JPH0734044A - 粘着テープの製造方法 - Google Patents

粘着テープの製造方法

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JPH0734044A
JPH0734044A JP18267593A JP18267593A JPH0734044A JP H0734044 A JPH0734044 A JP H0734044A JP 18267593 A JP18267593 A JP 18267593A JP 18267593 A JP18267593 A JP 18267593A JP H0734044 A JPH0734044 A JP H0734044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
temperature
coating
gap
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP18267593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kawada
祐三 川田
Yoshihide Kuzumi
義秀 来住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗布ロールおよびバックアップロールからな
る塗工機を使用して、テープ基材に粘着剤を塗布して粘
着テープを製造する方法において、塗布中に粘着剤の温
度が経時的に変化しても、粘着剤層の幅方向および長手
方向の厚みを均一にする製造方法を提供する。 【構成】 塗布ロール1とバックアップロール2の温度
を粘着剤溜4内の粘着剤温度に追従させると共に両ロー
ルの温度が略同一となるように制御し、かつ、塗布中の
両ロールの軸心間の距離を下記〔1〕式により表される
Lだけ変動することによって、塗布中の両ロール間の間
隙を一定に制御することを特徴とする。 L=〔(両ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時の
塗布ロールの半径×塗布ロール材料の線膨張率)+(両
ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時のバックアッ
プロールの半径×バックアップロール材料の線膨張
率)〕×〔(塗布中のロールの温度)−(両ロール間の
間隙を所定の間隙に設定した時のロールの温度)〕・・
・〔1〕。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着テープの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】塗布ロールおよびバックアップロールか
らなる塗工機を使用して、テープ基材に粘着剤を塗布し
て粘着テープを製造する方法について、図4の従来の粘
着テープの製造装置を示す模式図に基づいて説明する
と、テープ基材30は、バックアップロール20に巻回
されて、バックアップロール20の上方に設置された塗
布ロール10との隙間を搬送され、バックアップロール
20に隣接して配置されている粘着剤溜40内の粘着剤
50を塗布されて送り出される。塗布される粘着剤層5
1の厚さはバックアップロール20と塗布ロール10と
の間隙を塗布ロール10によって調節して決められるよ
うにされている〔日本粘着テープ工業会発行、「粘着ハ
ンドブック」184〜185頁(発行日:昭和60年3
月2日)参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、塗布ロール
10と常温放置された粘着剤50との間には温度差があ
り、これが原因で塗布ロール10の幅方向に温度差(温
度勾配)が生じ、この温度差(温度勾配)の影響で塗布
ロール10が熱変形を起こす。すなわち、塗布ロール1
0の高温の部分では直径が拡大され、低温の部分では直
径が縮小されるという現象がおこり、このために塗布ロ
ール10とバックアップロール20との幅方向における
間隙が一定とならず、テープ基材30に塗布された粘着
剤層51の厚さに幅方向でばらつきを生じ、このために
2次加工工程の巻戻しや細幅へのスリット加工におい
て、皺の発生や巻ずれが生じるという問題があった。
【0004】この問題を解決する方法として、一般に、
塗布ロールの温度を一定にする方法がとられている。そ
の例としては、塗布ロールの内壁面に螺旋状の流路を設
けて、この流路内に一定温度に制御された水を通して塗
布ロールの各部の温度差を少なくする方法がある。
【0005】しかしながら、このようにして塗布ロール
の各部の温度差を少なくして粘着剤層51の幅方向の厚
さのばらつきをおさえても、塗布中に粘着剤50の温度
が経時的に変化したときには、塗布ロール10およびバ
ックアップロール20が膨張または収縮するために、塗
布ロール10とバックアップロール20との間隙が変化
するので、粘着剤層51の長手方向の厚さにばらつきが
生じるという問題が残っていた。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、その目的は、塗布ロールおよびバックアップロール
からなる塗工機を使用して、テープ基材に粘着剤を塗布
して粘着テープを製造する方法において、塗布中に粘着
剤の温度が経時的に変化しても、粘着剤層の幅方向およ
び長手方向の厚みを均一にする製造方法を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着テープの製
造方法は、塗布ロールおよびバックアップロールからな
る塗工機を使用して、テープ基材に粘着剤を塗布して粘
着テープを製造する方法において、塗布ロールとバック
アップロールの温度を粘着剤溜内の粘着剤温度に追従さ
せると共に両ロールの温度が略同一となるように制御
し、かつ、塗布中の両ロールの軸心間の距離を下記
〔1〕式により表されるLだけ変動することによって、
塗布中の両ロール間の間隙を一定に制御することを特徴
とする。 L=〔(両ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時の
塗布ロールの半径×塗布ロール材料の線膨張率)+(両
ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時のバックアッ
プロールの半径×バックアップロール材料の線膨張
率)〕×〔(塗布中のロールの温度)−(両ロール間の
間隙を所定の間隙に設定した時のロールの温度)〕・・
・〔1〕。
【0008】
【作用】本発明においては、塗布ロールとバックアップ
ロールの温度を粘着剤溜内の粘着剤温度に追従させると
共に両ロールの温度が略同一となるように制御するの
で、塗布中に粘着剤の温度が経時的に変化しても、粘着
剤層の幅方向の厚みは均一になる。また、塗布中の両ロ
ールの軸心間の距離を上記〔1〕式により表されるLだ
け変動することによって、塗布中の両ロール間の間隙を
一定に制御するので、塗布中に粘着剤の温度が経時的に
変化しても、粘着剤層の長手方向の厚みも均一になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は、本発明の粘着テープの製造方法に
使用される装置の一例を示す模式図である。図1におい
て、1は塗布ロール、2はバックアップロールであり、
テープ基材3が、バックアップロール2に巻回されて、
バックアップロール2の上方に設置された塗布ロール1
との隙間を搬送され、バックアップロール2に隣接して
配置されている粘着剤溜4内の粘着剤5を塗布されて送
り出されるようにされている。
【0011】塗布ロール1の内壁には、ほぼ全周に渡っ
て図2に示すジャケット11が設けられ、このジャケッ
ト11の入口111および出口112は塗布ロール1の
外部の流路6と接続出来るようにされており、バックア
ップロール2の内壁にも、ほぼ全周に渡って図3に示す
ジャケット21が設けられ、このジャケット21の入口
211および出口212もバックアップロール2の外部
の流路6と接続出来るようにされており、塗布ロール1
のジャケット11の出口112とバックアップロール2
のジャケット21の入口211は流路6によって接続さ
れている。
【0012】また、流路6は熱交換器7に接続されてお
り、流路6、ジャケット11、ジャケット21および熱
交換器7からなる回路中を、循環ポンプ(図示せず)に
よって水などの液体が循環し得るようにされている。
【0013】また、粘着剤溜4内の粘着剤5の温度を温
度検出器8によって検出し得るようにされており、温度
検出器8によって検出された温度は、温度制御器9に伝
達されるようにされ、温度制御器9と前記熱交換器7が
接続されており、温度制御器9の指令により熱交換器7
が作動して流路6中の液体の温度を所望の温度に調節で
きるようにされている。
【0014】また、前記塗布ロール1には、図2に示す
ように塗布ロール1の温度を検出するための温度検出器
12が、塗布ロール1の表面近傍に埋め込まれている。
この温度検出器12によって検出された温度は、コンピ
ュータ13に伝達されるようにされ、コンピュータ13
において前記〔1〕式に基づいてLの値が算出されるよ
うにされている。
【0015】また、上記Lの値を算出するためのロール
の温度の検出は、上記のように塗布ロール1の温度を検
出する代わりに、図3に示すようにバックアップロール
2の表面近傍に温度検出器22を埋め込んでおき、バッ
クアップロール2の温度を検出してコンピュータ13に
伝達されるようにしてもよい。
【0016】また、塗布ロール1には、塗布ロール1と
バックアップロール2の軸心間の距離を変動し得るよう
に、塗布ロール移動装置14が設けられている。また、
上記軸心間の距離を変動させる装置としては、バックア
ップロール2の方にもバックアップロール移動装置(図
示せず)を設けてもよい。
【0017】さらに、塗布ロール移動装置14は前記コ
ンピュータ13に接続され、コンピュータ13の指令に
より移動されるようにされている。また、バックアップ
ロール2の方にもバックアップロール移動装置を設けた
場合は、このバックアップロール移動装置もコンピュー
タ13に接続される。
【0018】上記装置を使用して本発明の製造方法によ
り粘着テープを製造するには、まず、粘着剤溜4内に粘
着剤5を供給した後、粘着剤5の温度を温度検出器8で
測定し、それを温度制御器9に伝達し、温度制御器9か
ら熱交換器7に、流路6、ジャケット11、ジャケット
21および熱交換器7からなる回路中を循環する液体の
温度を上記の粘着剤5の温度に等しくするよう指令させ
る。以後、粘着テープの製造中、常時、この操作を続け
ることにより、粘着剤5の温度に塗布ロールとバックア
ップロールの温度が追従すると共に両ロールの温度も略
同一温度となる。
【0019】塗布ロール1の温度を温度検出器12で測
定し、粘着剤5の温度と塗布ロール1の温度が略同一温
度となったところで、塗布ロール1とバックアップロー
ル2の半径を測定する(この測定は予めそれぞれのロー
ルの温度と半径との間の関係を求めておき、それぞれの
ロールの温度から、その半径を決めてもよい)。次に、
塗布ロール1とバックアップロール2の間隙を所定の間
隙になるように調整した後、塗布を開始する。同時にコ
ンピュータ13に、この両ロール間の間隙を所定の間隙
に設定した時の塗布ロールの半径、バックアップロール
の半径、塗布ロールの温度、塗布ロール材料の線膨張率
およびバックアップロール材料の線膨張率を入力する。
【0020】塗布開始後、常時、塗布ロール1の温度を
温度検出器12で測定し、それをコンピュータ13へ伝
達させ、コンピュータ13において前記〔1〕式に基づ
いてLの値を算出させる。次に、得られたLの値に基づ
いてコンピュータ13から塗布ロール移動装置14に指
令が送られ、塗布ロール1とバックアップロール2の軸
心間の距離を変動させることにより、塗布中の両ロール
間の間隙を一定に制御させる。
【0021】次に、上記Lの値によって、塗布ロール1
とバックアップロール2の軸心間の距離を変動させる方
法について説明する。粘着剤の塗布中、粘着剤の温度が
上昇すると塗布ロール1とバックアップロール2は膨張
して両ロール間の間隙が設定値より小さくなる。その膨
張によって、間隙を小さくする程度は、塗布ロール1に
ついては、(両ロール間の間隙を所定の間隙に設定した
時の塗布ロールの半径×塗布ロール材料の線膨張率)×
〔(塗布中のロールの温度)−(両ロール間の間隙を所
定の間隙に設定した時のロールの温度)〕であり、バッ
クアップロール2については、(両ロール間の間隙を所
定の間隙に設定した時のバックアップロールの半径×バ
ックアップロール材料の線膨張率)×〔(塗布中のロー
ルの温度)−(両ロール間の間隙を所定の間隙に設定し
た時のロールの温度)〕であるので、これらの和である
L値に相当する分だけ間隙が小さくなる。従って、L値
に相当する分だけ上記の軸心間の距離を広げるように塗
布ロール移動装置14によって塗布ロールを移動すれ
ば、両ロール間の間隙は設定値に保たれる。
【0022】また、逆に、粘着剤の塗布中、粘着剤の温
度が低下すると塗布ロール1とバックアップロール2は
収縮して両ロール間の間隙が設定値より大きくなる。そ
の収縮によって、間隙を大きくする程度は、L値に相当
する。この場合はL値は負の値となるのでL値に相当す
る分だけ上記の軸心間の距離を狭めるように塗布ロール
移動装置14によって塗布ロールを移動すれば、両ロー
ル間の間隙は設定値に保たれることになる。
【0023】また、粘着剤の塗布中、粘着剤の温度が変
化しなければ、L値はゼロになるので、塗布ロールを移
動させない。
【0024】
【発明の効果】本発明の粘着テープの製造方法の構成は
前記した通りであり、この製造方法によると、塗布中に
粘着剤の温度が経時的に変化しても、幅方向、長手方向
ともに均一な厚さの粘着剤層を有する粘着テープが得ら
れる。従って、工業的に有用な製造方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粘着テープの製造方法に使用される装
置の一例を示す模式図である。
【図2】塗布ロール1の軸方向の模式断面図である。
【図3】バックアップロール2の軸方向の模式断面図で
ある。
【図4】従来の粘着テープの製造装置を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1、10 塗布ロール 2、20 バックアップロール 3、30 テープ基材 4、40 粘着剤溜 5、50 粘着剤 51 粘着剤層 6 流路 7 熱交換器 8 温度検出器 9 温度制御器 11、21 ジャケット 111、211 ジャケット入口 112、212 ジャケット出口 12 温度検出器 13 コンピュータ 14 塗布ロール移動装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布ロールおよびバックアップロールか
    らなる塗工機を使用して、テープ基材に粘着剤を塗布し
    て粘着テープを製造する方法において、塗布ロールとバ
    ックアップロールの温度を粘着剤溜内の粘着剤温度に追
    従させると共に両ロールの温度が略同一となるように制
    御し、かつ、塗布中の両ロールの軸心間の距離を下記
    〔1〕式により表されるLだけ変動することによって、
    塗布中の両ロール間の間隙を一定に制御することを特徴
    とする粘着テープの製造方法。 L=〔(両ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時の
    塗布ロールの半径×塗布ロール材料の線膨張率)+(両
    ロール間の間隙を所定の間隙に設定した時のバックアッ
    プロールの半径×バックアップロール材料の線膨張
    率)〕×〔(塗布中のロールの温度)−(両ロール間の
    間隙を所定の間隙に設定した時のロールの温度)〕・・
    ・〔1〕。
JP18267593A 1993-07-23 1993-07-23 粘着テープの製造方法 Pending JPH0734044A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013136857A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスチョップドストランドマットの製造装置
CN117162537A (zh) * 2023-09-06 2023-12-05 江阴海志包装机械有限公司 Y型交叉高位多合一复合机

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