JPH0733633B2 - 経糸糊付機の糊液濾過装置 - Google Patents
経糸糊付機の糊液濾過装置Info
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- JPH0733633B2 JPH0733633B2 JP4171749A JP17174992A JPH0733633B2 JP H0733633 B2 JPH0733633 B2 JP H0733633B2 JP 4171749 A JP4171749 A JP 4171749A JP 17174992 A JP17174992 A JP 17174992A JP H0733633 B2 JPH0733633 B2 JP H0733633B2
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サイズボックスとキ
ャビティボックスとを備えた経糸糊付機における糊液の
濾過装置に関するものである。
ャビティボックスとを備えた経糸糊付機における糊液の
濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サイズボックスとキャビティボックスと
を備えた経糸糊付機の糊液濾過装置として、特開昭63
−126964号公報に記載されたものが知られてい
る。この装置は、キャビティボックスの糊液をサイズボ
ックスへ送るために設けられた糊液パイプに縦形の管状
ケースを介在させ、この管状ケース内に多数枚の多孔板
(濾材)を所定の間隔で重ねて装着し、キャビティボッ
クスから送られる糊液が上記管状ケースを下から上向き
に流れ、その間に糊液中の毛羽や糊粕等が上記多孔板で
捕捉されるようにしたものである。
を備えた経糸糊付機の糊液濾過装置として、特開昭63
−126964号公報に記載されたものが知られてい
る。この装置は、キャビティボックスの糊液をサイズボ
ックスへ送るために設けられた糊液パイプに縦形の管状
ケースを介在させ、この管状ケース内に多数枚の多孔板
(濾材)を所定の間隔で重ねて装着し、キャビティボッ
クスから送られる糊液が上記管状ケースを下から上向き
に流れ、その間に糊液中の毛羽や糊粕等が上記多孔板で
捕捉されるようにしたものである。
【0003】また、特開平1−298270号公報に
は、キャビティボックスの糊液に浸漬するように円筒状
フィルタ(濾材)を水平に、かつ回転自在に設け、この
円筒状フィルタの内側に流入した糊液をサイズボックス
に送るように形成し、円筒状フィルタの表面に捕捉され
た毛羽等を円筒状フィルタの上部に接して回転する絞り
ローラで絞り、しかるのちブラシローラで掻き取ってゴ
ミ容器に払い落とすようにしたものが開示されている。
は、キャビティボックスの糊液に浸漬するように円筒状
フィルタ(濾材)を水平に、かつ回転自在に設け、この
円筒状フィルタの内側に流入した糊液をサイズボックス
に送るように形成し、円筒状フィルタの表面に捕捉され
た毛羽等を円筒状フィルタの上部に接して回転する絞り
ローラで絞り、しかるのちブラシローラで掻き取ってゴ
ミ容器に払い落とすようにしたものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の多孔板を重ねて
濾過装置を形成したものは、多孔板の孔が毛羽等で詰ま
り易く、かつ多孔板を掃除するためには多孔板を管状ケ
ースから取り外す必要があり、この多孔板の掃除が面倒
であった。また、円筒状フィルタを使用したものは、毛
羽や糊粕の混じったスラッジをブラシローラで掻き出す
ので、このスラッジが飛散してキャビティボックスの回
りが汚れ、また円筒状フィルタの上半部が空中に露出し
ているため、キャビティボックスの上面空間を狭めて作
業性を悪くし、かつ円筒状フィルタの表面に付着した糊
液が乾燥して糊粕になり易い等の問題があった。
濾過装置を形成したものは、多孔板の孔が毛羽等で詰ま
り易く、かつ多孔板を掃除するためには多孔板を管状ケ
ースから取り外す必要があり、この多孔板の掃除が面倒
であった。また、円筒状フィルタを使用したものは、毛
羽や糊粕の混じったスラッジをブラシローラで掻き出す
ので、このスラッジが飛散してキャビティボックスの回
りが汚れ、また円筒状フィルタの上半部が空中に露出し
ているため、キャビティボックスの上面空間を狭めて作
業性を悪くし、かつ円筒状フィルタの表面に付着した糊
液が乾燥して糊粕になり易い等の問題があった。
【0005】この発明は、毛羽や糊粕等の固形分を捕捉
した濾材を、糊付け作業を停止することなく自動的に掃
除して濾過効率を高めると共に、目詰まりの発生を防止
し、更にスラッジの処理を容易にし、糊粕の発生を防止
し、設備の小型化を可能にするものである。
した濾材を、糊付け作業を停止することなく自動的に掃
除して濾過効率を高めると共に、目詰まりの発生を防止
し、更にスラッジの処理を容易にし、糊粕の発生を防止
し、設備の小型化を可能にするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の経糸糊付機の
糊液濾過装置は、キャビティボックスおよびサイズボッ
クス間で糊液を循環させるようにした経糸糊付機におい
て、上記のキャビティボックスからサイズボックスへ糊
液を送るための糊液パイプに、内側が清浄用スクリーン
で2室に仕切られた濾過用密閉ケースを介在させて清浄
用スクリーンの片側の原液室をキャビティボックスに、
反対側の濾室をサイズボックスにそれぞれ連通させ、上
記原液室に清浄用スクリーン上のスラッジを掻き落すた
めの分離装置を設け、上記原液室の下端と上記キャビテ
ィボックスの上部とを、上記の掻き落された多量のスラ
ッジを含む糊液(以下、スラッジ含有糊液という)をキ
ャビティボックスに戻すことができる戻しパイプで接続
し、この戻しパイプのキャビティボックス側端部に取付
けたバッグフィルタをキャビティボックス内の糊液に浸
漬するようにしたことを特徴とする。
糊液濾過装置は、キャビティボックスおよびサイズボッ
クス間で糊液を循環させるようにした経糸糊付機におい
て、上記のキャビティボックスからサイズボックスへ糊
液を送るための糊液パイプに、内側が清浄用スクリーン
で2室に仕切られた濾過用密閉ケースを介在させて清浄
用スクリーンの片側の原液室をキャビティボックスに、
反対側の濾室をサイズボックスにそれぞれ連通させ、上
記原液室に清浄用スクリーン上のスラッジを掻き落すた
めの分離装置を設け、上記原液室の下端と上記キャビテ
ィボックスの上部とを、上記の掻き落された多量のスラ
ッジを含む糊液(以下、スラッジ含有糊液という)をキ
ャビティボックスに戻すことができる戻しパイプで接続
し、この戻しパイプのキャビティボックス側端部に取付
けたバッグフィルタをキャビティボックス内の糊液に浸
漬するようにしたことを特徴とする。
【0007】上記の濾過用密閉ケースに設ける清浄用ス
クリーンは、80〜100メッシュの目の細かい金網が
好ましい。また、戻しパイプに取付けるバッグフィルタ
は、上記の清浄用スクリーンよりも目の粗い20〜50
メッシュの布または金網が好ましい。そして、上記の清
浄用スクリーンは、縦形の円筒状に形成し、上下両端を
塞いで内側に濾室を、外側に原液室をそれぞれ形成する
ことが好ましく、この場合は、円筒状の清浄用スクリー
ン表面に沿って旋回するブラシを設けて分離装置とする
ことができる。また、上記戻しパイプの原液室側接続端
には、電磁開閉弁を介在させ、これを間欠的に開いて上
記のスラッジ含有糊液をキャビティボックスに戻すこと
が好ましい。
クリーンは、80〜100メッシュの目の細かい金網が
好ましい。また、戻しパイプに取付けるバッグフィルタ
は、上記の清浄用スクリーンよりも目の粗い20〜50
メッシュの布または金網が好ましい。そして、上記の清
浄用スクリーンは、縦形の円筒状に形成し、上下両端を
塞いで内側に濾室を、外側に原液室をそれぞれ形成する
ことが好ましく、この場合は、円筒状の清浄用スクリー
ン表面に沿って旋回するブラシを設けて分離装置とする
ことができる。また、上記戻しパイプの原液室側接続端
には、電磁開閉弁を介在させ、これを間欠的に開いて上
記のスラッジ含有糊液をキャビティボックスに戻すこと
が好ましい。
【0008】なお、原液室のスラッジ含有糊液を直接キ
ャビティボックスに戻す代わりに、上記原液室とキャビ
ティボックスとの間に糊溜め槽を設け、上記原液室の下
端と糊溜め槽の上部とを、上記のスラッジ含有糊液を糊
溜め槽に戻すことができる戻しパイプで接続し、この戻
しパイプの糊溜め槽側端部に取付けたバッグフィルタを
糊溜め槽内の糊液に浸漬し、このバッグフィルタで濾過
された糊溜め槽内の糊液をキャビティボックスに戻すよ
うにすることができる。
ャビティボックスに戻す代わりに、上記原液室とキャビ
ティボックスとの間に糊溜め槽を設け、上記原液室の下
端と糊溜め槽の上部とを、上記のスラッジ含有糊液を糊
溜め槽に戻すことができる戻しパイプで接続し、この戻
しパイプの糊溜め槽側端部に取付けたバッグフィルタを
糊溜め槽内の糊液に浸漬し、このバッグフィルタで濾過
された糊溜め槽内の糊液をキャビティボックスに戻すよ
うにすることができる。
【0009】
【作用】サイズボックスで経糸に対する糊付が行われる
と、経糸から脱落した毛羽その他の固形物が糊液に混入
し、これが糊液と共にサイズボックスからキャビティボ
ックスに溢流し、更に糊液パイプを経て濾過用密閉ケー
スの原液室に送られる。そして、清浄用スクリーンで濾
過された濾過糊液はサイズボックスに送られる。一方、
清浄用スクリーンに捕捉された上記の固形分および糊粕
等を含むスラッジは、分離装置により掻き落されて上記
原液室の下部に沈澱し、このスラッジを多量に含む糊液
(スラッジ含有糊液)が戻しパイプでキャビティボック
スに送られ、戻しパイプ端部のバッグフィルタで濾過さ
れた糊液のみがキャビティボックスの糊液に戻される。
と、経糸から脱落した毛羽その他の固形物が糊液に混入
し、これが糊液と共にサイズボックスからキャビティボ
ックスに溢流し、更に糊液パイプを経て濾過用密閉ケー
スの原液室に送られる。そして、清浄用スクリーンで濾
過された濾過糊液はサイズボックスに送られる。一方、
清浄用スクリーンに捕捉された上記の固形分および糊粕
等を含むスラッジは、分離装置により掻き落されて上記
原液室の下部に沈澱し、このスラッジを多量に含む糊液
(スラッジ含有糊液)が戻しパイプでキャビティボック
スに送られ、戻しパイプ端部のバッグフィルタで濾過さ
れた糊液のみがキャビティボックスの糊液に戻される。
【0010】この場合、バッグフィルタが糊液に浸漬さ
れているため、バッグフィルタに入ったスラッジ中の糊
粕は、次第に溶解されて糊液に戻り、バッグフィルタの
目を通過してバッグフィルタの外側の糊液中に分散し、
上記の糊液パイプおよび濾過用密閉ケースを経てサイズ
ボックスに送られ、バッグフィルタには前記の固形分の
みが残される。したがって、バッグフィルタを引き上げ
ると、比較的さらさらした少量のスラッジを取り出すこ
とができる。そして、キャビティボックスのすぐ上を経
糸が走行しているような場合に、キャビティボックスと
は別に糊溜め槽を設け、この糊溜め槽内の糊液に上記の
バッグフィルタを浸漬したときは、経糸から離れた場所
でバッグフィルタを着脱することがが可能になり、操作
性が向上する。
れているため、バッグフィルタに入ったスラッジ中の糊
粕は、次第に溶解されて糊液に戻り、バッグフィルタの
目を通過してバッグフィルタの外側の糊液中に分散し、
上記の糊液パイプおよび濾過用密閉ケースを経てサイズ
ボックスに送られ、バッグフィルタには前記の固形分の
みが残される。したがって、バッグフィルタを引き上げ
ると、比較的さらさらした少量のスラッジを取り出すこ
とができる。そして、キャビティボックスのすぐ上を経
糸が走行しているような場合に、キャビティボックスと
は別に糊溜め槽を設け、この糊溜め槽内の糊液に上記の
バッグフィルタを浸漬したときは、経糸から離れた場所
でバッグフィルタを着脱することがが可能になり、操作
性が向上する。
【0011】ただし、清浄用スクリーンが80メッシュ
よりも粗い場合は、糊液中の糊粕が通過してサイズボッ
クスに送られることがあり、また100メッシュよりも
細かい場合は、濃度の高い糊液を使用する場合に濾過抵
抗が過大になり易い。また、バッグフィルタの目が20
メッシュよりも粗い場合は、大きい固形分がバッグフィ
ルタの目を通過して糊液に戻り、反対に50メッシュよ
りも細かい場合は、糊液が抜け出し難くなってスラッジ
がバッグフィルタから溢流し易くなる。
よりも粗い場合は、糊液中の糊粕が通過してサイズボッ
クスに送られることがあり、また100メッシュよりも
細かい場合は、濃度の高い糊液を使用する場合に濾過抵
抗が過大になり易い。また、バッグフィルタの目が20
メッシュよりも粗い場合は、大きい固形分がバッグフィ
ルタの目を通過して糊液に戻り、反対に50メッシュよ
りも細かい場合は、糊液が抜け出し難くなってスラッジ
がバッグフィルタから溢流し易くなる。
【0012】
【実施例】図1において、10はキャビティボックス、
11はサイズボックスであり、サイズボックス11に
は、ガイドローラ12、浸漬ローラ13および2組の絞
りローラ14がキャビティボックス10側から順に設け
られ、キャビティボックス10の後方(図1の左方)か
ら供給される経糸Tをガイドローラ12から浸漬ローラ
13の下に導いて糊液Wに浸漬し、次いで2組の絞りロ
ーラ14のニップ部に通して乾燥部に送出すようになっ
ている。そして、サイズボックス11の後端に溢流樋1
5が設けられ、この溢流樋15からサイズボックス11
内の糊液Wの一部がキャビティボックス10に溢流する
一方、キャビティボックス10内の糊液Wが後記のよう
にしてサイズボックス11に送られ、キャビティボック
ス10には、その差、すなわちキャビティボックス10
における糊液Wの消費量に応じた糊液Wが別の調合タン
ク(図示されていない)から補給される。
11はサイズボックスであり、サイズボックス11に
は、ガイドローラ12、浸漬ローラ13および2組の絞
りローラ14がキャビティボックス10側から順に設け
られ、キャビティボックス10の後方(図1の左方)か
ら供給される経糸Tをガイドローラ12から浸漬ローラ
13の下に導いて糊液Wに浸漬し、次いで2組の絞りロ
ーラ14のニップ部に通して乾燥部に送出すようになっ
ている。そして、サイズボックス11の後端に溢流樋1
5が設けられ、この溢流樋15からサイズボックス11
内の糊液Wの一部がキャビティボックス10に溢流する
一方、キャビティボックス10内の糊液Wが後記のよう
にしてサイズボックス11に送られ、キャビティボック
ス10には、その差、すなわちキャビティボックス10
における糊液Wの消費量に応じた糊液Wが別の調合タン
ク(図示されていない)から補給される。
【0013】上記のキャビティボックス10からサイズ
ボック11へ糊液Wを循環させる糊液パイプ16に循環
ポンプ17および濾過用密閉ケース20が直列に、かつ
循環ポンプ17が上流側(キャビティボックス10側)
に位置するように介設される。上記の濾過用密閉ケース
20は、縦形の円筒状に形成され、その上端に上記循環
ポンプ17側の糊液パイプ16の前端が接線方向に接続
される。そして、この濾過用密閉ケース20の内側に8
0〜100メッシュの金網で円筒状に形成され、上下両
端が塞がれた清浄用スクリーン21が同心状に設けら
れ、その底板にサイズボックス11側の糊液パイプ16
が上記濾過用密閉ケース20の底板を貫通して接続され
る。
ボック11へ糊液Wを循環させる糊液パイプ16に循環
ポンプ17および濾過用密閉ケース20が直列に、かつ
循環ポンプ17が上流側(キャビティボックス10側)
に位置するように介設される。上記の濾過用密閉ケース
20は、縦形の円筒状に形成され、その上端に上記循環
ポンプ17側の糊液パイプ16の前端が接線方向に接続
される。そして、この濾過用密閉ケース20の内側に8
0〜100メッシュの金網で円筒状に形成され、上下両
端が塞がれた清浄用スクリーン21が同心状に設けら
れ、その底板にサイズボックス11側の糊液パイプ16
が上記濾過用密閉ケース20の底板を貫通して接続され
る。
【0014】上記濾過用密閉ケース20の上面には、モ
ータ台22を介して清浄用モータ23が設置され、その
出力軸が上記円筒状の清浄用スクリーン21の中心線に
沿って濾過用密閉ケース20の天板を貫通する。そし
て、この出力軸の下端に直径方向のブラシホルダ24が
固定され、このブラシホルダ24の両端に上下方向のバ
ーブラシ25の上端が接続され、これらによって上記清
浄用スクリーン21上のスラッジを掻き落すための分離
装置が構成される。
ータ台22を介して清浄用モータ23が設置され、その
出力軸が上記円筒状の清浄用スクリーン21の中心線に
沿って濾過用密閉ケース20の天板を貫通する。そし
て、この出力軸の下端に直径方向のブラシホルダ24が
固定され、このブラシホルダ24の両端に上下方向のバ
ーブラシ25の上端が接続され、これらによって上記清
浄用スクリーン21上のスラッジを掻き落すための分離
装置が構成される。
【0015】上記濾過用密閉ケース20の底板に戻しパ
イプ26の一端が接続され、その接続端付近に電磁開閉
弁27が介設され、戻しパイプ26の他端が上記キャビ
ティボックス10の上方に導かれ、その開口端に20〜
50メッシュの金網からなるバッグフィルタ28が取付
けられ、その大部分がキャビティボックス10の糊液W
に浸漬される。
イプ26の一端が接続され、その接続端付近に電磁開閉
弁27が介設され、戻しパイプ26の他端が上記キャビ
ティボックス10の上方に導かれ、その開口端に20〜
50メッシュの金網からなるバッグフィルタ28が取付
けられ、その大部分がキャビティボックス10の糊液W
に浸漬される。
【0016】上記の構造において、糊付機が運転される
と、多数本の経糸Tが矢印方向に前進してサイズボック
ス11内で糊付され、前方の乾燥部に送られる。この糊
付けに伴って経糸Tから分離した毛羽等の固形分は、溢
流樋15から溢流する糊液Wと共にキャビティボックス
10に流入し、この固形分を含む糊液Wは、糊液パイプ
16を通って濾過用密閉ケース20の上端に送られ、密
閉ケース20に対して接線方向に流入して内側の円筒状
の清浄用スクリーン21の周囲を螺旋状に旋回しながら
下降し、その間に清浄用スクリーン21で濾過される。
そして、清浄用スクリーン21の内側の濾室に入った濾
過糊液は、糊液パイプ16によってサイズボックス11
に送られる。
と、多数本の経糸Tが矢印方向に前進してサイズボック
ス11内で糊付され、前方の乾燥部に送られる。この糊
付けに伴って経糸Tから分離した毛羽等の固形分は、溢
流樋15から溢流する糊液Wと共にキャビティボックス
10に流入し、この固形分を含む糊液Wは、糊液パイプ
16を通って濾過用密閉ケース20の上端に送られ、密
閉ケース20に対して接線方向に流入して内側の円筒状
の清浄用スクリーン21の周囲を螺旋状に旋回しながら
下降し、その間に清浄用スクリーン21で濾過される。
そして、清浄用スクリーン21の内側の濾室に入った濾
過糊液は、糊液パイプ16によってサイズボックス11
に送られる。
【0017】上記の濾過用密閉ケース20内では、清浄
用スクリーン21の表面に沿ってバーブラシ25が水平
に回転しているので、上記の濾過に伴って清浄用スクリ
ーン21の表面に捕捉されたスラッジが掻き落され、常
に目詰まりのない状態で濾過が行われる。一方、掻き落
されたスラッジは、清浄用スクリーン21の外側の原液
室内で次第に沈澱する。そして、電磁開閉弁27を間欠
的に(例えば5〜15分おきに所定時間、例えば5〜2
0秒間)開くことにより、上記のスラッジ含有糊液がキ
ャビティボックス10に循環され、バッグフィルタ28
で再濾過され、毛羽その他の固形分のみが回収される。
実験によれば、バッグフィルタ28を引き上げて上記の
固形分を廃棄するのは、1日に1回で充分であった。
用スクリーン21の表面に沿ってバーブラシ25が水平
に回転しているので、上記の濾過に伴って清浄用スクリ
ーン21の表面に捕捉されたスラッジが掻き落され、常
に目詰まりのない状態で濾過が行われる。一方、掻き落
されたスラッジは、清浄用スクリーン21の外側の原液
室内で次第に沈澱する。そして、電磁開閉弁27を間欠
的に(例えば5〜15分おきに所定時間、例えば5〜2
0秒間)開くことにより、上記のスラッジ含有糊液がキ
ャビティボックス10に循環され、バッグフィルタ28
で再濾過され、毛羽その他の固形分のみが回収される。
実験によれば、バッグフィルタ28を引き上げて上記の
固形分を廃棄するのは、1日に1回で充分であった。
【0018】図2の実施例は、バッグフィルタ28をキ
ャビティボックス10の外側に設けた糊溜め槽30に設
置した例である。すなわち、キャビティボックス10の
外側に小型の糊溜め槽30を設け、戻しパイプ26の端
部に取付けたバッグフィルタ28を糊溜め槽30内の糊
液Wに浸漬し、この糊溜め槽30の底とキャビティボッ
クス10の上方とを第2戻しパイプ31で接続し、この
第2戻しパイプ31に第2循環ポンプ32を介設したも
のである。
ャビティボックス10の外側に設けた糊溜め槽30に設
置した例である。すなわち、キャビティボックス10の
外側に小型の糊溜め槽30を設け、戻しパイプ26の端
部に取付けたバッグフィルタ28を糊溜め槽30内の糊
液Wに浸漬し、この糊溜め槽30の底とキャビティボッ
クス10の上方とを第2戻しパイプ31で接続し、この
第2戻しパイプ31に第2循環ポンプ32を介設したも
のである。
【0019】
【発明の効果】上記のとおり、請求項1に記載された発
明は、キャビティボックスからサイズボックスへ糊液を
送るための糊液パイプに濾過用密閉ケースを介在して上
記の糊液を濾過用密閉ケース内の清浄用スクリーンで濾
過し、この濾過糊液をサイズボックスへ循環するので、
サイズボックスには完全に濾過された清浄な糊液が供給
され、しかも、濾過用密閉ケース内の清浄用スクリーン
の目が分離装置により常に掃除されるので、この清浄用
スクリーンを外して掃除することなく、常に目詰まりの
ない状態で能率よく上記の濾過を行うことができる。
明は、キャビティボックスからサイズボックスへ糊液を
送るための糊液パイプに濾過用密閉ケースを介在して上
記の糊液を濾過用密閉ケース内の清浄用スクリーンで濾
過し、この濾過糊液をサイズボックスへ循環するので、
サイズボックスには完全に濾過された清浄な糊液が供給
され、しかも、濾過用密閉ケース内の清浄用スクリーン
の目が分離装置により常に掃除されるので、この清浄用
スクリーンを外して掃除することなく、常に目詰まりの
ない状態で能率よく上記の濾過を行うことができる。
【0020】一方、上記密閉ケース内の清浄用スクリー
ンで捕捉された毛羽等のスラッジを多量に含むスラッジ
含有糊液は、キャビティボックスの糊液に浸漬されてい
るバッグフィルタを介してキャビティボックス内の糊液
に戻されるので、バッグフィルタに入ったスラッジ中の
糊粕は、溶解されて糊液に還元され、バッグフィルタに
は糊液に還元されない毛羽その他の固形分のみが残され
る。したがって、バッグフィルタを引き上げて得られる
スラッジは、従来に比して粘度が低く、取扱いが容易で
あり、かつ少量である。
ンで捕捉された毛羽等のスラッジを多量に含むスラッジ
含有糊液は、キャビティボックスの糊液に浸漬されてい
るバッグフィルタを介してキャビティボックス内の糊液
に戻されるので、バッグフィルタに入ったスラッジ中の
糊粕は、溶解されて糊液に還元され、バッグフィルタに
は糊液に還元されない毛羽その他の固形分のみが残され
る。したがって、バッグフィルタを引き上げて得られる
スラッジは、従来に比して粘度が低く、取扱いが容易で
あり、かつ少量である。
【0021】また、上記の清浄用スクリーンおよびバッ
グフィルタは、双方とも糊液中に浸漬されているため、
これらに付着した糊液が乾燥されて糊粕を生成すること
がない。そして、清浄用スクリーンに付着したスラッジ
は、自動的に剥離されてバッグフィルタに送られるの
で、清浄用スクリーンの掃除が不要であり、バッグフィ
ルタのみを掃除すればよいが、上記のとおりバッグフィ
ルタに残るのは固形分のみであるから、この掃除も1日
に1回程度でよい。しかも、バッグフィルタは、糊液に
浸漬されるので、スラッジがキャビティボックスの回り
に飛散することがない。
グフィルタは、双方とも糊液中に浸漬されているため、
これらに付着した糊液が乾燥されて糊粕を生成すること
がない。そして、清浄用スクリーンに付着したスラッジ
は、自動的に剥離されてバッグフィルタに送られるの
で、清浄用スクリーンの掃除が不要であり、バッグフィ
ルタのみを掃除すればよいが、上記のとおりバッグフィ
ルタに残るのは固形分のみであるから、この掃除も1日
に1回程度でよい。しかも、バッグフィルタは、糊液に
浸漬されるので、スラッジがキャビティボックスの回り
に飛散することがない。
【0022】また、請求項2に記載された発明は、濾過
用密閉ケースの原液室に沈澱したスラッジを含むスラッ
ジ含有糊液をキャビティボックスに戻す代わりに、キャ
ビティボックスとは別の糊溜め槽のバッグフィルタに戻
し、この糊溜め槽の糊液に浸漬されているバッグフィル
タを通過した糊液をキャビティボックスに戻すようにし
たので、請求項1記載の発明と同様の効果が得られると
共に、キャビティボックスのすぐ上を経糸が走行してい
るような場合に、経糸から離れた場所でバッグフィルタ
を着脱することが可能になり、操作性が向上する。
用密閉ケースの原液室に沈澱したスラッジを含むスラッ
ジ含有糊液をキャビティボックスに戻す代わりに、キャ
ビティボックスとは別の糊溜め槽のバッグフィルタに戻
し、この糊溜め槽の糊液に浸漬されているバッグフィル
タを通過した糊液をキャビティボックスに戻すようにし
たので、請求項1記載の発明と同様の効果が得られると
共に、キャビティボックスのすぐ上を経糸が走行してい
るような場合に、経糸から離れた場所でバッグフィルタ
を着脱することが可能になり、操作性が向上する。
【図1】この発明の第1実施例の説明図である。
【図2】第2実施例の要部の説明図である。
10:キャビティボックス、11:サイズボックス、1
2:ガイドローラ、13:浸漬ローラ、14:絞りロー
ラ、15:溢流樋、16:糊液パイプ、17:循環ポン
プ、20:濾過用密閉ケース、21:円筒状の清浄用ス
クリーン、23:モータ、25:バーブラシ(清浄用ス
クリーンからスラッジを掻き落すための分離装置)、2
6:戻しパイプ、27:電磁開閉弁、28:バッグフィ
ルタ、30:糊溜め槽、31:第2戻しパイプ、32:
第2循環ポンプ、T:経糸、W:糊液。
2:ガイドローラ、13:浸漬ローラ、14:絞りロー
ラ、15:溢流樋、16:糊液パイプ、17:循環ポン
プ、20:濾過用密閉ケース、21:円筒状の清浄用ス
クリーン、23:モータ、25:バーブラシ(清浄用ス
クリーンからスラッジを掻き落すための分離装置)、2
6:戻しパイプ、27:電磁開閉弁、28:バッグフィ
ルタ、30:糊溜め槽、31:第2戻しパイプ、32:
第2循環ポンプ、T:経糸、W:糊液。
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビティボックスおよびサイズボック
ス間で糊液を循環させるようにした経糸糊付機におい
て、上記のキャビティボックスからサイズボックスへ糊
液を送るための糊液パイプに、内側が清浄用スクリーン
で2室に仕切られた濾過用密閉ケースを介在させて清浄
用スクリーンの片側の原液室をキャビティボックスに、
反対側の濾室をサイズボックスにそれぞれ連通させ、上
記原液室に清浄用スクリーン上のスラッジを掻き落すた
めの分離装置を設け、上記原液室の下端と上記キャビテ
ィボックスの上部とを、上記の掻き落された多量のスラ
ッジを含む糊液をキャビティボックスに戻すことができ
る戻しパイプで接続し、この戻しパイプのキャビティボ
ックス側端部に取付けたバッグフィルタをキャビティボ
ックス内の糊液に浸漬するようにしたことを特徴とする
経糸糊付機の糊液濾過装置。 - 【請求項2】 キャビティボックスおよびサイズボック
ス間で糊液を循環させるようにした経糸糊付機におい
て、上記のキャビティボックスからサイズボックスへ糊
液を送るための糊液パイプに、内側が清浄用スクリーン
で2室に仕切られた濾過用密閉ケースを介在させて清浄
用スクリーンの片側の原液室をキャビティボックスに、
反対側の濾室をサイズボックスにそれぞれ連通させ、上
記原液室に清浄用スクリーン上のスラッジを掻き落すた
めの分離装置を設け、かつ上記原液室とキャビティボッ
クスとの間に糊溜め槽を設け、上記原液室の下端と糊溜
め槽の上部とを、上記の掻き落された多量のスラッジを
含む糊液をキャビティボックスに戻すことができる戻し
パイプで接続し、この戻しパイプの糊溜め槽側端部に取
付けたバッグフィルタを糊溜め槽内の糊液に浸漬し、こ
のバッグフィルタで濾過された糊溜め槽内の糊液をキャ
ビティボックスに戻すようにしたことを特徴とする経糸
糊付機の糊液濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171749A JPH0733633B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 経糸糊付機の糊液濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4171749A JPH0733633B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 経糸糊付機の糊液濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05339870A JPH05339870A (ja) | 1993-12-21 |
| JPH0733633B2 true JPH0733633B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=15928985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4171749A Expired - Fee Related JPH0733633B2 (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | 経糸糊付機の糊液濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733633B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096656A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Tsudakoma Corp | 経糸糊付け装置の泡や浮遊物の排出方法 |
| JP2003129369A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-08 | Tsudakoma Corp | 経糸糊付け装置及び糊液補給方法 |
| CN103952877A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-07-30 | 吴江龙升纺织有限公司 | 一种新型浆纱装置 |
| CN115522345A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-12-27 | 盐城市翔盛碳纤维科技有限公司 | 一种碳纤维生产预浸液补液装置 |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP4171749A patent/JPH0733633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05339870A (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
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