JPH07335117A - 駆動回路一体型電子銃、駆動回路一体型電子銃アレイ、およびこれらの製造方法 - Google Patents

駆動回路一体型電子銃、駆動回路一体型電子銃アレイ、およびこれらの製造方法

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JPH07335117A
JPH07335117A JP12280694A JP12280694A JPH07335117A JP H07335117 A JPH07335117 A JP H07335117A JP 12280694 A JP12280694 A JP 12280694A JP 12280694 A JP12280694 A JP 12280694A JP H07335117 A JPH07335117 A JP H07335117A
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JP
Japan
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electron gun
forming
drive circuit
insulating film
film
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JP12280694A
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Hiroyuki Fujita
博之 藤田
Gen Hashiguchi
原 橋口
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子銃の密度を小さくすることなく、駆動回
路を一体化した駆動回路一体型電子銃アレイを提供す
る。 【構成】 少なくとも1個以上の電子銃12と、該電子
銃12の下方に配設された駆動回路3、4、5、6がド
レイン電極10によって接続された駆動回路一体型電子
銃をアレイ状に配置した駆動回路一体型電子銃アレイ。 【効果】 駆動回路の上にも電子銃を形成できるので、
電子銃の密度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動回路一体型電子
銃、駆動回路一体型電子銃アレイ、およびこれらの製造
方法に関し、特に、ブラウン管、真空管、真空マイクロ
デバイス、マイクロ真空管、フラットパネルディスプレ
イなどの電子放出源として利用される駆動回路一体型電
子銃、駆動回路一体型電子銃アレイ、およびこれらの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子放出源となる電子銃をシリコ
ンや化合物半導体、種々の金属などにより形成する研究
が多くなされており、ブラウン管、真空管、真空マイク
ロデバイス、マイクロ真空管、フラットパネルディスプ
レイなどの電子放出源として利用されている。
【0003】この単結晶シリコンによる電子銃は、冷陰
極型電子銃の一つで、電子放出部である電子銃をシリコ
ン基板上に、その先端が分子レベルの尖鋭さで形成し、
この電子銃との間に高電界をかけるためのゲート電極を
その近傍に配置することにより電界放射により電子銃か
ら電子を放射するもので、電子放出源が加熱されること
無く電子を放出するものである。
【0004】なかでも、駆動回路一体型の電子銃は、電
子銃自体が単結晶シリコンにより形成されることから、
このシリコンに駆動回路を形成して一体化されたもので
ある。従来の駆動回路一体型電子銃としては、例えば、
新井らが開示した方法(第41会応用物理学会関係連合
講演会予稿集No.2、546頁)がある。
【0005】この新井らの方法によれば、シリコン基板
表面上に形成されたMOSトランジスタのドレイン電極
部に電子銃を形成し、この電子銃との間で高電界をかけ
るためのゲート電極をその近傍に配置した構造である。
【0006】そして、駆動回路一体型電子銃アレイは、
この様な駆動回路が一体化された電子銃が複数並べられ
たものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の駆動回路一体型電子銃アレイにあって
は、シリコン基板表面上に、駆動回路と電子銃が平面上
にならんで形成されているために、駆動回路となるMO
Sトランジスタが形成されている領域では、電子銃を形
成できないため、電子銃の形成密度が小さくなり、結果
として、電子放出密度が小さくなるという問題がある。
また、フラットパネルディスプレイに利用する場合は、
電子放出のない領域ができるために発光のデットスペー
スが生じ、画質を損なうと共に、個々の電子銃に対する
負荷が多くなり、寿命を短くするという問題も生じる。
さらに、電子銃と駆動回路を同一基板上に形成するため
には、電子銃を形成するためのプロセスと、駆動回路を
形成するためのプロセスとの整合を考慮しなければなら
ず、プロセスが複雑になり、結果として、歩留まりが低
下するという問題もある。
【0008】そこで、本発明の目的は、電子銃の配置密
度を小さくすることなく、駆動回路を一体化した駆動回
路一体型電子銃を提供し、また、これを複数並べて電子
銃の形成密度を向上させた駆動回路一体型電子銃アレイ
を提供し、さらに、量産が可能で、歩留まりよく駆動回
路一体型電子銃および駆動回路一体型電子銃アレイを形
成する製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記諸目的を達成するた
めの本発明は、少なくとも1個以上の電子銃と、該電子
銃を駆動する駆動回路とよりなり、該駆動回路が該電子
銃の下方に配設されていることを特徴とする駆動回路一
体型電子銃である。
【0010】また本発明は、少なくとも1個以上の電子
銃と、該電子銃の下方に配設された駆動回路とよりなる
駆動回路一体型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状に
配列されていることを特徴とする駆動回路一体型電子銃
アレイである。
【0011】また、上記諸目的を達成するための本発明
は、本発明は、少なくとも1個以上の電子銃を形成した
基板と、該電子銃を駆動するための駆動回路を形成した
基板とを別々に形成し、前記電子銃と前記駆動回路とが
接合され、前記電子銃の下方に前記駆動回路が配設され
るように、前記電子銃を形成した基板と、前記駆動回路
を形成した基板とを張り合わせることを特徴とする駆動
回路一体型電子銃の製造方法である。
【0012】また本発明は、シリコン基板上にフィール
ド酸化膜を成膜する工程と、該フィールド酸化膜の一部
を除去して、ゲート絶縁膜およびゲート電極を形成する
工程と、該ゲート電極の両側にソースおよびドレイン領
域を形成する工程と、該ソース領域にソース電極を形成
する工程と、該ソース電極形成後の基板全面に層間絶縁
膜を成膜する工程と、該層間絶縁膜の前記ドレイン領域
上に開口を設け、ドレイン電極を形成する工程と、前記
基板とは別のシリコン基板に、三角錐状の穴を形成する
工程と、該三角錐状の穴を形成した基板に、絶縁膜を成
膜する工程と、該絶縁膜上に、電子銃となる材料を堆積
する工程と、該電子銃となる材料を堆積する工程までを
経たシリコン基板と、前記層間絶縁膜を成膜する工程ま
でを経たシリコン基板とを、前記電子銃と前記ドレイン
電極が接するように張り合わせる工程と、を具備するこ
とを特徴とする駆動回路一体型電子銃の製造方法。
【0013】また本発明は、シリコン基板上にマスク膜
を形成する工程と、該マスク膜に正方形の開口を形成す
る工程と、前記マスク膜の該正方形の開口から、エッチ
ングにより前記シリコン基板に正三角錐の穴を開ける工
程と、前記マスク膜を除去して、シリコン基板上に酸化
膜を形成する工程と、該酸化膜上に電子銃となる材料を
堆積する工程と、該電子銃となる材料の上に層間絶縁膜
を堆積する工程と、該層間絶縁膜の一部を除去し、前記
電子銃となる材料にまで達する開口を形成し、該層間絶
縁膜上に半導体膜を堆積する工程と、該半導体膜の一部
に、ゲート絶縁膜およびゲート電極を形成する工程と、
該ゲート電極およびその両側の前記半導体膜に不純物の
拡散を行う工程と、前記半導体膜およびゲート電極を覆
う絶縁膜を成膜する工程と、該絶縁膜の一部を除去し、
前記半導体膜に達する開口を形成し、導電性材料を形成
する工程と、前記絶縁膜および該導電性材料を覆う絶縁
膜を形成する工程と、該絶縁膜上に補助基板を形成する
工程と、前記シリコン基板をエッチングにより除去する
工程と、該エッチング工程により露出した前記酸化膜上
に電子銃ゲートとなる導電性材料を堆積する工程と、該
導電性材料上にレジストを塗布し、エッチングによっ
て、前記電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分
を除去する工程と、該電子銃ゲートとなる導電性材料の
突出した部分を除去する工程によって、露出した前記酸
化膜を除去する工程と、を具備することを特徴とする駆
動回路一体型電子銃の製造方法。
【0014】さらに本発明は、少なくとも1個以上の電
子銃と、該電子銃の下方に配設された駆動回路とよりな
る駆動回路一体型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状
に配列されている駆動回路一体型電子銃アレイの製造方
法であって、シリコン基板上にフィールド酸化膜を成膜
する工程と、該フィールド酸化膜の一部を除去して、ゲ
ート絶縁膜およびゲート電極を形成する工程と、該ゲー
ト電極の両側にソースおよびドレイン領域を形成する工
程と、該ソース領域にソース電極を形成する工程と、該
ソース電極形成後の基板全面に層間絶縁膜を成膜する工
程と、該層間絶縁膜の前記ドレイン領域上に開口を設
け、ドレイン電極を形成する工程と、前記基板とは別の
シリコン基板に、三角錐状の穴を形成する工程と、該三
角錐状の穴を開口した基板に、該基板と異なる物質によ
る絶縁膜を成膜する工程と、該絶縁膜上に、電子銃とな
る材料を堆積する工程と、該電子銃となる材料を堆積す
る工程までを経た基板と、前記層間絶縁膜を成膜する工
程までを経たシリコン基板とを、前記電子銃とドレイン
電極が接するように張り合わせる工程と、を具備するこ
とを特徴とする駆動回路一体型電子銃の製造方法。
【0015】また本発明は、少なくとも1個以上の電子
銃と、該電子銃の下方に配設された駆動回路とよりなる
駆動回路一体型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状に
配列されている駆動回路一体型電子銃アレイの製造方法
であって、シリコン基板上にマスク膜を形成する工程
と、該マスク膜に正方形の開口を形成する工程と、前記
マスク膜の該正方形の開口から、エッチングにより前記
シリコン基板に正三角錐の穴を開ける工程と、前記マス
ク膜を除去して、シリコン基板上に酸化膜を形成する工
程と、該酸化膜上に電子銃となる材料を堆積する工程
と、該電子銃となる材料の上に層間絶縁膜を堆積する工
程と、該層間絶縁膜の一部を除去し、前記電子銃となる
材料にまで達する開口を形成し、該層間絶縁膜上に半導
体膜を堆積する工程と、該半導体膜の一部に、ゲート絶
縁膜およびゲート電極を形成する工程と、該ゲート電極
およびその両側の前記半導体膜に不純物の拡散を行う工
程と、前記半導体膜およびゲート電極を覆う絶縁膜を成
膜する工程と、該絶縁膜の一部を除去し、前記半導体膜
に達する開口を形成し、導電性材料を形成する工程と、
前記絶縁膜および該導電性材料を覆う絶縁膜を形成する
工程と、該絶縁膜上に補助基板を形成する工程と、前記
シリコン基板をエッチングにより除去する工程と、該エ
ッチング工程により露出した前記酸化膜上に電子銃ゲー
トとなる導電性材料を堆積する工程と、該導電性材料上
にレジストを塗布し、エッチングによって、前記電子銃
ゲートとなる導電性材料の突出した部分を除去する工程
と、該電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分を
除去する工程によって、露出した前記酸化膜を除去する
工程と、を具備することを特徴とする駆動回路一体型電
子銃の製造方法である。
【0016】
【作用】上述のように構成された本発明の請求項1によ
る駆動回路一体型電子銃は、駆動回路部と電子銃部とが
積層されているために、駆動回路を形成した領域上にも
電子銃を配置することが可能となり、基板全面に電子銃
を形成することができる。
【0017】また、本発明の請求項2による駆動回路一
体型電子銃アレイは、駆動回路部と電子銃部とを積層し
た駆動回路一体型電子銃を複数並べることにより、電子
銃を高密度でアレイ状に配列することができる。
【0018】本発明の請求項3による駆動回路一体型電
子銃の製造方法は、駆動回路部と電子銃部はそれぞれ別
の基板上にまず形成され、その後この二つの基板を張り
合わせることによって、一体型とするので、従来の半導
体集積回路製造技術がそのまま利用でき、製造方法が複
雑にならずに量産が可能で、歩留まりも向上する。
【0019】また、本発明の請求項4による駆動回路一
体型電子銃では、まずシリコン基板上に駆動回路となる
MOSFETを形成後、このMOSFETを覆う層間絶
縁膜と形成して、この層間絶縁膜の一部に開口を設けて
MOSFETのドレイン電極を形成し、別に電子銃を形
成した基板を層間絶縁膜を介して張り合わせることで、
電子銃とMOSFETのドレイン電極が接続されて、電
子銃と駆動回路とが積層されて一体化される。
【0020】さらに、本発明の請求項5による駆動回路
一体型電子銃の製造方法は、シリコン基板に形成した三
角錐形状の穴が鋳型となり、これに電子銃となる材料を
堆積することにより電子銃を形成する。その上から、す
なわち、電子銃の裏面部分に半導体膜を堆積して、これ
にゲート絶縁膜およびゲート電極を形成し、半導体膜お
よびゲート電極を導電性とすることにより、薄膜トラン
ジスタを形成することにより、電子銃とその駆動回路で
ある薄膜トランジスタが積層された駆動回路一体型電子
銃が形成される。
【0021】本発明の請求項6による駆動回路一体型電
子銃アレイの製造方法は、駆動回路部と電子銃部をそれ
ぞれ別の基板上に複数個アレイ状にまず形成され、その
後この二つの基板を張り合わせることによって、一体型
とするので、従来の半導体集積回路製造技術がそのまま
利用でき、製造方法が複雑にならずに量産が可能で、歩
留まりも向上する。
【0022】また、本発明の請求項7による駆動回路一
体型電子銃アレイの製造方法は、基板に形成した三角錐
形状の穴が鋳型となり、これに電子銃となる材料を堆積
することにより電子銃を形成し、その上から、すなわ
ち、電子銃の裏面部分に半導体膜を堆積して、これにゲ
ート絶縁膜およびゲート電極を形成し、半導体膜および
ゲート電極を導電性とすることにより、薄膜トランジス
タを形成することにより、電子銃とその駆動回路である
薄膜トランジスタが積層された駆動回路一体型電子銃ア
レイが形成される。
【0023】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例を添付した図
面を参照して説明する。
【0024】実施例1(駆動回路一体型電子銃およびそ
の製造方法) 図1は、本発明を適用した駆動回路一体型電子銃の構成
を説明するための断面図である。
【0025】この駆動回路一体型電子銃は、上部に、電
子銃12と、電子銃12との間で電界をかける電子銃ゲ
ート13があり、この電子銃12の下に駆動回路である
NチャネルMOSFETが配設されたもので、電子銃1
2から放出される電子をMOSFETのゲート電圧によ
って制御するものである。
【0026】上部にある電子銃12は、その先端が尖鋭
に形成されており、電子銃ゲート13と酸化膜11によ
って絶縁され、尖鋭な先端は酸化膜11から露出してい
る。また、下部にあるNチャネルMOSFETは、シリ
コン基板1に形成されたもので、N+のソース6領域お
よびドレイン領域5、ゲート絶縁膜3とゲート電極4、
ソース領域6上のソース電極8、ドレイン領域5上のド
レイン電極10よりなり、ドレイン電極10は上部の電
子銃12と電気的接続がなされている。そして、上部の
電子銃12と下部のNチャネルMOSFETは、絶縁膜
2、7、9によって、ドレイン電極10部分を除き、電
気的に絶縁された状態で接合されている。
【0027】図2は、この駆動回路一体型電子銃に電源
を接続した状態での等価回路を示す図面である。本実施
例1では、電子銃ゲート13に印加する電圧29を40
Vとし、MOSFETのゲート電極4に印加する電圧3
0を0〜3Vまで制御することによって、電子放出電流
を0〜100μAまで制御することができた。
【0028】なお、駆動回路として、例えば、ガラス基
板上に形成された薄膜トランジスタを利用することも可
能であり、トランジスタの種類としては、MOSFET
の他に、バイポーラトランジスタであってもよい。ま
た、複数のトランジスタや抵抗、コンデンサーなどを集
積化したものであってもよい。
【0029】次に、この駆動回路一体型電子銃の製造方
法について説明する。
【0030】まず、まず最初に、駆動回路の製造方法に
ついて説明する。図3〜5は、本実施例1の駆動回路一
体型電子銃の駆動回路の製造方法を工程順に説明するた
めの図面である。本実施例1では、NチャネルMOSF
ETを駆動回路として利用しているので、導電タイプが
P型で、比抵抗が1Ωcmのシリコン基板1を利用し
た。MOSFETの形成は、まず、図3aに示すよう
に、ソース6およびドレイン5領域、およびゲートを形
成する。これには、シリコン基板1表面に、フィールド
酸化膜2を熱酸化法により約1μm形成し、MOSFE
Tを形成する領域のフィールド酸化膜2を除去した後、
ゲート絶縁膜3およびゲート電極4をそれぞれ熱酸化法
およびCVD法により形成する。本実施例1では、セル
フアラインにソース6およびドレイン5領域を形成する
ために、ゲート電極4としてはポリシリコン膜を約30
0nm形成した。また、ゲート絶縁膜3は熱酸化により
約100nm形成した。次に、ゲート電極4およびゲー
ト絶縁膜3をパターニングし、ソース6およびドレイン
5の領域のシリコン基板1を露出させる。そして、基板
全面にリンの拡散(イオン注入)を行い、ソース6、ド
レイン5領域、およびゲート電極4をN型にする。
【0031】次に、図3bに示すように、絶縁膜7およ
びソース電極8を形成する。本実施例1では、絶縁膜7
として、CVD法によりSiO2 膜を約1μm形成し
た。しかる後、ソース電極8を形成するために、まずソ
ース6上の絶縁膜7に開口を設け、その後アルミニウム
を蒸着法やスパッタ法により約1μm堆積し、これをパ
ターニングしてソース電極8を形成した。
【0032】次に、図3cに示すように、絶縁膜9とド
レイン電極10を形成する。絶縁膜9としては、後に説
明する電子銃を形成した基板との張り合わせのために本
実施例1では低融点ガラスを約2μm堆積した。なお、
本実施例1における張り合わせ方法については後述する
が、張り合わせ方法によっては、耐熱ガラス(ホウケイ
酸ガラス、石英ガラスや高ケイ酸ガラス)やSiO2
等も利用可能であり、またポリイミドなどでもよい。ド
レイン電極10としては、絶縁膜9との密着性がよくド
レイン5とオーミックコンタクトができるような物質で
なければならず、本実施例1では、ドレイン5の上の絶
縁膜9および絶縁膜7を除去し、開口を設けた後、アル
ミニウムを蒸着法やスパッタ法により約1μm堆積し、
その後パターニングを行った。このドレイン電極10が
電子銃12への電力供給電極となる。以上が本実施例1
における駆動回路部の製造方法である。
【0033】次に電子銃部の製造方法について説明す
る。図4は電子銃の製造方法を工程順に説明するための
図面である。
【0034】本実施例1では、シリコン基板に正三角錐
形状の鋳型を形成し、その中に電子銃となる材料として
ポリシリコン膜を堆積させて先端が尖鋭な電子銃を形成
した。
【0035】まず最初に、図4aに示すように、単結晶
シリコンの(001)基板14に、マスク膜15を形成
し、しかる後、電子銃の鋳型を形成する部分に正方形の
開口を設ける。本実施例1では、マスク膜15として熱
酸化膜を約500nm成膜し、1辺が3μmの正方形の
開口をフッ酸によるエッチングにより形成した。
【0036】次に、図4bに示すように、水酸化カリウ
ム水溶液中で、シリコンのエッチングを行い、低面が3
μm角の正三角錐の穴を上記マスク膜15の開口部に形
成した。なお、このシリコンのエッチング工程は、他
に、(CH3 4 NOH水溶液や、エチレンジアミンピ
ロカテコール水溶液、またヒドラジン水溶液などのシリ
コンの結晶方位(111)面のみがエッチングされない
(またはエッチング速度が他の面と比較して遅い)選択
性のあるエッチング液を利用することが可能である。こ
のシリコン基板に形成する鋳型は、上記のように異方性
エッチング液を利用することによって、容易に形成する
ことができる。
【0037】次に、図4cに示すように、マスク膜15
を除去し、形成した正三角錐の穴に電子銃12となるポ
リシリコンを堆積する。これには、まず、マスク膜15
をフッ酸などにより除去し、シリコン基板14を熱酸化
して、その表面にSiO2 膜11を形成する。本実施例
1では、SiO2 膜11は、約1μm形成した。しかる
後、ポリシリコンを堆積する。本実施例1では、例えば
CVD法などによってポリシリコンを約1μm堆積し
た。また、必要に応じてパターニングを行ってもよい。
【0038】なお、電子銃の材料としては、ポリシリコ
ンの他に、例えば、タングステン、モリブデン、タンタ
ル、白金、金などの金属やこれらの合金、SiCやGa
Asなどの半導体が利用可能である。以上が本実施例1
における電子銃部の製造方法である。
【0039】次に、上述のようにして形成した駆動回路
部と電子銃部の張り合わせについて説明する。まず、図
5aに示すように、駆動回路であるMOSFETのドレ
イン電極10と電子銃12が接触するように、駆動回路
部と電子銃部を合せる。次に、この駆動回路を形成した
基板と電子銃を形成した基板との張り合わせを行う。本
実施例1では、上記MOSFETのドレイン電極10と
電子銃12が接触するように合せた基板を約200℃に
加熱し、上述の電子銃12を形成した基板14に対し
て、駆動回路を形成した基板1に約50Vの電圧を印加
する陽極接合法によって張り合わせを行った。なお、こ
の張り合わせ工程においては、他にガラス接着法や、バ
インダーなどによる張り合わせ方法も可能である。以上
が張り合わせ工程である。
【0040】次に電子銃12の露出および電子銃ゲート
13の形成方法について説明する。最初に、図5bに示
すように、シリコン基板14をエッチングによって除去
する。このエッチングは、シリコンをエッチングするエ
ッチング液なら利用可能であるが、熱酸化膜11をあま
りエッチングしないものが好ましい。本実施例1では、
水酸化カリウム水溶液を利用し、エッチングを行った。
このシリコンのエッチング工程は、他に、(CH3 4
NOH水溶液や、エチレンジアミンピロカテコール水溶
液、ヒドラジン水溶液などを利用することが可能であ
り、また、シリコンと、SiO2 との選択性のある、シ
リコンをエッチングしSiO2 をエッチングしない(ま
たはSIO2 のエッチング速度が遅い)ドライエッチン
グを利用してもよい。なお、このシリコンのエッチング
の際には、駆動回路側のシリコン基板1の裏面および側
面にワックスを塗布したり、レジストを塗布するなどシ
リコン基板1がエッチングされないように保護する。ま
た、このシリコン基板14のエッチングの際には、予め
シリコン基板14をラッピングによって電子銃部分に影
響のない程度削ってから上記シリコン基板14のエッチ
ングを行ってもよい。
【0041】このシリコン基板14のエッチングによっ
て、電子銃12を覆う熱酸化膜11が露出する。
【0042】次に、電子銃ゲート13を形成する。本実
施例1では、N型のアモルファスシリコン膜をCVD法
により約500nm堆積し、次に、レジストエッチバッ
ク法により、電子銃12の先端部分のアモルファスシリ
コンを除去して、電子銃ゲートを形成した。本実施例1
では、リアクティブイオンエッチング(RIE)法によ
って、レジストエッチバックを行った。最後に、電子銃
12の先端部分の熱酸化膜11をフッ酸で除去する。以
上の工程によって、図1に示した駆動回路一体型電子銃
を形成した。
【0043】実施例2(駆動回路一体型電子銃の製造方
法) 次に、本発明を適用した駆動回路一体型電子銃の他の製
造方法について説明する。図6〜9は、実施例2におけ
る駆動回路一体型電子銃の製造方法を工程順に説明する
ための図面である。
【0044】まず最初に、図6aに示すように、シリコ
ン(001)基板16に、エッチングマスク膜17を形
成し、次に、正方形形状の開口を1個あるいは複数個設
ける。本実施例2では、開口の1辺を3μmとし、3μ
m間隔で100×100個の開口を設けた。次に、エッ
チングマスク膜17に開けた開口部分からシリコンを水
酸化カリウム水溶液などの異方性エッチング液によっ
て、正三角錐形状の穴を開口する。
【0045】次に、図6bに示すように、エッチングマ
スク膜17を除去し、シリコン基板16を熱酸化する。
これによって、熱酸化膜18を約1μm形成した。次に
電子銃19となる材料を堆積する。本実施例2では、例
えばCVD法などによりポリシリコンを約1μm堆積し
た。また、必要に応じてパターニングを行ってもよい。
なお、電子銃の材料としては、他に前述した実施例1同
様に種々の金属、半導体などが利用可能である。
【0046】次に、図6cに示すように、層間絶縁膜2
0を堆積し、その一部に開口を設けた後、ポリシリコン
膜21を堆積する。本実施例2では、層間絶縁膜20と
してSiO2 膜を例えばCVD法により約1μm堆積し
た。また、ポリシリコン膜21は約500nmとした。
なお、ポリシリコン膜21に代わり、アモルファスシリ
コン膜でも可能である。このポリシリコン膜21(また
はアモルファスシリコン膜)は、後述する工程により駆
動回路となる薄膜トランジスタの基材となる。
【0047】次に、図7aに示すように、薄膜トランジ
スタのゲート絶縁膜22およびゲート電極23を形成す
る。本実施例2では、ゲート絶縁膜22として、CVD
法によりSiO2 膜を100nm堆積した。なお、ゲー
ト絶縁膜22としては、例えば、ポリシリコン膜を熱酸
化したものや、SiN膜等も利用可能である。ゲート電
極23としては、ポリシリコン膜をゲート絶縁膜22上
に約500nm堆積し、パターニングしてゲート電極2
3に形成した。次に、リンをイオン注入より拡散して、
ポリシリコン膜によるゲート電極23およびその両側
に、ゲートセルフアラインによって、ポリシリコン膜2
1にソースおよびドレインを形成した。これにより、ド
レイン側が電子銃19に接続された薄膜トランジスタと
なる。
【0048】次に、図7bに示すように、絶縁膜24を
堆積し、その一部に開口を設けて、ソース電極25を形
成する。開口は、薄膜トランジスタのソース側に設けら
れ、しかる後、ソース電極25を堆積し、パターニング
を行う。本実施例2では、絶縁膜24として、例えばC
VD法により、SiO2 膜を約1μm堆積し、これにレ
ジスト塗布、フォトリソグラフィーおよびRIEによっ
て、ポリシリコン膜21に達する開口を設けた。また、
ソース電極25としては、アルミニウム膜を蒸着法(ま
たはスパッタ)により約1μm堆積し、これをパターニ
ングした。
【0049】次に、図8aに示すように、補強基板26
を張り合わせる。この張り合わせには、前記実施例1と
同様に陽極接合法によって行ってもよいが、本実施例2
では、ポリイミド27をスピンコートし、補強基板26
となるガラス基板を張り合わせてから、約200℃でベ
ークすることにより張り合わせを行った。
【0050】次に、図8bに示すように、シリコン基板
16をエッチングによって除去する。このエッチング
は、シリコンをエッチングするエッチング液なら利用可
能であるが、熱酸化膜18をあまりエッチングしないも
のが好ましい。本実施例2では、水酸化カリウム水溶液
を利用し、エッチングを行った。このシリコンのエッチ
ングには、他に、(CH3 4 NOH水溶液や、エチレ
ンジアミンピロカテコール水溶液、ヒドラジン水溶液な
どを利用することが可能であり、また、シリコンと、S
iO2 との選択性のある、シリコンをエッチングしSi
2 をエッチングしない(またはSIO2 のエッチング
速度が遅い)ドライエッチングを利用してもよい。な
お、シリコン基板16のエッチングの際には、予めシリ
コン基板をラッピングによって電子銃部分に影響のない
程度削ってから上記シリコン基板16のエッチングを行
ってもよい。
【0051】このシリコン基板16のエッチングによっ
て、電子銃19を覆う熱酸化膜18が露出する。
【0052】最後に、図9に示すように、電子銃ゲート
28および電子銃19の先端を開口する。これにはま
ず、電子銃デート膜28を堆積する。本実施例2では、
N型のアモルファスシリコン膜をCVD法により約50
0nm堆積した。次にレジストエッチバック法により電
子銃19先端の電子銃ゲート膜28を除去する。本実施
例2では、RIEによりレジストエッチバックを行っ
た。そして、電子銃19先端の熱酸化膜18をフッ酸で
除去する。なお、電子銃ゲート膜28としては、モリブ
デンやタングステン、あるいはニオブ、金、白金等の金
属やポリシリコンなども利用可能である。以上の工程に
より、駆動回路一体型電子銃を製造した。
【0053】実施例3(駆動回路一体型電子銃アレイ) 図10は、本実施例3における駆動回路一体型電子銃ア
レイの回路図である。
【0054】この駆動回路一体型電子銃アレイは、1つ
のセグメントが、図2に示した構成をしている。そし
て、図9に示すように、駆動回路であるMOSFETの
ゲート電極をXアドレスとし、MOSFETのソース側
をYアドレスとしてアレイ状に配列したものである。そ
して、Yアドレスにはそれぞれスイッチング用のFET
31が接続されている。これにより、Xアドレス、およ
びYアドレスのFET31のゲートに正の電圧がかかっ
た場所の電子銃が動作し、ゲート電極、すなわちXアド
レスに印加する電圧を調整することで電子銃の電子放出
電流を制御することができる。なお、電子銃のゲートは
全て共通に正の電圧がかけられている。本実施例3で
は、1セグメントの電子銃は100×100個の電子銃
で、5×7セグメントの駆動回路一体型電子銃が構成さ
れている。
【0055】次に、この駆動回路一体型電子銃アレイの
製造方法について説明する。本実施例3では、前記実施
例2で説明した駆動回路一体型電子銃を一つのセグメン
トとしている。すなわち、前記実施例2中の製造方法に
おいて、ゲート電極23を形成する際に、Xアドレスに
なるようにパターニングし、また、ソース電極25形成
の際に、Yアドレスとなるように、Xアドレスと直交す
る方向にパターニングする。さらに、この電子銃アレイ
には、前記実施例2の工程によって、各Yアドレスに
は、MOSFETが設けられている。なお、本実施例3
では、各セグメントおよびYアドレスのMOSFETは
同一基板上に形成される。
【0056】前述した実施例1の製造方法によりこの駆
動回路一体型電子銃アレイを製造する場合には、駆動回
路形成時に、駆動回路のMOSFETのゲート電極がX
アドレスとなるように、また、ドレイン電極がYアドレ
スとなるように接続する。その後、駆動回路を形成した
基板と電子銃を形成した基板を張り合わせる。
【0057】以上が本実施例3における駆動回路一体型
電子銃アレイの構成および製造方法である。なお、アレ
イの構成はさらに大きな構成でも可能であり、また、駆
動回路は種々のトランジスタや抵抗、およびコンデンサ
ーを含んだものでも可能である。また、シフトレジスタ
ーを実施例1および実施例2で記述した方法により構成
することも可能である。
【0058】なお、以上説明した実施例1、2および3
において、パターニングは、通常のレジスト塗布、フォ
トリソグラフィーおよびRIEやCDEなどのエッチン
グによって行った。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
による駆動回路一体型電子銃によれば、駆動回路と電子
銃が積層されているために、駆動回路を形成した領域上
にも電子銃を形成できる。
【0060】また、本発明の請求項2による駆動回路一
体型電子銃アレイによれば、同一基板上に、電子銃とそ
の駆動回路を積層した駆動回路一体型電子銃をアレイ状
に配置することで、基板全面に、高密度で電子銃を配置
することが可能となる。
【0061】さらに、本発明の請求項3、4による駆動
回路一体型電子銃および請求項6による駆動回路一体型
電子銃アレイの製造方法によれば、駆動回路部分と電子
銃部分を別々に形成した後、これを張り合わせることと
したので、従来の半導体集積回路製造技術をそのまま利
用することができ、製造方法が複雑にならず、量産が可
能であり、歩留まりも向上する。
【0062】また、本発明の請求項5による駆動回路一
体型電子銃および請求項7による駆動回路一体型電子銃
アレイの製造方法によれば、電子銃の裏面に駆動回路と
なる薄膜トランジスタを形成することとしたので、電子
銃と駆動回路の積層、一体化を容易にし、量産が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した実施例1による駆動回路一
体型電子銃の断面図である。
【図2】 本発明による駆動回路一体型電子銃の等価回
路図である。
【図3】 前記実施例1による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための断面図である。
【図4】 前記実施例1による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための図3に続く断面図で
ある。
【図5】 前記実施例1による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための図4に続く断面図で
ある。
【図6】 本発明を適用した実施例2による駆動回路一
体型電子銃の製造方法を工程順に説明するための断面図
である。
【図7】 前記実施例2による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための図6に続く断面図で
ある。
【図8】 前記実施例2による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための図7に続く断面図で
ある。
【図9】 前記実施例2による駆動回路一体型電子銃の
製造方法を工程順に説明するための図8に続く断面図で
ある。
【図10】 本発明を適用した実施例3による駆動回路
一体型電子銃アレイの等価回路図である。
【符号の説明】
1、14、16…シリコン基板、 2…フィールド酸化
膜、3、22…ゲート絶縁膜、 4、23…ゲート電極
5…ドレイン、 6…ソース、7、9、20、24…絶
縁膜、 8、25…ソース電極、10…ドレイン電極、
11、18…熱酸化膜(SiO2 膜)、12、19…
電子銃、 13、28…電子銃ゲート電極、15…マス
ク膜、 17…エッチングマスク、21…ポリシリコン
膜、 26…補強基板、27…ポリイミド、 29…電
子銃ゲート電源、30…FETゲート電源、 31…F
ET。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 31/15 C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個以上の電子銃と、該電子
    銃を駆動する駆動回路とよりなり、該駆動回路が該電子
    銃の下方に配設されていることを特徴とする駆動回路一
    体型電子銃。
  2. 【請求項2】 少なくとも1個以上の電子銃と、該電子
    銃の下方に配設された駆動回路とよりなる駆動回路一体
    型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状に配列されてい
    ることを特徴とする駆動回路一体型電子銃アレイ。
  3. 【請求項3】 少なくとも1個以上の電子銃を形成した
    基板と、該電子銃を駆動するための駆動回路を形成した
    基板とを別々に形成し、 前記電子銃と前記駆動回路とが接合され、前記電子銃の
    下方に前記駆動回路が配設されるように、前記電子銃を
    形成した基板と、前記駆動回路を形成した基板とを張り
    合わせることを特徴とする駆動回路一体型電子銃の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 シリコン基板上にフィールド酸化膜を成
    膜する工程と、 該フィールド酸化膜の一部を除去して、ゲート絶縁膜お
    よびゲート電極を形成する工程と、 該ゲート電極の両側にソースおよびドレイン領域を形成
    する工程と、 該ソース領域にソース電極を形成する工程と、 該ソース電極形成後の基板全面に層間絶縁膜を成膜する
    工程と、 該層間絶縁膜の前記ドレイン領域上に開口を設け、ドレ
    イン電極を形成する工程と、 前記基板とは別のシリコン基板に、三角錐状の穴を形成
    する工程と、 該三角錐状の穴を形成した基板に、絶縁膜を成膜する工
    程と、 該絶縁膜上に、電子銃となる材料を堆積する工程と、 該電子銃となる材料を堆積する工程までを経たシリコン
    基板と、前記層間絶縁膜を成膜する工程までを経たシリ
    コン基板とを、前記電子銃と前記ドレイン電極が接する
    ように張り合わせる工程と、を具備することを特徴とす
    る駆動回路一体型電子銃の製造方法。
  5. 【請求項5】 シリコン基板上にマスク膜を形成する工
    程と、 該マスク膜に正方形の開口を形成する工程と、前記マス
    ク膜の該正方形の開口から、エッチングにより前記シリ
    コン基板に正三角錐の穴を開ける工程と、 前記マスク膜を除去して、シリコン基板上に酸化膜を形
    成する工程と、 該酸化膜上に電子銃となる材料を堆積する工程と、 該電子銃となる材料の上に層間絶縁膜を堆積する工程
    と、 該層間絶縁膜の一部を除去し、前記電子銃となる材料に
    まで達する開口を形成し、該層間絶縁膜上に半導体膜を
    堆積する工程と、 該半導体膜の一部に、ゲート絶縁膜およびゲート電極を
    形成する工程と、 該ゲート電極およびその両側の前記半導体膜に不純物の
    拡散を行う工程と、 前記半導体膜およびゲート電極を覆う絶縁膜を成膜する
    工程と、 該絶縁膜の一部を除去し、前記半導体膜に達する開口を
    形成し、導電性材料を形成する工程と、 前記絶縁膜および該導電性材料を覆う絶縁膜を形成する
    工程と、 該絶縁膜上に補助基板を形成する工程と、 前記シリコン基板をエッチングにより除去する工程と、 該エッチング工程により露出した前記酸化膜上に電子銃
    ゲートとなる導電性材料を堆積する工程と、 該導電性材料上にレジストを塗布し、エッチングによっ
    て、前記電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分
    を除去する工程と、 該電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分を除去
    する工程によって、露出した前記酸化膜を除去する工程
    と、を具備することを特徴とする駆動回路一体型電子銃
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1個以上の電子銃と、該電子
    銃の下方に配設された駆動回路とよりなる駆動回路一体
    型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状に配列されてい
    る駆動回路一体型電子銃アレイの製造方法であって、シ
    リコン基板上にフィールド酸化膜を成膜する工程と、 該フィールド酸化膜の一部を除去して、ゲート絶縁膜お
    よびゲート電極を形成する工程と、 該ゲート電極の両側にソースおよびドレイン領域を形成
    する工程と、 該ソース領域にソース電極を形成する工程と、 該ソース電極形成後の基板全面に層間絶縁膜を成膜する
    工程と、 該層間絶縁膜の前記ドレイン領域上に開口を設け、ドレ
    イン電極を形成する工程と、 前記基板とは別のシリコン基板に、三角錐状の穴を形成
    する工程と、 該三角錐状の穴を開口した基板に、該基板と異なる物質
    による絶縁膜を成膜する工程と、 該絶縁膜上に、電子銃となる材料を堆積する工程と、 該電子銃となる材料を堆積する工程までを経た基板と、
    前記層間絶縁膜を成膜する工程までを経たシリコン基板
    とを、前記電子銃とドレイン電極が接するように張り合
    わせる工程と、を具備することを特徴とする駆動回路一
    体型電子銃の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも1個以上の電子銃と、該電子
    銃の下方に配設された駆動回路とよりなる駆動回路一体
    型電子銃が同一基板上に複数個アレイ状に配列されてい
    る駆動回路一体型電子銃アレイの製造方法であって、 シリコン基板上にマスク膜を形成する工程と、 該マスク膜に正方形の開口を形成する工程と、 前記マスク膜の該正方形の開口から、エッチングにより
    前記シリコン基板に正三角錐の穴を開ける工程と、 前記マスク膜を除去して、シリコン基板上に酸化膜を形
    成する工程と、 該酸化膜上に電子銃となる材料を堆積する工程と、 該電子銃となる材料の上に層間絶縁膜を堆積する工程
    と、 該層間絶縁膜の一部を除去し、前記電子銃となる材料に
    まで達する開口を形成し、該層間絶縁膜上に半導体膜を
    堆積する工程と、 該半導体膜の一部に、ゲート絶縁膜およびゲート電極を
    形成する工程と、 該ゲート電極およびその両側の前記半導体膜に不純物の
    拡散を行う工程と、 前記半導体膜およびゲート電極を覆う絶縁膜を成膜する
    工程と、 該絶縁膜の一部を除去し、前記半導体膜に達する開口を
    形成し、導電性材料を形成する工程と、 前記絶縁膜および該導電性材料を覆う絶縁膜を形成する
    工程と、 該絶縁膜上に補助基板を形成する工程と、 前記シリコン基板をエッチングにより除去する工程と、 該エッチング工程により露出した前記酸化膜上に電子銃
    ゲートとなる導電性材料を堆積する工程と、 該導電性材料上にレジストを塗布し、エッチングによっ
    て、前記電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分
    を除去する工程と、 該電子銃ゲートとなる導電性材料の突出した部分を除去
    する工程によって、露出した前記酸化膜を除去する工程
    と、を具備することを特徴とする駆動回路一体型電子銃
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000173442A (ja) * 1998-12-01 2000-06-23 Toppan Printing Co Ltd 冷電子放出素子及びその製造方法
US7309954B2 (en) 2002-12-24 2007-12-18 Electronics And Telecommunications Research Institute Field emission display having gate plate

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