JPH07335670A - パターン形成方法およびt型ゲート電極のパターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法およびt型ゲート電極のパターン形成方法

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JPH07335670A
JPH07335670A JP6125130A JP12513094A JPH07335670A JP H07335670 A JPH07335670 A JP H07335670A JP 6125130 A JP6125130 A JP 6125130A JP 12513094 A JP12513094 A JP 12513094A JP H07335670 A JPH07335670 A JP H07335670A
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JP
Japan
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resist
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mixing
pattern forming
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Application number
JP6125130A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Minami
裕之 巳浪
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 解像限界以下の微細な残しパターンを形成す
るパターン形成方法を得る。 【構成】 基板1上にパターン形成用レジスト5を形成
し、これを露光,現像して、残しパターンが必要な位置
にパターン端が来るようにパターニングする。その後、
全面にミキシング形成用ポジ型レジスト6を塗布した
後、所定温度でべーキングを行って前記パターン形成用
レジスト5にミキシング層7を形成する。その後、前記
ミキシング形成用ポジ型レジスト6を全面露光,現像し
て前記ミキシング形成用ポジ型レジスト6を除去し、さ
らに、パターン形成用レジスト5上のミキシング層7を
除去し、ミキシング層7以外のパターン形成用レジスト
5を除去して所望の残しパターン9を形成することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置にかかり、
特にその微細パターンの形成方法および断面T字型のT
型ゲート電極のパターン形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5(a)〜(c)は、従来のパターン
形成方法を示す断面図である。この図において、1は半
導体基板(以下、単に基板という)、5はこの基板1上
に塗布されたパターン形成用レジストで、aはパターン
寸法を示す。
【0003】次に、上記のパターン形成方法について説
明する。図5(a)に示すように、基板1上にパターン
形成用レジスト5を塗布形成した後、光学露光、例えば
波長365nmの縮小投影露光法や、電子ビーム露光法
等を用いてパターン形成用レジスト5に対してパターン
寸法aの範囲を露光し、これによってパターン形成用レ
ジスト5がポジ型のレジストの場合は、図5(b)に示
す微細な抜きパターン、また、ネガ型のレジストの場合
は、図5(c)に示す微細な残しパターンを現像により
形成する。このときそのパターン寸法aは、それぞれの
露光方法により限界があり、光学露光では0.5μm、
電子ビーム露光でも0.2μm程度である。
【0004】このような限界を打破するために、本発明
者は上記従来例の解像限界以下の微細なパターンの形成
方法を先に提案した(特願平3−331845号参
照)。
【0005】次に、上記した先に提案した微細な抜きパ
ターン形成方法を図6(a)〜(e)について説明す
る。図6において、1は基板、5はパターン形成用レジ
スト、6はミキシング形成用ポジ型レジスト、7はミキ
シング層、aは前記パターン形成用レジスト5に形成さ
れた抜きパターン寸法、bは前記ミキシング層7を形成
した後の抜きパターン寸法、tは前記ミキシング層7の
厚みをそれぞれ示す。以下、図に従いパターン形成方法
を説明する。
【0006】まず、図6(a)に示すように、基板1上
に、パターン形成用レジスト5を塗布する。
【0007】次に、図6(b)に示すように、電子ビー
ム(図示せず)でパターン寸法aの範囲を露光した後、
現像を行い、パターン形成用レジスト5の抜きパターン
寸法aが0.2μmになるようにパターン形成する。
【0008】この後、図6(c)に示すように、ミキシ
ング形成用ポジ型レジスト6を全面に塗布する。
【0009】次に、図6(d)に示すように、ミキシン
グ層7を形成するためベーキングを、例えば90〜14
0℃で、1〜5分間行う。このときのミキシング層7の
厚みtは、0.05μmに形成される。
【0010】次に、光学露光(波長365nm)により
全面露光を行い、その後、有機アルカリ現像液により現
像を行い、図6(e)に示す抜きパターン寸法bの抜き
パターン9Aを形成する。このとき、ミキシング層7の
形成後の抜きパターン寸法bは、ミキシング層7の膜厚
がtであるからb=a−2tの関係式に従う。例えば、
ミキシング層7の厚みtが0.05μmであれば、パタ
ーン寸法aが0.2μmのときパターン寸法bは0.1
μmへと微細化できる。上記のパターン形成方法は、T
型ゲートの電極形成方法にも適用できるものである。
【0011】図7は、断面形状がT字型のT型ゲート電
極の構造を示す断面図である。同図に示すように、基板
1上に活性層2が形成され、活性層2の表面の一部に設
けられたリセス4上にT型ゲート電極3が設けられる。
なお、Lgはゲート長を意味する。
【0012】図8(a)〜(c)は、図7で示したT型
ゲート電極3を有する従来のT型ゲート電極パターンの
形成方法を示す断面図である。以下、これらの図を参照
して、その形成方法について説明する。
【0013】まず、図8(a)に示すように、基板1上
にエピタキシャル成長法などにより活性層2を形成し、
この活性層2上に比較的感度の低いポジ型の電子ビーム
用レジスト11を1000〜2000オングストローム
の膜厚で形成する。この電子ビーム用レジスト11上に
比較的感度の高いポジ型の電子ビーム用レジスト12を
5000〜8000オングストロームの膜厚で形成す
る。そして、電子ビーム用レジスト12が露光される露
光量で電子ビーム10を寸法L1の範囲に対して照射し
て、電子ビーム用レジスト12に対し、T型ゲート電極
の上部電極パターンの領域を露光する。
【0014】次に、図8(b)に示すように、電子ビー
ム用レジスト12に対して現像を行い、電子ビーム用レ
ジスト12の露光領域を除去し、T型レジストパターン
を得る。その後、電子ビーム用レジスト11に対してT
型ゲート電極の下部電極パターン領域に電子ビーム10
を照射して露光する。
【0015】そして、図8(c)に示すように、電子ビ
ーム用レジスト11に対して現像を行い、前記露光領域
を除去し、T型下部寸法L2のT型ゲートパターンを形
成する。
【0016】その後、活性層2に対してT型ゲートパタ
ーンをマスクにウエットエッチングを施し、活性層2の
表面の一部に図7のようにリセス4を形成する。そし
て、全面にゲート電極用の金属を蒸着した後、リフトオ
フすることにより図7に示すような断面形状が台形の下
部電極と、この下部電極の接合部の断面積が小さい部分
に接合された上部電極とからなるT型ゲート電極3を形
成する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来の微
細パターン形成方法では、使用する露光方法において解
像限界があり、その限界よりも微細なパターンを形成す
ることができないという問題点があった。
【0018】また、図6に示した先に提案した微細なパ
ターン形成方法によれば、解像限界以下の微細パターン
を形成することができるが、抜きパターン9Aのみが示
されているだけで、残しパターンを形成することについ
ては何も示されていなかった。
【0019】さらに、従来の図8に示すT型ゲート電極
パターンの形成方法では、電子ビーム露光法を2回適用
するため、スループットが低くなり、量産が困難であっ
た。
【0020】また、上層の電子ビーム用レジスト12を
電子ビーム露光したとき、下層の電子ビーム用レジスト
11も露光されるため、パターン形状の制御性が低く、
T型レジスト形状の安定形成が困難であった。また、T
型下部レジストのパターン形状の角度、すなわちパター
ン形状の側面の基板あるいは活性層に対する傾斜角度が
90度であって、その後にメタル蒸着により形成される
T型電極の下部電極形状が斜め、つまり台形状となるの
で、T型電極の上部電極と下部電極の接合部の面積が小
さくなり、通電中の熱ストレス等により断線することが
あり、T型ゲート電極の信頼性を低下させていた。
【0021】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、現像限界以下の微細な残しパター
ンおよび残しパターンと抜きパターンの形成方法を提供
し、さらに、下層レジストのパターン形状の側面の活性
層面に対する傾斜角度を90度未満にすることにより、
断面形状がT字形のT型ゲート電極パターンの形成方法
を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
の発明の微細な残しパターンを形成するパターン形成方
法は、基板上にパターン形成用レジストを塗布する工程
と、前記パターン形成用レジストの一部を除去する工程
と、前記パターン形成用レジストの上面および側面にミ
キシング形成用ポジ型レジストを塗布した後プリベーク
を行い、前記パターン形成用レジストの上面および側面
にミキシング層を形成する工程と、前記ミキシング形成
用ポジ型レジストを露光した後、前記ミキシング形成用
ポジ型レジストのみを現像し、ミキシングしていない前
記ミキシング用ポジ型レジストを除去する工程と、前記
パターン形成用レジストの側面に形成されたミキシング
層を残して前記パターン形成用レジストを除去し、ミキ
シング層のみの微細な残しパターンを形成する工程とを
含むものである。
【0023】本発明にかかる請求項2の発明の抜きパタ
ーンと残しパターンを形成するパターン形成方法は、基
板上にパターン形成用レジストを塗布する工程の後に、
前記パターン形成用レジストに抜きパターンと残しパタ
ーンを同寸法で交互に形成した後、前記パターン形成用
レジストの上面および側面にミキシング形成用ポジ型レ
ジストを塗布した後、プリベークを行い、前記パターン
形成用レジストの上面および側面にミキシング層を必要
な厚さに形成し、前記パターン形成用レジストの側面に
形成されたミキシング層のみを残すことによって前記基
板上に抜きパターンと残しパターンを同じ幅で形成する
工程とを含むものである。
【0024】本発明にかかる請求項3の発明のT型ゲー
ト電極パターンの形成方法は、活性層が形成された基板
上にパターン形成用レジストを形成する工程と、前記パ
ターン形成用レジストに断面形状がT字形のT型ゲート
電極の下部電極パターンを形成するためのレジストパタ
ーンを形成する工程と、前記パターン形成用レジストに
パターン形状の側面の前記活性層に対する傾斜角度を9
0度未満にする工程と、前記パターン形成用レジスト上
にミキシング層を形成するための上層レジストを形成し
た後、前記パターン形成用レジストの転移温度でベーキ
ングを行い、前記パターン形成用レジスト上にミキシン
グ層を形成して下部電極パターンを形成する工程と、前
記上層レジストにT型ゲート電極の上部電極パターンを
形成する工程とを含むものである。
【0025】本発明にかかる請求項4の発明のパターン
形成方法は、パターン形成用レジストとミキシング形成
用ポジ型レジストとして、それぞれのレジスト溶媒が異
なるレジストを使用するものである。本発明にかかる請
求項5のパターン形成方法は、ミキシング形成用ポジ型
レジストに用いる現像液として、パターン形成用レジス
トを現像させない現像液を用いるものである。
【0026】本発明にかかる請求項6のパターン形成方
法は、パターン形成用レジストにミキシング形成用ポジ
型レジストを塗布した後のミキシング層形成時のプリベ
ーク温度の範囲を、前記パターン形成用レジストのガラ
ス転移温度と前記ミキシング形成用ポジ型レジストのガ
ラス転移温度の間としたものである。
【0027】
【作用】本発明にかかる請求項1の発明は、基板状に形
成したパターン形成用レジストの一部を除去した後ミキ
シング形成用ポジ型レジストを塗布してベーキングする
ことでミキシング層が形成され、その後パターン形成用
レジストの側面のミキシング層以外が除去されることに
より微細な残しパターンが得られる。
【0028】本発明にかかる請求項2の発明は、基板上
に形成されたパターン形成用レジストに抜きパターンと
残しパターンを交互に形成し、パターン形成用レジスト
の上面および側面にミキシング形成用ポジ型レジストを
塗布した後、プリべークを行いパターン形成用レジスト
の上面および側面にミキシング層を形成し、側面のミキ
シング層以外を除去することによって交互に同じ幅で抜
きパターンと残しパターンが形成される。
【0029】本発明にかかる請求項3の発明は、パター
ン形成用レジストにパターン形状の側面の活性層に対す
る傾斜角度が90度未満となるようにパターンニングす
るので、T型ゲート電極の上部電極と下部電極の接合部
分の断面積を大きくすることができるT型ゲート電極パ
ターンが得られる。
【0030】本発明にかかる請求項4の発明は、パター
ン形成用レジストとミキシング形成用ポジ型レジストと
して、それぞれ溶媒の異なるレジストを用いたので、ミ
キシング層が安定に形成される。本発明にかかる請求項
5の発明は、ミキシンング形成用ポジ型レジストの現像
液として、パターン形成用レジストを現像させないもの
を用いたので、ミキシング層が安定に形成される。
【0031】本発明にかかる請求項6の発明は、プリベ
ークの温度範囲は、パターン形成用レジストのガラス転
移温度とミキシング形成用ポジ型レジストのガラス転移
温度の間としたので、ミキシング層が安定に形成され
る。
【0032】
【実施例】
<実施例1>まず、本発明の残しパターン形成方法にか
かる実施例1を図1を参照して説明する。図1(a)〜
(g)は本発明の微細な残しパターン形成方法の一実施
例を示す工程断面図である。図1において、1は基板、
5はパターン形成用レジスト、6はミキシング形成用ポ
ジ型レジスト、7はミキシング層、9は前記基板1上に
形成された残しパターンをそれぞれ示す。以下、図に従
い形成方法を説明する。
【0033】まず、図1(a)に示すように、基板1上
に、パターン形成用レジスト5、例えば日本ゼオン
(株)製のEBポジレジストZEP520を0.5μm
厚に塗布する。
【0034】次に、図1(b)に示すように、電子ビー
ム(図示せず)で露光し、キシレンなどの有機溶剤で現
像を行い、残しパターンが必要な位置にそのパターン端
が来るようにパターニングする。
【0035】この後、図1(c)に示すように、ミキシ
ング形成用ポジ型レジスト6として、通常のノボラック
系のポジ型フォトレジストを全面に塗布する。
【0036】次に、図1(d)に示すように、ミキシン
グ層7を形成するためのベーキングを、例えば90〜1
40℃で、1〜5分間行う。このときのミキシング層7
の厚みtは、0.05μmに形成される。
【0037】次に、光学露光(波長365nm)により
全面露光を行い、有機アルカリ現像液により現像を行
い、図1(e)に示すように、パターン形成用レジスト
5上にミキシング層7が形成された状態を得る。
【0038】次に、パターン形成用レジスト5上に形成
されたミキシング層7のみをアッシング法または反応性
イオンエッチング法により除去し、図1(f)のような
パターンを得る。
【0039】次に、図1(g)に示すように、再度、光
学露光(波長248nm以下)により全面露光を行い、
パターン形成用レジスト5を有機現像液、例えば、キシ
レンにより現像を行って除去し、ミキシング層7のみの
残しパターン9を得る。このときミキシング層の残しパ
ターン寸法はミキシング層7の膜厚tに等しく0.05
μm、パターン膜厚0.4〜0.45μmを得ることが
できる。
【0040】<実施例2>次に、本発明の抜きパターン
と残しパターンの形成方法にかかる実施例2を図2を参
照して説明する。
【0041】図2(a)〜(g)は本発明の微細な抜き
パターンと残しパターンの形成方法の一実施例を示す工
程断面図である。図2において、1は基板、5はパター
ン形成用レジスト、6はミキシング形成用ポジ型レジス
ト、7はミキシング層をぞれぞれ示す。以下、図に従い
形成方法を説明する。
【0042】まず、図2(a)に示すように、基板1上
に、パターン形成用レジスト5、例えば日本ゼオン
(株)製のEBポジレジストZEP520を0.5μm
厚に塗布する。
【0043】次に、図2(b)に示すように、電子ビー
ム(図示せず)で露光し、キシレンなどの有機溶剤で現
像を行い、抜きパターンと残しパターンのパターン寸法
cが等しい0.2μmになるように交互にパターニング
する。
【0044】この後、図2(c)に示すように、ミキシ
ング形成用ポジ型レジスト6として、通常のノボラック
系のポジ型フォトレジストを全面に塗布する。
【0045】次に、図2(d)に示すように、ミキシン
グ層7を形成するためのベーキングを、例えば90〜1
40℃で、10分間行う。このときのミキシング7層の
厚みtは、0.1μmに形成される。
【0046】次に、光学露光により全面露光を行い、有
機アルカリ現像液により現像を行い、図2(e)に示す
パターン形成用レジスト5上にミキシング層7が形成さ
れた状態を得る。
【0047】次に、前記パターン形成用レジスト5上に
形成されたミキシング層7のみをO2 アッシングにより
除去し、図2(f)のようなパターンを得る。
【0048】さらに、図2(g)に示すように、再度、
光学露光(波長248nm以下)により全面露光を行
い、パターン形成用レジスト5を有機現像液、例えばキ
シレンにより現像を行って除去し、ミキシング層による
パターン9が等間隔dに交互に並ぶ抜きパターン9Aと
残しパターン9を得る。このときミキシング層7のみの
残しパターン寸法はミキシング層7の膜厚に等しく、
0.1μmになり、パターン形成用レジスト5に形成し
た0.2μmの半分の寸法の抜きパターン9Aと残しパ
ターン9を得ることができる。
【0049】<実施例3>次に本発明のT型ゲート電極
パターンの形成方法にかかる実施例3を図3および図4
について説明する。
【0050】図3(a)〜(f)および図4(a)〜
(c)の実施例は、断面形状がT型のT型ゲート電極パ
ターンの形成工程と、T型ゲート電極の形成工程を示す
もので、T型ゲート電極の信頼性を向上させるようにし
たものである。
【0051】図3,図4において、1は基板、2は活性
層、5はパターン形成用レジスト、7はミキシング層、
8は上層フォトレジスト、10は電子ビームである。
【0052】以下、T型ゲート電極パターンの形成工程
について説明する。まず、図3(a)に示すように、基
板1上にエピタキシャル成長法などにより活性層2を形
成し、この活性層2上に電子ビームに感光するパターン
形成用レジスト5、例えば日本ゼオン(株)製のEBポ
ジレジストZEP520を1000〜2000オングス
トロームの膜厚で形成する。
【0053】次に、図3(b)に示すように、このパタ
ーン形成用レジスト5に対してT型ゲート電極の下部電
極パターンの領域を電子ビーム10で露光する。
【0054】次に、図3(c)に示すように、キシレン
などの有機溶剤で現像を行いパターン形成用レジスト5
に抜きの寸法L1が0.2μmの抜きパターンを形成す
る。
【0055】次に、図3(c)の抜きパターン寸法L1
のパターン形成後に、温度を制御して、例えばパターン
形成用レジスト5であるZEP520のガラス転移温度
150℃で2〜5分間、ホットプレート上でベーキング
を行うことにより、熱により抜きパターンの角がダレて
斜めになり、図3(d)に示すパターン形状の角度、す
なわち、パターン形成用レジストにパターン形状の側面
の活性層2に対する傾斜角度θが90度未満、例えば7
5度に形成することができる。
【0056】そして、ミキシング形成用ポジ型レジスト
を兼ねる上層フォトレジスト8を1μmの膜厚に塗布
し、ベーク温度90〜140℃で、1〜3分間ホットプ
レート上でベーキングを行い、図3(e)に示すよう
に、厚みtのミキシング層7と上層レジスト8をパター
ン形成用レジスト5上に順に形成する。
【0057】次に、図3(f)に示すように、上層レジ
スト8にT型ゲート電極上部電極パターンを光学露光に
より露光し、パターン形成用レジスト5を溶解させない
有機アルカリ現像液で現像し、上部電極パターンを形成
する。これにより、ミキシング層7による下部電極パタ
ーンと上層レジスト8による上部電極パターンとにより
T型ゲート電極パターンが形成される。このときの下部
電極パターンの抜きパターン寸法L2は微細に形成でき
ることができる。
【0058】その後、図4(a)に示すように、活性層
2に対してT型ゲート電極パターンをマスクにウェット
エッチングを施し、活性層2の表面の一部にリセス4を
形成する。そして、図4(b)に示すように、全面にゲ
ート電極用の金属を蒸着した後、リフトオフすることに
より図4(c)に示すように、T型ゲート電極3を形成
する。このとき、T型ゲート電極の下部電極パターンの
パターン形状の側面の活性層面に対する傾斜角度が図3
(d)に示すように90度未満であるため蒸着されたゲ
ート電極の形状は図4(c)に示すように、下部電極が
逆台形状になりT型ゲート電極の上部電極と下部電極の
接合部分の面積が大きくなるため、強固になりT型ゲー
ト電極の信頼性が向上する。
【0059】なお、上記図3(e)に用いる上層レジス
ト8として画像反転可能なフォトレジストを用いること
により、上層レジスト8にオーバーハング形状が容易に
得られ、T型レジストパターンが形成される。
【0060】<実施例4>次に、本発明のパターン形成
方法にかかる実施例4について説明する。実施例1〜3
において、上記ミキシング層7を形成する本発明のパタ
ーン形成用レジスト5およびミキシング形成用ポジ型レ
ジスト6,8としてそれぞれの溶媒の異なるレジストの
組み合せ、例えば、パターン形成用レジスト5として、
溶媒がジクロロベンゼンの日本ゼオン(株)製のEBポ
ジレジストZEP520と、ミキシング形成用ポジ型レ
ジスト6として溶媒がプロピレングリコールモノメチル
エーテルアセテートのヘキストジャパン(株)製のフォ
トレジストAZ5206E、または乳酸エチルやエチレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテートを溶媒とす
るフォトレジストの組み合わせにすると、ミキシング層
7の安定形成が図れる。
【0061】<実施例5>次に、本発明のパターン形成
方法にかかる実施例5について説明する。実施例1〜3
において、ミキシング層7を形成する本発明のミキシン
グ形成用ポジ型レジスト6,8の現像液として、パター
ン形成用レジスト5を現像させない現像液、例えば、パ
ターン形成用レジスト5に有機溶剤で現像するレジスト
を適用する場合、ミキシング形成用ポジ型レジスト6,
8には有機アルカリ現像液で現像する通常のフォトレジ
ストを用いれば、ミキシング形成用ポジ型レジスト6,
8により形成したミキシング層7は全く現像されること
なく安定に形成できる。
【0062】<実施例6>次に、本発明のパターン形成
方法にかかる実施例6について説明する。実施例1〜3
において、ミキシング層7を形成する本発明のミキシン
グ形成用ポジ型レジスト6,8を塗布した後のプリベー
ク温度の範囲として、それぞれのレジスト分子構造を変
化させないため、パターン形成用レジスト5とミキシン
グ形成用ポジ型レジスト6,8のそれぞれのガラス転移
温度の範囲で、例えば実施例1記載の組み合わせでは、
ZEP520のガラス転移温度は約145℃、通常のノ
ボラック系フォトレジストでは約90℃でありこの範囲
であれば、互いのレジストの分子構造に変化を与えずに
安定にミキシング層7が形成できる。
【0063】また、ミキシング層7の膜厚tはプリベー
ク時間により最大0.1μm(ベーク時間10分)まで
可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1の発明の微細な残しパターンの形成方法は、基板
上にパターン形成用レジストを塗布した後、このパター
ン形成用レジストの一部を除去し、パターン形成用レジ
ストの上面および側面にミキシング形成用ポジ型レジス
トを塗布した後、所定温度でプリベークを行って前記パ
ターン形成用レジストの上面および側面にミキシング層
を形成し、前記ミキシング形成用ポジ型レジストを露光
した後、前記ミキシング形成用ポジ型レジストのみを現
像し、ミキシングしていない前記ミキシング用ポジ型レ
ジストを除去し、さらに、前記パターン形成用レジスト
の上面に形成されたミキシング層のみを除去し、その
後、前記パターン形成用レジストの側面に形成されたミ
キシング層を残して前記パターン形成用レジストを除去
するようにしたことにより、ミキシング層のみの微細な
残しパターンを形成することができる。
【0065】また、本発明にかかる請求項2の発明の微
細な抜きパターンと残しパターンの形成方法は、基板上
にパターン形成用レジストを塗布し、このパターン形成
用レジストに抜きパターンと残しパターンを同寸法で交
互に形成し、前記抜きパターンと残しパターンが形成さ
れた前記パターン形成用レジストの上面および側面にミ
キシング形成用ポジ型レジストを塗布した後、所定温度
でプリベークを行い、前記パターン形成用レジストの上
面および側面に必要な厚さにミキシング層を形成した
後、前記パターン形成用レジストの側面に形成されたミ
キシング層のみを残すことによって、微細な抜きパター
ンと残しパターンとを交互に同じ幅で形成することがで
き、例えばグレーティングやフィルタ等の作成に有用で
ある。
【0066】また、本発明にかかる請求項3の発明のT
型ゲート電極パターンの形成方法は、活性層が形成され
た基板上にパターン形成用レジストを形成し、このパタ
ーン形成用レジストに断面形状がT字形のT字型ゲート
の下部電極パターンを形成するためのレジストパターン
を形成し、パターン形状の側面の活性層面に対する傾斜
角度を90度未満とし、前記パターン形成用レジスト上
に上層レジストを形成し、前記パターン形成用レジスト
の転移温度でベーキングを行い、前記パターン形成用レ
ジスト上にミキシング層を形成して下部電極パターンを
形成し、前記上層レジストにT型ゲート電極の上部電極
パターンを形成してT型ゲート電極パターンを形成する
ので、微細な電極パターンが形成でき、ゲート電極用金
属を蒸着したとき、形成されるT型ゲート電極の上部電
極と下部電極との接合部面積が大きくなり信頼性が向上
する。
【0067】さらに、本発明にかかる請求項4の発明
は、パターン形成用レジストとミキシング形成用ポジ型
レジストとして、それぞれ溶媒の異なるレジストを用い
たので、ミキシング層を安定に形成することができる。
【0068】また、本発明にかかる請求項5の発明は、
ミキシング形成用ポジ型レジストに用いる現像液とし
て、パターン形成用レジストが現像されないものを用い
たので、ミキシング層を安定に形成することができる。
【0069】さらに、本発明にかかる請求項6の発明は
プリベーク温度の範囲を、パターン形成用レジストとミ
キシング形成用ポジ型レジストのガラス転移温度の範囲
内としたので、ミキシング層を安定に形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による微細な残しパターン形成方法の一
実施例を示す工程断面図である。
【図2】本発明による微細な抜きパターンと残しパター
ンの形成方法の一実施例を示す工程断面図である。
【図3】本発明によるT型ゲート電極パターンの形成方
法の一実施例を示す工程断面図である。
【図4】図1の工程に引き続く工程を示す断面図であ
る。
【図5】従来のパターン形成方法を示す工程断面図であ
る。
【図6】先の提案による微細な抜きパターン形成方法を
示す工程断面図である。
【図7】T型ゲート電極を示す断面図である。
【図8】従来のT型ゲート電極パターンの形成方法を示
す工程断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 活性層 3 T型ゲート電極 4 リセス 5 パターン形成用レジスト 6 ミキシング形成用ポジ型レジスト 7 ミキシング層 8 上層レジスト 9 残しパターン 9A 抜きパターン 10 電子ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/28 D 21/027 H01L 21/30 573

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にパターン形成用レジストを塗布
    する工程と、 前記パターン形成用レジストの一部を除去する工程と、 前記パターン形成用レジストの上面および側面にミキシ
    ング形成用ポジ型レジストを塗布した後、プリベークを
    行い、前記パターン形成用レジストの上面および側面に
    ミキシング層を形成する工程と、 前記ミキシング形成用ポジ型レジストを露光した後、前
    記ミキシング形成用ポジ型レジストのみを現像し、ミキ
    シングしていない前記ミキシング用ポジ型レジストを除
    去する工程と、 前記パターン形成用レジストの上面に形成されたミキシ
    ング層のみを除去する工程と、 前記パターン形成用レジストの側面に形成された前記ミ
    キシング層を残して前記パターン形成用レジストを除去
    し、ミキシング層のみの微細な残しパターンを形成する
    工程とを含むことを特徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 基板上にパターン形成用レジストを塗布
    する工程の後に、前記パターン形成用レジストに抜きパ
    ターンと残しパターンを同寸法で交互に形成した後、前
    記パターン形成用レジストの上面および側面にミキシン
    グ形成用ポジ型レジストを塗布し、その後、プリベーク
    を行い、前記パターン形成用レジストの上面および側面
    にミキシング層を必要な寸法の厚さに形成し、前記パタ
    ーン形成用レジストの側面に形成されたミキシング層の
    みを残すことによって、前記基板上に抜きパターンと残
    しパターンを同じ幅で形成することを特徴とするパター
    ン形成方法。
  3. 【請求項3】 活性層が形成された基板上にパターン形
    成用レジストを形成する工程と、 前記パターン形成用レジストに断面形状がT字形のT型
    ゲート電極の下部電極パターンを形成するためのレジス
    トパターンを形成する工程と、 前記パターン形成用レジストにパターン形状の側面の前
    記活性層面に対する傾斜角度を90度未満にする工程
    と、 前記パターン形成用レジスト上にミキシング層を形成す
    るための上層レジストを形成した後、前記パターン形成
    用レジストのガラス転移温度でベーキングを行い、前記
    パターン形成用レジスト上にミキシング層を形成して下
    部電極パターンを形成する工程と、 前記上層レジストにT型ゲート電極の上部電極パターン
    を形成する工程とを含むことを特徴とするT型ゲート電
    極のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 パターン形成用レジストとミキシング形
    成用ポジ型レジストとして、それぞれのレジスト溶媒が
    異なるレジストを使用することを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載のパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 ミキシング形成用ポジ型レジストに用い
    る現像液として、パターン形成用レジストを現像させな
    い現像液を用いることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のパターン形成方法。
  6. 【請求項6】 パターン形成用レジストにミキシング形
    成用ポジ型レジストを塗布した後のミキシング層形成時
    のプリベーク温度の範囲を、前記パターン形成用レジス
    トのガラス転移温度と前記ミキシング形成用ポジ型レジ
    ストのガラス転移温度の間としたことを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のパターン形成方法。
JP6125130A 1994-06-07 1994-06-07 パターン形成方法およびt型ゲート電極のパターン形成方法 Pending JPH07335670A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009054413A1 (ja) * 2007-10-25 2009-04-30 Nissan Chemical Industries, Ltd. 半導体装置の作製方法
JP2009217250A (ja) * 2008-02-14 2009-09-24 Shin Etsu Chem Co Ltd ダブルパターン形成方法

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