JPH07336409A - コネクション制御方式及びコネクション制御方法 - Google Patents

コネクション制御方式及びコネクション制御方法

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JPH07336409A
JPH07336409A JP6130656A JP13065694A JPH07336409A JP H07336409 A JPH07336409 A JP H07336409A JP 6130656 A JP6130656 A JP 6130656A JP 13065694 A JP13065694 A JP 13065694A JP H07336409 A JPH07336409 A JP H07336409A
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JP
Japan
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connection
logical connection
communication
logical
identifier
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Pending
Application number
JP6130656A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuntaro Kobayashi
俊太郎 小林
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP6130656A priority Critical patent/JPH07336409A/ja
Publication of JPH07336409A publication Critical patent/JPH07336409A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信再開時に再開前のコネクションとは別の
コネクションを確立することにより待ち合わせを不要と
し、転送効率のよいコネクション制御方式及びコネクシ
ョン制御方法を提供する。 【構成】 今回のコネクト動作時に、図示しないコネク
ション記録テーブルの中から「未使用」の自局終端識別
子を取得し(S1)、その識別子を前回のコネクト動作時に
使用したか否かを判定し(S2)、NOの場合は、その識別子
を自局終端識別子として「使用」する(S3)。YES の場合
はディスコネクト時刻からセグメントの最大生存時間が
経過しているか否かを判定し(S4)、YES の場合はステッ
プS3へ移行し、NOの場合は他の「未使用」の自局終端識
別子を取得し(S5)、ステップS2へ移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークを介してコ
ンピュータ相互間で通信する場合においてコネクション
を確立するコネクション制御方式及びコネクション制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はコンピュータ相互間の通信をネッ
トワークを介して行なうシステムを示すブロック図であ
る。図においてコンピュータ1a,1b,1c,1d,1e,1f は、メ
ッセージの発信元であり、また宛先であり、夫々ネット
ワーク2a,2b,2c,2d,2e,2f に接続されている。ゲートウ
エイ3a,3b,3c,3d,3eはネットワーク相互間においてメッ
セージを授受するものであって、一般的に汎用のコンピ
ュータが使用される。
【0003】そしてネットワーク毎に使っているプロト
コルが異なる場合、メッセージを授受するときにプロト
コル変換を行なう。このためメッセージがゲートウエイ
を通過する場合、時間を必要とする。ゲートウエイ3aは
ネットワーク2a,2c,2d,2e と接続され、ゲートウエイ3b
はネットワーク2b,2c と接続され、ゲートウエイ3cはネ
ットワーク2b,2c,2eと接続され、ゲートウエイ3dはネッ
トワーク2a,2c,2fと接続され、ゲートウエイ3eはネット
ワーク2d,2e と接続されている。ネットワーク2a,2b,2
c,2d,2e,2f は夫々コンピュータ1a,1b,1c,1d,1e,1f の
ほかに図示しないコンピュータを接続し、ローカルなネ
ットワークを構成している。そして識別用のネットワー
ク番号が付される。
【0004】次に動作について説明する。コンピュータ
1aがコンピュータ1bへメッセージを送信する場合、ネッ
トワーク2aのゲートウエイ3a,3d のどれに送信するかを
決定する。例えばゲートウエイ3aへ送信することを決定
した場合、ゲートウエイ3aへ送信すべくメッセージをネ
ットワーク2aへ送信する。ゲートウエイ3aは受信したメ
ッセージの宛先を見て、他のネットワーク及び他のゲー
トウエイの稼働状態並びに目的地までの距離を考慮し、
ルートとしてのゲートウエイ3b,3c のどれに送信するか
を決定する。例えばゲートウエイ3bへ送信することを決
定した場合、ゲートウエイ3bへ送信すべくメッセージを
ネットワーク2cへ送信する。ゲートウエイ3bは宛先がネ
ットワーク2bに接続されたコンピュータ1bであることを
認識し、コンピュータ1bへメッセージを送信する。他の
コンピュータも同様にメッセージを送信できる。
【0005】図6は通信システムの標準としてモデル化
したOSI 参照モデルのトランスポート層におけるデータ
転送を、図5に示すシステムにおいて実現する状況を説
明する説明図である。図において4a (又は4b) はコンピ
ュータ1a (又は1b) 上のアプリケーションプログラムが
データを転送するプロセスを実行する単位である。TCP
モジュール5a (又は5b) は両プロセス4a,4b を結ぶ論理
的コネクションを確立し通信を可能とする実行主体であ
る。
【0006】データ転送を行なうコンピュータ1a上のプ
ロセス4aはTCP モジュール5aに対して相手局のコンピュ
ータ1b上のプロセス4bとの間に論理的コネクションを確
立すべく要請する。コネクションが確立された場合、プ
ロセス4aは送信すべきデータが格納された送信データバ
ッファ9aの場所を示し、TCP モジュール5aに対しデータ
の転送を要求する。TCP モジュール5aはバッファにある
送信データを伝送単位毎に区切ってデータ部82となし、
データの転送を制御する制御符号の集合をヘッダ部81と
なし、両部81,82 をパッケージ化してセグメント8とな
す。
【0007】制御符号は分割したメッセージを送信すべ
き順序を示す順序番号を含み、TCPモジュール5aは、こ
の送信番号順にセグメント8を相手局のコンピュータ1b
上のTCP モジュール5bへ転送する。セグメント8を受信
したTCP モジュール5bはセグメント8のヘッダ部81を覗
きデータ部82を集合させて受信データとなし、プロセス
4bが用意している受信データバッファ9bへ格納し、プロ
セス4bに対しデータの受信が完了したことを通知する。
確立したコネクションでデータを転送中に転送サービス
を中止する場合、そのコネクションは閉塞され、他局が
そのコネクションを使用することが禁止される。
【0008】図7は図6において両プロセス4a,4b 用の
論理的コネクションを確立する従来の手順を示す説明図
である。図において矢印はコネクションを確立すべく実
行されるプログラムの能動側から受動側への方向を示す
ものであって、矢印に添えた括弧の中の数字はコネクシ
ョンを確立する順序を示すものである。論理的コネクシ
ョン6は両プロセス4a,4b 間を結ぶトランスポート層に
おける通信路であって、そのコンピュータ1a (又は1b)
側における終端がポート6a (又は6b) である。両ポート
6a,6b には論理的コネクション6を識別するポート番号
として、夫々終端識別子が割り当てられる。TCP モジュ
ール5a,5b は図6におけるTCP モジュール5a,5b と同様
のものである。OS 7a ( 又は7b) はコンピュータ1a (又
は1b) のOSであって、ポート6a (又は6b) とプロセス4a
(又は4b) とを一意に対応させている。次に論理的コネ
クション6を確立する手順について説明する。
【0009】(1) 先ずコンピュータ1b上のプロセス4b
はコンピュータ1a上のプロセス4aからのコネクションを
確立する要求を受け付けるべくOS 7b に対しポート6bの
割り当てを依頼する。 (2) OS 7bは依頼された時点において使用されているポ
ートと重複しないようにプロセス4bに対しポート6bの終
端識別子(「100 」とする) を割り当てる。そしてTCP
モジュール5bに対して論理的コネクションを確立するた
めの準備を指令する。 (3) 割り当てられたポート6bの終端識別子「100 」が
OS 7b からプロセス4bへ通知される。プロセス4bは論理
的コネクションを確立する要求を待ち受ける。このポー
ト6bの終端識別子「100 」は広く他のプロセスに対し周
知される。 (4) コンピュータ1a上のプロセス4aはコンピュータ1b
上のポート6bの終端識別子「100 」に対する論理的コネ
クションの確立をOS 7a に対して依頼する。 (5) OS 7a はプロセス4aに対し空いているポート6aの
終端識別子 (「200 」とする) を割り当てて、TCP モジ
ュール5aに対し指定されたコンピュータ1b上のポート6b
の終端識別子「100 」に対する論理的コネクションの確
立を指令する。 (6) TCP モジュール5aはTCP モジュール5bに終端識別
子「200 」及び「100 」を指定して論理的コネクション
6を確立する要求のメッセージを送信する。 (7) そのメッセージを受信したTCP モジュール5bは指
定されている終端識別子「100 」が割り当てられている
か否かを調査し、割り当てられている場合は、ポート6b
に対し論理的コネクションの確立の要求があったことを
通知する。 (8) この通知がOS 7b を介してプロセス4bに伝えられ
る。 (9) プロセス4bは、その要求を受理するか否かを判定
し、受理する場合は受理の旨をOS 7b に通知する。 (10) OS 7b は受理の旨をTCP モジュール5bに通知す
る。 (11) TCP モジュール5bは受理のメッセージをTCP モジ
ュール5aに送信する。 (12) TCP モジュール5aはポート6aに対し受理のメッセ
ージを伝える。 (13) この受理のメッセージがOS 7a を介してプロセス
4aに伝えられ、論理的コネクション6が確立される。こ
れがコネクト動作である。
【0010】このように従来のコネクト動作においては
ポート6a (又は6b) の終端識別子はコンピュータ1a (又
は1b) がローカル的に管理しており、プロセス4a (又は
4b)に対する終端識別子の割り当てはOS 7a(又は7b) が
行っている。そして論理的コネクション6の切断、即ち
ディスコネクト動作もコネクト動作に準じて行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクション制
御方式は以上に述べたように構成されているので、同じ
論理的コネクション6が確立され切断されることが繰り
返された場合、即ち両ポート6a,6b のポート番号として
同じ終端識別子が繰り返して使用された場合、切断され
た論理的コネクションで使用していたセグメントの順序
番号と新しく確立された論理的コネクションで使用する
セグメントの順序番号とは重複しないことが望ましい。
これは解放されたコネクションで転送されるセグメント
がネットワーク中をうろうろと浮遊し生存していて、そ
のコネクションが解放され、新たに開設された後に受信
側に到着した場合、そのセグメントの識別番号としての
順序番号が同じであるときは受信側で区別することがで
きないからである。以後セグメントがネットワークの中
を生存している最大の時間を、最大生存時間という。
【0012】したがって、論理的コネクションの異常が
確認され、又は論理的コネクションが閉塞され、論理的
コネクションを再確立すべくコネクト動作を行なう場合
において異常 (又は閉塞) を確認した時点からセグメン
トの最大生存時間が経過するまでコネクト動作を待ち合
わせていた。またコネクト動作を待ち合わせた場合、そ
のコンピュータの送信データバッファのデータを蓄積す
る蓄積容量が小さいときは、送信データが失われるとい
う問題点があった。
【0013】本発明はこのような問題点を解消し、引き
続き同じ相手局と通信する場合、前回とは別の論理的コ
ネクションを確立することにより待ち合わせをなくし転
送効率のよいコネクション制御方式及びコネクション制
御方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るコネクシ
ョン制御方式は、コンピュータ相互間で通信すべく論理
的コネクションを確立し、通信終了後に論理的コネクシ
ョンを切断する制御を行なうコネクション制御方式であ
って、論理的コネクションを確立する制御を行なうため
のコネクション制御情報を格納する格納手段と、該格納
手段が格納する内容に基づき、今回の通信の相手局が前
回の通信の相手局と同一であるか否かを判定する第1判
定手段と、該第1判定手段が同一と判定した場合、前回
の通信における論理的コネクションを切断した時刻から
所定時間が経過しているか否かを判定する第2判定手段
と、該第2判定手段が否と判定した場合、前回の通信に
おける論理的コネクションとは論理的に異なる論理的コ
ネクションを確立するコネクション確立手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0015】第2発明に係るコネクション制御方式は、
前記格納手段が論理的コネクションを識別する識別子及
び論理的コネクションを切断した切断時刻を前記コネク
ション制御情報として格納し、コンピュータの電源を投
入後、前記格納手段が格納する内容を所定値に設定する
設定手段を備えたことを特徴とする。
【0016】第3発明に係るコネクション制御方法は、
コンピュータ相互間で通信すべく論理的コネクションを
確立し、通信終了後に論理的コネクションを切断する制
御を行なうコネクション制御方法であって、論理的コネ
クションを確立する制御を行なうためのコネクション制
御情報を格納し、格納したコネクション制御情報に基づ
き今回の通信の相手局が前回の通信の相手局と同一であ
るか否かを判定し、判定した結果が同一である場合、前
回の通信における論理的コネクションを切断した時刻か
ら所定時間が経過しているか否かを判定し、判定した結
果が否である場合、前回の通信における論理的コネクシ
ョンとは論理的に異なる論理的コネクションを確立する
ことを特徴とする。
【0017】第4発明に係るコネクション制御方法は、
論理的コネクションを識別する識別子及び論理的コネク
ションを切断した切断時刻を前記コネクション制御情報
として格納し、コンピュータの電源を投入後、前記コネ
クション情報として格納した内容を所定値に設定するこ
とを特徴とする。
【0018】
【作用】第1発明又は第3発明では、論理的コネクショ
ンを確立する制御を行なうためのコネクション制御情報
を格納し、格納したコネクション制御情報に基づき今回
の通信の相手局が前回の通信の相手局と同一であるか否
かを判定し、判定した結果が同一である場合、前回の通
信における論理的コネクションを切断した時刻から所定
時間が経過しているか否かを判定し、判定した結果が否
である場合、前回の通信における論理的コネクションと
は論理的に異なる論理的コネクションを確立し、論理的
コネクションを確立する場合に待ち合わせを不要とす
る。
【0019】第2発明又は第4発明では、第1発明又は
第3発明において、論理的コネクションを識別する識別
子及び論理的コネクションを切断した切断時刻を前記コ
ネクション制御情報として格納し、コンピュータの電源
を投入後、前記コネクション情報として格納した内容を
所定値に設定する。
【0020】
【実施例】以下本発明を、その実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。図1はOSI 参照モデルのトランス
ポート層においてコンピュータ間通信を行なう場合に、
論理的コネクションを確立する手順を示す説明図であ
る。図において矢印はコネクションを確立すべく実行さ
れるプログラムの能動側から受動側への方向を示すもの
であって、矢印に添えた括弧の中の数字はコネクション
を確立する順序を示すものである。
【0021】コンピュータ1a (又は1b) は図示しないネ
ットワークを介して相手局のコンピュータ1b (又は1a)
へデータを転送する。プロセス4a (又は4b) はコンピュ
ータ1a (又は1b) 上のアプリケーションプログラムがデ
ータを転送するプロセスを実行する単位であり、TCP モ
ジュール5a (又は5b) は論理的コネクション61 (又は6
2) を確立して通信を可能とする実行主体である。論理
的コネクション61 (又は62) は両プロセス4a,4b 間を結
ぶトランスポート層における通信路である。
【0022】コンピュータ1a (又は1b) 側における論理
的コネクション61の終端がポート61a(又は6b) である。
確立された論理的コネクション61が切断された後、通信
を再開する場合、両プロセス4a,4b 間に論理的コネクシ
ョン62が確立される。コンピュータ1a (又は1b) 側にお
ける論理的コネクション62の終端がポート62a(又は6b)
である。コネクション制御モジュール60a はポート61a
(又は62a)のポート番号として終端識別子を定める実行
主体であり、コネクション制御モジュール60b はポート
6bのポート番号として終端識別子を定める実行主体であ
る。
【0023】そしてコネクション制御モジュール60a(又
は60b)は夫々のポートを管理すべく論理的コネクション
61 (又は62) を確立するコネクト動作又は論理的コネク
ション61 (又は62) を切断するディスコネクト動作に関
する情報を1コネクションにつき1レコードとして図示
しないコネクション記録テーブルに記録し、またクロッ
クをカウントして計時を行なうタイマーを備えている。
そしてOS 7a(又は7b)はプロセス4a (又は4b),TCP モジ
ュール5a (又は5b) 及びコネクション制御モジュール60
a(又は60b)を統括してデータを転送せしめる。
【0024】図2は図1におけるコネクション制御モジ
ュール60a がコネクション記録テーブルに記録するレコ
ードのレコードフォーマットである。図において63は自
局のポート62a のポート番号を示す項目であって、論理
的コネクション62を識別するための自局の終端識別子と
して作用する。この自局終端識別子63を使用して論理的
コネクション62を確立する場合、自局終端識別子用フラ
グ64の項目にビット“1”を立てて「使用」を表示し、
論理的コネクション62を切断する場合、自局終端識別子
用フラグ64の項目にビット“0”として「未使用」を表
示する。この表示はコネクション制御モジュール60a に
より行われる。
【0025】相手局終端識別子65は相手局のポート6bの
ポート番号を示す項目であって、論理的コネクション62
を識別するための相手局の終端識別子として作用する。
自局アドレス66は、データの転送元としてのコンピュー
タ1aのアドレスを示す項目であり、相手局アドレス67は
データの宛先としてコンピュータ1bのアドレスを示す項
目であり、いずれもプロセス4aからコネクション制御モ
ジュール60a に与えられ、論理的コネクション62を確立
する場合に使用される。ディスコネクト時刻68は論理的
コネクション62を切断した時刻を示す項目であって、デ
ィスコネクト動作が完了した時刻が、その時点において
コネクション制御モジュール60a により表示される。論
理的コネクション62の異常が確認された場合はその確認
された時刻が表示される。
【0026】以上は、コネクション制御モジュール60a
が記録するレコードフォーマットについて述べたが、コ
ネクション制御モジュール60b が記録するレコードフォ
ーマットもこれと同様のものであることは言うまでもな
い。
【0027】次に図1に戻り論理的コネクション62を確
立する手順について説明する。 (1) 先ずコンピュータ1b上のプロセス4bはコンピュータ
1a上のプロセス4aからのコネクションを確立する要求を
受け付けるべく、コネクション制御モジュール60b に対
しコネクションを確立する準備を指示する。 (2) コネクション制御モジュール60b はポート6bの終端
識別子を「100 」とすべく、終端識別子をOS 7b に示し
て割り当てを依頼する。このポート6bの終端識別子「10
0 」は広く他のプロセスに対して周知されている。 (3) OS 7bはポート6bの終端識別子「100 」がコンピュ
ータ1b上の図示していない他のプロセスで使用されてい
ないことを確認し、該識別子「100 」を割り当て、コネ
クション制御モジュール60b に対し依頼通り割り当てた
旨を通知する。 (4) OS 7b はTCP モジュール5bに対してコネクションを
確立するための準備を指令する。 (5) コンピュータ1a上のプロセス4aはコンピュータ1b上
のポート6bの終端識別子「100 」に対する論理的コネク
ションの確率をコネクション制御モジュール60aに対し
て指示する。 (6) コネクション制御モジュール60a は空いているポー
ト62a の終端識別子を「200 」とすべく終端識別子をOS
7a に示して割り当てを依頼する。 (7) OS 7a は割り当てを依頼されたポート62a の終端識
別子「200 」がコンピュータ1a上の図示していない他の
プロセスで使用していないことを確認し、該識別子「20
0 」を割り当て、コネクション制御モジュール60a に対
し依頼通り割り当てた旨を通知する。 (8) OS 7a はTCP モジュール5aに対し指定されたプロセ
ス4bのポート6bの終端識別子「100 」に対するコネクシ
ョンの確立を指令する。 (9) TCPモジュール5aはTCP モジュール5bに終端識別子
「200 」及び「100 」を指定して論理的コネクション62
を確立する要求のメッセージを送信する。 (10) そのメッセージを受信したTCP モジュール5bは指
定されている終端識別子「100 」が割り当てられている
か否かを調査し、割り当てられている場合は、ポート6b
に対し論理的コネクションの確立の要求があったことを
通知する。 (11) この通知がOS 7b を介してコネクション制御モジ
ュール60b に伝えられる。 (12) コネクション制御モジュール60b は、その要求を
受理するか否かを判定し、受理する場合は受理の旨を、
OS 7b およびプロセス4bに通知する。 (13) OS 7b は受理の旨をTCP モジュール5bに通知す
る。 (14) TCP モジュール5bは受理のメッセージをTCP モジ
ュール5aに送信する。 (15) TCP モジュール5aはポート62a に対し受理のメッ
セージを伝える。 (16) この受理のメッセージがOS 7a を介して、コネク
ション制御モジュール60a に伝えられる。 (17)コネクション制御モジュール60a はプロセス4aに論
理的コネクションが確立されたことを通知し、論理的コ
ネクション62が確立される。これがコネクト動作であ
る。
【0028】コネクト動作の後、データが転送され、デ
ータの転送後、ディスコネクト動作が行われる。このデ
ィスコネクト動作もコネクト動作に準じて行われる。こ
のようにポート62a(又は6b) の終端識別子の割り当ては
コネクション制御モジュール60a(又は60b)が行ってい
る。
【0029】次に、コネクション制御モジュール60a が
ポート62a の終端識別子を決定する動作について説明す
る。図3は図1のコネクションを確立する順序(6) にお
いてポート62a の終端識別子を決定する手順を示すフロ
ーチャートである。
【0030】プロセス4aがコネクションの確立を要求し
ている旨をOS 7a から伝えられたコネクション制御モジ
ュール60a は要求伝達時に与えられる相手局のプロセス
4bに関する情報に基づいて相手局のコンピュータ1bのア
ドレスを識別し、その相手局アドレス及び与えられたポ
ート6bの終端識別子の値がコネクション記録テーブルに
おける相手局アドレス67及び相手局終端識別子65の内容
と一致するレコードの中から自局終端識別子用フラグ64
が「未使用」である自局終端識別子63の内容 (前回以前
に自局終端識別子として使用したもの) を読み出す(S
1)。
【0031】次にその読み出した値が論理的コネクショ
ン61を確立した時、即ち前回のコネクト動作時にポート
61a の終端識別子として使用したか否かをコネクション
記録テーブルを調査することにより判定する(S2)。判定
結果がNOの場合は、読み出した値をポート62a の終端識
別子とし、コネクション記録テーブルにおいて、今回記
録すべきレコードの自局終端識別子63に登録し、対応す
る自局終端識別子用フラグ64に「使用」と表示させる(S
3)。判定結果がYES の場合は、内蔵しているタイマーに
より論理的コネクション61切断したディスコネクト時刻
からセグメントの最大生存時間が経過しているか否かを
判定し(S4)、経過している場合はステップS3へ移行し、
経過していない場合はコネクション記録テーブルにおい
て相手局終端識別子65、自局アドレス66、相手局アドレ
ス67が該当するレコードの中から自局終端識別子用フラ
グが「未使用」である他の自局終端識別子63の内容を読
み出し(S5)、ステップS2へ移行する。
【0032】このようにコネクション制御モジュール60
a は通信を再開する場合、それ迄のコネクションに関す
る項目を記録したコネクション記録テーブルに基づき再
開前の終端識別子とは異なる値を終端識別子として定め
る。それ故両TCP モジュール5a,5b は再開前の論理的コ
ネクション61とは異なる論理的コネクション62を確立す
る。その間において時間の待ち合わせは行われない。こ
の論理的コネクション62は論理的コネクション61とは異
なるため、ネットワークの中を浮遊し生存していたセグ
メントがプロセス4bへ与えられることはない。
【0033】コンピュータ1aの定期点検を行なう場合、
コネクション記録テーブルの内容を外部の記憶装置に記
憶させ電源を断として定期点検を実施し、定期点検が完
了した後、電源を再投入し、コンピュータ1aを立ち上げ
外部の記憶装置に記憶させた内容をコネクション記録テ
ーブルに書き込む。この場合、コネクション記録テーブ
ルの内容は時間的な連続性が失われている。それ故、こ
のコネクション記録テーブルをその後の自局終端識別子
の決定に使用できるよう、その内容を所定値に更新する
必要がある。
【0034】図4はコンピュータ1aを再立ち上げした場
合におけるコネクション記録テーブルを所定値に更新す
る手順を示すフローチャートである。先ずコネクション
記録テーブルから最初のレコードを読み込み(S1)、自局
終端識別子用フラグ64の項目は「未使用」か否かを判定
する(S2)。YES の場合はレコードを読み込んだ現在時刻
がディスコネクト時刻68の内容からセグメントの最大生
存時間が経過しているか否かを判定し(S3)、YES の場合
はディスコネクト時刻の内容を“0”として初期化する
(S4)。次に読み込むべきレコードが有るか否かを判定し
(S5)、YES の場合は次のレコードをコネクション記録テ
ーブルから読み込み(S6)、ステップS2へ移行する。
【0035】ステップS2においてNOの場合は自局終端識
別子用フラグ64の内容を「未使用」とし、ディスコネク
ト時刻68の内容として現在時刻を代入し(S7)、ステップ
S5へ移行する。ステップS3においてNOの場合はステップ
S5へ移行する。ステップS5においてNOの場合は手順を終
了する。このようにコネクション記録テーブルの内容を
所定値に更新することによりコンピュータ1aを再立ち上
げした後も引き続きコネクション記録テーブルを自局終
端識別子の決定に使用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように第1発明又は第3発明によ
れば、論理的コネクションを確立する制御を行なうため
のコネクション制御情報に基づき今回の通信の相手方と
前回の通信の相手方とが同一であって、前回の通信にお
ける論理的コネクションを切断した時刻から所定の時間
が経過していない場合、前回とは異なる論理的コネクシ
ョンを確立するので、論理的コネクションを確立するま
での待ち合わせ時間が不要となり、コンピュータの送信
データバッファの蓄積容量が小さい場合に送信データが
失われることがない。
【0037】第2発明又は第4発明によれば、論理的コ
ネクションを識別する識別子及び論理的コネクションを
切断した時刻を前記コネクション制御情報として格納
し、コンピュータの電源投入後に前記コネクション制御
情報として格納した内容を所定値に設定するので、コン
ピュータの電源切断前と同様に論理的コネクションを確
立できるので論理的コネクションを確立するまでの待ち
合わせ時間が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る論理的コネクションを確立する
手順を示す模式図である。
【図2】図1におけるコネクション制御モジュールが記
録するレコードのフォーマットである。
【図3】図1におけるコネクション制御モジュールが終
端識別子を決定する手順を示すフローチャートである。
【図4】第2発明に係るコネクション記録テーブルを更
新する手順を示すフローチャートである。
【図5】ネットワークを介するコンピュータ間通信シス
テムを示す模式図である。
【図6】コンピュータ間通信においてデータの転送を示
す模式図である。
【図7】従来の論理的コネクションを確立する手順を示
す模式図である。
【符号の説明】
1a,1b …1f コンピュータ 2a,2b …2f ネットワーク 3a,3b …3e ゲートウエイ 4a,4b プロセス 5a,5b TCP モジュール 6 論理的コネクション 6a,6b ポート 7a,7b OS 60a,60b コネクション制御モジュール 61,62 論理的コネクション 61a,62a ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ相互間で通信すべく論理的
    コネクションを確立し、通信終了後に論理的コネクショ
    ンを切断する制御を行なうコネクション制御方式であっ
    て、 論理的コネクションを確立する制御を行なうためのコネ
    クション制御情報を格納する格納手段と、 該格納手段が格納する内容に基づき今回の通信の相手局
    が前回の通信の相手局と同一であるか否かを判定する第
    1判定手段と、 該第1判定手段が同一と判定した場合前回の通信におけ
    る論理的コネクションを切断した時刻から所定時間が経
    過しているか否かを判定する第2判定手段と、 該第2判定手段が否と判定した場合前回の通信における
    論理的コネクションとは論理的に異なる論理的コネクシ
    ョンを確立するコネクション確立手段とを備えたことを
    特徴とするコネクション制御方式。
  2. 【請求項2】 前記格納手段が論理的コネクションを識
    別する識別子及び論理的コネクションを切断した切断時
    刻を前記コネクション制御情報として格納し、コンピュ
    ータの電源を投入後、前記格納手段が格納する内容を所
    定値に設定する設定手段を備えた請求項1記載のコネク
    ション制御方式。
  3. 【請求項3】 コンピュータ相互間で通信すべく論理的
    コネクションを確立し、通信終了後に論理的コネクショ
    ンを切断する制御を行なうコネクション制御方法であっ
    て、 論理的コネクションを確立する制御を行なうためのコネ
    クション制御情報を格納し、 格納したコネクション制御情報に基づき今回の通信の相
    手局が前回の通信の相手局と同一であるか否かを判定
    し、 判定した結果が同一である場合前回の通信における論理
    的コネクションを切断した時刻から所定時間が経過して
    いるか否かを判定し、 判定した結果が否である場合前回の通信における論理的
    コネクションとは論理的に異なる論理的コネクションを
    確立することを特徴とするコネクション制御方法。
  4. 【請求項4】 論理的コネクションを識別する識別子及
    び論理的コネクションを切断した切断時刻を前記コネク
    ション制御情報として格納し、コンピュータの電源を投
    入後、前記コネクション情報として格納した内容を所定
    値に設定する請求項3記載のコネクション制御方法。
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