JPH07335830A - 多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法 - Google Patents
多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法Info
- Publication number
- JPH07335830A JPH07335830A JP12599594A JP12599594A JPH07335830A JP H07335830 A JPH07335830 A JP H07335830A JP 12599594 A JP12599594 A JP 12599594A JP 12599594 A JP12599594 A JP 12599594A JP H07335830 A JPH07335830 A JP H07335830A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tantalum oxide
- layer
- capacitor
- etching
- metal mask
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板11上に所定パターンの下層電極層12
を形成する工程と、形成された下層電極層12を含む領
域に酸化タンタル層13を形成する工程と、酸化タンタ
ル層13表面に所定パターンのメタルマスク層14を形
成する工程と、メタルマスク層14をマスクとしてプラ
ズマガス15により酸化タンタル層13をエッチングす
る工程と、メタルマスク層14を含む上層電極層16を
形成する工程とを含む多層配線基板における酸化タンタ
ル内蔵コンデンサの作製方法。 【構成】 エッチング工程においては、従来の湿式法と
比べて安全にかつ高い信頼性でエッチングを行うことが
でき、上層電極形成工程においては、メタルマスク層1
4を上層電極層16の一部として使用できるので、コン
デンサの作製工程を簡略化することができる。このた
め、製品の歩留を向上させることができ、リーク電流が
小さく、信頼性の高いコンデンサを提供することができ
る。
を形成する工程と、形成された下層電極層12を含む領
域に酸化タンタル層13を形成する工程と、酸化タンタ
ル層13表面に所定パターンのメタルマスク層14を形
成する工程と、メタルマスク層14をマスクとしてプラ
ズマガス15により酸化タンタル層13をエッチングす
る工程と、メタルマスク層14を含む上層電極層16を
形成する工程とを含む多層配線基板における酸化タンタ
ル内蔵コンデンサの作製方法。 【構成】 エッチング工程においては、従来の湿式法と
比べて安全にかつ高い信頼性でエッチングを行うことが
でき、上層電極形成工程においては、メタルマスク層1
4を上層電極層16の一部として使用できるので、コン
デンサの作製工程を簡略化することができる。このた
め、製品の歩留を向上させることができ、リーク電流が
小さく、信頼性の高いコンデンサを提供することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層配線基板における酸
化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に関し、より詳細
には通信機器、コンピュータ等に用いられる多層配線基
板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に関
する。
化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に関し、より詳細
には通信機器、コンピュータ等に用いられる多層配線基
板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の電子機器の高周
波化、高速化に伴い、これらに発生するノイズをいかに
小さくして、LSI等の誤動作を防止することができる
かが大きな問題となってきている。
波化、高速化に伴い、これらに発生するノイズをいかに
小さくして、LSI等の誤動作を防止することができる
かが大きな問題となってきている。
【0003】これら電子機器に発生するノイズの中で、
特に問題となるのは、配線間の相互作用によって生じ
るクロストークノイズ、信号の立ち上がりに発生する
リンギングノイズ、配線の接続部におけるインピーダ
ンスの不整合等により発生する反射ノイズ、及び回路
や装置を開閉したときに生じる同時スイッチングノイズ
である。
特に問題となるのは、配線間の相互作用によって生じ
るクロストークノイズ、信号の立ち上がりに発生する
リンギングノイズ、配線の接続部におけるインピーダ
ンスの不整合等により発生する反射ノイズ、及び回路
や装置を開閉したときに生じる同時スイッチングノイズ
である。
【0004】これらのなかで、前記〜のノイズは配
線の構造を、例えばマイクロストリップ構造とすること
等により大きく低減することが可能である。一方、前記
の同時スイッチングノイズを低減するために、従来は
チップコンデンサをLSIの近くに実装してきた。しか
し、このようにチップコンデンサを実装した場合でも、
LSIとチップコンデンサとの間にリードインダクタン
スが存在するため、の同時スイッチングノイズを低減
するには限界があった。このような問題を考慮して、近
年、高速、高密度実装に適したMCM(Multi Chip Mod
ule )用多層配線基板に薄膜コンデンサを内蔵する研
究、開発が盛んに行われている。
線の構造を、例えばマイクロストリップ構造とすること
等により大きく低減することが可能である。一方、前記
の同時スイッチングノイズを低減するために、従来は
チップコンデンサをLSIの近くに実装してきた。しか
し、このようにチップコンデンサを実装した場合でも、
LSIとチップコンデンサとの間にリードインダクタン
スが存在するため、の同時スイッチングノイズを低減
するには限界があった。このような問題を考慮して、近
年、高速、高密度実装に適したMCM(Multi Chip Mod
ule )用多層配線基板に薄膜コンデンサを内蔵する研
究、開発が盛んに行われている。
【0005】このような多層配線基板に薄膜コンデンサ
を内蔵する方法として、従来は、以下に説明するような
方法が採られていた。
を内蔵する方法として、従来は、以下に説明するような
方法が採られていた。
【0006】図4は従来より行われている多層配線基板
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の各工
程を模式的に示した断面図である。
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の各工
程を模式的に示した断面図である。
【0007】まず、基板11上にスパッタリング法を用
いて下層電極層12を形成し、その表面にフォトレジス
ト17を塗布し(図4(a))、所定パターンのマスク
を介して露光処理を施し、その後現像処理を施すフォト
リソグラフィーの技術によりフォトレジスト17を所定
の形状にパターニングする(図4(b))。
いて下層電極層12を形成し、その表面にフォトレジス
ト17を塗布し(図4(a))、所定パターンのマスク
を介して露光処理を施し、その後現像処理を施すフォト
リソグラフィーの技術によりフォトレジスト17を所定
の形状にパターニングする(図4(b))。
【0008】次に、フォトレジスト17をマスクとして
エッチングを行い、下層電極層12を所定の形状にパタ
ーニングし、フォトレジスト17を剥離する(図4
(c))。
エッチングを行い、下層電極層12を所定の形状にパタ
ーニングし、フォトレジスト17を剥離する(図4
(c))。
【0009】次に、前記エッチングにより露出した基板
11及び下層電極層12の表面に、Taターゲット及び
酸素を含むガスを用いた反応性スパッタリング法により
酸化タンタル層13を形成する(図4(d))。
11及び下層電極層12の表面に、Taターゲット及び
酸素を含むガスを用いた反応性スパッタリング法により
酸化タンタル層13を形成する(図4(d))。
【0010】次に、酸化タンタル層13の表面にフォト
レジスト17を塗布し(図4(e))、上記したフォト
リソグラフィーの技術を用いてフォトレジスト17を所
定の形状にパターニングする(図4(f))。
レジスト17を塗布し(図4(e))、上記したフォト
リソグラフィーの技術を用いてフォトレジスト17を所
定の形状にパターニングする(図4(f))。
【0011】次に、フォトレジスト17をマスクとして
フッ酸により酸化タンタル層13のウェットエッチング
を行い(図4(g))、その後フォトレジスト17を剥
離する(図4(h))。
フッ酸により酸化タンタル層13のウェットエッチング
を行い(図4(g))、その後フォトレジスト17を剥
離する(図4(h))。
【0012】次にスパッタリング法を用いて上層電極層
16を形成し(図4(i))、その表面にフォトレジス
ト17を塗布する(図4(j))。その後、上記したフ
ォトリソグラフィーの技術を用いてフォトレジスト17
を所定の形状にパターニングし(図4(k))、このフ
ォトレジスト17をマスクとして所定のパターンになる
ように上層電極層16のエッチングを行い、フォトレジ
スト17を剥離することにより、酸化タンタル内蔵コン
デンサの作製を完了する(図4(l))。
16を形成し(図4(i))、その表面にフォトレジス
ト17を塗布する(図4(j))。その後、上記したフ
ォトリソグラフィーの技術を用いてフォトレジスト17
を所定の形状にパターニングし(図4(k))、このフ
ォトレジスト17をマスクとして所定のパターンになる
ように上層電極層16のエッチングを行い、フォトレジ
スト17を剥離することにより、酸化タンタル内蔵コン
デンサの作製を完了する(図4(l))。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来からの多
層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製
方法では、酸化タンタル層13を所定のパターンにエッ
チングするため、高濃度のフッ酸を用いたウェットエッ
チング法を採用していたため、以下のような課題があっ
た。
層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製
方法では、酸化タンタル層13を所定のパターンにエッ
チングするため、高濃度のフッ酸を用いたウェットエッ
チング法を採用していたため、以下のような課題があっ
た。
【0014】すなわち、前記高濃度のフッ酸を用いてウ
エットエッチングを行う場合、フッ酸は酸として皮膚を
侵す他、皮膚の内部に浸透する性質を有するため取り扱
いが難しく、また危険である。
エットエッチングを行う場合、フッ酸は酸として皮膚を
侵す他、皮膚の内部に浸透する性質を有するため取り扱
いが難しく、また危険である。
【0015】またエッチング中にフォトレジスト17自
身が侵食され、フッ酸が酸化タンタル層13とフォトレ
ジスト17との界面に浸透し、酸化タンタル層13の表
面よりフォトレジスト17が剥離してしまうことがしば
しばあり、このためにエッチングされるべきでない部分
までエッチングされ、プロセス上の信頼性に欠ける。
身が侵食され、フッ酸が酸化タンタル層13とフォトレ
ジスト17との界面に浸透し、酸化タンタル層13の表
面よりフォトレジスト17が剥離してしまうことがしば
しばあり、このためにエッチングされるべきでない部分
までエッチングされ、プロセス上の信頼性に欠ける。
【0016】さらに、フォトレジスト17の剥離にまで
至らなくても、酸化タンタル層13とフォトレジスト1
7との間に浸透したフッ酸により、酸化タンタル層13
が侵食されることになり、酸化タンタル層13をコンデ
ンサ層として形成されたコンデンサのリーク電流値が大
きくなり易い。
至らなくても、酸化タンタル層13とフォトレジスト1
7との間に浸透したフッ酸により、酸化タンタル層13
が侵食されることになり、酸化タンタル層13をコンデ
ンサ層として形成されたコンデンサのリーク電流値が大
きくなり易い。
【0017】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、安全に、かつリーク電流の小さい信頼性に優
れたコンデンサを形成することが可能な、多層配線基板
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法を提供
することを目的としている。
のであり、安全に、かつリーク電流の小さい信頼性に優
れたコンデンサを形成することが可能な、多層配線基板
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法を提供
することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る多層配線基板における酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法は、基板上に所定パターンの下層
電極を形成する下層電極形成工程と、前記下層電極を含
む領域に酸化タンタル層を形成する酸化タンタル層形成
工程と、前記酸化タンタル層の表面に所定パターンのメ
タルマスクを形成するメタルマスク形成工程と、前記メ
タルマスクをマスクとしてプラズマガスにより前記酸化
タンタル層をエッチングするエッチング工程と、前記メ
タルマスクを含む上層電極を形成する上層電極形成工程
とを含むことを特徴としている。
に本発明に係る多層配線基板における酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法は、基板上に所定パターンの下層
電極を形成する下層電極形成工程と、前記下層電極を含
む領域に酸化タンタル層を形成する酸化タンタル層形成
工程と、前記酸化タンタル層の表面に所定パターンのメ
タルマスクを形成するメタルマスク形成工程と、前記メ
タルマスクをマスクとしてプラズマガスにより前記酸化
タンタル層をエッチングするエッチング工程と、前記メ
タルマスクを含む上層電極を形成する上層電極形成工程
とを含むことを特徴としている。
【0019】以下、本発明に係る多層配線基板における
酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法をより詳細に説
明する。
酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法をより詳細に説
明する。
【0020】図1は本発明に係る多層配線基板における
酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の各工程を模式
的に示した多層配線基板の断面図である。
酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の各工程を模式
的に示した多層配線基板の断面図である。
【0021】本発明において用いられる多層配線基板
は、前記多層配線基板内に電源層や接地層などを含む配
線層が多層に形成された基板であり、本発明では前記配
線層等を含む多層配線基板を製造した後、又は前記多層
配線基板を製造する工程の途中で、前記多層配線基板の
一定領域に酸化タンタル内蔵コンデンサを形成する。
は、前記多層配線基板内に電源層や接地層などを含む配
線層が多層に形成された基板であり、本発明では前記配
線層等を含む多層配線基板を製造した後、又は前記多層
配線基板を製造する工程の途中で、前記多層配線基板の
一定領域に酸化タンタル内蔵コンデンサを形成する。
【0022】前記下層電極形成工程及び前記酸化タンタ
ル層形成工程は、上記した従来の方法の場合と同様に行
うことができる。
ル層形成工程は、上記した従来の方法の場合と同様に行
うことができる。
【0023】すなわち、基板11上に従来の方法と同様
にして所定パターンの下層電極層12を形成し(図1
(a)〜図1(c))、次に、下層電極層12のエッチ
ングにより露出した基板11及び下層電極層12の表面
に、前記反応性スパッタリング法により酸化タンタル層
13を形成する(図1(d))。
にして所定パターンの下層電極層12を形成し(図1
(a)〜図1(c))、次に、下層電極層12のエッチ
ングにより露出した基板11及び下層電極層12の表面
に、前記反応性スパッタリング法により酸化タンタル層
13を形成する(図1(d))。
【0024】下層電極層12の材質としては、例えばA
l、Ni等が好ましく、下層電極層12の厚さは0.3
〜0.4μm程度が好ましい。また、酸化タンタル層1
3の厚さは0.2〜0.8μm程度が好ましい。
l、Ni等が好ましく、下層電極層12の厚さは0.3
〜0.4μm程度が好ましい。また、酸化タンタル層1
3の厚さは0.2〜0.8μm程度が好ましい。
【0025】次に、メタルマスク形成工程として、酸化
タンタル層13の表面に所定パターンのメタルマスク層
14を形成するが、その方法としては、まずスパッタリ
ング法により、例えばAl、Ni等の金属からなるメタ
ルマスク層14を0.3〜0.6μmの厚さに形成し、
その上にフォトレジスト17を塗布する(図1
(e))。
タンタル層13の表面に所定パターンのメタルマスク層
14を形成するが、その方法としては、まずスパッタリ
ング法により、例えばAl、Ni等の金属からなるメタ
ルマスク層14を0.3〜0.6μmの厚さに形成し、
その上にフォトレジスト17を塗布する(図1
(e))。
【0026】次に、フォトレジスト17をフォトリソグ
ラフィーの技術により所定の形状にパターニングし(図
1(f))、このフォトレジストをマスクとしてリン酸
と硝酸と酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチング
を行い、所定パターンのメタルマスク層14を形成する
(図1(g))。
ラフィーの技術により所定の形状にパターニングし(図
1(f))、このフォトレジストをマスクとしてリン酸
と硝酸と酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチング
を行い、所定パターンのメタルマスク層14を形成する
(図1(g))。
【0027】次に、エッチング工程として、メタルマス
ク層14をマスクとしてプラズマガス15により酸化タ
ンタル層13をエッチングする(図1(h))。
ク層14をマスクとしてプラズマガス15により酸化タ
ンタル層13をエッチングする(図1(h))。
【0028】本発明において、前記したプラズマガス1
5によるエッチングとは、高周波放電等によりプラズマ
を発生させ、又は一層効率良くプラズマを発生させるた
め若しくはプラズマを一定領域に封じこめるために磁界
も同時に作用させ、これらにより発生したプラズマガス
15を用いてエッチングを行う方法をいう。また、前記
方法は高周波のみでなく、例えば2.45GHzのマイ
クロ波を用いて放電を行いプラズマを発生させる方法を
も含むものとする。これらのプラズマガス15によりエ
ッチングを行う際に用いられる装置としては、例えば平
行平板型の高周波及びマイクロ波プラズマ処理装置、有
磁場マイクロ波プラズマ処理装置、電子サイクロトロン
共鳴(ECR;Electron Cyclotron Resonance)励起に
よりプラズマを発生させる装置等が挙げられる。
5によるエッチングとは、高周波放電等によりプラズマ
を発生させ、又は一層効率良くプラズマを発生させるた
め若しくはプラズマを一定領域に封じこめるために磁界
も同時に作用させ、これらにより発生したプラズマガス
15を用いてエッチングを行う方法をいう。また、前記
方法は高周波のみでなく、例えば2.45GHzのマイ
クロ波を用いて放電を行いプラズマを発生させる方法を
も含むものとする。これらのプラズマガス15によりエ
ッチングを行う際に用いられる装置としては、例えば平
行平板型の高周波及びマイクロ波プラズマ処理装置、有
磁場マイクロ波プラズマ処理装置、電子サイクロトロン
共鳴(ECR;Electron Cyclotron Resonance)励起に
よりプラズマを発生させる装置等が挙げられる。
【0029】高周波エッチングの装置を用いる場合に
は、エッチングガスとしてAr等の不活性ガスを使用す
るのが好ましく、マイクロ波によりプラズマを発生させ
てエッチングを行う場合には、酸素とフッ化物ガス(例
えばCF4 等)を用いる方法が好ましい。
は、エッチングガスとしてAr等の不活性ガスを使用す
るのが好ましく、マイクロ波によりプラズマを発生させ
てエッチングを行う場合には、酸素とフッ化物ガス(例
えばCF4 等)を用いる方法が好ましい。
【0030】高周波エッチングの条件としては、例えば
O2 ガス流量:40sccm、Arガス流量:10sc
cm、系内の全圧:2mtorr、高周波の周波数:1
3.56MHz、高周波のパワー:2kW、基板の温
度:20℃等が挙げられる。
O2 ガス流量:40sccm、Arガス流量:10sc
cm、系内の全圧:2mtorr、高周波の周波数:1
3.56MHz、高周波のパワー:2kW、基板の温
度:20℃等が挙げられる。
【0031】また、マイクロ波エッチングの条件として
は、O2 ガス流量:360sccm、CF4 :40sc
cm、全圧:1torr、マイクロ波のパワー:1k
W、基板温度:100℃等が挙げられる。
は、O2 ガス流量:360sccm、CF4 :40sc
cm、全圧:1torr、マイクロ波のパワー:1k
W、基板温度:100℃等が挙げられる。
【0032】次に、上層電極形成工程として、まずスパ
ッタリング法により、メタルマスク層14の形成に用い
た金属と同様の金属を用いてメタルマスクを含めた上層
電極層16を厚さ1.5〜2μmの範囲で形成し(図1
(i))、この上層電極層16の表面にフォトレジスト
17を形成する(図1(j))。
ッタリング法により、メタルマスク層14の形成に用い
た金属と同様の金属を用いてメタルマスクを含めた上層
電極層16を厚さ1.5〜2μmの範囲で形成し(図1
(i))、この上層電極層16の表面にフォトレジスト
17を形成する(図1(j))。
【0033】次に、このフォトレジスト17をフォトリ
ソグラフィーの技術を用いて所定の形状にパターニング
し(図1(k))、このフォトレジストをマスクとして
エッチングを施し、所定パターンの上層電極層16を形
成して酸化タンタル内蔵コンデンサの作製を完了する
(図1(l))。
ソグラフィーの技術を用いて所定の形状にパターニング
し(図1(k))、このフォトレジストをマスクとして
エッチングを施し、所定パターンの上層電極層16を形
成して酸化タンタル内蔵コンデンサの作製を完了する
(図1(l))。
【0034】
【作用】上記した構成の多層配線基板における酸化タン
タル内蔵コンデンサの作製方法によれば、基板上に所定
パターンの下層電極を形成する下層電極形成工程と、前
記下層電極を含む領域に酸化タンタル層を形成する酸化
タンタル層形成工程と、前記酸化タンタル層の表面に所
定パターンのメタルマスクを形成するメタルマスク形成
工程と、前記メタルマスクをマスクとしてプラズマガス
により前記酸化タンタル層をエッチングするエッチング
工程と、前記メタルマスクを含む上層電極を形成する上
層電極形成工程とを含むので、前記エッチング工程にお
いては、従来の湿式法と比べて安全にかつ高い信頼性で
エッチングがなされ、また前記上層電極形成工程におい
ては、メタルマスクをそのまま上層電極の一部として使
用できるので、コンデンサの作製工程が簡略化される。
タル内蔵コンデンサの作製方法によれば、基板上に所定
パターンの下層電極を形成する下層電極形成工程と、前
記下層電極を含む領域に酸化タンタル層を形成する酸化
タンタル層形成工程と、前記酸化タンタル層の表面に所
定パターンのメタルマスクを形成するメタルマスク形成
工程と、前記メタルマスクをマスクとしてプラズマガス
により前記酸化タンタル層をエッチングするエッチング
工程と、前記メタルマスクを含む上層電極を形成する上
層電極形成工程とを含むので、前記エッチング工程にお
いては、従来の湿式法と比べて安全にかつ高い信頼性で
エッチングがなされ、また前記上層電極形成工程におい
ては、メタルマスクをそのまま上層電極の一部として使
用できるので、コンデンサの作製工程が簡略化される。
【0035】このため、前記した酸化タンタル内蔵コン
デンサの作製方法によれば、製品の歩留が従来に比べて
良くなり、また作製されたコンデンサは、リーク電流が
小さく、信頼性の高いものとなる。
デンサの作製方法によれば、製品の歩留が従来に比べて
良くなり、また作製されたコンデンサは、リーク電流が
小さく、信頼性の高いものとなる。
【0036】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る多層配線基板
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の実施
例を説明する。なお、「課題を解決するための手段」に
おいて、本発明の各工程を図面に基づいて説明したの
で、本実施例における酸化タンタル内蔵コンデンサの作
製方法については、図面を省略して説明することにす
る。
における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法の実施
例を説明する。なお、「課題を解決するための手段」に
おいて、本発明の各工程を図面に基づいて説明したの
で、本実施例における酸化タンタル内蔵コンデンサの作
製方法については、図面を省略して説明することにす
る。
【0037】[実施例1]通常の薄膜形成装置を用い、
まず下層電極形成工程として、Al金属板をターゲット
とし、スパッタリング法により基板上にAlよりなる下
層電極層を0.4μmの厚さに形成した。この後、フォ
トレジストを前記下層電極層の表面に塗布し、フォトリ
ソグラフィーの技術により一定形状にパターニングした
後、このフォトレジストをマスクとしてリン酸と硝酸と
酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチングにより、
前記下層電極層を所定の形状にパターニングした。
まず下層電極形成工程として、Al金属板をターゲット
とし、スパッタリング法により基板上にAlよりなる下
層電極層を0.4μmの厚さに形成した。この後、フォ
トレジストを前記下層電極層の表面に塗布し、フォトリ
ソグラフィーの技術により一定形状にパターニングした
後、このフォトレジストをマスクとしてリン酸と硝酸と
酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチングにより、
前記下層電極層を所定の形状にパターニングした。
【0038】次に、酸化タンタル層形成工程として、前
記エッチングにより露出した前記基板及び前記下層金属
層の表面に反応性スパッタリング法により4000Åの
厚さの酸化タンタル層を形成した。該酸化タンタル層の
形成は、Ta板をターゲットとして用い、O2 が40s
ccm、Arが10sccm、全圧が2mtorr、高
周波放電の周波数が13.65MHzでそのパワーが2
kW、基板の温度が20℃の条件で行った。
記エッチングにより露出した前記基板及び前記下層金属
層の表面に反応性スパッタリング法により4000Åの
厚さの酸化タンタル層を形成した。該酸化タンタル層の
形成は、Ta板をターゲットとして用い、O2 が40s
ccm、Arが10sccm、全圧が2mtorr、高
周波放電の周波数が13.65MHzでそのパワーが2
kW、基板の温度が20℃の条件で行った。
【0039】次に、メタルマスク形成工程として、スパ
ッタリング法によりAl金属よりなるメタルマスク層を
0.6μmの厚さに形成した。この後、フォトレジスト
を前記メタルマスク層の表面に塗布し、フォトリソグラ
フィーの技術により一定形状にパターニングした後、こ
のフォトレジストパターンをマスクとしてリン酸と硝酸
と酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチングによ
り、前記メタルマスク層を所定の形状にパターニングし
た。
ッタリング法によりAl金属よりなるメタルマスク層を
0.6μmの厚さに形成した。この後、フォトレジスト
を前記メタルマスク層の表面に塗布し、フォトリソグラ
フィーの技術により一定形状にパターニングした後、こ
のフォトレジストパターンをマスクとしてリン酸と硝酸
と酢酸と水とを混合した溶液等によるエッチングによ
り、前記メタルマスク層を所定の形状にパターニングし
た。
【0040】次に、エッチング工程として、前記メタル
マスクをマスクとして用い、Arガスを高周波放電によ
りプラズマガスとし、前記プラズマによるスパッタを利
用して、前記酸化タンタル層のエッチングを行った。
マスクをマスクとして用い、Arガスを高周波放電によ
りプラズマガスとし、前記プラズマによるスパッタを利
用して、前記酸化タンタル層のエッチングを行った。
【0041】このエッチング工程においては、平行平板
型のプラズマエッチング装置を使用した。図2は本実施
例に用いられたプラズマエッチング装置を模式的に示し
た断面図であり、図中20はプラズマエッチング装置を
示している。
型のプラズマエッチング装置を使用した。図2は本実施
例に用いられたプラズマエッチング装置を模式的に示し
た断面図であり、図中20はプラズマエッチング装置を
示している。
【0042】処理室21の上方には上部電極22がセラ
ミック製シールド30により支持されており、この上部
電極22の上方にはシ−ルプレ−ト25が配設されてい
る。このシ−ルプレ−ト25の中央部にはエッチングガ
ス導入路26が形成されており、エッチングガス導入路
26はガス供給源(図示せず)に接続されている。ま
た、セラミックシールド30には半導体ウエハ24を下
部電極23に固定するためのクランプ板29が取り付け
られているが、このクランプ板29には金属汚染を防止
するためにアルマイト処理が施されたアルミニウムの金
属が用いられている。さらに、シ−ルプレ−ト25と上
部電極22との間にはバッフル板31が介装されてお
り、このバッフル板31に形成された開口部31a及び
上部電極22に形成された開口部32aから処理室21
にエッチングガスが拡散されて供給されるようになって
いる。
ミック製シールド30により支持されており、この上部
電極22の上方にはシ−ルプレ−ト25が配設されてい
る。このシ−ルプレ−ト25の中央部にはエッチングガ
ス導入路26が形成されており、エッチングガス導入路
26はガス供給源(図示せず)に接続されている。ま
た、セラミックシールド30には半導体ウエハ24を下
部電極23に固定するためのクランプ板29が取り付け
られているが、このクランプ板29には金属汚染を防止
するためにアルマイト処理が施されたアルミニウムの金
属が用いられている。さらに、シ−ルプレ−ト25と上
部電極22との間にはバッフル板31が介装されてお
り、このバッフル板31に形成された開口部31a及び
上部電極22に形成された開口部32aから処理室21
にエッチングガスが拡散されて供給されるようになって
いる。
【0043】一方、上部電極22に対向して処理室21
の下部には所定の距離を保って下部電極23が配設され
ており、下部電極23の内部には冷却水を循環させるた
めの冷媒循環路28が形成されている。また、下部電極
23の上面には半導体ウエハ24が載置されている。下
部電極23の周囲は下部電極23以外の金属が露出しな
いようにテフロンまたはセラミックで覆われており、下
部電極23の外周下方には排気路27が形成されてい
る。また、上部電極22及び下部電極23には高周波電
源33が接続されており、上部電極22をアースし、下
部電極23に高周波電力を印加する場合はRIEモード
となり、下部電極23をアースし、上部電極22に高周
波電力を印加する場合はプラズマモードとなる。
の下部には所定の距離を保って下部電極23が配設され
ており、下部電極23の内部には冷却水を循環させるた
めの冷媒循環路28が形成されている。また、下部電極
23の上面には半導体ウエハ24が載置されている。下
部電極23の周囲は下部電極23以外の金属が露出しな
いようにテフロンまたはセラミックで覆われており、下
部電極23の外周下方には排気路27が形成されてい
る。また、上部電極22及び下部電極23には高周波電
源33が接続されており、上部電極22をアースし、下
部電極23に高周波電力を印加する場合はRIEモード
となり、下部電極23をアースし、上部電極22に高周
波電力を印加する場合はプラズマモードとなる。
【0044】このように構成されたプラズマエッチング
装置20を用い、まずこのプラズマエッチング装置20
をプラズマモードに設定し、前記工程により前記酸化タ
ンタル層の上に所定形状のメタルマスクが形成された基
板24を被エッチング面を上にして下部電極23上に載
置した。次に、上部電極22とクランプ板29とを備え
たセラミックシールド30を降下させ、クランプ板29
によりこの基板24を押圧固定した。この後、下部電極
23をアースし、エッチングガスの導入路26からAr
ガスを処理室21内に供給し、2mTorrの真空度に
設定した。次に、高周波電源33から上部電極22に、
その周波数が13.56MHzの高周波電力を2kWの
パワーで60分間印加することによりエッチングガスを
プラズマ化し、このプラズマガスを前記した酸化タンタ
ル層の上に所定形状のメタルマスクが形成された基板2
4の表面に衝突させてエッチングし、前記酸化タンタル
層を所定の形状にパターニングした。
装置20を用い、まずこのプラズマエッチング装置20
をプラズマモードに設定し、前記工程により前記酸化タ
ンタル層の上に所定形状のメタルマスクが形成された基
板24を被エッチング面を上にして下部電極23上に載
置した。次に、上部電極22とクランプ板29とを備え
たセラミックシールド30を降下させ、クランプ板29
によりこの基板24を押圧固定した。この後、下部電極
23をアースし、エッチングガスの導入路26からAr
ガスを処理室21内に供給し、2mTorrの真空度に
設定した。次に、高周波電源33から上部電極22に、
その周波数が13.56MHzの高周波電力を2kWの
パワーで60分間印加することによりエッチングガスを
プラズマ化し、このプラズマガスを前記した酸化タンタ
ル層の上に所定形状のメタルマスクが形成された基板2
4の表面に衝突させてエッチングし、前記酸化タンタル
層を所定の形状にパターニングした。
【0045】次に、この基板24を前記薄膜形成装置に
戻し、上層電極形成工程として、前記メタルマスクを剥
離せず、上記した下層電極形成工程と同様の条件でスパ
ッタ及びエッチングを行い、厚さが1.8μmの所定パ
ターンの上層電極層を形成して、酸化タンタル内蔵コン
デンサの作製を完了した。
戻し、上層電極形成工程として、前記メタルマスクを剥
離せず、上記した下層電極形成工程と同様の条件でスパ
ッタ及びエッチングを行い、厚さが1.8μmの所定パ
ターンの上層電極層を形成して、酸化タンタル内蔵コン
デンサの作製を完了した。
【0046】このようにして作製された本実施例に係る
酸化タンタル内蔵コンデンサは、電極間の酸化タンタル
層の厚さが4000Åで、電極の面積は6.75mm2
であり、このときのリーク電流は5.08×10-8Aと
小さな値であった。リーク電流の測定は、横河−ヒュー
レットパッカード社製のpAメーター(4140B)を
使用し、25Vの直流電流を60秒間流して行った。
酸化タンタル内蔵コンデンサは、電極間の酸化タンタル
層の厚さが4000Åで、電極の面積は6.75mm2
であり、このときのリーク電流は5.08×10-8Aと
小さな値であった。リーク電流の測定は、横河−ヒュー
レットパッカード社製のpAメーター(4140B)を
使用し、25Vの直流電流を60秒間流して行った。
【0047】[実施例2]次に、実施例2として、酸化
タンタル層の厚さが8000Åである以外は、上記実施
例1の場合と全く同様の条件で酸化タンタル内蔵コンデ
ンサを作製し、リーク電流を測定した。本実施例に係る
コンデンサのリーク電流は9.11×10-9Aと小さい
値であった。
タンタル層の厚さが8000Åである以外は、上記実施
例1の場合と全く同様の条件で酸化タンタル内蔵コンデ
ンサを作製し、リーク電流を測定した。本実施例に係る
コンデンサのリーク電流は9.11×10-9Aと小さい
値であった。
【0048】次に、実施例1〜2と同様の条件で、酸化
タンタル内蔵コンデンサをそれぞれ50個製造し、得ら
れた酸化タンタル内蔵コンデンサに1Vの直流電流を1
秒間流し、リーク電流が1mA以上のものを不合格品と
してその歩留を計算したところ、前記実施例1〜2の場
合の製品歩留りは共に70%以上であった。
タンタル内蔵コンデンサをそれぞれ50個製造し、得ら
れた酸化タンタル内蔵コンデンサに1Vの直流電流を1
秒間流し、リーク電流が1mA以上のものを不合格品と
してその歩留を計算したところ、前記実施例1〜2の場
合の製品歩留りは共に70%以上であった。
【0049】[実施例3及び4]エッチング工程以外
は、上記実施例1及び2の場合と全く同様の条件で酸化
タンタル内蔵コンデンサを作製した。従って、ここで
は、エッチング工程についてのみ説明する。また、ここ
では酸化タンタル層の厚さが4000Åのものを実施例
3とし、酸化タンタル層の厚さが8000Åのものを実
施例4とする。
は、上記実施例1及び2の場合と全く同様の条件で酸化
タンタル内蔵コンデンサを作製した。従って、ここで
は、エッチング工程についてのみ説明する。また、ここ
では酸化タンタル層の厚さが4000Åのものを実施例
3とし、酸化タンタル層の厚さが8000Åのものを実
施例4とする。
【0050】本実施例においてはエッチング工程とし
て、ECR励起によりプラズマを発生させる装置を用
い、O2 及びCF4 をプラズマガスとしてエッチングを
行った。
て、ECR励起によりプラズマを発生させる装置を用
い、O2 及びCF4 をプラズマガスとしてエッチングを
行った。
【0051】図3は、本実施例に用いられたECR励起
によりプラズマを発生させる装置を模式的に示した断面
図であり、図中51はプラズマ生成室を示している。
によりプラズマを発生させる装置を模式的に示した断面
図であり、図中51はプラズマ生成室を示している。
【0052】プラズマ生成室51の周壁は2重構造に構
成されており、その内部には冷却水の通流室51aが形
成され、また上部壁中央には石英ガラス板51bにより
封止されたマイクロ波導入口51cが形成され、さらに
下部壁中央にはマイクロ波導入口51cと対向する位置
にプラズマ引き出し窓51dが形成されている。マイク
ロ波導入口51cには他端がマイクロ波発振器(図示せ
ず)に接続された導波管52の一端が接続され、またプ
ラズマ引き出し窓51dに臨ませて試料室53が配設さ
れている。さらにプラズマ生成室51及びこれに接続さ
れた導波管52の一端部にわたってこれらを囲繞する態
様でこれらと同心状に励磁コイル54が配設されてい
る。
成されており、その内部には冷却水の通流室51aが形
成され、また上部壁中央には石英ガラス板51bにより
封止されたマイクロ波導入口51cが形成され、さらに
下部壁中央にはマイクロ波導入口51cと対向する位置
にプラズマ引き出し窓51dが形成されている。マイク
ロ波導入口51cには他端がマイクロ波発振器(図示せ
ず)に接続された導波管52の一端が接続され、またプ
ラズマ引き出し窓51dに臨ませて試料室53が配設さ
れている。さらにプラズマ生成室51及びこれに接続さ
れた導波管52の一端部にわたってこれらを囲繞する態
様でこれらと同心状に励磁コイル54が配設されてい
る。
【0053】一方試料室53内にはプラズマ引き出し窓
51dと対向する位置にセラミックス基板55等の試料
を載置するための試料台57が配設されている。また試
料室53の下部壁には、図示しない排気装置に接続され
る排気口53aが形成されている。
51dと対向する位置にセラミックス基板55等の試料
を載置するための試料台57が配設されている。また試
料室53の下部壁には、図示しない排気装置に接続され
る排気口53aが形成されている。
【0054】また図中51gはプラズマ生成室51に連
なる反応ガス供給系を示しており、53gは試料室53
に連なる反応ガス供給系を示しており、51h、51i
は冷却水の供給系、排出系を示している。
なる反応ガス供給系を示しており、53gは試料室53
に連なる反応ガス供給系を示しており、51h、51i
は冷却水の供給系、排出系を示している。
【0055】このように構成された前記装置の試料台5
7に酸化タンタル層の上に所定形状のメタルマスクが形
成された基板55を載置し、プラズマ生成室51及び試
料室53内に反応ガス供給系51g、53gを通じてO
2 を360sccm、CF4を40sccm、全圧1t
orrで供給し、励磁コイル54により電子サイクロト
ロン共鳴励起に必要な磁界を形成しつつマイクロ波導入
口51cを通じてプラズマ生成室51内に1kWのパワ
ーで周波数が2.45GHzのマイクロ波を導入し、プ
ラズマ生成室51を空洞共振器としてガスを共鳴励起さ
せてプラズマを生成させた。そして、この生成したプラ
ズマを試料室53内の基板55周辺に投射させ、前記酸
化タンタル層をエッチングして所定の形状にパターニン
グした。
7に酸化タンタル層の上に所定形状のメタルマスクが形
成された基板55を載置し、プラズマ生成室51及び試
料室53内に反応ガス供給系51g、53gを通じてO
2 を360sccm、CF4を40sccm、全圧1t
orrで供給し、励磁コイル54により電子サイクロト
ロン共鳴励起に必要な磁界を形成しつつマイクロ波導入
口51cを通じてプラズマ生成室51内に1kWのパワ
ーで周波数が2.45GHzのマイクロ波を導入し、プ
ラズマ生成室51を空洞共振器としてガスを共鳴励起さ
せてプラズマを生成させた。そして、この生成したプラ
ズマを試料室53内の基板55周辺に投射させ、前記酸
化タンタル層をエッチングして所定の形状にパターニン
グした。
【0056】本実施例に係る方法により作製された酸化
タンタル内蔵コンデンサのリーク電流は、実施例3の場
合が3.04×10−10 A、実施例4の場合が1.
03×10-10 Aと、実施例1、2に係る場合と比較し
てもさらに小さい値であった。
タンタル内蔵コンデンサのリーク電流は、実施例3の場
合が3.04×10−10 A、実施例4の場合が1.
03×10-10 Aと、実施例1、2に係る場合と比較し
てもさらに小さい値であった。
【0057】なお、前記実施例3及び4の場合の製品歩
留りを実施例1〜2と同様に測定したところ、その製品
歩留りは共に80%以上であった。
留りを実施例1〜2と同様に測定したところ、その製品
歩留りは共に80%以上であった。
【0058】[比較例1及び2]エッチング工程以外
は、上記実施例1〜2と全く同様の条件で酸化タンタル
内蔵コンデンサを作製した。従って、本比較例では、エ
ッチング工程のみを説明する。なお、酸化タンタル層の
厚さが4000Åの厚さのものを比較例1とし、酸化タ
ンタル層の厚さが8000Åの厚さのものを比較例2と
する。
は、上記実施例1〜2と全く同様の条件で酸化タンタル
内蔵コンデンサを作製した。従って、本比較例では、エ
ッチング工程のみを説明する。なお、酸化タンタル層の
厚さが4000Åの厚さのものを比較例1とし、酸化タ
ンタル層の厚さが8000Åの厚さのものを比較例2と
する。
【0059】エッチング工程として、その表面に所定パ
ターンのメタルマスクが形成された酸化タンタル層を有
する基板を、20重量%濃度のフッ酸溶液に15秒浸漬
してエッチングを行った。
ターンのメタルマスクが形成された酸化タンタル層を有
する基板を、20重量%濃度のフッ酸溶液に15秒浸漬
してエッチングを行った。
【0060】得られた酸化タンタル内蔵コンデンサのリ
ーク電流は、比較例1の場合が9.21×10-8A、比
較例2の場合が3.12×10-8Aと、実施例1〜4で
酸化タンタル層が同じ厚さのものと比較すると、いずれ
の場合も約2倍以上リーク電流の値が大きかった。
ーク電流は、比較例1の場合が9.21×10-8A、比
較例2の場合が3.12×10-8Aと、実施例1〜4で
酸化タンタル層が同じ厚さのものと比較すると、いずれ
の場合も約2倍以上リーク電流の値が大きかった。
【0061】なお、前記比較例1〜2の場合の製品歩留
りを実施例1〜2と同様に測定したところ、その製品歩
留りは50%以下と、実施例1〜4と比べて低い値であ
った。
りを実施例1〜2と同様に測定したところ、その製品歩
留りは50%以下と、実施例1〜4と比べて低い値であ
った。
【0062】以上説明したように実施例に係る多層配線
基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に
あっては、基板上に所定パターンのAlよりなる下層電
極を形成する下層電極形成工程と、形成された前記下層
電極を含む領域に酸化タンタル層を形成する酸化タンタ
ル層形成工程と、前記酸化タンタル層の表面に所定パタ
ーンのAlよりなるメタルマスクを形成するメタルマス
ク形成工程と、前記メタルマスクをマスクとし、Arを
用いて発生させたプラズマガス、又はO2 とCF4 用い
て発生させたプラズマガスにより前記酸化タンタル層を
エッチングするエッチング工程と、前記メタルマスクを
含むAlよりなる上層電極を形成する上層電極形成工程
とを含むので、前記エッチング工程においては、従来の
湿式法と比べて安全にかつ高い信頼性でエッチングを行
うことができ、また前記上層電極形成工程においては、
メタルマスクをそのまま上層電極の一部として使用でき
るので、コンデンサの作製工程を簡略化することができ
る。
基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法に
あっては、基板上に所定パターンのAlよりなる下層電
極を形成する下層電極形成工程と、形成された前記下層
電極を含む領域に酸化タンタル層を形成する酸化タンタ
ル層形成工程と、前記酸化タンタル層の表面に所定パタ
ーンのAlよりなるメタルマスクを形成するメタルマス
ク形成工程と、前記メタルマスクをマスクとし、Arを
用いて発生させたプラズマガス、又はO2 とCF4 用い
て発生させたプラズマガスにより前記酸化タンタル層を
エッチングするエッチング工程と、前記メタルマスクを
含むAlよりなる上層電極を形成する上層電極形成工程
とを含むので、前記エッチング工程においては、従来の
湿式法と比べて安全にかつ高い信頼性でエッチングを行
うことができ、また前記上層電極形成工程においては、
メタルマスクをそのまま上層電極の一部として使用でき
るので、コンデンサの作製工程を簡略化することができ
る。
【0063】このため、実施例に係る酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法では、製品の歩留を70%以上
と、従来の製品の歩留(50%以下)に比べて向上させ
ることができ、リーク電流が小さく、信頼性の高いコン
デンサを提供することができる。
コンデンサの作製方法では、製品の歩留を70%以上
と、従来の製品の歩留(50%以下)に比べて向上させ
ることができ、リーク電流が小さく、信頼性の高いコン
デンサを提供することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る多層配
線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法
にあっては、基板上に所定パターンの下層電極を形成す
る下層電極形成工程と、下層電極を含む領域に酸化タン
タル層を形成する酸化タンタル層形成工程と、前記酸化
タンタル層の表面に所定パターンのメタルマスクを形成
するメタルマスク形成工程と、前記メタルマスクをマス
クとしてプラズマガスにより前記酸化タンタル層をエッ
チングするエッチング工程と、前記メタルマスクを含む
上層電極を形成する上層電極形成工程とを含むので、前
記エッチング工程においては、従来の湿式法と比べて安
全にかつ高い信頼性でエッチングを行うことができ、ま
た前記上層電極形成工程においては、メタルマスクをそ
のまま上層電極の一部として使用できるので、コンデン
サの作製工程を簡略化することができる。
線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法
にあっては、基板上に所定パターンの下層電極を形成す
る下層電極形成工程と、下層電極を含む領域に酸化タン
タル層を形成する酸化タンタル層形成工程と、前記酸化
タンタル層の表面に所定パターンのメタルマスクを形成
するメタルマスク形成工程と、前記メタルマスクをマス
クとしてプラズマガスにより前記酸化タンタル層をエッ
チングするエッチング工程と、前記メタルマスクを含む
上層電極を形成する上層電極形成工程とを含むので、前
記エッチング工程においては、従来の湿式法と比べて安
全にかつ高い信頼性でエッチングを行うことができ、ま
た前記上層電極形成工程においては、メタルマスクをそ
のまま上層電極の一部として使用できるので、コンデン
サの作製工程を簡略化することができる。
【0065】このため、本発明に係る酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法では、製品の歩留を従来に比べて
向上させることができ、リーク電流が小さく、信頼性の
高いコンデンサを提供することができる。
コンデンサの作製方法では、製品の歩留を従来に比べて
向上させることができ、リーク電流が小さく、信頼性の
高いコンデンサを提供することができる。
【図1】本発明に係る多層配線基板における酸化タンタ
ル内蔵コンデンサの作製方法の各工程を模式的に示した
断面図である。
ル内蔵コンデンサの作製方法の各工程を模式的に示した
断面図である。
【図2】実施例に用いられたプラズマエッチング装置を
模式的に示した断面図である。
模式的に示した断面図である。
【図3】実施例に用いられたECR励起によりプラズマ
を発生させる装置を模式的に示した断面図である。
を発生させる装置を模式的に示した断面図である。
【図4】従来の多層配線基板における酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法の各工程を模式的に示した断面図
である。
コンデンサの作製方法の各工程を模式的に示した断面図
である。
11 基板 12 下層電極層 13 酸化タンタル層 14 メタルマスク層 15 プラズマガス 16 上層電極層
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に所定パターンの下層電極を形成
する下層電極形成工程と、前記下層電極を含む領域に酸
化タンタル層を形成する酸化タンタル層形成工程と、前
記酸化タンタル層の表面に所定パターンのメタルマスク
を形成するメタルマスク形成工程と、前記メタルマスク
をマスクとしてプラズマガスにより前記酸化タンタル層
をエッチングするエッチング工程と、前記メタルマスク
を含む上層電極を形成する上層電極形成工程とを含むこ
とを特徴とする多層配線基板における酸化タンタル内蔵
コンデンサの作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12599594A JP3282374B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12599594A JP3282374B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07335830A true JPH07335830A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3282374B2 JP3282374B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=14924121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12599594A Expired - Fee Related JP3282374B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282374B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006032658A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Toppan Printing Co Ltd | キャパシタ内蔵多層配線基板の製造方法 |
| JP2006128309A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Shinko Electric Ind Co Ltd | キャパシタ装置及びその製造方法 |
| JP2006156934A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Samsung Electro Mech Co Ltd | キャパシタ内蔵型プリント基板及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP12599594A patent/JP3282374B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006032658A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-02 | Toppan Printing Co Ltd | キャパシタ内蔵多層配線基板の製造方法 |
| JP2006128309A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Shinko Electric Ind Co Ltd | キャパシタ装置及びその製造方法 |
| JP2006156934A (ja) * | 2004-12-01 | 2006-06-15 | Samsung Electro Mech Co Ltd | キャパシタ内蔵型プリント基板及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3282374B2 (ja) | 2002-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100778260B1 (ko) | 수소로 포토레지스트를 포스트 에칭 박리하기 위한 프로세스 | |
| JP4454148B2 (ja) | 改良式の酸化層エッチング方法 | |
| US7807579B2 (en) | Hydrogen ashing enhanced with water vapor and diluent gas | |
| JP2003338491A (ja) | プラズマ処理装置および半導体装置の製造方法 | |
| JPS6016424A (ja) | マイクロ波プラズマ処理方法及びその装置 | |
| JP3213803B2 (ja) | 高密度プラズマエッチング装置を用いた半導体のスロープコンタクトホール形成方法 | |
| US20060223306A1 (en) | Method for forming film, method for manufacturing semiconductor device, semiconductor device and substrate treatment system | |
| JP3400918B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JP3739325B2 (ja) | 有機絶縁膜のエッチング方法 | |
| JP3282374B2 (ja) | 多層配線基板における酸化タンタル内蔵コンデンサの作製方法 | |
| JP2004349458A (ja) | フッ素添加カーボン膜の形成方法 | |
| US20050199586A1 (en) | Resist removal method and semiconductor device manufactured by using the same | |
| JP4335441B2 (ja) | 有機反射防止膜のエッチングプロセス | |
| US6147003A (en) | Method of manufacturing semiconductor device | |
| Khare et al. | CH4/H2/Ar/Cl2 electron cyclotron resonance plasma etching of via holes for InP‐based microwave devices | |
| US7119011B2 (en) | Semiconductor device and manufacturing method thereof | |
| JP3362093B2 (ja) | エッチングダメージの除去方法 | |
| KR100401039B1 (ko) | 플라즈마 필름 형성 방법 | |
| JPH0614522B2 (ja) | 表面処理方法及び表面処理装置 | |
| JPH06108272A (ja) | プラズマエッチング方法 | |
| JPS5984553A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH06275566A (ja) | マイクロ波プラズマ処理装置 | |
| JP2967681B2 (ja) | マイクロ波プラズマ処理装置 | |
| JPH09199484A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
| JPH05217965A (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |