸はコア1の推定したインダクタンス
L’を表す。
【0044】図7の(b)は、推定したコア1のI’、
L’のデータ例を示す。次に、図8から図11を用い
て、相関係数表の作成について詳細に説明する。図8
は、本発明の相関係数表の作成フローチャートを示す。
【0045】図8において、S31は、全サンプルにつ
いてS32とS33を繰り返す(1〜N)。S32は、
コア特性測定器によるコアのみの特性を測定する。
【0046】S33は、コイルの直流重畳特性の測定
(図1の構成によって測定)を行う。以上のS31から
S33によって、全サンプルのコア1について、図示外
のコア特性測定器によるコアのみの特性の測定と、図1
の構成による特性の測定とを行ったこととなる。
【0047】S34は、コア特性を測定した電流Icore
について繰り返す(1〜M)。S35は、コイル特性を
測定した電流Icoilについて繰り返す(1〜K)。S3
6は、各々の電流の組合せにおけるLcore VS L
coilの散布図よりモデル関数を決定する。
【0048】S37は、モデル関数のパラメタを求め
る。S38は、相関係数表の作成を行う。以上のS34
からS38によって、S31からS33でコア1のみで
測定したコア特性データ(既述したI’、L’に対応す
る)と、図1の構成で測定したコイル特性データ(既述
したI、Lに対応する)との相関係数表の作成ができた
こととなる。
【0049】図9は、本発明のコア/コイル特性データ
例を示す。図9の(a)は、コア特性データ例を示す。
これは、図8のS32でコア特性測定器で、全サンプル
のコア1に単体で直流重畳電流Icoreを流したときのイ
ンダクタンスLcoreの測定データを模式的に表したもの
である。ここでは、サンプル1〜Nについて、直流重畳
電流Icore 1からIcore MまでのM組についてそれぞれ
インダクタンスLcoreを測定してテーブルにしたもので
ある。
【0050】図9の(b)は、コイル特性データ例を示
す。これは、図8のS33で図1の構成のもとで、全サ
ンプルのコイル3に直流重畳電流Icoilを流したときの
インダクタンスLcoilの測定データを模式的に表したも
のである。ここでは、サンプル1〜Nについて、直流重
畳電流Icoil 1からIcoil kまでのK組についてそれぞ
れインダクタンスLcoilを測定してテーブルにしたもの
である。
【0051】図10は、本発明のコア/コイル特性デー
タ例(実測)を示す。これは、サンプル数16個のとき
の実測の特性データ例である。図10の(a)は、コア
特性データ例(実測)を示す。これは、図9の(a)の
実測例であって、ここでは、横方向のNo0〜Fまでの
16個がサンプルのコア1の番号を表し、縦方向の1か
ら9が図示の電流値Aをそれぞれ表す。そして、テーブ
ル中にそれぞに対応するインダクタンスL(μh)が実
測値である。
【0052】図10の(b)は、コア特性データ例(実
測)を示す。これは、図9の(b)の実測例であって、
ここでは、横方向のNo0〜Fまでの16個がサンプル
のコア1の番号を表し、縦方向の1から26が図示の電
流値Aをそれぞれ表す。そして、テーブル中にそれぞに
対応するインダクタンスL(μh)が実測値である。
【0053】図11は、本発明の相関係数表例を示す。
これは、図10の(a)のコア特性データ例(実測)
と、図10の(b)のコイル特性データ例(実測)との
相関係数表である。この相関係数は、下記のようにして
算出したものである。
【0054】Icore mとIcoil kの時の場合 とおけば、相関係数rmkは、 rmk=(Score m coil k)/(Score m ・Scoil k
1/2 で計算される。
【0055】このときの回帰直線は、 a=平均Lcoil k−b平均Lcore m b=(Score m coil k)/Score m として、 Lcoil xk=a+b・Lcore xm で表される。
【0056】ここで、Lcore xmはコア特性測定器で測
定した、あるサンプルの値であり、Lcoil xkは推定さ
れるコイルの値である。 例1:コアの0.18Aからコイルの0.84Aを推定
するときの回帰直線の算出を以下説明する。
【0057】 データよりIcore 5と、Icoil 17
場合となるのでそれぞれの平均は、 平均Lcore 5=67.55 平均Lcoil 17=766.21 となる。
【0058】 更に偏差平方和、積和は、 Score 5=6.13 Scoil 17=88.27 Score 5 coil 17=19.65 となる。
【0059】 従って、 b=3.21 a=549.68 となり、 Lcoil x17=a+bLcore x5 となる。
【0060】例2:コイルの0.84Aにおけるインダ
クタンスを推定する。 相関係数表から相関の最も高くなるコア特性の電流
値を求める。図11の相関係数表から、0.18Aのコ
ア特性が相関係数r=0.845で最大となる。
【0061】 従って、0.84Aでのコイル特性は
0.18Aでのコア特性から推定される。その時の回帰
直線は上求めたようになる。次に、図12を用いて、不
良品をコアの巻数を増減して救済するときの動作を詳細
に説明する。
【0062】図12は、本発明の不良品救済フローチャ
ートを示す。図12において、S41は、規定電流の入
力I0を行う。これは、オペレータが規定の直流重畳電
流I0をキー入力する。
【0063】S42は、上限設定Luを行う。これは、
オペレータが規定の直流重畳電流I0を流したときのコ
ア1のインダクタンスの上限の値Luを入力して設定す
る。S43は、下限設定Llを行う。これは、オペレー
タが規定の直流重畳電流I0を流したときのコア1のイ
ンダクタンスの下限の値Llを入力して設定する。
【0064】S44は、規定巻数の設定Nを行う。S4
5は、その他の条件を設定する。S46は、最大巻数N
max、最小巻数Nminの設定を行う。
【0065】S47は、各サンプルについてS48から
S58を繰り返す。S48は、n=Nと初期設定する。
これは、巻数nを規定巻数Nに初期設定する。
【0066】S49は、I0での計算値L’IOを求め
る。これは、規定電流I0を流したときの計算によって
求めたインダクタンスL’I0を求める。S50は、L’
I0>Luか判別する。YESの場合には、計算で求めた
L’I 0が上限値Luよりも大きくて範囲外と判明したの
で、S54で巻数nを−1してS55で−1した後の巻
数nがNminよりも小さいと判明したときにS58でN
Gとして終了し、大きいと判明したときにS49に戻
り、再計算する。一方、S50のNOの場合には、S5
1に進む。
【0067】S51は、L’I0<Llか判別する。YE
Sの場合には、計算で求めたL’I 0が下限値Llよりも
小さくて範囲外と判明したので、S56で巻数nを+1
してS57で+1した後の巻数nがNmaxよりも大きい
と判明したときにS58でNGとして終了し、小さいと
判明したときにS49に戻り、再計算する。一方、S5
1のNOの場合には、S52でOKと判定し、S53で
巻数nの表示を行う。
【0068】以上によって、規定電流I0を設定すれ
ば、そのときの図1の構成で実測したコア1の直流重畳
電流Iとそのときの実測のインダクタンスLをもとに、
コア1のみのL’IOを計算し、このL’IOが設定された
上限Luと下限Llの範囲内のときに良品のコア1と判定
し、それ以外のときに巻数nを+1あるいは−1して設
定した最大巻数Nmaxあるいは最小巻数Nminの範囲外と
なるまで巻数nの修正を行って不良品を救済することに
より、コア1にコイルを巻いてトランスやチョークコイ
ルに完成する前のコア1の段階で不良品と判明しても巻
数nの修正で良品となった場合に救済することが可能と
なった。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気特性測定用のギャップにコア1を挿入して測定した
直流電流IとインダクタンスLとをもとにコア1に対応
する直流電流I’とインダクタンスL’を算出して所定
範囲内のときに良品、範囲外のときに不良品、更に巻数
nを修正して不良品を良品に救済する構成を採用してい
るため、コア1の良品/不良品をコア1の段階で判別し
たり、選別したり、更に巻線したときのI’、L’を算
出して良品/不良品をコア1の段階で判別したり、不良
品のときに巻数を増減してコア1の段階で救済したりす
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の良品/不良品の判定フローチャートで
ある。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の説明図である。
【図5】本発明の測定データ例である。
【図6】本発明のコアのI’、L’の算出フローチャー
トである。
【図7】本発明のコアのI’、L’例である。
【図8】本発明の相関係数表の作成フローチャートであ
る。
【図9】本発明のコア/コイル特性データ例である。
【図10】本発明のコア/コイル特性データ例(実測)
である。
【図11】本発明の相関係数表例である。
【図12】本発明の不良品救済フローチャートである。
【符号の説明】
1:コア 2:磁路 3:コイル 4:直流電源 5:測定器 6:コントローラ 7:形状データベース(形状DB) 8:材質データベース(材質DB) 9:関数決定マトリクス 10:関数データベース(関数DB) 11:コア特性データ 12:推定関数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定対象のコア(1)を挿入するギャップ
    を持った磁路(2)と、 この磁路(2)にコイル(3)を巻いて直流電流Iを供
    給する直流電源(4)およびそのときのインダクタンス
    Lを測定する測定器(5)と、 上記ギャップにコア(1)を挿入して流した直流電流I
    と測定したインダクタンスLとをもとに当該コア(1)
    の直流電流I’とインダクタンスL’を算出、あるいは
    直流電流I’を1としたときのインダクタンスL’を算
    出するコントローラ(6)とを備えたことを特徴とする
    磁気特性測定装置。
  2. 【請求項2】上記算出した直流電流I’とインダクタン
    スL’あるいは直流電流I’を1としたときのインダク
    タンスL’が所定範囲内のときにコア(1)を良品と
    し、所定範囲外のときにコア(1)を不良品と判別、ま
    たは直流電流I’とインダクタンスL’あるいは直流電
    流I’を1としたときのインダクタンスL’を所定範囲
    毎に選別するコントローラ(6)を備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の磁気特性測定装置。
  3. 【請求項3】上記測定した直流電流Iとインダクタンス
    Lをコア(1)の巻数を考慮した推定関数(12)に代
    入してコア(1)の直流電流I’とインダクタンスL’
    を求めるコントローラ(6)を備え、 この求めた直流電流I’とインダクタンスL’が所定範
    囲内のときにコイル巻数が良と判定し、それ以外のとき
    にコイル巻数を+1あるいは−1して求めた直流電流
    I’とインダクタンスL’が所定範囲のときにコイル巻
    数を良と判定し、それ以外のときに所定回数を越えてい
    ないときに繰り返し、一方、所定回数を越えたときに不
    良と判定することを特徴とする請求項2に記載の磁気特
    性測定装置。
  4. 【請求項4】上記コア(1)の巻数を考慮した推定関数
    (12)として、コア(1)の入力された形状、材質、
    巻数をもとに関数データベース(10)から該当する推
    定関数(12)を選択したことを特徴とする請求項3に
    記載の磁気特性測定装置。
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