JPH0733487A - セメント・クリンカーの粉砕方法 - Google Patents
セメント・クリンカーの粉砕方法Info
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- JPH0733487A JPH0733487A JP17391593A JP17391593A JPH0733487A JP H0733487 A JPH0733487 A JP H0733487A JP 17391593 A JP17391593 A JP 17391593A JP 17391593 A JP17391593 A JP 17391593A JP H0733487 A JPH0733487 A JP H0733487A
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Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セメント・クリンカーの粉砕時の問題を解決
し、高い比表面積のセメント即ち、ブレーン値で400
0cm2/g以上のセメントを製造するための、高い粉
砕効率を有する粉砕方法を提供することを目的とする。 【構成】 セメント・クリンカーを粉砕する際に、粉砕
助剤を所定時間毎に、所定量を逐次添加しながら、粉砕
し、その粉砕効率を改善することを特徴とするセメント
・クリンカーの粉砕方法である。
し、高い比表面積のセメント即ち、ブレーン値で400
0cm2/g以上のセメントを製造するための、高い粉
砕効率を有する粉砕方法を提供することを目的とする。 【構成】 セメント・クリンカーを粉砕する際に、粉砕
助剤を所定時間毎に、所定量を逐次添加しながら、粉砕
し、その粉砕効率を改善することを特徴とするセメント
・クリンカーの粉砕方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメント・クリンカー
の効率的な粉砕方法に関する。
の効率的な粉砕方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セメント・クリンカーの粉砕の際
に、粉砕性の向上や消費エネルギーの削減を目的とし
て、高い極性を有する有機化合物を主成分とする粉砕助
剤が添加されている。現在まで、実用されている粉砕助
剤としては、ジエチレングリコール、トリエタノールア
ミン、酢酸アミン類、リグニンスルホン酸塩などが挙げ
られるが、中でもジエチレングリコール、トリエタノー
ルアミンが最も広く使用されている。一般的に、これら
の粉砕助剤の添加量は、セメント・クリンカーに対し
て、0.01〜0.04重量%程度で粉砕直前に全量添
加される。
に、粉砕性の向上や消費エネルギーの削減を目的とし
て、高い極性を有する有機化合物を主成分とする粉砕助
剤が添加されている。現在まで、実用されている粉砕助
剤としては、ジエチレングリコール、トリエタノールア
ミン、酢酸アミン類、リグニンスルホン酸塩などが挙げ
られるが、中でもジエチレングリコール、トリエタノー
ルアミンが最も広く使用されている。一般的に、これら
の粉砕助剤の添加量は、セメント・クリンカーに対し
て、0.01〜0.04重量%程度で粉砕直前に全量添
加される。
【0003】通常の使用範囲においては、粉砕効率は、
粉砕助剤の添加量とともに増加し、一定の比表面積まで
粉砕するのに要する時間は、粉砕助剤の添加量とともに
減少し、一定の粉砕時間では添加量の多いものほど、高
い比表面積のセメント粉体を得ることができる。然し乍
ら、通常の使用範囲以上の過剰の粉砕助剤添加は、逆に
無添加のときよりも、粉砕効率を悪化させる場合があ
る。原因としては、過剰の粉砕助剤がセメント粒子間の
接着作用を示すためであると考えられる。
粉砕助剤の添加量とともに増加し、一定の比表面積まで
粉砕するのに要する時間は、粉砕助剤の添加量とともに
減少し、一定の粉砕時間では添加量の多いものほど、高
い比表面積のセメント粉体を得ることができる。然し乍
ら、通常の使用範囲以上の過剰の粉砕助剤添加は、逆に
無添加のときよりも、粉砕効率を悪化させる場合があ
る。原因としては、過剰の粉砕助剤がセメント粒子間の
接着作用を示すためであると考えられる。
【0004】従って、比表面積の非常に高いセメントを
製造するためには、粉砕助剤添加量に上限があるため
に、低比表面積のものを製造するときに比較して、粉砕
助剤の添加の効果は減少し、非常に長い粉砕時間を要す
る。
製造するためには、粉砕助剤添加量に上限があるため
に、低比表面積のものを製造するときに比較して、粉砕
助剤の添加の効果は減少し、非常に長い粉砕時間を要す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、従
来のセメント・クリンカーの粉砕時の前記のような問題
を解決し、高い比表面積のセメント即ち、ブレーン値で
4000cm2/g以上のセメントを製造するための高
い粉砕効率を有する粉砕方法を提供することを目的とす
る。
来のセメント・クリンカーの粉砕時の前記のような問題
を解決し、高い比表面積のセメント即ち、ブレーン値で
4000cm2/g以上のセメントを製造するための高
い粉砕効率を有する粉砕方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
な課題の解決のために、セメント・クリンカーを粉砕す
る際に、粉砕助剤を2回以上の所定回数に分けて、逐次
添加しながら、粉砕し、その粉砕効率を改善することを
特徴とするセメント・クリンカーの粉砕方法を提供す
る。
な課題の解決のために、セメント・クリンカーを粉砕す
る際に、粉砕助剤を2回以上の所定回数に分けて、逐次
添加しながら、粉砕し、その粉砕効率を改善することを
特徴とするセメント・クリンカーの粉砕方法を提供す
る。
【0007】本発明者等は、通常の添加方法では、無添
加のときよりも粉砕効率を悪化させるような過剰の粉砕
助剤を、粉砕中に分割して添加してやることにより、短
時間で高い比表面積のセメントを製造することができる
ことを見出した。この見地に基づいて、本発明は成され
た。即ち、本発明のセメント・クリンカーの粉砕方法
は、通常は粉砕直前に添加量の全量を添加される粉砕助
剤を、少なくとも2回以上に分けて、粉砕直前及び粉砕
中に分割して添加することを手段とする。
加のときよりも粉砕効率を悪化させるような過剰の粉砕
助剤を、粉砕中に分割して添加してやることにより、短
時間で高い比表面積のセメントを製造することができる
ことを見出した。この見地に基づいて、本発明は成され
た。即ち、本発明のセメント・クリンカーの粉砕方法
は、通常は粉砕直前に添加量の全量を添加される粉砕助
剤を、少なくとも2回以上に分けて、粉砕直前及び粉砕
中に分割して添加することを手段とする。
【0008】添加される粉砕助剤の種類は、特に制限さ
れるものではないが、ジエチレングリコール若しくはト
リエタノールアミンが好適である。添加される粉砕助剤
の総量は、セメント・クリンカーに対して、0.01〜
1.0重量%の範囲で、目的とするセメント比表面積に
応じて適宜変化させる。
れるものではないが、ジエチレングリコール若しくはト
リエタノールアミンが好適である。添加される粉砕助剤
の総量は、セメント・クリンカーに対して、0.01〜
1.0重量%の範囲で、目的とするセメント比表面積に
応じて適宜変化させる。
【0009】従って、本発明のセメント・クリンカーの
粉砕方法では、通常は、粉砕直前に添加量の全量を添加
される粉砕助剤を、少なくとも2回以上に分けて、粉砕
直前及び粉砕中に分割して添加することが、重要点であ
る。その添加間隔は、特に制限されるものではないが、
比表面積がほとんど変化していないうちに、次の粉砕助
剤を添加することは、効果が小さい、また、場合によっ
ては、粉砕効率を悪化させる恐れがあるので好ましくな
い。
粉砕方法では、通常は、粉砕直前に添加量の全量を添加
される粉砕助剤を、少なくとも2回以上に分けて、粉砕
直前及び粉砕中に分割して添加することが、重要点であ
る。その添加間隔は、特に制限されるものではないが、
比表面積がほとんど変化していないうちに、次の粉砕助
剤を添加することは、効果が小さい、また、場合によっ
ては、粉砕効率を悪化させる恐れがあるので好ましくな
い。
【0010】各添加時期における添加量は、特に制限さ
れるものではないが、等量ずつ、若しくは、比表面積の
増加に伴い徐々に増やして行くことが好適である。
れるものではないが、等量ずつ、若しくは、比表面積の
増加に伴い徐々に増やして行くことが好適である。
【0011】本発明による粉砕方法を適用することので
きるセメント・クリンカーは、公知のポルトランドセメ
ントである普通セメント、中庸熱ポルトランドセメン
ト、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセ
メント、耐硫酸塩ポルトランドセメントのクリンカーな
どを含む。更に、高炉スラグ、シリカ質スラグ、石膏、
石灰石などを粉砕する際にも適用することができる。
きるセメント・クリンカーは、公知のポルトランドセメ
ントである普通セメント、中庸熱ポルトランドセメン
ト、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセ
メント、耐硫酸塩ポルトランドセメントのクリンカーな
どを含む。更に、高炉スラグ、シリカ質スラグ、石膏、
石灰石などを粉砕する際にも適用することができる。
【0012】次に、本発明を具体的に実施例により説明
するが、本発明はそれによって限定されるものではな
い。
するが、本発明はそれによって限定されるものではな
い。
【0013】
【実施例】内径30cm、長さ30cmの鋼鉄製円筒状
ボールミルに、ポルトランドセメントクリンカー1k
g、二水石膏30gと、直径30mmと直径20mmの
鋼鉄製ボールを各々5kg入れ、粉砕処理する場合に、
種々の条件で、粉砕助剤を添加して、試験を行なった。
即ち、表1に示すような種々の添加量と添加方法で、ジ
エチレングリコールを加えて、通常の方法により目標比
表面積(ブレーン値で4500±150cm2/g)に
なるまでの粉砕時間を比較した。その結果を表1にまと
めた。
ボールミルに、ポルトランドセメントクリンカー1k
g、二水石膏30gと、直径30mmと直径20mmの
鋼鉄製ボールを各々5kg入れ、粉砕処理する場合に、
種々の条件で、粉砕助剤を添加して、試験を行なった。
即ち、表1に示すような種々の添加量と添加方法で、ジ
エチレングリコールを加えて、通常の方法により目標比
表面積(ブレーン値で4500±150cm2/g)に
なるまでの粉砕時間を比較した。その結果を表1にまと
めた。
【0014】表1の対照では、粉砕助剤を添加しない
で、粉砕処理したときの、目標比表面積になるまでの時
間を測定した。そして、比較品においては、各々の添加
量を粉砕処理の直前に添加して粉砕した場合の、目標比
表面積になるまでの粉砕時間を測定した。その結果は、
比較品においては、粉砕助剤の添加量が、0.02重量
%では無添加に比べて高い粉砕効率を示すが、添加量
を、0.1重量%に増加させても、それほど粉砕効率は
上がらず、0.4重量%添加したときには、無添加時よ
りも、粉砕効率が悪化する現象が認められた。
で、粉砕処理したときの、目標比表面積になるまでの時
間を測定した。そして、比較品においては、各々の添加
量を粉砕処理の直前に添加して粉砕した場合の、目標比
表面積になるまでの粉砕時間を測定した。その結果は、
比較品においては、粉砕助剤の添加量が、0.02重量
%では無添加に比べて高い粉砕効率を示すが、添加量
を、0.1重量%に増加させても、それほど粉砕効率は
上がらず、0.4重量%添加したときには、無添加時よ
りも、粉砕効率が悪化する現象が認められた。
【0015】
【表1】 粉砕助剤添加量 粉砕時間 (重量%) (分間) 対照(無添加) 0 85 比較品 0.02 65 0.1 60 0.4 105 本発明の方法 0.4* 45
【0016】以上の結果の表1において、*は、粉砕直
前に全量の1/4を添加し、以後、10分毎に、全量1
/4ずつ添加するような方法で粉砕したものである。
前に全量の1/4を添加し、以後、10分毎に、全量1
/4ずつ添加するような方法で粉砕したものである。
【0017】以上の表1に示すように、本発明による粉
砕方法では、分割して添加することにより、全添加量
0.4重量%においても、著しい粉砕効率の向上が認め
られた。即ち、目標比表面積になるまでの粉砕時間が、
著しく短縮された。
砕方法では、分割して添加することにより、全添加量
0.4重量%においても、著しい粉砕効率の向上が認め
られた。即ち、目標比表面積になるまでの粉砕時間が、
著しく短縮された。
【0018】このように、本発明による粉砕方法では、
多量の粉砕助剤を効率良く、被粉砕物に作用させること
が可能になり、また、非常に短時間で、目標の比表面積
を有するセメントを得ることができる。従って、粉砕エ
ネルギーを節約でき、省エネルギーになる。
多量の粉砕助剤を効率良く、被粉砕物に作用させること
が可能になり、また、非常に短時間で、目標の比表面積
を有するセメントを得ることができる。従って、粉砕エ
ネルギーを節約でき、省エネルギーになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセメント
・クリンカーの粉砕方法により、次のような顕著な技術
的効果が得られた。セメント・クリンカーの粉砕時の、
前記のような問題を解決し、高い比表面積のセメント即
ち、ブレーン値で4000cm2/g以上のセメントを
製造するための高い粉砕効率を有する粉砕方法を提供し
た。従って、粉砕時間を著しく短縮できる粉砕方法を提
供し、省エネルギーの粉砕方法を提供する。
・クリンカーの粉砕方法により、次のような顕著な技術
的効果が得られた。セメント・クリンカーの粉砕時の、
前記のような問題を解決し、高い比表面積のセメント即
ち、ブレーン値で4000cm2/g以上のセメントを
製造するための高い粉砕効率を有する粉砕方法を提供し
た。従って、粉砕時間を著しく短縮できる粉砕方法を提
供し、省エネルギーの粉砕方法を提供する。
Claims (1)
- 【請求項1】セメント・クリンカーを粉砕する際に、粉
砕助剤を2回以上の所定回数に分けて、逐次添加しなが
ら、粉砕し、その粉砕効率を改善することを特徴とする
セメント・クリンカーの粉砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17391593A JPH0733487A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | セメント・クリンカーの粉砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17391593A JPH0733487A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | セメント・クリンカーの粉砕方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733487A true JPH0733487A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15969442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17391593A Pending JPH0733487A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | セメント・クリンカーの粉砕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733487A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000281403A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
| JP2002160959A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-04 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント組成物 |
| JP2003509191A (ja) * | 1999-09-13 | 2003-03-11 | ダブリュ・アール・グレイス・アンド・カンパニー・コネテイカット | ローラーが用いられている粉砕装置におけるセメントクリンカー粉砕を向上させる方法 |
| JP2005089287A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-04-07 | Ube Ind Ltd | セメントの製造方法 |
| JP2006298678A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Taiheiyo Cement Corp | セメント |
| JP2007007638A (ja) * | 2005-05-31 | 2007-01-18 | Seiko Epson Corp | 粉砕方法、粉砕装置および粉末 |
| WO2009022716A1 (ja) | 2007-08-10 | 2009-02-19 | Kao Corporation | 水硬性粉体の製造方法 |
| JP4796770B2 (ja) * | 2002-10-09 | 2011-10-19 | ダブリュー・アール・グレイス・アンド・カンパニー−コネチカット | アミン含有セメント処理用添加剤 |
| US8235315B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-08-07 | Kao Corporation | Method for producing hydraulic powder |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17391593A patent/JPH0733487A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000281403A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-10 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント混和材及びセメント組成物 |
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| JP2002160959A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-04 | Denki Kagaku Kogyo Kk | セメント組成物 |
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| JP2006298678A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Taiheiyo Cement Corp | セメント |
| JP2007007638A (ja) * | 2005-05-31 | 2007-01-18 | Seiko Epson Corp | 粉砕方法、粉砕装置および粉末 |
| WO2009022716A1 (ja) | 2007-08-10 | 2009-02-19 | Kao Corporation | 水硬性粉体の製造方法 |
| US8235315B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-08-07 | Kao Corporation | Method for producing hydraulic powder |
| US8322638B2 (en) | 2007-08-10 | 2012-12-04 | Kao Corporation | Method for producing hydraulic powder |
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