JPH0733501B2 - 難燃性カバーレイフィルム - Google Patents
難燃性カバーレイフィルムInfo
- Publication number
- JPH0733501B2 JPH0733501B2 JP1164325A JP16432589A JPH0733501B2 JP H0733501 B2 JPH0733501 B2 JP H0733501B2 JP 1164325 A JP1164325 A JP 1164325A JP 16432589 A JP16432589 A JP 16432589A JP H0733501 B2 JPH0733501 B2 JP H0733501B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- parts
- weight
- heat resistance
- flame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、難燃性、半田耐熱性を有するフレキシブルプ
リント回路用保護カバーレイフィルムに関するものであ
る。
リント回路用保護カバーレイフィルムに関するものであ
る。
(従来の技術) 近年のエレクトロニクス製品の軽薄短小、高機能化に伴
いプリント基板の需要が高まり、中でもフレキシブルプ
リント基板は、その使用範囲が広がり需要が伸びてきて
いる。それにつれてプリント基板のファインパターン
化、高性能化、耐環境性向上等に対する要求が強くな
り、同時にフレキシブルプリント回路の保護用カバーレ
イフィルムの使用が多くなり、その性能向上が望まれて
いるが、具体的にはフレキシブルプリント回路基板との
接着性、半田耐熱性、電気絶縁性、屈曲性、および耐環
境性等がしばしば問題になっている。また、近年、安全
性の面から、民生機器を中心に難燃化の要求が高くな
り、これに伴いフレキシブルプリント基板やフレキシブ
ルプリント回路の保護用カバーレイフィルムにも難燃化
が要求されている。このような背景から、近年、接着
性、耐熱性、吸湿半田耐熱性および難燃性を兼備したフ
レキシブルプリント回路の保護用カバーレイフィルムが
要求されるようになってきた。
いプリント基板の需要が高まり、中でもフレキシブルプ
リント基板は、その使用範囲が広がり需要が伸びてきて
いる。それにつれてプリント基板のファインパターン
化、高性能化、耐環境性向上等に対する要求が強くな
り、同時にフレキシブルプリント回路の保護用カバーレ
イフィルムの使用が多くなり、その性能向上が望まれて
いるが、具体的にはフレキシブルプリント回路基板との
接着性、半田耐熱性、電気絶縁性、屈曲性、および耐環
境性等がしばしば問題になっている。また、近年、安全
性の面から、民生機器を中心に難燃化の要求が高くな
り、これに伴いフレキシブルプリント基板やフレキシブ
ルプリント回路の保護用カバーレイフィルムにも難燃化
が要求されている。このような背景から、近年、接着
性、耐熱性、吸湿半田耐熱性および難燃性を兼備したフ
レキシブルプリント回路の保護用カバーレイフィルムが
要求されるようになってきた。
従来カバーレイフィルム用の接着剤としてはNBR/フェノ
ール樹脂、エポキシ・フェノール/NBR、NBR/エポキシ樹
脂、エポキシ/ポリエステル樹脂、エポキシ/アクリル
樹脂、アクリル樹脂等が用いられ、難燃性カバーレイフ
ィルム用の接着剤としては上記樹脂中に、大量の臭素化
合物、無機難燃剤を配合したもの、或は該樹脂を臭素化
した、例えば臭素化エポキシ樹脂等を配合したもの等が
挙げられる。しかしこれらの接着剤は、一長一短があ
り、必ずしも前記諸特性を満足していない。NBR系は熱
劣化が大きく、特にこれに無機難燃剤を配合したものは
それが著しい。エポキシ系は剥離強度が低く、臭素化エ
ポキシ系は耐熱性が低下する。また、エポキシ/ポリエ
ステル系、アクリル系等についても同様である。以上の
ように従来の接着剤は接着性、耐熱性、吸湿半田耐熱性
および難燃性を満足するものが少なかった。
ール樹脂、エポキシ・フェノール/NBR、NBR/エポキシ樹
脂、エポキシ/ポリエステル樹脂、エポキシ/アクリル
樹脂、アクリル樹脂等が用いられ、難燃性カバーレイフ
ィルム用の接着剤としては上記樹脂中に、大量の臭素化
合物、無機難燃剤を配合したもの、或は該樹脂を臭素化
した、例えば臭素化エポキシ樹脂等を配合したもの等が
挙げられる。しかしこれらの接着剤は、一長一短があ
り、必ずしも前記諸特性を満足していない。NBR系は熱
劣化が大きく、特にこれに無機難燃剤を配合したものは
それが著しい。エポキシ系は剥離強度が低く、臭素化エ
ポキシ系は耐熱性が低下する。また、エポキシ/ポリエ
ステル系、アクリル系等についても同様である。以上の
ように従来の接着剤は接着性、耐熱性、吸湿半田耐熱性
および難燃性を満足するものが少なかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、前記諸欠点を解消して、半田耐熱誠、吸湿時
の半田耐熱性、難燃性、打ち抜き性に優れたフレキシブ
ルプリント回路用の保護カバーレイフィルムを提供しよ
うとするものである。
の半田耐熱性、難燃性、打ち抜き性に優れたフレキシブ
ルプリント回路用の保護カバーレイフィルムを提供しよ
うとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記課題を達成するために接着剤組成に
重合を置き、鋭意研究を行ってきた結果、本発明に到達
した。
重合を置き、鋭意研究を行ってきた結果、本発明に到達
した。
即ち、本発明は 1.耐熱性プラスチックフィルムの片面に、 イ)臭素化エポキシ樹脂 100重量部、ロ)カルボキシ
ル基を含有するニトリルゴム 40〜180重量部、ハ)粒
径Rが0<R≦2μmの水酸化アルミニウム 20〜60重
量部、ニ)酸化アンチモン 5〜50重量部、ホ)硬化剤
1〜50重量部からなる難燃性接着剤を塗布、半硬化状
態とし、離型性フィルムまたは離型紙を圧着してなる難
燃性カバーレイフィルムを要旨とするものである。
ル基を含有するニトリルゴム 40〜180重量部、ハ)粒
径Rが0<R≦2μmの水酸化アルミニウム 20〜60重
量部、ニ)酸化アンチモン 5〜50重量部、ホ)硬化剤
1〜50重量部からなる難燃性接着剤を塗布、半硬化状
態とし、離型性フィルムまたは離型紙を圧着してなる難
燃性カバーレイフィルムを要旨とするものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
先ず、本発明の最も特徴とするカバーレイフィルム用難
燃性接着剤組成物について述べる。
燃性接着剤組成物について述べる。
イ)成分である臭素化エポキシ樹脂は、1分子中にエポ
キシ基と臭素原子を有するものであればどのようなもの
でもよく、例えばビスフェノール型臭素化エポキシ樹
脂、ノボラック型臭素化エポキシ樹脂等が挙げられる。
具体的には、油化シェルエポキシ(株)製のエピコート
5045(Br:19重量%)、5046(Br:21重量%)、5048(B
r:25重量%)、5049(Br:26重量%)、5050(Br:49重量
%)、日本化薬(株)製のBREN−S(Br:35重量%)等
がある。これらのBr含有量の異なる臭素化エポキシ樹脂
を単独または2種以上混合して用いることができる。
キシ基と臭素原子を有するものであればどのようなもの
でもよく、例えばビスフェノール型臭素化エポキシ樹
脂、ノボラック型臭素化エポキシ樹脂等が挙げられる。
具体的には、油化シェルエポキシ(株)製のエピコート
5045(Br:19重量%)、5046(Br:21重量%)、5048(B
r:25重量%)、5049(Br:26重量%)、5050(Br:49重量
%)、日本化薬(株)製のBREN−S(Br:35重量%)等
がある。これらのBr含有量の異なる臭素化エポキシ樹脂
を単独または2種以上混合して用いることができる。
ロ)成分のカルボキシル基を含有するニトリルゴムとし
ては、アクリロニトリルとブタジエンが共重合したアク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴムの末端をカルボキ
シル化したもの等が挙げられる。具体的には、グッドリ
ッチ社製のハイカーCTBN、ハイカーCTBNX、ハイカー107
2、日本ゼオン(株)製のニポール1072J、ニポール1072
B、ニポールDN612、ニポールDN631、ニポールDN601等が
ある。これらのカルボキシル基を含有するニトリルゴム
を単独または2種以上混合して用いることができる。
ては、アクリロニトリルとブタジエンが共重合したアク
リロニトリル−ブタジエン共重合ゴムの末端をカルボキ
シル化したもの等が挙げられる。具体的には、グッドリ
ッチ社製のハイカーCTBN、ハイカーCTBNX、ハイカー107
2、日本ゼオン(株)製のニポール1072J、ニポール1072
B、ニポールDN612、ニポールDN631、ニポールDN601等が
ある。これらのカルボキシル基を含有するニトリルゴム
を単独または2種以上混合して用いることができる。
ハ)成分の水酸化アルミニウムは、最近フレキシブルプ
リント回路がファイン化し、数10μmのパターンも実用
化されているので、無機粉末の粒子は粒径Rが0<R≦
2μmであり、好ましくは0<R≦1μmである。この
Al(OH)3の使用により樹脂の耐吸湿性が向上し、熱衝
撃による接着剤の歪が小さくなる。また、粒径Rが2μ
mを越えるとカバーレイフィルムとしての常態及び吸湿
時の半田耐熱性が低下する。なおAl(OH)3の樹脂マト
リックスへの定着性や耐水性を向上させるため疎水処理
を行うと好都合であり、このためには、ジメチルジクロ
ロシラン等のクロロシラン、シリコーンオイル、アルキ
ルトリエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン等の
シランカップリング剤等の処理剤が用いられる。粒径R
が0<R≦2μmのAl(OH)3の使用によりさらに吸湿
半田耐熱性等が向上するのは、樹脂の耐熱性、耐吸湿特
性等が向上し、熱衝撃による接着剤の歪が小さくなるた
めと思われる。具体的には、昭和電工(株)製のH−43
M、H−43STE等が使用される。
リント回路がファイン化し、数10μmのパターンも実用
化されているので、無機粉末の粒子は粒径Rが0<R≦
2μmであり、好ましくは0<R≦1μmである。この
Al(OH)3の使用により樹脂の耐吸湿性が向上し、熱衝
撃による接着剤の歪が小さくなる。また、粒径Rが2μ
mを越えるとカバーレイフィルムとしての常態及び吸湿
時の半田耐熱性が低下する。なおAl(OH)3の樹脂マト
リックスへの定着性や耐水性を向上させるため疎水処理
を行うと好都合であり、このためには、ジメチルジクロ
ロシラン等のクロロシラン、シリコーンオイル、アルキ
ルトリエトキシシラン、メチルトリエトキシシラン等の
シランカップリング剤等の処理剤が用いられる。粒径R
が0<R≦2μmのAl(OH)3の使用によりさらに吸湿
半田耐熱性等が向上するのは、樹脂の耐熱性、耐吸湿特
性等が向上し、熱衝撃による接着剤の歪が小さくなるた
めと思われる。具体的には、昭和電工(株)製のH−43
M、H−43STE等が使用される。
ニ)酸化アンチモンとしては、Sb2O3、Sb2O4、Sb2O5等
が挙げられる。この酸化アンチモンの粒径もAl(OH)3
同様に1μm以下が適当である。
が挙げられる。この酸化アンチモンの粒径もAl(OH)3
同様に1μm以下が適当である。
ホ)硬化剤としては通常のエポキシ樹脂の硬化剤として
用いられるものであれば、特に限定するものではなく、
例えば、ジエチルトリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン
およびジアミノジフェニルスルフォン等のアミン系化合
物、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テ
トラヒドロフタル酸、無水トリメリット酸等の酸無水
物、2−アルキル−4−メチルイミダゾール、2−アル
キル−4−エチルイミダゾール、1−(2−シアノエチ
ル)−2−アルキルイミダゾール、2−フェニルイミダ
ゾール等のイミダゾール系化合物、ジシアンジアミド、
三ふっ化ほう素アミン錯化合物等が挙げられる。これら
は単独または2種以上混合して用いることができる。こ
れらの硬化剤は、通常、イ)成分の臭素化エポキシ樹脂
100重量部当たり1〜50重量部の広い範囲の量で添加す
ることができるが、その使用量は硬化剤の種類及び各樹
脂の種類や量によって適宜選択される。
用いられるものであれば、特に限定するものではなく、
例えば、ジエチルトリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェニルメタン
およびジアミノジフェニルスルフォン等のアミン系化合
物、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロフタル酸、無水テ
トラヒドロフタル酸、無水トリメリット酸等の酸無水
物、2−アルキル−4−メチルイミダゾール、2−アル
キル−4−エチルイミダゾール、1−(2−シアノエチ
ル)−2−アルキルイミダゾール、2−フェニルイミダ
ゾール等のイミダゾール系化合物、ジシアンジアミド、
三ふっ化ほう素アミン錯化合物等が挙げられる。これら
は単独または2種以上混合して用いることができる。こ
れらの硬化剤は、通常、イ)成分の臭素化エポキシ樹脂
100重量部当たり1〜50重量部の広い範囲の量で添加す
ることができるが、その使用量は硬化剤の種類及び各樹
脂の種類や量によって適宜選択される。
本発明は上記イ)、ロ)、ハ)、ニ)およびホ)の各成
分からなる組成の接着剤によって所期の目的効果を達成
できるのであって、上記組成範囲外では次のような不都
合が生じる。すなわちイ)成分の臭素化エポキシ樹脂10
0重量部に対してロ)成分のカルボキシル基を含有する
ニトリルゴムが40重量部未満では剥離強度が低下し、18
0重量部超えると熱劣化が大きくなる。ハ)成分の水酸
化アルミニウムが20重量部未満では、半田耐熱製、打ち
抜き性が低下し、60重量部を超えると剥離強度が低下す
る。ニ)成分の酸化アンチモンが5重量部未満では、難
燃性、抜き打ち性が低下し、50重量部を超えると剥離強
度、半田耐熱性が低下する。
分からなる組成の接着剤によって所期の目的効果を達成
できるのであって、上記組成範囲外では次のような不都
合が生じる。すなわちイ)成分の臭素化エポキシ樹脂10
0重量部に対してロ)成分のカルボキシル基を含有する
ニトリルゴムが40重量部未満では剥離強度が低下し、18
0重量部超えると熱劣化が大きくなる。ハ)成分の水酸
化アルミニウムが20重量部未満では、半田耐熱製、打ち
抜き性が低下し、60重量部を超えると剥離強度が低下す
る。ニ)成分の酸化アンチモンが5重量部未満では、難
燃性、抜き打ち性が低下し、50重量部を超えると剥離強
度、半田耐熱性が低下する。
次に本発明の難燃性カバーレイフィルムについて述べ
る。
る。
その構成は耐熱性プラスチックフィルムの片面に前記難
燃性接着剤を塗布し、半硬化状態とした後、離型性フィ
ルムまたは離型紙を圧着した3層構造からなる。この難
燃性カバーレイフィルムを製造するには、前記組成から
なる難燃性接着剤を耐熱性を有するポリイミドフィル
ム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリパラバン
酸フィルム、耐熱性ポリエステルフィルム、ポリエーテ
ルスルホンフィルム、ポリエーテル・エーテルケトンフ
ィルム等に乾燥状態で20〜40μmになるように塗布し、
接着剤を半硬化状態とする。この場合必要により100℃
程度に短時間加熱することができる。
燃性接着剤を塗布し、半硬化状態とした後、離型性フィ
ルムまたは離型紙を圧着した3層構造からなる。この難
燃性カバーレイフィルムを製造するには、前記組成から
なる難燃性接着剤を耐熱性を有するポリイミドフィル
ム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリパラバン
酸フィルム、耐熱性ポリエステルフィルム、ポリエーテ
ルスルホンフィルム、ポリエーテル・エーテルケトンフ
ィルム等に乾燥状態で20〜40μmになるように塗布し、
接着剤を半硬化状態とする。この場合必要により100℃
程度に短時間加熱することができる。
このようにして得られるカバーレイフィルムは通常ポリ
エチレンフィルム、PPフィルム、TPXフィルム、シリコ
ーン系離型剤付きポリエステルフィルム、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルムコート
紙、塩化ビニリデンフィルムコート紙等の離型紙あるい
は、フィルム等と重ね合わせロールラミネーター等によ
り積層し、ロール状に巻き取って製造される。
エチレンフィルム、PPフィルム、TPXフィルム、シリコ
ーン系離型剤付きポリエステルフィルム、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルムコート
紙、塩化ビニリデンフィルムコート紙等の離型紙あるい
は、フィルム等と重ね合わせロールラミネーター等によ
り積層し、ロール状に巻き取って製造される。
次に本発明の具体的実施態様を実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
具体例中の部数及び%は全て重量に拠る。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
具体例中の部数及び%は全て重量に拠る。
(実施例1) 臭素化エポキシ樹脂(エピコート5050、油化シェルエポ
キシ(株)製)100部にカルボキシル基を含有するニト
リルゴム(ニポール1072J、日本ゼオン(株)製)100
部、水酸化アルミニウム(H−43M:粒径0.6μm、昭和
電工(株)製)40部、三酸化アンチモン5部、硬化剤と
して4・4−ジアミノフェニルスルホン20部を添加し、
30%MEK溶液とし、ボールミルにより均一に分散させ、
接着剤溶液を得た。
キシ(株)製)100部にカルボキシル基を含有するニト
リルゴム(ニポール1072J、日本ゼオン(株)製)100
部、水酸化アルミニウム(H−43M:粒径0.6μm、昭和
電工(株)製)40部、三酸化アンチモン5部、硬化剤と
して4・4−ジアミノフェニルスルホン20部を添加し、
30%MEK溶液とし、ボールミルにより均一に分散させ、
接着剤溶液を得た。
次いで、この接着剤溶液を乾燥後の塗布厚さ30μmにな
るように25μmのポリイミドフィルム(カプトン100H)
に塗布し、80℃×2分、120℃×5分加熱乾燥し、溶剤
を除去し、接着剤をBステージにした。次にシリコーン
離型在付き離型紙とロールラミネーターにより、温度50
℃、ロール圧着の線圧5kg/cm、速度2m/minで圧着積層
し、カバーレイフィルムを作成した。次のこのカバーレ
イフィルムの特性を測定するためにこのフィルムを電解
銅箔35μmの光沢面に積層し、プレス条件160℃、50kg/
cm2、30分でプレス加工し、積層フィルムを作成した。
このようにして得たフレキシブル積層フィルムの特性を
表−2に示す。
るように25μmのポリイミドフィルム(カプトン100H)
に塗布し、80℃×2分、120℃×5分加熱乾燥し、溶剤
を除去し、接着剤をBステージにした。次にシリコーン
離型在付き離型紙とロールラミネーターにより、温度50
℃、ロール圧着の線圧5kg/cm、速度2m/minで圧着積層
し、カバーレイフィルムを作成した。次のこのカバーレ
イフィルムの特性を測定するためにこのフィルムを電解
銅箔35μmの光沢面に積層し、プレス条件160℃、50kg/
cm2、30分でプレス加工し、積層フィルムを作成した。
このようにして得たフレキシブル積層フィルムの特性を
表−2に示す。
(実施例2〜6、比較例1〜7) 表−1に示す接着剤組成物を用い、接着剤溶液を作成し
実施例1と同様にカバーレイフィルムからフレキシブル
積層フィルムを得た。それらの特性を表−2に示す。
実施例1と同様にカバーレイフィルムからフレキシブル
積層フィルムを得た。それらの特性を表−2に示す。
表−1記載の接着剤組成において4種類の水酸化アルミ
ニウムAl(OH)3はいずれも昭和電工社製である。表−
1、2からAl(OH)3の添加により難燃性が向上し、か
つAl(OH)3の平均粒径が細かい程半田耐熱性(状態、
吸湿)が向上することがわかる。
ニウムAl(OH)3はいずれも昭和電工社製である。表−
1、2からAl(OH)3の添加により難燃性が向上し、か
つAl(OH)3の平均粒径が細かい程半田耐熱性(状態、
吸湿)が向上することがわかる。
以下、実施例に適応したフレキシブル積層フィルムの物
性測定法について述べる。
性測定法について述べる。
測定法 i)剥離強度 JIS C6481に準処して行う。10mmのサンプルを90℃方向
に50mm/minの速度で銅箔を引きはがす。
に50mm/minの速度で銅箔を引きはがす。
ii)半田耐熱性 半田浴に30秒間、サンプルをフロートした後、フクレ等
が生じない温度を測定する。
が生じない温度を測定する。
吸湿半田は、40℃×90%RH×1hrの条件下で吸湿させた
後、半田浴に30秒間サンプルをフロートし、外観、フク
レ等をチェックする。
後、半田浴に30秒間サンプルをフロートし、外観、フク
レ等をチェックする。
iii)難燃性 UL−94規格に準処して燃焼試験を行なう。UL−94規格
は、難燃性をV−0、V−1、V−2、HBの4つにラン
クづけし、V−0が最も難燃性にすぐれている。
は、難燃性をV−0、V−1、V−2、HBの4つにラン
クづけし、V−0が最も難燃性にすぐれている。
iv)打ち抜き性 24cm×30cmサイズのカバーレイフィルムを2枚積重ね3m
mφの穴を500穴パンチングし、各々のパンチング穴の外
観を検査する。
mφの穴を500穴パンチングし、各々のパンチング穴の外
観を検査する。
○ 完全にパンチンゲされ、外観良好。
△ 若干パンチング穴の抜けが悪い。
× 5%以上のパンチング穴の抜け残がある。
(発明の効果) 本発明により、半田耐熱性、吸湿時の半田耐熱性、難燃
性、および打ち抜き性に優れたフレキシブルプリント回
路用の保護カバーレイフィルムを提供することが可能と
なり、実用上のその利用価値は高い。
性、および打ち抜き性に優れたフレキシブルプリント回
路用の保護カバーレイフィルムを提供することが可能と
なり、実用上のその利用価値は高い。
Claims (1)
- 【請求項1】耐熱性プラスチックフィルムの片面に、 イ)臭素化エポキシ樹脂 100重量部、 ロ)カルボキシル基を含有するニトリルゴム 40〜180重
量部、 ハ)粒径Rが0<R≦2μmの水酸化アルミニウム20〜
60重量部、 ニ)酸化アンチモン 5〜 50重量部、 ホ)硬化剤 1〜 50重量部、 からなる難燃性接着剤を塗布、半硬化状態とし、離型性
フィルムまたは離型紙を圧着してなる難燃性カバーレイ
フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164325A JPH0733501B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 難燃性カバーレイフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1164325A JPH0733501B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 難燃性カバーレイフィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328285A JPH0328285A (ja) | 1991-02-06 |
| JPH0733501B2 true JPH0733501B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=15791019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1164325A Expired - Fee Related JPH0733501B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 難燃性カバーレイフィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733501B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5807910A (en) * | 1997-06-23 | 1998-09-15 | Industrial Technology Research Institute | Preolymerizing epoxy resin, functionalized rubber with filler to form adhesive |
| US6054509A (en) * | 1997-08-28 | 2000-04-25 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Adhesive of epoxy resin, nitrile rubbers and curing agent |
| FR2776227B1 (fr) * | 1998-03-20 | 2000-06-09 | Hutchinson | Procede d'adhesion d'un polmere fluore et d'un elastomere, et tuyau de transfert de fluide obtenu par execution de ce procede |
| DE102004057650A1 (de) * | 2004-11-29 | 2006-06-01 | Tesa Ag | Hitzeaktivierbares Klebeband auf Basis carboxylierter Nitrilkautschuke für die Verklebung von elektronischen Bauteilen und Leiterbahnen |
| CN110396385A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-11-01 | 张家港爱科思汽车配件有限公司 | 一种阻燃型汽车用结构胶 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6176579A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-19 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 耐燃性接着剤組成物 |
| JPH06104813B2 (ja) * | 1987-12-16 | 1994-12-21 | 信越化学工業株式会社 | 難燃性カバーレイフイルム |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP1164325A patent/JPH0733501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0328285A (ja) | 1991-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20210080286A (ko) | 저유전 특성이 우수한 폴리올레핀계 접착제 조성물, 이를 이용한 본딩 시트, 인쇄회로기판 및 그 제조 방법 | |
| JP2012097197A (ja) | 難燃性接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
| JP2008177463A (ja) | フレキシブル配線板用接着剤組成物、フレキシブル配線板用カバーレイ、および電磁波シールド層付フレキシブル配線板 | |
| JP2009167396A (ja) | 接着剤組成物、それを用いた銅張り積層板、カバーレイフィルムおよび接着剤シート | |
| WO2004113466A1 (ja) | 半導体装置用接着剤組成物およびそれを用いたカバーレイフィルム、接着剤シート、銅張りポリイミドフィルム | |
| JP2010144081A (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
| JP2006232985A (ja) | 非ハロゲン系接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
| JP4411876B2 (ja) | 半導体装置用接着剤組成物およびそれを用いた接着剤シート及びカバーレイフィルム並びに銅張りポリイミドフィルム | |
| JP2003105167A (ja) | 難燃性樹脂組成物とそれを用いた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルム並びにフレキシブルプリント配線基板 | |
| JPH0733501B2 (ja) | 難燃性カバーレイフィルム | |
| JP2836942B2 (ja) | カバーレイフィルム | |
| JP2520497B2 (ja) | カバ―レイフィルム | |
| JP3490226B2 (ja) | 耐熱性カバーレイフィルム | |
| KR20170045069A (ko) | 비할로겐계 접착제 조성물을 이용한 동박 부착 접착시트 및 그 제조방법 | |
| JP5278179B2 (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
| JP2008195846A (ja) | プリント回路板用樹脂組成物、支持基材付き絶縁材および金属張積層板 | |
| JP2824149B2 (ja) | カバーレイフィルム | |
| JP2003119392A (ja) | 難燃性樹脂組成物及びそれを用いたフレキシブル印刷回路基板並びにカバーレイフィルム | |
| JPH07126585A (ja) | カバーレイフィルム | |
| JP4716662B2 (ja) | フレキシブル配線板用カバーレイ及びそれを用いたフレキシブル配線板 | |
| JPH06104813B2 (ja) | 難燃性カバーレイフイルム | |
| WO2010077069A2 (ko) | 수지 조성물, 이를 이용한 프리프레그 및 프린트 배선판 | |
| JP2802163B2 (ja) | フレキシブル印刷配線用基板 | |
| JPH08283535A (ja) | フレキシブル印刷回路板用接着剤組成物 | |
| JP3077491B2 (ja) | 金属箔張り積層板の製造法およびそれに用いる金属箔 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |