JPH073343B2 - 反射型光学式エンコーダ装置 - Google Patents

反射型光学式エンコーダ装置

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JPH073343B2
JPH073343B2 JP63300084A JP30008488A JPH073343B2 JP H073343 B2 JPH073343 B2 JP H073343B2 JP 63300084 A JP63300084 A JP 63300084A JP 30008488 A JP30008488 A JP 30008488A JP H073343 B2 JPH073343 B2 JP H073343B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンコーダ板に形成したピット列をレーザ光
線により読み取ることにより、回転又は直線速度や位置
を検出する光学式エンコーダ装置に関する。
(従来の技術) 近年、光学式ロータリエンコーダ装置等の光学式エンコ
ーダ装置は広く使用されている。この光学式ロータリエ
ンコーダ装置は、この装置の入力軸を被測定物の駆動軸
と直結することにより、この駆動軸の回転速度や位置を
光学的に検出するものである。
この光学式ロータリエンコーダ装置には、スリットやピ
ットを形成したロータリエンコーダ円板の回転による透
過光の変化によりこのスリットやピットを検出する透過
型と、スリットやピットを形成したロータリエンコーダ
円板の回転による反射光の変化によりこのスリットやピ
ットを検出する反射型とがある。
この反射型光学式ロータリエンコーダ装置は、ロータリ
エンコーダ円板の表面に光ディスク、コンパクトディス
ク等の製造方法により形成したスリットやピット(凹部
又は凸部)を、この円板の円周方向に所定のパターンで
リング状に配置したエンコーダトラックを、レーザ読取
装置により、レーザ光線の反射光の強弱の変化を電気信
号に変えて読み取るものである。
第2図は、第1図及び第7図の装置で使用されるロータ
リエンコーダ円板の例を示す構成図で、同図(A)は平
面図、同図(B)は同図(A)の部分拡大平面図、同図
(C)は同図(B)のX−X線拡大断面図である。
図において、ロータリエンコーダ円板1は、コンパクト
ディスク等の製造方法により製造された、凹部又は凸部
であるピット3がその一表面に所定数、等間隔にリング
状に形成された、例えばポリカーボネート樹脂等の透明
プラスチック製の円板状の基板1aと、この基板1aのこの
ピット3が形成された表面にアルミニウム等の金属の蒸
着又はスパッタリングにより形成された反射膜1bと、こ
の反射膜1bに密着して積層された紫外線硬化樹脂等から
なる保護膜1cとよりなる。以降の説明は、このピット3
がこの基板1a側から見て、このピット3以外の平坦部分
であるランド部4に対して凸部である例について述べ
る。
このピット3の円周方向の長さは、このピット3をこの
基板1a側から読み取るための後述する反射型光学式ロー
タリエンコーダ装置に備えたレーザ読取装置(図示せ
ず)からのレーザ光線による光スポット16,26の径以上
であり、径方向の幅は、この光スポット16,26の径より
狭く、例えば略1/4に、又、高さは例えばこのレーザ光
線の波長λの光学的に略1/4相当に形成されている。
又、このピット3とピット3の間の前記ランド部4の円
周方向の長さは、このピット3の円周方向の長さと等し
く形成されている。そして、このピット3とピット間の
ランド部4とが交互にリング状に、中心穴5と同心円状
に配置されたエンコーダトラック2の凹凸パターンを、
後述するレーザ読取装置により読み取るのである。
以上のような構成のロータリエンコーダ円板1は、本発
明の一実施例及び従来例の反射型光学式ロータリエンコ
ーダ装置に組み込まれ使用される。
第7図は、従来の反射型光学式ロータリエンコーダ装置
の例を示す概略構成図である。
前記ロータリエンコーダ円板1は、前記中心穴5を軸受
(図示せず)に軸支された入力軸6に固定され一体的に
回転する。この入力軸6は、被測定物の駆動軸(図示せ
ず)と直結され、これにより回転駆動される。そして、
レーザ読取装置7−2により、前記エンコーダトラック
2のピット3とピット間のランド部4とによる凹凸パタ
ーンを読み取り、これによりこの駆動軸の回転速度や位
置を検出するのである。
即ち、このレーザ読取装置7−2は、半導体レーザ発振
器8、グレイティング偏光板9−2、コリメートレンズ
10、偏光ビームスプリッタ11、1/4波長板12、対物レン
ズ13、円柱レンズ14、フォトダイオード15等から構成さ
れている。
この半導体レーザ発振器8からのレーザ光線は、このグ
レイティング偏光板9−2により3本のビームに分けら
れる。この3本ビームは、前記コリメートレンズ10、偏
光ビームスプリッタ11、1/4波長板12、対物レンズ13を
通り、前記ロータリエンコーダ円板1のエンコーダトラ
ック2に、前記ピット3のピッチと等しいピッチの光ス
ポット(A)26A、光スポット(F)26F、光スポット
(B)26Bとして照射される。この3つの光スポット
(A),(F),(B)を光スポット26と総称する。こ
の中央の光スポット(F)26Fは、後述するフォーカス
サーボ用及び前記エンコーダトラック2の読み取り用
に、この両側の光スポット(A)26A,(B)26Bは、後
述するトラッキングサーボ用に使用される。
前記ロータリエンコーダ円板1の反射膜1bの表面上で反
射した前記3本ビームの反射光は、前記対物レンズ13、
1/4波長板12を通り、この1/4波長板12を2回通ったこと
により入射光と90°位相が異なるため、前記偏光ビーム
スプリッタ11で反射されず通過し、前記円柱レンズ14を
通って前記フォトダイオード15で電気信号に変換され、
増幅器18−2を介して信号として出力される。
ここで、前記光スポット26が前記ピット間のランド部4
を照射した場合は、この反射光の殆んどがこのフォトダ
イオード15に入射する。又、この光スポット26がこのピ
ット3上を照射した場合は、このピット3の頂部からの
反射光とこのランド部4からの反射光とでは(1/4波
長)×2の光路長の差が生じるため、この反射光は相互
に干渉し、又、回折することにより強度が減少する。こ
の反射光の強度変化は、このフォトダイオード15で電気
信号に変換される。
次に、上記従来例及び後述する本発明の一実施例の反射
型光学式ロータリエンコーダ装置において、前記ロータ
リエンコーダ円板1の前記入力軸6への取付精度による
面振れに対して、前記レーザ光線の光スポット26の焦点
をこの円板1の板面に追従させる、いわゆるフォーカス
サーボについて説明する。
第5図は、第1図及び第7図の装置におけるフォーカス
サーボの説明図であり、同図(A)は板面が近過ぎる場
合、同図(B)は板面が正しい焦点位置の場合、同図
(C)は板面が遠過ぎる場合である。
第1図及び第7図の前記フォトダイオード15の前記中央
の光スポット(F)16F,26Fに対応した反射光スポット
(F)17F,27Fを受ける部分は、第5図に示すように、
4分割フォトダイオード15Fとなっている。この4分割
フォトダイオード15Fのそれぞれ対角線上の2個の出力
は合成され、それぞれ差動増幅器18F,18−2Fの両入力端
子に供給される。そして、同図(B)に示すように、前
記ロータリエンコーダ円板1が正しい焦点位置に有る場
合は、前記反射光スポット(F)17F,27Fがこの4分割
フォトダイオード15Fに均等に当たるから、この差動増
幅器18F,18−2Fの出力は0となり、フォーカスサーボ回
路19(第1図、第7図)は作動しない。同図(A),
(C)に示すように、このロータリエンコーダ円板1が
近過ぎる場合、又は遠過ぎる場合は、前記円柱レンズ14
によって、この反射光スポット(F)17F,27Fの形状は
長円形となり、その結果としてこの差動増幅器18F,18−
2Fからフォーカスサーボ信号が出力される。このフォー
カスサーボ信号に応じて前記フォーカスサーボ回路19
は、フォーカスサーボアクチュエータ21(第1図、第7
図)を駆動することにより、前記対物レンズ13を正しい
焦点位置に修正する。以上の動作により前記レーザ光線
の光スポット16,26は、前記ロータリエンコーダ円板1
の反射膜1bの表面上に、常に焦点が合うように制御され
る。
次に、上記従来例の反射型光学式ロータリエンコーダ装
置において、このロータリエンコーダ円板1の前記入力
軸6への取付精度による偏心に対して、このレーザ光線
の光スポット26をこの円板1の前記エンコーダトラック
2に追従させる、いわゆるトラッキングサーボについて
説明する。
第8図は、第7図の装置におけるトラッキングサーボ及
び検出信号出力部の説明図であり、同図(A)は光スポ
ットとピットとの関係を示す図、同図(B)は反射光ス
ポットとダイオードとの関係を示す図である。
同図(A)に示すように、前記3本ビームによる光スポ
ット(A)26A,(F)26F,(B)26Bは、前記エンコー
ダトラック2のピット3の列に対して、前記グレイティ
ング偏光板9−2によりこの両側の光スポット(A)26
A,(B)26Bがそれぞれ反対方向にずれるように照射さ
れる。又、第7図の前記フォトダイオード15の、この3
つの光スポット(A)26A,(F)26F,(B)26Bに対応
した反射光スポット(A)27A,(F)27F,(B)27Bを
受ける部分は、第8図(B)に示すように、この反射光
スポット(A)27A,(B)27B用の2個のフォトダイオ
ード15A,15B及びこの反射光スポット(F)27F用の前述
の4分割フォトダイオード15Fとなっている。
この2個のフォトダイオード15A及び15Bの出力は、差動
増幅器18−2Tの両入力端子に入力される。そして、前記
光スポット(A)26A及び(B)26Bの前記ピット3の列
からのずれに応じた、前記反射光スポット(A)27A及
び(B)27Bの光量の変化は、この差動増幅器18−2Tに
よりトラッキングサーボ信号として出力される。このト
ラッキングサーボ信号に応じてトラッキングサーボ回路
20(第7図)が、トラッキングサーボアクチュエータ22
(第7図)を駆動することにより、前記光スポット
(F)26Fの中心を常にこのピット3の列、即ち前記エ
ンコーダトラック2が通るように、常に前記光スポット
26に対してこのエンコーダトラック2の径方向の位置修
正が施される。
又、前記反射光スポット(F)27Fからこのエンコーダ
トラック2の検出信号を得る場合は、前記4分割フォト
ダイオード15Fの全出力は、前記増幅器18−2Aにより加
算され、検出信号として出力される。
(発明が解決しようとする課題) 以上のような構成の従来例の反射型光学式ロータリエン
コーダ装置では、回転方向を検出するための、位相差が
電気角90°の2つの検出信号(この2つの検出信号をA
相信号及びB相信号と呼ぶ)を得ることが出来ない。前
記3本ビームを4本ビームに増加すれば、勿論可能であ
るが、コストアップとなる。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、レーザ読
取装置からの3本ビームにより、フォーカスサーボ及び
トラッキングサーボを施し、しかも、A相信号及びB相
信号の2つの検出信号が得られる反射型光学式ロータリ
エンコーダ装置等の反射型光学式エンコーダ装置を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の反射型光学式エンコーダ装置は、被測定物の回
転又は直線運動と応動するエンコーダ板に所定数のピッ
トを等間隔に配置したエンコーダトラックを形成し、こ
のエンコーダトラックをレーザ読取装置によりレーザ光
線の反射光の強弱の変化を電気信号に変換して読み取る
ことにより、前記被測定物の回転又は直線速度や位置を
検出する反射型光学式エンコーダ装置において、前記ピ
ット及びピット間が共に等しい長さlであるエンコーダ
トラックを有するエンコーダ板と、このエンコーダトラ
ック中の同一トラック上に揃えて3本ビームによる所定
径の3つの光スポットを照射するレーザ読取装置とを備
え、この3つの光スポット間のピッチPが であり、この3つの光スポットの内、中央の光スポット
をフォーカスサーボ用及びトラッキングサーボ用に使用
するよう構成することにより、前述の目的を達成するも
のである。
(実施例) 本発明の反射型光学式エンコーダ装置は、レーザ読取装
置からの3本ビームによる3個の光スポットの内、中央
の光スポットによりフォーカスサーボ及びトラッキング
サーボを施すためのサーボ信号を得、両側の光スポット
によりA相信号及びB相信号を得るものである。前述の
従来例の場合と同様に、反射型光学式ロータリエンコー
ダ装置の例について説明する。
第1図は、本発明の反射型光学式エンコーダ装置の一実
施例である反射型光学式ロータリエンコーダ装置の例を
示す概略構成図である。
従来の技術説明で述べた前記ロータリエンコーダ円板1
は、前記中心穴5を軸受(図示せず)に軸支された入力
軸6に固定され一体的に回転する。この入力軸6は、被
測定物の駆動軸(図示せず)と直結され、これにより回
転駆動される。そして、レーザ読取装置7により、前記
エンコーダトラック2のピット3とピット間のランド部
4とによる凹凸パターンを読み取り、これによりこの駆
動軸の回転速度や位置を検出するのである。
即ち、このレーザ読取装置7は、半導体レーザ発振器
8、グレイティング偏光板9、コリメートレンズ10、偏
光ビームスプリッタ11、1/4波長板12、対物レンズ13、
円柱レンズ14、フォトダイオード15等から構成されてい
る。
この半導体レーザ発振器8からのレーザ光線は、このグ
レイティング偏光板9により3本のビームに分けられ
る。この3本ビームは、前記コリメートレンズ10、偏光
ビームスプリッタ11、1/4波長板12、対物レンズ13を通
り、前記ロータリエンコーダ円板1のエンコーダトラッ
ク2に、後述する前記ピット3のピッチより狭いピッチ
Pの光スポット(A)16A、光スポット(F)16F、光ス
ポット(B)16Bとして照射される。この3つの光スポ
ット(A),(F),(B)を光スポット16と総称す
る。この中央の光スポット(F)16Fは、後述するフォ
ーカスサーボ用及びトラッキングサーボ用に、この両側
の光スポット(A)16A,(B)16Bは、後述する前記エ
ンコーダトラック2の読み取り用に使用される。
前記ロータリエンコーダ円板1の反射膜1bの表面上で反
射した前記3本ビームの反射光は、前記対物レンズ13、
1/4波長板12を通り、この1/4波長板12を2回通ったこと
により入射光と90°位相が異なるため、前記偏光ビーム
スプリッタ11で反射されず通過し、前記円柱レンズ14を
通って前記フォトダイオード15で電気信号に変換され、
増幅器18を介して信号として出力される。
前記光スポット16による前記ピット3の読み取りの原理
は、従来例の場合と同じであるから説明を省略する。
又、この光スポット16の焦点を前記円板1の板面に追従
させるフォーカスサーボは、第5図により従来の技術説
明で述べた通りであるから、説明を省略する。
次に、上記本発明の一実施例の反射型光学式ロータリエ
ンコーダ装置において、この光スポット16をこの円板1
の前記エンコーダトラック2に追従させるトラッキング
サーボについて説明する。
第6図は、第1図の装置におけるトラッキングサーボ及
び検出信号出力部の説明図である。
本発明の一実施例の装置においては、前記3本ビームに
よる中央の光スポット(F)16Fに対応した反射光スポ
ット(F)17F及びこれを受ける4分割フォトダイオー
ド15Fは、前述のフォーカスサーボ用の他に、トラッキ
ングサーボ用にも使用される。又、前記3本ビームによ
る両側の光スポット(A)16A,(B)16Bに対応した反
射光スポット(A)17A,(B)17B及びこれを受ける2
個のフォトダイオード15A,15Bは、A相信号及びB相信
号の検出用に使用される。
図に示すように、この4分割フォトダイオード15Fの、
この反射光スポット(A),(F),(B)の列の一方
の側の2個の出力は合成され差動増幅器18Tの一方の入
力端子に、他方の側の2個の出力は合成されこの差動増
幅器18Tの他方の入力端子に供給される。そして、前記
光スポット(F)16Fの前記ピット3の列からのずれに
応じた、この差動増幅器18Tの両入力端子に供給される
入力信号の変化は、この差動増幅器18Tによりトラッキ
ングサーボ信号として出力される。このトラッキングサ
ーボ信号に応じてトラッキングサーボ回路20(第1図)
が、トラッキングサーボアクチュエータ22(第1図)を
駆動することにより、この光スポット(F)16Fの中心
をこのピット3の列、即ち前記エンコーダトラック2が
通るように、常に前記光スポット16に対してこのエンコ
ーダトラック2の径方向の位置修正が施される。
又、前記反射光スポット(A)17A,(B)17Bからこの
エンコーダトラック2の検出信号を得るため、前記2個
のフォトダイオード15A,15Bの出力は、それぞれ増幅器1
8A,18Bを介して、A相信号及びB相信号として出力され
る。このA相信号及びB相信号の検出方法について、次
に説明する。
第3図、第4図は、第1図の装置における信号検出方法
の説明図であり、第3図はピット及びピット間のランド
部の円周方向の長さが光スポットの径と略等しい場合、
第4図はピット及びピット間のランド部の円周方向の長
さが光スポットの径より大きい場合であり、両図(A)
はピットと光スポットとの関係図、両図(B)はA相信
号波形図、両図(C)はB相信号波形図である。
第3図は、同図(A)に示すように、前記ピット3及び
前記ピット間のランド部4の円周方向の長さlが、前記
光スポット(A)16A,(F)16F,(B)16Bの径dと略
等しい場合であり、この光スポット(A)16A,(F)16
F,(B)16Bの中心は、前記グレイティング偏向板9及
び前述のトラッキングサーボ動作により、このピット3
の列に揃えられている。又、この光スポット(A)16A,
(F)16F,(B)16B間のピッチPは、このグレイティ
ング偏向板9により、次式のように調整されている。
ここで、nは1以上の整数である。第3図及び第4図
は、n=2の場合の例である。
第1図及び第3図(A)に示すように、前記ロータリエ
ンコーダ円板1、従って前記エンコーダトラック2が矢
印にて図示の方向に回転した場合、前記光スポット
(A)16Aは前記光スポット(B)16Bと比較して、前記
ピット3の列に対して90°位相が進んでいるから、第3
図(B)に示すようなこの光スポット(A)16Aによる
波形aのA相信号と、同図(C)に示すようなこの光ス
ポット(B)16Bによる波形bのB相信号とが得られ
る。このA相信号の波形aとB相信号の波形bとの位相
差は、電気角90°であり、前述の如く、このロータリエ
ンコーダ円板1の回転方向の検出等に使用される。
第4図は、同図(A)に示すように、前記ピット3及び
前記ピット間のランド部4の円周方向の長さlが、前記
光スポット(A)16A,(F)16F,(B)16Bの径dより
大きい(本例では約2倍)場合であり、この光スポット
(A)16A,(F)16F,(B)16Bは第3図の場合と同様
に調整され、同図(B)に示すようなこの光スポット
(A)16Aによる波形a−2のA相信号と、同図(C)
に示すようなこの光スポット(B)16Bによる波形b−
2のB相信号とが得られる。
第4図に示すようなl>dの場合は、第3図に示すl=
dの場合のサイン波形とは異なる波形となり、又、前記
(1)式における前記nが奇数の場合と偶数の場合とで
は、前記波形aとb又は前記波形a−2とb−2との位
相の進み、遅れの関係は入れ替わるが、いずれの場合で
も2つの検出信号波形の位相差は電気角90°となり、所
期の効果が得られる。
なお、上記実施例では、前記エンコーダトラック2の前
記ピット3の列が1列の場合について述べたが、同心円
状に複数のピット列を形成しても良い。この様に構成す
れば、前記トラッキングサーボのスタート時、前記光ス
ポット16はこの複数のピット列のどれか1つのピット列
にセットされ、前述のトラッキングサーボが施されるか
ら、このトラッキングサーボの動作がより安定なものと
なる。
又、上記実施例では、前記エンコーダトラック2が前記
ロータリエンコーダ円板1の片側表面に形成された場合
について述べたが、両側表面に形成しても良い。
又、上記実施例では、被測定物の回転運動を検出する反
射型光学式ロータリエンコーダ装置の例について述べた
が、直線運動を検出する反射型光学式リニアエンコーダ
装置についても適用出来る。
(発明の効果) 以上の構成よりなる本発明の反射型光学式エンコーダ装
置は、ピット及びピット間が共に等しい長さlであるエ
ンコーダトラックに揃えて照射される、レーザ読取装置
からの3本ビームによる径dの3つの光スポット間のピ
ッチPが、 であるから、この3つの光スポットの内、中央の光スポ
ットによりフォーカスサーボ及びトラッキングサーボ信
号を、両側の光スポットによりA相信号及びB相信号を
検出することが出来、コストの割に高性能である。又、
この3つの光スポットは、エンコーダトラック中の同一
トラック上に揃えて照射されるから、上記3信号の品質
が安定し、このエンコーダ装置の性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の反射型光学式エンコーダ装置の一実施
例である反射型光学式ロータリエンコーダ装置の例を示
す概略構成図、第2図は第1図及び第7図の装置で使用
されるロータリエンコーダ円板の例を示す構成図、第3
図、第4図は第1図の装置における信号検出方法の説明
図、第5図は第1図及び第7図の装置におけるフォーカ
スサーボの説明図、第6図は第1図の装置におけるトラ
ッキングサーボ及び検出信号出力部の説明図、第7図は
従来の反射型光学式ロータリエンコーダ装置の例を示す
概略構成図、第8図は第7図の装置におけるトラッキン
グサーボ及び検出信号出力部の説明図である。 1…ロータリエンコーダ円板、1a…基板、1b…反射膜、
1c…保護膜、2…エンコーダトラック、3…ピット、4
…ランド部、5…中心穴、6…入力軸、7,7−2…レー
ザ読取装置、16,26…光スポット、17,27…反射光スポッ
ト、18,18−2…増幅器、19,20…フォーカスサーボ及び
トラッキングサーボ回路、21,22……フォーカスサーボ
及びトラッキングサーボアクチュエータ、P…光スポッ
ト間のピッチ、l…ピット及びピット間の長さ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物の回転又は直線運動と応動するエ
    ンコーダ板に所定数のピットを等間隔に配置したエンコ
    ーダトラックを形成し、このエンコーダトラックをレー
    ザ読取装置によりレーザ光線の反射光の強弱の変化を電
    気信号に変換して読み取ることにより、前記被測定物の
    回転又は直線速度や位置を検出する反射型光学式エンコ
    ーダ装置において、前記ピット及びピット間が共に等し
    い長さlであるエンコーダトラックを有するエンコーダ
    板と、このエンコーダトラック中の同一トラック上に揃
    えて3本ビームによる所定径の3つの光スポットを照射
    するレーザ読取装置とを備え、この3つの光スポット間
    のピッチPが、 であり、この3つの光スポットの内、中央の光スポット
    をフォーカスサーボ用及びトラッキングサーボ用に使用
    することを特徴とする反射型光学式エンコーダ装置。
JP63300084A 1988-11-28 1988-11-28 反射型光学式エンコーダ装置 Expired - Lifetime JPH073343B2 (ja)

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