JPH0734100B2 - 放射線画像情報読取方法 - Google Patents
放射線画像情報読取方法Info
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- JPH0734100B2 JPH0734100B2 JP62317066A JP31706687A JPH0734100B2 JP H0734100 B2 JPH0734100 B2 JP H0734100B2 JP 62317066 A JP62317066 A JP 62317066A JP 31706687 A JP31706687 A JP 31706687A JP H0734100 B2 JPH0734100 B2 JP H0734100B2
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- stimulable phosphor
- phosphor sheet
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放射線画像情報読取方法に関し、一層詳細に
は、例えば、放射線画像情報を記録した蓄積性蛍光体シ
ートを光偏向器であるガルバノメータミラーの往復揺動
動作によって偏向された励起光により走査し、得られる
輝尽発光光から可視像を再生する放射線画像情報読取方
法に関する。
は、例えば、放射線画像情報を記録した蓄積性蛍光体シ
ートを光偏向器であるガルバノメータミラーの往復揺動
動作によって偏向された励起光により走査し、得られる
輝尽発光光から可視像を再生する放射線画像情報読取方
法に関する。
[発明の背景] 従来から、画像情報が記録された被走査体を光偏向器で
あるガルバノメータミラーの往復揺動動作によって偏向
された光ビームにより主走査すると共に、この被走査体
を主走査方向と略直交する方向に相対的に移動すること
により副走査を行い、被走査体を二次元的に走査し、被
走査体から得られた画像情報を有する光を光電的に検出
して画像情報を電気信号として読み取る光ビーム走査読
取装置が広汎に使用されている。
あるガルバノメータミラーの往復揺動動作によって偏向
された光ビームにより主走査すると共に、この被走査体
を主走査方向と略直交する方向に相対的に移動すること
により副走査を行い、被走査体を二次元的に走査し、被
走査体から得られた画像情報を有する光を光電的に検出
して画像情報を電気信号として読み取る光ビーム走査読
取装置が広汎に使用されている。
例えば、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体
シートをレーザ光等の励起光により走査し放射線画像情
報を有する輝尽発光光を生じさせ、この輝尽発光光を光
電的に検出することにより画像信号を得るようにした放
射線画像情報読取装置がその好例といえよう。なお、蓄
積性蛍光体とは放射線(X線、α線、β線、Υ線、電子
線および紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギ
の一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射すること
により、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光を生じ
る蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光体シートとは前記蓄
積性蛍光体からなる層を有するシートをいう。
シートをレーザ光等の励起光により走査し放射線画像情
報を有する輝尽発光光を生じさせ、この輝尽発光光を光
電的に検出することにより画像信号を得るようにした放
射線画像情報読取装置がその好例といえよう。なお、蓄
積性蛍光体とは放射線(X線、α線、β線、Υ線、電子
線および紫外線等)を照射すると、この放射線エネルギ
の一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射すること
により、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光を生じ
る蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光体シートとは前記蓄
積性蛍光体からなる層を有するシートをいう。
ところで、このような放射線画像情報読取装置におい
て、蓄積性蛍光体シートを主走査するための前記光偏向
器であるガルバノメータミラーの往復揺動動作は第1図
aに示すのこぎり波状の電流(以下、のこぎり波電流と
いう)をガルバノメータミラーを構成する偏向コイルに
供給することによって行われる。この場合、副走査方向
である矢印B方向(第1図b参照)に所定速度で搬送さ
れる蓄積性蛍光体シートSを第1図aに示すのこぎり波
電流の供給されたガルバノメータミラーによって偏向さ
れた励起光により走査した場合、走査線の軌跡および帰
線の軌跡は第1図bに示すように表すことが出来る。
て、蓄積性蛍光体シートを主走査するための前記光偏向
器であるガルバノメータミラーの往復揺動動作は第1図
aに示すのこぎり波状の電流(以下、のこぎり波電流と
いう)をガルバノメータミラーを構成する偏向コイルに
供給することによって行われる。この場合、副走査方向
である矢印B方向(第1図b参照)に所定速度で搬送さ
れる蓄積性蛍光体シートSを第1図aに示すのこぎり波
電流の供給されたガルバノメータミラーによって偏向さ
れた励起光により走査した場合、走査線の軌跡および帰
線の軌跡は第1図bに示すように表すことが出来る。
ところが、第1図bから諒解されるように、ガルバノメ
ータミラーによって偏向された励起光が主走査開始位置
(図中、A0点)に戻る際に、蓄積性蛍光体シートSは偏
向された帰線としての励起光による走査も受けることに
なる。そのため、主走査上の読取開始位置A0近傍(図
中、αで示す範囲)では帰線走査による励起によって放
射線画像情報が一部削り取られてしまい、仮に、蓄積性
蛍光体シートSに記録された画像情報の蓄積エネルギが
均一であったとしても画像を読み取る際、α部以外の輝
尽発光光量のレベルと当該α部との輝尽発光光量のレベ
ルが異なってしまい、蓄積性蛍光体シートSに記録され
ている放射線画像情報を正しく読み取ることが極めて困
難になる不都合がある。
ータミラーによって偏向された励起光が主走査開始位置
(図中、A0点)に戻る際に、蓄積性蛍光体シートSは偏
向された帰線としての励起光による走査も受けることに
なる。そのため、主走査上の読取開始位置A0近傍(図
中、αで示す範囲)では帰線走査による励起によって放
射線画像情報が一部削り取られてしまい、仮に、蓄積性
蛍光体シートSに記録された画像情報の蓄積エネルギが
均一であったとしても画像を読み取る際、α部以外の輝
尽発光光量のレベルと当該α部との輝尽発光光量のレベ
ルが異なってしまい、蓄積性蛍光体シートSに記録され
ている放射線画像情報を正しく読み取ることが極めて困
難になる不都合がある。
そこで、上記のような不都合を解消するため、ガルバノ
メータミラーを光偏向器として用いる従来の放射線画像
情報読取装置においてはこのガルバノメータミラーによ
って偏向される励起光としてのビーム(以下、光ビーム
という)が主走査開始位置A0に帰線動作で戻る際に、光
ビームの光路に帰線消去用ガルバノメータミラーを挿入
して光路を変更したりあるいはAOM(音響光学光変調
器)等によって帰線動作に係る光ビームを遮断したりす
るようにしている。
メータミラーを光偏向器として用いる従来の放射線画像
情報読取装置においてはこのガルバノメータミラーによ
って偏向される励起光としてのビーム(以下、光ビーム
という)が主走査開始位置A0に帰線動作で戻る際に、光
ビームの光路に帰線消去用ガルバノメータミラーを挿入
して光路を変更したりあるいはAOM(音響光学光変調
器)等によって帰線動作に係る光ビームを遮断したりす
るようにしている。
然しながら、このような帰線消去用のガルバノメータミ
ラーあるいはAOM等を採用する対策は機構が複雑化し且
つ高価となる欠点がある。
ラーあるいはAOM等を採用する対策は機構が複雑化し且
つ高価となる欠点がある。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ガルバノメータミラーによって偏向される光ビ
ームの帰線速度を所定の速度変化形状に設定すると共
に、蓄積性蛍光体シートの読取位置を工夫することによ
り、前記帰線消去用のガルバノメータミラーやAOMを用
いることなしに、帰線走査による画像情報の削り取りの
影響を殆ど無視し得る程度に抑制することを可能とする
放射線画像情報読取方法を提供することを目的とする。
あって、ガルバノメータミラーによって偏向される光ビ
ームの帰線速度を所定の速度変化形状に設定すると共
に、蓄積性蛍光体シートの読取位置を工夫することによ
り、前記帰線消去用のガルバノメータミラーやAOMを用
いることなしに、帰線走査による画像情報の削り取りの
影響を殆ど無視し得る程度に抑制することを可能とする
放射線画像情報読取方法を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は放射線画像情報
が蓄積記録されている蓄積性蛍光体シート上をガルバノ
メータミラーで偏向させた励起光により主走査させると
共に、前記主走査の方向と略直角な方向に前記シートを
搬送して副走査を行い、前記励起光の主走査を受けた前
記シートの箇所から発する輝尽発光光を光検出器によっ
て光電的に読み取る放射線画像情報の読み取り方法にお
いて、 前記主走査速度が一定であり、 前記蓄積性蛍光体シートの主走査区間の読取開始位置
を、帰線速度が主走査速度の5倍以上となる位置に設定
することを特徴とする。
が蓄積記録されている蓄積性蛍光体シート上をガルバノ
メータミラーで偏向させた励起光により主走査させると
共に、前記主走査の方向と略直角な方向に前記シートを
搬送して副走査を行い、前記励起光の主走査を受けた前
記シートの箇所から発する輝尽発光光を光検出器によっ
て光電的に読み取る放射線画像情報の読み取り方法にお
いて、 前記主走査速度が一定であり、 前記蓄積性蛍光体シートの主走査区間の読取開始位置
を、帰線速度が主走査速度の5倍以上となる位置に設定
することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る放射線画像情報読取方法を実施する
装置について、好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
装置について、好適な実施態様を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
第2図において、参照符号2は本実施態様に係る放射線
画像情報読取装置を示し、当該放射線画像情報読取装置
2は光ビームLを走査するレーザ走査部4と、前記光ビ
ームLによって得られた画像情報を光電変換する画像読
取部6とから基本的に構成される。
画像情報読取装置を示し、当該放射線画像情報読取装置
2は光ビームLを走査するレーザ走査部4と、前記光ビ
ームLによって得られた画像情報を光電変換する画像読
取部6とから基本的に構成される。
ここで、前記レーザ走査部4はレーザ光である光ビーム
Lを出力するレーザ光源8と、前記光ビームLを矢印C
方向に往復偏向させるガルバノメータミラー10と、当該
ガルバノメータミラー10によって偏向された光ビームL
の蓄積性蛍光体シートS上を走査する速度を一定とする
fθレンズ等の走査レンズ12と、前記走査レンズ12を通
過した光ビームLを反射するミラー14とを含む。なお、
前記ガルバノメータミラー10には制御回路16からのこぎ
り波電流Iが導入され、一方、ガルバノメータミラー10
に組み込まれたポジションセンサ(図示せず)からの位
置信号Pがフィードバック信号として制御回路16に導入
される。
Lを出力するレーザ光源8と、前記光ビームLを矢印C
方向に往復偏向させるガルバノメータミラー10と、当該
ガルバノメータミラー10によって偏向された光ビームL
の蓄積性蛍光体シートS上を走査する速度を一定とする
fθレンズ等の走査レンズ12と、前記走査レンズ12を通
過した光ビームLを反射するミラー14とを含む。なお、
前記ガルバノメータミラー10には制御回路16からのこぎ
り波電流Iが導入され、一方、ガルバノメータミラー10
に組み込まれたポジションセンサ(図示せず)からの位
置信号Pがフィードバック信号として制御回路16に導入
される。
前記画像読取部6は光ビームLによって蓄積性蛍光体シ
ートSから発せられる輝尽発光光を集光する光ガイド18
と、前記輝尽発光光を光電変換して、電気信号に変換す
るフォトマルチプライヤ20および当該フォトマルチプラ
イヤ20から出力される電気信号をA/D変換するA/D変換回
路22とから構成される。A/D変換回路22の画像情報は図
示しない画像処理装置によって所定の画像処理が施され
た後、CRT等の表示手段を用いて表示され、あるいは、
磁気テープ等の記録担体に画像が記録される。
ートSから発せられる輝尽発光光を集光する光ガイド18
と、前記輝尽発光光を光電変換して、電気信号に変換す
るフォトマルチプライヤ20および当該フォトマルチプラ
イヤ20から出力される電気信号をA/D変換するA/D変換回
路22とから構成される。A/D変換回路22の画像情報は図
示しない画像処理装置によって所定の画像処理が施され
た後、CRT等の表示手段を用いて表示され、あるいは、
磁気テープ等の記録担体に画像が記録される。
本実施態様に係る放射線画像情報読取装置は基本的には
以上のように構成されるものであり、次に、その作用並
びに効果について説明する。
以上のように構成されるものであり、次に、その作用並
びに効果について説明する。
先ず、レーザ光源8から出力した光ビームLはガルバノ
メータミラー10によって矢印C方向に往復偏向され、走
査レンズ12およびミラー14を介して蓄積性蛍光体シート
S上に照射される。この場合、前記光ビームLはガルバ
ノメータミラー10の揺動動作によって蓄積性蛍光体シー
トSを主走査方向(矢印A方向)に走査する。一方、蓄
積性蛍光体シートSは図示しない搬送機構によって一定
速度で副走査方向(矢印B方向)に搬送される。この結
果、光ビームLは蓄積性蛍光体シートSの全面を二次元
的に走査することになる。ここで、光ビームLが照射さ
れた蓄積性蛍光体シートSはX線等を曝射することによ
って被写体の画像情報が蓄積記録された画像情報に応じ
て輝尽発光光を発する。この輝尽発光光は前記蓄積記録
シートSの近傍に配設される透明な光ガイド18を介して
フォトマルチプライヤ20に入射する。そして、フォトマ
ルチプライヤ20に入射した輝尽発光光は電気信号に変換
され、この電気信号はA/D変換回路22によって図示しな
い同期信号を基にデジタル画像情報に変換される。次い
で、画像処理装置(図示せず)によって所定の画像処理
が施された後、CRT等の表示手段(図示せず)に表示さ
れる。
メータミラー10によって矢印C方向に往復偏向され、走
査レンズ12およびミラー14を介して蓄積性蛍光体シート
S上に照射される。この場合、前記光ビームLはガルバ
ノメータミラー10の揺動動作によって蓄積性蛍光体シー
トSを主走査方向(矢印A方向)に走査する。一方、蓄
積性蛍光体シートSは図示しない搬送機構によって一定
速度で副走査方向(矢印B方向)に搬送される。この結
果、光ビームLは蓄積性蛍光体シートSの全面を二次元
的に走査することになる。ここで、光ビームLが照射さ
れた蓄積性蛍光体シートSはX線等を曝射することによ
って被写体の画像情報が蓄積記録された画像情報に応じ
て輝尽発光光を発する。この輝尽発光光は前記蓄積記録
シートSの近傍に配設される透明な光ガイド18を介して
フォトマルチプライヤ20に入射する。そして、フォトマ
ルチプライヤ20に入射した輝尽発光光は電気信号に変換
され、この電気信号はA/D変換回路22によって図示しな
い同期信号を基にデジタル画像情報に変換される。次い
で、画像処理装置(図示せず)によって所定の画像処理
が施された後、CRT等の表示手段(図示せず)に表示さ
れる。
前記のような放射線画像情報読取装置2において、ガル
バノメータミラー10の矢印C方向への往復揺動動作は第
3図aに示すのこぎり波電流Iによってガルバノメータ
ミラー10内のコイル(図示せず)が駆動されることで行
われる。この場合、ガルバノメータミラー10に供給され
るのこぎり波電流Iは前記コイル等の負荷効果によって
若干信号遅れの生じた信号となる。この信号は前記ガル
バノメータミラー10を構成するポジションセンサ(図示
せず)から発せられる位置信号Pと相似した信号である
(第3図a参照)。なお、第3図aにおいては、説明の
都合上、のこぎり波電流Iと位置信号Pの振幅は略同一
に描いている。従って、ガルバノメータミラー10の速度
信号Vは、第3図bに示すように、主走査速度を正の速
度とし、一方、帰線速度を負の速度と定義し、且つ縦軸
上の中央目盛を速度0とし、それより上方の目盛を正の
速度、下方の目盛を負の速度としたとき、前記位置信号
Pの主走査期間tmにおける速度、すなわち、主走査速度
Vmは略直線状となり、帰線期間ttにおける速度、すなわ
ち、帰線速度Vtは略U字状となる。この帰線速度Vtと主
走査速度Vmとの蓄積性蛍光体シートSに対する位置関係
を纏めて描いた図を第4図に示す。
バノメータミラー10の矢印C方向への往復揺動動作は第
3図aに示すのこぎり波電流Iによってガルバノメータ
ミラー10内のコイル(図示せず)が駆動されることで行
われる。この場合、ガルバノメータミラー10に供給され
るのこぎり波電流Iは前記コイル等の負荷効果によって
若干信号遅れの生じた信号となる。この信号は前記ガル
バノメータミラー10を構成するポジションセンサ(図示
せず)から発せられる位置信号Pと相似した信号である
(第3図a参照)。なお、第3図aにおいては、説明の
都合上、のこぎり波電流Iと位置信号Pの振幅は略同一
に描いている。従って、ガルバノメータミラー10の速度
信号Vは、第3図bに示すように、主走査速度を正の速
度とし、一方、帰線速度を負の速度と定義し、且つ縦軸
上の中央目盛を速度0とし、それより上方の目盛を正の
速度、下方の目盛を負の速度としたとき、前記位置信号
Pの主走査期間tmにおける速度、すなわち、主走査速度
Vmは略直線状となり、帰線期間ttにおける速度、すなわ
ち、帰線速度Vtは略U字状となる。この帰線速度Vtと主
走査速度Vmとの蓄積性蛍光体シートSに対する位置関係
を纏めて描いた図を第4図に示す。
第4図から容易に諒解されるように、帰線速度Vtの最大
値の絶対値は主走査速度Vmのそれに比べて略十数倍の速
度になっている。なお、この場合、帰線速度VtのU字の
形状は中心線33に対して略線対称な形状である。
値の絶対値は主走査速度Vmのそれに比べて略十数倍の速
度になっている。なお、この場合、帰線速度VtのU字の
形状は中心線33に対して略線対称な形状である。
ところで、主走査速度Vmに対して帰線速度Vtが略5倍以
上の速さである時には、蓄積性蛍光体シートSの読取開
始位置A0近傍(図中、α部)の帰線走査による画像情報
の削り取り量、すなわち、シェーディング量は10%程度
以下になり、これによって再生された画像は帰線走査の
影響が殆ど無視出来る程度の量であることが発明者によ
り確認されている。そこで、主走査線上の、蓄積性蛍光
体シートSの読取開始位置をA0点からA1点に変更すれ
ば、前記AOM、消去用ガルバノメータミラー等の機構に
よる帰線消去光学系は必要とされないことが諒解され
る。なお、読取開始位置A0、A1等の選択は、例えば、第
5図に示すように、前記ミラー14をハーフミラー30に代
替し、光ビームLの一部のみを通過させ、ハーフミラー
30の後方に読取開始位置検出用の光センサ32を配設し、
光ビームLの一部を検出し、さらに光センサ32の出力信
号を遅延時間の可変な遅延回路34によって遅延させる構
成とし、当該遅延回路34によって遅延した信号を基準に
同期信号(図示せず)を遅延してA/D変換器22を作動す
る構成とすればよい。この時、ハーフミラー30を使用し
たことに起因する蓄積性蛍光体シートSからの輝尽発光
光の光量のレベル低下は、例えば、フォトマルチプライ
ヤ20の感度を上げること、またはレーザ光源8のビーム
強度を強くすること等によって容易に補償出来る。
上の速さである時には、蓄積性蛍光体シートSの読取開
始位置A0近傍(図中、α部)の帰線走査による画像情報
の削り取り量、すなわち、シェーディング量は10%程度
以下になり、これによって再生された画像は帰線走査の
影響が殆ど無視出来る程度の量であることが発明者によ
り確認されている。そこで、主走査線上の、蓄積性蛍光
体シートSの読取開始位置をA0点からA1点に変更すれ
ば、前記AOM、消去用ガルバノメータミラー等の機構に
よる帰線消去光学系は必要とされないことが諒解され
る。なお、読取開始位置A0、A1等の選択は、例えば、第
5図に示すように、前記ミラー14をハーフミラー30に代
替し、光ビームLの一部のみを通過させ、ハーフミラー
30の後方に読取開始位置検出用の光センサ32を配設し、
光ビームLの一部を検出し、さらに光センサ32の出力信
号を遅延時間の可変な遅延回路34によって遅延させる構
成とし、当該遅延回路34によって遅延した信号を基準に
同期信号(図示せず)を遅延してA/D変換器22を作動す
る構成とすればよい。この時、ハーフミラー30を使用し
たことに起因する蓄積性蛍光体シートSからの輝尽発光
光の光量のレベル低下は、例えば、フォトマルチプライ
ヤ20の感度を上げること、またはレーザ光源8のビーム
強度を強くすること等によって容易に補償出来る。
さらに、発明者は前記U字形状の帰線速度Vtが第4図に
示すように中心線33に対して線対称の形状である場合に
主走査速度Vmの読取開始位置近傍の速度βを拡大する
と、第3図cに示すようにリンギング状の波形歪が存在
していることを確認している。この波形歪は、結果とし
て、再生画像上の該当部分で画像が伸縮したり明暗パタ
ーンが発生したりすることを意味するので画像品質を悪
化させることになる。そこで、この場合、制御回路16か
ら出力されるのこぎり波電流Iについて伝達特性を調整
することにより、第3図dに示すように、読取開始位置
付近の速度βのリンギング状の波形歪を略解消すること
が出来る。但し、この調整を行うと、帰線速度Vtは、第
4図の点線で示すように、主走査の終了点ASTOP付近で
は傾斜が大となり、主走査の読取開始位置A1付近では傾
斜が緩やかになり、波形の対称性は若干崩れることにな
るが、この場合においても、蓄積性蛍光体シートSの読
取開始位置を主走査速度Vmの5倍の帰線速度Vtとの交差
位置D1に係る読取開始位置A2に変更することにより、帰
線走査に係る画像情報の削り取りの影響を無視して画像
を忠実に再生することが出来る。なお、前記した実施態
様における読取開始位置の変更は遅延回路34を用いる代
わりに、蓄積性蛍光体シートSのサイズの節約のため、
蓄積性蛍光体シートSのみを矢印F方向(第4図参照)
に移動するよう構成してもよいことは勿論である。
示すように中心線33に対して線対称の形状である場合に
主走査速度Vmの読取開始位置近傍の速度βを拡大する
と、第3図cに示すようにリンギング状の波形歪が存在
していることを確認している。この波形歪は、結果とし
て、再生画像上の該当部分で画像が伸縮したり明暗パタ
ーンが発生したりすることを意味するので画像品質を悪
化させることになる。そこで、この場合、制御回路16か
ら出力されるのこぎり波電流Iについて伝達特性を調整
することにより、第3図dに示すように、読取開始位置
付近の速度βのリンギング状の波形歪を略解消すること
が出来る。但し、この調整を行うと、帰線速度Vtは、第
4図の点線で示すように、主走査の終了点ASTOP付近で
は傾斜が大となり、主走査の読取開始位置A1付近では傾
斜が緩やかになり、波形の対称性は若干崩れることにな
るが、この場合においても、蓄積性蛍光体シートSの読
取開始位置を主走査速度Vmの5倍の帰線速度Vtとの交差
位置D1に係る読取開始位置A2に変更することにより、帰
線走査に係る画像情報の削り取りの影響を無視して画像
を忠実に再生することが出来る。なお、前記した実施態
様における読取開始位置の変更は遅延回路34を用いる代
わりに、蓄積性蛍光体シートSのサイズの節約のため、
蓄積性蛍光体シートSのみを矢印F方向(第4図参照)
に移動するよう構成してもよいことは勿論である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、蓄積性蛍光体シートに
蓄積記録された画像情報を読み取る際、帰線速度が主走
査速度の所定倍になる蓄積性蛍光体シートの所定位置か
ら読み取りを開始するようにしている。このため、帰線
走査に起因する画像情報の削り取りの影響を殆ど無視出
来るものとすることが出来る。従って、帰線消去用のガ
ルバノメータミラーあるいは音響光学変調器等の機構を
必要としない。これにより、放射線画像情報読取装置を
簡略化することが出来ると共に、製造コストを大幅に低
減することが可能である。その上、帰線速度の変化形状
を工夫した形状とすることにより主走査速度の読取開始
位置付近の変動を可及的に低減して精緻な再生画像を得
ることが出来る。
蓄積記録された画像情報を読み取る際、帰線速度が主走
査速度の所定倍になる蓄積性蛍光体シートの所定位置か
ら読み取りを開始するようにしている。このため、帰線
走査に起因する画像情報の削り取りの影響を殆ど無視出
来るものとすることが出来る。従って、帰線消去用のガ
ルバノメータミラーあるいは音響光学変調器等の機構を
必要としない。これにより、放射線画像情報読取装置を
簡略化することが出来ると共に、製造コストを大幅に低
減することが可能である。その上、帰線速度の変化形状
を工夫した形状とすることにより主走査速度の読取開始
位置付近の変動を可及的に低減して精緻な再生画像を得
ることが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実地態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実地態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図a、bはガルバノメータミラーに供給されるのこ
ぎり波電流と蓄積性蛍光体シート上の走査の関係を説明
する説明図、 第2図は本発明方法を実地する放射線画像情報読取装置
の概略構成図、 第3図aはガルバノメータミラーに供給されるのこぎり
波電流等の波形図、 第3図bは第3図aに対応する走査速度を示す説明図、 第3図cは第3図bに示す走査速度を示す説明図の中、
主走査開始位置近傍の波形拡大図、 第3図dは第3図cに示す波形拡大図に描出する波形歪
を対策した後の波形拡大図、 第4図は走査速度と蓄積性蛍光体シートの相対位置を表
す説明図、 第5図は読取開始位置検出用の光センサを配設した放射
線画像情報読取装置の概略構成図である。 2……放射線画像情報読取装置 4……レーザ走査部、8……レーザ光源 10……ガルバノメータミラー 12……走査レンズ、14……ミラー 16……制御回路、18……光ガイド 20……フォトマルチプライヤ 22……A/D変換器、30……ハーフミラー 32……光センサ、34……遅延回路 P……位置信号、I……のこぎり波電流 L……光ビーム S……蓄積性蛍光体シート、Vm……主走査速度 Vt……帰線速度
ぎり波電流と蓄積性蛍光体シート上の走査の関係を説明
する説明図、 第2図は本発明方法を実地する放射線画像情報読取装置
の概略構成図、 第3図aはガルバノメータミラーに供給されるのこぎり
波電流等の波形図、 第3図bは第3図aに対応する走査速度を示す説明図、 第3図cは第3図bに示す走査速度を示す説明図の中、
主走査開始位置近傍の波形拡大図、 第3図dは第3図cに示す波形拡大図に描出する波形歪
を対策した後の波形拡大図、 第4図は走査速度と蓄積性蛍光体シートの相対位置を表
す説明図、 第5図は読取開始位置検出用の光センサを配設した放射
線画像情報読取装置の概略構成図である。 2……放射線画像情報読取装置 4……レーザ走査部、8……レーザ光源 10……ガルバノメータミラー 12……走査レンズ、14……ミラー 16……制御回路、18……光ガイド 20……フォトマルチプライヤ 22……A/D変換器、30……ハーフミラー 32……光センサ、34……遅延回路 P……位置信号、I……のこぎり波電流 L……光ビーム S……蓄積性蛍光体シート、Vm……主走査速度 Vt……帰線速度
Claims (2)
- 【請求項1】放射線画像情報が蓄積記録されている蓄積
性蛍光体シート上をガルバノメータミラーで偏向させた
励起光により主走査させると共に、前記主走査の方向と
略直角な方向に前記シートを搬送して副走査を行い、前
記励起光の主走査を受けた前記シートの箇所から発する
輝尽発光光を光検出器によって光電的に読み取る放射線
画像情報の読み取り方法において、 前記主走査速度が一定であり、 前記蓄積性蛍光体シートの主走査区間の読取開始位置
を、帰線速度が主走査速度の5倍以上となる位置に設定
することを特徴とする放射線画像情報読取方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲1記載の方法において、 前記主走査後半部に対応する帰線速度の変化の割合を主
走査前半部に対応する変化の割合に比べて急峻にしてな
ることを特徴とする放射線画像情報読取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62317066A JPH0734100B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 放射線画像情報読取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62317066A JPH0734100B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 放射線画像情報読取方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01156732A JPH01156732A (ja) | 1989-06-20 |
| JPH0734100B2 true JPH0734100B2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=18084042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62317066A Expired - Lifetime JPH0734100B2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | 放射線画像情報読取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734100B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62137966A (ja) * | 1985-12-12 | 1987-06-20 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線画像情報読取装置 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP62317066A patent/JPH0734100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01156732A (ja) | 1989-06-20 |
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