JPH0733866B2 - 車両用油圧作動式変速機の制御装置 - Google Patents

車両用油圧作動式変速機の制御装置

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JPH0733866B2
JPH0733866B2 JP1074172A JP7417289A JPH0733866B2 JP H0733866 B2 JPH0733866 B2 JP H0733866B2 JP 1074172 A JP1074172 A JP 1074172A JP 7417289 A JP7417289 A JP 7417289A JP H0733866 B2 JPH0733866 B2 JP H0733866B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各別の油圧クラッチにより確立される前進用
の複数の伝動系と、これら前進伝動系のうちの所定の伝
動系と油圧クラッチを共用する後進伝動系とを備える車
両用油圧作動式変速機の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭61-233248号公報により、1速乃至4速の
油圧クラッチにより各確立される前進用の1速乃至4速
の伝動系と、4速伝動系と4速油圧クラッチを共用する
後進伝動系とを備える車両用油圧作動式変速機におい
て、これら油圧クラッチへの給排油を制御する油圧回路
にマニアル弁を設け、該マニアル弁を前進レンジに切換
えたときシフト弁を介して1速乃至4速の油圧クラッチ
に選択的に給油して1速乃至4速の変速を行い、該マニ
アル弁を後進レンジに切換えたとき4速伝動系を後進伝
動系とを選択的に確立するセレクタギアを作動するサー
ボ弁を介して4速油圧クラッチに給油し、セレクタギア
の後進側への切換動作と4速油圧クラッチの係合とで後
進伝動系を確立するようにし、更に1速乃至4速の各油
圧クラッチに連る各クラッチ油路に該各油圧クラッチへ
の給油圧の急激な立上りを緩衝するアキュムレータを接
続して、変速ショックを軽減するようにしたものは知ら
れている。
(発明が解決しようとする課題) アキュムレータは、これに収納したアキュムレータピス
トンをその背側の弾性部材に抗して退動させつつ該ピス
トンの前面のアキュムレータ室に油を受容すべく構成さ
れており、クラッチへの給油圧が弾性部材の初期弾性力
に対応する下限圧からアキュムレータピストンがストロ
ークエンドに退動したときの弾性部材の弾性力に対応す
る上限圧に上昇するまでの間油圧の立上りが緩衝され、
この緩衝時間はアキュムレータピストンのストローク容
積即ちアキュムレータ容量が大きくなる程長くなる。
ところで、4速油圧クラッチ用のアキュムレータは、マ
ニアル弁の前進レンジにおける4速への変速時に発生す
る変速ショックを軽減すべく、4速への変速時に要求さ
れる緩衝特性に合わせて弾性部材のばねレートやアキュ
ムレータ容量を設定するを一般とし、そのためマニアル
弁の後進レンジへの切換えによる後進伝動系の確立時に
発生するショックを良好に吸収し得なくなる場合があ
る。
即ち、後進レンジへの切換えは一般にエンジンのアイド
ル運転状態で行うため、4速への変速時よりも低い油圧
で4速油圧クラッチが係合し始め、4速への変速時に合
わせた設定では、アキュムレータピストンが退動し始め
る下限圧が高くなり過ぎて、アキュムレータによる昇圧
緩衝作用を生ずる前に4速油圧クラッチが係合してしま
い、ショックを吸収できなくなる場合がある。
この場合、4速油圧クラッチ、即ち後進伝動系と前進用
の所定の伝動系との共用油圧クラッチ用のアキュムレー
タとして後進レンジ専用のアキュムレータを付加するこ
とが考えられるが、かかる構成はスペースや重量等の問
題があって実用的ではない。
本発明は、以上の点に鑑み、単一のアキュムレータを用
いて前進レンジでの前記所定の伝動系への変速時だけで
なく後進伝動系の確立時にもショックを良好に吸収し得
るようにした装置を提供することをその目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、各別の油圧クラッ
チにより確立される前進用の複数の伝動系と、これら前
進用伝動系のうちの所定の伝動系と油圧クラッチを共用
する後進伝動系とを備え、これら油圧クラッチへの給排
油を制御する油圧回路に設けたマニアル弁の前進レンジ
への切換えで該所定の伝動系と該後進伝動系との共用油
圧クラッチに給油したとき該所定の伝動系が確立され、
該マニアル弁の後進レンジへの切換えで該共用油圧クラ
ッチに給油したとき該後進伝動系とが確立されるように
すると共に、該共用油圧クラッチに連るクラッチ油路に
該共用油圧クラッチへの給油圧の急激な立上りを緩衝す
るアキュムレータを接続するものにおいて、該アキュム
レータに大径と小径のピストン部を有する段付形状のア
キュムレータピストンを嵌挿して、該アキュムレータ内
に該アキュムレータピストンの各ピストン部の互に同方
向の端面に面する少なくとも2つのアキュムレータ室を
画成し、一方の第1アキュムレータ室を前記クラッチ油
路に常時連通させると共に、他方の第2アキュムレータ
室を前記マニアル弁の後進レンジへの切換えで該クラッ
チ油路に連通させるようにした。
(作用) アキュムレータピストンの第1アキュムレータ室に面す
るピストン部の受圧面積をS1、第2アキュムレータ室に
面するピストン部の受圧面積をS2、アキュムレータピス
トンの退動ストロークをl、共用油圧クラッチへの給油
圧をPとすると、マニアル弁の前進レンジにおける所定
の伝動系への変速時は、第1アキュムレータ室にのみ油
が流入して、アキュムレータピストンにはP×S1の押圧
力が作用し、この押圧力が該ピストンの弾性部材による
付勢力を上回ったところで該ピストンが退動し始め、そ
の後該ピストンがlだけ退動してストロークエンドに到
達したところで緩衝作用が終了し、この時のアキュムレ
ータ容量はS1×lとなる。
一方、マニアル弁を後進レンジに切換えたときは、第1
アキュムレータ室だけでなく第2アキュムレータ室にも
油が流入して、アキュムレータピストンにはP×(S1
S2)の押圧力が作用し、かくてPが比較的低圧のうちに
アキュムレータピストンが退動し始めてlだけ退動する
までの間緩衝作用が営まれ、アキュムレータ容量は(S1
+S2)×lとなる。
従って、後進伝動系の確立時は、比較的低圧で緩衝作用
が開始されると共に、アキュムレータ容量が大きくなっ
て緩衝時間が長くなり、共用油圧クラッチはこの緩衝作
用の下でスムーズに係合し、後進伝動系の確立ショック
が緩和される。
(実施例) 第1図を参照して、(1)は前進4段後進1段の変速を
行う変速機を示し、該変速機(1)は、エンジン(2)
に流体トルクコンバータ(3)を介して連結される入力
軸(1a)と、車両の駆動輪(4)にデフギア(5)を介
して連結される出力軸(1b)との間に前進用の1速乃至
4速の伝動系(G1)(G2)(G3)(G4)と後進伝動系
(GP)とを備え、前進用の各伝動系(G1)(G2)(G3)
(G4)に1速乃至4速の各油圧クラッチ(C1)(C2)
(C3)(C4)を介して、該各油圧クラッチ(C1)(C2)
(C3)(C4)の係合により該各伝動系(G1)(G2)(G
3)(G4)を選択的に確立させるようにし、又後進伝動
系(GR)は、4速伝動系(G4)と4速油圧クラッチ(C
4)を共用するものとし、該両伝動系(G4)(GR)を出
力軸(1b)上のセレクタギア(6)の図面の左方の前進
側と右方の後進側とへの切換動作で選択的に確立するよ
うにした。
図中(7)は1速伝動系(G1)に介入したワンウェイク
ラッチで、出力軸(1b)側のオーバー回転を許容すべ作
動し、2速油圧クラッチ(C2)への給油により2速伝動
系(G2)が確立されたとき、1速伝動系(G1)を介して
の動力伝達が自動的に停止されるようになっている。
前記各油圧クラッチ(C1)(C2)(C3)(C4)への給排
油は、第2図に示す如く、油圧源(8)と、マニアル弁
(9)と、複数のシフト弁から成るシフト弁ユニット
(10)と、前記セレクタギア(6)に係合するシフトフ
ォーク(6a)を連結した前後進切換用のサーボ弁(11)
とを有する油圧回路により制御されるもので、マニアル
弁(9)は車室内のシフトレバーによりパーキング用の
「P」、後進用の「R」、ニュートラル用の「N」、自
動変速用の「D」と「S」、2速保持用の「2」の6レ
ンジに切換操作自在とし、マニアル弁(9)の「D」
「S」レンジでは、油圧源(8)にシフト弁ユニット
(10)に連る第1油路(L1)をマニアル弁(9)を介し
て接続し、該第1油路(L1)から分岐した第2油路(L
2)を介して1速油圧クラッチ(C1)に常時ライン圧の
油を給油すると共に、該シフト弁ユニット(10)の各シ
フト弁を後記する如く電子制御回路(12)からの信号で
切換制御して、該ユニット(10)から第3油路(L3)を
介して2速油圧クラッチ(C2)と第4油路(L4)を介し
て3速油圧クラッチ(C3)と、更に該ユニット(10)か
ら第5油路(L5)とマニアル弁(9)と第6油路(L6)
とを介して4速油圧クラッチ(C4)とに選択的に給油す
ることにより1速乃至4速の自動変速を行い、又「2」
レンジでは、シフト弁ユニット(10)を2速油圧クラッ
チ(C2)への給油を行う状態に保持して、2速伝動系
(G2)を確立保持し、又「R」レンジでは、マニアル弁
(9)から第7油路(L7)を介してサーボ弁(11)に給
油し、該サーボ弁(11)を介してシフトフォーク(6a)
を仮想線示の如く右動させて、セレクタギア(6)を後
進側に切換ええると共に、該サーボ弁(11)から第8油
路(L8)とマニアル弁(9)と第6油路(L6)を介して
4速油圧クラッチ(C4)に給油して、後進伝動系(GR)
を確立するようになっている。尚、第6油路(L6)は
「D」「S」レンジで第5油路(L5)と「R」レンジで
第8油路(L8)とに選択的に接続される。
前記電子制御回路(20)はマイクロコンピュータから成
るもので、これにマニアル弁(9)のポジションセンサ
(131)からの信号と、エンジンのスロットル開度セン
サ(132)からの信号と、車速センサ(133)からの信号
とを入力し、マニアル弁(9)の「D」「S」レンジで
は、スロットル開度と車速とをパラメータとして規定さ
れる所定の変速特性に従い、1速領域で2速乃至4速の
何れの油圧クラッチ(C2)(C3)(C4)にも給油しない
1速信号を出力して1速伝動系(G1)と、2速領域で2
速油圧クラッチ(C2)に給油する2速信号を出力して2
速伝動系(G2)と、3速領域で3速油圧クラッチ(C3)
に給油する3速信号を出力して3速伝動系(G3)と、4
速領域で4速油圧クラッチ(C4)に給油する4速信号を
出力して4速伝動系(G4)とを確立する。
図中(A1)(A2)(A3)(A4)は各油圧クラッチ(C1)
(C2)(C3)(C4)の給排油時の急激な圧変化を緩衝す
べく設けたアキュムレータを示し、これらアキュムレー
タにより変速ショックの軽減を図るようにした。
ところで、4速伝動系(G4)と後進伝動系(GR)との共
用油圧クラッチたる4速油圧クラッチ(C4)用のアキュ
ムレータ(A4)は、マニアル弁(9)の「D」「S」レ
ンジにおける4速への変速時と、マニアル弁(9)の
「R」レンジへの切換えによる後進伝動系(GR)の確立
時との何れにも対処し得るように以下の如く構成されて
いる。
即ち、該アキュムレータ(A4)は、ミッションケース内
のバルブブロックに一体のアキュムレータ本体(14)に
形成した段付穴(14a)に、大径ピストン部(15a)とそ
の先方にのびる小径ピストン部(15b)とを有する段付
形状のアキュムレータピストン(15)を嵌挿し、該ピス
トン(15)と該アキュムレータ本体(14)の開口端に嵌
着するエンドキャップ(14b)との間にコイルスプリン
グ(16)を介設して成るものとし、大径ピストン部(15
a)とこれに対向する段付穴(14a)の中間の段差面との
間に第1アキュムレータ室(17)と、小径ピストン部
(15b)の先端面と段付穴(14a)の底面との間に第2ア
キュムレータ室(18)とを画成して、該第1アキュムレ
ータ室(17)を第6油路(L6)と、該第2アキュムレー
タ室(18)を第8油路(L8)とに連通させた。又、本実
施例では、アキュムレータピストン(15)の尾端部に大
径ピストン部(15a)より小径で前記エンドキャップ(1
4b)に内嵌するガイドスリーブ(15c)を突設し、該ガ
イドスリーブ(15c)の外周に背圧室(19)を画成し
て、該背圧室(19)にエンジンのスロットル開度に応じ
たスロットル圧Pθを入力するようにした。
アキュムレータピストン(15)は、その大径ピストン部
(15a)がエンドキャップ(14b)の先端で構成されるス
トッパ(20)に当接する位置まで退動可能であり、その
退動ストロークをl、大径ピストン部(15a)の第1ア
キュムレータ室(17)に面する受圧面積をS1、小径ピス
トン部(15b)の第2アキュムレータ室(18)に面する
受圧面積をS2、コイルスプリング(16)の初期ばね力を
F1として、本実施例の作用を説明する。
マニアル弁(9)の「D」「S」レンジにおける4速へ
の変速時は、第8油路(L8)には給油されないため、第
6油路(L6)に連通する第1アキュムレータ室(17)に
のみ4速油圧クラッチ(C4)への給油圧Pが作用し、P
がF1に対応する所定の下限圧P1(=F1/S1)に上昇した
ところでアキュムレータピストン(15)が退動し始め、
この退動により給油圧Pの昇圧が緩衝され、該ピストン
(15)がストッパ(20)に当接したところで給油圧Pは
給油源(8)から供給されるライン圧PLに昇圧る。かく
て、4速への変速時の昇圧緩衝特性は第3図にa線で示
す通りになり、アキュムレータピストン(15)がストロ
ークlだけ退動する間の緩衝領域において4速油圧クラ
ッチ(C4)はスムーズに係合する。ところで、クラッチ
の係合を生ずる油圧はエンジン負荷即ちスロットル開度
に応じて変化するが、上記の如く背圧室(19)にスロッ
トル圧Pθを入力すれば、昇圧を緩衝される油圧の範囲
がスロットル圧Pθに応じて変化し、スロットル開度の
変化に係らず4速油圧クラッチ(C4)は緩衝領域におい
て係合し、変速ショックが緩和される。
マニアル弁(9)を「R」レンジに切換えて後進伝動系
(GR)を確立するときは、サーボ弁(11)から第8油路
(L8)と第6油路(L6)とを介して4速油圧クラッチに
給油され、第2アキュムレータ室(18)にも4速油圧ク
ラッチ(C4)への給油圧Pが作用するようになり、Pが
上記下限圧P1より低い所定圧P2(=F1/(S1+S2))に
上昇したところでアキュムレータピストン(15)が退動
し始めてストロークlだけ退動する間給油圧Pの上昇が
緩衝され、かくて昇圧緩衝特性は第3図のb線の通りに
なる。この場合、アキュムレータピストン(15)のスト
ロークは同じであっても、第1と第2のアキュムレータ
室(17)(18)に油が流入するため、容量は第1アキュ
ムレータ室(17)にのみ油が流入する4速への変速時に
比し大きくなり、容量を横軸に取った昇圧緩衝特性は、
4速への変速時に第4図のa線、後進伝動系(GR)の確
立時に同図のb線の通りになる。このように、後進伝動
系(GR)の確立時は緩衝作用を生ずる下限圧P2が低くな
ると共に、容量が増加するため、4速油圧クラッチ(C
4)が緩衝領域で徐々係合し、後進伝動系(GR)の確立
ショックが緩和される。
又、後進レンジへの切換えと同時にアクセルペダルを踏
込んだ場合には、スロットル圧Pθにより緩衝作用を生
ずる油圧域が上昇し、4速油圧クラッチ(C4)はこの場
合にも緩衝領域でスムーズに係合する。
ところで、本願出願人は先に特願昭62-230999号によ
り、第2図示の如くサーボ弁(17)をセレクタギア
(6)を前進側とする前進位置とこれを後進側とする後
進位置とにクリックボール等の係止手段(11a)で係止
し得るようにし、マニアル弁(9)を「R」レンジから
「N」「P」レンジに切換えたときはサーボ弁(11)を
後進位置に保持し、マニアル弁(9)を「D」「S」
「2」の前進レンジに切換操作したとき、マニアル弁
(9)から第9油路(L9)を介して入力する油圧により
サーボ弁(11)を前進位置に切換えるようにしたものを
提案した。更に、このものではマニアル弁(9)の
「P」レンジにおいて、サーボ弁(11)に第7油路(L
7)を介して圧油を入力し、サーボ弁(11)後進位置に
切換保持するようにしている。尚、「P」レンジでは、
第6油路(L6)と第8油路(L8)との接続がた断たれる
ため、4速油圧クラッチ(C4)には給油されない。
かかる構成を採用した場合、「P」レンジでは第7油路
(L7)からサーボ弁(11)を介して第8油路(L8)に給
油される油が前記第2アキュムレータ室(18)に流入
し、アキュムレータピストン(15)がストロークエンド
に退動してしまう。そのため、マニアル弁(9)を
「P」レンジから「R」レンジに切換えたときは、アキ
ュムレータピストン(15)による緩衝作用が得られなく
なる。
かかる不具合を解消するには、第2アキュムレータ室
(18)を第8油路(L8)に直接接続せずに、該室(18)
に連なるポートをマニアル弁(9)に追加形成し、該第
2アキュムレータ室(18)を「R」レンジにおいて第8
油路(L8)又は第6油路(L6)に接続し、他のレンジで
は大気開放するように油路を構成すれば良い。
又、シフト弁ユニットに備える何れかのシフト弁を電子
制御回路(12)により「R」レンジと「P」レンジとで
異なるシフト位置に切換制御し、該シフト弁に第2アキ
ュムレータ室(18)に連なるポートと第8油路(L8)に
連なるポートとを追加形成し、該第2アキュムレータ室
(18)を該シフト弁を介してその「R」レンジのシフト
位置で第8油路(L8)に接続し、「P」レンジのシフト
位置で大気に開放するようにしても良い。
(発明の効果) 以上の如く本発明にるときは、前進用の所定の伝動系と
後進伝動系の共用油圧クラッチ用の単一のアキュムレー
タにより、後進伝動系の確立時は所定の伝動系への変速
時に比し低圧で昇圧緩衝作用を開始して且つ長く緩衝作
用を行わせることができ、後進伝動系の確立ショックを
緩和できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する変速機の1例の線図、第2図
は共用油圧クラッチ用のアキュムレータの断面図を含む
変速機用油圧回路のブロック図、第3図は横軸にアキュ
ムレータピストンのストロークを取ったアキュムレータ
の昇圧緩衝特性を示す線図、第4図は横軸にアキュムレ
ータの容量を取った昇圧緩衝特性を示す線図である。 (1)……変速機 (G4)……4速伝動系(所定の伝動系) (GR)……後進伝動系 (C4)……4速油圧クラッチ(共用油圧クラッチ) (9)……マニアル弁 (L6)……第6油路(クラッチ油路) (A4)……共用油圧クラッチ用のアキュムレータ (15)……アキュムレータピストン (15a)……大径ピストン部 (15b)……小径ピストン部 (20)……第1アキュムレータ室 (21)……第2アキュムレータ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各別の油圧クラッチにより確立される前進
    用の複数の伝動系と、これら前進用伝動系のうちの所定
    の伝動系と油圧クラッチを共用する後進伝動系とを備
    え、これら油圧クラッチへの給排油を制御する油圧回路
    に設けたマニアル弁の前進レンジへの切換えで該所定の
    伝動系と該後進伝動系との共用油圧クラッチに給油した
    とき該所定の伝動系が確立され、該マニアル弁の後進レ
    ンジへの切換えで該共用油圧クラッチに給油したとき該
    後進伝動系が確立されるようにすると共に、該共用油圧
    クラッチに連るクラッチ油路に該共用油圧クラッチへの
    給油圧の急激な立上りを緩衝するアキュムレータを接続
    するものにおいて、該アキュムレータに大径と小径のピ
    ストン部を有する段付形状のアキュムレータピストンを
    嵌挿して、該アキュムレータ内に該アキュムレータピス
    トンの各ピストン部の互に同方向の端面に面する少なく
    とも2つのアキュムレータ室を画成し、一方の第1アキ
    ュムレータ室を前記クラッチ油路に常時連通させると共
    に、他方の第2アキュムレータ室を前記マニアル弁の後
    進レンジへの切換えで該クラッチ油路に連通させるよう
    にしたことを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御
    装置。
JP1074172A 1989-03-27 1989-03-27 車両用油圧作動式変速機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0733866B2 (ja)

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